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JP3925870B2 - カード販売器 - Google Patents

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JP3925870B2 JP2004167798A JP2004167798A JP3925870B2 JP 3925870 B2 JP3925870 B2 JP 3925870B2 JP 2004167798 A JP2004167798 A JP 2004167798A JP 2004167798 A JP2004167798 A JP 2004167798A JP 3925870 B2 JP3925870 B2 JP 3925870B2
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Description

本発明は、遊戯カード等のカードを多数積層した状態で収容し且つ該カードを1枚ずつ繰り出すようにしたカード販売器に関する。
特に、レストラン等のテーブルに設置しておき、料理が出来上がるまでの間の時間を来客者が退屈することなく過ごせるように、コインを投入するのと引換えに遊戯カードを1枚客に提供することができるカード販売器に関する。
従来、遊戯カードの一種として、例えば、Z−CARDと呼ばれるものが知られている(http://www.z-cardz.com参照)。
Z−CARDとは、例えば飛行機の各部品をプラスチックカードに印刷し、切込みを入れ、これらの部品を指で押圧してカードから抜き取り、順次組み合わせることにより飛行機の模型を完成させる遊戯カードである。
その模型として飛行機に限らず、人気キャラクターである人形、怪獣等も作製されている。
これらの遊技カードを組み立てるには、通常、大人が数分〜10分程度の時間を要する。
ところで、レストランや喫茶店において、接客店員に料理や飲み物を依頼した後、飲食物が運ばれるまでの間は待ち時間となる。
そのため、飲食物の提供までの待ち時間を退屈しないような工夫が飲食店側及び来客者側双方に要求される。
従来からレストランや喫茶店では、100円玉を入れてレバーを捻るとお菓子等が出て来るような簡単な装置がテーブルに載置されている場合がある。
かかる装置へZ−CARDカードを適用できれば、上述した要求を満たすことができると考えられる。
しかし、従来、多数積載されたプラスチックカードを1枚ずつ取り出す装置は知られているが(実用新案文献1参照)、これは、レバーを引くとギヤを介してカード押出し部材が直進移動し、繰出し口から遊技カードが繰り出される構造のものである。
実登第3028467号公報
しかしながら、実用新案文献1に記載の装置は、コインの投入によりカードが繰り出されるという機構ではない。
カードそのものが薄い形態であるので、コインを投入した時のみ、確実にカードを繰り出すことができる構造にすることは安全性で極めて難しいものであった。
また、テーブル上には、砂糖や塩、紙タオル等の備品を載置しなければならず、限られたスペースのテーブル上で小さくコンパクトな構造をもつカード繰出し機を提供することは難しいものであった。
もっとも、テーブル上の限られたスペースでカード等の遊戯具の提供を行うような発想は然程考えられていなかった。
本発明は、かかる背景技術をもとになされたもので、上記の背景技術の問題点を克服するためになされたものである。
すなわち、本発明は、Z−CARD等の遊戯カードを1枚ずつ、コインを投入することで繰り出すことができるカード販売器を提供することを目的とする。
特に、レストランや喫茶店等のテーブル上の限られた空間を有効活用し、スペースを極力取らないでZ−CARD等の遊技カードを提供することができるカード販売器を提供することを目的とする。
かくして、本発明者は、このような課題背景に対して鋭意研究を重ねた結果、コインを投入することにより、該コインを媒介としてカード繰出し機構が作動し、1枚ずつカードが繰り出されるような機構設計をすることにより、上記の問題点を解決することができることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明は、(1)、複数のカードを積載するためのカード収容部と、コインが投入されるコイン投入部と、該投入されたコインを搬送させるためのコイン搬送機構と、コイン搬送機構に連動されてカード収容部からカードを繰り出すためのカード繰出し機構と、を備えているカード販売器であって、前記コイン搬送機構は、コインを搬送する力を加えカードを1枚ずつ繰り出すためのレバー部と、該レバー部を操作することによりスライドする第1スライド部材と、該第1スライド部材の下面側に設けられた第2スライド部材と、コイン投入口側の空間とコイン収容部側の空間とを区画する間仕切り板部と、前記レバー部によるカード繰出し操作を1回行った後に該レバー部を元の位置に戻すためのバネ体と、を有し、前記第1スライド部材には、
コイン投入部から投入されたコインを滑り落とすための滑り台を通過したコインが通過可能な第1コイン挿通穴と、該第1コイン挿通穴の後端に形成されコインの下面の縁部を支持しながら該コインを押し出す第1掛部と、が形成され、前記第2スライド部材には、スライド位置にあるコインが通過可能で且つ前記第1コイン挿通穴と重なる第2コイン挿通穴と、該第2コイン挿通穴の前端に形成されコインの下面の縁部を支持する第2掛部と、が形成され、前記第1掛部と前記第2掛部とに挟持されながら搬送させられたコインは、前記レバー部が元の位置に戻るのに合わせて前記第1スライド部材が元の位置に戻る方向へ移動し第1掛部が第2掛部から離隔した際に、前記スライドさせられたコインは間仕切り板部に形成された第3コイン挿通穴を通ってコイン収容部内に落下するカード販売器に存する。
また、本発明は、()、複数のカードを積載するためのカード収容部と、コインが投入されるコイン投入部と、該投入されたコインを搬送させるためのコイン搬送機構と、コイン搬送機構に連動されてカード収容部からカードを繰り出すためのカード繰出し機構と、を備えているカード販売器であって、前記カード繰出し機構は、前記コイン搬送機構に備わった第2スライド部材と、カードを前記カード収容部外へ繰り出す繰出しアームと、を有し、第2スライド部材には、繰出しアーム用スリットが形成され、繰出しアームには、該繰出しアーム用スリットに係合するスリット係合突起と、カードを繰り出すためのカード繰出し突起とが形成され、前記レバー部を操作し前記第1スライド部材をスライドさせると、前記第1掛部と前記第2掛部との間に挟持されたコインを介して前記第2スライド部材もスライドし、繰出しアーム用スリットに係合されたスリット係合突起が第2スライド部材により押圧されながら繰出しアーム用スリットに沿って移動し、繰出しアームが回動するものにおいて、前記繰出しアームは、長腕部と短腕部とを有し、該長腕部に前記カード繰出し突起が形成され、前記短腕部に前記スリット係合突起が形成されたカード販売に存する。
また、本発明は、()、前記カード収容部からカードが繰り出された後、前記コインを収容するために、コイン収容部を設けた上記(1)記載のカード販売器に存する。
また、本発明は、()、来客者が接客店員を呼び出すための電波を発信する電波発信回路が形成され、呼出しボタンを押圧することで前記電波発信回路が作動し、電波が発信される上記()記載のカード販売器に存する。
また、本発明は、()、前記コイン投入部は、コインを投入するためのコイン投入口と、該コイン投入口から投入されたコインを滑り落とすための滑り台と、該滑り台に形成され、投入されたコインが一定の径より小さい場合に該コインを滑り台上から落下させて選別するための返却用落下穴と、選別により返却されてきたコインを取り出すコイン返却口と、を有する上記()記載のカード販売器に存する。
また、本発明は、()、前記カード繰出し機構は、前記コイン搬送機構に備わった第2スライド部材と、カードを前記カード収容部外へ繰り出す繰出しアームと、を有し、 第2スライド部材には、繰出しアーム用スリットが形成され、繰出しアームには、該繰出しアーム用スリットに係合するスリット係合突起と、カードを繰り出すためのカード繰出し突起とが形成され、前記レバー部を操作し前記第1スライド部材をスライドさせると、前記第1掛部と前記第2掛部との間に挟持されたコインを介して前記第2スライド部材もスライドし、繰出しアーム用スリットに係合されたスリット係合突起が第2スライド部材により押圧されながら繰出しアーム用スリットに沿って移動し、繰出しアームが回動する上記()記載のカード販売器に存する。
なお、本発明の目的に添ったものであれば、上記請求項を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本発明によれば、1枚のコインの投入に対応するように1枚のカードが繰り出され、しかも必要とする以外のコインを選別することができる。
また、通信機能を有することで販売機能以外の付加価値が高まる。
また複数のカードを積載するためのカード収容部とコインが投入されるコイン投入部と、該投入されたコインを搬送させるためのコイン搬送機構と、コイン搬送機構に連動されてカード収容部からカードを繰出すためのカード繰出し機構とを備えることで、コイン搬送機構とカード繰出し機構とはコインを介して連結され、1枚のコインと引換えに1枚のカードが確実に繰り出されて極めて安全である。
また来客者が接客店員を呼び出すための電波を発信する電波発信回路を備えることで、呼出しボタンを押圧して電波発信回路が作動し、電波が発信され、接客店員の呼出し機能とカード販売機能との2つの役割を併用することができ、且つレストランや喫茶店等のテーブル上の限られた空間の有効活用が可能となる。
また滑り台上から落下させて選別するための返却用落下穴を設けることで、投入されたコインが一定の径より小さい場合に落下させて、容易に選別することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカード販売器を示している。
図に示すように、このカード販売器1は、不透明樹脂製の略立方体の容器本体2と、この容器本体2の上方に設けられる透明樹脂製の略枡形状のショーケース3と、を有している。
ショーケース3の内側には、Z−CARDから部品を押し抜いて組み立てた飛行機の模型サンプルが収容されている。
この模型サンプルはレストランや喫茶店のテーブルに着席した来客者に興味や好奇心を抱かせるためにあり、客はこの模型サンプルを見て、カード販売器1を操作することとなる。
なお、Z−CARDでなく、他の種類のカード、例えば優待的に飲食の提供を受けることができるポイントカードやテレホンカード等を収納することも可能である。
容器本体2の正面には、コインを投入するためコイン投入口4が形成されている。
コイン投入口4には、スリット状の穴が形成された樹脂板が設けられ、この樹脂板の表面にはコイン投入口4であることを目立たせ来客者に視認され易いように例えば銀色のメッキが施されている。
このコイン投入口4は、100円玉より径が小さいコイン(例えば1円玉、5円玉、50円玉)を投入することができるが、それより径が大きいコイン(例えば10円玉、500円玉等)の投入は阻止される。
コイン投入口4の下方には、コイン返却口5が形成されており、ここから、例えば、100円玉より径が小さい1円玉、5円玉、50円玉等が返却される。
容器本体2の側面には、後述するレバー用延出部11eの摘み部7A(なお、レバー用延出部11eと摘み部7Aとをレバー部という)が突出しており、容器本体2の外壁に固定した摘み部7Bと対をなしている。
固定した摘み部7B側に親指を掛けながら他方の人指し指でレバー部の摘み部7Aを引くようにすると、後述するコイン搬送機構及びカード繰出し機構が作動し、カード繰出し穴2aから樹脂製のZ−CARDが繰り出される。
容器本体2の正面側の外壁には(カード繰出し穴2aの下方)延出部2bが延出して形成され、この延出部2bには来客者が接客店員を呼び出すための呼出しボタン8が設けられている。
この呼出しボタン8は、通信機能を備えており注文等の通信システムの一部として機能する。
呼出しボタン8を指で下方に押し込むと、後で詳しく述べる電波発信回路が作動し、電波が発信され、厨房付近に設置された受信装置に受信され、接客店員に来客者が接客店員を呼び出していることを知らせるのである。
図2は、容器本体奥行き方向に沿ってコイン投入口4を通過するように切断した場合の概略縦断面図である。
図に示すように、容器本体2の内部には滑り台9が設けられており、図1に示したコイン投入口4と滑り台9とによりコイン投入部が構成されている。
コイン投入口4から投入されたコインK(100円玉)は、滑り台9上を滑り落ち、返却用落下穴9d(後程図5を用いて説明する)を素通りしてその最下部(先端部)に形成された通過穴9a(コインより大きい)から落下し、コイン搬送機構10に送られる。
さてコイン搬送機構10は、間接的にコインに押圧力を与えてカードを1枚ずつ繰り出すためのレバー部(図1記載)と、該レバー部を操作することによりスライドする第1スライド部材11と、該第1スライド部材11の下面側に設けられた第2スライド部材12とを有している。
またコイン搬送機構10は、コイン投入口4側の空間S1とコイン収容部13側の空間S2とを区別して区画する間仕切り板部14を有している。
第1スライド部材11には、滑り台9を通過したコインKが通過可能な第1コイン挿通穴11aが形成されている。
同様に第2スライド部材12には、第1コイン挿通穴11aと重なるようにコインKが通過可能な第2コイン挿通穴12aが形成されている。
そしてコイン投入口4より投入されたコインKは、滑り台9の途中にある通過穴9aを通り、更に第1及び第2コイン挿通穴11a,12aを通過して間仕切り板部14の上面に載置される。
この状態から、レバー用延出部11e(図1記載)の摘み部7Aを引くと、コインKは第1及び第2スライド部材11,12により搬送され(すなわちスライドされ)、間仕切り板部14に形成された第3コイン挿通穴14aから、真下にあるコイン収容部13内へ落下するのである(なお、この動きについては後程詳しく説明する)。
このようにコインKを収容するために、コイン収容部13を設けたので、コイン投入部から投入されたコインKを全部確実にコイン収容部13に収納することができ、結果的にコインKと引換えにカードZが提供されるようにすることができる。
コイン収容部13に収容されたコインKの数は、当然、繰り出されたカードZの枚数と対応することとなる。
更に、カード収容部15に積載することができるカードZの枚数と同じ数のコインKを収容するために必要最小限の容積のコイン収容部13とすれば、カード販売器1の大きさを極力小さくすることができ、テーブル上での省スペース化が図られる。
図3は、容器本体奥行き方向に沿ってカード繰出し穴2aを通過するように切断した場合の概略断面図である。
間仕切り板部14の上には、立壁で区画されたカード収容部15が設けられている。
カード収容部15の上面側は開口しており、そこから多数のカードZが挿入され積載されている。
この積層されたカードZのうちの最も下にあるカードZは、後述する繰出しアーム30の先端側に形成されたカード繰出し突起Pにより、後側から押圧されカード繰出し穴2aを通って容器本体2の外側に繰り出される。
なお、これらの繰出しアーム30、カード繰出し突起P、カード繰出し穴2aは、前述した第2スライド部材12と共にカード繰出し機構を構成する。
一方、間仕切り板部14の下方には乾電池16が設けられ、この乾電池16から電気回路基板17に電流が供給される。
この電気回路基板17は、前述したように接客店員等を来客者が呼び出すためのものである。
すなわち、この電気回路基板17上には来客者が接客店員を呼び出すための電波を発信する電波発信回路が形成されている。
延出部2bにおいて外部へ露出した呼出しボタン8を押圧することで電波発信回路が作動し、電波が発信され、後述する厨房付近に備わった表示器により点灯表示される。
このように、接客店員の呼出し装置としての役割とカード販売器としての役割とが併用されるので、レストランや喫茶店等のテーブル上の限られた空間の有効な活用が図られる。
ここで、参考までに、電波発信回路の構成について図4(A)を用いて説明する。
この電波発信回路18は、設置されるテーブルの番号等に対応して番号を記憶するための番号記憶部と、その符号化のための符号化回路と、その全体的制御を行う制御回路と、を有する制御部19を有している。
また電波発信回路18は、来客者が操作する呼出しボタン8をその回路の中に組み込んでいる。
なお、呼出しボタン8が操作されたことを近くにいる接客店員が視認できるようにLEDランプを点灯させる構成にしても良い。
更に電波発信回路18は、呼出しボタン8の操作に基づいて呼出信号を発生させるための送信回路20と、この送信回路20で生成された信号を送信するための送信アンテナ21と、を有している。
この送信アンテナ21から送信された信号は、厨房付近に取り付けられた表示器により受信され接客店員に知らされる。
ここで参考までに、表示器の電気的構成を図4(B)を用いて説明する。
図に示すように、表示器22は、受信アンテナ23と、この受信アンテナ23を経て送信信号を受信する受信回路24とを有している。
また表示器22は、受信回路24で受信された送信信号の種類等を識別するために符号化する符号化回路と、符号化されたテーブル対応の番号等をIDコードで記憶する記憶回路と、その他全般の制御を行う制御回路と、を備えた制御部25を有している。
更に表示器22は、制御部25からの信号により駆動される駆動回路26と、この駆動回路26により駆動制御される表示窓27(接客店員が見ることが可能)、及びブザー28と、を有している。
さて、次に、図5を用いて滑り台9について詳しく説明する。
滑り台9の途中には滑り面9bを有し、この滑り面9bの両端側には縁部9cが形成され、コインが一方向へ滑り落ちるようにするガイドとなる。
滑り台9には、投入されたコインが一定の径より小さい場合に、該コインを滑り台9上から落とすための返却用落下穴9dが形成されている。
また、滑り台9の滑り面9bは後方に(コインが滑る方向に)下がるように傾斜しており、返却用落下穴9dは滑り台9の途中に形成されている。
そのため、コインは滑り面9bを下方に滑って行くうちに返却用落下穴9dより小さい場合は、即座に返却用落下穴9dから真下に落下する。
このように、一定サイズ以下のコイン(50円玉、5円玉、及び1円玉)を選別して確実に落下させることができる選別機能を有する。
例えば、100円玉は返却用落下穴9dから落下せず、そのまま滑り台9上を滑り落ち、滑り台9の最下部(先端部)に形成された通過穴9a(コインより大きい)から落下し、コイン搬送機構に送られる。
次に、本発明の最大の特徴点であるコイン搬送機構と、このコイン搬送機構とコインを介して連動するカード繰出し機構との関係について、図6乃至図9を用いて詳細に説明する。
図6は、各種部品を組み合わせた状態の図であり、コイン投入部から投入されたコインを前方に直進移動させるコイン搬送機構10(図2記載)と、カード繰出し機構31との関係を示す図である。
コイン搬送機構10は前述したように第1スライド部材11と、第2スライド部材12と、間仕切り板部14とを有している。
またコイン搬送機構10は、第1スライド部材11のレバー部によるカード繰出し操作を1回行った後に、レバー部を元の位置に復帰させるためのバネ体32を備えている。
第1スライド部材11は、図7に示すような形状をしている。
前述したように、第1スライド部材11には滑り台9を通過したコインKが通過できる大きさの第1コイン挿通穴11aが形成されており、第1コイン挿通穴11aは100円玉の径よりも僅かに大きい径とされている。
また第1スライド部材11の第1コイン挿通穴11aの後端(コインKの搬送方向側と反対側)には、コインKの下面の縁部を支持して該コインKを搬送方向に押し出すための第1掛部11bが形成されている。
更に第1スライド部材11には2箇所に細長形状の案内穴11c,11dが形成されている。
また案内穴11c,11dは、それぞれに間仕切り板部14に固定された螺子33が挿通されることによって、第1スライド部材11が一方向へスライドするための案内の役割を果たしている。
また第1スライド部材11には、バネ体32を係止させるためのL字状の小突起11fが形成されている。
更に第1スライド部材11には、レバー用延出部11eが形成されており、これに摘み部7Aのレバーキャップ(図6記載)を被せることにより、レバー部が構成されることは既に述べた。
なお、レバーキャップを被せずに、レバー用延出部11eのみでレバー部としても良い。
このように、第1スライド部材11と一体形成したレバー用延出部11eを引くと、それと同時に第1スライド部材11がスライドすることになる。
なお、このような第1スライド部材11は、例えば1枚の金属板をプレス加工により打ち抜くことで簡単に成形され、力を加えるレバー用延出部11eも強度が高くなる。
一方、第2スライド部材12は図8に示すような形状をしている。
前述したように、第1スライド部材11の第1コイン挿通穴11aと重なるように第2コイン挿通穴12aが形成されている。
前記第1スライド部材11の第1掛部11bと対向する側(第2コイン挿通穴12aの前端)には、コインKの下面の縁部を支持する第2掛部12bが形成されている。
また第2スライド部材12には、2箇所に細長形状の案内穴12c,12dが形成されている。
この案内穴12c,12dは、前述の案内穴11c,11dと同じように、それぞれに間仕切り板部14に固定された螺子33が挿通されることにより、第2スライド部材12が一方向へスライドするための案内の役割を果たしている。
更に第2スライド部材12には、繰出しアーム30を回動させるための繰出しアーム用スリット12eが形成されている。
さて間仕切り板部14は、図9(A)の平面図及び図9(B)の側面図に示すように、略正方形板状の部材であり、一側から他側へ(図中右から左へ)向かう途中で段差部14bが形成されている。
この段差部14bには長方形状の貫通穴14cが形成されており、図6に記載の繰出しアーム30の長腕部30aが挿通される。
間仕切り板部14の一側(高さの低い側)には、螺子33を取り付けるための螺子穴14dが2箇所に形成されている。
また間仕切り板部14の一側には、図6に記載の繰出しアーム30の回動中心軸35が挿通される嵌合穴14eが形成されている。
更に間仕切り板部14の一側に形成された第3コイン挿通穴14aには、長方形状のスリット14fが形成されている。
一方、間仕切り板部14の他側(高さの高い側)には、繰出しアーム30の長腕部30aの先端側に形成されたカード繰出し突起Pが回動できるように略円弧状の切欠部14gが形成されている。
この長腕部30aに形成されたカード繰出し突起Pは、間仕切り板部14の裏面側から表面側へ突出しており、カードZを繰り出す役割を果たしている。
次に、図10及び図11を用いてコインKをコイン搬送機構10(図2参照)から落下させる場合の流れについて説明する。
なお、図12は、コイン搬送機構10によるコインKの落下順序をそれぞれ説明する一部断面図である。
図10(A)は、滑り台9の通過穴9aを通過し間仕切り板部14上にコインKが載置された状態(図2参照)を示している〔図12(A)参照〕。
この状態からバネ体32のバネ力に抗してレバー部を操作し、すなわち第1スライド部材11のレバー用延出部11eを図中矢印方向に引くと、コインKは第1掛部11bにより押圧されながら前方に搬送される。
図10(B)は、コインKの搬送方向側の端部が第2スライド部材12の第2掛部12bに当接した状態を示している〔図12(B)参照〕。
この状態までは、第1スライド部材11のみ移動し、第2スライド部材12は移動していない。
そして、この状態から更にレバー部を操作し、すなわちレバー用延出部11eを引き、第1スライド部材11を前方へスライドさせると、第1掛部11bと第2掛部12bとの間に挟持されたコインKを介して、第2掛部12bが押され、同時に第2スライド部材12もスライドする。
繰出しアーム用スリット12eに係合された繰出しアーム30の短腕部30bのスリット係合突起Tが第2スライド部材12により押圧されながら繰出しアーム用スリット12eに沿って移動し、繰出しアーム30が図中、反時計回り方向に回動する(図10(C)参照)。
すなわち、スリット係合突起Tと繰出しアーム用スリット12eとにより、コイン搬送機構10(図6参照)とカード繰出し機構31(図6参照)とが機械的に係合された状態で相互に連動する。
この状態から更にレバー用延出部11eを引き、第1スライド部材11をスライドさせると、第1及び第2スライド部材11,12とコインKとはなおも一体的にスライドし、図11(A)に示すように、コインKは第3コイン挿通穴14aの中央辺りに位置するようになる〔図12(C)参照〕。
この位置までレバー用延出部11eを引くと、その摘み部7Aが容器本体2(図1記載)の外壁に固定した摘み部7Bに当接して止まり、同時にコインKの搬送方向への移動が停止される。
なお、このとき、繰出しアーム30の短腕部30bに形成されたスリット係合突起Tは繰出しアーム用スリット12eの端部近くまで移動している。
そして、この状態から指を離してレバー用延出部11eの押圧を解除すると、レバー部がバネ体32の復帰力により元の位置に戻るのに併せて第1スライド部材11が元の位置に戻る方向へ移動する。
その際、第1掛部11bと第2掛部12bとの間が広くなり、前記コインKは最早、保持されなくなり、間仕切り板部14に形成された第3コイン挿通穴14aを通ってコイン収容部13に落下する(図11(B)参照)。
具体的には、先ず第1掛部11bとコインKとが非接触状態になって、支えを失ったコインKの第1掛部11b側は重力により下方へ傾く〔図12(D)参照〕。
そして、コインKは第2掛部12bからも離隔し、反転しながらコイン収容部13(図2記載)内へ落下する。
その後、第1スライド部材11は更にバネ体32の復帰力により反スライド方向側へ移動する。
すると、第1掛部11bが第2スライド部材12の第2コイン挿通穴12aの内縁に引掛かり、両者は一体となって元の位置に戻る。
また、第2スライド部材12が元の位置に戻ろうとすると、スリット係合突起Tは繰出しアーム用スリット12eに沿って移動し、繰出しアーム30は時計回り方向へ回動させられ、元の位置に戻る。
上述した一実施形態のカード販売器1では、コイン搬送機構10とカード繰出し機構31とはコインKを介して連結される、すなわち、レバー部を指で引くとコイン搬送機構10が可動され、且つカード繰出し機構31が作動するので、コインKを1枚投入すればカードZを1枚繰り出すことが可能となる。
反対にいえば、コインKが連結部材の役割を果たすから、コインKを投入せずにはカードZが繰り出されない。
また、上述した一実施形態のカード販売器1では、繰出しアーム30は、長腕部30aと短腕部30bとを有し、長腕部30aにカード繰出し突起Pが形成され、短腕部30bにスリット係合突起Tが形成されたので、長腕部30aと短腕部30bとの延出方向を自由に調整することで、他の部品と干渉しないように設計するのが容易となる。
特に、長腕部30aにカード繰出し突起Pを形成することで、第1及び第2スライド部材11,12から離れた位置にあるカードZに繰出しアーム30を届かせることができ、設計上カードZが第1及び第2スライド部材11,12に干渉してしまう等の不具合の発生を防止することができる。
以上、本発明を説明してきたが、本発明は上述した一実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質を逸脱しない範囲で、他の種々の変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、カード販売器に来客者が接客店員を呼び出すための電波を発信する電波発信回路を備えた場合を説明したが、この電波発信回路としては種々の機能を有するものを採用することも当然可能である。
また上述した一実施形態では、繰出しアーム30の短腕部30bにスリット係合突起Tが形成され、第2スライド部材12に直線状の繰出しアーム用スリット12eを形成した例について説明したが、突起とスリットとは相互に逆側に形成しても良い。
具体的には、第2スライド部材12に繰出しアーム用突起を設け、繰出しアームに繰出しアーム用突起に係合する突起係合スリットを設けるようにしても良い。
このようにしても、突起係合スリットと繰出しアーム用突起とによりコイン搬送機構10とカード繰出し機構31とを機械的に係合させ、連動させることができる。
また、上述した一実施形態では、レバー部は摘み部7Aを固定された摘み部7Bに近接させることにより、第1スライド部材11をスライドさせた例について説明したが、本発明のレバー部の構成はこれに限らない。
例えば、レバー部を回転すると、ギヤを介して第1スライド部材がスライドし、一定回転角度レバー部を回転すると、ギヤによる第1スライド部材との結合が解除され、バネ体32により第1スライド部材が元の位置に戻るような構成にしても良い。
この構成を参考までに、図13に示す。
図に示すようにレバー部36は、直方体状の摘み部37と、この摘み部37と連結した回転軸38と、この回転軸38の先端に連結されたカム部39と、を有している。
カム部39の円弧面には一定間隔毎に歯39aが形成されている。
この歯39aが形成された面は、摘み部37を捻ると回転軸38を中心に回転し、第1スライド部材40に形成された帯状の鋸歯部40aと噛み合う。
そして、このようにギヤが噛み合うと、第1スライド部材40はカム部39の歯39aにより押し出され、スライドする。
このような構成にすると、レバー部36を回転させることで、ギヤを介して第1スライド部材40がスライドし、一定回転角度レバー部36を回転させると、ギヤによる第1スライド部材40との結合が解除され、バネ体32により第1スライド部材40が元の位置に戻るようにできるので、レバー部36を1回転させると1枚のカードが繰り出される。
特に、レバー部36を回転中に、ギヤが噛み合っている状態から噛み合っていない状態に変化させるためにカム形状のカム部39を設けたので、ギヤの係合が解かれた時に手にその衝撃が加わり、操作が終了したことを来客者に認識させることができる。
また、レバー部36が1回転するまでにコインが落下し且つレバー部36とカード繰出し機構31との係合が解かれるようにすれば、レバー部36を複数回転させてもそれ以上カードが繰り出されないので、1コインに付きレバー部36を1回転させ1枚のカードを取り出すことが可能であり、カード販売器の操作の仕方を明確且つ容易にすることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るカード販売器を示す説明図である。 図2は、図1の容器本体奥行き方向に沿ってコイン投入口を通過するように切断した場合の概略縦断面図である。 図3は、容器本体奥行き方向に沿ってカード繰出し穴を通過するように切断した場合の概略断面図である。 図4は、図1のカード販売器に搭載された電波発信回路とその受信回路とを示す説明図あり、(A)はカード販売器に搭載された電波発信回路のブロック図を示し、(B)は表示器に組み込まれた電気回路のブロック図を示す。 図5は、コイン投入部に設けられコインを滑り落とすための滑り台を示す概略説明図である。 図6は、コイン搬送機構とカード繰出し機構とを示す説明図である。 図7は、第1スライド部材を示す説明図であり、(A)は平面図、及び(B)は側面図である。 図8は、第2スライド部材を示す説明図であり、(A)は平面図、及び(B)は側面図である。 図9は、間仕切り板部を示す説明図であり、(A)は平面図、及び(B)は側面図である。 図10は、コインをコイン搬送機構から落下させる場合の作動を示す図であり、(A)はコインがコイン搬送機構に投入された状態、(B)はコインが第2スライド部材と接触した瞬間の状態、(C)はコインが第1スライド部材の第1掛部と第2スライド部材の第2掛部とに挟まれながらスライドしている状態を、それぞれ示している。 図11は、コインをコイン搬送機構から落下させる場合の作動を示す図であり、(A)はレバー部を最大まで引いた状態、(B)はレバー部を少し元の位置の戻しコインが落下して行く状態をそれぞれ示している。 図12は、コイン搬送機構10によるコインKの落下順序をそれぞれ説明する一部断面図である。 図13は、レバー部の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 カード販売器
2 容器本体
2a カード繰出し穴
2b 延出部
3 ショーケース
4 コイン投入口
5 コイン返却口
7A,7B 摘み部
8 呼出しボタン
9 滑り台
9a 通過穴
9b 滑り面
9c 縁部
9d 返却用落下穴
10 コイン搬送機構
11 第1スライド部材
11a 第1コイン挿通穴
11b 第1掛部
11c,11d 案内穴
11e レバー用延出部
12 第2スライド部材
12a 第2コイン挿通穴
12b 第2掛部
12c,12d 案内穴
12e 繰出しアーム用スリット
13 コイン収容部
14 間仕切り板部
14a 第3コイン挿通穴
14b 段差部
14c 貫通穴
14d 螺子穴
14e 嵌合穴
14f スリット
14g 切欠部
15 カード収容部
16 乾電池
17 電気回路基板
18 電波発信回路
19 制御部
20 送信回路
21 送信アンテナ
22 表示器
23 受信アンテナ
24 受信回路
25 制御部
26 駆動回路
27 表示窓
28 ブザー
30 繰出しアーム
30a 長腕部
30b 短腕部
31 カード繰出し機構
32 バネ体
33 螺子
35 回動中心軸
36 レバー部
37 摘み部
38 回転軸
39 カム部
39a 歯
40 第1スライド部材
40a 鋸歯部
K コイン
P カード繰出し突起
S1,S2 空間
T スリット係合突起
Z カード

Claims (6)

  1. 複数のカードを積載するためのカード収容部と、
    コインが投入されるコイン投入部と、
    該投入されたコインを搬送させるためのコイン搬送機構と、
    コイン搬送機構に連動されてカード収容部からカードを繰り出すためのカード繰出し機構と、
    を備えているカード販売器であって、
    前記コイン搬送機構は、
    コインを搬送する力を加えカードを1枚ずつ繰り出すためのレバー部と、
    該レバー部を操作することによりスライドする第1スライド部材と、
    該第1スライド部材の下面側に設けられた第2スライド部材と、
    コイン投入口側の空間とコイン収容部側の空間とを区画する間仕切り板部と、
    前記レバー部によるカード繰出し操作を1回行った後に該レバー部を元の位置に戻すためのバネ体と、
    を有し、
    前記第1スライド部材には、
    コイン投入部から投入されたコインを滑り落とすための滑り台を通過したコインが通過可能な第1コイン挿通穴と、
    該第1コイン挿通穴の後端に形成されコインの下面の縁部を支持しながら該コインを押し出す第1掛部と、
    が形成され、
    前記第2スライド部材には、
    スライド位置にあるコインが通過可能で且つ前記第1コイン挿通穴と重なる第2コイン挿通穴と、
    該第2コイン挿通穴の前端に形成されコインの下面の縁部を支持する第2掛部と、
    が形成され、
    前記第1掛部と前記第2掛部とに挟持されながら搬送させられたコインは、前記レバー部が元の位置に戻るのに合わせて前記第1スライド部材が元の位置に戻る方向へ移動し第1掛部が第2掛部から離隔した際に、前記スライドさせられたコインは間仕切り板部に形成された第3コイン挿通穴を通ってコイン収容部内に落下することを特徴とするカード販売器。
  2. 複数のカードを積載するためのカード収容部と、
    コインが投入されるコイン投入部と、
    該投入されたコインを搬送させるためのコイン搬送機構と、
    コイン搬送機構に連動されてカード収容部からカードを繰り出すためのカード繰出し機構と、
    を備えているカード販売器であって、
    前記カード繰出し機構は、
    前記コイン搬送機構に備わった第2スライド部材と、
    カードを前記カード収容部外へ繰り出す繰出しアームと、
    を有し、
    第2スライド部材には、繰出しアーム用スリットが形成され、
    繰出しアームには、該繰出しアーム用スリットに係合するスリット係合突起と、カードを繰り出すためのカード繰出し突起とが形成され、
    前記レバー部を操作し前記第1スライド部材をスライドさせると、前記第1掛部と前記第2掛部との間に挟持されたコインを介して前記第2スライド部材もスライドし、繰出しアーム用スリットに係合されたスリット係合突起が第2スライド部材により押圧されながら繰出しアーム用スリットに沿って移動し、繰出しアームが回動するものにおいて、
    前記繰出しアームは、長腕部と短腕部とを有し、
    該長腕部に前記カード繰出し突起が形成され、
    前記短腕部に前記スリット係合突起が形成されたことを特徴とするカード販売器。
  3. 前記カード収容部からカードが繰り出された後、前記コインを収容するために、コイン収容部を設けたことを特徴とする、請求項1記載のカード販売器。
  4. 来客者が接客店員を呼び出すための電波を発信する電波発信回路が形成され、呼出しボタンを押圧することで前記電波発信回路が作動し、電波が発信されることを特徴とする、請求項1記載のカード販売器。
  5. 前記コイン投入部は、
    コインを投入するためのコイン投入口と、
    該コイン投入口から投入されたコインを滑り落とすための滑り台と、
    該滑り台に形成され、投入されたコインが一定の径より小さい場合に該コインを滑り台上から落下させて選別するための返却用落下穴と、
    選別により返却されてきたコインを取り出すコイン返却口と、
    を有することを特徴とする、請求項1記載のカード販売器。
  6. 前記カード繰出し機構は、
    前記コイン搬送機構に備わった第2スライド部材と、
    カードを前記カード収容部外へ繰り出す繰出しアームと、
    を有し、
    第2スライド部材には、繰出しアーム用スリットが形成され、
    繰出しアームには、該繰出しアーム用スリットに係合するスリット係合突起と、カードを繰り出すためのカード繰出し突起とが形成され、
    前記レバー部を操作し前記第1スライド部材をスライドさせると、前記第1掛部と前記第2掛部との間に挟持されたコインを介して前記第2スライド部材もスライドし、繰出しアーム用スリットに係合されたスリット係合突起が第2スライド部材により押圧されながら繰出しアーム用スリットに沿って移動し、繰出しアームが回動することを特徴とする、請求項1記載のカード販売器。
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