JP3983690B2 - 回転電機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両に搭載される交流発電機等の回転電機に関し、特に回転子の軸端に設けられる軸受をブラケットの軸受収容部に収納する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用交流発電機においては、回転子の軸端に設けられた軸受がリヤブラケットに設けられた軸受収納部に収容され、回転子がリヤブラケットに回転自在に支持されている。この軸受は、コロ部が外輪部と内輪部との間に介装されて構成され、回転子のシャフトの端部が内輪部に圧入されて内輪部と一体化されている。そして、外輪部が軸受収容部に固定支持されて、回転子が回転可能になっている。また、環状溝が外輪部の外周面に軸方向に離間して形成され、樹脂バンドが環状溝に装着されている。そして、樹脂バンドの線膨張率がリヤブラケット(アルミ製)および外輪部(鉄製)より高いことから、車両用交流発電機の動作時の発熱による樹脂バンドの熱膨張が軸受収容部の熱膨張より大きい。これにより、車両用交流発電機の動作時の発熱に起因する軸受収納部および軸受の熱膨張差による両者の結合力の低下が樹脂バンドの熱膨張により抑制され、クリープ(空転)の発生が防止される。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2002−125346号公報(図6、段落0029、0031)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車両用交流発電機においては、クリープ防止用として樹脂バンドを配設するための環状溝を外輪部の外周面に形成しなければならず、軸受の製造コストが高くなってしまい、車両用交流発電機の低コスト化のネックとなっていた。
また、樹脂バンドが軸受の軸方向の全域ではなく部分的な領域に配置されているので、過度の荷重が加わった場合に、軸受のクリープの発生が抑えられず、軸受収容部が摩耗・破損する危険性を有していた。
【0005】
この発明は、上記の課題を解消するためになされたもので、軸受の軸方向の全長を覆うように形成された円筒状の樹脂ケースを介在させて軸受を軸受収容部に圧入するようにし、軸受の外輪部外周面への溝加工をなくして低コスト化を実現でき、かつ、軸受のクリープを防止して軸受収容部の損傷を抑制できる回転電機を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る回転電機では、有底円筒状の軸受収容部が開口を内側に向けて設けられたブラケットと、コロ部が円筒状の外輪部と内輪部との間に介装されて構成され、該外輪部が回転を規制されて上記軸受収納部に収納された軸受と、シャフトの端部を上記内輪部に圧入固定して、上記ブラケットに上記軸受を介して回転自在に支持された回転子と、上記軸受収容部と上記軸受の外輪部との間に介装される樹脂ケースとを備え、上記樹脂ケースは、上記外輪部の軸方向の全長を覆うように円筒状に形成され、回り止めが上記樹脂ケースの軸方向一端側外周の周方向の少なくとも1箇所に径方向外方に突設され、軸方向に延びる上記スリットが、上記回り止めと同一軸線上で、上記回り止めの根元側から該回り止めの周方向幅より狭い幅で軸方向他端に至るように形成され、回り止め受け部が上記軸受収容部の開口縁部に形成され、上記樹脂ケースが、上記軸方向一端側を上記軸受収容部の開口側に位置させて上記軸受収容部に圧入され、上記軸受が上記樹脂ケースに圧入され、上記軸受収容部に圧入された上記樹脂ケースの上記回り止めが上記回り止め受け部に係合している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機を示す縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の軸受収容部周りを示す要部断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機における樹脂ケースおよびゴムパッキンを示す斜視図である。
【0008】
図1において、駆動側ブラケット1および反駆動側ブラケット2は、アルミニウム製で、椀状に成形されており、椀状の開口部を対向させて締結ボルト3により締結一体化されている。そして、有底円筒状の駆動側および反駆動側軸受収容部1a、2aが開口を内方に向けて駆動側および反駆動側ブラケット1、2の端面中央部に一体に形成されている。また、通風孔1b、2bが駆動側および反駆動側ブラケット1、2の軸受収容部1a、2aの外周部に、通風孔1c、2cが駆動側および反駆動側ブラケット1、2の側面縁部に穿設されている。
また、シャフト5は、駆動側および反駆動側軸受収容部1a、2a内に配設された駆動側および反駆動側軸受6、7を介して駆動側および反駆動側ブラケット1、2に回転自在に支持されている。そして、ランデル型の回転子8がシャフト5に固着されて駆動側および反駆動側ブラケット1、2内に回転自在に配設されている。さらに、固定子9が固定子鉄心9bの両端を駆動側および反駆動側ブラケット1、2に支持されて回転子8を覆うように配設されている。
【0009】
回転子8の界磁巻線20に界磁電流を供給するスリップリング10がシャフト5の反駆動側に固着されている。ブラシホルダ12はシャフト5が挿通される環状部12aを有し、穴方向を環状部12aの軸心と直交する一対のブラシ挿入穴12bが環状部12aの軸心方向に並設され、ブラシ11が各ブラシ挿入穴12bに環状部12aから出没自在に収納されて、反駆動側ブラケット2内に配設されている。そして、シャフト5が環状部12a内に挿通され、ブラシ11がスプリング12cの付勢力によりスリップリング10に摺接する。
また、プーリ13がシャフト5の駆動側端部に固着され、エンジンの回転トルクをベルト(図示せず)を介してシャフト5に伝達できるようになっている。
固定子9で生じた交流電圧の大きさを調整する電圧調整器14がブラシホルダ12に嵌着されたヒートシンク15に接着されている。さらに、固定子9に電気的に接続され、固定子9で生じた交流を直流に整流する整流器16が反駆動側ブラケット2内に装着されている。
【0010】
回転子8は、電流を流して磁束を発生する界磁巻線20と、界磁巻線20を覆うように設けられ、界磁巻線20で発生した磁束によって磁極が形成される一対のポールコア21、22とを備え。一対のポールコア21、22は、鉄製で、爪状磁極21a、22aが外周縁部に周方向に等角ピッチで複数突設されている。そして、一対のポールコア21、22が爪状磁極21a、22aをかみ合わせるように対向してシャフト5に固着され、界磁巻線20が一対のポールコア21、22に装着されて回転子8を構成している。さらに、ファン4が回転子8の軸方向の両端に固着されている。
【0011】
反駆動側軸受7は、図2に示されるように、炭素鋼からなる一対の円筒状の内輪部25と外輪部26とを有し、ボール軌道27がこの内輪部25と外輪部26との間に設けられ、コロ部としての複数個のボール28がボール軌道27に配設されている。
樹脂ケース30は、図3に示されるように、例えばポリフェニレンスルフィド(polyphenylenesulfide: PPS)樹脂を用いて肉厚を1mm程度とし、反駆動側軸受7の軸方向の全長を覆う円筒状に形成されている。そして、3つの回り止め31が樹脂ケース30の一端側外周に等角ピッチで径方向外方に突出するように設けられている。さらに、軸方向に延びる6つのスリット32が周方向に等角ピッチで樹脂ケース30の軸方向一端側から軸方向他端に至るように形成されている。なお、各スリット32は回り止め31の周方向幅より狭い幅に形成され、3つのスリット32が回り止め31の根元側から他端に至るように形成されている。
ゴムパッキン33は、図3に示されるように、例えばエチレン-プロピレン-ジエン三元共重合体(ethylene-propylene-diene terpolymer :EPDM)を用い、反駆動側軸受収容部2aの開口縁部に沿うリング状に形成されている。
【0012】
つぎに、シャフト5の反駆動側軸受収容部2aへの取付構造について図2を参照しつつ説明する。
まず、樹脂ケース30が回り止め31を開口側に位置するように反駆動側軸受収容部2a内に圧入され、ゴムパッキン33が反駆動側軸受収容部2aの開口縁部に配設される。そして、ブラシホルダ12が反駆動側ブラケット2に固着される。これにより、ゴムパッキン33が、反駆動側軸受収容部2aの開口縁部とブラシホルダ12の環状部12aとの間に弾性状態に挟持される。
ついで、反駆動側軸受7が樹脂ケース30内に圧入され、シャフト5が反駆動側軸受7に圧入される。これにより、反駆動側軸受収容部2aと外輪部26との間の樹脂ケース30は弾性変形し、反駆動側軸受収容部2aと外輪部26との樹脂ケース30を介しての結合力が発生し、外輪部26が反駆動側軸受収容部2aに固着される。そして、シャフト5の端部が反駆動側軸受7に圧入される。そこで、シャフト5の端部が内輪部25に固着され、外輪部26が樹脂ケース30を介して反駆動側軸受収容部2aに固着され、回転子8が反駆動側軸受収容部2aに回転可能に支持される。
【0013】
なお、回り止め受け部34が回り止め31に対応する反駆動側軸受収容部2aの開口縁部の部位に凹設されている。さらに、軸方向に延びる空気抜き溝(図示せず)が反駆動側軸受収容部2aの内壁面にスリット32と回り止め受け部34とを連通するように凹設されている。
そこで、樹脂ケース30が反駆動側軸受収容部2aに圧入された際に、回り止め31が回り止め受け部34に係合し、樹脂ケース30が位置決めされるとともに、樹脂ケース30の回転が規制される。また、反駆動側軸受7が圧入される際に、反駆動側軸受収納部2a内の空気はスリット32および空気抜け溝を介して外部に排出される。
【0014】
このように構成された車両用交流発電機においては、電流がバッテリ(図示せず)からブラシ11およびスリップリング10を介して回転子8の界磁巻線20に供給され、磁束が発生される。この磁束により、ポールコア21の爪状磁極21aがS極に着磁され、ポールコア22の爪状磁極22aがN極に着磁される。一方、エンジンの回転トルクがベルト(図示せず)およびプーリ13を介してシャフト5に伝達され、回転子8が回転される。そこで、固定子巻線9aに回転磁界が与えられ、固定子巻線9aに起電力が発生する。この交流の起電力が整流器16を通って直流に整流されるとともに、その出力電圧が電圧調整器14により調整され、バッテリに充電される。
【0015】
そして、駆動側においては、シャフト5の回転に伴ってファン4が回転駆動され、外気が通風孔1bから駆動側ブラケット1内に流入し、ファン4により遠心方向に曲げられ、固定子巻線9aのコイルエンドを冷却した後、通風孔1cから排気される。
一方、反駆動側においては、シャフト5の回転に伴ってファン4が回転駆動され、外気が通風孔2bから反駆動側ブラケット2内に流入し、整流器16および電圧調整器14を冷却して回転子8側に流れ、ファン4により遠心方向に曲げられ、固定子巻線9aのコイルエンドを冷却した後、通風孔2cから排気される。
【0016】
ここで、反駆動側軸受7は、発熱部品である整流器16や電圧調整器14が配設されている反駆動側ブラケット2に装着されている。そこで、発熱部品で発生した熱が反駆動側軸受収容部2aを介して反駆動側軸受7に伝達され、反駆動側軸受収容部2a、樹脂ケース30および反駆動側軸受7が熱膨張する。この時、反動側軸受収容部2aがアルミニウムで作製され、反駆動側軸受7が炭素鋼で作製されていることから、反駆動側軸受収容部2aと反駆動側軸受7とは反駆動側軸受収納部2aと外輪部26との間隙が大きくなるように熱膨張してしまう。一方、樹脂ケース30の線膨張率が大きいことから、反駆動側軸受収納部2aと外輪部26との間隙の増分を補完するように熱膨張し、反駆動側軸受収納部2aと外輪部26との樹脂ケース30を介しての結合力が確保され、クリープの発生が抑制される。
【0017】
このように、この実施の形態1によれば、反駆動側軸受7が樹脂ケース30を介して反駆動側軸受収容部2aに圧入されているので、反駆動側軸受収容部2aと反駆動側軸受7との熱膨張差に起因する結合力の低下が樹脂ケース30の熱膨張により抑制される。その結果、クリープの発生が防止され、反駆動側軸受収容部2aの損傷が抑制される。
また、樹脂ケース30が反駆動側軸受7の全長を覆う円筒形状に形成されているので、過度の荷重が作用しても、反駆動側軸受7のクリープが阻止される。また、外輪部26の外周面に環状溝を形成する必要がないので、軸受の低コスト化が図られる。さらに、反駆動側軸受収容部2aから反駆動側軸受7への熱伝導が樹脂ケース30により遮断されるので、反駆動側軸受7の長寿命化が図られる。
【0018】
また、樹脂ケース30にスリット32が設けられているので、樹脂ケース30の寸法誤差を吸収し、樹脂ケース30の反駆動側軸受収容部2aへの圧入が容易となる。また、圧入時の変形や受熱による熱膨張時の変形がスリット32で吸収されるので、樹脂ケース30の損傷発生が抑えられる。
また、スリット32が回り止め31の周方向幅より狭い幅で回り止め31の根元側から反回り止め側端部に至るように形成されているので、樹脂ケース30の軸方向のほぼ全長にスリット32を設けても、樹脂ケース30の強度を確保することができる。
【0019】
また、回り止め31が樹脂ケース30に設けられ、回り止め受け部34が反駆動側軸受収容部2aの開口縁部に設けられているので、樹脂ケース30が簡易に位置決めされて反駆動側軸受収容部2aに圧入される。
また、樹脂ケース30が硬質ゴムに近い弾性を有する耐摩耗性のPPS樹脂で作製されているので、反駆動側軸受7を圧入した際に、樹脂ケース30が弾性変形して、反駆動側軸受収容部2aと反駆動側軸受7との間の結合力を確保するとともに、長寿命化が図られる。
また、ゴムパッキン33が、反駆動側軸受収容部2aの開口縁部とブラシホルダ12の環状部12aとの間に弾性状態に挟持されているので、反駆動側軸受収容部2a内への水や異物の侵入が防止される。
【0020】
なお、上記実施の形態1では、駆動側軸受6について具体的に述べていないが、駆動側軸受6は発熱部品が配設されていない駆動側ブラケット1に装着されているので、駆動側軸受収容部1a周りには十分な空きスペースができている。そこで、一般に、駆動側軸受6としては、外径や外輪部の肉厚を大きくした高強度の軸受を採用し、疲労破壊の問題を解消している。そして、駆動側軸受6には、発熱部品の熱に起因するクリープの問題は発生しにくい。従って、一般的に、駆動側軸受6には、樹脂バンド等のクリープ対策を採る必要はない。しかし、例えば、発熱部品が駆動側軸受収容部1a周りに配設されているよう場合には、駆動側においても、反駆動側と同様に、駆動側軸受6を樹脂ケース30を介して駆動側軸受収容部1aに圧入するようにすることになる。
【0021】
また、上記実施の形態1では、3つの回り止め31が周方向に等角ピッチで樹脂ケース30に形成されているものとしているが、回り止め31の個数は3つ限定されるものではなく、少なくとも1つあればよい。また、スリット32の本数についても、6本に限定されるものではなく、少なくとも1本あればよい。
【0022】
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る車両用交流発電機の軸受収容部周りを示す要部断面図、図5はこの発明の実施の形態2に係る車両用交流発電機における樹脂ケースおよびゴムパッキンを示す斜視図である。
図5において、樹脂ケース40は、例えばPPS樹脂を用いて肉厚を1mm程度とし、反駆動側軸受7の軸方向の全長を覆う円筒状に形成され、軸方向に延びる6つのスリット41が樹脂ケース40に周方向に等角ピッチで軸方向一端側から軸方向他端に至るように形成され、位置決め部42が軸方向一端外周から径方向外方に延設されている。ゴムパッキン43は、例えばエラストマー材を用いて反駆動側軸受収容部2aの開口縁部に沿うリング状に形成され、位置決め部43aが径方向外方に延設されている。そして、樹脂ケース40とゴムパッキン43とは二色射出成形(two-color injection molding)され、ゴムパッキン43が位置決め部42、43aを一致させて樹脂ケース40の軸方向一端に一体に成形されている。そして、各スリット41はゴムパッキン43の根元部から軸方向他端に至るように形成されている。
【0023】
なお、樹脂ケース40は回り止め31を有していない点および位置決め部42を有している点を除いて上記実施の形態1における樹脂ケース30と同様に構成され、ゴムパッキン43は上記実施の形態1におけるゴムパッキン33と同様に構成されている。
【0024】
この実施の形態2では、図4に示されるように、樹脂ケース40が位置決め部42、43aを介して位置決めされて反駆動側軸受収容部2a内に圧入される。これにより、ゴムパッキン43が反駆動側軸受収容部2aの開口縁部に配設される。ついで、ブラシホルダ12が反駆動側ブラケット2に固着される。これにより、ゴムパッキン43が、反駆動側軸受収容部2aの開口縁部とブラシホルダ12の環状部12aとの間に弾性状態に挟持される。同時に、位置決め部42、43aが、反駆動側軸受収容部2aの開口縁部とブラシホルダ12の環状部12aとの間に挟持され、周方向の移動を規制されている。さらに、反駆動側軸受7が樹脂ケース40内に圧入され、シャフト5が反駆動側軸受7に圧入される。
【0025】
従って、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様に効果が得られる。
また、上記実施の形態1では、樹脂ケース30とゴムパッキン33とが別部品として構成されているので、特に、ゴムパッキン33は薄く取り扱い性が悪く、組立時の脱落等が発生しやすかった。しかし、この実施の形態2では、樹脂ケース30およびゴムパッキン33と同等の樹脂ケース40とゴムパッキン43とを一体成形しているので、組立時の部品の脱落等がなくなるとともに、組み立て工数が削減され、組立製造コストが低減される。
また、位置決め部42が反駆動側軸受収容部2aの開口縁部とブラシホルダ12の環状部12aとの間に圧縮状態に挟持されて周方向の移動を規制されているので、樹脂ケース40の回動が阻止される。
【0026】
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3に係る車両用交流発電機の軸受収容部周りを示す要部断面図、図7はこの発明の実施の形態3に係る車両用交流発電機における樹脂ケースおよびゴムパッキンを示す斜視図である。
図7において、樹脂ケース45は、PPS樹脂を用いて肉厚を1mm程度とし、反駆動側軸受7の軸方向の全長を覆う円筒状に形成されている。この樹脂ケース45とブラシホルダ12とは二色射出成形され、樹脂ケース45がブラシホルダ12の環状部12aの反駆動側軸受収容部側に一体に成形されている。そして、軸方向に延びる6つのスリット46が周方向に等角ピッチで環状部12aの根元部から軸方向他端に至るように形成されている。
なお、この樹脂ケース45は回り止め31を有していない点を除いて上記実施の形態1における樹脂ケース30と同様に構成されている。また、ブラシホルダ12は例えばPPS樹脂で作製されている。
【0027】
この実施の形態3では、図6に示されるように、ブラシホルダ12が反駆動側ブラケット2に装着される。これにより、樹脂ケース45が反駆動側軸受収容部2a内に圧入され、環状部12aの端面が反駆動側軸受収容部2aの開口縁部に当接している。ついで、反駆動側軸受7が樹脂ケース45内に圧入され、シャフト5が反駆動側軸受7に圧入される。
【0028】
従って、この実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様に効果が得られる。
この実施の形態3では、樹脂ケース45およびブラシホルダ12が一体成形されているので、上記実施の形態2と同様に、組立時の部品の脱落等がなるとともに、組み立て工数が削減され、組立製造コストが低減される。
また、樹脂ケース45と一体成形されたブラシホルダ12が反駆動側ブラケット2に固定されているので、樹脂ケース45の回動が阻止される。そこで、樹脂ケース45に回り止めを形成する必要がなくなり、反駆動側軸受収容部2aの回り止め受け部34が不要となり、その分低コスト化が図られる。
また、樹脂ケース45と一体成形されたブラシホルダ12の環状部12aが反駆動側軸受収容部2aの開口縁部に当接しているので、環状部12aが反駆動側軸受7への被水を防止する機能を有し、ゴムパッキンが不要となり、さらに低コスト化が図られる。
【0029】
なお、上記各実施の形態では、車両用交流発電機について説明しているが、本発明は、交流電動機、交流電動発電機等の回転電機に適用しても同様の効果を奏する。
また、上記各実施の形態では、樹脂ケースをPPS樹脂で作製するものとしているが、樹脂ケースは弾性を有する材料であればよく、例えばポリブチレンテレフタレート(polybutyleneterephthalate: PBT)樹脂を用いてもよい。
また、上記各実施の形態では、樹脂ケース30、40、45が単列ベアリング構造の反駆動側軸受7に装着されるものとしているが、樹脂ケースが装着される軸受は、複列ベアリング構造のものでもよい。
【0030】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、有底円筒状の軸受収容部が開口を内側に向けて設けられたブラケットと、コロ部が円筒状の外輪部と内輪部との間に介装されて構成され、該外輪部が回転を規制されて上記軸受収納部に収納された軸受と、シャフトの端部を上記内輪部に圧入固定して、上記ブラケットに上記軸受を介して回転自在に支持された回転子と、上記軸受収容部と上記軸受の外輪部との間に介装される樹脂ケースとを備え、上記樹脂ケースは、上記外輪部の軸方向の全長を覆うように円筒状に形成され、回り止めが上記樹脂ケースの軸方向一端側外周の周方向の少なくとも1箇所に径方向外方に突設され、軸方向に延びる上記スリットが、上記回り止めと同一軸線上で、上記回り止めの根元側から該回り止めの周方向幅より狭い幅で軸方向他端に至るように形成され、回り止め受け部が上記軸受収容部の開口縁部に形成され、上記樹脂ケースが、上記軸方向一端側を上記軸受収容部の開口側に位置させて上記軸受収容部に圧入され、上記軸受が上記樹脂ケースに圧入され、上記軸受収容部に圧入された上記樹脂ケースの上記回り止めが上記回り止め受け部に係合しているので、軸受の外輪部外周面への溝加工をなくして低コスト化を実現でき、かつ、軸受のクリープを防止して軸受収容部の損傷を抑制できる回転電機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機を示す縦断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の軸受収容部周りを示す要部断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機における樹脂ケースおよびゴムパッキンを示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る車両用交流発電機の軸受収容部周りを示す要部断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る車両用交流発電機における樹脂ケースおよびゴムパッキンを示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る車両用交流発電機の軸受収容部周りを示す要部断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る車両用交流発電機における樹脂ケースおよびゴムパッキンを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 反駆動側ブラケット、2a 反駆動側軸受収容部、5 シャフト、7 反駆動側軸受、8 回転子、12 ブラシホルダ、12a 環状部、25 内輪部、26 外輪部、28 コロ部、30 樹脂ケース、31 回り止め、32 スリット、34 回り止め受け部、40 樹脂ケース、41 スリット、43 ゴムパッキン、45 樹脂ケース、46 スリット。
Claims (1)
- 有底円筒状の軸受収容部が開口を内側に向けて設けられたブラケットと、コロ部が円筒状の外輪部と内輪部との間に介装されて構成され、該外輪部が回転を規制されて上記軸受収納部に収納された軸受と、シャフトの端部を上記内輪部に圧入固定して、上記ブラケットに上記軸受を介して回転自在に支持された回転子と、上記軸受収容部と上記軸受の外輪部との間に介装される樹脂ケースとを備え、
上記樹脂ケースは、上記外輪部の軸方向の全長を覆うように円筒状に形成され、
回り止めが上記樹脂ケースの軸方向一端側外周の周方向の少なくとも1箇所に径方向外方に突設され、
軸方向に延びる上記スリットが、上記回り止めと同一軸線上で、上記回り止めの根元側から該回り止めの周方向幅より狭い幅で軸方向他端に至るように形成され、
回り止め受け部が上記軸受収容部の開口縁部に形成され、
上記樹脂ケースが、上記軸方向一端側を上記軸受収容部の開口側に位置させて上記軸受収容部に圧入され、
上記軸受が上記樹脂ケースに圧入され、
上記軸受収容部に圧入された上記樹脂ケースの上記回り止めが上記回り止め受け部に係合していることを特徴とする回転電機。
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