JP4173719B2 - 新規ステロイドサポニン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規なステロイドサポニン並びにこれを有効成分とする角層剥離促進剤、ニキビ予防治療剤及びカテプシンD産生促進剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、ニキビの形成には、皮脂分泌亢進とその貯留、毛包管内における細菌増殖、毛包管の角化亢進と閉塞等、いくつかの要因が関連しているとされており、近年では、角層剥離機構の解明により、層板顆粒中に内包されるプロテアーゼ群の機能低下による角層の剥離遅延により毛包の管腔内に角化物の堆積を生じ、ニキビ形成を引き起こすと考えられている(非特許文献1参照)。
【0003】
これまで、角層剥離の促進を目的するニキビ予防又は治療剤としては、硫黄やサリチル酸含有ローション剤の外用によるものが中心であったが、これらの使用では充分な効果が得られない、刺激を生じ易く多用できない、という問題があった。
【0004】
また、最近ではアカメガシワ、ウワウルシ、ブッチャーブルーム等の植物抽出物が培養表皮細胞のカテプシンDの量を増加させ、角層の剥離を促進すると共にニキビ予防治療効果を発揮することが報告されているが(特許文献1参照)、斯かる植物抽出物は安全性は高いものの、効果の点で充分でない場合もあり、より優れたニキビ予防治療効果を発揮する物質が望まれていた。
【0005】
本発明は、日常のスキンケアの段階でニキビを予防すると共に、ニキビ治療に有効でかつ人体に対する安全性の高い医薬又は化粧料を提供することを目的とする。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−322943号公報
【非特許文献1】
T. Maeda, J. Dermatol(1991)18:397-407
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、角質細胞の剥離に関わるプロテアーゼの量的変化に着目し検討したところ、新規構造を有するステロイドサポニンが培養表皮細胞のカテプシンDの量を増加させ、角層の剥離促進、ニキビの予防又は治療に有効であることを見出した。
【0008】
すなわち本発明は、下記式(1)又は(2):
【0009】
【化2】
【0010】
で表されるステロイドサポニンを提供するものである。
【0011】
また本発明は、上記ステロイドサポニンを有効成分とする角層剥離促進剤、ニキビ予防治療剤及びカテプシンD産生促進剤を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のステロイドサポニンは、例えばユリ科ナギイカダ属の植物であるブッチャーブルーム(和名ナギイカダ、学名Ruscus Aculeatus L.)から抽出し、分離精製することにより取得できる。
抽出は、例えばブッチャーブルームの根又は地下茎を、そのまま又は粉砕し、常温下で行えばよく、予め低極性溶媒を用いて精油成分を除去してから抽出に伏すことも可能である。抽出溶媒は、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、1,3−ブタンジオール、ジオキサン、水等の極性溶剤を単独又は2種以上を混合して用いるのが好ましく、特に水−エタノールの混液を用いるのが好ましい。また、上記抽出過程においては、適宜濃縮、希釈、ろ過等の処理を施してもよい。
【0013】
かくして得られた抽出物をカラムクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等の分離手段を用いて分離精製することにより、本発明のステロイドサポニン(1)及び(2)を単離することができる。
具体的には、ブッチャーブルームの抽出液又はその濃縮物をスチレン−ビニルベンゼン系合成吸着剤、アクリル系合成吸着剤、活性炭、シリカゲル、アルミナ、セルロース、疎水基で修飾されたシリカゲル、修飾デキストランゲル等に吸着させ、目的のステロイドサポニン以外の抽出物由来成分を除去した後、適切な溶媒を用いて吸着剤に吸着しているステロイドサポニンを含有する画分を溶出する。この際、サポニンの分画方法として一般的に知られる水−ブタノール系による液−液分配を行ない、ステロイドサポニンを含む成分をブタノール画分に取りまとめた後にカラム分画に供することも可能である。
さらに、これらの吸着剤によって得られた画分をシリカゲル等を担体とする順相カラム、ODS等の疎水基結合型シリカゲル等を担体とする逆相カラム又はジオール構造を有する官能基を結合したシリカゲルを担体とするゲルろ過用カラム等を備えた中圧又は高速液体クロマトグラフィーで分画することにより、ステロイドサポニン(1)及び(2)を単離することができる。
各クロマトグラフィーにおける展開溶媒は、一般に使用される有機溶媒を使用できるが、特にメタノール、エタノール、アセトニトリル、クロロホルム、n−ヘキサン、水等を単独又は混合して用いることが好ましい。
【0014】
斯くして得られる本発明のステロイドサポニン(1)及び(2)は、後記実施例に示すとおり、培養角化細胞におけるプロテアーゼ量(カテプシンD量)を増加させる作用を有することから、角層の剥離促進、ニキビの予防又は治療に有効である。従って、本発明のステロイドサポニンは、その有効量を配合した角層剥離促進剤、ニキビ予防治療剤又はカテプシンD産生促進剤として使用することができる。
【0015】
本発明のステロイドサポニンを角層剥離促進剤、ニキビ予防治療剤又はカテプシンD産生促進剤として配合する対象は、医薬及び化粧料のいずれでもよいが、医薬として使用する場合には、錠剤、カプセル剤、軟膏等とすることができ、中でも外用医薬品としての使用が好ましい。例えば、薬効成分を含有する各種軟膏剤とする場合には、油性基剤をベースとするもの、水中油型又は油中水型の乳化系基剤をベースとするもののいずれであっても良い。油性基剤としては、例えば植物油、動物油、合成油、脂肪酸及び天然又は合成のグリセライド等があげられる。また、薬効成分としては、消炎剤、殺菌消毒剤、収斂剤、皮膚軟化剤、ホルモン剤等を必要に応じて適宜使用することができる。
【0016】
また、化粧料として使用する場合には、本発明のステロイドサポニンの他、化粧料成分として一般に使用される油分、界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、しわ改善剤、美白剤、アルコール類、粉体類、キレート剤、pH調整剤、防腐剤、増粘剤、色素類、香料等を任意にあわせて配合することができる。
【0017】
また、化粧料は、種々の形態、例えば水中油型又は油中水型の乳化化粧料、クリーム、ジェル、化粧水、化粧乳液、油性化粧料、ファンデーション、マッサージ剤、パック、入浴剤等とすることができる。
【0018】
本発明ステロイドサポニンの医薬又は化粧料への配合は、単離精製されたステロイドサポニン(1)又は(2)の他、これらを高濃度(1重量%以上)に含むブッチャーブルーム等の植物抽出液の濃縮物であってもよく、その配合量はステロイドサポニン(1)又は(2)として、通常全組成の0.000001〜0.1重量%、特に0.00001〜0.001重量%が好ましい。
【0019】
【実施例】
製造例
(1)ブッチャーブルーム(Ruscus Aculeatus L.)の根茎5kgにエタノールと水の混液(30:70)50Lを加え、室温下、7日間浸漬し、ろ過した。残さに再びエタノールと水の混液(30:70)50Lを加え、室温下、7日間浸漬後ろ過し、先のろ液とあわせた。得られたろ液をダイヤイオンHP20を用いたカラムに吸着させ、エタノールで溶出したところ、混合物A14gを得た。
【0020】
(2)(1)で得られた混合物A14gをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、クロロホルム−メタノール混液(19:1)にて溶出したところ、ステロイドサポニンを含有する混合物B2gを得た。
【0021】
(3)(2)で得られた混合物Bを再びシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、クロロホルム−メタノール(50:1〜9:1)混液にて溶出したところ、ステロイドサポニンをメインに含有する混合物C500mgを得た。
【0022】
(4)で得られた混合物をセファデックスLH−20カラムクロマトグラフィー(メタノール)に供し、得られた画分を更に高速液体クロマトグラフィー(ODS、アセトニトリル:水=1:1)に供して分画し、目的のステロイドサポニン(1)及び(2)を得た。
【0023】
(A)ステロイドサポニン(1):一般名なし
【0024】
【化3】
【0025】
性状:無色透明結晶
融点 190.5−192.5℃
比旋光度 [α]D −58.4°(c=0.51,CHCl3)
【0026】
13C−NMR(Pyridine-d5)
δ171.31(s)、170.41(s)、170.35(s)、170.26(s)、143.66(s)、139.42(s)、124.95(d)、114.09(t)、111.62(s)、108.24(s)、105.37(d)、99.93(d)、97.65(d)、83.53(d)、82.97(d)、82.50(d)、80.11(d)、75.97(d)、75.76(d)、74.75(d)、74.52(d)、74.40(s)、73.04(d)、71.92(d)、70.48(d)、70.30(d)、70.28(d)、70.10(d)、67.97(t)、67.77(d)、66.50(d)、61.49(d)、61.39(t)、56.63(d)、50.28(d)、43.90(t)、42.87(s)、40.72(s)、40.44(t)、37.60(d)、37.46(t)、33.17(t)、32.93(d)、32.32(t)、31.97(t)、23.96(t)、20.74(q)、20.74(q)、20.57(q)、20.40(q)、18.01(q)、16.80(q)、14.91(q)、14.77(q)、12.67(q)、8.62(q)
【0027】
(B)ステロイドサポニン(2):一般名なし
【0028】
【化4】
【0029】
性状:無色透明結晶
融点 189.8-192.0℃
比旋光度 [α]D −70.7°(c=0.51,CHCl3)
【0030】
13C−NMR(Pyridine-d5)
δ172.52(s)、170.42(s)、170.35(s)、170.26(s)、143.62(s)、139.46(s)、124.93(d)、114.14(t)、111.67(s)、107.16(s)、105.77(d)、99.92(d)、97.65(d)、83.52(d)、83.00(d)、82.65(d)、82.56(d)、77.86(d)、75.76(d)、74.75(d)、74.56(d)、73.57(s)、71.92(d)、71.51(d)、70.78(d)、70.30(d)、70.30(d)、70.17(d)、67.98(t)、67.78(d)、66.51(d)、61.55(d)、61.46(t)、56.67(d)、50.28(d)、43.91(t)、42.90(s)、40.77(s)、40.45(t)、37.62(d)、37.45(t)、33.02(t)、32.48(t )、32.43(d )、31.99(t )、23.97(t)、22.01(q)、20.74(q)、20.74(q)、20.57(q)、18.01(q)、16.84(q)、14.93(q)、14.80(q)、13.92(q)、8.57(q)
【0031】
試験例 培養表皮細胞によるカテプシンDの産生促進作用
正常ヒト表皮細胞(クロネティクス社製)を0.000001%、0.00001%、0.0001%、0.001%、0.01%の濃度のステロイドサポニン(1)、前述の混合物A、30%エタノール抽出物(未処理エキス)で処理し、培地中に遊離する層板顆粒由来プロテアーゼであるカテプシンDをウエスタン・ブロッティング法により検出し、そのバンドの強度を対照(溶媒 エタノールのみ)と比較した。結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
これにより、本発明のステロイドサポニンは、表皮細胞のカテプシンDの産生を促進することが示され、角層の剥離を促す作用を有することが示唆された。
【0034】
【発明の効果】
本発明のステロイドサポニンは、表皮の剥離に関わるプロテーゼ(カテプシンD)の産生を促すことによる角層の剥離を促進する効果を有し、ニキビの予防又は治療に有効で、且つ人体に対する安全性の高い医薬又は化粧料として有用である。
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