JP4039115B2 - 電気光学装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶テレビ、パーソナルコンピュータ、携帯電話機等に適用され、ドライバIC等の半導体素子の光の入射に起因する誤動作のみならず、光源の熱に起因する誤動作を防止できる電気光学装置および両面テープ、並びに電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶表示装置では、透明なガラス基板を重ね合わせ、その間に液晶を封入すると共に、ガラス基板の表面に偏向膜を積層形成することで液晶表示パネルを構成する。また、透明基板の一部には、ドライバICがCOG(Chip On Glass)実装されている。光源および導光板からなる照明装置を液晶表示パネルの裏面に取り付けられる。照明装置を取り付けた状態で光源は、透明基板を挟んでドライバICに対向位置する。光源の光は導光板内を伝播して、当該導光板から液晶表示パネル側に照射される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の液晶表示装置では、第一に、光源とドライバIC(Integrate Circuit)とが対向しているため、光源の光が透明基板を通過してドライバICに入射すること、第二に、太陽光等の外部光が透明基板内を伝播してドライバICに入射することにより、ドライバICに誤動作を起こさせるという問題点がある。係る問題に対し、従来の液晶表示装置では、当該ドライバICを実装した透明基板の裏側であってドライバICの実装領域に黒色の遮光テープを貼り付け、透明基板内を伝播した光を減衰させると共に、光源の光を遮断してドライバICに光が入射し難いようにしている。
【0004】
しかしながら、光源にはLED(Light Emitting Diode)等の大きな熱を発生するものを用いることが多い。前記遮光テープは黒色になっているため熱を吸収しやすく、そのため光源の熱は、遮光テープおよび透明基板を介してドライバICに熱が加わり、具体的には光源を5分程度点灯させるだけでも、40度から60度位までドライバICの温度が上昇する。通常、ドライバICは、内部に構成した温度センサにより周囲の温度を検出し、当該温度に基づいて液晶の駆動状態を適宜変更する機能を有する。このため、ドライバICに熱が加わることにより、本来の周囲温度とは異なる温度をドライバICが認識することになり、誤った駆動条件により作動するという問題点がある。この問題は、SOG(System On Glass)ディスプレイのような透明基板上にドライバIC以外の電子回路を形成する場合にも同様の問題が生じるおそれがある。
【0005】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ドライバIC等の半導体素子の光の入射に起因する誤動作のみならず、光源の熱に起因する誤動作を防止できる電気光学装置および両面テープ、並びに電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電気光学パネルを構成する一対の透明基板のうちの、一方の基板は他方の基板と対向しない、張り出し領域を有し、前記張り出し領域の表面にはドライバIC等の半導体素子が実装され、この半導体素子の実装面側に対向するように照明装置の光源が配置されてなり、前記光源と半導体素子との間に、前記半導体素子側の一面が光吸収面で、前記光源側の他面が反射面となる膜が配置されてなり、前記膜はシート状をした断熱性の発泡材に金属薄膜を積層されてなり、前記一方の基板の前記半導体素子が実装された面の反対側の面には、前記半導体素子に対向するように遮光テープが配置されてなることを特徴とする。
【0007】
光源に入射する太陽光等の外部光は、透明基板中を伝播するが、透明基板の半導体素子(典型的にはドライバIC)側が黒色等の光吸収面となっていることで、前記入射光を減衰させる。これにより、ドライバICに入射する外部光が極めて少なくなるから、当該ドライバICの誤動作を防止できる。一方、光源からの光は、反射面により反射されるので、ドライバICに光源の光が直接当たらない。また、光源にはLED等が用いられるために相当の発熱を伴うが、光源の光を反射することで透明基板の加熱を防止できる。即ち、ドライバICは、温度変化により駆動状態を変更するところ、光源の熱が周囲の温度であると誤って検出され、誤作動を行うことになるが、ドライバICの加熱を反射面により防止できるので、ドライバICの誤作動を更に防止できる。なお、上記透明基板には、液晶表示装置の場合における偏向膜が含まれることもある(以下、同様)。
【0008】
さらに、発泡材により断熱を行うとともに、この発泡材に金属薄膜を積層して反射面とすることで、光源の光を反射し、透明基板に熱が伝わないようにしている。また、金属薄膜を通じて熱が別部材に移動するので、ドライバIC等の透明基盤に実装した半導体素子が必要以上に過熱されることがなく、それゆえ当該半導体素子の誤動作を防止できる。なお、前記発泡材には、黒色等の光吸収性の材料を用いるのが好ましい。
【0009】
断熱層の材料には、発泡材等の下記実施の形態に示すものを用いるのが好ましい。また、断熱層は、所定の材料によって形成される必要はない。例えば、光源と透明基板との間に、内部空間を有する材料を設け、実質的な空気層により断熱を行うようにしてもよい。この発明において、光源の熱は、断熱層により遮断され、透明基板に伝達されにくくなる。これにより、ドライバICが熱により誤作動を起こすのを有効に防止できる。特に、断熱層のドライバIC側の面は光吸収面となっていれば、上記同様に外部光による誤作動の防止も行うことができる。断熱層は透明でも構わないが、光吸収性の色であることが好ましい。
【0010】
つぎの発明による電気光学装置は、上記構成において、更に、前記膜は、電気光学パネルの有効表示領域(アクティブエリア)の周囲で且つ電気光学パネルを構成する透明基板の周縁までに渡り配置される額縁形状であることを特徴とする。
【0011】
電気光学パネルの表面には、いわゆる見切り部分が存在するが、見切りは製造上から透明基板の周縁まで設けられていない。このため、当該透明基板の周縁から照明装置の光が侵入して表示部分に白抜けが生じる場合がある。この発明では、アクティブエリアの周囲で且つ透明基板周縁までに渡って額縁形状の前記膜を形成することで、照明装置の光がアクティブエリアに侵入しないようにし、表示の白抜け現象を防止するようにした。
【0012】
つぎの発明による電気光学装置は、上記構成において、前記膜は、電気光学パネルの有効表示領域より外側に存在する見切り部分となり、且つビューイングエリアより内側に存在することを特徴とする。見切り部分を前記膜により構成することで、部品点数を少なくできる。また、ビューイングエリアの内側に存在することで、外部光の侵入を有効に防止できる。
【0013】
つぎの発明による電気光学装置は、上記構成において、前記膜は、緩衝性の発泡材により構成されていることを特徴とする。発泡材は電気光学装置に対して加わった衝撃を吸収する。例えば導光板と透明基板とを接着する場合、導光板の端部位置から透明基板に割れが発生することがあるが、発泡材を噛ますことで衝撃を吸収し透明基板に割れが生じないようにする。
【0014】
つぎの発明による電気光学装置は、上記構成において、前記膜は、シート状をした断熱性の発泡材に金属薄膜を積層した構造であり、金属薄膜側を前記反射面としたことを特徴とする。
【0015】
この発明では、発泡材により断熱を行うと共に、この発泡材に金属薄膜を積層して反射面とすることで、光源の光を反射し、透明基板に熱が伝わらないようにしている。また、金属薄膜を通じて熱が別部分に移動するので、ドライバIC等の透明基板に実装した半導体素子が必要以上に加熱されることがなく、それゆえ当該半導体素子の誤動作が防止される。なお、前記発泡材には、黒色等の光吸収性の材料を用いるのが好ましい。
【0016】
つぎの発明による電気光学装置は、電気光学パネルを構成する透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装し、この半導体素子実装面側に照明装置が配置されると共に当該照明装置の光源が前記半導体素子に略対向するように位置しており、前記光源と半導体素子との間に、光源の光を反射する反射体を配置したものである。
【0017】
所謂TFDのような電気光学パネルの場合、半導体素子実装側に照明装置を配置し、その光源が半導体素子に略対向するように位置することがある。この場合、半導体素子を実装している透明基板に光が侵入伝播することで、或いは半導体素子に光源の熱が伝わり、半導体素子が誤動作を起こすことがあるが、この発明のように半導体素子と光源との間に反射体を配置することで、光源の光を反射するので、半導体素子に光源の光が届かず、また光源の熱が遮断されるので、半導体素子の誤動作を有効に防止できる。なお、反射体には、光源側が光反射性の色(白色や銀色など)になっている板状体や、半導体素子を被覆するように形成した反射膜などが含まれる。
【0018】
つぎの発明による電気光学装置は、電気光学パネルを構成する透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装し、この半導体素子実装面側に照明装置が配置されると共に当該照明装置の光源が前記半導体素子に略対向するように位置しており、前記光源と半導体素子との間に、光源の熱を遮断する断熱体を配置したものである。即ち、光源の熱が断熱体により遮断されることで、半導体素子が熱に起因して誤動作を起こすことを防止できる。
【0019】
つぎの発明による電気光学装置は、電気光学パネルを構成する透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装し、この半導体素子実装面側に照明装置が配置されると共に当該照明装置の光源が前記半導体素子に略対向するように位置しており、前記光源と半導体素子との間に、光源の光を遮断すると共に当該光源と接触して光源の熱を放熱する放熱板を配置したものである。
【0020】
放熱板に光源を接触させて当該放熱板を介して光源の熱を拡散することで、半導体素子に伝播する熱が少なくなる。また、放熱板が光源の光を遮断することにより、半導体素子に光源の光が進行し難くなる。これにより、半導体素子の誤動作を有効に防止できる。
【0021】
つぎの発明による電気光学装置は、上記構成において、前記放熱板は、シート状をした断熱性の発泡材に金属薄膜を積層した構造であり、金属薄膜側を前記反射面としたことを特徴とする。
【0022】
これにより、半導体素子に進行する光源の光は、反射面である金属薄膜で反射される。また、光源の熱は、金属薄膜により放熱されると共に断熱性の発泡材により半導体素子に伝播する熱を遮断するようにしている。これにより、半導体素子の誤動作は有効に防止される。
【0023】
つぎの発明による電気光学装置は、上記構成において、更に、前記反射体または放熱板は、電気光学パネルのアクティブエリアの周囲で且つ電気光学パネルを構成する透明基板の周縁までに渡り配置される額縁形状であることを特徴とする。
【0024】
即ち、アクティブエリアの周囲で且つ透明基板周縁までに渡って額縁形状の前記膜を形成することで、照明装置の光がアクティブエリアに侵入し難くなる。このため、表示の白抜け現象を防止するようにした。
【0025】
つぎの発明による電気光学装置は、透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装した電気光学パネルと、電気光学パネルの一面側に配置され、前記半導体素子に照射する光を放つ光源と当該光源の光を導く導光板を有する照明装置と、電気光学パネルと照明装置とを収納するフレームと、半導体素子側の一面が光吸収面で且つ光源側の他面が反射面となり、電気光学パネルの透明基板と照明装置の導光板との間、及びこれらの少なくとも一方と前記フレームとの間に介在して両者を接着する膜とを備えたものである。
【0026】
前記膜は、半導体素子側が光吸収面となり透明基板を伝播する光を減衰させる。また、反射面において光源の光を反射させ、半導体素子に進行するのを防止する。これにより、半導体素子の誤動作が防止される。また、前記膜により、透明基板と導光板とを接着すること、両者の一方とフレームとを接着することで、フレームに対して照明装置、電気光学パネルが固定される。これにより、電気光学装置の組立てを前記膜により行うことができ、組立てが簡単になる。更に、単一の膜により組立て可能であるため、従来のように固定テープ、遮光テープ、断熱テープ等を別々に設ける必要が無いので、構成が簡単になる。
【0027】
つぎの発明による電気光学装置は、上記構成において、前記膜は、緩衝性の発泡材により構成されていることを特徴とする。この発泡材は導光板と透明基板と間に介在しており、電気光学装置に加わった衝撃を吸収し透明基板に割れが生じないようにする。
【0028】
つぎの発明による両面テープは、電気光学パネルを構成する透明基板の半導体素子と照明装置の光源との間に配置され、且つ半導体素子側が光吸収面、光源側が反射面であり、前記透明基板と照明装置の導光板とを接着するものである。
【0029】
この両面テープによれば、透明基板と導光板とを接着すると共に、光源の光が半導体素子に進行するのを反射面により阻止し、透明基板内を伝播する外部光を光吸収面で減衰させる。これにより、電気光学装置の組立てを容易化でき、且つ半導体素子の誤動作を防止できる。
【0030】
つぎの発明による電子機器は、上記いずれか一つに記載の電気光学装置を表示装置として用いたものである。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この発明の実施の形態の構成要件には、いわゆる当業者により置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
【0032】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に係る液晶表示装置を示す組立図である。図2および図3は、図1に示した液晶表示装置の断面図である。この液晶表示装置100は、液晶表示パネル1と、液晶表示パネル1を照明する照明装置2と、液晶表示パネル1および照明装置2を収納するフレーム3とを備えている。液晶表示パネル1は、2枚のガラス透明基板4,5の間に液晶を封止した構造であり、下側の透明基板5には液晶表示部を駆動するためのドライバIC6がCOG実装されている。なお、図示しないが2枚の透明基板5,6の外側表面には、偏向板が積層されている。
【0033】
照明装置2は、複数のLED7と導光板8とから構成される。導光板8は、透明のアクリル板から構成され、必要に応じて拡散膜、反射膜、プリズムシート等が設けられる。LED7は、透明基板5の電極パターンに接続したフレキシブルプリント基板9上に設けられ、当該フレキシブルプリント基板9上のLED7は、図2に示すように、湾曲した状態でフレーム3の所定位置(導光板8の側面位置)に配設される(図1では詳細は省略)。
【0034】
導光板8および液晶表示パネル1は、両面テープ10によりフレーム3に固定される。両面テープ10は、図4の(a)に占めすような額縁形状であり、ドライバIC6の実装領域5aに相当する部分の幅が大きくなっている。両面テープ10は、図4の(b)に示すように、シート状の発泡材11の一面に金属膜12を形成した構造である。金属膜12は、アルミニウムや銀を蒸着することで形成される。特に、熱伝達の観点からアルミニウムを用いるのが好ましい。発泡材11には、衝撃から液晶表示パネル1が損傷するのを防止するため緩衝性を持たせる。発泡材11には、例えば化学架橋剤で架橋したポリエチレンシートを5倍〜40倍程度まで発泡させて独立気泡を形成すると共に、当該材料に黒色顔料を混入することで光吸収性の黒色としたものを用いる。
【0035】
両面テープ10は、予め発泡材11面と金属膜12面とに接着層13が形成され、これら両面には離形シート14が貼られている。接着層13には、アクリル系の接着剤を用いるが、発泡材11面側の接着剤には光吸収面としての機能を損なわないために、黒色顔料を混入したものを用いるのが好ましい。実際に両面テープ10を用いる場合は、前記離形シート14を剥がして接着層13を露出させる。このようにして構成した両面テープ10は、発泡材11による断熱性、緩衝性、金属膜12による反射性、熱伝達性を備えたものとなる。フレーム3は樹脂製であり、導光板8を入れるガイド壁3aと、液晶表示パネル1を入れるガイド壁3bとを有し、これらの間には一定の段差を有する。また、LED7を挿通する穴3cが設けられており、この穴3cにLED7が貫通してフレーム3内に突出する。
【0036】
この液晶表示装置100を組み立てるには、まず導光板8をフレーム3内所定位置に入れ、続いて両面テープ10の金属膜12側の離形シート14を剥がし、導光板8をフレーム3に貼り付ける。両面テープ10は、額縁形状であり導光板8よりも若干大きめであるため、接着層13を以って導光板8の周縁に接着されると共に、フレーム3の段部上面3dに対しても接着される。これにより、導光板8をフレーム3に対して固定することができる。次に、両面テープ10の発泡材11側の離形シート14を剥がして接着層13を露出する。
【0037】
続いて、その上から液晶表示パネル1を載せ、前記接着層13を以って導光板8と液晶表示パネル1の透明基板5に接着する。なお、図2に示すように、LED7は透明基板5に接続したフレキシブルプリント基板9上に実装させているので、このフレキシブルプリント基板9を湾曲させ、LED7をフレーム3の穴3cに挿通する。この状態で、LED7は、導光板8の側面に位置すると共にドライバIC6の図面中下方に位置することになる。なお、液晶表示パネル1は、フレーム3に設けたフックその他の係止手段3eにより確実に固定するようにしても良い。
【0038】
このように、両面テープ10により導光板8および透明基板5をフレーム3に固定するようにすれば、液晶表示装置100の組立過程を簡略化すると共に部品点数を削減できる。なお、この実施の形態1では、図3に示したように、フレーム3の段部上面3dおよび導光板8に両面テープ10下面を貼り付けることで当該導光板8を保持し、その上面に液晶表示パネル1を貼り付けることで当該液晶表示パネル1を保持するようにしているが、貼り付け形態はこれに限定されない。例えば導光板8をフレーム3の図示しないフック部等で固定し、この導光板8に両面テープ10を介して液晶表示パネル1を接着するようにしても良い。
【0039】
この液晶表示装置100は、この組み立てた状態で透明基板5のドライバIC実装領域5aの裏面を両面テープ10により覆うことになり、LED7は両面テープ10と非接触であり、且つLED7の光路上には両面テープ10が存在することになる。即ち、この両面テープ10は、LED7とドライバIC6との間に配置されており、そのためLED7の光路上に位置することになる。なお、ドライバIC6の直下にLED7が位置している必要はなく、完全にずれている場合であってもLED7の光路上にあれば良い。
【0040】
また、図5に、両面テープと液晶表示パネルとの位置関係を示す。また、両面テープ10の内側縁10aは見切りとして機能させる。このため、両面テープ10の内側縁10aは、液晶表示パネル1のアクティブエリアAEの外側周縁に位置し(または一致する)、且つビューイングエリアVEの内側に位置する。一方、両面テープ10の外側縁10bは、液晶表示パネル1の透明基板5,6の外周縁5a,6aまで貼り付けられる。このように外周縁5a,6aまで両面テープ10を形成するのは、LED7の光が透明基板5,6の外周縁近傍を透過して表示側に漏れ、画面上に白抜き部分が生じるのを防止するためである。
【0041】
また、この実施の形態では、両面テープ10により見切りを兼用するようにするのが好ましい。これにより、別途見切りを設ける必要がないので、部品点数を削減できる。この場合、図5におけるアクティブエリアと見切りは一致する。
【0042】
上記構成において、LED7の光L1は、両面テープ10の金属膜12にて反射するので、ドライバIC6に侵入することがない。また、LED7の光L1が透明基板5,6の周縁から表示側に漏れることがない。一方、太陽光などの外部光L2は、透明基板5内を伝播するが、両面テープ10のドライバIC側は黒色に着色されているので、当該両面テープ10により吸収されて減衰する。このため、両面テープ10により、ドライバIC6に余計な光Lが入射して誤動作を引き起こすのを有効に防止できる。
【0043】
更に、LED7の熱Hは、赤外光が金属膜12により反射するので両面テープ10自体およびこれに密着する透明基板5の加熱を抑制できる。特に両面テープ10の発泡材11の断熱作用により、透明基板5への入熱は極小となる。また、金属膜12が熱伝達部材となり熱を周囲に拡散放熱する。なお、両面テープ10を額縁形状にすることで、両面テープ10の面積が大きくなるので、より多くの放熱効果を期待できる。これにより、LED7近傍の両面テープ10および透明基板5が局部的に加熱されることがなくなり、ドライバIC6が周囲温度を誤って検出することがなく、当該ドライバIC6が誤った駆動動作を行うことを有効に防止できる。
【0044】
また、この実施の形態1の液晶表示装置100では、図6に示すように、両面テープ15をドライバIC実装領域5aのみに設けるようにすることもできる。この場合、見切りは別途設ける必要がある。また、図7に両面テープの別の形態を示す一部断面図を示す。このように、両面テープ16の発泡材17に黒色顔料を混入してシート状に形成したものと、当該発泡材18に白色顔料を混入してシート状に形成したものとを貼り合せた構造にしても良い。この両面テープ16では、黒色側の発泡材17が光吸収面となり白色側の発泡材18が反射面となることで、遮光性、反射性、断熱性、緩衝性を兼ね備えたものとなる。また、白色側の発泡材18にアルミニウム粉末を添加しても良い(図示省略)。このようにすれば、白色側の発泡材18の放熱性を高めることができる。
【0045】
(実施の形態2)
図8は、この発明の実施の形態2に係る液晶表示装置を示す断面図である。この液晶表示装置200はTFD型の液晶表示パネル201を用いたものである。TFD型の液晶表示パネル201は、アクティブ素子にダイオードを用いた点に特徴があり、2枚のガラス透明基板202,203の間に液晶を封入し、一方の透明基板202にドライバIC204をCOG実装した構成である。透明基板202,203の表面には図示しない偏向板が設けられており、表示側の透明基板202にはアクティブエリアの外側に位置し又は境界となる黒色の額縁形状をした見切り205、及び透明基板202のドライバIC204の反対面には黒色の遮光テープ206が設けられている。
【0046】
COG実装していない透明基板203(所謂上ガラス基板)の表面には、実施の形態1と同構成の両面テープ210が貼り付けられる。そして、この両面テープ210により、照明装置207の導光板208を貼り付け保持する。この場合の両面テープ210は、図4に示したような、発泡材11に金属膜12を形成した、ある程度の剛性を有するものを用いるのが好ましい。また、両面テープ210は、断熱性を有する単なる発泡材であっても良いし、反射性を有する単なる金属板であっても良い(図示省略)。更に、両面テープ210として接着の機能を果たす必要性があるのは、透明基板203と導光板208との間に介在する場合であり(額縁形状部分)、ドライバIC204の上にひさし状に設けられている部分210aには接着層は必要ない(即ち、当該ひさし部分210aは両面テープ210としての機能はない)。LED209は、透明基板202の電極パターンに接続したフレキシブルプリント基板211上に複数実装されており、当該フレキシブルプリント基板211を湾曲させることで前記導光板208の側面に位置する。また、フレキシブルプリント基板211は、湾曲させる場合にガイドとなるコア212を有する。コア212は、断面半円状で両面テープ210を保持する溝213を有する。
【0047】
液晶表示装置200は組み立てた状態で、LED209とドライバIC204とが略対向しており、これらの間には両面テープ210が介在している。即ち、通常ではLED209とドライバIC204との間には何も存在しないので、LED209の光はドライバIC204に直接届くことになるが、LED209の光路上に両面テープ210が位置するので、LED209の光L1がドライバIC204に届かない。また、両面テープ210は発泡材を用いて形成されているので断熱性が高く、LED側に金属膜12を設けているのでLED209の赤外光を反射する(金属膜12は図示せず)。更に、金属膜12によりLED209の熱Hが周囲に拡散し、局部的な加熱を防止している。これにより、ドライバIC204がLED209により加熱され、誤動作を行うのを防止できる。なお、太陽光等の外部光L2は透明基板202内を伝播するが、遮光テープ206により吸収減衰するので、ドライバIC204に入射する外部光L2は極めて少ない。また、当該遮光テープ206により、外部光L2が遮光されるから、外部光L2が直接ドライバICに入射することはない。
【0048】
また、両面テープ210を額縁形状部分のみとして、これを以って透明基板203および導光板208を接着し、ドライバIC204とLED209との間には、反射体及び/又は断熱体として機能する金属板をコア212から突出させるようにしても良い。なお、両面テープ210の内側縁は、見切り205の内側縁より外側に位置するのが好ましい。この両面テープ210により導光板208と透明基板203を貼り付けることで、液晶表示装置200の組み立てを簡単に行うことができる。
【0049】
以上のように、この液晶表示装置200によれば、ドライバIC204への光Lおよび熱Hの入力が制限されるので、当該ドライバIC204の誤作動を有効に防止できる。
【0050】
図9は、この実施の形態2に係る液晶表示装置の変形例を示す一部断面図である。この液晶表示装置250では、LED209の上部を両面テープ210の金属膜12に接着した点に特徴があり、その他の構成は上記同様である。LED209を金属膜12に接触させることにより、両面テープ210がラジエータとして機能し、積極的にLED209の熱を周囲に拡散放熱する。また、LED209の熱Hは、発泡材11により構成した断熱層により遮断され、更に空気層214が存在することから、ドライバIC204まで至らない。このため、LED209の熱HによりドライバIC204が周囲温度を誤って検出するのを防止できるから、ドライバIC204の駆動を正しく行うことができる。
【0051】
なお、LED209を金属膜12に接着させる場合、LED209がフレキシブルプリント基板211上に実装されていることから、LED209の上部に接着剤を塗布し、フレキシブルプリント基板211ごと押し上げ、金属膜12と接着させる。また、LED209と金属膜12の間に熱伝達部材を介在させ、実質的に両者が接触しているようにする場合も含む(図示省略)。更に、上記実施の形態2およびその変形例とも、断熱層となる発泡材11は、黒色顔料を混入した光吸収性を有するものとするのが好ましい。これにより、外部光L2がドライバIC204と両面テープ210との間に侵入しても、当該両面テープ210により外部光L2を減衰でき、ドライバIC210の誤作動をより防止できる。
【0052】
また、別の変形例として、両面テープ210を、アルミニウム粉末を混入した発泡材のシートと、黒色顔料を混入した発泡材のシートを積層し、一面に放熱性を他面に断熱性を持たせた構造としても良い(図示省略)。LEDは、アルミニウム粉末を混入した面に接触させることで上記同様の効果が得られる。
【0053】
(実施の形態3)
図10は、実施の形態3に係る液晶表示装置を示す一部断面図である。この液晶表示装置300は、LEDを実装しているフレキシブルプリント基板9の裏面に放熱層301を設けた点に特徴がある。その他の構成は実施の形態1に係る液晶表示装置と同じであるから説明を省略し、同一構成要素に同一符号を付する。LED7の熱H2は、フレキシブルプリント基板9を介して放熱層301に伝達され、放熱層301から導光板8や図示しない反射シート等に対して拡散放熱される。なお、この放熱層301を、図8及び図9に示した液晶表示装置200,250に適用しても良い。係る構成によれば、LED7の熱を更に放熱できるので、ドライバICの誤動作をより防止できる。
【0054】
(実施の形態4)
図11は、この発明の実施の形態4に係る電子機器である携帯電話機を示す斜視図である。この携帯電話機400は、上記実施の形態1または2に記載の液晶表示装置100〜300と、この液晶表示装置100〜300および電子回路401を収納する筐体402と、マイク403およびスピーカー404とを備えている。携帯電話機400では、電子回路401の信号データ等を液晶表示装置100〜300のドライバICに送り、ドライバICは取得したデータに基づいて液晶表示パネルを駆動制御する。携帯電話機400は、長時間通話する場合があり且つ筐体402自体が比較的小さいのでLEDの熱がドライバICに伝わりやすい。また、屋外で使用するため外部光が侵入しやすい環境にある。このため上記実施の形態1乃至3に記載の構成を採用することで、ドライバICの誤動作を防止し、携帯電話機400を正常に用いることができる。
【0055】
なお、上記両面テープまたは放熱板は、筐体402に熱的に接続するようにすれば、外部への放熱を十分に行うことができる。また、上記実施の形態1〜3に示す液晶表示装置は、携帯電話機のほか、液晶テレビ、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、券売機、腕時計等にも適用できる。また、上記実施の形態では、液晶表示装置のドライバICを例に挙げたが、この他の半導体素子の場合にも適用できる。例えばSOG(System On Glass)の表示装置にも有用である。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る電気光学装置では、電気光学パネルを構成する透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装し、この半導体素子実装面と反対面側に照明装置が配置されると共に当該照明装置の光源が前記半導体素子に略対向するように位置しており、前記光源と透明基板との間に、半導体素子側の一面が光吸収面で、光源側の他面が反射面となる膜を配置したので、ドライバICの誤作動を効果的に防止できる。
【0057】
また、この発明に係る電気光学装置では、電気光学パネルを構成する透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装し、この半導体素子実装面と反対面側に照明装置が配置されると共に当該照明装置の光源が前記半導体素子に略対向するように位置しており、この光源と透明基板との間に、断熱層を設けたので、半導体素子の熱に起因する誤作動を有効に防止できる。
【0058】
また、この発明に係る電気光学装置では、膜を、電気光学パネルの有効表示領域の周囲で且つ電気光学パネルを構成する透明基板の周縁までに渡り配置される額縁形状としたので、表示部分の白抜け現象を防止できる。
【0059】
また、この発明に係る電気光学装置では、膜を、電気光学パネルの有効表示領域より外側に存在する見切り部分となり、且つビューイングエリアより内側に存在するようにしたので、部品点数を削減できると共に、外部光の侵入を防止して、ドライバIC等の半導体素子の誤動作を防止できる。
【0060】
また、この発明に係る電気光学装置では、膜を、緩衝性の発泡材により構成したので、電気光学装置に加わる衝撃を吸収することで当該電気光学装置の損傷を防止できる。
【0061】
また、この発明に係る電気光学装置では、膜を、シート状をした断熱性の発泡材に金属薄膜を積層した構造であり、金属薄膜側を前記反射面としたので、半導体素子に熱が伝わり難くなるので、当該半導体素子の誤動作を有効に防止できる。
【0062】
また、この発明に係る電気光学装置では、電気光学パネルを構成する透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装し、この半導体素子実装面側に照明装置が配置されると共に当該照明装置の光源が前記半導体素子に略対向するように位置しており、前記光源と半導体素子との間に、光源の光を反射する反射体を配置したので、半導体素子実装側に照明装置を配置する構成の電気光学装置においても、光源の光に起因した半導体素子の誤動作を防止できる。
【0063】
また、この発明に係る電気光学装置では、電気光学パネルを構成する透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装し、この半導体素子実装面側に照明装置が配置されると共に当該照明装置の光源が前記半導体素子に略対向するように位置しており、前記光源と半導体素子との間に、光源の熱を遮断する断熱体を配置したので、半導体素子実装側に照明装置を配置する構成の電気光学装置においても、光源の熱に起因した半導体素子の誤動作を防止できる。
【0064】
また、この発明に係る電気光学装置では、電気光学パネルを構成する透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装し、この半導体素子実装面側に照明装置が配置されると共に当該照明装置の光源が前記半導体素子に略対向するように位置しており、前記光源と半導体素子との間に、光源の光を遮断すると共に当該光源と接触して光源の熱を放熱する放熱板を配置したので、半導体素子実装側に照明装置を配置する構成の電気光学装置においても、半導体素子の誤動作を有効に防止できる。
【0065】
また、この発明に係る電気光学装置では、放熱板は、シート状をした断熱性の発泡材に金属薄膜を積層した構造であり、金属薄膜側を前記反射面としたので、光源の熱と光を遮断するので、半導体素子の誤動作を有効に防止できる。
【0066】
また、この発明に係る電気光学装置では、反射体または放熱板を、電気光学パネルの有効表示領域の周囲で且つ電気光学パネルを構成する透明基板の周縁までに渡り配置される額縁形状としたので、半導体素子実装側に照明装置を配置する構成の電気光学装置においても、表示部分の白抜け現象を防止できる。
【0067】
また、この発明に係る電気光学装置では、透明基板の一部表面にドライバIC等の半導体素子を実装した電気光学パネルと、電気光学パネルの一面側に配置され、前記半導体素子に照射する光を放つ光源と当該光源の光を導く導光板を有する照明装置と、電気光学パネルと照明装置とを収納するフレームと、半導体素子側の一面が光吸収面で且つ光源側の他面が反射面となり、電気光学パネルの透明基板と照明装置の導光板との間、及びこれらの少なくとも一方と前記フレームとの間に介在して両者を接着する膜とを備えたので、半導体素子の誤動作を防止すると共に、電気光学装置の組立て及び構成が簡単になる。
【0068】
また、この発明に係る電気光学装置では、膜は、緩衝性の発泡材により構成されているので、電気光学装置に加わる衝撃を吸収することで当該電気光学装置の損傷を防止できる。
【0069】
また、この発明に係る両面テープでは、電気光学パネルを構成する透明基板の半導体素子と照明装置の光源との間に配置され、且つ半導体素子側が光吸収面、光源側が反射面であり、前記透明基板と照明装置の導光板とを接着するので、電気光学装置の組立てを容易化し、且つ半導体素子の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施の形態1に係る液晶表示装置を示す組立図である。
【図2】図1に示した液晶表示装置の断面図である。
【図3】図1に示した液晶表示装置の断面図である。
【図4】図1に示した両面テープを示す説明図である。
【図5】両面テープと液晶表示パネルとの位置関係を示す。
【図6】両面テープの別の形態を示す一部断面図である。
【図7】両面テープの別の形態を示す一部断面図である。
【図8】この発明の実施の形態2に係る液晶表示装置を示す断面図である。
【図9】この実施の形態2に係る液晶表示装置の変形例を示す一部断面図である。
【図10】この発明の実施の形態3に係る液晶表示装置を示す一部断面図である。
【図11】この発明の実施の形態4に係る電子機器である携帯電話機を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 液晶表示装置
1 液晶表示パネル
2 照明装置
3 フレーム
4,5 透明基板
6 ドライバIC
7 LED
8 導光板
9 フレキシブルプリント基板
10 両面テープ
11 発泡材
12 金属膜
13 接着層
14 離形シート
Claims (3)
- 電気光学パネルを構成する一対の透明基板のうちの、一方の基板は他方の基板と対向しない、張り出し領域を有し、前記張り出し領域の表面にはドライバIC等の半導体素子が実装され、この半導体素子の実装面側に対向するように照明装置の光源が配置されてなり、
前記光源と半導体素子との間に、前記半導体素子側の一面が光吸収面で、前記光源側の他面が反射面となる膜が配置されてなり、前記膜はシート状をした断熱性の発泡材に金属薄膜を積層されてなり、
前記一方の基板の前記半導体素子が実装された面の反対側の面には、前記半導体素子に対向するように遮光テープが配置されてなることを特徴とする電気光学装置。 - 前記膜は、電気光学パネルの有効表示領域の周囲で且つ前記電気光学パネルを構成する透明基板の周縁までに渡り配置される額縁形状であることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
- 前記膜は、電気光学パネルの有効表示領域より外側に存在する見切り部分となり、且つビューイングエリアより内側に存在することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
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