JP4198774B2 - Agrochemical formulation - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農薬成分を樹脂と溶剤に溶解又は分散し、これを水溶性フィルムに印刷して、該水溶性フィルムに農薬成分を担持させてなる農薬製剤、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、農薬は種々の剤型、例えば粒剤、水和剤等に製剤され散布されている。しかし、最近では、農薬散布の省力化、作業者への安全性、汚染廃容器の削減等を目的として、粒剤等の農薬製剤を水溶性フィルムにより包装した物や、農薬成分を水溶性樹脂や水溶紙等に含浸又は塗布した農薬製剤、例えば、
【0003】
▲1▼ プルラン系樹脂に農薬成分を含浸させ、フィルム状、シート状等に成形した農薬製剤(特開昭59−204101号公報)、
▲2▼ 繊維状カルボキシメチルセルロースに農薬成分を含浸又は塗布した農薬製剤(特開平1−19002号公報)、
【0004】
▲3▼ 繊維状カルボキシメチルセルロースよりなる水溶紙、又は当該水溶紙と製紙用繊維との混合物よりなる水溶紙に農薬成分を含浸又は塗布した農薬製剤(特開平5−97603号公報)等が知られている。
【0005】
これら▲1▼〜▲3▼の農薬製剤は、農薬散布の省力化、作業者への安全性、汚染廃容器の削減等を改善してはいるが、例えば、フィルム単位面積当たりに、農薬成分を均一に含浸又は塗布させることが困難なために、フィルムを切って少量使用したい場合には、正確な農薬成分の計量がしにくい問題点がある。
【0006】
またこれらの使用に際しては、製剤中の農薬に使用者が全く接触しないですむ訳ではなく、更に、▲2▼や▲3▼の農薬製剤は、水和剤のようにスプレー散布する施用法には適用できないという施用上の問題も有している。このように従来の含浸又は塗布して得られる農薬製剤は、農薬施用における省力化を、十分満足させるものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、取り扱いにくい農薬成分に使用者が直接触れることなく、また混合製剤化が困難な、複数の農薬成分を用いる場合であっても、散布する農薬成分の計量も容易、且つ正確に行える農薬製剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、農薬成分を樹脂と溶剤に溶解又は分散し、これを水溶性フィルムに印刷して、当該フィルムに農薬成分を担持させてなる農薬製剤が、従来賞用されてきた省力性能に加え、農薬施用時における正確な農薬成分の計量、散布等の作業性を改善できる農薬製剤であることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0009】
即ち、本発明は、
(1)農薬成分を、水に溶解する性質並びにポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン及びプルランが溶解しない水以外の溶剤にも溶解する性質を兼備する樹脂と該溶剤に、溶解又は分散し、これをポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン及びプルランからなる群より選ばれる素材の水溶性フィルムに印刷し、該水溶性フィルムに農薬成分を担持させてなる農薬製剤、
(2)水溶性フィルムがポリビニルアルコールから成ることを特徴とする(1)に記載の農薬製剤、
【0010】
(3)印刷がスクリーン印刷で行うことを特徴とする(1)又は(2)に記載の農薬製剤、
(4)農薬成分を、水に溶解する性質並びにポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン及びプルランが溶解しない水以外の溶剤にも溶解する性質を兼備する樹脂と該溶剤に、溶解又は均一に分散し、次いで、これをポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン及びプルランからなる群より選ばれる素材の水溶性フィルムに印刷することを特徴とする農薬成分担持水溶性フィルムの製造方法、
【0011】
(5)水溶性フィルムがポリビニルアルコールから成ることを特徴とする(4)に記載の製造方法、及び、
(6)印刷をスクリーン印刷で行うことを特徴とする(4)又は(5)に記載の製造方法を含むものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明で農薬成分と共に用いられる、即ち、インキバインダーとして使用される樹脂は、水に溶解する性質と水以外の溶剤にも溶解する性質を兼備する樹脂が適している。即ち、本発明では、水溶性フィルム上に農薬成分を印刷するため、印刷するときに水溶性フィルムが溶解しない溶剤に樹脂を溶かして使用する必要があり、また印刷された樹脂は最終的に水に溶解することが好ましいため、水に対する溶解性も備えていることが好ましい。
【0013】
本発明に用いられる、水に溶解する性質と水以外の溶剤にも溶解する性質を兼備する樹脂としては、具体的には、部分ケン化ポリビニルアルコール、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体、ポリビニルメチルエーテル、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の水溶性セルロースエーテル、キサンタンガム、アラビアガム、グアーガム、カラギーナン、ローカストビーム等の多糖類、
【0014】
ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、水溶性ポリエーテル(ポリエチレンオキシド、ポリアルキレングリコールとモノメチルエーテルとグリシジルメタクリラートからなる重合物、脂肪族ヒドロキシル基含有物とアルキレンオキシドとグリシドールからなる重合物等)水溶性ポリエステル、水溶性ポリアミド(ε-カプロラクタム、ナイロン66塩、イソフタル酸ジメチルエステル、
【0015】
5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル、ヘキサメチレンジアミンからなる重合物、N,N’-ジ(γ-アミノプロピル)ピペラジンアジパート、ε-カプロラクタム、n-ブチルアミンからなる重合物、6.6-ビス(N,N’-ジメチルアミノ)メチル-4,8-ジオキサ-1,11ウンデカンジアミンとアジピン酸からなる重合物等)、ポリエチレンイミン等が挙げられる。
【0016】
これらの樹脂は、水溶性でかつ特定の溶剤に溶解するので、本発明の印刷用インクのバインダー樹脂として用いるのに適している。これらの樹脂を単独又は混合して使用することにより、水溶性や粘度等の特性を調整できる。樹脂の形状としては、液状、粉状、粒状等のものを使用することができる。上記の樹脂以外に、必要により粘度調整剤、消泡剤、レベリング剤、顔料、無機物、界面活性剤、安定剤、香料等の添加剤を適宣用いることができる。
【0017】
本発明で農薬成分を樹脂と溶剤に溶解又は分散させる際に用いられる溶剤としては、具体的には、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール類、アセトン、エチルメチルケトン、イソブチルメチルケトン等のケトン類、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等のグリコール類、セルソルブアセタート、ブチルセルソルブアセタート等のセルソルブ類等が挙げられ、水も水溶性フィルムとインクバインダーとの接着性を向上させる目的で、水溶性フィルムが溶解しない範囲で添加することができる。
【0018】
本発明で使用される農薬成分としては、除草性化合物、殺虫性化合物、殺菌性化合物、植物調節剤等、従来の公知慣用の製剤で施用することのできるものなら、特に制限無く使用することができる。農薬成分の粒径としては、平均1μm〜50μmであり、印刷に用いられる溶剤に溶解又は分散させる。
【0019】
例えば、除草性化合物としては、ピリブチカルブ、MCP、MCPB、CNP、フェノチオール、クロメプロップ、クロメトキシニル、ビフェノックス、MCC、ベンチオカーブ、エスプロカルブ、モリネート、DCPA、ブタクロール、プレチクラクロール、メフェナセット、ダイムロン、プロメトリン、ピラゾレート、トリフラリン、ACN等が、殺虫性化合物としては、MPP、MEP、ダイアジノン、ビフェントリン、クロルピリホスメチル、マラソン、PAP、ジメトエート、PMP、BRP、EPN、NAC、MTMC、BPMC、XMC、ベンフラカルブ、チオジカルブ、エトフェンプロックス、ベンスルタップ等が挙げられる。
【0020】
殺菌化合物としては、イミノクタジン酢酸塩、イミノクタジンアルベシル酸塩、塩基性塩化銅、キャプタン、TPN、フサライド、IBP、チオファネートメチル、イプロジオン、フルトラニル、メタキシル、トリフミゾール、ブラストサイジンS、カスガマイシン、ポリオキシン、MAF、MAFE、プロペナゾール、ピロキオン等が、植物調節剤としては、イナベンフィド、オキシエチレンドコサノール、ニコチン酸アミド、ベンジルアミノプリン等が挙げられる。
【0021】
本発明に用いる農薬成分を含む印刷インキの成分組成比は、用いるバインダー樹脂や溶剤の種類、農薬成分によっても異なるが、一般にバインダー樹脂100重量部(以下、単に部という。)に対して、農薬成分0.1〜1000部、好ましくは5〜800部、各種の添加剤0〜20部、好ましくは0.3〜15部である。本発明に係る農薬製剤としては、最終的に農薬成分0.1〜90部、水溶性フィルム10〜95部からなる組成が好ましい。
【0022】
溶剤量は、使用するバインダー樹脂の種類、農薬成分の種類やその添加量によってインキ組成物の性状が異なること、印刷しようとする単位面積当たりの製剤の農薬成分量の多少によっても異なることなど一概に特定することはできないが、バインダー樹脂100部に対して、一般に25〜900部、好ましくは60〜550部である。900部以上の溶剤を使用しても品質にそれほど影響はないが、溶剤が増えただけ不経済となる。また25部以下の使用量では、インキの乾燥が早すぎるために刷板の目詰まりを生じやすくなり、作業性が悪くなる。
【0023】
本発明の農薬成分を含有する水溶性フィルムの単位面積当たりの農薬成分量は、インキ中の農薬成分濃度と、印刷するインキの厚みによって調整することができる。1回の印刷で得られるインキ厚みは、通常0.005〜1.5mm、好ましくは0.01〜1mmである。インキ厚みが0.005mm以下では膜厚コントロールが難しく、満足できる均一な厚みが得られない。1.5mm以上ではインキの乾燥が極端に遅くなり量産性に乏しい。
【0024】
本発明で用いられる水溶性フィルムの素材としては、例えば、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、プルラン等が挙げられ、中でも冷水に容易に溶解するポリビニルアルコール及び/又はポリビニルアルコールを主成分とする水溶性フィルムが好ましい。また、これらの水溶性フィルムにグリセリン、エチレングリコール等の可塑剤を添加したものを用いても良い。
【0025】
ポリビニルアルコール系樹脂からなる水溶性フィルムである市販のソルブロンKA#40、ソルブロンKB#40、ソルブロンKC#40(アイセロ化学株式会社製)、ハイセロンS−400、ハイセロンC−200(日合フィルム株式会社製)、トスロンET−20(東セロ株式会社製)等の水溶性フィルムをそのまま使用することもできる。水溶性フィルムの膜厚は、10μm〜500μmが可能であるが、製造法及び使用時の冷水への溶解性等を考慮すると、使用する水溶性フィルムの膜厚は20μm〜100μm程度が好ましい。
【0026】
農薬成分の水溶性フィルムへの印刷には、スクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等の公知慣用の印刷法を使用することができるが、
▲1▼ 印刷されたインキの厚み調整が容易であること、
▲2▼ スクリーンのオープニングを通過するものであればどのようなものでも印刷できること、
▲3▼ 2剤以上の農薬製剤を各農薬製剤が接触することなく、同一フィルム上へ別々に印刷できること、等から特にスクリーン印刷が好ましい。
【0027】
スクリーン印刷用の印刷版の膜厚としては、10μm〜500μmが好ましく、またスクリーンメッシュとしては、50〜300メッシュが好ましい。
使用者が、農薬成分を印刷担持した水溶性フィルムのインキ部分を直接手で触れることを防止するために、更に印刷を施していない水溶性フィルムで農薬成分を印刷担持した水溶性フィルムをラミネートすることも可能である。
【0028】
更に異なる2成分以上の農薬成分を同時に施用したいときには、異なる農薬成分を印刷した水溶性フィルムを必要な種類だけラミネートすることも可能である。このときはポリビルニアルコール系樹脂からなる水溶性フィルムに限らず、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、水溶紙等も適宜利用できる。
【0029】
本発明に係る農薬製剤の施用方法は、特に限定されないが、例えば面積10アールの水田に施用する場合、その面積に必要な有効成分量を担持した当該農薬製剤を5〜30枚程度に分割して投入すれば、水田内に均一に農薬有効成分をゆきわたらせることができるので、簡単な施用法で十分な効果をあげることができる。
【0030】
また、水に希釈して施用する場合は、例えば10m2の面積に薬剤を散布する場合、散布タンクの10リットルの水に当該農薬製剤1〜20枚程度を投入するだけで、作業者が安全で簡単に散布液が調製でき、果樹、野菜等に充分な効果をあげることができる。
【0031】
本発明に係わる農薬製剤は、複数の薬剤を混合することにより、各薬剤の安定性が懸念される薬剤等の、混合製剤化が困難な、複数の農薬成分を用いる場合であっても、各農薬成分を同一フィルムの異なる場所に印刷するか、又は各農薬成分を印刷した水溶性フィルムを複数重ねて使用することで容易に対応することができる。
【0032】
また、農薬成分を担持させたフィルムの上に、更にフィルムを重ねることにより、人体に好ましくない、もしくは取り扱いにくい農薬成分をフィルムで保護することにより、使用者が直接触れず取り扱うことができる。更に使用に際して、フィルムをハサミ等で切断することにより、容易に任意の農薬成分量を調整できる等の利点を有する。次に、本発明を実施例及び試験例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0033】
(実施例1)
水溶性ポリアミド(A−90:東レ株式会社製)40部を水40部に溶解し、ブチルセルソルブ5部を添加した。更に脂肪酸アミド系粘度調整剤として(フローノンSH−290:共栄社油脂化学工業株式会社製)を3部添加、混合してスクリーン印刷インキを調製した。当該インキに、平均粒径3μmのピリブチカルブをインキ固形分に対して11部添加し、撹拌混合し農薬成分含有インキを調製した。
【0034】
刷版として、150メッシュのポリエステル紗を張ったスクリーン枠に膜厚20μmのベタ柄の印刷版を作成した。次いで、ポリビニルアルコール系樹脂(ソルブロンKB#40:アイセロ化学株式会社製)水溶液をポリエステルフィルム上に塗布、乾燥して40μmのフィルムを形成し、その上に上記インキをスクリーン版を用いて印刷し、60℃の乾燥機で10分間乾燥した。
【0035】
印刷したフイルムを乾燥した後、印刷されたインキの厚みを測定したところ30μmであり、ピリブチカルブの含有量は11.3%であった。これを5cm角に切り取り、ポリエステルフィルムをはがして20℃の水1リットル中に投入したところ、20秒で分散し始め、50秒で完全に溶解した。
【0036】
(実施例2)
水溶性ポリエーテル(アルコックスR-15:明成化学工業株式会社製)50部をイソプロピルアルコール60部とトルエン20部との混合溶剤に溶解し、特殊シリコーン系レベリング剤(ポリフローKL−245:共栄社油脂化学工業株式会社)2部、消泡剤として(フローレンAC−202:共栄社油脂化学工業株式会社製)0.5部を添加し、平均粒径10μmのベンスルフロンメチルを3部添加し、撹拌混合し農薬成分含有インキを調製した。
【0037】
刷版として、80メッシュのポリエステル紗を張ったスクリーン枠に膜厚50μmのベタ柄の印刷版を作成した。次いで、実施例1と同様にして調整したポリビニルアルコール系樹脂(ソルブロンKB#40:アイセロ化学株式会社製)の40μmのフィルム上に、上記インキをスクリーン版を用いて印刷し、60℃の乾燥機で10分間乾燥した。フィルムを乾燥した後、印刷されたインキの厚みを測定したところ60μmであり、ベンスルフロンメチルの含有量は2.19%であった。これを5cm角に切り取り、20℃の水1リットル中に投入したところ、40秒で分散し始め、90秒で完全に溶解した。
【0038】
(実施例3)
ポリビニルピロリドン(ルビスコールVA:BASF社製)140部をイソプロピルアルコール70部とブチルセルソルブ10部との混合溶剤に溶解し、イミノクタジン酢酸塩をインキ固形分に対して35部添加し、撹拌混合し農薬成分含有インキを調製した。刷版として、150メッシュのポリエステル紗を張ったスクリーン枠に膜厚30μmのベタ柄の印刷版を作成した。次いで、実施例1と同様に調整したポリビニルアルコール系樹脂(ソルブロンKB#40:アイセロ化学株式会社製)の40μmのフィルム上に、上記インキとスクリーン版を用いて印刷し、60℃の乾燥機で10分間乾燥した。
【0039】
フィルムを乾燥した後、印刷されたインキの厚みを測定したところ30μmであり、イミノクタジン酢酸塩の含有量は12.38%であった。農薬成分を印刷担時した水溶性フィルムのインキ部分を使用者が直接手で触れることを防止するため、印刷されたインキの粘着性を利用してポリビニルアルコール系水溶性フィルム(ソルブロンKL:アイセロ化学株式会社製)を貼り合わせた。これを5cm角に切り取り、20℃の水1リットル中に投入したところ、40秒で分散し始め、95秒で完全に溶解した。
【0040】
(実施例4)
ポリビニルメチルエーテル(ルトナールM−40:BASF社製エタノール70%溶液)160部をイソプロピルアルコール20部とブチルセルソルブ10部との混合溶剤に溶解し、イミノクタジンアルベシル酸塩を20部添加し、撹拌混合し農薬成分含有インキを調製した。刷版として、150メッシュのポリエステル紗を張ったスクリーン枠に膜厚30μmのベタ柄の印刷版を作成した。
【0041】
次いで、実施例1と同様にして調整したポリビニルアルコール系樹脂(ソルブロンKB#40:アイセロ化学株式会社製)の40μmのフィルム上に、上記インキとスクリーン版を用いて印刷し、60℃の乾燥機で10分間乾燥した。フィルムを乾燥した後、印刷されたインキの厚みを測定したところ、30μmであり、イミノクタジンアルベシル酸塩の含有量は10.56%であった。これを5cm角に切り取り、20℃の水1リットル中に投入したところ、40秒で分散し始め、95秒で完全に溶解した。
【0042】
(実施例5)
刷版として、150メッシュのポリエステル紗を張ったスクリーン枠に、膜厚20μmで図1の市松模様を作成し、実施例1で作成した農薬成分含有の印刷インキを実施例1と同様にして調整したポリビニルアルコール系樹脂(ソルブロンKB#40:アイセロ化学株式会社製)40μmのフィルム上に印刷し、乾燥した。図中、白い部分はインキが印刷される部分であり、各白い部分の1辺が各々1cmの正方形である。
【0043】
次に100メッシュのポリエステル紗を張ったスクリーン枠に、膜厚40μmの図2の市松模様を作成し、実施例2で作成した農薬成分含有の印刷インキを用いて印刷し乾燥した。フィルムを乾燥した後、それぞれの乾燥後の厚みは30μmと50μmであり、ピリブチカルブの含有量が6.0%、ベンスルフロンメチルの含有量が2.74%であった。これらの二つの農薬製剤は、互いに接触することなく印刷できた。最終的に2剤の農薬成分含有の印刷インキを印刷したフィルムを図3に示す。
【0044】
(比較例1)
プルラン(分子量10万)の10%水溶液30部に、25%イミノクタジン酢酸塩水溶液3部を分散させた水溶液をガラス板に流し、乾燥させたが、フィルム状の組成物は得られなかった。
【0045】
(比較例2)
プルラン(分子量10万)の10%水溶液30部に、47%ピリブチカルブ水和剤1部を分散させた流延溶液をガラス板に流し、乾燥させたが、フィルム状の組成物は得られなかった。
【0046】
(比較例3)
25%イミノクタジン酢酸塩水溶液10gをメタノール10ccに溶解して、イミノクタジン酢酸塩として2.5gを30cm×30cmのセルロース系水溶紙(ディゾルボ:三島製紙株式会社)に噴霧した。乾燥後、イミノクタジン酢酸塩を含浸させた水溶紙製剤を得た。
【0047】
(比較例4)
60%イミノクタジンアルベシル酸塩メタノール溶液5gをメタノール10ccに溶解して、イミノクタジン酢酸塩として2.5gを30cm×30cmのセルロース系水溶紙(ディゾルボ:三島製紙株式会社)に噴霧した。乾燥後、イミノクタジン酢酸塩を含浸させた水溶紙製剤を得た。
【0048】
(比較例5)
12%ピリブチカルブフロアブル剤(一振田助フロアブル:大日本インキ化学工業株式会社製)15ccを30cm×30cmのセルロース系水溶紙(ディゾルボ:三島製紙株式会社)に刷毛をもちいて塗布した。乾燥後、ピリブチカルブ10.38%を含浸させた水溶紙製剤を得た。
【0049】
(比較例6)
40%イミノクタジンアルベシル酸塩水和剤(ベルクート水和剤:大日本インキ化学工業株式会社製)1gを5ccの水に分散させて、30cm×30cmのセルロース系水溶紙(ディゾルボ:三島製紙株式会社)に刷毛をもちいて塗布した。乾燥後、ピリブチカルブフロアブルを含浸させた水溶紙製剤を得た。
【0050】
(試験例1)
実施例1〜4にて作成した製剤品と比較例4〜6にて作成した製剤品を10cm×10cmに切り取り、それぞれ5点づつを分析したところ、本発明の製剤品が均一性において優れていた。分析結果を表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
(試験例2)散布試験
実施例1〜6までの製剤品1gと比較例3〜6にて作成した製剤品1gをそれぞれ100ccの水に溶解して、4.7、8.6、18及び30メッシュの各種ふるいでろ過し、目詰まりの有無を調査した。通常、散布機のストレーナーは9〜20メッシュであり、9メッシュ以下で目詰まりを起こせば、散布機を使用した薬剤散布は不可能である。試験結果を表2に示す。表2の結果から、比較例のサンプルを用いた散布機での薬剤散布は不可能であることが判る。
【0053】
評価結果は下記の3段階で評価した。
○:目詰まりなくふるいを通過した。
△:ふるいを通過するが、ろ過残物が残った。
×:目詰まりしてろ過ができなかった。
【0054】
【表2】
【0055】
(試験例3)
ピリブチカルブの水田雑草に対する防除効果及び薬害試験
水田圃場に1区10m2の大きさの試験区を作り、代かきを行った後、ノビエの種子を播種し、水稲(品種:日本晴)を移植した。30cm角に切り取った実施例1の農薬製剤を畦畔より4枚、投入した。施用30日後に、除草効果及び水稲の薬害について、下記の基準で評価した。尚、試験は、1処理区当たり2連制で行い、その平均値を求めた。その結果を表3に示す。表3から、本発明の農薬製剤は、十分な除草効果を発現し、また薬害のないことがわかる。
【0056】
除草効果(A:残草率)
5:0
4:0<A≦10
3:10<A≦20
2:20<A≦40
1:40<A≦60
0:60<A
【0057】
水稲薬害
0:薬害なし
1:薬害小
2:薬害中
3:薬害大
【0058】
【表3】
【0059】
【発明の効果】
本発明に係る農薬製剤を用いることにより、
▲1▼溶剤に難溶性の農薬成分についても簡便に水溶性フィルムに担持できる。
▲2▼農薬成分を容易に薄いフィルムに担持させることができることから、得られた農薬製剤の水溶解性が高くなる。このため、散布する際の散布液調製が容易になる。
▲3▼農薬成分を均一にフィルムに担持させることができる。このため、得られた農薬製剤の品質が向上し、また散布時の計量も正確にできる。
▲4▼混合製剤化が困難な、複数の農薬成分を用いる場合であっても、各農薬成分を同一フィルムの異なる場所に印刷するか、又は各農薬成分を印刷した水溶性フィルムを重ねて使用することで解決できる。
▲5▼農薬成分を担持させたフィルムの上に、更にフィルムを重ねることにより、取り扱いにくい農薬成分に使用者が触れずにすむ製剤が提供できる。
▲6▼使用に際して、フィルムをハサミ等で切断することにより、容易に任意の農薬成分量を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例5に示すスクリーン印刷の市松模様(実施例1で作成した農薬成分含有の印刷インキを印刷したもの)
【図2】 実施例5に示すスクリーン印刷の市松模様(実施例2で作成した農薬成分含有の印刷インキを印刷したもの)
【図3】 実施例5に示すスクリーン印刷の市松模様(実施例1及び実施例2で作成した農薬成分含有の印刷インキを順に印刷したもの)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an agrochemical formulation in which an agrochemical component is dissolved or dispersed in a resin and a solvent, printed on a water-soluble film, and the agrochemical component is supported on the water-soluble film, and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, agricultural chemicals are formulated and sprayed in various dosage forms such as granules and wettable powders. However, recently, for the purpose of labor saving of spraying of agricultural chemicals, safety for workers, reduction of contaminated waste containers, etc., products such as granules packed with agricultural chemical formulations such as granules, and agricultural chemical ingredients as water-soluble resin Or agrochemical formulations impregnated or applied in water-soluble paper, etc.
[0003]
(1) Agrochemical preparation impregnated with an agrochemical component in a pullulan resin and formed into a film, sheet or the like (Japanese Patent Laid-Open No. 59-204101),
(2) Agricultural chemical preparation impregnated or coated with pesticidal ingredients on fibrous carboxymethyl cellulose (Japanese Patent Laid-Open No. 1-19022),
[0004]
(3) An agrochemical formulation (Japanese Patent Laid-Open No. 5-97603) in which an agrochemical component is impregnated or applied to water-soluble paper made of fibrous carboxymethylcellulose or water-soluble paper made of a mixture of the water-soluble paper and papermaking fibers is known. ing.
[0005]
These (1) to (3) agrochemical formulations have improved the labor saving of pesticide application, safety for workers, reduction of contaminated waste containers, etc. Since it is difficult to uniformly impregnate or apply, it is difficult to accurately measure agrochemical ingredients when the film is cut and used in small amounts.
[0006]
Moreover, when using these, it is not necessary for the user to contact the pesticides in the preparation at all. Furthermore, the pesticide preparations (2) and (3) are sprayed like a wettable powder. Also has application problems that are not applicable. Thus, the conventional agrochemical formulation obtained by impregnation or application does not sufficiently satisfy the labor saving in applying agrochemicals.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention is that the user does not directly touch difficult-to-handle pesticide ingredients, and even when using a plurality of pesticide ingredients that are difficult to mix, it is also possible to measure the amount of pesticide ingredients to be dispersed. An object is to provide an agrochemical formulation that can be easily and accurately performed.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the above problems, the present inventors have dissolved or dispersed the agrochemical component in a resin and a solvent, printed this on a water-soluble film, and carried the agrochemical component on the film. In addition to the labor-saving performance that has been awarded in the past, the agrochemical formulation has been found to be an agrochemical formulation that can improve workability such as accurate weighing and application of agrochemical components at the time of agrochemical application, leading to the completion of the present invention. .
[0009]
That is, the present invention
The (1) agricultural chemical ingredients, properties and polyvinyl alcohol dissolved in water, methylcellulose, sodium polyacrylate, sodium alginate, a tree fat and the solvent having both the property of dissolving in a solvent other than water which gelatin and pullulan is not soluble , dissolved or dispersed, which polyvinyl alcohol, methyl cellulose, sodium polyacrylate, sodium alginate, printed on water-soluble film material selected from the group consisting of gelatin and pullulan, by supporting the agricultural chemical ingredient in water-soluble film Agrochemical formulation,
(2) pesticide formulation according to the water-soluble film is characterized in forming Rukoto polyvinyl alcohol (1),
[0010]
(3) The agricultural chemical formulation according to (1) or (2), wherein the printing is performed by screen printing,
(4) a pesticidal component, properties and polyvinyl alcohol dissolved in water, methylcellulose, sodium polyacrylate, sodium alginate, a tree fat and the solvent having both the property of dissolving in a solvent other than water which gelatin and pullulan is not soluble , Dissolved or uniformly dispersed, and then printed on a water-soluble film of a material selected from the group consisting of polyvinyl alcohol, methylcellulose, sodium polyacrylate, sodium alginate, gelatin and pullulan Manufacturing method of water-soluble film,
[0011]
(5) The method of manufacturing according to the water-soluble film is characterized in forming Rukoto polyvinyl alcohol (4) and,
(6) The method includes the manufacturing method according to (4) or (5), wherein printing is performed by screen printing.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As the resin used together with the agrochemical component in the present invention, that is, used as an ink binder, a resin having both the property of dissolving in water and the property of dissolving in a solvent other than water is suitable. That is, in the present invention, since the agrochemical component is printed on the water-soluble film, it is necessary to use the resin after dissolving the resin in a solvent in which the water-soluble film does not dissolve when printing. Therefore, it is preferable to have solubility in water.
[0013]
Specific examples of resins used in the present invention that have both the property of dissolving in water and the property of dissolving in solvents other than water include partially saponified polyvinyl alcohol, methyl vinyl ether / maleic anhydride copolymer, polyvinyl Water-soluble cellulose ethers such as methyl ether, hydroxymethyl cellulose, hydroxypropyl cellulose, carboxymethyl cellulose, polysaccharides such as xanthan gum, gum arabic, guar gum, carrageenan, locust beam,
[0014]
Polyvinyl pyrrolidone, sodium polyacrylate, water-soluble polyether (polyethylene oxide, polymer composed of polyalkylene glycol and monomethyl ether and glycidyl methacrylate, polymer composed of aliphatic hydroxyl group and polymer composed of alkylene oxide and glycidol) Polyester, water-soluble polyamide (ε-caprolactam, nylon 66 salt, isophthalic acid dimethyl ester,
[0015]
Polymer composed of 5-sodium sulfoisophthalic acid dimethyl ester, hexamethylenediamine, N, N′-di (γ-aminopropyl) piperazine adipate, ε-caprolactam, polymer composed of n-butylamine, 6.6-bis (N, N′-dimethylamino) methyl-4,8-dioxa-1,11 a polymer comprising undecanediamine and adipic acid), polyethyleneimine and the like.
[0016]
Since these resins are water-soluble and dissolve in a specific solvent, they are suitable for use as a binder resin for the printing ink of the present invention. By using these resins alone or in combination, characteristics such as water solubility and viscosity can be adjusted. As the shape of the resin, liquid, powdery, granular or the like can be used. In addition to the above resins, additives such as a viscosity modifier, an antifoaming agent, a leveling agent, a pigment, an inorganic substance, a surfactant, a stabilizer, and a fragrance can be appropriately used.
[0017]
As the solvent used when the agricultural chemical component is dissolved or dispersed in the resin and the solvent in the present invention, specifically, lower alcohols such as methanol, ethanol, isopropyl alcohol, acetone, ethyl methyl ketone, isobutyl methyl ketone, etc. Examples include ketones, glycols such as ethylene glycol, propylene glycol, and glycerin, cellsolves such as cellosolve acetate and butylcellosolve acetate, and water also improves the adhesion between the water-soluble film and the ink binder. Thus, the water-soluble film can be added as long as it does not dissolve.
[0018]
As the agrochemical component used in the present invention, any herbicidal compound, insecticidal compound, bactericidal compound, plant regulator, etc. can be used without particular limitation as long as it can be applied in a conventionally known conventional formulation. it can. The average particle size of the agrochemical component is 1 μm to 50 μm and is dissolved or dispersed in a solvent used for printing.
[0019]
For example, herbicidal compounds include pyributicarb, MCP, MCPB, CNP, phenothiol, clomeprop, clomethoxynil, bifenox, MCC, beniocarb, esprocarb, molinate, DCPA, butachlor, pleticlachlor, mefenacet, diimron, promethrin, pyrazolate, trifuralin , ACN and the like as insecticidal compounds include MPP, MEP, diazinon, bifenthrin, chlorpyrifosmethyl, marathon, PAP, dimethoate, PMP, BRP, EPN, NAC, MTMC, BPMC, XMC, benfuracarb, thiodicarb, etofenprox, Examples include bensultap.
[0020]
Bactericidal compounds include iminotadine acetate, iminoctadine albesylate, basic copper chloride, captan, TPN, fusalide, IBP, thiophanate methyl, iprodione, flutolanil, metaxyl, trifumisol, blasticidin S, kasugamycin, polyoxin, MAF, MAFE , Propenazole, pyroxion and the like, and plant regulators include inabenfide, oxyethylene docosanol, nicotinamide, benzylaminopurine and the like.
[0021]
The component composition ratio of the printing ink containing the agrochemical component used in the present invention varies depending on the type of the binder resin and solvent used and the agrochemical component, but in general, with respect to 100 parts by weight of the binder resin (hereinafter simply referred to as “part”). The component is 0.1 to 1000 parts, preferably 5 to 800 parts, and various additives 0 to 20 parts, preferably 0.3 to 15 parts. As the agrochemical formulation according to the present invention, a composition finally composed of 0.1 to 90 parts of agrochemical components and 10 to 95 parts of a water-soluble film is preferable.
[0022]
The amount of solvent may vary depending on the type of binder resin used, the type of pesticide component and the amount added, and the amount of pesticide component in the formulation per unit area to be printed. However, it is generally 25 to 900 parts, preferably 60 to 550 parts with respect to 100 parts of the binder resin. Even if 900 parts or more of the solvent is used, the quality is not so much affected, but it becomes uneconomical as the solvent is increased. On the other hand, when the amount used is 25 parts or less, the drying of the ink is too early, so that the printing plate is easily clogged and the workability is deteriorated.
[0023]
The amount of the agricultural chemical component per unit area of the water-soluble film containing the agricultural chemical component of the present invention can be adjusted by the concentration of the agricultural chemical component in the ink and the thickness of the ink to be printed. The ink thickness obtained by one printing is 0.005-1.5 mm normally, Preferably it is 0.01-1 mm. When the ink thickness is 0.005 mm or less, it is difficult to control the film thickness, and a satisfactory uniform thickness cannot be obtained. If the thickness is 1.5 mm or more, the drying of the ink becomes extremely slow and the mass productivity is poor.
[0024]
Examples of the material of the water-soluble film used in the present invention include polyvinyl alcohol, methyl cellulose, sodium polyacrylate, sodium alginate, gelatin, pullulan and the like. Among them, polyvinyl alcohol and / or polyvinyl alcohol that easily dissolves in cold water. The water-soluble film which has as a main component is preferable. Moreover, you may use what added plasticizers, such as glycerol and ethylene glycol, to these water-soluble films.
[0025]
Commercially available sorbon KA # 40, sorbon KB # 40, sorbon KC # 40 (manufactured by Aicero Chemical Co., Ltd.), Hicellon S-400, Hicellon C-200 (Nippon Film Co., Ltd.), which are water-soluble films made of polyvinyl alcohol resin. Water-soluble films such as Toslon ET-20 (manufactured by Tosero Co., Ltd.) can be used as they are. The film thickness of the water-soluble film can be 10 μm to 500 μm, but considering the production method and the solubility in cold water during use, the film thickness of the water-soluble film used is preferably about 20 μm to 100 μm.
[0026]
For printing on the water-soluble film of the agrochemical component, publicly known printing methods such as screen printing, gravure printing, flexographic printing, etc. can be used.
(1) The thickness of the printed ink can be easily adjusted.
(2) Anything that passes the opening of the screen can be printed.
(3) Screen printing is particularly preferred because two or more agrochemical formulations can be separately printed on the same film without contacting each agrochemical formulation.
[0027]
The film thickness of the printing plate for screen printing is preferably 10 μm to 500 μm, and the screen mesh is preferably 50 to 300 mesh.
In order to prevent the user from directly touching the ink part of the water-soluble film printed and supported with the agrochemical component, the water-soluble film printed and supported with the agricultural chemical component is laminated with a non-printed water-soluble film. It is also possible.
[0028]
Furthermore, when it is desired to apply two or more different pesticidal components at the same time, it is possible to laminate only the necessary types of water-soluble films printed with different pesticidal components. In this case, not only a water-soluble film made of a polyvinyl alcohol-based resin but also carboxymethyl cellulose, gelatin, water-soluble paper and the like can be used as appropriate.
[0029]
The application method of the agricultural chemical formulation according to the present invention is not particularly limited. For example, when applied to a paddy field having an area of 10 are, the agricultural chemical formulation supporting the amount of the active ingredient necessary for the area is divided into about 5 to 30 sheets. Can be applied to the paddy field uniformly, so that a sufficient effect can be obtained with a simple application method.
[0030]
Also, when diluting and applying to water, for example, when spraying a drug on an area of 10 m 2 , the worker can safely put about 1 to 20 pesticide formulations into 10 liters of water in the spray tank. The spray solution can be easily prepared with a sufficient effect on fruit trees, vegetables and the like.
[0031]
Even if the agricultural chemical formulation according to the present invention uses a plurality of agricultural chemical ingredients that are difficult to form a mixed preparation, such as a pharmaceutical that is concerned about the stability of each pharmaceutical by mixing a plurality of chemicals, This can be easily handled by printing the agrochemical components at different locations on the same film, or by using a plurality of water-soluble films on which each agrochemical component is printed.
[0032]
Further, by further overlapping the film on the film carrying the agrochemical component, the film protects the agrochemical component which is unfavorable to the human body or difficult to handle, so that the user can handle it without touching it directly. Furthermore, in use, it has an advantage that the amount of any agricultural chemical component can be easily adjusted by cutting the film with scissors or the like. EXAMPLES Next, although an Example and a test example demonstrate this invention concretely, this invention is not limited to these.
[0033]
(Example 1)
40 parts of water-soluble polyamide (A-90: manufactured by Toray Industries, Inc.) was dissolved in 40 parts of water, and 5 parts of butyl cellosolve was added. Furthermore, as a fatty acid amide-based viscosity modifier, 3 parts of (Flownon SH-290: manufactured by Kyoeisha Yushi Chemical Co., Ltd.) were added and mixed to prepare a screen printing ink. To this ink, 11 parts of pyributicarb having an average particle diameter of 3 μm was added to the solid content of the ink, and stirred to mix to prepare an agrochemical component-containing ink.
[0034]
As a printing plate, a solid printing plate having a film thickness of 20 μm was prepared on a screen frame covered with a 150 mesh polyester basket. Next, an aqueous solution of polyvinyl alcohol resin (Sorblon KB # 40: manufactured by Aicello Chemical Co., Ltd.) is applied onto a polyester film, dried to form a 40 μm film, and the ink is printed on the screen using a screen plate, It dried for 10 minutes with the 60 degreeC drying machine.
[0035]
After the printed film was dried, the thickness of the printed ink was measured and found to be 30 μm, and the content of pyributycarb was 11.3%. When this was cut into 5 cm squares, the polyester film was peeled off and poured into 1 liter of water at 20 ° C., it started to disperse in 20 seconds and completely dissolved in 50 seconds.
[0036]
(Example 2)
50 parts of water-soluble polyether (Alcox R-15: manufactured by Meisei Chemical Co., Ltd.) is dissolved in a mixed solvent of 60 parts of isopropyl alcohol and 20 parts of toluene, and a special silicone leveling agent (Polyflow KL-245: Kyoeisha Yushi) Chemical Industry Co., Ltd.) 2 parts, 0.5 part as a defoaming agent (Floren AC-202: manufactured by Kyoeisha Yushi Chemical Co., Ltd.), 3 parts of Bensulfuron methyl having an average particle size of 10 μm are added, and mixed by stirring. A pesticide component-containing ink was prepared.
[0037]
As a printing plate, a solid printing plate having a film thickness of 50 μm was prepared on a screen frame covered with an 80 mesh polyester basket. Next, the above ink was printed on a 40 μm film of a polyvinyl alcohol resin (Solbron KB # 40: manufactured by Aicero Chemical Co., Ltd.) prepared in the same manner as in Example 1 using a screen plate, and a dryer at 60 ° C. For 10 minutes. After the film was dried, the thickness of the printed ink was measured to be 60 μm, and the content of bensulfuron methyl was 2.19%. When this was cut into 5 cm square and poured into 1 liter of water at 20 ° C., it started to disperse in 40 seconds and completely dissolved in 90 seconds.
[0038]
(Example 3)
140 parts of polyvinyl pyrrolidone (Lubicol VA: manufactured by BASF) is dissolved in a mixed solvent of 70 parts of isopropyl alcohol and 10 parts of butyl cellosolve, and 35 parts of iminotadine acetate is added to the ink solid content and mixed by stirring. An ink containing agrochemical components was prepared. As a printing plate, a solid printing plate having a film thickness of 30 μm was prepared on a screen frame covered with a 150 mesh polyester basket. Subsequently, it printed on the 40 micrometer film of the polyvinyl alcohol-type resin (Solbron KB # 40: made by Aicero Chemical Co., Ltd.) adjusted similarly to Example 1 using the said ink and a screen plate, and with a 60 degreeC drying machine. Dried for 10 minutes.
[0039]
After the film was dried, the thickness of the printed ink was measured and found to be 30 μm and the iminotadine acetate content was 12.38%. In order to prevent the user from touching the ink part of the water-soluble film with the pesticide component by hand, the polyvinyl alcohol-based water-soluble film (SOLBRON KL: Aicero Chemical) Bonded together). When this was cut into 5 cm square and poured into 1 liter of water at 20 ° C., it started to disperse in 40 seconds and completely dissolved in 95 seconds.
[0040]
Example 4
160 parts of polyvinyl methyl ether (Lutneral M-40: ethanol 70% solution manufactured by BASF) was dissolved in a mixed solvent of 20 parts of isopropyl alcohol and 10 parts of butyl cellosolve, and 20 parts of iminoctadine albecyl salt was added and stirred. An ink containing agrochemical components was prepared by mixing. As a printing plate, a solid printing plate having a film thickness of 30 μm was prepared on a screen frame covered with a 150 mesh polyester basket.
[0041]
Subsequently, it printed on the 40 micrometers film of the polyvinyl alcohol-type resin (Solbron KB # 40: made by Aicero Chemical Co., Ltd.) adjusted like Example 1, using the said ink and screen plate, and 60 degreeC drying machine. For 10 minutes. After the film was dried, the thickness of the printed ink was measured and found to be 30 μm and the iminotadine albesyl salt content was 10.56%. When this was cut into 5 cm square and poured into 1 liter of water at 20 ° C., it started to disperse in 40 seconds and completely dissolved in 95 seconds.
[0042]
(Example 5)
As a printing plate, a checkered pattern as shown in FIG. 1 is prepared with a film thickness of 20 μm on a screen frame covered with a 150 mesh polyester bottle, and the printing ink containing the agrochemical component prepared in Example 1 is prepared in the same manner as in Example 1. The printed polyvinyl alcohol resin (Sorblon KB # 40: manufactured by Aicello Chemical Co., Ltd.) was printed on a 40 μm film and dried. In the figure, white portions are portions where ink is printed, and one side of each white portion is a 1 cm square.
[0043]
Next, a checkered pattern of FIG. 2 having a film thickness of 40 μm was formed on a screen frame covered with a 100-mesh polyester basket, printed using the printing ink containing the agrochemical component prepared in Example 2, and dried. After the film was dried, the thicknesses after drying were 30 μm and 50 μm, respectively, the content of pyributycarb was 6.0%, and the content of bensulfuron methyl was 2.74%. These two pesticide formulations could be printed without contacting each other. FIG. 3 shows a film on which printing inks containing two agrochemical components are finally printed.
[0044]
(Comparative Example 1)
An aqueous solution in which 3 parts of a 25% iminotadine acetate aqueous solution was dispersed in 30 parts of a 10% aqueous solution of pullulan (molecular weight 100,000) was poured onto a glass plate and dried, but a film-like composition was not obtained.
[0045]
(Comparative Example 2)
A casting solution in which 1 part of 47% pyributicarb wettable powder was dispersed in 30 parts of a 10% aqueous solution of pullulan (molecular weight 100,000) was poured onto a glass plate and dried, but a film-like composition was not obtained. .
[0046]
(Comparative Example 3)
10 g of 25% iminotadine acetate aqueous solution was dissolved in 10 cc of methanol, and 2.5 g of iminotazine acetate was sprayed onto a 30 cm × 30 cm cellulose water-based paper (dissolver: Mishima Paper Co., Ltd.). After drying, an aqueous paper preparation impregnated with iminotadine acetate was obtained.
[0047]
(Comparative Example 4)
5 g of 60% iminotadine albesylate methanol solution was dissolved in 10 cc of methanol, and 2.5 g of iminoctadine acetate was sprayed onto a 30 cm × 30 cm cellulose water-based paper (dissolver: Mishima Paper Co., Ltd.). After drying, an aqueous paper preparation impregnated with iminotadine acetate was obtained.
[0048]
(Comparative Example 5)
15 cc of a 12% pyribuchicarb flowable agent (Ippita assistant flowable: manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc.) was applied to a 30 cm × 30 cm cellulose water-soluble paper (dissolver: Mishima Paper Co., Ltd.) using a brush. After drying, a water-soluble paper preparation impregnated with 10.38% of piributycarb was obtained.
[0049]
(Comparative Example 6)
1% of 40% iminotadine albecyl salt wettable powder (Berkut wettable powder: manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc.) is dispersed in 5 cc of water, and 30 cm × 30 cm cellulose-based water-soluble paper (dissolver: Mishima Paper Co., Ltd.) It was applied using a brush. After drying, a water-soluble paper preparation impregnated with pilibutycarb flowable was obtained.
[0050]
(Test Example 1)
When the preparations prepared in Examples 1 to 4 and the preparations prepared in Comparative Examples 4 to 6 were cut into 10 cm × 10 cm and analyzed 5 points each, the preparation of the present invention was excellent in uniformity. It was. The analysis results are shown in Table 1.
[0051]
[Table 1]
[0052]
(Test Example 2) Scattering test 1 g of the preparation up to Examples 1 to 6 and 1 g of the preparation prepared in Comparative Examples 3 to 6 were dissolved in 100 cc of water, respectively, and 4.7, 8.6, 18 and It filtered with 30 mesh various sieves and investigated the presence or absence of clogging. Usually, the strainer of the spreader is 9 to 20 mesh, and if clogging occurs at 9 mesh or less, it is impossible to spread the medicine using the spreader. The test results are shown in Table 2. From the results shown in Table 2, it can be seen that it is impossible to spread the medicine with a spreader using the sample of the comparative example.
[0053]
The evaluation results were evaluated in the following three stages.
○: The sieve passed without clogging.
(Triangle | delta): Although passing through a sieve, the filtration residue remained.
X: Clogged and could not be filtered.
[0054]
[Table 2]
[0055]
(Test Example 3)
Pyribaticalb control effect on paddy field weeds and phytotoxicity test In the paddy field, a test plot having a size of 10 m 2 was prepared. After plowing, seeds of Nobies were sown, and paddy rice (variety: Nipponbare) was transplanted. Four pesticide preparations of Example 1 cut into 30 cm square were introduced from the shore. 30 days after application, herbicidal effects and phytotoxicity of paddy rice were evaluated according to the following criteria. In addition, the test was performed by two continuous systems per treatment area, and the average value was obtained. The results are shown in Table 3. From Table 3, it can be seen that the agrochemical formulation of the present invention exhibits a sufficient herbicidal effect and has no phytotoxicity.
[0056]
Herbicidal effect (A: residual weed rate)
5: 0
4: 0 <A ≦ 10
3:10 <A ≦ 20
2: 20 <A ≦ 40
1:40 <A ≦ 60
0:60 <A
[0057]
Paddy rice phytotoxicity 0: No phytotoxicity 1: Small phytotoxicity 2: During phytotoxicity 3: High phytotoxicity [0058]
[Table 3]
[0059]
【The invention's effect】
By using the agrochemical formulation according to the present invention,
(1) Agrochemical components that are hardly soluble in solvents can be easily carried on a water-soluble film.
(2) Since the agrochemical component can be easily carried on a thin film, the water solubility of the obtained agrochemical formulation is increased. For this reason, the spray liquid preparation at the time of spraying becomes easy.
(3) Agrochemical components can be uniformly supported on the film. For this reason, the quality of the obtained agrochemical formulation is improved, and weighing at the time of spraying can be performed accurately.
(4) Even when using multiple agrochemical ingredients that are difficult to make into a mixed formulation, each agrochemical ingredient is printed in different places on the same film, or water-soluble films printed with each agrochemical ingredient are used in layers. This can be solved.
(5) A film can be provided on the film carrying the agrochemical component so that the user can avoid touching the agrochemical component which is difficult to handle.
{Circle around (6)} In use, the amount of any agrochemical component can be easily adjusted by cutting the film with scissors or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 Screen checkered pattern shown in Example 5 (printed with printing ink containing agrochemical component prepared in Example 1)
FIG. 2 Screen checkered pattern shown in Example 5 (printed with printing ink containing agrochemical component prepared in Example 2)
3 is a checkered pattern of screen printing shown in Example 5 (printed with printing inks containing agrochemical ingredients prepared in Example 1 and Example 2 in order).
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