JP3933432B2 - ガラス基板のクランプ治具、ガラス基板の加工方法およびガラス基板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は多数の円環状のガラス基板を重ねて保持するクランプ治具、このクランプ治具を用いて多数の円環状ガラス基板の内周端と外周端に研削(面取り又は研磨)を施す方法およびこの方法によって得られたガラス基板に関する
【0002】
【従来の技術】
ガラスはアルミニウムに比較して、耐衝撃性、剛性、硬度、強度の面で優れているため、ハードディスクドライブ等に内蔵される磁気記録媒体として使用されつつある。
特に、最近ではパーソナルコンピュータの形態が、デスクトップ型からノートブック型やモバイル型に移行しつつあり、アルミニウム基板に代わって、平坦性、高密度化に優れるガラス基板の需要が増している。
【0003】
磁気記録媒体用ガラス基板を得るには、ガラス素板から円盤状(ドーナッツ状)に切り抜き、この円盤状ガラス基板の周端面(内周端と外周端)に例えば特開平10−154321号公報にも開示されるようにダイヤモンド砥石によるラッピングと、酸化セリウム懸濁液によるポリッシングを施し、この後、表裏の記録面(主表面)にアルミナ砥粒によるラッピングと、酸化セリウム懸濁液によるポリッシングを施すようにしている。
【0004】
上述の方法ではガラス基板の加工が枚葉式で効率が悪いため、多数枚のガラス基板を同時に研磨する方法が特開平11−221742号公報に開示されている。この公報では、ガラス基板をそのままの状態で多数枚積層してクランプしてブロック状にし、このブロックの内孔に研磨ブラシまたは研磨パッドを臨ませ、研磨液を供給しながら内孔即ち、多数のガラス基板の内周端を同時に研磨するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した先行技術は以下の課題を有している。
先ず第1に、ガラス基板の内周端については、多数のガラス基板を同時に研磨できるが、外周端については基板ケース内にガラス基板を収めたままであるので、外周端については内周端の研磨加工とは全く別の工程で研磨加工しなければならない。即ち、基板ケース内から多数のガラス基板を取り出し、枚葉で外周端を研磨加工するか、或いは別のクランパに持ち換えて同時に研磨加工することになる。しかしながら、枚葉で処理すると効率が悪くなり、また他のクランパに持ち換えるのは工程が複雑になるだけでなく、持ち換えの際に芯ずれを起こし、加工精度が悪くなる。
【0006】
また第2に、ガラス基板同士を直接積層しているので、記録面に傷が生じやすい。即ち、研磨作業の現場では多数のカレット(ガラス粉)が発生し、このカレットがガラス基板間に挟まれ、クランプの圧力でガラス基板側に埋入すると、深いクラック(25μm以上)を発生させる。このように、ガラス基板の記録面にクラックが存在すると、均一な磁性膜を形成することに支障が生じるため、クラックが消失するまで研磨を行わなければならない。研磨代が厚くなればそれだけ研磨時間が長くなり、ガラス基板自体も当該研磨代を見込んで製造する必要があるので、厚くなってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係るクランプ治具は、ガラス基板を多数枚重ねたガラス基板ブロックの両端面に押し付けられ中央に締結具挿通穴が形成された一対の第1プレートと、前記ガラス基板ブロックの内孔に挿通され両端部が前記第1プレートの締結具挿通穴に結着される第1の締結具と、この第1の締結具の軸方向外側に配置され内径が前記第1プレートの外径よりも小さく、且つ前記ガラス基板の内径より大きな一対の第2プレートと、前記ガラス基板ブロックの外側において一対の前記第2プレートを締め付ける第2の締結具とを備え、前記ガラス基板の外端部を研削する場合には、前記第1プレートを前記ガラス基板ブロックの両端面に当て、前記第1プレートの締結具挿通穴及び前記ガラス基板ブロックの内孔に前記第1の締結具を挿通して前記ガラス基板ブロックを前記ガラス基板ブロックの径方向の内側からクランプした状態で行い、前記ガラス基板の内端部を研削する場合には、前記ガラス基板ブロックを前記ガラス基板ブロックの径方向の内側からのクランプ状態を維持したまま、前記第2プレートを前記第1プレートの第1の締結具の軸方向外側から当て、更に前記第2プレート間に前記第2の締結具を挿通して前記ガラス基板ブロックを前記ガラス基板ブロックの径方向の外側からクランプし、前記第1の締結具によるクランプ状態を解除して行う。
このクランプ治具によれば、ガラス基板を多数枚重ねたガラス基板ブロックのクランプ状態を解除することなく、連続して内周端と外周端のラッピングまたはポリッシングを行うことができる。
【0008】
また、本発明に係るガラス基板の加工方法は、円環状をなすガラス基板の間に、当該ガラス基板の内周端および外周端からはみ出さないように緩衝シートを挟み込むとともに多数のガラス基板を重ね合せて外側または内側からクランプし、内側からクランプした状態で多数のガラス基板の外周端を同時に研削し、外側からクランプした状態で多数のガラス基板の内周端を同時に研削し、更に前記内周端と外周端の研削の切り替えの際にもガラス基板のクランプ状態を維持する。
上記において、外周端の研削と内周端の研削はどちらを先に行ってもよい。また、研削には面取り、粗研磨(ラッピング)及び研磨(ポリッシング)を含む。
【0009】
本発明によれば、多数のガラス基板の内周端と外周端を連続して研削することができ、更にはラッピング終了後にそのままポリッシングを行うことも可能である。
【0013】
更に、前記緩衝シートとして、内周縁または外周縁に凸部を有するものを用い、この凸部がガラス基板の内周端または外周端にかかるように緩衝シートをガラス基板に重ね合わせて研削を施し、ガラス基板の内周縁または外周縁のうち前記凸部に対応する部分を研削不完全部分として残すことで、品質管理用などのマークを研削と同時にガラス基板に形成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は磁気記録媒体用ガラス基板の製作手順を示すブロック図であり、先ず、ガラス素板を打ち抜き円環状(円盤状)ガラス基板とし、このガラス基板の外端部と内端部に面取り加工を施し、次いで外端部と内端部に研磨(ポリッシング)を施し、この後記録面の粗研磨(ラッピング)を行った後、記録面の研磨(ポリッシング)を行い、更にスクラブ洗浄の後、表面を化学強化し、洗浄した後に検査を行って製品とする。本発明は上記の工程のうち、ガラス基板の面取り及び端面の研磨に適用される。
【0015】
図2は本発明の実施に用いるクランプ冶具の斜視図である。クランプ冶具は一対の第1プレート1,1、一対の第2プレート2,2、一対の第1プレート1,1間に挿着される第1の締結具3、一対の第2プレート2,2間に挿着される第2の締結具4からなる。
【0016】
第1プレート1は外径がガラス基板gの外径よりも小さく、内径がガラス基板gの内径と略同一の円環状をなし、第2プレート2は外径がガラス基板gの外径よりも大きく、内径が第1プレート1の外径よりも小さい円環状をなす。そして第1および第2の締結具3,4はいずれもボルトとナットの組み合わせからなり、第2の締結具4は第2プレート2の周方向に等間隔で3本設けられる。
【0017】
上記のクランプ冶具を用いてガラス基板gの外端部を研削する場合には、後で図8に基づいて詳しく述べるように、第1プレート1,1と第1の締結具3を用い、ガラス基板gの内端部を研削する場合には、後で図9に基づいて詳しく述べるように、第1プレート1,1と第2プレート2,2と第2の締結具4を用いる。
【0018】
図3はガラス基板gを多数枚積層したガラス基板ブロックGを示し、本発明はこのガラス基板ブロックGに対して面取り、ラッピング、ポリッシング等を施す。ガラス基板ブロックGはガラス基板gの間に緩衝シート5を介在させている。
【0019】
ガラス基板gを直接積層した際に間にカレットなどの異物が存在すると、記録面にクラックが入ることがある。そこで、緩衝シート5を介在させ、カレットなどの異物を緩衝シート5に埋入せしめクラックが入るのを防止する。このような目的のため、緩衝シート5はガラス基板gよりも柔らかい材料を用いる必要がある。ただし、あまり柔らかいと積層してクランプしてもガラス基板gが研磨中にずれるおそれがあるため、緩衝シート5の好ましい硬度としてはロックウェル硬度で5以上である。
【0020】
また、研削の際に緩衝シート5がガラス基板の内端又は外端からはみ出ていると、その部分が研削できないことになるので、緩衝シート5の内径は図4に示すように、ガラス基板gの内径よりも例えば0.01mm〜5.0mm大きく、ガラス基板gの外径よりも例えば0.03mm〜10.0mm小さくしている。
【0021】
また、ガラス基板g間に緩衝シート5をセットする際に、ずれてセットされてもガラス基板gの外周から緩衝シート5がはみ出さないためには、ガラス基板gの外径寸法と緩衝シート5の外径寸法の差が、ガラス基板gの内径寸法と緩衝シート5の内径寸法の差の2倍以上とすることが好ましい。
【0022】
また、図5(a)および(b)は緩衝シートの別実施例をしめす断面図であり、緩衝シート5としては、(a)に示すように、軟質層51と硬質層52の2層構造とするか、(b)に示すように、硬質層52の両面を軟質層51で挟んだ3層構造としてもよい。また硬質層52としては圧縮弾性率が100MPa以上好ましくは1000MPa以上の材料を用いる。
【0023】
圧縮弾性率とロックウェル硬度との関係は図14に示す通りであり、圧縮弾性率が100MPa以上の材料としては、PP(ポリプロピレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)、PET(ポリエチレンテレフタレート)およびPS(ポリエステル)が挙げられる。
本発明の緩衝シートは、硬質層および軟質層を構成するものの圧縮弾性率Y(Mpa)とロックウェル硬度Rの関係が、図14の二つの点線で示される式、logY=0.022R+0.78およびlogY=0.022R−0.42で挟まれる領域にある材料のシートの一つまたはそれらの積層体で構成される。
【0024】
図6はRC(Radial Curvature)と緩衝シートの厚さとの関係を示すグラフである。ここで、RCは図7に示すように、円盤状のガラス基板gの中心から所定寸法距離だけ離れた半径R1の位置と記録面のほぼ端に相当する円盤状のガラス基板gの中心から半径R2の位置との間で、半径方向に生じるガラス基板gのだれ部分AB間において測定した最大距離で示される特性で、一般にRCが42μm以下が要求される。この要求を満たすには図6から緩衝シート5の厚みは0.2mm以下とすべきであることが分かる。
【0025】
次に、ガラス基板gの外端部と内端部に面取りを行う手順を図8及び図9に基づいて説明する。
先ず、多数の円環状ガラス基板gを間に緩衝シート5を挟んで積層してガラス基板ブロックGとする。そして、前記クランプ治具の第1プレート1,1をガラス基板ブロックGの両端面に当て、第1プレート1,1及びガラス基板ブロックGの中央穴に第1の締結具3を挿通し、ガラス基板ブロックGを内側からクランプし、外端面を回転砥石6にて面取り加工する。
【0026】
回転砥石6は台金にダイヤモンド砥粒を固着し、外周面形状は目的とする面取り形状に合わせた凹凸形状となっている。そして、ガラス基板gの内端部を面取りするにはガラス基板ブロックGを回転しつつ、回転砥石6も回転せしめる。
【0027】
上記によって多数のガラス基板gの外端部の面取り加工を同時に行った後、ガラス基板ブロックGを崩すことなく、クランプ状態を維持したまま、クランプ治具の第2プレート2,2を第1プレート1,1の外側に当て、更に第2プレート2,2間に3本の第2の締結具4を挿通し、ガラス基板ブロックGを外側からクランプする。この後、第1の締結具3を取り外し、図9に示すように、ガラス基板ブロックGの中央穴内に別の回転砥石7を用いて多数のガラス基板gの内端部を同時に面取り加工する。
【0028】
この後、図10及び図11に示すように、研磨液を供給しつつナイロンなどの研磨ブラシまたは研磨パッド8,9を用いて、多数のガラス基板gをブロックGの状態にして、面取りした外端部および内端部を酸化セリウム微粒子が懸濁した研磨液を用いて研磨(ポリッシング)する。
【0029】
尚、実施例ではガラス基板gの外端部を先に加工し、この後内端部の加工を行うようにしたが、どちらを先に加工してもよい。
【0030】
図12は緩衝シートの別実施例を示し、(a)に示す緩衝シート5は外周部に凸部5aを有し、(b)に示す緩衝シート5は内周部に凸部5bを有している。このように外周部または内周部に凸部5a,5bを有する緩衝シート5を、当該凸部5a,5bがガラス基板gの外端部または内端部にかかるように重ね、この状態でラッピングまたはポリッシングを行うことで、当該凸部5a,5bに覆われる部分が十分にラッピングまたはポリッシングされないことになり、図13に示すように、外端部または内端部に積極的にマークmを形成することができる。
【0031】
上記マークmは、例えばロットごとの製品番号、生産工場、生産日時などの製品管理に用いることができる。ただし、あまり研磨不充分な箇所が多くなると品質に影響してくるため、凸部5a,5bの大きさ及び数は品質に影響しない範囲とする。
【0032】
次に、材料と層構造を異ならせた各種緩衝シートを用いて研磨した実験結果を以下の(表)に示す。実験は以下の条件で行った。
外周および内周の端面・面取加工は、それぞれ外径寸法80mmφおよび外径寸法22mmφを有し、所定断面形状の溝を10個有する10溝タイプ研削砥石を使用して、クランプ冶具で束ねた10枚のガラスを同時に加工した。砥石は10個の溝に♯500のダイヤモンド砥石を台金に付着させた砥石を用いた。このとき種々の材質の緩衝シートをガラス板の間に挟んで行った。その後行った研磨ポリッシングは、ナイロンブラシロールを用いて酸化セリウム粒子を懸濁させた研磨液を供給しながら行った。
その後ガラスをクランプ冶具からはずして、ガラスの束ねを解除してガラス板の主表面(記録面)を平均粒度0.5〜1.7μmの酸化セリウム研磨砥粒を含む研磨液と研磨パッドを用いて、片面あたり25μm研磨し、洗浄、乾燥をした。
続いて硝酸カリウムと硝酸ナトリウムの混合溶融塩を用いるイオン交換による化学強化処理を行い、再度洗浄乾燥して、主表面についてのキズの検査を行った。なお、ダイヤモンド砥石を用いるガラス基板の外周端面加工及び内周端面加工(研削)を1枚づつ枚葉式で行い、その後酸化セリウム研磨液を供給しながら、研磨パッドまたは研磨ブラシを用いて行う内周端および外周端の研磨加工を、多数枚のガラス基板をクランプで束ねて保持固定し、多数枚のガラス基板を一括研磨方式で行ってもよい。
【0033】
【表1】
【0034】
上記(表)において、実施例1〜6は、いずれもロックウェル硬度が40MPa以下の単層からなる緩衝シートを用いた例であり、ガラス主表面のキズの発生は抑制され、500Wの照明ランプで照射した目視検査法では、キズが認められないことを合格としたときの歩留まりとして、92%以上の高い数値が得られた。このうち、実施例1は、緩衝シートの全厚味が0.275mmと最も厚く、このときラジアルカーベチャーが178nmと大きな値を示した。これに対して、実施例2〜7の緩衝シートは厚味を0.2mm以下の薄い厚味にしたので、ラジアルカーベチャーは45nm以下の小さい特性が得られた。
比較例1〜3は硬質材料からなる単層の緩衝シートであり、主表面のキズ発生が見られ、キズ歩留まりは78%以下と低い値であった。比較例の三者の中でも、厚味が厚い比較例2は、ラジアルカーベチャーが大きな値を示し、磁気記録媒体用基板の製造用としては、適していないことが分る。
また緩衝シートの作業性は、シートの厚味、材質に起因する濡れた状態でのガラスとの密着性、腰の強さなどにより、ガラス面へのセットのし易さ、濡れたガラス面からはずすときで作業性評価点が異なったものと考えられる。
【0035】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明によれば、磁気記録媒体などとして用いるガラス基板の内周端及び外周端をラッピングまたはポリッシングするにあたり、多数枚を同時に処理できるため、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0036】
また、内周端のラッピングまたはポリッシングに引き続いて外周端のラッピングまたはポリッシングを行うにあたり、多数のガラス基板のクランプ状態を解除せずにそのままの状態を維持することができるので、持ち替えの際のずれが生じることがない。
【0037】
また、多数枚のガラス基板を積層する際に、ガラス基板間に緩衝シートを挟み込むようにしたので、仮にカレットなどの異物がガラス基板間に挟み込まれた場合でも、緩衝シートに埋入し、ガラス基板の記録面にクラックなどを生じることがない。
【0039】
更に、緩衝シートの一部に凸部を設け、この凸部がガラス基板の内端部や外端部にかかるようにラッピングまたはポリッシングすることで、簡単に品質などを管理するためのマークを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気記録媒体用ガラス基板の製作手順を示すブロック図
【図2】クランプ治具の斜視図
【図3】多数のガラス基板を積層したガラス基板ブロックの側面図
【図4】ガラス基板の上に緩衝シートを重ねた状態を示す平面図
【図5】(a)および(b)は緩衝シートの別実施例をしめす断面図
【図6】RC(Radial Curvature)と緩衝シートの厚さとの関係を示すグラフ
【図7】RC(Radial Curvature)の概念図
【図8】ガラス基板の外端部を面取りしている状態の側面図
【図9】ガラス基板の内端部を面取りしている状態の側面図
【図10】ガラス基板の外端部を研磨している状態の側面図
【図11】ガラス基板の内端部を研磨している状態の側面図
【図12】(a)は外周部に凸部を有する緩衝シートの平面図、(b)は内周部に凸部を有する緩衝シートの平面図
【図13】凸部を有する緩衝シートを用いて製作されたガラス基板を示す図
【図14】弾性圧縮率とロックウェル硬度との関係を示す図
【符号の説明】
1…クランプ治具の第1プレート、2…クランプ治具の第2プレート、3…クランプ治具の第1の締結具、4…クランプ治具の第2の締結具、5…緩衝シート、5a、5b…凸部、51…軟質層、52…硬質層、6,7…回転砥石、8,9…研磨ブラシまたは研磨パッド、g…ガラス基板、G…ガラス基板ブロック、m…マーク。
Claims (3)
- 円環状をなすガラス基板を多数枚重ねて保持するクランプ治具において、このクランプ治具はガラス基板を多数枚重ねたガラス基板ブロックの両端面に押し付けられ中央に締結具挿通穴が形成された一対の第1プレートと、前記ガラス基板ブロックの内孔に挿通され両端部が前記第1プレートの締結具挿通穴に結着される第1の締結具と、この第1の締結具の軸方向外側に配置され内径が前記第1プレートの外径よりも小さく、且つ前記ガラス基板の内径より大きな一対の第2プレートと、前記ガラス基板ブロックの外側において一対の前記第2プレートを締め付ける第2の締結具とを備え、
前記ガラス基板の外端部を研削する場合には、前記第1プレートを前記ガラス基板ブロックの両端面に当て、前記第1プレートの締結具挿通穴及び前記ガラス基板ブロックの内孔に前記第1の締結具を挿通して前記ガラス基板ブロックを前記ガラス基板ブロックの径方向の内側からクランプした状態で行い、
前記ガラス基板の内端部を研削する場合には、前記ガラス基板ブロックを前記ガラス基板ブロックの径方向の内側からのクランプ状態を維持したまま、前記第2プレートを前記第1プレートの第1の締結具の軸方向外側から当て、更に前記第2プレート間に前記第2の締結具を挿通して前記ガラス基板ブロックを前記ガラス基板ブロックの径方向の外側からクランプし、前記第1の締結具によるクランプ状態を解除して行うことを特徴とするガラス基板のクランプ治具。 - 円環状をなすガラス基板の間に、当該ガラス基板の内周端および外周端からはみ出さないように緩衝シートを挟み込むとともに多数のガラス基板を重ね合せて外側または内側からクランプし、内側からクランプした状態で多数のガラス基板の外周端を同時に研削し、外側からクランプした状態で多数のガラス基板の内周端を同時に研削し、更に前記内周端と外周端の研削の切り替えの際にもガラス基板のクランプ状態を維持し、前記緩衝シートとして、内周縁または外周縁に凸部を有するものを用い、この凸部がガラス基板の内周端または外周端にかかるように緩衝シートをガラス基板に重ね合わせて研削を施し、ガラス基板の内周縁または外周縁のうち前記凸部に対応する部分を研削不完全部分として残すことを特徴とするガラス基板の加工方法。
- 請求項2に記載のガラス基板の加工方法によって得られたガラス基板であって、内周端または/および外周端に不完全な研削によりマークが形成されていることを特徴とするガラス基板。
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