JP4188666B2 - 転がり軸受用樹脂保持器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、外径寸法と内径寸法の差である厚さが外径寸法に比べて非常に小さい超薄肉形玉軸受や、一般の深溝玉軸受等に適用される転がり軸受用樹脂保持器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の保持器では、転動体の外径よりわずかに大きな曲率半径を有する単一曲面ポケットで構成されており、ポケットと転動体の衝突による保持器音の発生をできる限り抑制する目的で、さらには保持器の動き量を抑制する目的で、ポケット面と転動体の隙間は小さく設定してある。
また、先行技術として次のような各工夫を施した保持器が提案されている。
特許文献1の例は、ポケット開口周縁部の少なくとも一部に面取を施し、その面取を断面形状が円弧となる曲面としている。面取断面形状の曲率半径は、転動体外径の1〜20%としている。
特許文献2の例は、転動体の回転進行方向に対向するポケット開口周縁部の先端が面取されたものとしている。
特許文献3の例は、ポケット開口周縁部(回転方向に対し交差する方向)に凹入部(面取を含む)を設けた保持器としている。
特許文献4の例は、ポケット軸線方向面に転動体と接触しない凹部を設けた保持器としている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−82424号公報
【特許文献2】
特開平10−19046号公報
【特許文献3】
特開平11−166540号公報
【特許文献4】
特開2002−98150号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の保持器では、上記のようにポケットと転動体の衝突による保持器音の発生、および保持器の動き量を抑制する目的で、ポケット面と転動体の隙間を小さく設定してあるが、この隙間が小さいと、ポケットと転動体の間への潤滑剤流入が妨げられる。そのため、保持器と転動体との間の滑り接触部分の潤滑性が悪化し、この部分の摩擦による振動、騒音が発生し易くなる。
また、軸受運転中、ポケット周縁部により、自転する転動体に付着している潤滑剤が掻き取られるため、転動体とポケット内面の潤滑性が悪化し、この部分の摩擦による振動、騒音が発生し易くなる。
上記先行技術に、ポケット周縁部に面取を設け、ポケット内面部に潤滑剤が入り易くしたもの、或いはポケット周縁部に凹入部を設け、ポケット内面部に潤滑剤が入り易くしたものなどがあるが、さらに潤滑剤の流入性向上の効果が得られるものが要望されている。
【0005】
この発明の目的は、ポケット内面と玉の間における潤滑を改善し、この部分の摩擦から発生する振動、騒音を抑制することができる転がり軸受用樹脂保持器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の転がり軸受用樹脂保持器は、リング状または円弧状の保持器本体の周方向複数箇所に転動体である玉を保持するポケットが、内径面および外径面に開口して形成された転がり軸受用樹脂保持器において、
上記ポケットの内面における径方向の両側部を上記玉が接する球面状の玉保持面とし、上記内面の径方向の中間部を上記玉が非接触となる周方向逃がし面とし、上記ポケットの上記玉保持面における玉との接触可能性のある全ての縁部、または略全ての縁部に面取り部を設けたことを特徴とする。
この構成によると、ポケットの周方向逃がし面は玉と接触せず、この隙間に潤滑剤が保持されることになり、この保持された潤滑剤が軸受運転時に玉とポケットの玉保持面との滑り接触部に供給される。このため、上記滑り接触部における潤滑を良好な状態に保つことが可能になる。また、ポケットの玉保持面における玉との接触可能性のある略全ての縁部に面取り部が設けられているため、玉の表面に付着したグリース等の潤滑剤がポケットの開口周縁で掻き取られ難くなり、ポケット内の必要箇所に潤滑剤を取り込み易くなる。その結果、ポケットと玉との滑り接触部を良好な潤滑状態に保つことが可能となり、この滑り接触部から発生する振動、騒音が抑制される。
【0007】
この発明において、上記保持器本体の軸方向の片面における各ポケットの形成箇所に、上記玉を抱く一対の凸部を有し、これら凸部の内面がポケットの内面の一部を構成するものとする。いわゆる冠型の保持器とする。上記凸部は、例えば玉の球面に沿う爪状のものとされる。
このように凸部を設けた場合、保持器本体の軸方向厚さを厚くすることなく、ポケット内面の周方向長さを長く確保することができ、ポケット内に玉を安定良く保持できる。
この発明において、上記ポケットの内面における保持器回転方向に対して交差する部分に、保持器径方向に延びる凹面状の油溜りを設ける。この油溜りを、以下「交差部油溜り」と呼ぶ。
この構成の場合は、交差部油溜りに保持される潤滑剤も、軸受運転時に、玉とポケットの玉保持面との滑り接触部に供給されることになる。そのため、上記滑り接触部における潤滑をさらに良好に保つことができる。
【0008】
この発明において、ポケットの内面における、上記一対の凸部で挟まれる軸方向開口と反対側の部分である底部に、凹面状の底部油溜りを設けても良い。この底部油溜りは、例えば保持器径方向に延びるものとする。
この構成の場合は、底部油溜りに保持される潤滑剤も、軸受運転時に、玉とポケットの玉保持面との滑り接触部に供給されることになり、この部分における潤滑をさらに良好に保つことができ、ポケットと玉との滑り接触部から発生する振動、騒音をより一層抑制することができる。
【0009】
この発明において、保持器本体における各ポケットの周辺部分の径方向厚さに対して、保持器本体の一般部分の径方向厚さを薄くする。すなわち、上記保持器本体における各ポケットの周辺部分を、保持器本体の一般部分の径方向厚さよりも厚くなる厚肉部分に形成する。この厚肉部分における上記一般部分から突出した箇所のポケットの内面となる面は上記玉保持面とする。
このように構成した場合には、大径の薄肉軸受に適用した場合、特に複数の円弧状のセグメント片を連結して環状に構成されるタイプの保持器において懸念される外輪内径面あるいは内輪外径面と保持器との間における接触が原因で発生する擦れ音を抑制することが可能となる。また、外輪内径面、または内輪外径面と保持器との間に形成される空間にグリース等の潤滑剤が保持されることにより、ポケット内部へ潤滑剤が送り込まれ易くなる。そのため、玉外径面と保持器ポケット面との間の滑り接触部における潤滑を良好な状態に保つことができ、この部分における振動、騒音を抑制することが可能となる。
【0010】
この発明において、上記厚肉部分は、上記凸部の先端からポケットの開口縁に沿って延びていて、上記凸部の基端よりもポケット底部側へ続いていてもよい。
また、この発明の転がり軸受用樹脂保持器は、複数個の円弧状のセグメント片からなり、各セグメント片が、両端に、互いに嵌合可能な形状の結合部を有し、隣合うセグメント片の対応する結合部を結合することでリング状とされていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を図1ないし図5と共に説明する。この転がり軸受用樹脂保持器は、その一部を図1に斜視図で示すように、リング状または円弧状の保持器本体1の周方向複数箇所に転動体である玉2(図2)を保持するポケット3が、保持器本体1の内径面および外径面に開口して形成されたものである。保持器本体1の軸方向(B方向)の片面における各ポケット3の形成箇所に、上記玉2を抱く一対の凸部4,4を有し、これら凸部4の内面がポケット3の内面の一部を構成する。これら凸部4,4は、玉の球面に沿う爪状のものとされている。
【0012】
上記ポケット3の内面における保持器径方向(A方向)の両側部は、上記玉2が接する球面状の玉保持面5,5とされている。図1において、矢印Aに付した「内」,「外」の文字は保持器径方向Aにおける内径側と外径側の向きをそれぞれ示す。この玉保持面5は、玉2の転動面と同心で、この転動面よりも僅かに大きな曲率半径とされている。また上記内面の径方向の中間部は、玉2が非接触となる周方向逃がし面6とされている。周方向逃がし面6は、玉保持面5に対して形成した周方向に延びる浅溝の底面となっている。具体的には、この周方向逃がし面6は、玉2の転動面と同心で、この転動面よりも僅かに大きな曲率半径を有する球面状の凹曲面とされ、または円筒面状の凹曲面とされている。ポケット3の両側の玉保持面5における玉2との接触可能性のある全ての縁部には、図3および図5に示すように面取り部7が設けてある。
【0013】
ポケット3の内面における保持器回転方向(すなわち保持器円周方向)に対して交差する方向となる一部分には、保持器本体1の径方向(A方向)に延びる凹面状の油溜りである交差部油溜り8が設けられている。交差部油溜り8は、例えば玉2の配列のピッチ円と略一致する保持器軸方向位置の軸方向両側に跨がるように設けられる。図4は、その交差部油溜り8の部分で断面して示す保持器の部分断面図である。この交差部油溜り8は、ポケット3内に転動自在に保持される玉2の転動面と同心で、玉保持面5の曲面よりも僅かに大きな曲率半径を有する曲面状の凹曲面か、または円筒面状もしくは四角筒面状などの凹面とされる。図示の例では、交差部油溜り8は底面が円筒面状とされ、かつ保持器を径方向に見て、図5のように開口側が広がり底面側が狭まる台形状となっている。
【0014】
上記ポケット3は、保持器軸方向(B方向)の片方に、上記のように一対の凸部4,4で挟まれる軸方向開口3a(図5)を有するものとされるが、ポケット3の内面における上記軸方向開口3aと反対側の部分である底部には、凹面状の底部油溜り9が設けられている。この底部油溜り9は、保持器径方向(A方向)に延びる形状となっている。この底部油溜り9は、玉2がポケット3の最下部にある状態で、玉2と接する面となる深さを最低限有するものとされるが、さらにそれ以上に玉2が接触しない方向へ深く形成して良い。この深さ条件を満たした上で、上記底部油溜り9は、円筒面状、四角筒面状、あるいは玉2の転動面と同心で上記周方向逃がし面6の曲面よりも僅かに大きな曲率半径を有する球面状の凹曲面などとされる。図示の例では、底部油溜り9は、四角筒面状の溝に形成されている。
【0015】
保持器本体1の厚さは、図2に平面図で示すように、保持器本体1における各ポケット3の周辺部分の径方向厚さW1に対して、保持器本体1の一般部分の径方向厚さW2を薄くしてある。換言すれば、保持器本体1における各ポケット3の周辺部分が、保持器本体1の一般部分の径方向厚さW2よりも厚くなる厚肉部分1aに形成され、この厚肉部分1aによって保持器内面の必要な径方向幅が確保されている。保持器本体1の一般部分は、保持器本体1における各ポケット3の周辺部分を除く部分のことである。保持器本体1の一般部分は、例えば全周にわたり均一厚さとされている。厚肉部分1aは、ポケット3の底部付近には設けられておらず、円周方向に対向する2箇所に別れて形成されている。厚肉部分1aは、上記凸部4の先端からポケット3の開口縁に沿って延びていて、凸部4の基端よりもポケット底部側へ続いている。
【0016】
この構成の転がり軸受用樹脂保持器によると、ポケット3の内面における径方向(A方向)の両側部が玉2の接する球面状の玉保持面5とされ、径方向の中間部は玉2が非接触となる周方向逃がし面6とされているので、この周方向逃がし面6と玉2との隙間に潤滑剤が保持されることにより、この潤滑剤が軸受運転時に、玉2と玉保持面5との滑り接触部に供給され、この部分における潤滑を良好な状態に保つことが可能となる。
また、ポケット3の玉保持面5における玉2との接触可能性のある略全ての縁部に面取り部7を設けたため、玉2の表面に付着したグリース等の潤滑剤がポケット3の玉保持面5の縁部で掻き取られ難くなり、ポケット3内の必要箇所に潤滑剤を取り込み易くなる。
【0017】
さらに、ポケット3の内面における保持器回転方向に対して交差する方向の一部分に、保持器径方向(A方向)に延びる凹面状の交差部油溜り8が設けられているので、この交差部油溜り8に保持される潤滑剤が、軸受運転時に、玉2と玉保持面5との滑り接触部に供給され、この部分における潤滑を良好に保つことが可能となる。
【0018】
ポケット3の内面における底部には、保持器径方向(A方向)に延びる凹面状の底部油溜り9が設けられているので、この底部油溜り9に保持される潤滑剤が、軸受運転時に、玉2と玉保持面5との滑り接触部に供給され、この部分における潤滑をさらに良好に保つことができる。
【0019】
このように、ポケット3の内面に、玉保持面5以外の各種の凹面(周方向逃がし面6,交差部油溜り8,底部油溜り9)を併設しており、しかもポケット3の玉保持面5の周縁に面取り部7を設けているので、潤滑剤をポケット3内に効果的に取り込み易くなり、ポケット3と玉2との間における滑り接触部の潤滑を良好な状態に保つことができ、接触面から発生する振動、騒音を抑制することができる。
【0020】
さらに、保持器本体1の厚さは、各ポケット3の周辺部分の径方向厚さW1に対して、一般部分の径方向厚さW2を薄くしたため、大径で薄肉の軸受に適用した場合に、外輪内径面あるいは内輪外径面と保持器との間における接触が原因で発生する擦れ音を抑制することができる。特に、図6に示すように、複数の円弧状のセグメント片1Aを連結して環状に構成されるタイプの保持器において、懸念される上記擦れ音を効果的に抑制することができる。上記のように一般部分の厚さW2を薄くしたため、外輪内径面あるいは内輪外径面と保持器との間に形成される空間にグリース等の潤滑剤が保持されることになって、ポケット3の内部へ潤滑剤が送り込まれ易くなる。このため、玉2の転動面と保持器のポケット3の内面との滑り接触部における潤滑をより良好な状態に保つことができ、この部分における振動、騒音をより一層抑制することができる。
【0021】
また、保持器本体1の軸方向(B方向)の片面における各ポケット3の形成箇所に、上記玉2を抱く一対の凸部4,4を有し、これら凸部4の内面がポケット3の内面の一部を構成するものとしているので、保持器本体1の軸方向厚さを厚くすることなく、ポケット3の内面の周方向長さを長く確保することができ、ポケット3内に玉2を安定良く保持できる。
【0022】
なお、上記実施形態は保持器本体1を非分割のリング状としたものであるが、保持器は、例えば図6に示すような円弧状のセグメント片1Aを複数個連結して環状に構成するものであっても良い。各セグメント片1Aは、上記実施形態におけるリング状の保持器を円周方向に並ぶ複数個の円弧状部分に分割したものであり、両端に、互いに嵌合可能な形状の結合部21,22が設けられている。これら結合部21,22は、円周方向に隣合うセグメント片1Aを互いに結合するセグメント結合部である。隣合うセグメント片1Aの対応する結合部21,22を結合することで、リング状の保持器となる。
【0023】
両端の結合部21,22のうち、一端の結合部21は、結合部本体21aから円周方向に突出した嵌合突部21bを有し、他端の結合部22は、結合部本体22aの端面に、嵌合凹部22bが形成されている。嵌合突部21bは、結合部本体21aから突出した首部に続いて、この首部よりも大きな頭部が形成されたものとされ、その頭部の形状は、保持器径方向に見て、例えば円形状とされている。嵌合凹部22bは、嵌合突部21bの全体が径方向に挿脱可能に嵌合する形状である。
【0024】
図7は図6(A)の一点鎖線で囲んだVII 部分を拡大して示す。結合部21,22は、次の各構成▲1▼〜▲3▼を有するものとしてある。
▲1▼.結合部21,22の中心O1(凸面結合部21では嵌合突部21bの中心、凹面結合部22では嵌合凹部22b(図6)の中心)とポケット3の中心Oの軸方向位置を合わせてある。すなわち、結合部21,22の中心O1から保持器本体1の凸部4の突出側と反対側の軸方向面1bまでの距離PKは、ポケット3の中心Oから上記軸方向面1bまでの距離PPと一致させてある。
▲2▼.結合部21,22の最も厚い箇所の径方向厚さTKは、保持器本体1の一般部分の径方向厚さW2よりも厚くする。(なお、この形式の保持器は、軸受幅面から挿入して組み込まれるため、厚さTKの上限は、軸受の内輪31(図8)と外輪32間の隙間高さHS未満とされる。また、結合部21,22の径方向厚さTKとなる部分の軸方向幅HTは、内外輪31,32の転走溝幅GWと干渉しない範囲とする必要があり、干渉しない範囲で略最大の値とすることが好ましい。)
▲3▼.結合部21,22の軸方向幅寸法HBは、保持器の他の軸方向最大幅部分(凸部4の突出した部分)の幅寸法よりも広くする。この軸方向幅寸法HBは、例えば、保持器の軸受への挿入後に、保持器周辺構造物との干渉がない最大幅とする。
【0025】
上記▲1▼〜▲3▼の構成とした作用を説明する。
▲1▼の構成にした場合、玉の遅れ進みによるセグメント結合部21,22へのモーメント荷重の発生を防ぎ、モーメント荷重によるセグメント片1Aの軸方向(B方向)のふらつき及び変形が抑制されるため、より高速かつ低騒音の軸受運転が可能となる。
▲2▼,▲3▼の構成とした場合、セグメント結合部21,22の剛性が上がり、軸受運転時の玉の遅れ進みによる結合部21,22の変形を抑制でき、異音発生やトルク上昇を防止できる。なお、通常、セグメントタイプの保持器では、玉の遅れ進みによる結合部の変形により、保持器側面形状が真円から多角形へと変形して回転しているが、ボールが保持器ポケット内で拘束され、異音発生やトルク上昇を引き起こす。上記▲2▼,▲3▼を構成とすると、このような問題が解消される。
【0026】
【発明の効果】
この発明の転がり軸受用樹脂保持器は、ポケットの内面における径方向の両側部を玉が接する球面状の玉保持面とし、上記内面の径方向の中間部を上記玉が非接触となる周方向逃がし面とし、上記ポケットの上記玉保持面における玉との接触可能性のある略全ての縁部に面取り部を設けたため、ポケット内面と玉の間における潤滑を改善し、この部分の摩擦から発生する振動、騒音をより効果的に抑制することができる。
特に、保持器回転方向に対して交差する部分や、ポケット底部等、複数箇所に油溜りを設け、上記周方向逃がし面および上記面取り部と併設したため、潤滑油がより一層効果的に取り込まれ易くなり、ポケットと玉とにおける滑り接触部の潤滑をより一層良好な状態に保つことができて、接触部から発生する振動、騒音をより効果的に抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る転がり軸受用樹脂保持器の一部を示す斜視図である。
【図2】同保持器の一部を保持器軸方向から見た平面図である。
【図3】図2の一部の拡大平面図である。
【図4】同保持器の要部水平断面図である。
【図5】同保持器の一部を保持器径方向から見た正面図である。
【図6】(A)は同保持器をセグメント形式とした例の保持器内径側から見た正面図、(B)は同裏面図、(D)は同保持器を直線状に延ばして示す平面図である。
【図7】(A)は図6(A)の鎖線で囲んだVII 部分の拡大図、(B)は同図(A)のb−b矢視断面図、(C)は同図(A)の右側面図、同図(D)は同図(A)の平面図である。
【図8】同保持器を用いた軸受構造例の断面図である。
【符号の説明】
1…保持器本体
1a…厚肉部分
2…玉
3…ポケット
3a…軸方向開口
4…凸部
5…玉保持面
6…周方向逃がし面
7…面取り部
8…交差部油溜り
9…底部油溜り
Claims (3)
- リング状または円弧状の保持器本体の周方向複数箇所に転動体である玉を保持するポケットが、内径面および外径面に開口して形成された転がり軸受用樹脂保持器において、
上記保持器本体の軸方向の片面における各ポケットの形成箇所に、上記玉を抱く一対の凸部を有し、これら凸部の内面がポケットの内面の一部を構成し、上記ポケットの内面における径方向の両側部を上記玉が接する球面状の玉保持面とし、上記内面の径方向の中間部を上記玉が非接触となる周方向逃がし面とし、上記ポケットの上記玉保持面における玉との接触可能性のある略全ての縁部に面取り部を設け、上記ポケットの内面における保持器回転方向に対して交差する部分に、保持器径方向に延びる凹面状の交差部油溜りを設け、上記ポケットの内面における、上記一対の凸部で挟まれる軸方向開口と反対側の部分である底部に、凹面状の底部油溜りを設け、上記保持器本体における各ポケットの周辺部分を、保持器本体の一般部分の径方向厚さよりも厚くなる厚肉部分に形成し、この厚肉部分における上記一般部分から突出した箇所のポケットの内面となる面を上記玉保持面とした、ことを特徴とする転がり軸受用樹脂保持器。 - 請求項1において、上記厚肉部分は、上記凸部の先端からポケットの開口縁に沿って延びていて、上記凸部の基端よりもポケット底部側へ続いている転がり軸受用樹脂保持器。
- 請求項1または請求項2において、複数個の円弧状のセグメント片からなり、各セグメント片が、両端に、互いに嵌合可能な形状の結合部を有し、隣合うセグメント片の対応する結合部を結合することでリング状とされた転がり軸受用樹脂保持器。
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