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JP3943099B2 - X線検査装置 - Google Patents

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JP3943099B2
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Description

本発明は、例えば湿布薬や調味料などの非透明の包装材を用いた被検査物のシール部における内容物の噛み込みなどを検出してシール不良の有無を検査するX線検査装置に関するものである。
例えば袋状の包装物に被包装物を収容した製品の場合、包装物への被包装物の収容後に開口部分にシールが施される。その際、包装物のシール部に被包装物やそのくず等が噛み込まれることがあり、このシール不良の製品は不良品として排除する必要がある。
そこで、従来、この種の被包装物の噛み込みなどを検出してシール不良の有無を検査するシール部不良検出装置として、投光手段と複数の光強度検出手段を設け、2個の光強度検出手段からの出力に基づく差分画像を用いたものが知られている。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては下記特許文献1に開示されるシール部不良検出装置が知られている。
図8は下記特許文献1に開示されるシール部不良検出装置の一構成例を示すブロック図である。
図8に示すシール部不良検出装置51は、投光手段52、複数の光強度検出手段53(53a,53b)、基準値設定手段54、差検出手段55、比較判定手段56を備えている。投光手段52は、包装物57のシール部58に光を投射している。複数の光強度検出手段53a,53bは、包装物57のシール部58を間にして投光手段52と対向した位置に設けられる。この光強度検出手段53a,53bは、投光手段52からの光の投射により包装物57のシール部58を透過した光を検出している。基準値設定手段54は、包装物57のシール部58における内容物の噛み込みの有無を判別するための基準値を予め設定している。差検出手段55は、複数の光強度検出手段53のうちの2個からの出力の差を算出している。比較判定手段56は、積分回路56aとコンパレータ56bを備えて構成され、差検出手段55からの出力を積分回路56aにより積分し、この積分出力と基準値設定手段54からの基準値とを比較し、積分出力が基準値設定手段54からの基準値よりも大きければ、包装物57のシール部58における内容物の噛み込みがあると判定している。
このように、図8に示すシール部不良検出装置51では、差検出手段55において複数の光強度検出手段53のうちの2個からの出力の差をとり、比較判定手段56が基準値設定手段54からの基準値と差検出手段55からの出力とを比較し、その比較結果に基づいて包装物57のシール部58における内容物の噛み込みの有無を判定している。
また、上記シール部不良検出装置51とは別に、投光手段とCCDカメラを備え、投光手段から投光されて被検査物のシール部を透過した光をCCDカメラによって受光し、受光した画像信号に基づいてシール部の不良検出を行うものも知られている。
特開平7−146251号公報
しかしながら、図8のシール部不良検出装置51や投光手段とCCDカメラを備えた従来の装置では、例えば湿布薬や調味料などのような透過量の低い非透明の包装材を用いた被検査物を検査対象とした場合、投光手段から投光された光の大半が非透明の包装材によって遮られてしまうことなり、正確にシール部の不良検出を行うことができなかった。
また、図8の従来のシール部不良検出装置51では、シール部を複数箇所に備えた包装物や大きさの異なる包装物のシール部の不良検出を行う場合、包装物に応じて投光手段52や光強度手段53を複数箇所に設ける必要があり、各種包装物のシール部の不良検出に対応するためには構造が複雑化してしまい、汎用性に欠けていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、湿布薬や調味料などの包装材を用いた被検査物におけるシール部の被包装物の噛み込みなどを高精度に検出してシール不良の有無を検査することができるX線検査装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に記載された請求項1のX線検査装置は、所定間隔をおいて搬送ライン上を搬送される包装材Wpを用いた被検査物Wのシール不良の有無を検査するX線検査装置1であって、
前記被検査物にX線を曝射したときの透過画像から前記被検査物と前記搬送ラインのベルト面とを区分けして前記被検査物の外形を示す外形領域S1を抽出する外形領域抽出手段18と、
前記外形領域抽出手段が抽出した外形領域を基準として、予め設定されたシール部情報に基づいてシール部領域S2を算出するシール部領域算出手段19と、
前記シール部領域の画像の濃淡レベルを用いてシール不良の有無を判別する判別手段20とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載のX線検査装置は、請求項1記載のX線検査装置において、
前記シール部情報として前記被検査物Wのシール部寸法情報を数値入力する設定入力手段15を備え、
前記シール部領域算出手段19が、前記設定入力手段で数値入力されたシール部寸法情報に基づいてシール部領域域S2を算出することを特徴とする。
請求項3記載のX線検査装置は、請求項1または2に記載のX線検査装置において、
前記判別手段2は、前記シール部領域S2内で画像の濃淡レベルの特異点を抽出してシール不良の有無を判別することを特徴とする。
請求項4記載のX線検査装置は、請求項3記載のX線検査装置において、
前記シール部領域S2内の任意の箇所と周囲との間で、設定値による急峻なレベル変化がある箇所を特異点として抽出してシール不良の有無を判別することを特徴とする。
請求項5記載のX線検査装置は、請求項に記載のX線検査装置において、
前記シール部領域S2内の濃淡レベルの平均値に対して設定値以上の差がある箇所を特異点として抽出してシール不良の有無を判別することを特徴とする。
請求項6記載のX線検査装置は、請求項に記載のX線検査装置において、
前記シール部領域S2内の濃淡レベルのばらつき幅が設定値以上を示すとき特異点として抽出してシール不良の有無を判別することを特徴とする。
請求項7記載のX線検査装置は、請求項1または2に記載のX線検査装置において、
前記判別手段20は、前記シール部領域S2内の画像の濃淡レベルと前記被検査物の内容物Waの画像の濃淡レベルとの比較によりシール不良の有無を判別することを特徴とする。
請求項8記載のX線検査装置は、請求項1〜7のいずれかに記載のX線検査装置において、
前記被検査物WにX線を曝射したときの透過画像から内容物Waの画像を抽出する画像抽出手段17を備え、
前記判別手段20は、前記画像抽出手段によって抽出された前記被検査物の内容物領域内における内容物の異物の有無を判別する異物判別手段20aを具備することを特徴とする。
請求項9記載のX線検査装置は、請求項1〜7のいずれかに記載のX線検査装置において、
前記被検査物WにX線を曝射したときの透過画像から内容物Waの画像を抽出する画像抽出手段17を備え、
前記判別手段20は、前記画像抽出手段によって抽出された前記被検査物の内容物領域内における内容物の欠品の有無を判別する欠品判別手段20bを具備することを特徴とする。
本発明に係るX線検査装置によれば、被検査物にX線を曝射したときのX線透過データから被検査物と搬送ラインのベルト面とを区分けして被検査物の外形領域を抽出し、この抽出した外形領域を基準として、予め設定されたシール部情報に基づいてシール部領域を算出し、算出したシール部領域内の濃淡レベルが内容物と同等レベル以上か否か、シール部領域内での画像の濃淡レベルの特異点の有無、シール部領域内の任意の箇所と周囲との件での設定値による急峻なレベル変化の有無、シール部領域内の濃淡レベルの平均値に対する設定以上の差がある箇所の有無、シール部領域内の濃淡レベルのばらつき幅が設定値以上か否かによって被検査物のシール不良の検査を高精度に行うことができる。
そして、特に、湿布薬や調味料などのように、フィルム状の薄い非透明の包装材を用いた被検査物の場合でも、シール部の内容物の噛み込みなどを高精度に検出してシール不良の有無を検査することができる。
また、被検査物が搬送途中で位置ずれを起こしても、X線透過データに基づいて被検査物の外形領域を抽出し、この抽出した外形領域を基準として、予め設定されたシール部情報に基づいてシール部領域を算出することによりシール不良の有無を正確に検査することができる。
さらに、被検査物のシール部の不良の有無、内容物の異物の有無、内容物の欠品の有無を検査する構成とすれば、異なる検査項目を1つの装置で行うことができ、設備費を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本発明によるX線検査装置の外観を示す斜視図、図2は同X線検査装置の検出対象となる被検査物の概略平面図、図3は同X線検査装置の電気的構成を示すブロック図、図4は同X線検査装置において被検査物の外形領域を抽出する際に用いられる被検査物の全体画像のヒストグラムを示す概略図、図5は同X線検査装置の他の構成例を示す部分拡大図、図6は図5の構成を採用して被検査物の外形領域を抽出する際に用いられる被検査物のXY平面画像の濃淡レベルを示す概略図、図7は図3の判別手段の他の構成例を示すブロック図である。
本例のX線検査装置1(1A,1B)は、搬送ラインの一部に設けられ、所定間隔をおいて順次搬送されてくる被検査物Wの内容物の噛み込み等によるシール部不良の有無や被検査物W中の異物混入の有無を検出するものである。
特に、本例のX線検査装置1は、透光しにくい非透明の包装材Wpを用いた湿布薬や調味料などの被検査物Wにおけるシール部Ws(図2の破線で示す4辺の枠状部分)の不良検出に適している。なお、本例では、包装材のシール部領域の少なくとも一部が非透明な材質(印刷や半透明など、光が透過しにくくカメラ等での検査が不可能な材質)からなる被検査物を検査対象としている。また、シール部Wsの不良としては、例えば内容物の噛み込み、虫などの内容物以外の噛み込み、シール部のしわ発生による接着不良、破損などがある。
図1に示すX線検査装置1Aは、搬送部2と異物検出部3とが装置本体4内部に設けられ、表示器5が装置本体4の前面上部に設けられている。
搬送部2は、同一品種の被検査物Wを、所定間隔をおいて順次搬送している。この搬送部2は、例えば装置本体4に対して水平に配置されたベルトコンベアで構成することができる。搬送部2は、図1に示す駆動モータ6の駆動により予め設定された所定の搬送速度で搬入口7から搬入された被検査物Wを搬出口8側(図中搬送方向X)に向けて搬送させる。
異物検出部3は、搬送される被検査物Wを搬送路途中においてシール部Wsの不良や異物混入の有無を検出するもので、搬送部2の上方に所定高さ離れて設けられるX線発生器9と、搬送部2内にX線発生器9と対向して設けられるX線検出器10を備えて構成される。
X線発生器9は、金属製の箱体11内部に設けられる円筒状のX線管12を不図示の絶縁油により浸漬した構成であり、X線管12の陰極からの電子ビームを陽極ターゲットに照射させてX線を生成している。X線管12は、その長手方向が被検査物Wの搬送方向Xと直交する方向(Y方向)に設けられている。X線管12により生成されたX線は、下方のX線検出器10に向けて、長手方向に沿った不図示のスリットにより略三角形状のスクリーン状にして曝射するようになっている。
X線検出器10は、被検査物Wに対してX線が曝射されたときに、被検査物Wを透過してくるX線を検出し、この検出したX線の透過量に応じた電気信号を出力している。このX線検出器10は、搬送部2上を搬送される被検査物Wの搬送方向Xと直交するY方向に沿って設けられる。このX線検出器10には、ライン状に配列された複数のフォトダイオードと、フォトダイオード上に設けられたシンチレータとを備えたアレイ状のラインセンサが用いられる。
図3に示すように、搬送部2の搬入口7側には、被検査物Wの通過を検出するための位置検出手段13が設けられている。この位置検出手段13は、搬送部2としてのベルトコンベアの入口側に設けられる一対の投受光器からなるフォトセンサで構成される。この構成により、被検査物Wがフォトセンサの前を通過している間では位置検出手段13からオン信号が信号処理手段14にタイミング信号として入力される。
このような構成によるX線検出器10では、搬送部2上を搬送される被検査物Wに対してX線発生器9からX線が曝射される。そして、この被検査物WへのX線の曝射に伴って被検査物Wを透過してくるX線をシンチレータで受けて光に変換する。このシンチレータで変換された光は、その下部に配置されるフォトダイオードによって受光される。そして、各フォトダイオードは、受光した光を電気信号に変換して出力する。このX線検出器10は、受けたX線の強さに対応したレベルを有した電気信号を信号処理手段14に出力する。
図3において、信号処理手段14は、CPUやメモリなどを備えて構成され、位置検出手段13が被検査物Wを検出したときのオン信号をタイミング信号とする所定時間後に、X線検出器10からの電気信号を取り込んで各種信号処理を行っている。
図3に示すように、信号処理手段14は、設定入力手段15、記憶手段(データメモリ)16、画像抽出手段17、外形領域抽出手段18、シール部領域算出手段19、判別手段20を備えている。
設定入力手段15は、被検査物Wにおけるシール部Wsの検査や表示に関する各種設定や指示を与えるためのユーザが操作する複数のキーやスイッチ等で構成される。設定入力手段15は、被検査物Wのシール部Wsの幅寸法(例えば外形が矩形状であれば、外形の4辺から内側に向かう寸法)を適宜数値入力している。また、設定入力手段15は、シール部Wsを有する箇所(図4の例では上下左右辺の4箇所)の数を入力したり、被検査物Wの品種を指定することにより予め記憶された被検査物Wの品種に対応したシール部Wsの幅寸法を設定するなど、シール部Wsに関する各種情報を入力することができる。
さらに、設定入力手段15は、上記設定の他、搬送部2の搬送速度の設定や被検査物Wのシール部Wsにおけるシール不良の有無を判定するための基準となる検出リミット値を設定している。また、設定入力手段15では、後述する複数の検査を行う際に、被検査物W中の異物の混入の有無や内容物の欠品の有無を判定するための基準となる検出リミット値が設定可能となっている。これら検出リミット値は、被検査物Wの品種や検出対象となる異物の種類などに応じて適宜設定される。
記憶手段16には、各被検査物W毎のX線透過データが格納される。このX線透過データは、X線検出器10からの電気信号を不図示のA/D変換器によりA/D変換したデータを位置検出手段13の検出タイミングで取り込むことにより得られる。さらに説明すると、この記憶手段16には、1つの被検査物Wの検査を行う毎に、X線検出器10の1ライン(Y方向)あたり例えば640個のX線透過データが、少なくとも搬送される被検査物Wの搬送方向の長さ(前端から後端までの検出期間に相当)に対応した所定ライン数(480ライン)だけ格納される。
画像抽出手段17は、記憶手段16に格納されたX線透過データから全体の濃淡画像(搬送部2のベルト面を含む被検査物W毎の全体画像)を作成し、この作成された全体の濃淡画像から内容物Waの濃淡画像を抽出している。
なお、図示はしないが、信号処理手段14はフィルタ手段を備えており、被検査物Wとして、例えば湿布薬のような極めて薄い包装材Wpに内容物Waが収容されている場合、記憶手段16に格納された被検査物WのX線透過データに対して所定のフィルタ処理を施している。このフィルタ処理の際には、例えば微分フィルタ(Robertsフィルタ、Prewittフィルタ、Sobelフィルタ)やラプラシアンフィルタなどの特徴抽出フィルタが用いられる。これにより、全体画像を強調してエッジ検出し易くするとともに、検出対象の異物情報をより強調して抽出し易くしている。
外形領域抽出手段18は、記憶手段16に格納されたX線透過データによる全体画像から被検査物Wの輪郭から内側の面積を示す外形領域S1を抽出している。さらに、図4を参照しながら説明すると、この外形領域抽出手段18では、まず、記憶手段16に格納されたX線透過データから全体のヒストグラムを求める。そして、求めた全体のヒストグラムから被検査物WのデータD1と、被検査物W以外(実際には搬送部2のベルト面)のデータD2とに切り分けて2値化する。ここでは、被検査物のデータD1を255とし、被検査物以外のデータD2を0とする。そして、2値化された被検査物のデータD1を外形領域S1として抽出している。
シール部領域算出手段19は、外形領域抽出手段18が抽出した外形領域S1からシール部領域S2を算出している。このシール部領域S2は、設定入力手段15からシール部Wsに関する情報、例えばシール部Wsの幅寸法の数値が入力されると、抽出された外形領域S1の画像を設定入力された幅寸法だけ縮小する。そして、縮小された画像を外形領域S1の画像から差し引いてシール部領域S2を算出する。
判別手段20は、シール部算出手段19が算出したシール部領域S2の画像の濃淡レベルと、画像抽出手段17が抽出した被検査物Wの内容物Waの画像の濃淡レベルとの比較によりシール不良の有無を判別し、この判別結果からシール正常又はシール不良を示す選別信号を外部出力している。
すなわち、この判別手段20では、シール部領域S2の中に被検査物Wの内容物Waの画像の濃淡レベルと同等以上の濃淡レベルが存在するときに、その被検査物Wにシール不良ありと判別し、シール不良を示す選別信号を外部出力する。これに対し、シール部領域S2の中に被検査物Wの内容物Waの画像の濃淡レベルと同等以上の濃淡レベルが存在しないときには、その被検査物Wにシール不良なしと判別し、シール正常を示す選別信号を外部出力する。
表示器5の表示画面には、画像抽出手段17が抽出した被検査物Wの内容物の画像、外形領域抽出手段18が抽出した外形領域S1の画像、シール部領域算出手段19が算出したシール部領域S2の画像、判別手段20の判別結果に基づいて被検査物Wを平面視したX線透過画像、「OK」や「NG」の良否判定結果、総検査数、良品数、NG総数などの検査結果が設定入力手段15からの所定のキー操作に基づいて表示される。
上記構成によるX線検査装置1Aによって被検査物Wのシール部Wsの検査を行う場合には、信号処理手段14において以下の処理が実行される。まず、記憶手段16に格納されたX線透過データから全体の濃淡画像(被検査物Wと搬送部2のベルト面を含む全体画像)を作成し、この作成された全体の濃淡画像から内容物Waの濃淡画像を抽出する。
次に、上記全体の濃淡画像から被検査物Wの輪郭から内側の面積を示す外形領域S1を抽出する。この外形領域S1を抽出するにあたっては、記憶手段16に格納されたX線透過データから図4に示すような被検査物Wの全体のヒストグラムを求める。続いて、求めた全体のヒストグラムから被検査物WのデータD1と、被検査物W以外(搬送部2のベルト面)のデータD2とに切り分けて2値化する。図4は湿布薬を被検査物Wとした全体のヒストグラムを示しており、この全体のヒストグラムにおいて、被検査物WのデータD1を255とし、被検査物W以外のデータD2を0としてデータを2値化している。そして、2値化されたデータのうち、被検査物WのデータD1を外形領域S1として抽出する。
上記外形領域S1が抽出されると、この外形領域S1からシール部領域S2を算出する。このシール部領域S2の算出は、設定入力手段15からシール部Wsに関する情報に基づいて行われる。すなわち、設定入力手段15から例えばシール部Wsの幅寸法の数値が入力されると、抽出された外形領域S1の画像を設定入力された幅寸法だけ縮小する。そして、縮小された画像を外形領域S1の画像から差し引いてシール部領域S2を算出する。
上記のようにシール部領域S2が算出されると、このシール部領域S2の画像の濃淡レベルと、画像抽出手段17が抽出した被検査物Wの内容物Waの画像の濃淡レベルとを比較してシール不良の有無を判別する。
そして、シール部領域S2の中に被検査物Wの内容物Waの画像の濃淡レベルと同等以上の濃淡レベルが存在すれば、その被検査物Wにシール不良ありと判別し、シール不良を示す選別信号を外部出力する。これに対し、シール部領域S2の中に被検査物Wの内容物Waの画像の濃淡レベルと同等以上の濃淡レベルが存在しなければ、その被検査物Wにシール不良なしと判別し、シール正常を示す選別信号を外部出力する。
次に、本発明によるX線検査装置の他の構成とシール部不良検出処理の他の例について図5および図6を参照しながら説明する。
図5のX線検査装置1Bは、図1のX線検査装置1Aと比較して、被検査物Wの搬送構造と被検査物Wの外形領域の抽出処理(図3の外形領域抽出手段18の処理内容)とが相違し、その他の構成および作用については同一である。このX線検査装置1Bでは、被検査物Wがガイド部材31によってガイドされながら搬送部2上を搬送される。
ガイド部材31は、搬送部2の両側にX方向(搬送方向)に沿って対に設けられる。ガイド部材31は、被検査物Wの搬送の妨げにならない摩擦抵抗の小さい材料で構成される。この一対のガイド部材31は、少なくとも一方がY方向に調整可能とされている。これにより、被検査物Wの幅に合わせてガイド部材31をY方向に調整することができる。そして、被検査物Wは、両側がガイド部材31でガイドされて位置ずれを起こすことなくX方向(搬送方向)に搬送される。
図5の構成を採用したX線検査装置1Bによって被検査物Wのシール部Wsの検査を行う場合には、信号処理手段14において以下の処理が実行される。まず、記憶手段16に格納されたX線透過データから全体の濃淡画像(被検査物Wと搬送部2のベルト面を含む全体画像)を作成し、この作成された全体の濃淡画像から内容物Waの濃淡画像を抽出する。
次に、上記全体の濃淡画像から被検査物Wの輪郭部分に相当する外形を抽出する。この外形の抽出は、図6に示すように、被検査物の搬送方向(矢印X方向)の画像の濃淡レベルと、被検査物の搬送方向と直交する方向(矢印Y方向)の画像の濃淡レベルに基づいて行う。図6の例では、位置検出手段13からの検出タイミングから所定時間後(被検査物Wが異物検出部3に到達するまでに要する時間)のタイミングで取り込まれたXY方向の画像の一番外側の濃淡レベルを搬送部2のベルト面と判断し、その一つ内側の濃淡レベルを被検査物Wの外形の濃淡レベルと判断し、この外形の濃淡レベルと判断したXY方向4箇所を結んだ直線を外形として抽出する。
上記外形が抽出されると、この外形からシール部領域S2を算出する。このシール部領域S2の算出は、設定入力手段15からシール部Wsに関する情報に基づいて行われる。すなわち、設定入力手段15から例えばシール部Wsの幅寸法の数値が入力されると、抽出された外形から設定入力された寸法分だけ輪郭を縮小する。そして、縮小された輪郭と外形に挟まれる領域をシール部領域S2として算出する。
上記のようにシール部領域S2が算出されると、このシール部領域S2の画像の濃淡レベルと、画像抽出手段17が抽出した被検査物Wの内容物Waの画像の濃淡レベルとを比較してシール不良の有無を判別する。
そして、シール部領域S2の中に被検査物Wの内容物Waの画像の濃淡レベルと同等以上の濃淡レベルが存在すれば、その被検査物Wにシール不良ありと判別し、シール不良を示す選別信号を外部出力する。これに対し、シール部領域S2の中に被検査物Wの内容物Waの画像の濃淡レベルと同等以上の濃淡レベルが存在しなければ、その被検査物Wにシール不良なしと判別し、シール正常を示す選別信号を外部出力する。
ところで、上述した形態では、記憶手段16に格納されたX線透過データから被検査物Wの全体のヒストグラムを求め、求めた全体のヒストグラムから被検査物Wのデータと、被検査物W以外のデータとに切り分けて2値化し、被検査物WのデータD1を外形領域S1として抽出しているが、図4の二点鎖線(閾値)で示すように、被検査物Wの搬送毎に求めた全体のヒストグラムの最初の谷を、被検査物Wのデータと、被検査物W以外のデータとを切り分ける閾値として用いることができる。
また、上述した形態では、シール部領域内の濃淡レベルを用いたシール不良判別の例として、シール部領域内に内容物と同等レベル以上の濃淡レベルが存在するか否かによって被検査物のシール不良の有無を判別しているが、シール部領域内の特異点を抽出し、この特異点の有無に基づいてシール不良の有無を判別することもできる。
この場合、シール部領域内の特異点は、例えば濃度分布、平均値との差、ばらつきなどによって抽出される。濃度分布による特異点の抽出では、シール部領域内で任意箇所の濃淡レベルとその周囲の濃淡レベルとを比較し、任意箇所と周囲との間に設定値による急峻なレベル変化見られるときにその任意箇所を特異点として抽出している。平均値との差による特異点の抽出では、シール部領域内の濃淡レベルの平均値に対して設定値以上の差がある箇所を特異点として抽出している。ばらつきによる特異点の抽出では、シール部領域内の濃淡レベルのばらつき幅(分散値)が設定値以上を示す箇所を特異点として抽出している。なお、上述した各特異点の抽出に用いられる設定値は、予め設定入力手段15から入力される。そして、判別手段20は、シール部領域内で特異点が抽出されると、その被検査物Wにシール不良ありと判別し、シール不良を示す選別信号を外部出力する。これに対し、シール部領域内で特異点が抽出されなければ、その被検査物Wにシール不良なしと判別し、シール正常を示す選別信号を外部出力する。このシール部領域内の特異点の有無によるシール不良判別によれば、例えば虫などの内容物以外の噛み込み、接着不良、破損など、内容物の濃淡レベルに関係しないシール不良も検出することができる。
このように、本例のX線検査装置1では、X線透過データから被検査物の外形領域を抽出し、さらに予め設定されたシール部情報に基づいて外形領域からシール部領域を算出し、算出したシール部領域内に内容物と同等レベル以上の濃淡レベルが存在するか否か、またシール部領域内で抽出される特異点の有無によって被検査物のシール不良の検査を高精度に行うことができる。
そして、本例のX線検査装置によれば、特に、湿布薬や調味料などのように、フィルム状の薄い非透明の包装材を用いた被検査物Wの場合でも、シール部Wsの内容物Waの噛み込みなどを高精度に検出してシール不良の有無を検査することができる。
また、X線検査装置1Aでは、搬送部2上を搬送される被検査物Wが搬送途中で位置ずれを起こしても、X線透過データに基づいて被検査物Wの外形領域S1を抽出し、この抽出した外形領域S1を基準として、予め設定されたシール部情報に基づいてシール部領域S2を算出している。そして、この算出されたシール部領域S2内に被検査物Wの内容物Waの濃淡レベルと同等以上のレベルが存在するか否か、またはシール部領域S2内で抽出される特異点の有無によりシール不良の有無を正確に検査することができる。
ところで、上述した各実施の形態の本例のX線検査装置1(1A,1B)では、被検査物Wのシール部Wsの検査と並行して、被検査物WにX線を曝射したときのX線の透過量から被検査物W中の異物混入の有無の検査(異物検査)や内容物の欠品の有無の検査(欠品検査)も行われる。図7はその際の判別手段の構成を示している。なお、図7の判別手段を備えたX線検査装置の他の構成については図3と同一なので、その説明を省略している。
図7に示す判別手段20は、上述したシール部の有無の判別の他、被検査物Wの内容物の異物の有無を判別する異物判別手段20aと、被検査物Wの内容物の欠品の有無を判別する欠品判別手段20bを有している。
被検査物W中の異物混入の有無を検査する場合、異物判別手段20aは、画像抽出手段17が抽出した被検査物Wの内容物の画像として得られる被検査物Wの内容物領域において、内容物領域内で濃淡レベルが他と違う部分を異物として判断している(図6において、内容物領域内に他の部分より濃淡レベルの高い部分が存在するとき、その濃淡レベルの高い部分を異物として判断)。さらに説明すると、異物判別手段20aは、画像抽出手段17によって抽出された被検査物Wの内容物領域のX線透過データの濃淡レベルと、設定入力手段15により予め設定された異物検出リミット値とを比較し、X線透過データが異物検出リミット値を超えたときに、その被検査物Wに異物が混入していると判断している。なお、異物検出リミット値は、被検査物W毎にその内容物に応じて適宜設定入力手段15から設定可能とされている。
被検査物W中の欠品の有無を検査する場合、欠品判別手段20bは、被検査物Wの内容物領域において、濃淡レベルが予め設定される欠品検出リミット値より低い(X線透過量が大きい)ときに、包装材Wp中にある例えば湿布薬の枚数が少なくなっていると判別している。また、欠品判別手段20bは、予め設定された欠品用検出マスク領域を用い、この欠品用検出マスク領域の各内容物領域毎に内容物と同等の濃淡レベルが存在する面積に応じて内容物の有無を判別している。なお、欠品検出リミット値や欠品用検出マスク領域は、被検査物W毎にその内容物に応じて適宜設定入力手段15から設定入力可能とされている。
このように、本例のX検査装置において、被検査物Wのシール部Wsの不良の有無、内容物Waの異物の有無、内容物Waの欠品の有無を検査する構成とすれば、異なる検査項目を1つの装置で行うことができ、設備費を抑えることができる。
本発明によるX線検査装置の外観を示す斜視図である。 本発明によるX線検査装置の検出対象となる被検査物の一例を示す概略平面図である。 本発明によるX線検査装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明によるX線検査装置において被検査物の外形領域を抽出する際に用いられる被検査物の全体画像のヒストグラムを示す概略図である。 本発明によるX線検査装置の他の構成例を示す部分拡大図である。 図5の構成を採用して被検査物の外形領域を抽出する際に用いられる被検査物のXY平面画像の濃淡レベルを示す概略図である。 図3の判別手段の他の構成を示すブロック図である。 特開平7−146251号公報に開示される従来のシール部不良検出装置の一構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 X線検査装置
13 位置検出手段
14 信号処理手段
15 設定入力手段
16 記憶手段
17 画像抽出手段
18 外形領域抽出手段
19 シール部領域算出手段
20 判別手段
W 被検査物
Ws シール部
Wa 内容物
S1 外形領域
S2 シール部領域

Claims (9)

  1. 所定間隔をおいて搬送ライン上を搬送される包装材(Wp)を用いた被検査物(W)のシール不良の有無を検査するX線検査装置(1)であって、
    前記被検査物にX線を曝射したときの透過画像から前記被検査物と前記搬送ラインのベルト面とを区分けして前記被検査物の外形を示す外形領域(S1)を抽出する外形領域抽出手段(18)と、
    前記外形領域抽出手段が抽出した外形領域を基準として、予め設定されたシール部情報に基づいてシール部領域(S2)を算出するシール部領域算出手段(19)と、
    前記シール部領域の画像の濃淡レベルを用いてシール不良の有無を判別する判別手段(20を備えたことを特徴とするX線検査装置。
  2. 前記シール部情報として前記被検査物(W)のシール部寸法情報を数値入力する設定入力手段(15)を備え、
    前記シール部領域算出手段(19)が、前記設定入力手段で数値入力されたシール部寸法情報に基づいてシール部領域域(S2)を算出することを特徴とする請求項1記載のX線検査装置。
  3. 前記判別手段(2)は、前記シール部領域(S2)内で画像の濃淡レベルの特異点を抽出してシール不良の有無を判別することを特徴とする請求項1または2に記載のX線検査装置。
  4. 前記シール部領域(S2)内の任意の箇所と周囲との間で、設定値による急峻なレベル変化がある箇所を特異点として抽出してシール不良の有無を判別する請求項3記載のX線検査装置。
  5. 前記シール部領域(S2)内の濃淡レベルの平均値に対して設定値以上の差がある箇所を特異点として抽出してシール不良の有無を判別する請求項に記載のX線検査装置。
  6. 前記シール部領域(S2)内の濃淡レベルのばらつき幅が設定値以上を示すとき特異点として抽出してシール不良の有無を判別する請求項に記載のX線検査装置。
  7. 前記判別手段(20)は、前記シール部領域(S2)内の画像の濃淡レベルと前記被検査物(W)の内容物(Wa)の画像の濃淡レベルとの比較によりシール不良の有無を判別することを特徴とする請求項1または2に記載のX線検査装置。
  8. 前記被検査物(W)にX線を曝射したときの透過画像から内容物(Wa)の画像を抽出する画像抽出手段(17)を備え、
    前記判別手段(20)は、前記画像抽出手段によって抽出された前記被検査物の内容物領域内における内容物の異物の有無を判別する異物判別手段(20a)を具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のX線検査装置。
  9. 前記被検査物(W)にX線を曝射したときの透過画像から内容物(Wa)の画像を抽出する画像抽出手段(17)を備え、
    前記判別手段(20)は、前記画像抽出手段によって抽出された前記被検査物の内容物領域内における内容物の欠品の有無を判別する欠品判別手段(20b)を具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のX線検査装置。
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