Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP3962959B2 - 感圧スイッチ - Google Patents

感圧スイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP3962959B2
JP3962959B2 JP34114296A JP34114296A JP3962959B2 JP 3962959 B2 JP3962959 B2 JP 3962959B2 JP 34114296 A JP34114296 A JP 34114296A JP 34114296 A JP34114296 A JP 34114296A JP 3962959 B2 JP3962959 B2 JP 3962959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
hole
sensitive switch
conductive layer
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34114296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10188725A (ja
Inventor
田 尚 司 岡
俊 光 岡
江 直 文 藤
中 和 也 田
柳 均 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP34114296A priority Critical patent/JP3962959B2/ja
Priority to DE19756804A priority patent/DE19756804C2/de
Priority to US08/996,039 priority patent/US5895900A/en
Publication of JPH10188725A publication Critical patent/JPH10188725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3962959B2 publication Critical patent/JP3962959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/14Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch adapted for operation by a part of the human body other than the hand, e.g. by foot
    • H01H3/141Cushion or mat switches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/002Seats provided with an occupancy detection means mounted therein or thereon
    • B60N2/0021Seats provided with an occupancy detection means mounted therein or thereon characterised by the type of sensor or measurement
    • B60N2/003Seats provided with an occupancy detection means mounted therein or thereon characterised by the type of sensor or measurement characterised by the sensor mounting location in or on the seat
    • B60N2/0033Seats provided with an occupancy detection means mounted therein or thereon characterised by the type of sensor or measurement characterised by the sensor mounting location in or on the seat mounted on or in the foam cushion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/015Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
    • B60R21/01512Passenger detection systems
    • B60R21/01516Passenger detection systems using force or pressure sensing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2210/00Sensor types, e.g. for passenger detection systems or for controlling seats
    • B60N2210/40Force or pressure sensors
    • B60N2210/46Electric switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2213/00Venting
    • H01H2213/002Venting with external pressure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2213/00Venting
    • H01H2213/002Venting with external pressure
    • H01H2213/004Scavenger; Filter

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押え力によって機械的に複数の電気導体同志が接,離する機械スイッチに関し、特に、これに限定する意図ではないが、シ−ト(座席)に装着されてそれに着座者が居るか否かを電気導体の接,離によって2値的に検知するためのシ−ト状(可撓性薄板状)の感圧スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車両の座席に人が着席していることを感知するセンサーとして、従来より知られているものでは、シートに磁気発生体を設けるとともに、シートの上下動に伴い上下移動する磁気発生体による移動磁界の変化を検出する磁気検出装置を車両フロアに設けて、磁気検出装置が磁界の変化に基づいてシートの下降を検出することより着座検知を行うものがある。また、特公平8−2535120号公報に開示される方法においては、人の着席により変化する座席の圧力を、圧電フィルムの抵抗値の変化に基づいて検出している。
【0003】
なお、上記した座席の着座状態を感知する以外の目的で使用されている感圧センサとしては、特公平2−49029号公報に開示されているような、楽音を発生させる為の電気的装置の鍵盤の感圧スイッチとして、半導電体を挟んで対向する2枚の導体板間の抵抗値の変化により、加えられた圧力を検出する感圧センサがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、磁気手段の上下移動による磁界の変化を磁気検出手段により検出する方法においては、シートの車両フロアに対する上下動から着座検知を行うこととなるため、確実な着座検知を行うためには、シートへの着座がなされた場合に確実にシートが車両フロアに対して上下動することを保証しなければならず、結果的に検出精度を上げるために装置自体が複雑なものとなってコストアップを招く。また、特公平8−2535120号公報に開示される方法においても、圧電フィルムが高価であり、しかも、圧電フィルムを常に発振させておく為のフィードバックループや、圧電フィルムの発振信号を検出する為のフィルタを設ける必要があり、装置が複雑になるので、やはりコスト高となる。
【0005】
さらに、特公平2−49029号公報に開示される感圧センサは、演奏者が指で叩く鍵盤の圧力を感知する為に設けられるものであり、人の体重による圧力を感知する感圧スイッチとして用いるには、対衝撃性及び耐久性に問題があり、経時における装置の信頼性が低い。しかも、導体板に銀や銅を使用する等、スイッチそのものが高価となる。
【0006】
車内等の過酷な条件(温度,湿度,衝撃)に耐え得るように対衝撃性及び耐久性を高め、しかも低コストとする為には、簡易な構造で安価であるとともに、オン・オフ出力のように圧力検知信号が2値的変化を示す感圧スイッチを使用するのが望ましいが、一方では、押圧力の印加/解除に対して圧力検出信号の切換わりが速くしかも確実であることが望まれる。
【0007】
本発明は、圧力検知信号が2値的変化を示しかつ押圧力の印加/解除に対して圧力検出信号の切換わりが速くしかも確実な、シ−ト状感圧スイッチを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
)裏面に導電層(1a)を有する絶縁体の第1フィルム(1);厚み方向に貫通する穴(22a)およびそれに連通する通気溝(22x)を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペーサ(22);表面に導電層(3a)を有し、表面が前記スペーサの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム(3);および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リード線(4a,4b);を有し、車両のシートに配設される感圧スイッチにおいて、
前記第1および第2フィルム(1,3)の少くとも一方(1)にあって、前記通気溝(22x)とフィルム(1)の外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔(1d);を備え、前記通気溝(22x)は前記通気孔(1d)と前記穴(22a)との間に曲線状部(22x)を備える、ことを特徴とする感圧スイッチ。
【0009】
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の記号を、参考までに付記した。
【0010】
(イ)この感圧スイッチによれば、格別な押し力が作用していないときには、スペーサ(2,22,23)の穴(2a,22a,23a)において、相対向する導電層(1a,3a)は各フィルムの弾性により離れている。すなわち感圧スイッチはスイッチ開(スイッチオフ)である。ところが、第1フィルム(1)と第2フィルム(3)を撓ませる強い押し力が作用すると、穴(2a,22a,23a)に、第1フィルム(1)又は第2フィルム(3)が撓んで落ち込み、第1フィルム(1)と第2フィルム(3)の導電層(1a,3a)が接触(スイッチオン)する。このとき、穴の気体(空気)がフィルムで加圧されるが、この空気圧は通気溝(2x,22x,23x)および通気孔(1d)を通してフィルム(1)の外に抜ける。したがってフィルムは穴内に容易に落ち込むので、押圧力が加わってからスイッチオンまでの遅れが短く、しかもスイッチオンに切換わる圧力のばらつきが小さい。
【0011】
押圧力が無くなると、第1フィルム(1)と第2フィルム(3)がそれぞれの弾性により押し力が加えられる以前の状態に戻ろうとして、穴から上って、第1フィルム(1)と第2フィルム(3)の導電層(1a,3a)が離れる(スイッチオフ)。このとき、フィルムの原形への戻りに伴い穴に負圧が加わるが、通気溝(2x,22x,23x)の空気が穴に吸込まれ、これに伴ってフィルムの外部の空気が通気孔(1d)を通して通気溝に吸込まれ、フィルムは穴から容易に退避するので、押圧力が無なくなるときのスイッチオフの遅れが短い。以上のように、押圧力の印加/解除に対するスイッチオン/オフの切換りは速く、圧力検出の応答性が高い。また、穴内の空気によるフィルムの撓み,戻りに対する負荷が低いので、オン/オフ切換り圧のばらつきは小さい。
【0012】
通気孔(1d)から水分が入った場合においては、通路(22x)内を通過する際に抵抗の高い水分は通気溝(22x)の曲線状の通路に留まり、穴(22a)には進入しにくい。穴(22a)の電極部である導電層(1a,3a)の水分による腐食が防止される。従って、感圧スイッチの経時における劣化が少い。
【0013】
【発明の実施の形態】
(2)裏面に導電層(1a)を有する絶縁体の第1フィルム(1);厚み方向に貫通する穴(23a)およびそれに連通する通気溝(23x)を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペーサ(23);表面に導電層(3a)を有し、表面が前記スペーサの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム(3);および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リード線(4a,4b);を有し、車両のシートに配設される感圧スイッチにおいて、
前記第1および第2フィルム(1,3)の少くとも一方(1)にあって、前記通気溝(23x)とフィルム(1)の外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔(1d);を備え、前記通気溝(23x)は、溝が延びる方向に、広幅部と該広幅部よりも幅が狭い狭幅部が連続したものであり、前記通気孔 (1d) が前記広幅部にある、ことを特徴とする感圧スイッチ(図)。
【0014】
これにより、上記(1)の(イ)に記述した作用,効果が同様に得られるとともに、通気孔(1d)から水分が入った場合においては、通路(23x)内を通過する際に抵抗の高い水分は通気溝(23x)の広い溝幅部に留まり、穴(23a)には進入しにくい。穴(23a)の電極部である導電層(1a,3a)の水分による腐食が防止される。従って、感圧スイッチの経時における劣化が少い。
【0015】
前記通気孔(1d)の開口を通気性シート(6)で覆った、上記(1)又は(2)に記載の感圧スイッチ。
【0016】
(ロ)通気孔(1d)の開口を通気性シ−ト(6)で覆ったので、通気孔(1d)内に水分が進入しにくく、導電層(1a,3a)の水分による腐食の防止効果が高い。
【0017】
(4)第1フィルム (1) の導電層 (1a) は、前記通気溝 (2x) に対抗する領域に開口を有する;上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の感圧スイッチ。
【0018】
(5)第2フィルム (3) の導電層 (3a) は、前記通気溝 (2x) に対抗する領域に開口 (3d) を有する;上記(1)乃至(4)のいずれか1つに記載の感圧スイッチ。
【0019】
上記(4)および(5)によれば、穴(22a,23a)の電極部である導電層(1a,3a)が通気溝 (2x) に対抗する箇所で欠けているので、通気溝 (2x) の水分による腐食が防止される。従って、感圧スイッチの経時における劣化が少い。
【0020】
(6)前記穴は縦および横にそれぞれ複数が前記通気溝を間において分布する2次元分布であり、隣り合う穴がそれらの間の通気溝を通して連通する;上記(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の感圧スイッチ。
【0021】
)裏面に導電層(1a)を有する絶縁体の第1フィルム(1);厚み方向に貫通する穴(23a)およびそれに連通する通気溝(23x)を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペーサ(23);表面に導電層(3a)を有し、表面が前記スペーサの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム(3);および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リード線(4a,4b);を有し、車両のシートに配設される感圧スイッチにおいて、
前記第1および第2フィルムの少くとも一方にあって、前記通気溝(23x)とフィルムの外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔(1d);を備え、前記通気溝(23x)に、前記通気孔(1d)から前記穴(23a)への水分の侵入を抑制する抑制部を部分的に配設した、ことを特徴とする感圧スイッチ。
【0022】
)前記通気溝(23x)は、前記通気孔 (1d) と前記穴 (23a) との間に前記抑制部としての曲線状部を備える、上記(7)記載の感圧スイッチ。
【0023】
(9)前記通気溝(23x)は、溝が延びる方向に、広幅部と該広幅部よりも幅が狭い狭幅部が連続したものであり、前記通気孔 (1d) が前記広幅部にあり、前記抑制部が前記狭幅部である、上記(7)記載の感圧スイッチ。
【0024】
10)裏面に導電層(1a)を有する絶縁体の第1フィルム(1);厚み方向に貫通する穴(23a)およびそれに連通する通気溝(23x)を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペーサ(23);表面に導電層(3a)を有し、表面が前記スペーサの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム(3);および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リード線(4a,4b);を有し、車両のシートに配設される感圧スイッチにおいて、
前記第1および第2フィルムの少くとも一方にあって、前記通気溝とフィルムの外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔(1d);を備え、前記通気孔と前記穴との間に、前記通気と、前記通気溝よりも水分の侵入を抑制する制御部を配設した、ことを特徴とする感圧スイッチ。
【0025】
11裏面に導電層(1a)を有する絶縁体の第1フィルム(1);厚み方向に貫通する穴(23a)およびそれに連通する通気溝(23x)を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペーサ(23);表面に導電層(3a)を有し、表面が前記スペーサの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム(3);および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リード線(4a,4b);を有し、車両のシートに配設される感圧スイッチにおいて、
前記第1および第2フィルムの少くとも一方にあって、前記通気溝(23a)とフィルムの外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔(1d);を備え、前記通気孔の開口を通気性シート(6)で覆い、前記通気性シートは前記穴(23a)の領域にかからない、ことを特徴とする感圧スイッチ。
【0026】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0027】
【実施例】
−第1実施例−
図1に、本発明の第1実施例の感圧スイッチPSSの外観を示す。図1の(a)は平面図、(b)はやや拡大した斜視図である。この感圧スイッチPSSは、カバ−フィルム1(第1フィルム),絶縁スペーサ2および支持フィルム3(第2フィルム)を、サンドイッチ状に積層し一体に接合したものである。これら3者1〜3を、分解して図2に示す。図1の(b)および図2を参照されたい。
【0028】
感圧スイッチPSSは、材質がポリエチレンナフタレートである支持フィルム3(厚さ100μm)と、同じく材質がポリエチレンナフタレートであり、支持フィルム3の表面と平行に対向するカバーフィルム1(厚さ100μm)および、支持フィルム3とカバーフィルム1の間に挟まれた絶縁体(ポリエチレンテレフタレート)のスペーサ2(厚さ125μm)により構成されている。この実施例の感圧スイッチPPSは、図4に示すように、車両上のシ−ト(座席)の腰掛け部の表層近くに内蔵される着座検出スイッチである。
【0029】
支持フィルム3の1つの角部付近には方形の穴である端子窓3bが開けられている。支持フィルム3の表面(上面)には導電層3a(印刷技術にて形成した電極)が、端子窓3b及び支持フィルム3の端縁部を避けて形成されている。導電層3aは、支持フィルム3の端から一定の幅をとって内側に形成されているが、端子窓3b近くの一部3cが、端部近くまで突出している。これを以下タブ3cと称す。また、導電層3aの、後述するスペーサ2のスリット状のエアベント(通気溝)2xに対向する領域は水分との接触を防ぐため欠除しており、開口3dとなっている。開口3dは、導電層3aに開いたものであり、支持フィルム3には開いていない。
【0030】
カバーフィルム1にも、支持フィルム3の導電層3aのタブ3cと対向する位置に、方形の穴である端子窓1bが開けられている。また、カバーフィルム1の裏面(下面)には導電層1a(印刷技術にて形成した電極)が、端子窓1b及びカバーフィルム1の端縁部を避けて均一に形成されている。導電層1aは、カバ―フィルム1の端から一定の幅をとって内側に形成されているが、支持フィルム3の端子窓3bと対向する位置にタブ1cがある。カバーフィルム1に形成されている導電層1aの、タブ1cを除く部分の領域の形状は、支持フィルム3上のものと実質上同じであり、導電層1aにも前述の開口3dと対向する開口がある。導電層1aは、図1に示すように支持フィルム3,スペーサ2およびカバーフィルム1を一体に積層したときに、支持フィルム3の導電層3aの、タブ3cを除く部分の領域および位置と重なる(互いに対向する)。しかし、タブ1cと3cとは対向せず、相対的にずれている。支持フィルム3のタブ3cにはカバーフィルム1の端子窓1bが対向し、カバーフィルム1のタブ1cには支持フィルム3の端子窓3bが対向する。
【0031】
さらにカバーフィルム1には、図1に示すように支持フィルム3,スペーサ2およびカバーフィルム1を一体に積層したときに、後述するスペーサ2のエアベント2xの長さ方向および幅方向中央部に開く極小の通気孔1dが、エアベントの数だけ厚み方向に貫通している。
【0032】
絶縁スペーサ2には、図1に示すように支持フィルム3およびカバーフィルム1と一体に接合するときに、支持フィルム3の端子窓3bと重なる端子窓2c、ならびに、カバーフィルム1の端子窓1bと重なる端子窓2bがある。また絶縁スペーサ2には、支持フィルム3とカバーフィルム1の導電層3a,1aの、タブ3c,1cは除く領域に対向する範囲内に、本実施例においては円形の、スペーサ2を厚み方向に貫通する穴2a(直径10mm)が2次元分布で、それぞれ5個×4列=20個開いている。スペーサ2の厚みが125μm、穴の直径が10 mmであるので、スペーサ厚に対して穴2aは大開口であり、スペーサ厚に対する穴直径の比(倍率)は、この穴部に、カバーフィルム1を支持フィルム3に又はその逆に押す方向の力を加えたときフィルムが撓んで、設定値以上の力で導電層1aと3aが接触し、設定値未満ではフィルムの弾性により両フィルムが離れて導電層1aと3aが離れるように定めている。また、スペーサ2には、それぞれとなりあう各穴2aどうしの間で、それぞれの内部の空気が行き来できるように、縦横にとなりあう各穴2aどうしを結ぶ曲線エアベント(通気溝)2xが刻まれている。このエアベント2xは、スペーサ2を厚み方向に貫通するスリットである。
【0033】
支持フィルム3,絶縁スペーサ2およびカバーフィルム1の順(図2)で重ね合わせて3者を一体に接合すると、スペーサ2の各エアベント2xには、カバーフィルム1の通気孔1dが連通し、カバーフィルム1の端子窓1bからは、絶縁スペーサ2の端子窓2bを通して、支持フィルム3の導電層タブ3cが露出する。また、支持フィルム3の端子窓3bには、絶縁スペーサ2の端子窓2cを通して、カバーフィルム1の導電層タブ1cが露出する。
【0034】
露出したタブ1cには、端子窓3b,2cを通して、電気コ−ド4cの絶縁被覆があるリード線4bの心線導体をハンダ付けで接続し、タブ3cには、端子窓1b,2bを通して、絶縁被覆があるリード線4aの心線導体をハンダ付けで接続する。そして端子窓3b,2cおよびその周縁に絶縁被覆5bを、また端子窓1b,2bおよびその周縁に絶縁被覆5aを施す。
【0035】
さらに、通気性シ−トであるゴアテックス(登録商標)6の多孔質膜6aに接合した粘着シート7をカバ−フィルム1の通気孔1dの周りの表面に貼付けることにより、各通気孔1dの外開口を覆う(図3)。粘着シート7は、中心に通気孔1dより直径の大きな丸穴を有する平板リング状である。ゴアテックス6は、多孔質膜6a(下層)に保護用織布6b(上層)を接合したものであり、通気孔1dの外開口は、ゴアテックス6の多孔質膜6aおよび保護用織布6bを通して外気とつながる。以上により、図1に示す感圧スイッチPSSが出来上る。
【0036】
図3に、図1の3A−3A線断面を拡大して示す。例えばこの感圧スイッチPSSを、図4に示すように車両上のシ−ト(座席)に装備した場合、人が着座していないときには、感圧スイッチPSSに押え力が実質上加わらないので、穴2a部において導電層3aと1aは接触せず、リード線4a,4b間は断(スイッチオフ)である。着座すると、カバーフィルム1が着座者の重み(押し力)によりたわみ、絶縁スペーサ2の穴2aに突出し、穴2a内の空気がエアベント2xを通じて通気孔1dから押し出されてフィルムの外に放出される。穴2a内の気圧が下がるので、カバーフィルム1の下面の導電層1aは、支持フィルム3の上面の導電層3aに容易に接触する。これにより、リード線4a,4b間が接(スイッチオン)となる。エアベント2xの幅は、穴2aの直径に対して極細であるので、カバーフィルム1に圧力が加えられても、エアベント2xの部位でカバーフィルム1の下面の導電層1aと支持フィルム3の上面の導電層3aが接触することはない。着座者により加えられていた穴2aに対する押し力が無くなると、カバーフィルム1の弾性によりカバーフィルム1は、支持フィルム3の上面の導電層3aより離れようとする。この時、穴2aには、最寄りの通気孔1dからエアベント2xを介して外気が流入し、カバーフィルム1の戻り力に応じて穴2a内の気圧も上昇する。これにより、カバーフィルム1は容易に支持フィルム3から離れて元の位置(押し力が全く加えられていない状態)に戻ることができる。
【0037】
スペーサ2の穴2aは、エアベント2x及び通気孔1dを介して外空間との間で自由に空気を流入あるいは、流出させることができる。従って、穴2aに押し力が加えられた時には、押しに対して負荷となる空気圧が穴2aから放出されるので、カバーフィルム1が容易に穴2a内に突出することができる。また、穴2aに加えられていた押し力が無くなると、通気孔1d,エアベント2xを介して穴2aに外気が流入するので、弾性により支持フィルム3の上面の導電層3aより離れようとするカバーフィルム1の動きに応じて穴2a内の気圧が回復し、カバーフィルム1は容易に支持フィルム3から離れて元の位置(押し力が全く加えられていない状態)に戻ることができる。つまり、フィルムは穴2aに対して進入/退避し易く、スイッチオン/オフの応答性が高く、スイッチ切換り圧のばらつきが小さい。
【0038】
また、カバーフィルム1と支持フィルム3の材料として使用したポリエチレンナフタレートは、機械的強度が高く、座席下で人の体重による圧力を受けるのに適する。また、その物理的性質(比熱,膨張率,圧縮率等)が変化するガラス転移点Tg点が113度と高く、高熱に対する耐久性も良いので、車内の過酷な使用条件に耐え得る。導電層1a,3aは導電体であればよく、比較的に簡易かつ安価に形成しうるので、感圧スイッチPSSは低コストで提供できる。
【0039】
絶縁スペーサ2のエアベント2xがS字型であり、各穴2aを接続するエアベント2xには、そのS字型通路の中央にカバーフィルム1の通気孔1dが連通しており、穴2aは、エアベント2xと通気孔1dを介して外空間との間で自由に空気を流出あるいは流入させることができる。これにより、スイッチングの応答性が高く、スイッチ切換り圧のばらつきが小さいという効果が得られる。さらに、通気孔1dから水分が入った場合においては、エアベント2x内を通過する際に抵抗の高い水分はエアベント2xのS字型通路に留められ、穴2aには空気のみが流入する。水分が付着しないので、穴2aの電極部である導電層1a,3aの水分による腐食が防止される。従って、感圧スイッチPSSの経時における劣化が少い。
【0040】
−第実施例−
に、第2実施例の感圧スイッチPSSの上視図を示す。第実施例は、絶縁スペーサのエアベント23xが直線上に円が並んで配列された形であり、その他の構成は第1実施例と同一である。つまり、各穴2aを接続するエアベント23xには、その通路の中央にカバーフィルム1の通気孔1dが連通しており、穴2aは、エアベント23xと通気孔1dを介して外空間との間で自由に空気を流出あるいは流入させることができる。これにより、スイッチングの応答性が高く、スイッチ切換り圧のばらつきが小さいという効果が得られる。さらに、通気孔1dから水分が入った場合においては、エアベント23x内を通過する際に抵抗の高い水分はエアベント23xの幅が広い円形部に留まり、穴2aには進入しにくい。穴2aの電極部である導電層1a,3aの水分による腐食が防止される。従って、感圧スイッチPSSの経時における劣化が少い。
【0041】
第1実施例および実施例のいずれも、エアベントに通じる通気孔1dをカバーフィルム1に開けているが、支持フィルム3に開けてもよい。
【0042】
また、第1実施例および実施例のいずれも、カバーフィルム1,スペーサ2および支持フィルム3を、実質上同一の方形としているが、タブ1c,3cを更に長くして、その分フィルム1,3およびスペーサ2を、タブ部で長くして、リード接続部を方形部より突出したものとしてもよい。すなわちリード接続点を方形の外に出してもよい。また、全体形状は、方形に限らず直線,曲線帯状,放射状帯状等々、任意の形状にすることができる。
【0043】
なお、第1および実施例のいずれにおいても、エアベント2x,23xの上下は、導電層の開口3d(図2)となっているので、エアベント2x,23xに滞留した水気は導電層1a,3aには接触しない。
【0044】
さらに、ゴアテックス6は、空気等の気体は通し易いが液体は通しにくい。従って、第1および実施例のいずれにおいても、通気孔1dから水滴が実質上進入しないので電極部である導電層1a,3aの水分による腐食の防止効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の外観を表す斜視図であり、(a)は平面図、(b)は斜視図である。
【図2】 図1に示す感圧スイッチPSSの、カバーフィルム1,スペーサ2および支持フィルム3の分解斜視図である。
【図3】 図1の3A−3A線拡大断面図である。
【図4】 車両上シ−トの側面図であり、図1に示す感圧スイッチPSSを着座検出スイッチとして、車両上のシ−ト(座席)に装着したときの該スイッチの位置を示す。
【図5】 本発明の第2実施例の外観を表す平面図である。
【符号の説明】
PSS:感圧スイッチ
1:カバーフィルム
1a:導電層
1b:端子窓
1c:導電層タブ
1d:通気孔
2:絶縁スペーサ
a:
2b,2c:端子窓
x,23x:エアベント
3:支持フィルム
3a:導電層
3b:端子窓
3c:導電層タブ
3d:導電層の開口
4a,4b:電気リード
4c:電気コ−ド
5a,5b:絶縁被覆
6:ゴアテックス
6a:多孔質膜
6b:保護用織布
7:粘着シート

Claims (11)

  1. 裏面に導電層を有する絶縁体の第1フィルム;厚み方向に貫通する穴およびそれに連通する通気溝を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペーサ;表面に導電層を有し、表面が前記スペーサの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム;および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リード線;を有する感圧スイッチにおいて、
    前記第1および第2フィルムの少くとも一方にあって、前記通気溝とフィルムの外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔;を備え、前記通気溝は前記通気孔と前記穴との間に曲線状部を備える、ことを特徴とする感圧スイッチ。
  2. 裏面に導電層を有する絶縁体の第1フィルム;厚み方向に貫通する穴およびそれに連通する通気溝を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペーサ;表面に導電層を有し、表面が前記スペーサの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム;および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リード線;を有する感圧スイッチにおいて、
    前記第1および第2フィルムの少くとも一方にあって、前記通気溝とフィルムの外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔;を備え、前記通気溝は、溝が延びる方向に、広幅部と該広幅部よりも幅の狭い狭幅部が連続したものであり、前記通気孔が前記広幅部にある、ことを特徴とする感圧スイッチ。
  3. 前記通気孔の開口を通気性シートで覆った、請求項1又は2に記載の感圧スイッチ。
  4. 第1フィルムの導電層は、前記通気溝に対抗する領域に開口を有する;請求項1乃至3のいずれか1つに記載の感圧スイッチ。
  5. 第2フィルムの導電層は、前記通気溝に対抗する領域に開口を有する;請求項1乃至4のいずれか1つに記載の感圧スイッチ。
  6. 前記穴は縦および横にそれぞれ複数が前記通気溝を間において分布する2次元分布であり、隣り合う穴がそれらの間の通気溝を通して連通する;請求項1乃至5のいずれか1つに記載の感圧スイッチ。
  7. 裏面に導電層を有する絶縁体の第1フィルム;厚み方向に貫通する穴およびそれに連通する通気溝を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペ−サ;表面に導電層を有し、表面が前記スペ−サの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム;および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リ−ド線;を有する感圧スイッチにおいて、
    前記第1および第2フィルムの少くとも一方にあって、前記通気溝とフィルムの外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔;を備え、前記通気溝に、前記通気孔から前記穴への水分の侵入を抑制する抑制部を部分的に配設した、ことを特徴とする感圧スイッチ。
  8. 前記通気溝は、前記通気孔と前記穴との間に前記抑制部としての曲線状部を備える、請求項記載の感圧スイッチ。
  9. 前記通気溝は、溝が延びる方向に、広幅部と該広幅部よりも幅が狭い狭幅部が連続したものであり、前記通気孔が前記広幅部にあり、前記抑制部が前記狭幅部である、請求項7記載の感圧スイッチ。
  10. 裏面に導電層を有する絶縁体の第1フィルム;厚み方向に貫通する穴およびそれに連通する通気溝を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペ−サ;表面に導電層を有し、表面が前記スペ−サの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム;および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リ−ド線;を有する感圧スイッチにおいて、
    前記第1および第2フィルムの少くとも一方にあって、前記通気溝とフィルムの外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔;を備え、前記通気孔と前記穴との間に、前記通気と、前記通気溝よりも水分の侵入を抑制する制御部を配設した、ことを特徴とする感圧スイッチ。
  11. 裏面に導電層を有する絶縁体の第1フィルム;厚み方向に貫通する穴およびそれに連通する通気溝を有し、表面が第1フィルムの裏面に接合した絶縁体のスペ−サ;表面に導電層を有し、表面が前記スペ−サの裏面に接合した絶縁体の第2フィルム;および、第1フィルムおよび第2フィルムの導電層に接続した第1および第2リ−ド線;を有し、車両のシートに配設される感圧スイッチにおいて、
    前記第1および第2フィルムの少くとも一方にあって、前記通気溝とフィルムの外面に開きフィルムをその厚み方向に貫通した通気孔;を備え、前記通気孔の開口を通気性シートで覆い、前記通気性シートは前記穴の領域にかからない、ことを特徴とする感圧スイッチ。
JP34114296A 1996-12-20 1996-12-20 感圧スイッチ Expired - Fee Related JP3962959B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34114296A JP3962959B2 (ja) 1996-12-20 1996-12-20 感圧スイッチ
DE19756804A DE19756804C2 (de) 1996-12-20 1997-12-19 Druckempfindlicher Schalter
US08/996,039 US5895900A (en) 1996-12-20 1997-12-22 Pressure sensitive seat switch with air vent passages

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34114296A JP3962959B2 (ja) 1996-12-20 1996-12-20 感圧スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10188725A JPH10188725A (ja) 1998-07-21
JP3962959B2 true JP3962959B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=18343653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34114296A Expired - Fee Related JP3962959B2 (ja) 1996-12-20 1996-12-20 感圧スイッチ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5895900A (ja)
JP (1) JP3962959B2 (ja)
DE (1) DE19756804C2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LU90578B1 (de) * 2000-05-05 2001-11-06 Iee Sarl Sensormatte fuer Fahrzeug
US7519695B2 (en) * 2000-05-26 2009-04-14 Ipass Inc. Service quality monitoring process
JP2004502273A (ja) 2000-06-30 2004-01-22 ビテレク・ベー・ブイ 感圧スイッチ
US6797906B2 (en) * 2002-03-15 2004-09-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Membrane switch, key switch using membrane switch, keyboard having key switches, and personal computer having keyboard
US7075449B2 (en) * 2002-12-13 2006-07-11 Woodbridge Foam Corporation Vehicle occupant sensor system
DE10326400A1 (de) 2003-06-12 2004-12-30 Bayerische Motoren Werke Ag Bedienelement
US7641229B2 (en) 2003-06-25 2010-01-05 Autoliv Asp, Inc. Seat control structure for occupant classification systems
FR2866151B1 (fr) * 2004-02-11 2007-06-15 Faurecia Sieges Automobile Capteur de presence, matelassure pourvue d'un tel capteur, moule et procede pour realiser une telle matelassure, element de siege, dispositif de detection et vehicule
US7304860B2 (en) * 2006-01-17 2007-12-04 Huo-Lu Tsai Printed circuit board with thin film switches for a keyboard
CA2694560C (en) 2009-02-24 2014-02-04 Research In Motion Corporation Breathable sealed dome switch assembly
JP5244970B2 (ja) * 2009-05-29 2013-07-24 株式会社フジクラ 着座センサ
JP5556184B2 (ja) * 2010-01-13 2014-07-23 オムロン株式会社 トリガスイッチおよびこれを用いた電動工具
LU92400B1 (en) * 2014-03-17 2015-09-18 Iee Interntional Electronics & Engineering Sa Seat occupancy sensor
WO2017145733A1 (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 プッシュスイッチ
JP7034744B2 (ja) * 2018-01-31 2022-03-14 株式会社本田電子技研 マットセンサー

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3704352A (en) * 1971-11-17 1972-11-28 John G Fontaine Composite seat and switch
US3898421A (en) * 1972-08-18 1975-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd Push button switch with elastic conductive sheet
US4046975A (en) * 1975-09-22 1977-09-06 Chomerics, Inc. Keyboard switch assembly having internal gas passages preformed in spacer member
US4066851A (en) * 1975-10-30 1978-01-03 Chomerics, Inc. Keyboard switch assembly having foldable printed circuit board, integral spacer and preformed depression-type alignment fold
US4066855B1 (en) * 1976-11-22 1997-05-13 St Clair Intellectual Property Vented membrane-type touch panel
US4200777A (en) * 1977-04-22 1980-04-29 Miller Norman K Pressure switch
US4249044A (en) * 1979-04-23 1981-02-03 Oak Industries, Inc. Membrane switch with means for preventing contamination of the interior thereof
US4314227A (en) * 1979-09-24 1982-02-02 Eventoff Franklin Neal Electronic pressure sensitive transducer apparatus
GB2064873B (en) * 1979-11-26 1984-09-05 Eventoff Franklin Neal Pressure sensitive electric switch
US4400595A (en) * 1981-05-28 1983-08-23 Rogers Corporation Membrane switch assembly
JPS5977747U (ja) * 1982-11-17 1984-05-25 株式会社東海理化電機製作所 圧力スイツチ
JP2567049B2 (ja) * 1988-08-11 1996-12-25 日本電信電話株式会社 含フッ素ポリイミドの製造方法
DE3839134C1 (ja) * 1988-11-19 1990-02-15 Arthur 4720 Beckum De Rumpel
US5232243A (en) * 1991-04-09 1993-08-03 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Occupant sensing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
DE19756804A1 (de) 1998-07-02
JPH10188725A (ja) 1998-07-21
US5895900A (en) 1999-04-20
DE19756804C2 (de) 2001-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3728711B2 (ja) 着座検出装置
JP3962959B2 (ja) 感圧スイッチ
JP3664622B2 (ja) 感圧装置
JP2001133339A (ja) 着座センサ及びこれを用いた検出装置
US4994634A (en) Sheet switch
US5965856A (en) Pressure sensitive switch
GB2064222A (en) Security alarm sensor element
JPH11312439A (ja) メンブレンスイッチ
JP3881812B2 (ja) 着座センサ
JP2017162739A (ja) 透明面状デバイス及び透明面状デバイスの製造方法
JPH0564880B2 (ja)
TWM564248U (zh) 薄膜開關裝置
JP2004502273A (ja) 感圧スイッチ
JPH0447934B2 (ja)
JP4131756B2 (ja) メンブレンスイッチ
JP4157609B2 (ja) 感圧スイッチ
JP2017187362A (ja) 荷重検知センサ及びシート装置
JP2011513758A (ja) シートセンサ装置
JP2000348564A (ja) 感圧装置
JPH0781975B2 (ja) 感湿素子
JP4166858B2 (ja) メンブレンスイッチ
JP7169455B2 (ja) センサ装置及び車両用シート
JPH10206254A (ja) 感圧スイッチ
CN213812677U (zh) 柔性压力传感器
JP2753905B2 (ja) 焦電素子

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070328

TRDD Decision of grant or rejection written
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070510

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees