JP4055792B2 - 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 - Google Patents
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Description
本発明による車両用運転操作補助方法は、少なくとも、自車速および自車両と自車両前方の障害物との車間距離に基づいて、障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出し、算出されるリスクポテンシャルに基づいて、運転者が自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御し、障害物の左右方向の幅を検出し、自車両が障害物を追い越そうとする追越意図を検出し、障害物の左右方向の幅に基づいて、リスクポテンシャルに基づいて制御する力の制御量を補正するとともに、追越意図ありと検出されると、障害物の幅に基づく制御量の補正量を調整し、リスクポテンシャルが大きくなるほど力の制御量を大きくし、障害物の左右方向の幅が小さいほど力の制御量が小さくなるように補正するとともに、追越意図ありと検出された場合は、追越意図なしの場合に比べて力の制御量が小さくなるように補正する。
本発明による車両は、少なくとも、自車速および自車両と自車両前方の障害物との車間距離を検出する走行状態検出手段と、走行状態検出手段による検出結果に基づいて、障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、リスクポテンシャル算出手段によって算出されるリスクポテンシャルに基づいて、運転者が自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する制御手段と、障害物の左右方向の幅を検出する幅検出手段と、自車両が障害物を追い越そうとする追越意図を検出する追越意図検出手段と、幅検出手段による検出結果に基づいて、制御手段によって制御する力の制御量を補正するとともに、追越意図検出手段によって追越意図ありと検出されると、障害物の幅に基づく制御量の補正量を調整する補正手段とを有し、制御手段は、リスクポテンシャルが大きくなるほど力の制御量を大きくし、補正手段は、障害物の左右方向の幅が小さいほど力の制御量が小さくなるように補正するとともに、追越意図ありと検出された場合は、追越意図なしの場合に比べて力の制御量が小さくなるように補正する車両用運転操作補助装置を備える。
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の構成を示すシステム図である。
車速センサ20は、車輪の回転数や変速機の出力側の回転数を計測することにより自車両の車速を検出する。
車両用運転操作補助装置1のコントローラ50は、障害物検知装置40で検出した障害物情報に基づいて各障害物に対する自車両のリスクポテンシャルを算出する。リスクポテンシャル(Risk Potential)は、「潜在的なリスク/危急」を意味し、ここでは特に、自車両と自車両周囲に存在する障害物とが接近していくことにより増大するリスクの大きさを表す。したがって、リスクポテンシャルは、自車両と障害物とがどれほど近づいているか、すなわち自車両と障害物とが近づいている程度(接近度合)を表す物理量であるといえる。
ρ=1/{L(1+A・Vh2)}×δ/N・・・(式1)
ここで、L:自車両のホイールベース、A:車両に応じて定められたスタビリティファクタ(正の定数)、N:ステアリングギア比である。
R=1/ρ ・・・(式2)
(式2)を用いて算出した旋回半径Rを用いることで、図9に示すように自車両の走行軌道を半径Rの円弧として予測することができる。そして、図10に示すように、旋回半径Rの円弧を中心線とした幅Twの領域を、自車両が走行するであろう予測進路として設定する。幅Twは、自車両の幅に基づいて予め適切に設定しておく。
THW=D/Vh ・・・(式3)
車間時間THWが小さいほど自車両と前方障害物とが近づいているため、(式3)で算出される車間時間THWを、自車両と前方障害物との接近度合を表すリスクポテンシャルということができる。
La=1−|Δd/W| ・・・(式4)
(式4)で算出されるラップ率Laは0〜1の範囲の値として設定され、ラップ率Laが大きいほど、自車両の予測進路と前方障害物との重なり度合が大きいことを示している。すなわち、ラップ率La=0のときは前方障害物と自車両の予測進路が完全にずれており、ラップ率La=1のときは前方障害物が自車両の予測進路上で自車両の真正面にいることを表している。なお、ラップ率Laは前方障害物の幅Wを考慮した重なり度合であり、横偏差Δdが同じ場合には前方障害物の幅Wが大きいほど大きくなる。
このようにステップS190でラップ率ゲインGlaを算出した後、ステップS200へ進む。
制御反発力Fcの算出のために、図23(a)(b)に示すように自車両100の前方に仮想的な弾性体200を設けたと仮定し、この仮想的な弾性体200が前方車両300に当たって圧縮され、自車両に対する擬似的な走行抵抗を発生するというモデルを考える。制御反発力Fcは、図23(b)に示すように仮想弾性体200が前方車両300に当たって圧縮された場合の反発力と、ラップ率ゲインGlaとを用いて算出する。ここでの処理を、図24のフローチャートを用いて説明する。
Fc=C×Gla
=k×(Th−D)×Gla・・・(式5)
(式5)において、Cは仮想弾性体200が圧縮されるときの反発力であり、kは仮想弾性体200のばね定数である。ばね定数kは、適切な制御効果が得られるように予め適切に調整される制御パラメータである。Thは、仮想弾性体の長さlを表すしきい値であり、例えば自車速Vhおよび車間時間THWのしきい値T1に基づいて適切に設定される。
ステップS210では、ステップS200で算出した制御反発力Fcを用いて、制駆動力制御を行う際の駆動力補正量ΔDaおよび制動力補正量ΔDbを算出する。ステップS210における制駆動力補正量の算出処理を、図25を用いて説明する。
図29(a)(b)に実線で示すように、運転者に追い越し意図が無いと判断された場合は、前方障害物と自車両の予測進路とのラップ率Laが小さくなるほどラップ率ゲインGlaが徐々に小さくなり、La=1のときにGla=1,La=0のときにゲインGla=0となるように設定する。上述したように、ラップ率ゲインGlaを用いて制御反発力Fcを算出するので、ラップ率Laの低下に対するラップ率ゲインGlaの減少量が大きいほど、駆動力補正量ΔDaと制動力補正量ΔDbの低下速度およびアクセルペダル反力制御指令値FAとブレーキペダル反力制御指令値FBの低下速度が速くなる。すなわち、制駆動力補正量ΔDa,ΔDbおよび反力制御指令値FA,FBの調整量が大きくなる。
(1)車両用運転操作補助装置1は、少なくとも自車速Vhおよび自車両と自車両前方の障害物との車間距離を検出し、これらの検出結果に基づいて障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルRPを算出する。そして、リスクポテンシャルRPに基づいて運転者が自車両を運転操作するための運転操作機器に発生する操作反力および自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する。車両用運転操作補助装置1は、さらに障害物の左右方向の幅Wと、自車両が障害物を追い越そうとする追越意図を検出し、障害物の幅Wに基づいて操作反力および制駆動力の制御量を補正するとともに、追越意図ありと判断されると制御量の補正量を調整する。具体的には、追越意図ありと判断されると、前方障害物の幅Wを用いて算出した自車両と前方障害物とのラップ率Laに応じて設定するラップ率ゲインGlaを調整する。そして、自車両の前方に設けた仮想弾性体の反発力Cとラップ率ゲインGlaとから制御反発力Fcを算出し、制御反発力Fcに基づいて制駆動力補正量ΔDa,ΔDbおよび反力制御指令値FA,FBを算出する。これにより、自車両が幅の狭い障害物を追い越す場合、または幅の広い障害物を追い越す場合で、それぞれ運転者に違和感を与えることの無い適切な制御を行うことが可能となる。
(2)車両用運転操作補助装置1のコントローラ50は、アクセルペダル61の操作状態に基づいて追越意図があるかを判断する。ここで、アクセルペダル61の操作状態は、アクセルペダル61の操作量SAおよびアクセルペダル61の踏増し量等であり、運転者がアクセルペダル61をどのように操作しているかを表している。これにより、加速や減速のために運転者が操作するアクセルペダル61の操作状態から、運転者の追越意図を正確に判断することができる。
(3)コントローラ50は、アクセルペダル61の操作状態に基づいて追越意図があるかを判断するための閾値θ_ovrを自車速Vhに応じて設定する。具体的には、図12に示すように自車速Vhが速くなるほど閾値θ_ovrが大きくなるように設定する。これにより、加速のために必要なアクセルペダル操作量SAが小さい低速時でも、追越意図を容易に判断できるようになり、運転者の感覚に合った制御を行うことができる。
(4)コントローラ50は、アクセルペダル61の操作状態に基づいて追越意図があるかを判断するための閾値θ_ovrを、自車両と障害物との相対車速Vrに応じて設定する。具体的には、図13に示すように相対車速Vr(=自車速−障害物の車速)が大きくなるほど閾値θ_ovrが大きくなるように設定する。これにより、自車両が前方障害物に急速に接近している状態では、追越意図ありと容易に判断しないようにして、制駆動力および操作反力の制御量の低減により運転者が意図しない過度の加速をしてしまうことを防止することができる。
(5)コントローラ50は、アクセルペダル61の操作状態に基づいて追越意図があるかを判断するための閾値θ_ovrを車間距離Dに応じて設定する。具体的には、図14に示すように車間距離Dが小さいほど閾値θ_ovrが大きくなるように設定する。これにより、自車両が前方障害物に近づいている状態では、追越意図ありと容易に判断しないようにして、制駆動力および操作反力の制御量の低減により運転者が意図しない過度の加速をしてしまうことを防止することができる。
(6)コントローラ50は、アクセルペダル61の操作状態に基づいて追越意図があるかを判断するための閾値θ_ovrをアクセルペダル61を操作するときに発生する操作反力に応じて設定する。具体的には、図15に示すようにアクセルペダル反力制御指令値FAが大きくなるほど閾値θ_ovrが小さくなるように設定する。これにより、アクセルペダル操作反力が大きくアクセルペダル61を大きく踏み込むことが困難な状態で、追越意図を容易に判断できるようになり、運転者の感覚に合った制御を行うことができる。
(7)コントローラ50は、追越意図ありと判断されると、制駆動力および操作反力の制御量の補正量を、自車速Vhに応じて調整する。具体的には、図18に示すようにラップ率Laに対するラップ率ゲインGlaの変化量を、自車速Vhが大きくなるほど大きくする。これにより、自車速Vhが速く、加速のために一層大きなエンジン出力が必要な場合に、制駆動力および操作反力の制御量を速やかに低下させて運転者の感覚に合った制御を行うことが可能となる。
(8)コントローラ50は、追越意図ありと判断されると、制駆動力および操作反力の制御量の補正量を、自車両と障害物との相対速度Vrに応じて調整する。具体的には、図19に示すようにラップ率Laに対するラップ率ゲインGlaの変化量を、相対速度Vrが小さくなるほど大きくする。これにより、自車両が障害物に急速に接近している状態で、運転者の意図しない過度の加速をしてしまうことを防止することができる。
(9)コントローラ50は、追越意図ありと判断されると、制駆動力および操作反力の制御量の補正量を、車間距離Dに応じて調整する。具体的には、図20に示すようにラップ率Laに対するラップ率ゲインGlaの変化量を車間距離Dが大きくなるほど大きくする。これにより、自車両と障害物とが近づいた状態で、運転者の意図しない過度の加速をしてしまうことを防止することができる。
(10)コントローラ50は、追越意図ありと判断されると、制駆動力および操作反力の制御量の補正量を、アクセルペダル操作反力に応じて調整する。具体的には、図21に示すようにラップ率Laに対するラップ率ゲインGlaの変化量を、アクセルペダル反力制御指令値FAが大きくなるほど大きくする。これにより、大きな操作反力に抗してアクセルペダル61を踏み込み、加速要求が大きいと判断できる場合に、制駆動力および操作反力の制御量を速やかに低下させて運転者の感覚に合った制御を行うことが可能となる。
(11)コントローラ50は、追越意図ありと判断されると、制駆動力および操作反力の制御量の補正量を、アクセルペダル操作量SAに応じて調整する。具体的には、図22に示すようにラップ率Laに対するラップ率ゲインGlaの変化量を、アクセルペダル操作量SAが大きくなるほど大きくする。これにより、アクセルペダル61を踏み込んだ状態からさらに踏み増して、加速要求が大きいと判断できる場合に、制駆動力および操作反力の制御量を速やかに低下させて運転者の感覚に合った制御を行うことが可能となる。
以下に、本発明の第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図30に、第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置2の構成を示す。図30において、図1に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
このように、第2の実施の形態では、自車両が車線端を走行する場合には、追い越し意図判断のための閾値θ_ovrを小さくして、追い越し意図ありと容易に判断できるようにするとともに、その判断結果の確実性が高いとして制駆動力補正量ΔDa,ΔDbおよび反力制御指令値FA,FBの調整感度を高くする(図29(a)(c)参照)。これにより、運転者が前方障害物の追越を行おうとしている場合に、スムーズな加速操作を実現することができる。
(1)コントローラ50Aは、アクセルペダル61の操作状態に基づいて追越意図があるかを判断するための閾値θ_ovrを自車両の車線内横位置に応じて設定する。具体的には、図32または図34に示すように自車両が車線端に接近するほど閾値θ_ovrが小さくなるように設定する。これにより、自車両が車線端付近を走行し前方障害物の追越を行う可能性が高い場合に、追越意図を容易に判断できるようになり、運転者の感覚に合った制御を行うことができる。
(2)コントローラ50Aは、追越意図ありと判断されると、制駆動力および操作反力の制御量の補正量を、車線内横位置に応じて調整する。具体的には、図33に示すようにラップ率Laに対するラップ率ゲインGlaの変化量を自車両が車線端に接近するほど大きくする。これにより、自車両が自車線内の車線端付近を走行し前方障害物の追越判断ありとの判断結果の確実性が高い場合に、制駆動力および操作反力の制御量を速やかに低下させて運転者の感覚に合った制御を行うことが可能となる。
以下に、本発明の第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成は、図1に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
運転者が前方障害物を追い越す意図があるか否かを、運転者によるウィンカー操作に基づいて判断することもできる。ウィンカ操作に基づく追越意図判断処理を、図36のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図8のステップS170で実行される。
第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置2のように、カメラ装置35を備えている場合は、運転者が前方障害物を追い越す意図があるか否かを、自車両の車線内横位置Lxに基づいて判断することもできる。車線内横位置Lxに基づく追越意図判断処理を、図37のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図8のステップS170で実行される。
以下に、本発明の第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図38に、第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置4の構成を示す。図38において、図1に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
なお、追い越し意図判断処理、ラップ率算出処理、およびラップ率ゲイン算出処理は、第2または第3の実施の形態で説明した手法を用いることも可能である。
20:車速センサ
30:舵角センサ
40:障害物検知装置
50,50A,50B:コントローラ
60:駆動力制御装置
61:アクセルペダル
70:アクセルペダル反力発生装置
80:ブレーキペダル反力発生装置
90:制動力制御装置
91:ブレーキペダル
Claims (19)
- 少なくとも、自車速および自車両と自車両前方の障害物との車間距離を検出する走行状態検出手段と、
前記走行状態検出手段による検出結果に基づいて、前記障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転者が前記自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する制御手段と、
前記障害物の左右方向の幅を検出する幅検出手段と、
前記自車両が前記障害物を追い越そうとする追越意図を検出する追越意図検出手段と、
前記幅検出手段による検出結果に基づいて、前記制御手段によって制御する力の制御量を補正するとともに、前記追越意図検出手段によって前記追越意図ありと検出されると、前記障害物の前記幅に基づく前記制御量の補正量を調整する補正手段とを備え、
前記制御手段は、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど前記力の制御量を大きくし、
前記補正手段は、前記障害物の左右方向の幅が小さいほど前記力の制御量が小さくなるように補正するとともに、前記追越意図ありと検出された場合は、追越意図なしの場合に比べて前記力の制御量が小さくなるように補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
アクセルペダルの操作状態を検出するアクセルペダル操作検出手段をさらに備え、
前記追越意図検出手段は、前記アクセルペダル操作検出手段で検出される前記アクセルペダルの操作状態に基づいて前記追越意図があるかを判断することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記追越意図検出手段は、前記アクセルペダルの操作状態に基づいて前記追越意図があるかを判断するための閾値を、前記自車速に応じて設定することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記追越意図検出手段は、前記アクセルペダルの操作状態に基づいて前記追越意図があるかを判断するための閾値を、前記自車両と前記障害物との相対速度に応じて設定することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記追越意図検出手段は、前記アクセルペダルの操作状態に基づいて前記追越意図があるかを判断するための閾値を、前記車間距離に応じて設定することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記追越意図検出手段は、前記アクセルペダルの操作状態に基づいて前記追越意図があるかを判断するための閾値を、前記アクセルペダルを操作するときに発生する操作反力に応じて設定することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記自車両の車線内横位置を検出する車線内横位置検出手段をさらに備え、
前記追越意図検出手段は、前記アクセルペダルの操作状態に基づいて前記追越意図があるかを判断するための閾値を、前記車線内横位置検出手段で検出される前記車線内横位置に応じて設定することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
ステアリング操舵状態を検出する操舵操作検出手段をさらに備え、
前記追越意図検出手段は、前記操舵操作検出手段で検出される前記ステアリング操舵状態に基づいて前記追越意図があるかを判断することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記自車両のウィンカ操作状態を検出するウィンカ操作検出手段をさらに備え、
前記追越意図検出手段は、前記ウィンカ操作検出手段で検出される前記ウィンカ操作状態に基づいて前記追越意図があるかを判断することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記自車両の車線内横位置を検出する車線内横位置検出手段をさらに備え、
前記追越意図検出手段は、前記車線内横位置検出手段で検出される前記車線内横位置に基づいて前記追越意図があるかを判断することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記補正手段は、前記追越意図ありと検出されると、前記補正量を前記自車速に応じて調整することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記補正手段は、前記追越意図ありと検出されると、前記補正量を前記自車両と前記障害物との相対速度に応じて調整することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記補正手段は、前記追越意図ありと検出されると、前記補正量を前記車間距離に応じて調整することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記補正手段は、前記追越意図ありと検出されると、前記補正量をアクセルペダルを操作するときに発生する操作反力に応じて調整することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
アクセルペダルが踏み込まれたときのアクセルペダル操作量を検出するアクセルペダル操作量検出手段をさらに備え、
前記補正手段は、前記追越意図ありと検出されると、前記補正量を前記アクセルペダル操作量に応じて調整することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項6、請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記自車両の車線内横位置を検出する車線内横位置検出手段をさらに備え、
前記補正手段は、前記追越意図ありと検出されると、前記補正量を前記車線内横位置検出手段で検出される前記車線内横位置に応じて設定することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項7に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記補正手段は、前記追越意図ありと検出されると、前記補正量を前記車線内横位置検出手段で検出される前記車線内横位置に応じて調整することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 少なくとも、自車速および自車両と自車両前方の障害物との車間距離に基づいて、前記障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出し、
算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転者が前記自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御し、
前記障害物の左右方向の幅を検出し、
前記自車両が前記障害物を追い越そうとする追越意図を検出し、
前記障害物の左右方向の幅に基づいて、前記リスクポテンシャルに基づいて制御する力の制御量を補正するとともに、前記追越意図ありと検出されると、前記障害物の前記幅に基づく前記制御量の補正量を調整し、
前記リスクポテンシャルが大きくなるほど前記力の制御量を大きくし、
前記障害物の左右方向の幅が小さいほど前記力の制御量が小さくなるように補正するとともに、前記追越意図ありと検出された場合は、追越意図なしの場合に比べて前記力の制御量が小さくなるように補正することを特徴とする車両用運転操作補助方法。 - 少なくとも、自車速および自車両と自車両前方の障害物との車間距離を検出する走行状態検出手段と、
前記走行状態検出手段による検出結果に基づいて、前記障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転者が前記自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する制御手段と、
前記障害物の左右方向の幅を検出する幅検出手段と、
前記自車両が前記障害物を追い越そうとする追越意図を検出する追越意図検出手段と、
前記幅検出手段による検出結果に基づいて、前記制御手段によって制御する力の制御量を補正するとともに、前記追越意図検出手段によって前記追越意図ありと検出されると、前記障害物の前記幅に基づく前記制御量の補正量を調整する補正手段とを有し、
前記制御手段は、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど前記力の制御量を大きくし、
前記補正手段は、前記障害物の左右方向の幅が小さいほど前記力の制御量が小さくなるように補正するとともに、前記追越意図ありと検出された場合は、追越意図なしの場合に比べて前記力の制御量が小さくなるように補正する車両用運転操作補助装置を備えることを特徴とする車両。
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