JP4182075B2 - 導光板および平面照明装置 - Google Patents
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光源からの光を導く入射端面部と、この入射端面部から導いた光を外部に出射する表面部と、表面部の反対側に位置する裏面部と、これら表面部と裏面部と入射端面部とに接続する側面部とからなり、表面部または/および裏面部には入射端面部に略直角方向に延在する高さの異なる稜を有する略三角柱または/および円弧柱を側面方向に規則性を持って複数並べた導光板と、
光源を導光板の入射端面部に対向する部分以外を包囲するリフレクタと、
裏面部の近傍に備える反射体と、
これら光源と導光板とリフレクタと反射体とを少なくとも収納するケースとを具備することを特徴とする。
光源からの光を導く入射端面部と、この入射端面部から導いた光を外部に出射する表面部と、表面部の反対側に位置する裏面部と、これら表面部と裏面部と入射端面部とに接続する側面部とからなり、表面部または/および裏面部には入射端面部に略直角方向に延在する高さの異なる稜を有する略三角柱または/および円弧柱を側面方向に規則性を持って複数並べた導光板と、
光源を導光板の入射端面部に対向する部分以外を包囲するリフレクタと、
裏面部の近傍に備える反射体と、
これら光源と導光板とリフレクタと反射体とを少なくとも収納するケースとを具備するので、導光板が光学的に稜の頂角が等しくとも高さが異なるために略三角柱や円弧柱の同じ条件での入射角に対して出射光の広がり範囲が異なるとともに略三角柱や円弧柱のピッチや稜の高さが異なるために異なる出射光量を得ることができる。
光源からの光を導く入射端面部と、この入射端面部から導いた光を外部に出射する表面部と、表面部の反対側に位置する裏面部と、これら表面部と裏面部と入射端面部とに接続する側面部とからなり、表面部または/および裏面部には入射端面部に略直角方向に延在する高さの異なる稜を有する略三角柱または/および円弧柱を側面方向に規則性を持って複数並べた導光板と、
光源を導光板の入射端面部に対向する部分以外を包囲するリフレクタと、
裏面部の近傍に備える反射体と、
これら光源と導光板とリフレクタと反射体とを少なくとも収納するケースとを具備するので、導光板が光学的に稜の頂角が等しくとも高さが異なるために略三角柱や円弧柱の同じ条件での入射角に対して出射光の広がり範囲が異なるとともに略三角柱や円弧柱のピッチや稜の高さが異なるために異なる出射光量を得ることができる。
なお、本発明は、導光板の表面部や裏面部等に、入射端面部に対して略直角方向に略三角柱や円弧柱が延在し、その略三角柱や円弧柱の稜の頂部分の断面形状が三角形状や円弧形状であり、高さの異なる稜を有した略三角柱や円弧柱を側面方向に複数並設したもので、光学的に稜の頂角が等しくとも高さが異なるために略三角柱や円弧柱の同じ条件での入射角に対して出射光の広がり範囲が異なるとともに略三角柱や円弧柱のピッチや稜の高さが異なるために異なる出射光量を得ることができ、出射光の広がり範囲や出射光量を目的に合わせてコントロールすることによって均一で高輝度な出射光を得ることができ、目的とする光の偏向方向を変えてしまったり、局部的に必要以上の光(輝線)の発生等、光学的な作用の阻害を防止することができ、また機械的に略三角柱や円弧柱の高さが一定(同等)で無いために表面部の上方に備えた光学部材や裏面部の下方に備えた反射シート等が導光板の表面部や裏面部に貼り付くことを防ぐことができ、特に永年使用時に略三角柱や円弧柱の稜の磨耗が無く、長い年月にわたって斑の無い高輝度の出射光を得ることができる導光板および平面照明装置を提供するものである。
また、図1における各凸条は、略三角柱7aや略三角柱7bの稜8の頂部分の断面形状が三角形状であり、稜8に接続する面9が直線である。
また、ここでは図示しないが、凸条は、略三角柱7aおよび略三角柱7bが非連続で裏面部5に飛び飛びに所定間隔を空けて設けても良く、略三角柱7aおよび略三角柱7bが存在しない裏面部5の部分は鏡面を成している。
図8(a)は導光板2の略三角柱7aや略三角柱7bや略三角柱7c等の稜8に接続する面9が直線であるので、面9に進んだ光線Lso1は面9に対する入射角と反射角とが等しく反射し、反射光線Lr1として上方に進む。
同様に面9に進んだ光線Lso2は面9に対する入射角と反射角とが等しく反射し、反射光線Lr2として上方に進む。
さらに、面9に進んだ光線Lso3も同様に、面9に対する入射角と反射角とが等しく反射し、反射光線Lr3として上方に進む。
同様に面9bに進んだ光線Ls2は面9bの法線と成す入射角と等しい反射角で反射し、反射光線Lrr2として上方に進む。
さらに、面9bに進んだ光線Ls3も同様に、面9bの法線と成す入射角と等しい反射角で反射し、反射光線Lrr3として上方に進む。
また、導光板2の材料等にもよるが、永年時での接触部分の磨耗等の変化が稜8の頂部分の断面形状が円弧形状の場合の方が小さい。
そのため、表面部4の上方に備えた光学部材や裏面部5の下方に備えた反射シート12および導光板2の材料に対応して表面部4の上方に備えた光学部品や裏面部5の下方に備えた反射シート12等に対して表面部4や裏面部5に貼り付かないようにすることができる。
なお、ここでの説明は、裏面部5に略三角柱7a,7b,7cや円弧柱7d等を設けたものであるが、表面部4に設けても良く、表面部4と裏面部5の両面に設けても良い。
また、導光板2の全体が楔形状を成しているので、裏面部5で反射角が偏向され表面部4に達した時に入射角が臨界角を破る角度になり、表面部4から外部(テーパーリーク)に出射する。
また、同様に右方向からの入射光Lo3は、稜8で斜め上部方向に反射し、反射光L3oとして表面部4方向の左方向に進む。
なお、例えば、これら導光板2の上方に図示しない液晶表示装置を載置した時に液晶表示装置の液晶のピクセルのピッチと導光板2に設けた略三角柱7a,7b,7cや円弧柱7dとのピッチが一致しない様に選択することができ、そのため、モアレの発生を防ぐことができる。
このように、光学的に稜8の頂角が等しくとも稜8の高さが異なるために略三角柱7a,7b,7cや円弧柱7dの同じ条件での入射角に対して出射光の広がり範囲が異なるとともに略三角柱7a,7b,7cや円弧柱7dのピッチや稜の高さが異なるために異なる出射光量を得ることができる。
そのために、出射光の広がり範囲や出射光量を目的に合わせてコントロールすることによって均一で高輝度な出射光を得ることができる。
冷陰極管(CCFL)は、細い石英ガラス等の管の両端に電極を設けて、放電させ管の内側に塗布した蛍光材によって紫外線やRGBをも含む色温度の略全波長領域に対して発色し筒状に発光する。
また、半導体発行素子は、4元素化合物やInGaAlP系、InGaAlN系、InGaN系等の化合物の高輝度の発光素子等の赤色発光、緑色発光、青色発光の3原色を線状(アレー状)に用いる。
また、熱可塑性樹脂に酸化チタンのような白色材料を混入させたものを射出成型したり、熱可塑性樹脂にアルミニウム等の金属蒸着を施したり、金属箔を積層したものからなる。
しかし、この図10での導光板2Bは厚さが一定であるために、テーパーリークは起こしにくく、表面部4に達した光が表面部4に設けた光偏向素子14によって外部に出射することができる。
然るに、ライフの長い安定した高輝度の出射光を得ることができる導光板および平面照明装置を提供することができる。
2(2A,2B) 導光板
3 入射端面部
4 表面部
5 裏面部
6 側面部
7a,7b,7c 略三角柱
7d 円弧柱
8 稜
9,9b 面
10a,10b 光源
11a,11b リフレクタ
12 反射体
13 ケース
14 光偏向素子
α 臨界角
γ 屈折角
n 屈折率
Lo1,Lo2,Lo3,L1o,L2o,L3o,Lo,Lro,L2R,Ls1,Ls2,Ls3,Lr1,Lr2,Lr3,Lrr1,Lrr2,Lrr3.Lso1,Lso2,Lso3 光線
Claims (6)
- 光を導く入射端面部と、この入射端面部から導いた光を外部に出射する表面部と、前記表面部の反対側に位置する裏面部と、これら前記表面部と前記裏面部と前記入射端面部とに接続する側面部とからなる導光板において、
前記表面部または/および前記裏面部には前記入射端面部に略直角方向に延在する高さの異なる稜を有する略三角柱または/および円弧柱を前記側面方向に規則性を持って複数並べたことを特徴とする導光板。 - 前記稜は、頂部分の断面形状が三角形状または/および円弧形状であることを特徴とする請求項1記載の導光板。
- 前記略三角柱は、前記稜に接続する面が直線または曲線であることを特徴とする請求項1記載の導光板。
- 前記稜は、隣り合う間隔が30ミクロンから150ミクロンの範囲であることを特徴とする請求項1記載の導光板。
- 前記稜は、異なる高さの間隔が1ミクロンから10ミクロンの範囲であることを特徴とする請求項1記載の導光板。
- 光源と、
前記光源からの光を導く入射端面部と、この入射端面部から導いた光を外部に出射する表面部と、前記表面部の反対側に位置する裏面部と、これら前記表面部と前記裏面部と前記入射端面部とに接続する側面部とからなり、前記表面部または/および前記裏面部には前記入射端面部に略直角方向に延在する高さの異なる稜を有する略三角柱または/および円弧柱を前記側面方向に規則性を持って複数並べた導光板と、
前記光源を前記導光板の前記入射端面部に対向する部分以外を包囲するリフレクタと、
前記裏面部の近傍に備える反射体と、
これら前記光源と前記導光板と前記リフレクタと前記反射体とを少なくとも収納するケースとを具備することを特徴とする平面照明装置。
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2005
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