JP4024528B2 - 2線式データバスのエラー認識用回路構成 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信されたドミナントビット(dominant bit)が2本のバスライン上で別々に送信される2線式データバスのエラー認識用回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特性がISO11898に規定されているCAN等のようなデータバスにおいては、別々のデータビットが2本のバスライン上で別々に送信される。
静止状態で、バスの両ラインは、終端抵抗器を介して一緒に結合されるため、ほぼ同じ電位を有する。駆動電流をONすることにより、バスの両ライン間に電圧差を生じさせるドミナントビットは送信機からバスに活発に送信される。この送信は別々に行われる。即ち、バスの一方のラインの電位が上昇し、バスの他方のラインの電位が低下する。駆動電流をOFFにすることにより、電圧差のないリセッシブビット(recessive bit)が送信機により送信される。その結果、2本のバスラインが、再びほぼ同じ電位を呈する。
【0003】
このタイプのデータバスでは、性質の異なるエラーが起こることがある。基準電位に対してだけでなく相互に対しても、個々のラインの短絡が起こることがある。
【0004】
従って、既知の回路構成は各ラインの電位を評価し、そのような短絡に対する対処を講じている。米国特許第5,488,306号から知られた回路構成では、2本のバスライン間の電位差も評価される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら既知の構成のすべては、2本のバスラインのマスオフセット(mass offset)に応答するという重大な欠点を有している。2本のライン電位がずれるそのようなマスオフセットは、特に自動車分野に適用する場合に起こることがある。既知のエラー認識回路においては、これらのマスオフセットにより、誤ったエラーメッセージ、即ち、マスオフセットのみに言及して実際にはエラーを表さず、かつ、実際のライン短絡には言及しないエラーメッセージが容易に導かれる。
【0006】
本発明の目的は、最初に記載したタイプの回路構成であって、バスラインのマスオフセットに応答することなく、確実にエラー認識可能な回路構成を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記目的は、上記回路構成が差動電流を測定する手段を備え、この差動電流は、データバス上にドミナントビットを送信する時に2本のバスラインを駆動する駆動電流の差が送信機内で測定されたものであり、かつ、上記回路構成に、上記駆動電流間の差が所定の制限値を超えるとエラー信号を供給する評価手段が設けられていることで、解決される。
【0008】
本発明の基本概念は、電位は測定しないが、電流は測定するということである。データバス上でドミナントビットを駆動するための2つの駆動電流間の差が測定される。データバスにデータビットを送信する送信機は、一般に、データバスラインをそれぞれ駆動する2個のドライバを有する。ビットがデータバス上で別々に送信されるため、各駆動電流は反対の符号を有する。これら駆動電流間の差が判定される。2個の駆動電流の一方が大幅に上昇した場合、これら2個の駆動電流の相反する極性に基づき、その差も大幅に増大する。通常の動作では駆動電流間の差を超えることがない所定の制限値が設定される。しかしながら、上記短絡の一つにおいては、差動電流が大幅に増大し、上記所定の制限値を超えてしまう。この時、上記回路構成はエラーメッセージを供給する。
【0009】
両方の駆動電流が測定されて評価されるため、2線式バスの2ライン上で電位ズレが起きても、エラーメッセージを出さない。なぜならば電位ズレは本質的に駆動電流に影響を与えず、また2ラインの終端抵抗器が電位なしでそれらの間に設置されているからである。
【0010】
さらに、本発明の回路構成は、外部EMVからバスラインへの影響が少ないという一般的な利点を有する。
【0011】
請求項1に記載の本発明の実施態様によれば、上記回路構成は、ISO11898に応じたCANバスに好適である。なぜならばこのバスは、実際にマスオフセットまたはEMVの影響が起こることの多い車両で使用されるからである。また、これらの条件下で、実際にラインの相互短絡がある場合、あるいは異なる電位で短絡が起きた場合にのみ、本発明の回路構成はエラーメッセージを供給する。
【0012】
また、請求項1に記載の本発明の実施態様では、送信機がドミナントビットを送信する時、駆動電流が最初に急激に上昇する。これは、バスラインが容量性負荷を表すからである。従って、ドミナントビット期間の後半を除いて、このドミナントビットの開始時に駆動電流間の差を測定もしくは評価しない、または測定も評価もしないことが有利である。なぜならば、この時には2ラインで表される容量性/誘導性負荷による過渡現象が低下しているからである。
【0013】
請求項3に記載の本発明の実施態様では、CANバスプロトコルで提供されるTXD信号を上記目的のために有利に評価することができる。TXD信号はドミナントビットの期間を表す。各個々のビットについてTXD信号のトレーリングエッジでオリエンテーション(orientation)を行えることは有利である。なぜならば、この瞬間でバスラインに過渡現象が起こり、かつ、駆動電流は、この瞬間の過渡現象の影響をもはや受けないからである。
【0014】
請求項2に記載の本発明の実施態様では、データバスの2線の短絡が非常に確実に認識される。この目的に対して、2個の駆動電流が別々に基準電流と比較され、2個の駆動電流が別々に基準電流を超えるときにのみ、エラーメッセージが供給される。その結果、エラー認識がより確実となる。
【0015】
上述したように、データバス上のドミナントビットのビットフェーズ(bit phase)の最後で駆動電流を評価することが有利であるため、請求項4に記載の本発明の他の実施態様では、ドミナントビットの送信開始後に所定間隔で駆動電流の測定および/または評価が行われるように、上記駆動電流の測定および/または評価、または上記駆動電流間の差の測定および/または評価がタイマで引き起こされることを特徴とする。よって、バスライン上での過渡現象に影響を与えることなく、駆動電流間の差の測定が行われることが可能となり、さらに有利である。
【0016】
CANプロトコルでは、アクノレッジビット(acknowledge bit)およびエラーフレックス(error flex)の送信中の他、いわゆるアービトレーションフェーズ(arbitration phase)の間、ドミナントビットの複数のCANトランシーバによって、バス上での同時送信が提供される。この段階では、電流差測定で、不必要なエラー表示につながる値が生成されることがある。従って、請求項5に記載の本発明の他の実施態様では、CANバスプロトコルでの送信中断サービスルーチンの期間中にのみ、駆動電流またはそれらの差を測定および/または評価することが有利である。なぜならばこの段階では、たった1人の参加者がバス上でビットを活発に送信することができるからである。従って、この段階において、妨害の影響を受けることなく、駆動電流の確実な評価が可能となる。
【0017】
本発明の回路構成が供給するエラー信号が、十分に長い期間有効であり、次の電信のアービトレーションフェーズにより破壊されないことを確実にするため、請求項6に記載の本発明の他の実施態様では、その回路構成が、エラー信号が遅延され供給されるよう、評価結果をバッファリングするシフトレジスタを備えることを特徴とする。このシフトレジスタの長さにより、エラー表示を評価するため、送信中断サービスルーチンに有効な時間が判定される。
【0018】
個々ビットの送信中にすでに起きている差動電流が、エラー表示を行わないように、請求項7に記載の本発明の他の実施態様では、回路構成が多数決回路を備えることを特徴とする。このような多数決回路は、複数測定の過半数が、結果として制限値を超えたことを示すときにのみ、エラー信号を出すものである。この多数決回路は、シフトレジスタに接続可能であり、有利である。シフトレジスタが、複数のドミナントビットに関する評価結果を同時に供給するからである。
【0019】
請求項8に記載の本発明の他の実施態様では、好ましくは、単一ビットの送信中に、このビットに隣接のビット、即ち、前後のビットの送信中を除き、差動電流が所定の制限値を超えたときのみ、エラーメッセージが抑制されるように、上記多数決評価が行われるようにしてよく、有利である。この場合、該単一ビットに関して誤ったエラー評価が起きたと結論づけることができる。そして、エラーメッセージが抑制される。
【0020】
請求項9に記載の本発明の他の実施態様では、駆動電流の合計により、エラー評価からアービトレーションフェーズとアクノレッジビットを除外し、よってそのような段階で、正しく評価されたエラー信号が、不注意で早まって書き換えられてしまうことを防ぐことが目的である。アービトレーションフェーズとアクノレッジビットは、バス上で、複数のトランシーバが同時にドミナントビットを送信できることを特徴とする。その結果、2個の駆動電流の合計が、制限値より低くなり、電流差信号は評価されない。
【0021】
上記および他の本発明の態様は、次の実施の形態の説明で明らかになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、いわゆるトランシーバ、即ち、データバスに接続されてデータビットがデータバス上に送信できるようになる装置を示すブロック図である。図1のブロック図では、バスエラー認識用に実施される本発明にかかる回路構成もさらに示されている。
【0023】
図1の実施形態において、データバスは、ISO11898に従ってその構造とプロトコルが規定されたCANバスである。このデータバスは、例えばビット送信が別々に行われる2本のデータバスラインCANHとCANLを有する。
【0024】
CANバスの静止状態では、両データバスラインCANH,CANLは、ほぼ同じ電位を有する。これは、図示しない方法でこれら2本のラインが終端抵抗器を介して結合されているからである。単一ビットが送信機により送信される際、データバスラインCANHの電位は上昇し、データバスラインCANLの電位は低下する。
【0025】
このことは、図1の回路構成において、データバスラインCANH用のドライバ1により、かつ、データバスラインCANL用のドライバ2により行われる。
ドライバ1,2は両方とも、駆動制御回路3により制御される。駆動制御回路3は、単一ビットが、2本のデータバスラインCANH,CANLを通し区別して送信されるよう、2個のドライバ1,2を同期制御するものである。このため、駆動制御回路3は、信号TXDにより制御される。静止状態では、TXDは高い電位を有する。データバス上に送信される単一の活性なドミナントビットは、低レベルの信号TXDで特徴づけられる。信号TXDが低レベルである限り、上述した方法で2本のデータバスラインCANH,CANLを通してビットが別々に送信されるよう、ドライバ1,2への対応する制御が駆動制御回路3により行われる。電流供給のため、ドライバ1は電源電位VCCに接続され、ドライバ2は基準電位GNDに接続される。
【0026】
データバス上での上記のようなドミナントビット送信において、干渉が起こることがある。特に、データバスラインCANH,CANLが、他の電位に対してまたは相互の短絡という点から、短絡する場合がある。従って、そのようなエラー条件が存在するかどうかをいつでも判定することが好ましい。しかし、そのようなエラー条件の判定の際、追加の問題として、データバスラインCANH,CANL上でマスオフセットが起こることがある。この問題は、特に自動車分野で起こることが多い。従って、本発明によれば、2線式データバスの短絡には応答するが、2本のバスラインの電位ズレには感応しない、エラー認識用の回路構成が提供される。
【0027】
本発明のエラー認識用回路構成の基本概念は、ドライバ1,2によりデータバスに供給される2つの駆動電流間の差を測定することである。電圧評価が行われる従来技術の構成とは対照的に、この場合、電位ズレまたは外部EMVの影響には感応しないことが明らかな電流評価が行われる。
【0028】
従って、本発明の回路構成は、差動電流を測定する手段4を備える。この手段4は、図1の実施形態において比較器として形成され、ドライバ1およびドライバ2からの信号を受け取る。これらの信号は、ドライバ1,2からデータバスラインCANH,CANLに送られる駆動電流にそれぞれ比例する。比較器4により、これらの駆動電流は減算されて所定の制限値と比較される。この比較の結果は、信号Cとして評価手段5に渡される。手段5では、信号Cがさらに評価され、対応するエラー信号Fが供給される。駆動電流間の差の評価は、図1に示すトランシーバにより、ドミナントビットの送信中に行われる必要があるため、信号TXDが手段5に提供される。これにより、手段5は、トランシーバがドミナントビットをデータバス上に送信する低レベルに信号TXDがなる期間内にのみ、信号Cの評価を行う。また、手段5は、信号Fの時間遅延を行い、かつ/または複数の値を介して信号Cの評価を行うよう実施してもよい。
【0029】
さらに、合計装置により、図示しない方法で駆動電流の合計を算出し、第2の所定の制限値との比較を行うさらなる比較器により評価するようにしてもよい。
合計信号が制限値未満となる期間内にのみ手段5に信号TXDを供給するために比較信号を使用してもよい。それにより、アービトレーションフェーズとアクノレッジビットが、エラー評価から除外される。従って、そのような段階で、正しく評価されたエラー信号が不注意に書き換えられてしまうことが防がれる。アービトレーションフェーズとアクノレッジビットは、複数のトランシーバが、バス上で同時にドミナントビットを送信できることを特徴とする。その結果、2つの駆動電流が、制限値より低下し、電流差信号が評価されることはない。
【0030】
手段5は、正信号Cでカウントアップし、負信号Cでカウントダウンするカウントnを有するカウンタとして形成してよい。計数結果は、ドミナントビットフェーズの最後にトリガーされるようにしてよい。カウンタが所定値を超えると、エラー信号Fがセットされる。電流差エラーがそのようなエラーではないと判定された回数がn倍を超えるまでエラー信号は供給されないため、多数決評価も同時に達成される。
【0031】
図2は、図1の評価手段5の可能な実施形態を示す。図2では、3個のDフリッピフロップ11,12,13が次々に配置されたシフトレジスタチェーンが示されている。信号TXDが、Dフリップフロップ11,12,13のクロック入力に供給される。第1シフトレジスタ11の入力には、信号Cが与えられる。エラー信号Fは、シフトレジスタチェーンの最後のDフリップフロップ13の出力から供給される。
【0032】
エラー表示遅延は、その期間がシフトレジスタの長さに依存し、評価手段5内のそのようなシフトレジスタにより達成するようにしてもよい。新しい値Cは、その後のシフトレジスタ内で信号TXDの新しいパルスにいずれも置き換えられる。図3に示す実施形態では、3個の送信されたドミナントビット期間に及ぶエラー信号Fの遅延が、このようにして達成される。
【0033】
Dフリップフロップ11,12,13は、信号TXDの正端(positive edge)でクロック測定されることが有利である。この信号TXDは、各ドミナントビットの終わりに現れる。この時、図1の構成のドライバ1,2が依然として充分に活性であるため、駆動電流の測定が可能である。この時の評価により、またデータバスラインCANH,CANL上でドミナントビットの交換が行われることで起こる過渡現象ももはや活性でないことは確実である。
【0034】
送信された各ドミナントビットのビットフェーズの終端のみによる駆動電流測定の他の可能性が図3に示されている。図3では、図2の回路によるDフリップフロップ11,12,13を含むシフトレジスタが示されている。しかし、図3の変形例では、信号TXDが、タイマ14により遅延される。ここで、Dフリップフロップは、TXD信号のリーディングエッジ、即ち、その負端(negative edge)に応答するよう形成される。タイマ14は、Dフリップフロップ11,12,13がドミナントビットの後半の期間でのみそのデータ入力Dでデータを置き換えるように、遅延を設定する。また、このようにして、送信されたドミナントビットの後半においてのみ差動電流が評価されるようにすることも確実にできる。
【0035】
図4は、図1の回路構成の手段5のさらなる変形例を示す図である。この変形例も、次々に配置される3個のDフリップフロップ11,12,13を備え、信号TXDによりクロック測定される。しかし、この変形例では、エラー信号Fの供給において、遅延が達成されない。むしろ、Dフリップフロップ11,12,13に記憶された3個の連続するエラー信号に関し、その多数決評価を達成することがその目的である。このため、Dフリップフロップ11,12,13の3個のデータ出力Q全てが、ANDゲート15の3個の入力に接続される。ANDゲート15は、その出力からエラー信号Fを供給する。それにより、3個の連続するドミナントビット期間中に、2個のドライバの差動電流が、所定の制限値を超えたことを信号Cが示したときのみ、エラー信号が供給されることが達成される。
【0036】
言うまでもなく、他の多数決評価変形例も可能である。どちらにせよ、多数決評価は、単一ドミナントビットの送信中に、エラー条件が満たされるとき、すでにエラー信号が供給されていないことを確実にする必要がある。このエラー条件が、干渉の原因となる可能性があるからである。
【0037】
図4に示す差信号評価用手段5の変形例では、時間遅延評価が行われる可能性はもはや存在しない。しかし、このことは、図5に従い可能となる。図5は、図4の変形例に従って接続されるDフリップフロップ11,12,13を含むシフトレジスタを示す図である。しかしながら、シフトレジスタは、Dフリップフロップ13の後に配置されるもう1個のDフリップフロップ16により拡張される。
【0038】
Dフリップフロップ11,12,13のデータ出力を評価する第1ANDゲート17、Dフリップフロップ12,13,16のデータ出力を評価するANDゲート18が設置される。2個のANDゲート17,18の出力信号が、出力からエラー信号Fを供給するORゲート19に提供される。
【0039】
図5の回路構成にある、拡張されたシフトレジスタと修正された多数決評価により、多数決評価のみならず、多数決評価なしの図2、3の変形例に対してさらに与えられるように、時間遅延も達成される。
【0040】
従って、図5に示す評価手段5の変形例では、図2、3に示す変形例エラー信号Fの供給時間遅延と、図4に示す評価手段5の変形例の多数決評価とが組み合わされる。
【0041】
図6は、トランシーバにおける本発明の回路構成の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【0042】
図6に示す第2の実施の形態のトランシーバは、図1に示す第1の実施の形態のトランシーバと同様に、第1のドライバ1、第2ドライバ2および駆動制御回路3を備える。このトランシーバの動作は、ここまでは図1に示す第1の実施の形態の動作と同一である。
【0043】
第1の実施の形態と同様に、本発明のエラー認識用回路構成も、2つのドライバ1,2から駆動電流を受け取り、2つの駆動電流間の差値を示す信号Cをその出力から供給する比較器4を備える。この信号は、評価手段23により評価される。評価手段23は、その出力からエラー信号を供給する。この第2の実施の形態で示される本発明による回路構成の動作も、ここまでは図1に示す第1の実施の形態の動作と同一である。
【0044】
しかしながら、本発明による回路構成の第2の実施の形態は、図6に示すように、追加の手段21,22,23を備える。これらの手段は、ドライバ1,2の電流を基準信号REFと直接比較し、また、駆動電流がそれぞれこの基準信号REFを超える時に、エラー信号も供給する。
【0045】
このため、ドライバ1の駆動電を基準信号REFと比較し、対応する出力信号を評価手段23に供給する比較器21が設けられる。
【0046】
これに対応して、ドライバ2の駆動電流を基準信号REFと比較してその比較結果も評価手段23に供給する比較器22が設けられる。
【0047】
評価手段23では、駆動電流間の差が、所定の制限値を超えるか、ドライバ1の駆動電流が、基準信号REFを超えるか、またはドライバ2の駆動電流が、基準信号REFを超えるかのいづれかのとき、エラー信号を供給する。
【0048】
このような個々の駆動電流の追加評価のため、追加の認識が確実に達成される。特に、ライン間の短絡が、回路構成の拡張により、より確実に認識可能となる。
【0049】
図7は、図6に示す回路構成の評価手段23の可能な実施の形態を示す図である。
【0050】
比較器21,22によって供給される2つの信号RH,RLが、図7の回路構成において、ANDゲート31に与えられる。ANDゲート31の出力信号は、ORゲート32,33,34の第1入力に供給される。
【0051】
図6に示す回路構成の比較器4の信号Cは、ORゲート32の第2入力に供給される。
【0052】
図7に示す回路構成は、信号TXDによりクロックされる3個のDフリップフロップ35,36,37を備える。
【0053】
ORゲート32の出力信号は、フリップフロップ35のデータ入力Dに与えられる。フリップフロップ35の出力信号は、ORゲート33の第2入力に与えられる。ORゲート33の出力信号は、今度は第2のDフリップフロップ36に与えられる。第2のDフリップフロップ36の出力信号は、ORゲート34の第2入力に結合される。ORゲート34の出力信号は、Dフリップフロップ37のデータ入力に結合される。Dフリップフロップ37のデータ出力Qは、エラー信号Fを供給する。
【0054】
図7の回路構成におけるシフトレジスタ変形例によって、関連するドミナントビットに信号RH,RLの一つが応答したかどうかの追加のチェックが、各個々のバッファリングエラー条件に対して達成される。従って、3個のエラー条件のうち一つが満足されたとき、即ち、信号RH、RL、またはCの一つが割当ドミナントビットの送信中に活性であったとき、Dフリップフロップ35,36,37は、各個々のドミナントビット毎にエラー信号を記憶する。
【0055】
エラー信号Fは、図6、7に示す第2の実施の形態において、追加的にフィルタリングされるようにしてもよい。しかしながら、2本のCANバスライン、CANHとCANLとの間の短絡の認識は、このような短絡によりバスを通るデータ送信の可能性が阻害され、データ送信が直ちに中断されてしまうため、直接評価しなければならないことに留意されたい。
【0056】
【発明の効果】
以上詳述したとおり、本発明は、以下の効果を奏する。
【0057】
即ち、本発明によれば、送信ビットの区間の後半で2つの駆動電流を測定して評価するので、CANバスである2線式バスの2ライン上で電位ズレが起きても、エラーメッセージを出すことがない。これにより、確実にエラー認識可能な2線式データバスの回路構成が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による回路構成の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】 例えば図1の回路構成の評価手段5で使用することのできるシフトレジスタのブロック図である。
【図3】タイマが追加された図2のシフトレジスタを示す図である。
【図4】 多数決評価を有する図2のシフトレジスタを示す図である。
【図5】 図4の多数決評価を有するが、時間遅延を伴う評価が可能となるように拡張シフトレジスタを有するシフトレジスタを示す図である。
【図6】 図1の第1の実施の形態に従うが、駆動電流の単一評価が追加された本発明による回路構成の第2の実施の形態を示す図である。
【図7】 図6の第2の実施の形態における回路の評価手段の可能な詳細形態を示す図である。
【符号の説明】
1,2 ドライバ
4,21,22 比較器
5,23 評価手段
14 タイマ
11,12,13,16,35,36,37 Dフリップフロップ
15,17,18 ANDゲート
19 ORゲート
F エラー信号
Claims (9)
- 送信されたドミナントビットが2本のバスライン上に別々に送信される、ISO11898に従ったCANバスである2線式データバスのエラー認識用回路構成であって、
前記データバス上にドミナントビットを送信するときに前記2本のバスラインを駆動する駆動電流の差を送信機内で測定する差動電流測定手段を備え、
前記駆動電流間の差が所定の制限値を超えるときに、エラー信号を供給する評価手段が設けられており、
送信されたビットの期間の後半で前記駆動電流間の差を測定し、もしくは評価し、または、測定しかつ評価することを特徴とする回路構成。 - 両方の駆動電流を別々に基準電流と比較し、両方の駆動電流が別々に前記基準電流を超えるとエラーメッセージを供給する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の回路構成。
- 前記駆動電流の測定もしくは評価または測定および評価の時点を判定するためにCANバス送信機のTXD入力信号が使用され、
特に、前記TXD信号のトレーリングエッジが前記測定時点を判定することを特徴とする請求項1に記載の回路構成。 - ドミナントビットの送信開始後の所定の間隔で、前記駆動電流の測定もしくは評価または測定および評価を引き起こすタイマを備えることを特徴とする請求項1に記載の回路構成。
- 前記CANバスの送信中断サービスルーチン中にのみ、前記駆動電流を測定し、もしくは評価し、または、測定しかつ評価することを特徴とする請求項1に記載の回路構成。
- 前記エラー信号を遅延の態様で供給するシフトレジスタを備えることを特徴とする請求項1に記載の回路構成。
- 前記制限値を超えたことを複数の測定の過半数の結果が示したときにのみエラーメッセージを供給するように、前記測定の評価を行う多数決回路を備えることを特徴とする請求項6に記載の回路構成。
- 前記多数決回路における多数決評価において前記ビットの位置の考慮も行い、好ましくは、ビットの送信中に前記制限値を超えたときにのみエラーメッセージを抑制し、このビットに隣接する2つのビットが送信された時には、前記エラーメッセージの抑制は行わないことを特徴とする請求項7に記載の回路構成。
- 前記駆動電流間の差の評価だけではなくこれらの合計の評価も行い、前記駆動電流の合計が所定の制限値を超えるときにのみ前記駆動電流間の差を評価することを特徴とする請求項1に記載の回路構成。
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