Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP4163140B2 - 建設機械の操作パターン切り換え装置 - Google Patents

建設機械の操作パターン切り換え装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4163140B2
JP4163140B2 JP2004123789A JP2004123789A JP4163140B2 JP 4163140 B2 JP4163140 B2 JP 4163140B2 JP 2004123789 A JP2004123789 A JP 2004123789A JP 2004123789 A JP2004123789 A JP 2004123789A JP 4163140 B2 JP4163140 B2 JP 4163140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilot
valve
pattern switching
spool
operation pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004123789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005307495A (ja
Inventor
創 矢口
修栄 有賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2004123789A priority Critical patent/JP4163140B2/ja
Publication of JP2005307495A publication Critical patent/JP2005307495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4163140B2 publication Critical patent/JP4163140B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

本発明は、油圧ショベルのような建設機械の操作パターン切り換え装置に関する。
従来油圧ショベルのような建設機械は、自走自在な走行体上に、旋回体が旋回自在に設けられており、旋回体には作業機や運転室、動力用エンジン等が設置されている。
また運転室内には、走行体の走行系を操作する操作レバーと、旋回体の旋回や作業機を操作する操作レバー等が設けられている。
これら操作レバー群のうち、走行体の走行系を操作する操作レバーは運転席の前方に設置され、旋回体の旋回や作業機を操作する操作レバーは使用頻度が高いため、運転席の両側に通常設置されており、これら操作レバー群の配置は、建設機械を製造している各メーカともほぼ統一されている。
しかし旋回体の旋回や作業機を操作する操作レバーの操作パターンは各メーカにより異なるため、作業時いままでと異なるメーカの建設機械により作業を行う場合や、異なるメーカの建設機械と入れ替えた場合、オペレータの意に反した方向へ旋回体や作業機が動作することがあり、事故の原因となる。
また不慣れな操作パターンで作業を行った場合、オペレータが早期に疲労したり、作業能率が著しく低下する等の問題がある。
かかる問題を解決するため、建設機械のメーカが変わっても操作パターンを切り換えることにより、オペレータの慣れた操作パターンで建設機械の操縦が行えるようにした建設機械の操作パターン切り換え装置が提案されている(例えば特許文献1)。
前記特許文献1に記載の建設機械のパターン切り換え装置は、ロータリスプールを有する操作パターン切り換え弁と、前記ロータリスプールを回動する電動モータと、操作パターン切り換えと対応する位置にそれぞれ設けられ、ロータリスプールと一体に回動するレバーを選択的に係止する複数のシャフトを軸方向へ駆動する複数のソレノイドと、運転室内に設けられ、前記電動モータ及びソレノイドを制御するパターン切り換えセレクタとから構成されている。
そして操作パターンを切り換えるべくパターンを切り換えセレクタを操作すると、電動モータにより回動される操作パターン切り換え弁のロータと一体のレバーを、電磁力により出没するソレノイドにより機械的に係止して、ロータリスプールの位置決めとロックを同時に行うことにより、操作パターンの切り換えが運転室内より行えるようになっている。
特開平6−79856号公報
しかし前記特許文献1に記載された操作パターン切り換え装置は、運転室内より操作パターン切り換えが行える反面、ロータリスプールを回動するための電動モータや、ロータリスプールを所望の操作パターン位置に位置決めロックするために複数のソレノイドを使用しているため、構造が複雑でかつ高価な上、装置が大型となるため、設置するのに多くのスペースを必要とする等の問題がある。
また運転室内に設置した操作パターン切り換えセレクタと操作パターン切り換え弁間を電気ケーブルで接続する必要があることから、配線のためのスペースを必要とする上、配線に手間がかかると共に、電気ケーブルが短絡したり断線した場合、漏れた油に引火して火災の原因となる等の問題もある。
本発明はかかる問題を改善するためになされたもので、操作パターンの切り換えが簡単な構成で確実に行える建設機械のパターン切り換え装置を提供することを目的とするものである。
本発明の建設機械の操作パターン切り換え装置は、作業機等の動作を制御するパイロット制御弁と、パイロット制御弁をパイロット制御するパイロット弁と、パイロット制御弁とパイロット弁の間に設けられ、かつスプールにより入口ポートと出口ポートの連通関係を切り換えることにより、パイロット弁の操作パターンを切り換える操作パターン切り換え弁とを備えた建設機械のパターン切り換え装置であって、操作パターン切り換え弁に、エンジンの起動時ロックピンによりスプールをロックし、エンジンの停止時スプールのロックを解除するロック手段を設けたものである。
前記構成により、エンジン停止時操作パターン切り換え弁を操作することにより、作業機等の操作パターンが任意に切り換えられるため、オペレータの慣れた操作パターンで作業が行えるようになり、これによって建設機械による作業が安全かつ能率よく行えると共に、エンジンの起動時には操作パターン切り換え弁のスプールがロック手段によりロックされるため、オペレータの意に反して操作パターンが切り換えられたり、作業時の振動等により操作パターンが切り換わるのを未然に防止することができる。
またロックピンによりスプールをロックしたり解除する簡単な構成のため、安価に提供できる。
本発明の建設機械の操作パターン切り換え装置は、エンジンの起動時パイロット弁へパイロット圧を供給するパイロットポンプの吐出圧によりロックピンを動作させて、スプールのロック及び解除を行うようにしたものである。
前記構成により、既存のパイロット回路を利用してロック手段を動作させることができるため、新たに油圧回路を設ける必要がないことから経済的な上、短絡や断線等による火災の心配もない。
本発明の建設機械の操作パターン切り換え装置は、エンジンを起動するキースイッチによりオン、オフされる電磁ソレノイドによりロックピンを動作させて、スプールのロック及び解除を行うようにしたものである。
前記構成により、ロック手段が小型化できるため、操作パターン切り換え弁にロック手段を容易に設置することができる上、ロック手段から油漏れが発生することもない。
本発明の建設機械の操作パターン切り換え装置は、ロック手段をスプールの外周側または端面側に設けたものである。
前記構成により、ロック手段の取り付け位置の自由度が増すため、ロック手段を設けるために操作パターン切り換え弁の設置位置を変更する等の手直しが不要となる。
本発明の建設機械の操作パターン切り換え装置は、自走自在な走行体と、走行体上に旋回自在に設けられた旋回体と、旋回体に設けられた作業機と、旋回体の旋回や前記作業機の動作を制御するパイロット制御弁と、パイロット制御弁をパイロット制御するパイロット弁と、パイロット制御弁とパイロット弁の間に設けられ、かつスプールにより入口ポートと出口ポートの連通関係を切り換えることにより、パイロット弁の操作パターンを切り換える操作パターン切り換え弁とを備えた建設機械のパターン切り換え装置であって、操作パターン切り換え弁に設けられ、かつエンジンの起動時発生するパイロット圧によりスプール側へ突出するロックピンによりスプールをロックし、エンジンの停止時ロックピンを後退させてスプールのロックを解除するロック手段を設けたものである。
前記構成により、エンジン停止時作業機等の操作パターンが任意に切り換えられるため、オペレータの慣れた操作パターンで作業が行えるようになり、これによって建設機械による作業が安全かつ能率よく行えると共に、エンジンの起動時には操作パターン切り換え弁のスプールがロック手段によりロックされるため、オペレータの意に反して操作パターンが切り換えられたり、作業時の振動等により操作パターンが切り換わるのを未然に防止できる。
またロックピンによりスプールをロックしたり解除する簡単な構成のため、容易かつ安価に実施できると共に、パイロット弁へパイロット圧を供給するパイロットポンプの吐出圧によりロックピンを動作させて、スプールのロック及び解除を行うようにしたことにより、既存のパイロット回路を利用してロック手段を動作させることができるため、新たに油圧回路を設ける必要がないことから経済的な上、短絡や断線等による火災の心配もない。
本発明の建設機械の操作パターン切り換え装置によれば、操作パターン切り換え弁を操作することにより作業機等の操作パターンが任意に切り換えられるため、建設機械のメーカが変わってもオペレータの慣れた操作パターンで作業が行えるようになり、これによって建設機械による作業が安全かつ能率よく行えると共に、ロックピンによりスプールをロックしたり解除する簡単な構造のロック手段を採用したことにより、操作パターン切り換え装置が安価に提供できる。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1は油圧ショベルよりなる建設機械の側面図、図2は建設機械の油圧回路図、図3はパターン切り換え装置の断面図、図4及び図5はパターン切り換え装置の変形例を示す説明図である。
図1に示す油圧ショベルよりなる建設機械は、自走自在な走行体1と、走行体1上に旋回自在に設置された旋回体2とよりなる。
走行体1は、センタフレーム3aと、その両側に互に平行するよう設けられた一対のサイドフレーム3bよりなるトラックフレーム3を有していて、各サイドフレーム3bの一端側にはアイドラ4が前後移動自在に支承されており、他端側には油圧モータよりなる走行モータ5により回転駆動されるスプロケット6が設けられている。
アイドラ4とスプロケット6の間には無端状の履帯7が捲装されていて、この履帯7をスプロケット6で駆動することにより、走行体1が自走できるようになっていると共に、サイドフレーム3bの上下部には、複数の転輪8が回転自在に支承されている。
トラックフレーム3のセンタフレーム3a上に旋回自在に設置された旋回体2は、底部が車体フレーム10により構成されていて、この車体フレーム10の前部中央に作業機11が装着されている。
作業機11は図1に示すように、基端が車体フレーム10に枢着され、かつブームシリンダ13により起伏自在なブーム12と、ブーム12の先端に基端側が枢着され、かつアームシリンダ14により回動自在なアーム15と、アーム15の先端に枢着され、かつバケットシリンダ16により回動自在なバケット17とより構成されている。
車体フレーム10の前部には、作業機11の左側に運転室18が設置され、車体フレーム10の後部には、ボンネットカバー19aにより覆われたエンジン室19が設置されていて、このエンジン室19内に動力用のエンジン(図示せず)が収容されており、車体フレーム10の後端にはカウンタウエイト20が取り付けられている。
一方図2は図1に示す建設機械の油圧回路を示すもので、エンジン室19内に設置されたエンジンにより駆動される油圧ポンプ22を有しており、油圧ポンプ22より吐出された圧油は、パイロット弁30によりパイロット制御されるパイロット弁群(図2では1個のみを示している)23を介して作業機アクチュエータ24へ供給されるようになっている。
作業機アクチュエータ24は、作業機11に設けられたブームシリンダ13や、アームシリンダ14、バケットシリンダ16等より構成されていて、各作業機アクチュエータ24毎にパイロット制御弁23が設けられており、油圧ポンプ22とパイロット制御弁23の間を接続する管路25には、作業機アクチュエータ24に過負荷が加わった場合に圧油をリリーフするリリーフ弁26が接続されている。
また油圧回路には油圧ポンプ22とは別に、エンジンにより駆動されるパイロットポンプ27が設けられていて、パイロットポンプ27より吐出されたパイロット圧は、ゲートロック弁28を介してヒート回路29またはパイロット弁30へと供給されている。
ゲートロック弁28は、運転室18の出入口18aに上下方向に回動自在に設けられたロックレバー28cに連動されていて、ロックレバー28cを上方へ回動するとロックポジション28aに切り換えられ、これによってパイロットポンプ27より吐出されたパイロット圧は、ヒート回路29の絞り31及びチェック弁32を介してパイロット制御弁群23のパイロット回路33へと流入される。
このときパイロット圧が絞り31に絞られた際にパイロット圧の温度が上昇し、その後チェック弁32を介してパイロット回路33へ供給されるため、パイロット回路33の予熱が行えると共に、パイロット圧によりパイロット制御弁群23が中立位置にロックされるため、建設機械の運転が不能になる。
またオペレータが運転席に着席してロックレバー28cをほぼ水平位置に停止させると、ゲートロック弁28が連通ポジション28bに切り換わって、パイロットポンプ27より吐出されたパイロット圧がパイロット弁30へ供給されるため、運転席の両側に設けられた操作レバー30aを操作してパイロット弁30を切り換えることにより、旋回体2の旋回動作や作業機11による作業が可能になる。
パイロット弁30とパイロット制御弁群23の間を接続するパイロット回路33の途中には操作パターン切り換え弁34が介在されている。
操作パターン切り換え弁34は、建設機械のメーカが変わっても、スプールにより入口ポートと出口ポートの連通関係を切り換えることにより、オペレータの慣れた操作パターンで作業機11等が操作できるように操作パターンを切り換えるもので、図3に示すように弁本体34a内にスプール34bが回動自在に収容されている。
弁本体34aの上面と下面は端板34cにより液密に閉鎖されており、上側の端板34cの中心部には操作ハンドル35の回転軸35aが回転自在に貫通されている。
回転軸35aの弁本体34a内側端部には円板状の取り付け板35bが一体に設けられていて、この取り付け板35bは固着具35cによりスプール34bの端面に固着されており、これによって操作ハンドル35によりスプール34bが任意な方向へ回動できるようになっている。
操作パターン切り換え弁34のスプール34bには、入口ポート34eと出口ポート34fの連通関係を切り換えることにより操作パターンを切り換えるための複数の通孔34dが形成されていて、操作ハンドル35により所望の操作パターンとなるようにスプール34bを回動すると、弁本体34aに形成された入口ポート34eと出口ポート34fが通孔34dにより連通されて、パイロット弁30よりパイロット制御弁23へ供給されるパイロット圧が切り換えられるようになっている。
一方操作パターン切り換え弁34の下側の端板34cには、スプール34bを操作パターン切り換え位置に位置決めするデテント手段36が、またケース34bの外周部にスプール34cを操作パターン切り換え位置にロックするロック手段37が設けられている。
デテント手段36は、スプール34bの端面に形成された凹部36aに嵌入するボール36bと、端板34cに形成されたばね孔36c内に収容され、かつボール36bをスプール34b側へ付勢する圧縮ばね36dとから形成されていて、操作ハンドル35によりスプール34bを回動すると、圧縮ばね36dのばね圧に抗してボール36bがばね孔36c内に没入し、スプール34cの回動を許容するようになっている。
またロック手段37はケース34bの外周面に、スプール34cの半径方向に固着されたシリンダ37aを有しており、このシリンダ37a内にピストン37bが収容されている。
ピストン37bからはスプール34c方向へロックピン37cが突設されていて、このロックピン37cをスプール34cの外周面に形成されたロック孔37dへ嵌挿することにより、スプール34cを操作パターン切り換え位置にロックできるようになっていると共に、ピストン37bによりシリンダ37a内がばね室37eと圧力室37fに区割りされている。
ばね室37e内には、ロック解除方向へピストン37bを付勢する戻しばね37gが収容されており、圧力室37fは、パイロットポンプ27とゲートロック弁28の間を接続する管路38より分岐された管路39が接続されていて、パイロットポンプ27より吐出されたパイロット圧が供給されており、パイロット圧の一部は絞り40を介してタンク41へドレンされるようになっている。
なお、図2中42は、パイロット圧を一定に保持するリリーフ弁である。
次に前記構成された建設機械の操作パターン切り換え装置の作用を説明する。
建設機械により作業するに当たって、建設機械のメーカ毎に旋回体2の旋回や作業機11を動作させるための操作パターンが変わることから、オペレータが慣れた操作パターンで作業が行えるように操作パターンの切り換えを行う。
操作パターンの切り換えはエンジンを停止させた状態で行うが、エンジンの停止状態では、油圧ポンプ22及びパイロットポンプ27も停止状態にあるため、操作パターン切り換え弁34に設けられたロック手段37へパイロット圧が供給されていず、これによってロック手段37のピストン37bは戻しばね37gによりロック解除位置に戻されている。
この状態で操作ハンドル35により操作パターン切り換え弁34のスプール34bを回動して操作パターンの切り換えを行うもので、操作パターン切り換え弁34の上側の端板34cや、その近傍に予め操作パターンの種類を表示しておくことにより、所望とする操作パターンの切り換えが容易かつ正確に行えると共に、操作パターン切り換え位置では、デテント手段36により操作ハンドル35にクリック感が得られるため、スプール34bの位置合わせも正確に行える。
以上のようにして操作パターンの切り換えが終了したら、運転室18へオペレータが搭乗してエンジンを起動すると、エンジンにより油圧ポンプ22及びパイロットポンプ27が駆動され、油圧ポンプ22より吐出された圧油はパイロット制御弁23へ、そしてパイロットポンプ27より吐出された圧油はパイロット弁30へ供給されると共に、パイロット圧の一部は管路39によりロック手段37のシリンダ37aへ供給され、シリンダ37a内のピストン37bを戻しばね37gに抗してスプール34bへ押圧する。
これによってピストン37bより突設されたロックピン37cがスプール34bの外周面に穿設されたロック孔37dに図3に示すように嵌入してスプール34bの回動をロックするため、作業中スプール34bが回動して操作パターンが切り換わるのを未然に防止することができる。
またエンジンを停止するとロック手段37へ供給されているパイロット圧も消滅するため、戻しばね37gによりピストン37bがロック解除位置へ戻され、これによってスプール34bのロック孔37dよりロックピン37cが抜け出すため、エンジンの停止中は操作パターンの切り換えが自由に行えるようになる。
なお前記実施の形態では、操作パターン切り換え弁34のスプール34bをパターン切り換え位置にロックするロック手段37を弁本体34aの外周面に設けたが、図4に示すように弁本体34aの下側に設けた端板34cに設置してもよい。
この場合ロック手段37のシリンダ37aは、スプール34bの回動中心に対し偏心した位置に設けると共に、ロックピン37cが嵌挿されるロック孔37dをスプール34bの端面に穿設すればよい。
また図5は、ロック手段37を電磁ソレノイド37hにより構成した変形例を示すもので、電磁ソレノイド37hは、エンジンを起動するキースイッチ43に電気的に接続されていて、キースイッチ43がオフの時は、電磁ソレノイド37hにより駆動されるロックピン37cがロック解除位置に後退してスプール34bのロック孔37dより抜け出すため、エンジンの停止時には操作ハンドル35により操作パターンの変更が自由に行える。
操作パターンの変更後キースイッチ43によりエンジンを起動すると、電磁ソレノイド37hに通電されてロックピン37cがスプール34bのロック孔37dへ嵌挿され、スプール34bが操作パターン切り換え位置にロックされるため、作業中操作パターンが切り換わるのを未然に防止することができる。
この変形例の場合も、電磁ソレノイド37hよりなるロック手段37を操作パターン切り換え弁34の下側の端板37dに設けてもよい。
本発明の実施の形態になるパターン切り換え装置を採用した建設機械の側面図である。 本発明の実施の形態になるパターン切り換え装置を採用した建設機械の油圧回路図である。 本発明の実施の形態になる建設機械のパターン切り換え装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態になる建設機械のパターン切り換え装置の変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態になる建設機械のパターン切り換え装置の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 走行体
2 旋回体
11 作業機
23 パイロット制御弁
30 パイロット弁
34 パターン切り換え弁
34b スプール
34e 入口ポート
34f 出口ポート
37 ロック手段
37c ロックピン

Claims (5)

  1. 作業機等の動作を制御するパイロット制御弁と、前記パイロット制御弁をパイロット制御するパイロット弁と、前記パイロット制御弁と前記パイロット弁の間に設けられ、かつスプールにより入口ポートと出口ポートの連通関係を切り換えることにより、前記パイロット弁の操作パターンを切り換える操作パターン切り換え弁とを備えた建設機械のパターン切り換え装置であって、前記操作パターン切り換え弁に、エンジンの起動時ロックピンにより前記スプールをロックし、エンジンの停止時前記スプールのロックを解除するロック手段を設けたことを特徴とする建設機械のパターン切り換え装置。
  2. 前記エンジンの起動時前記パイロット弁へパイロット圧を供給するパイロットポンプの吐出圧により前記ロックピンを動作させて、前記スプールのロック及び解除を行うことを特徴とする請求項1に記載の建設機械のパターン切り換え装置。
  3. 前記エンジンを起動するキースイッチによりオン、オフされる電磁ソレノイドにより前記ロックピンを動作させて、前記スプールのロック及び解除を行うことを特徴とする請求項1に記載の建設機械のパターン切り換え装置。
  4. 前記ロック手段を、前記スプールの外周側または端面側に設けてなる請求項1ないし3の何れかに記載の建設機械のパターン切り換え装置。
  5. 自走自在な走行体と、前記走行体上に旋回自在に設けられた旋回体と、前記旋回体に設けられた作業機と、前記旋回体の旋回や前記作業機の動作を制御するパイロット制御弁と、前記パイロット制御弁をパイロット制御するパイロット弁と、前記パイロット制御弁と前記パイロット弁の間に設けられ、かつスプールにより入口ポートと出口ポートの連通関係を切り換えることにより、前記パイロット弁の操作パターンを切り換える操作パターン切り換え弁とを備えた建設機械のパターン切り換え装置であって、前記操作パターン切り換え弁に設けられ、かつ前記エンジンの起動時発生するパイロット圧により前記スプール側へ突出するロックピンにより前記スプールをロックし、前記エンジンの停止時前記ロックピンを後退させて前記スプールのロックを解除するロック手段を設けたことを特徴とする建設機械のパターン切り換え装置。
JP2004123789A 2004-04-20 2004-04-20 建設機械の操作パターン切り換え装置 Expired - Fee Related JP4163140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004123789A JP4163140B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 建設機械の操作パターン切り換え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004123789A JP4163140B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 建設機械の操作パターン切り換え装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005307495A JP2005307495A (ja) 2005-11-04
JP4163140B2 true JP4163140B2 (ja) 2008-10-08

Family

ID=35436576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004123789A Expired - Fee Related JP4163140B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 建設機械の操作パターン切り換え装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4163140B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005307495A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4727527B2 (ja) 操作パターン選択弁のロック装置
CN109070787B (zh) 作业车辆
JP7324654B2 (ja) 建設機械の油圧システム
JP4699869B2 (ja) 建設機械
JP4163140B2 (ja) 建設機械の操作パターン切り換え装置
JP2007284170A (ja) 作業機械の旋回ロック装置
JP3483701B2 (ja) 油圧機械の盗難防止装置
JP5215338B2 (ja) 建設機械のゲートロック回路
JP6648045B2 (ja) 小型油圧ショベル
JP2003097505A (ja) 作業機械の油圧回路
JP3598982B2 (ja) 建設機械の盗難防止装置
JP2005307491A (ja) 作業車用誤操作防止装置
JP4488993B2 (ja) 建設作業機の盗難防止装置
JP4846870B2 (ja) 操作パターン選択弁のロック装置
WO2021049418A1 (ja) 建設機械
JP4666933B2 (ja) 回転式作業機の油圧制御回路
JPH111943A (ja) 作業機械の安全装置
JP2018053521A (ja) 建設機械
WO2024004701A1 (ja) レバー装置及びそれを備えた作業機
JP3990310B2 (ja) 建設機械の盗難防止油圧装置
JP4076304B2 (ja) 建設機械の盗難防止装置
JP3339821B2 (ja) 作業機械のロック方法およびそのロック装置
JP7436301B2 (ja) 建設機械
JP3784505B2 (ja) 作業車の油圧回路
JP2005001418A (ja) 建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080722

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees