JP4198909B2 - 番組データ配信システム、管理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
放送番組の番組データを配信するための番組データ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、周知のコンピュータシステムを利用して放送番組を録画し、番組データとして保存することが行われている。これによって、保存された番組データに基づいて放送番組を後から視聴することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ある利用者が放送番組の録画を忘れてしまった場合でも、他の利用者が放送番組を録画していることはあるので、その放送番組の番組データが記録された記録媒体を借りたり、番組データをネットワーク経由で送信してもらうことによって番組データを入手できれば、この番組データに基づいて放送番組を後から視聴することができる。しかし、利用者が、放送番組を録画した他の利用者を探すようなことは容易ではないため、番組データを簡単に入手することができなかった。
【0004】
本発明は、従来よりも簡単に番組データを入手することのできる番組データ配信システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記問題を解決するため第1の構成に係る番組データ配信システムは、
放送番組を録画して番組データとして保存する録画機能を有する録画装置と、
前記番組データに基づいて放送番組を再生する再生機能を有する再生装置と、
前記録画装置および前記再生装置との間でデータ通信可能な管理装置とを備える番組データ配信システムであって、
前記管理装置が、前記録画装置により録画された放送番組である録画済番組をデータベースに登録しており、
前記再生装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストの配信を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記データベースに登録されている前記録画済番組を含む放送番組のリストを当該再生装置へ配信して、
放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて当該放送番組のリストに含まれる前記録画済番組の視聴を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記再生装置から視聴を要求された前記録画済番組の前記番組データの送信を前記録画装置に要求して、該録画装置が、前記管理装置から要求された前記番組データを前記管理装置に送信して、該管理装置が、前記録画装置から送信されてきた前記番組データを当該再生装置へ配信する
ことを特徴とする。
【0006】
このように構成された番組データ配信システムによれば、再生装置から放送番組のリストの配信を要求された管理装置が、録画済番組、つまり、録画装置により録画された放送番組を含む放送番組のリストを再生装置に配信する。そして、再生装置から、放送番組のリストに含まれる録画済番組の視聴を管理装置に要求することによって、この録画済番組の番組データが管理装置経由で録画装置から再生装置へ配信される。そのため、利用者は、再生装置を操作して、録画済番組の視聴を管理装置に要求するだけで番組データを簡単に入手することができる。
【0007】
なお、上述した録画装置は、番組データに基づいて放送番組を再生する再生機能を有していてもよく、再生装置として機能するように構成してもよい。
また、上述した再生装置は、放送番組を録画して番組データとして保存する録画機能を有していてもよく、録画装置として機能するように構成してもよい。
【0008】
また、上述した管理装置は、録画装置により録画された放送番組である録画済番組をデータベースに登録しているが、このように録画済番組をデータベースに登録するための構成は特に限定されない。例えば、第2の構成のように、
前記録画装置が、放送番組を録画する際に、少なくとも録画する放送番組を特定可能な特定データを前記管理装置に送信して、
前記特定データを受信した管理装置が、当該特定データで特定される放送番組を前記データベースに登録し、その後、該データベースに登録されている1以上の放送番組のうち放送が終了した放送番組を前記録画済番組とするといった構成を考えることができる。
【0009】
この番組データ配信システムにおいて、録画装置が放送番組を録画する際、管理装置に送信する特定データは、録画が行われる前、例えば、放送番組の録画予約を行ったときなどに送信されるデータである。
また、データベースに登録されている放送番組のうち放送が終了した放送番組を録画済番組とするためには、例えば、新たに録画済番組として登録し直せばよい。
【0010】
このように構成された番組データ配信システムによれば、録画装置から送信される特定データに基づいて、録画済番組をデータベースに登録することができる。
ところで、上述したデータベースには、録画済番組だけでなく、録画装置によって録画される予定の放送番組も登録されている。そのため、第3の構成に係る番組データ配信システムのように、
前記再生装置から放送番組のリストを要求された前記管理装置が、前記データベースに登録されている放送番組のうち放送が終了していない放送番組について、該放送番組が録画される予定の放送番組である旨が記載された放送番組のリストを当該再生装置に配信するように構成するとよい。
【0011】
このように構成された番組データ配信システムによれば、再生装置を利用する利用者が、録画装置によって録画される予定の放送番組、つまり、以降に番組データの配信を受けることができるようになる放送番組をあらかじめ確認することができる。
【0012】
なお、上述した第2または第3の構成に係る番組データ配信システムにおいては、1以上の録画装置を備えていればよいが、特に、複数の録画装置を備えている場合、第4の構成に係る番組データ配信システムのように、
複数の前記録画装置を備えており、
前記録画装置が、放送番組を録画する際に、少なくとも録画する放送番組と前記録画装置自身とを特定可能な特定データを前記管理装置に送信して、
前記特定データを受信した前記管理装置が、当該特定データで特定される放送番組および前記録画装置を対応づけた状態で前記データベースに登録し、該データベースに登録されている1以上の放送番組のうち放送が終了した放送番組を前記録画済番組としていき、その後、放送番組のリストの配信を前記再生装置から要求された際に、前記データベースに登録されている1以上の放送番組のうち前記録画済番組を含む放送番組のリストを当該再生装置へ配信して、
放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて当該放送番組のリストに含まれる前記録画済番組の視聴を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記データベースに登録されている前記録画装置のうち、前記再生装置から視聴を要求された前記録画済番組に対応する前記録画装置に、前記番組データの送信を要求するように構成するとよい。
【0013】
この番組データ配信システムにおいて、録画装置が放送番組を録画する際、管理装置に送信する特定データは、録画が行われる前、例えば、放送番組の録画予約を行った後などに送信されるデータである。
このように構成された番組データ配信システムによれば、録画済番組と、この録画済番組を録画した録画装置とが対応づけられた状態でデータベースに登録されている。そのため、管理装置は、このデータベースによって、視聴を要求された録画済番組を録画した録画装置を特定することができ、この録画済番組を録画している録画装置に対してのみ番組データの送信を要求することができる。
【0014】
また、録画済番組をデータベースに登録するための別の構成として、第5の構成のように、
前記録画装置が、放送番組を録画した際に、少なくとも録画した放送番組である前記録画済番組を特定可能な特定データを前記管理装置に送信して、
前記特定データを受信した前記管理装置が、当該特定データで特定される前記録画済番組をデータベースに登録するといった構成を考えることができる。
【0015】
このように構成された番組データ配信システムによれば、録画装置から送信される特定データに基づいて、録画済番組をデータベースに登録することができる。
なお、上述した第5の構成に係る番組データ配信システムにおいては、1以上の録画装置を備えていればよいが、特に、複数の録画装置を備えている場合、第6の構成に係る番組データ配信システムのように、
複数の前記録画装置を備えており、
前記録画装置が、放送番組を録画した際に、少なくとも録画した放送番組である前記録画済番組と前記録画装置自身とを特定可能な特定データを前記管理装置に送信して、
前記特定データを受信した前記管理装置が、当該特定データで特定される前記録画済番組および前記録画装置を対応づけた状態で前記データベースに登録し、その後、放送番組のリストの配信を前記再生装置から要求された際に、前記データベースに登録されている前記録画済番組を含む放送番組のリストを当該再生装置へ配信して、
放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて当該放送番組のリストに含まれる前記録画済番組の視聴を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記データベースに登録されている前記録画装置のうち、前記再生装置から視聴を要求された前記録画済番組に対応する前記録画装置に、前記番組データの送信を要求するように構成するとよい。
【0016】
この番組データ配信システムにおいて、録画装置が、放送番組を録画した際、管理装置に送信する特定データは、放送番組を録画した後に送信されるデータである。
このように構成された番組データ配信システムによれば、録画済番組と、この録画済番組を録画した録画装置とが対応づけられた状態でデータベースに登録されている。そのため、管理装置は、このデータベースによって、視聴を要求された録画済番組を録画した録画装置を特定することができ、この録画済番組を録画している録画装置に対してのみ番組データの送信を要求することができる。
【0017】
また、第7の構成に係る番組データ配信システムは、
放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストを構成する放送番組の録画を前記管理装置に依頼した後、該管理装置が、前記再生装置から録画を依頼された放送番組を録画依頼番組としてデータベースに登録しておき、
その後、前記録画装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストの配信を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記データベースに登録されている前記録画依頼番組を含む放送番組のリストであって、該録画依頼番組の録画を依頼する旨が記載された放送番組のリストを当該録画装置へ配信する
ことを特徴とする。
【0018】
このように構成された番組データ配信システムによれば、再生装置から、放送番組のリストを構成する放送番組の録画を、録画装置を利用する利用者に管理装置経由で依頼することができる。これによって、録画装置を利用する利用者が、録画を依頼された放送番組を録画装置により録画した場合には、その後、再生装置を利用する利用者が、録画を依頼した放送番組の番組データを入手することができる。
【0019】
さらに、この場合、前記録画装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストの配信を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、1以上の放送番組で構成される放送番組のリストを前記録画装置へ配信して、放送番組のリストを受信した前記録画装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストを構成する放送番組を録画する旨を前記管理装置に通知した後、該管理装置が、前記録画装置から録画する放送番組として通知された放送番組を録画するために必要な録画用データを前記録画装置に送信して、前記録画用データを受信した前記録画装置が、当該録画用データに基づいて放送番組の録画を行うように構成されているとよい。
【0020】
このように構成されていれば、録画装置を利用する利用者は、放送番組のリストを利用して放送番組の録画を行うことになる。そのため、この放送番組のリストに録画依頼番組が含まれていれば、録画装置を利用する利用者が、自身が録画を希望する放送番組と同時に録画依頼番組を録画してくれることを期待できる。
【0021】
また、第8の構成に係る番組データ配信システムは、
放送番組を録画して番組データとして保存する録画機能を有する管理装置と、
前記番組データに基づいて放送番組を再生する再生機能を有する複数の再生装置とを備え、
前記管理装置が前記再生装置とデータ通信可能に構成された番組データ配信システムであって、
前記複数の再生装置のうちいずれかの前記再生装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストの配信を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、1以上の放送番組で構成される放送番組のリストを当該再生装置へ配信して、
放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストを構成する放送番組の録画を前記管理装置に要求した後、該管理装置が、前記再生装置から録画を要求された放送番組を録画して前記番組データとして保存すると共に、当該録画した放送番組を録画済番組としてデータベースに登録して、
その後、前記複数の再生装置のうちいずれかの前記再生装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストの配信を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記データベースに登録されている前記録画済番組を含む放送番組のリストを当該再生装置へ配信して、
放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストに含まれる前記録画済番組の視聴を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記再生装置から視聴を要求された前記録画済番組の前記番組データを当該再生装置へ配信する
ことを特徴とする。
【0022】
このように構成された番組データ配信システムによれば、再生装置から放送番組のリストの配信を要求された管理装置が、自身が録画した録画済番組を含む放送番組のリストを再生装置に配信する。そして、再生装置から、放送番組のリストに含まれる録画済番組の視聴を管理装置に要求することによって、この録画済番組の番組データが管理装置から再生装置へ配信される。そのため、利用者は、再生装置を操作して、録画済番組の視聴を管理装置に要求するだけで番組データを簡単に入手することができる。
【0023】
さらに、管理装置が再生装置から録画を要求された放送番組を録画して、こうして録画された放送番組の番組データを管理装置から再生装置へ配信することができる。そのため、利用者が録画機能を有する装置を所有していなくても放送番組を管理装置によって録画することができ、こうして録画した放送番組の番組データを入手することができる。
【0024】
また、第9の構成に係る番組データ配信システムは、
前記再生装置が、2以上の異なる放送地域のうちいずれかの放送地域で放送される放送番組のリストを前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記再生装置から要求された放送地域で放送される放送番組のリストを当該再生装置へ配信する
ことを特徴とする。
【0025】
この番組データ配信システムにおける放送地域とは、例えば、テレビなどの地上波放送において同一の放送番組が放送される地域のことである。
このように構成された番組データ配信システムによれば、再生装置を利用する利用者は、自身の居住する放送地域とは異なる放送地域における放送番組のリストの配信を受けることができる。そのため、このような放送地域における放送番組のリストの中に、利用者が視聴を希望する録画済番組が含まれている場合、利用者は、この録画済番組の番組データを入手することができる。さらに、第7の構成のように放送番組の録画を依頼できる構成であれば、自身の居住する放送地域と異なることから録画することができない放送番組の録画を依頼することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について例を挙げて説明する。
[第1実施形態]
[全体構成]
番組データ配信システム1は、図1に示すように、管理コンピュータ10、複数の利用者側端末20、などで構成される。なお、管理コンピュータ10と利用者側端末20は、インターネット30を介して接続されている。
【0027】
管理コンピュータ(本発明における管理装置)10は、周知のコンピュータシステムで構成され、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスク(以降、HDとする)14、ディスプレイ15、キーボード16、マウス17、通信装置18などを備えている。
【0028】
また、この管理コンピュータ10には、管理コンピュータ10をウェブサーバーとして機能させるためのアプリケーションソフトが組み込まれている。これによって、管理コンピュータ10は、インターネット30を介してウェブページの配信要求を受けたり、配信要求に応じてウェブページを配信することができる。管理コンピュータ10が配信可能なウェブページとしては、縦軸に放送時刻、横軸に放送チャネルをとって複数の放送番組の表示領域を格子状に配列した放送番組のリストが記載されたウェブページである番組ガイド、後述する番組データ転送処理において配信される配信準備ウェブページなどがHD14に記憶されている。
【0029】
また、管理コンピュータ10の備えるHD14には、利用者側端末20により録画予約された放送番組を登録した録画番組データベースが記憶されている。この録画番組データベースは、図2に示すように、利用者側端末20に割り当てられた利用者コード、この利用者側端末20により録画予約された放送番組に割り当てられた番組コード、および、録画状態フラグが対応づけられた状態で登録されている。このうち、録画状態フラグには、録画予約された放送番組の放送終了時刻を過ぎていなければ「0」がセットされる。そして、放送番組の放送終了時刻を過ぎると「1」がセットされるように構成されている。
【0030】
さらに、HD14には、利用者側端末20から録画を依頼された放送番組(以降、録画依頼番組とする)に割り当てられた番組コードを登録した依頼番組データベースが記憶されている。
利用者側端末(本発明における録画装置および再生装置)20は、周知のコンピュータシステムで構成され、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク(以降、HDとする)24、ディスプレイ25、キーボード26、マウス27、通信装置28、テレビチューナ29などを備えている。
【0031】
また、この利用者側端末20には、インターネット30を介してウェブページの配信を要求したり、インターネット30を介して配信されてきたウェブページをディスプレイ25に表示するウェブブラウザが組み込まれている。
さらに、この利用者側端末20には、テレビチューナ29によって受信された放送番組を録画し、録画された放送番組の番組データをHD24内に記憶する処理と、HD24内に記憶された番組データに基づいて放送番組を再生する処理とを実行するアプリケーションソフトが組み込まれている。
【0032】
[管理コンピュータ10の番組ガイド配信処理]
まず、管理コンピュータ10により実行される番組ガイド配信処理を図3に基づいて説明する。この番組ガイド配信処理は、利用者側端末20から番組ガイドの配信要求を受けた後に開始される。
【0033】
まず、管理コンピュータ10は、番組ガイドの配信要求を受けた時間および前後1時間の放送番組で構成される番組ガイドを読み出す(s11)。この処理においては、縦軸に放送時刻、横軸に放送チャネルをとって複数の放送番組の表示領域を格子状に配列した放送番組のリストが読み出される。
【0034】
次に、管理コンピュータ10は、s11の処理で読み出された番組ガイドを構成する全ての放送番組のうち、利用者側端末20により録画予約された放送番組を特定する(s12)。この処理においては、録画番組データベースを利用して、録画予約された放送番組が特定される。録画番組データベースには、利用者側端末20に割り当てられた利用者コードと、この利用者側端末20により録画予約された放送番組に割り当てられた番組コードとが対応づけられた状態で登録されている。そのため、番組ガイドを構成する全ての放送番組のうち、割り当てられている番組コードが録画番組データベース中の番組コードと一致する放送番組が、利用者側端末20により録画予約されている放送番組として特定される。
【0035】
次に、管理コンピュータ10は、s12の処理で特定された放送番組のうち、録画が終了している放送番組(以降、録画済番組とする)を特定する(s13)。この処理においても、録画番組データベースを利用して録画済番組が特定される。録画番組データベースには、利用者コードおよび番組コードだけでなく録画状態フラグも登録されている。この録画状態フラグは、放送終了時刻を過ぎていなければ「0」がセットされ、放送終了時刻を過ぎていれば「1」がセットされている。そのため、s12の処理で特定された放送番組のうち、割り当てられた番組コードに対応する録画状態フラグが「1」となっている放送番組が、録画済番組として特定される。
【0036】
次に、管理コンピュータ10は、s13の処理で特定された録画済番組に対応する番組ガイドの表示領域にダウンロードボタンb1を付加する(s14)。このダウンロードボタンb1は、後述する番組ガイド操作処理において利用者側端末20から、番組データの配信を要求する際に利用されるものである。
【0037】
次に、管理コンピュータ10は、s11の処理で読み出された番組ガイドを構成する全ての放送番組のうち、録画依頼番組(利用者側端末20から録画を依頼されている番組)を特定する(s15)。この処理においては、依頼番組データベースを利用して録画依頼番組が特定される。依頼番組データベースには、録画依頼番組に割り当てられた番組コードが登録されている。そのため、s11の処理で読み出された番組ガイドを構成する全ての放送番組のうち、割り当てられている番組コードが依頼番組データベース中の番組コードと一致する放送番組が、録画依頼番組として特定される。
【0038】
次に、管理コンピュータ10は、s15の処理で特定された録画依頼番組に対応する番組ガイドの表示領域に、録画が依頼されている旨のメッセージm1を付加する(s16)。
次に、管理コンピュータ10は、放送終了時刻が過ぎていない放送番組に対応する番組ガイドの表示領域に、録画予約ボタンb2および録画依頼ボタンb3を付加する(s17)。この録画予約ボタンb2は、後述する番組ガイド操作処理において利用者側端末20によって放送番組を録画予約する際に利用されるものである。また、録画依頼ボタンb3は、後述する番組ガイド操作処理において利用者側端末20から放送番組の録画を依頼する際に利用されるものである。
【0039】
こうして、図4に示したように、ダウンロードボタンb1、録画予約ボタンb2、録画依頼ボタンb3、および、メッセージm1が付加された番組ガイドが作成されたことになる。
そして、管理コンピュータ10は、利用者側端末20に番組ガイドを配信する(s18)。
【0040】
[利用者側端末20の番組ガイド操作処理]
次に、利用者側端末20により実行される番組ガイド操作処理を図5に基づいて説明する。この番組ガイド操作処理は、管理コンピュータ10に番組ガイドの配信を要求した後に開始される。
【0041】
まず、利用者側端末20は、管理コンピュータ10から配信されてきた番組ガイドを受信する(s21)。ここで受信される番組ガイドは、図3におけるs18の処理で管理コンピュータ10から配信されてくるものである。
次に、利用者側端末20は、s21の処理で受信した番組ガイドをディスプレイ25に表示する(s22)。この処理においては、縦軸に放送時刻、横軸に放送チャネルをとって複数の番組の表示領域を格子状に配列した番組ガイドが表示される(図4参照)。この番組ガイドを構成する各番組の表示領域のうち、放送終了時刻が過ぎている放送番組の表示領域のいくつかには、ダウンロードボタンb1が付加されている。また、番組ガイドを構成する各表示領域のうち、放送終了時刻が過ぎていない放送番組の表示領域には、録画予約ボタンb2および録画依頼ボタンb3が付加されている。さらに、放送終了時刻が過ぎていない放送番組の表示領域のいくつかには、録画が依頼されている旨のメッセージm1が付加されている。こうして、ディスプレイ25に番組ガイドが表示された後、利用者は、番組ガイドを構成する各表示領域に付加されているダウンロードボタンb1、録画予約ボタンb2、または、録画依頼ボタンb3を選択する操作を実行することができる。また、このとき、利用者は、本番組ガイド操作処理を終了するための操作(例えば、ウェブブラウザを終了させる操作、利用者側端末20自体の動作を終了させる操作など)を実行することもできる。
【0042】
次に、利用者側端末20は、入力操作が実行されるまで待機する(s23:NO)。この処理において利用者側端末20は、番組ガイドに付加されているダウンロードボタンb1、録画予約ボタンb2、または、録画依頼ボタンb3を選択する操作、または、本番組ガイド操作処理を終了するための操作が実行されるまで待機する。
【0043】
このs23の処理において入力操作が実行された際(s23:YES)、この入力操作が、ダウンロードボタンb1を選択する操作である場合(s24:YES)、利用者側端末20は、配信要求データを管理コンピュータ10に送信する(s25)。この配信要求データは、対応する放送番組の番組データの配信を要求するためのデータであって、ダウンロードボタンb1が付加された表示領域の放送番組に割り当てられた番組コードで構成されるデータである。この配信要求データを受信した管理コンピュータ10からは、後述する番組データ配信処理において番組データの配信準備ができた際に、番組データの配信準備ができたことを示す配信準備ウェブページが配信されてくる。
【0044】
次に、利用者側端末20は、配信準備ウェブページを受信して、ディスプレイ25に表示する(s26)。この処理においては、番組データのダウンロードを開始するための開始ボタンを有するウェブページが表示される。ここで、利用者は、開始ボタンを選択する操作を実行することができる。
【0045】
次に、利用者側端末20は、開始ボタンを選択する操作が実行されるまで待機して(s27:NO)、開始ボタンを選択する操作が実行されたら(s27:YES)、配信開始データを管理コンピュータ10に送信する(s28)。この配信開始データを受信した管理コンピュータ10からは、番組データが配信されてくる。
【0046】
そして、利用者側端末20は、管理コンピュータ10から配信されてきた番組データを受信する(s29)。こうして、管理コンピュータ10から配信されてきた番組データがHD24に記憶される。
また、s23の処理において行われた入力操作が、録画予約ボタンb2を選択する操作である場合(s24:NO、s30:YES)、利用者側端末20は、録画通知データを管理コンピュータ10に送信する(s31)。この録画通知データは、対応する放送番組の録画予約を行うことを通知するためのデータであって、録画予約ボタンb2が付加された表示領域の放送番組を特定可能なデータである。この録画通知データを受信した管理コンピュータ10からは、録画通知データで特定される放送番組を録画するために必要な録画予約用データが送信されてくる。なお、録画予約用データは、放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャネルなどで構成されるデータである。
【0047】
次に、利用者側端末20は、管理コンピュータ10から送信されてきた録画予約用データを受信する(s32)。
次に、利用者側端末20は、s32の処理で受信した録画予約用データに基づいて放送番組の録画予約を行う(s33)。この処理では、s32の処理で受信された録画予約用データに基づいて録画開始時刻、録画終了時刻、および、録画する放送チャネルが設定される。
【0048】
そして、利用者側端末20は、予約終了データを管理コンピュータ10に送信する(s34)。この予約終了データ(本発明における特定データ)は、s33の処理において録画予約に関わる設定が終了ことを通知するためのデータであって、利用者側端末20自身に割り当てられた利用者コード、および、録画予約を行った放送番組に割り当てられた番組コードで構成されるデータである。この予約終了データを受信した管理コンピュータ10では、予約終了データを構成する番組コードと利用者コードとが対応づけられた状態で録画番組データベースに登録される(図2参照)。
【0049】
こうして録画予約が行われた後、利用者側端末20は、s33の処理で行われた録画予約に関わる設定に基づいて、録画開始時刻から録画終了時刻まで放送番組を録画して、HD24に番組データとして記憶する。
また、s23の処理において実行された操作が、録画依頼ボタンb3を選択する操作である場合(s24:NO、s30:NO、s35:YES)、利用者側端末20は、録画依頼データを管理コンピュータ10に送信する(s36)。この録画依頼データは、対応する放送番組の録画を依頼するためのデータであって、録画依頼ボタンb3が付加された表示領域の放送番組に割り当てられた番組コードで構成されるデータである。この録画依頼データを受信した管理コンピュータ10では、録画依頼データを構成する番組コードが依頼番組データベースに登録される。
【0050】
こうして、s29の処理、s34の処理、または、s36の処理を行った後、s23の処理へ戻る。
また、s23の処理において実行された入力操作が、本番組ガイド操作処理を終了するための操作である場合(s24:NO、s30:NO、s35:NO)、本番組ガイド操作処理を終了する。
【0051】
[管理コンピュータ10の番組データ転送処理]
次に、管理コンピュータ10により実行される番組データ転送処理を図6に基づいて説明する。この番組データ転送処理は、図5におけるs25の処理で、利用者側端末20が送信した配信要求データを受信(図7における矢印a参照)した後に開始される。なお、本番組データ転送処理においては、配信要求データを送信してきた利用者側端末20を以降、転送先端末20aとする。
【0052】
まず、管理コンピュータ10は、配信要求データを構成する番組コードの放送番組を録画している利用者側端末20を特定する(s41)。この処理においては、録画番組データベースを利用して、放送番組を録画している利用者側端末20が特定される。録画番組データベースには、利用者側端末20に割り当てられた利用者コードと、この利用者側端末20により録画予約が行われた放送番組に割り当てられた番組コードとが対応づけられた状態で登録されている。そのため、録画番組データベース中の利用者コードのうち、配信要求データを構成する番組コードに対応する利用者コードに基づいて、この利用者コードが割り当てられている利用者側端末20が、配信要求データを構成する番組コードの放送番組を録画している利用者側端末20として特定される。なお、このs41の処理において特定された利用者側端末20を以降、転送元端末20bとする。
【0053】
次に、管理コンピュータ10は、s41の処理で特定された転送元端末20bに送信要求データを送信(図7における矢印b参照)する(s42)。この処理においては、s41の処理で特定された利用者コードが割り当てられた転送元端末20bに送信要求データが送信される。この送信要求データは、転送元端末20bに番組データの送信を要求するためのデータであって、配信要求データを構成する番組コードで構成されるデータである。この送信要求データを受信した転送元端末20bからは、送信要求データを構成する番組コードが割り当てられた放送番組の番組データが送信されてくる。なお、s41の処理において転送元端末20bが複数特定されている場合には、ランダムに選ばれた1の転送元端末20bに対して送信要求データを送信する。
【0054】
次に、管理コンピュータ10は、転送元端末20bから送信されてきた番組データを受信(図7における矢印c参照)する(s43)。
次に、管理コンピュータ10は、転送先端末20aに配信準備ウェブページを配信する(s44)。この配信準備ウェブページは、番組データの配信準備が完了したことを転送先端末20aに通知するためのウェブページであって、図5におけるs26の処理で転送先端末20aが受信するウェブページである。この配信準備ウェブページを受信した転送先端末20aからは、配信準備ウェブページの有する開始ボタンを選択する操作が実行された後、配信開始データが送信されてくる(図5におけるs28の処理)。
【0055】
そして、管理コンピュータ10は、転送先端末20aから配信開始データを受信するまで待機して(s45:NO)、配信開始データを受信したら(s45:YES)、番組データを転送先端末20aへ配信(図7における矢印d参照)する(s46)。この番組データは、図5におけるs29の処理で転送先端末20aが受信するデータである。
【0056】
[第1実施形態の効果]
このように構成された番組データ配信システム1によれば、番組ガイドの配信を要求された管理コンピュータ10が、録画済番組に対応する表示領域にダウンロードボタンb1の付加された番組ガイドを配信する。そして、利用者側端末20(転送先端末20a)を操作する利用者により、番組ガイド中のダウンロードボタンb1を選択する操作が実行されることによって、このダウンロードボタンb1に対応する放送番組の番組データが、管理コンピュータ10経由で転送元端末20bから転送先端末20aへ転送される。そのため、利用者は、利用者側端末20(転送先端末20a)によって、番組ガイドの有するダウンロードボタンb1を選択する操作を実行するだけで、番組データを簡単に入手することができる。
【0057】
また、図5におけるs33の処理で利用者側端末20により録画予約された後、この利用者側端末20から、録画予約された放送番組の番組コードで構成される予約終了データが管理コンピュータ10に送信される。そのため、管理コンピュータ10は、この予約終了データに基づいて、録画予約された放送番組を録画番組データベースに登録することができる。そのため、管理コンピュータ10は、この録画番組データベースによって、配信要求データ(図5におけるs25の処理)により配信を要求された番組データの放送番組を録画した利用者側端末20(転送元端末20b)を特定することができ、この放送番組を録画している利用者側端末20に対してのみ番組データの送信を要求することができる。
【0058】
また、管理コンピュータ10から配信される番組ガイドには、録画依頼ボタンb3が付加されている。そして、利用者側端末20を操作する利用者(依頼元)は、この録画依頼ボタンb3を選択する操作を行うことによって(図5におけるs30の処理)、以降に番組ガイドの配信を受けた他の利用者側端末20を利用する利用者(依頼先)に、対応する放送番組の録画を依頼することができる。これによって、他の利用者側端末20を利用する利用者(依頼先)が、録画を依頼された放送番組を録画した場合には、その後、録画を依頼した利用者(依頼元)が、依頼した放送番組の番組データを入手することができるようになる。特に、本実施形態では、番組ガイドを利用して放送番組を録画予約するように構成されているため、この番組ガイドに録画を依頼するメッセージm1が記載されている場合に、他の利用者側端末20を利用する利用者(依頼先)が、自身が録画を希望する放送番組と同時に依頼されたを録画してくれることを期待できる。
【0059】
[第2実施形態]
[全体構成]
番組データ配信システム2は、図8に示すように、管理コンピュータ10、複数の利用者側端末20などで構成される。なお、管理コンピュータ10と利用者側端末20は、インターネット30を介して接続されている。
【0060】
管理コンピュータ(本発明における管理装置)10は、周知のコンピュータシステムで構成され、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスク14、ディスプレイ15、キーボード16、マウス17、通信装置18、テレビチューナ19などを備えている。
【0061】
また、この管理コンピュータ10には、テレビチューナ19によって受信された放送番組を録画し、録画された放送番組の番組データをハードディスク(以降、HDとする)14内に記憶する処理を実行するアプリケーションソフトが組み込まれている。このアプリケーションソフトは、まず、後述する番組ガイド操作処理で利用者側端末20からの送信されてきた録画要求データに基づいて放送番組を録画予約を行い、その後、録画予約に関わる設定に基づいて放送番組を録画するように構成されている。
【0062】
さらに、この管理コンピュータ10には、管理コンピュータ10をウェブサーバーとして機能させるためのアプリケーションソフトが組み込まれている。これによって、管理コンピュータ10は、インターネット30を介してウェブページの配信要求を受けたり、配信要求に応じてウェブページを配信することができる。管理コンピュータ10が配信可能なウェブページとしては、縦軸に放送時刻、横軸に放送チャネルをとって複数の放送番組の表示領域を格子状に配列した放送番組のリストが記載されたウェブページである番組ガイドなどがHD14に記憶されている。
【0063】
また、管理コンピュータ10の備えるHD14には、録画予約した放送番組が登録された録画番組データベースが記憶されている。この録画番組データベースは、放送番組に割り当てられた番組コード、および、録画状態フラグが対応づけられた状態で登録されている。この録画状態フラグは、第1実施形態における録画状態フラグと同様のものである。
【0064】
利用者側端末(本発明における再生装置)20は、周知のコンピュータシステムで構成され、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、ディスプレイ25、キーボード26、マウス27、通信装置28などを備えている。また、この利用者側端末20には、インターネット30を介してウェブページの配信を要求したり、インターネット30を介して配信されてきたウェブページをディスプレイ25に表示するウェブブラウザが組み込まれている。さらに、この利用者側端末20には、放送番組を録画した番組データに基づいて、放送番組を再生する処理を実行するアプリケーションソフトが組み込まれている。
【0065】
[管理コンピュータ10の番組ガイド配信処理]
まず、管理コンピュータ10により実行される番組ガイド配信処理を図9に基づいて説明する。この番組ガイド配信処理は、利用者側端末20から番組ガイドの配信要求を受けた後に開始される。
【0066】
まず、管理コンピュータ10は、番組ガイドの配信要求を受けた時間および前後1時間の放送番組で構成される番組ガイドを読み出す(s51)。この処理においては、縦軸に放送時刻、横軸に放送チャネルをとって複数の放送番組の表示領域を格子状に配列した放送番組のリストが読み出される。
【0067】
次に、管理コンピュータ10は、s51の処理で読み出された番組ガイドを構成する全ての放送番組のうち、録画予約した放送番組を特定する(s52)。この処理においては、録画番組データベースを利用して、録画予約された放送番組が特定される。録画番組データベースには、録画予約した放送番組に割り当てられた番組コードが登録されている。そのため、番組ガイドを構成する全ての放送番組のうち、割り当てられている番組コードが録画番組データベース中の番組コードと一致する放送番組が、録画予約した放送番組として特定される。
【0068】
次に、管理コンピュータ10は、s52の処理で特定された放送番組のうち、録画が終了している放送番組(以降、録画済番組とする)を特定する(s53)。この処理においても、録画番組データベースを利用して録画済番組が特定される。録画番組データベースには、番組コードだけでなく録画状態フラグも登録されている。この録画状態フラグは、放送終了時刻を過ぎていなければ「0」がセットされ、放送終了時刻を過ぎていれば「1」がセットされている。そのため、s52の処理で特定された放送番組のうち、割り当てられた番組コードに対応する録画状態フラグが「1」となっている放送番組が、録画済番組として特定される。
【0069】
次に、管理コンピュータ10は、s53の処理で特定された録画済番組に対応する番組ガイドの表示領域にダウンロードボタンb1を付加する(s54)。このダウンロードボタンb1は、後述する番組ガイド操作処理において利用者側端末20から、番組データの配信を要求する際に利用されるものである。
【0070】
次に、管理コンピュータ10は、放送終了時刻が過ぎていない放送番組に対応する番組ガイドの表示領域に、録画要求ボタンb4を付加する(s55)。この録画要求ボタンb4は、後述する番組ガイド操作処理において利用者側端末20によって放送番組の録画を要求する際に利用されるものである。
【0071】
こうして、ダウンロードボタンb1、および、録画要求ボタンb4が付加された番組ガイドが作成されたことになる(図10参照)。
そして、管理コンピュータ10は、利用者側端末20に番組ガイドを配信する(s56)。
【0072】
[利用者側端末20の番組ガイド操作処理]
次に、利用者側端末20により実行される番組ガイド操作処理を図11に基づいて説明する。この番組ガイド操作処理は、管理コンピュータ10に番組ガイドの配信を要求した後に開始される。
【0073】
まず、利用者側端末20は、管理コンピュータ10から配信されてきた番組ガイドを受信する(s61)。ここで受信される番組ガイドは、図9におけるs56の処理で管理コンピュータ10から配信されてくるものである。
次に、利用者側端末20は、s61の処理で受信した番組ガイドをディスプレイ25に表示する(s62)。この処理においては、縦軸に放送時刻、横軸に放送チャネルをとって複数の番組の表示領域を格子状に配列した番組ガイドが表示される。この番組ガイドを構成する各番組の表示領域のうち、放送終了時刻が過ぎている放送番組の表示領域のいくつかには、ダウンロードボタンb1が付加されている。また、番組ガイドを構成する各表示領域のうち、放送終了時刻が過ぎていない放送番組の表示領域には、録画要求ボタンb4が付加されている。こうして、ディスプレイ25に番組ガイドが表示された後、利用者は、番組ガイドを構成する各表示領域に付加されているダウンロードボタンb1、または、録画要求ボタンb4を選択する操作を実行することができる。また、このとき、利用者は、本番組ガイド操作処理を終了するための操作(例えば、ウェブブラウザを終了させる操作、利用者側端末20自体の動作を終了させる操作など)を実行することもできる。
【0074】
次に、利用者側端末20は、入力操作が実行されるまで待機する(s63:NO)。この処理において利用者側端末20は、番組ガイドに付加されているダウンロードボタンb1、または、録画要求ボタンb4を選択する操作、または、本番組ガイド操作処理を終了するための操作が実行されるまで待機する。
【0075】
このs63の処理において入力操作が実行された際(s63:YES)、この入力操作が、ダウンロードボタンb1を選択する操作である場合(s64:YES)、利用者側端末20は、配信要求データを管理コンピュータ10に送信する(s65)。この配信要求データは、対応する放送番組の番組データの配信を要求するためのデータであって、ダウンロードボタンb1が付加された表示領域の放送番組に割り当てられた番組コードで構成されるデータである。この配信要求データを受信した管理コンピュータ10からは、番組データが配信されてくる。
【0076】
そして、利用者側端末20は、管理コンピュータ10から配信されてきた番組データを受信する(s66)。こうして、管理コンピュータ10から配信されてきた番組データがHD24に記憶される。
また、s63の処理において行われた入力操作が、録画要求ボタンb4を選択する操作である場合(s64:NO、s67:YES)、利用者側端末20は、録画要求データを管理コンピュータ10に送信する(s68)。この録画要求データは、対応する放送番組の録画を要求するためのデータであって、録画要求ボタンb4が付加された表示領域の放送番組を特定可能なデータである。この録画要求データを受信した管理コンピュータ10では、録画要求データで特定される放送番組を録画予約すると共に、録画要求データで特定される放送番組に割り当てられた番組コードを録画番組データベースに登録する。
【0077】
こうして、s66の処理、または、s68の処理を行った後、s63の処理へ戻る。
また、s63の処理において実行された入力操作が、本番組ガイド操作処理を終了するための操作である場合(s64:NO、s67:NO)、本番組ガイド操作処理を終了する。
【0078】
[管理コンピュータ10の番組データ配信処理]
次に、管理コンピュータ10により実行される番組データ配信処理を図12に基づいて説明する。この番組データ配信処理は、図11におけるs65の処理で、利用者側端末20が送信した配信要求データを受信した後に開始される。
【0079】
まず、管理コンピュータ10は、配信要求データを構成する番組コードの放送番組の番組データをHD14から読み出す(s71)。
そして、管理コンピュータ10は、s71の処理で読み出された番組データを利用者側端末20へ配信する(s72)。この番組データは、図11におけるs66の処理で利用者側端末20が受信するデータである。
【0080】
[第2実施形態の効果]
このように構成された番組データ配信システム2によれば、番組ガイドの配信を要求された管理コンピュータ10が、録画済番組に対応する表示領域にダウンロードボタンb1の付加された番組ガイドを配信する。そして、利用者側端末20を操作する利用者により、番組ガイドに付加されているダウンロードボタンb1を選択する操作が実行されることによって、このダウンロードボタンb1に対応する放送番組の番組データが、利用者側端末20へ配信される。そのため、利用者は、利用者側端末20によって、番組ガイドに付加されているダウンロードボタンb1を選択する操作を実行するだけで、番組データを簡単に入手することができる。
【0081】
さらに、管理コンピュータが利用者側端末20から録画を要求された放送番組を録画して、こうして録画された放送番組の番組データを管理コンピュータ10から利用者側端末20へ配信することができる。そのため、利用者側端末20にテレビチューナなどの放送番組を受信する装置や、放送番組を録画する装置またはアプリケーションソフトなどが備えられていなくても放送番組を管理コンピュータ10によって録画させることができ、利用者は、こうして録画された放送番組の番組データを入手することができる。
【0082】
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、このほかにも様々な形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態における番組データ配信システム1、2を、あらかじめ会員登録した利用者のみが利用できるように、管理コンピュータ10が、番組ガイドを配信する前に、利用者側端末20から登録された利用者であることを認証するためのデータを送信させるように構成すればよい。
【0083】
また、上記第1、第2実施形態において、管理コンピュータ10により配信される番組ガイドがテレビ放送などの地上波放送の場合、利用者側端末20を操作する利用者が、複数の放送地域(同一の放送番組が放送される地域)の中から、希望する放送地域の番組ガイドの配信を要求できるように構成してもよい。このように構成すれば、利用者側端末20を利用する利用者は、自身の居住する放送地域とは異なる放送地域における放送番組のリストの配信を受けることができる。そのため、このような放送地域における放送番組のリストの中に、利用者が視聴を希望する録画済番組(ダウンロードボタンb1が付加された放送番組)が含まれている場合、利用者は、この録画済番組の番組データを入手することができる。さらに、第1実施形態においては、番組ガイドに付加されている録画依頼ボタンb3を利用することによって、自身の居住する放送地域と異なることから録画することができない放送番組の録画を依頼することができる。
【0084】
また、上記第1実施形態では、図3におけるs13の処理、第2実施形態では、図9におけるs53の処理で、録画済番組を特定するように構成されたものを例示したが、録画済番組を特定するとき、同時に録画が終了していない放送番組(以降、予約中番組とする)を特定するように構成して、この予約中番組に対応する番組ガイドの表示領域に、録画予約中である旨のメッセージを付加するように構成してもよい。このように構成すれば、利用者側端末20を利用する利用者が、他の利用者側端末20によって録画される予定の放送番組、つまり、以降に番組データの配信を受けることができるようになる放送番組をあらかじめ確認することができる。
【0085】
また、上記第1実施形態では、図5におけるs33の処理で、録画予約に関わる設定が終了したことを管理コンピュータ10に通知するための予約終了データが送信されるように構成されたものを例示した。しかし、利用者側端末20が、録画予約に関わる設定ではなく、実際に放送番組の録画が終了した際に、録画予約が終了したことを通知するためのデータを管理コンピュータ10に送信するように構成してもよい。このように構成すれば、確実に放送番組の録画が終了したことを通知することができる。さらに、録画が終了したことを通知できるため、管理コンピュータ10の有する録画番組データベースに、録画状態フラグを用意する必要が無くなるため、録画番組データベースとしてのデータ量を削減することができる。
【0086】
また、上記第1実施形態では、管理コンピュータ10が、図6におけるs41の処理で複数の転送元端末20bが特定された場合に、s42の処理で、複数の転送元端末20bのうちランダムに選ばれた1の転送元端末20bに対して送信要求データを送信するように構成されている。しかし、図6におけるs41の処理で複数の転送元端末20bが特定された場合、s42の処理で送信要求データを送信する前に、次のような処理を行うように構成するとよい。まず、管理コンピュータ10は、s42の処理で特定された複数の転送元端末20bそれぞれが番組データを送信可能な状態であるかを順番に確認する。ここでは、例えば、転送元端末20bがインターネット30に接続されているかどうか、転送元端末20bが起動しているか、番組データを削除していないか、といった状態を確認するための確認データを送信する。この確認データを受信した転送元端末20bからは、番組データを送信可能な状態であれば、送信可能データが送信されてくる。一方、番組データを送信可能な状態でなければ、送信不可データが送信されてくるか、または、所定時間以内にデータが送信されてこない。そして、管理コンピュータ10は、初めに送信可能データを送信してきた転送元端末20bに対してs42の処理で、送信要求データを送信する。このように構成すれば、複数の転送元端末20bの中から番組データを送信可能な転送元端末20bにのみ送信要求データを送信できる。
【0087】
また、上記第1、第2実施形態では、管理コンピュータ10および利用者側端末20がインターネット30を介して接続されているものを例示したが、管理コンピュータ10および利用者側端末20は、例えば、LANなどのネットワークを介して接続されていてもよい。
【0088】
また、上記第1実施形態の図6におけるs46の処理、第2実施形態の図12におけるs72の処理で、利用者側端末20(転送先端末20a)へ配信された番組データを、この番組ガイドに基づく放送番組が所定の再生回数以上または所定の再生期間(時間、日数)以降再生できなくなるように構成してもよい。
【0089】
具体的には、まず、管理コンピュータ10が、再生期間または再生回数を特定可能なデータを付加した番組データを配信するように構成する。そして、この番組データを受信した利用者側端末20が、番組データに基づく放送番組の再生期間または再生回数が番組データに付加されたデータで特定される再生期間を経過した後、または、再生回数に到達した後、この番組データに基づく放送番組の再生を行わないように、または、番組データ自体を消去するように構成すればよい。
【0090】
また、管理コンピュータ10が、番組データに基づく放送番組の再生期間が所定の再生期間を経過した後、または、放送番組の再生回数が所定の再生回数に到達した後に作動するプログラムを付加した状態で番組データを配信して、このプログラムが作動した利用者側端末20において、番組データに基づく放送番組の再生が行われなくなったり、番組データ自体を消去するように構成してもよい。
【0091】
このように構成すれば、管理コンピュータ10を管理する管理者側、利用者側端末20を利用する利用者側などに対する様々なサービスを行うことができるようになる。例えば、管理コンピュータ10が、付加されたデータによって再生期間または再生回数が「0」、つまり、番組データに基づく放送番組が再生できない番組データを配信するようにし、利用者側端末20で所定のパスワードの入力操作を実行することによって、付加されたデータが無効になり放送番組が再生できるようにする。そして、管理コンピュータ10を管理する管理者側が、利用者側端末20を利用する利用者に所定の料金で上述のパスワードを配布することによって、回収された料金を管理者側と、放送番組の録画を行った利用者側とに分配するといったサービスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における番組データ配信システムの構成を示す図
【図2】第1実施形態における録画番組データベースのデータ構造を示す図
【図3】第1実施形態における番組ガイド配信処理の処理手順を示すフローチャート
【図4】第1実施形態における管理コンピュータが配信する番組ガイドを示す図
【図5】第1実施形態における番組ガイド操作処理の処理手順を示すフローチャート
【図6】第1実施形態における番組データ転送処理の処理手順を示すフローチャート
【図7】第1実施形態における番組データ転送処理におけるデータの流れを示す図
【図8】第2実施形態における番組データ配信システムの構成を示す図
【図9】第2実施形態における番組ガイド配信処理の処理手順を示すフローチャート
【図10】第2実施形態における管理コンピュータが配信する番組ガイドを示す図
【図11】第2実施形態における番組ガイド操作処理の処理手順を示すフローチャート
【図12】第2実施形態における番組データ配信処理の処理手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1,2・・・番組データ配信システム、10・・・管理コンピュータ、20・・・利用者側端末。
Claims (9)
- 放送番組を録画して番組データとして保存する録画機能を有する録画装置と、
前記番組データに基づいて放送番組を再生する再生機能を有する再生装置と、
前記録画装置および前記再生装置との間でデータ通信可能な管理装置とを備える番組データ配信システムであって、
前記管理装置が、前記録画装置により録画された放送番組である録画済番組をデータベースに登録しており、
前記再生装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストの配信を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記データベースに登録されている前記録画済番組を含む放送番組のリストを当該再生装置へ配信して、
放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて当該放送番組のリストに含まれる前記録画済番組の視聴を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記再生装置から視聴を要求された前記録画済番組の前記番組データの送信を前記録画装置に要求して、該録画装置が、前記管理装置から要求された前記番組データを前記管理装置に送信して、該管理装置が、前記録画装置から送信されてきた前記番組データを当該再生装置へ配信して、
また、前記録画装置が、放送番組を録画する際に、少なくとも録画する放送番組を特定可能な特定データを前記管理装置に送信して、
前記特定データを受信した管理装置が、当該特定データで特定される放送番組を前記データベースに登録し、その後、該データベースに登録されている1以上の放送番組のうち放送が終了した放送番組を前記録画済番組とする
ことを特徴とする番組データ配信システム。 - 前記再生装置から放送番組のリストを要求された前記管理装置が、前記データベースに登録されている放送番組のうち録画が終了していない放送番組を特定し、該放送番組が録画予定中である旨が記載された放送番組のリストを当該再生装置に配信する
ことを特徴とする請求項1に記載の番組データ配信システム。 - 複数の前記録画装置を備えており、
前記録画装置が、放送番組を録画する際に、少なくとも録画する放送番組と前記録画装置自身とを特定可能な特定データを前記管理装置に送信して、
前記特定データを受信した前記管理装置が、当該特定データで特定される放送番組および前記録画装置を対応づけた状態で前記データベースに登録し、該データベースに登録されている1以上の放送番組のうち放送が終了した放送番組を前記録画済番組としていき、その後、放送番組のリストの配信を前記再生装置から要求された際に、前記データベースに登録されている1以上の放送番組のうち前記録画済番組を含む放送番組のリストを当該再生装置へ配信して、
放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて当該放送番組のリストに含まれる前記録画済番組の視聴を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記データベースに登録されている前記録画装置のうち、前記再生装置から視聴を要求された前記録画済番組に対応する前記録画装置に、前記番組データの送信を要求する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の番組データ配信システム。 - 前記録画装置が、放送番組を録画した際に、少なくとも録画した放送番組である前記録画済番組を特定可能な特定データを前記管理装置に送信して、
前記特定データを受信した前記管理装置が、当該特定データで特定される前記録画済番組をデータベースに登録する
ことを特徴とする請求項1に記載の番組データ配信システム。 - 複数の前記録画装置を備えており、
前記録画装置が、放送番組を録画した際に、少なくとも録画した放送番組である前記録画済番組と前記録画装置自身とを特定可能な特定データを前記管理装置に送信して、
前記特定データを受信した前記管理装置が、当該特定データで特定される前記録画済番組および前記録画装置を対応づけた状態で前記データベースに登録し、その後、放送番組のリストの配信を前記再生装置から要求された際に、前記データベースに登録されている前記録画済番組を含む放送番組のリストを当該再生装置へ配信して、
放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて当該放送番組のリストに含まれる前記録画済番組の視聴を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記データベースに登録されている前記録画装置のうち、前記再生装置から視聴を要求された前記録画済番組に対応する前記録画装置に、前記番組データの送信を要求する
ことを特徴とする請求項1または請求項4に記載の番組データ配信システム。 - 放送番組のリストを受信した前記再生装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストを構成する放送番組の録画を前記管理装置に依頼した後、該管理装置が、前記再生装置から録画を依頼された放送番組を録画依頼番組としてデータベースに登録しておき、
その後、前記録画装置が、利用者の操作を受けて放送番組のリストの配信を前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記データベースに登録されているものとして特定した前記録画依頼番組を含む放送番組のリストであって、該録画依頼番組の録画が依頼されている旨を記載してなる放送番組のリストを当該録画装置へ配信する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の番組データ配信システム。 - 前記再生装置が、2以上の異なる放送地域のうちいずれかの放送地域で放送される放送番組のリストを前記管理装置に要求した際に、該管理装置が、前記再生装置から要求された放送地域で放送される放送番組のリストを当該再生装置へ配信する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の番組データ配信システム。 - 放送番組を録画して番組データとして保存する録画機能を有する録画装置、および、前記番組データに基づいて放送番組を再生する再生機能を有する再生装置との間でデータ通信可能な管理装置であって、
前記録画装置から、少なくとも録画する放送番組を特定可能な特定データを受信した際に、該特定データで特定される放送番組を前記データベースに登録すると共に、該データベースに登録されている1以上の放送番組のうち放送が終了した放送番組を録画済番組とするデータベース登録手段と、
前記再生装置から、放送番組のリストの要求を受けた際に、前記データベースに登録されている前記録画済番組を含む放送番組のリストを当該再生装置へ配信するリスト配信手段と、
放送番組のリストを受信した前記再生装置から、該放送番組のリストに含まれる前記録画済番組の視聴の要求を受けた際に、該要求された前記録画済番組の前記番組データの送信を前記録画装置に要求するデータ要求手段と、
該データ要求手段による要求を受けた前記録画装置から送信されてきた前記番組データを当該再生装置へ配信するデータ配信手段と、を備えている
ことを特徴とする管理装置。 - 放送番組を録画して番組データとして保存する録画機能を有する録画装置、および、前記番組データに基づいて放送番組を再生する再生機能を有する再生装置との間でデータ通信可能な管理装置に、以下の手順を実行させるためのプログラム。
データベース登録手順: 前記録画装置から、少なくとも録画する放送番組を特定可能な特定データを受信した際に、該特定データで特定される放送番組を前記データベースに登録すると共に、該データベースに登録されている1以上の放送番組のうち放送が終了し た放送番組を録画済番組とする
リスト配信手順: 前記再生装置から、放送番組のリストの要求を受けた際に、前記データベースに登録されている前記録画済番組を含む放送番組のリストを当該再生装置へ配信する
データ要求手順: 放送番組のリストを受信した前記再生装置から、該放送番組のリストに含まれる前記録画済番組の視聴の要求を受けた際に、該要求された前記録画済番組の前記番組データの送信を前記録画装置に要求する
データ配信手順: 前記データ要求手順による要求を受けた前記録画装置から送信されてきた前記番組データを当該再生装置へ配信する
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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