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JP3941048B2 - Composition for polyurethane resin - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリイソシアネートのイソシアネート基の一部がイミド基で置換されている化合物を使用するポリウレタン樹脂用組成物及び該組成物より製造されるポリウレタン泡状物またはポリウレタンフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリウレタン樹脂は泡状物、エラストマー、塗料、接着剤等に幅広く利用されている価値の高い素材である。中でもポリエーテルポリオールを原料とするポリウレタン樹脂は、低粘度であり作業性が良いこと、さらには比較的安価に製造される等の理由により、現在ではポリウレタン樹脂中の約90%を占めるに至っている。しかしながら、該ポリウレタン樹脂は、ウレタン結合に起因する分解温度より低い温度領域で明確な融解点が存在しないため、熱溶融による接合、特に高周波ウエルダー等により接合ができないという欠点があった。このため、この種の用途には、ポリエステルポリオールを原料とするポリウレタン樹脂に頼らざるをえない状況にある。ポリエステルポリオールは、経済的には高価であり、粘度が高いため粘稠液の取り扱いや硬化速度の調整などが難しく、さらには泡状物を製造するには、2段方式によらなければならない等の問題を有している。このため、ポリエーテルポリオールの改質による解決が期待されてきた。
【0003】
ポリエーテルポリオールの改質には、過去、ホスフェート系の含リンポリオールが検討されたが、含リンポリオール自体が加水分解し易く、泡状物の物性にも問題があった。このため、ポリエーテルポリオールにtanδ価(誘電正接)の大きいエステル基やアミド基を分子内に導入し、誘電体損失を大きくさせる試みがある。例えば、特公昭46−18506号公報及び特公昭46−18507号公報では、エステル基やアミド基を分子内に含有するポリオキシアルキレンポリオールを利用してtanδ価の大きいウレタン泡状物を得ている。しかしながら、tanδ価の大きい官能基が泡状物の主骨格に存在しているためか、泡状物の融解温度が上昇し、高い印加圧力を必要とし、この結果ウレタン泡状物を形成しているウレタン結合自体の熱解離を引き起こし、泡状物の物性を著しく低下させるなどの問題があった。
【0004】
また、特公昭47−19190号公報には、アルカノールアミンと芳香族多価カルボン酸無水物を原料とした縮合物にアルキレンオキサイドを付加させエステルアミドを有するポリエーテルポリオールが開示されている。このものは、低い試料圧で優れた高周波ウエルダーを有することが記載されている。しかしながら、得られたポリエーテルポリオールは赤褐色を有し、しばしばアルデヒド臭に近い悪臭があり、商品化に制約を受けていた。またこのポリエーテルポリオールは比較的短時間にイミド型のモノオールになる等の問題もあった。さらに、このイミド型のモノオールを利用する試みとして、特開昭58−56421号公報には、イミド基含有アルコールにプロピレンオキサイド等をアルカリ金属触媒の存在下でえられるポリオキシアルキレンポリオールを得ている。しかしながら、この場合にもアルデヒド臭に近い悪臭及び赤褐色の着色については解決されていない。以上のような理由から、上記の研究は長年にわたって企業化されることもなく放置されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記に示す特公昭47−19190号公報、特開昭58−56421号公報に開示する変性ポリオキシアルキレンポリオールが有する高周波ウエルダー性に加えて、貯蔵安定性がよく、着色がなく、悪臭のないウレタン樹脂用の組成物を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記の課題を新たな観点から検討し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、ポリイソシアネート中のイソシアネート基の一部がイミド基で置換されている化合物とポリエーテルオールを主成分とするポリウレタン樹脂用組成物である。
また、ポリイソシアネート中のイソシアネート基の一部がイミド基で置換されている化合物とポリエーテルポリオールに発砲剤、触媒、整泡剤およびその他の助剤の存在下に反応させてなるポリウレタン泡状物である。
さらには、ポリイソシアネートのイソシアネート基の一部がイミド基で置換されている化合物とポリエーテルポリオールを主要成分として製造されることを特徴とするポリウレタンフイルムである。
【0007】
本発明において、ポリイソシアネートのイソシアネート基の一部がイミド基で置換されている化合物(以下、イミド基含有ポリイソシアネートと略称する。)は、ポリイソシアネートに酸無水物を反応させるか或いはイミド基とヒドロキシル基を有する化合物を反応させて得られる。
特にポリイソシアネートに一般式(1)(化2)
【0008】
【化2】

Figure 0003941048
(式中、R1はC6H4、C2H2、C2H4、C3H6から選ばれた基を示し、R2はC2H4又はC3H6を示す。)で表されるイミド基を有する化合物(以下、イミドアルコールとして略称する。)が用いられる。具体的なイミドアルコールとしては、N−(2−ヒドロキシエチル)−フタルイミド、N−(3−ヒドロキシプロピル)−フタルイミド、N−(2−ヒドロキシイソプロピル)−フタルイミド、N−(2−ヒドロキシエチル)−マレイミド、N−(3−ヒドロキシプロピル)−マレイミド、N−(2−ヒドロキシイソプロピル)−マレイミド、N−(2−ヒドロキシエチル)−スクシンイミド、N−(3−ヒドロキシプロピル)−スクシンイミド、N−(2−ヒドロキシイソプロピル)−スクシンイミド、N−(2−ヒドロキシエチル)−グルタルイミド、N−(3−ヒドロキシプロピル)−グルタルイミド、N−(2−ヒドロキシイソプロピル)−グルタルイミドがある。中でも好ましいものとしては、N−(2−ヒドロキシエチル)−フタルイミド、N−(3−ヒドロキシプロピル)−フタルイミド、N−(2−ヒドロキシイソプロピル)−フタルイミドである。これらは、無水フタル酸、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水グルタル酸に2−ヒドロキシエチルアミン、3−ヒドロキシプロピルアミン、2−ヒドロキシイソプロピルアミンを原料として製造される。
【0009】
ポリイソシアネートは、1分子内に2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物または該イソシアネート化合物に2個以上の活性水素を有する化合物を反応させてえられる分子末端にイソシアネート基を有する化合物(以下、プレポリマーと略称する。)が使用され、イソシアネート当量が60〜2000のものが使用される。
【0010】
2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物としては、2.4−トルエンジイソシアネート(2.4−TDI)、2.6−トルエンジイソシアネート(2.6−TDI)、2.4−TDIと2.6−TDIとの混合物、例えばTDI−80(2.4−TDI/2.6−TDI=80/20)、TDI−65(2.4−TDI/2.6−TDI=65/35)、粗製トルエンジイソシアネート(粗製TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4’−MDI)、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(2,4’−MDI)、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート(,2,2’−MDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート液状変性物、ポリメチレンフェニルイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、1.5−ナフタレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、1.3.6−ヘキサメチレントリイソシアネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、1.3ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタン4,4’ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4’イソプロピリデンジシクロヘキシルイソシアネート、3−イソシアネートメチル−3.5.5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート、およびこれらのイソシアネートの一部をカルボジイミド変性、ビュレット変性、さらに二量化、三量化したものである。これらのイソシアネート化合物は1種または2種以上混合して用いられる。
【0011】
また、プレポリマーは、上記のイソシアネート化合物と2個以上の活性水素を有する化合物、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、グリセリン、ヘキサントリオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等の多価アルコール類、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等のアミン類、プロパノールアミン等のアルカノールアミン類、レゾルシン、ビスフェノール等の多価フェノール類、さらにこれらの活性水素を有する化合物にエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド、テトラヒドロフラン等を1種もしくは2種以上を付加重合させた化合物であるポリオキシアルキレンポリオール類を用いて、NCO基/活性水素基との当量比1.5〜10の範囲で製造されたイソシアネート当量100〜3000のものが利用される。
【0012】
イミド基含有ポリイソシアネートは上記のポリイソシアネートにイミドアルコールを加え、通常、窒素雰囲気中、常圧下で30〜80℃の温度範囲で製造される。反応は、通常無触媒で行われるが、必要に応じては、ウレタン製造時の触媒、例えばトリエチルアミン等のアミン系触媒またはオクチル酸錫等の有機金属系触媒を使用することもできる。イミドアルコールのヒドロキシル基はイソシアネート基と反応してウレタン基を形成し、イミド基はぶら下がった構造をしている。またイミドアルコールの反応に関与していないイソシアネート基はそのまま分子末端に残存している。
イミドアルコールの使用量は、希望する高周波ウエルダー性に応じて決められるが、通常、ポリイソシアネート中のイソシアネート1当量に対し、0.01乃至0.3当量、好ましくは0.02乃至0.1当量であり、この範囲が高周波ウエルダー性と物性のバランスから好ましい。
【0013】
ついで、このイミド基含有ポリイソシアネートは通常公知のポリエーテルポリオールと共にウレタン樹脂用組成物として利用される。
ポリエーテルポリオールは、前記した2個以上の活性水素を有する化合物にエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド、テトラヒドロフラン等を1種もしくは2種以上を付加重合させて得られるポリオキシアルキレンポリオール、該ポリオキシアルキレンポリオールにエチレン性不飽和化合物をグラフと重合させたポリマーポリオール、さらには、該ポリオキシアルキレンポリオールの水酸基の一部をジカルボン酸化合物やモノオキシカルボン酸化合物によりエステル化された化合物等を総称する。中でも、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレントリオール、ポリオキシエチレングリコール等のポリオキシアルキレンポリオールが好ましく、特に好ましいものとしては、ポリオキシエチレンジオール、ポリオキシプロピレンジオール等のポリオキシアルキレンジオールを主要成分とするものである。これらのポリオールは通常平均分子量が200〜8000好ましくは500〜5000のものが用いられる。
【0014】
イミド基含有ポリイソシアネートとポリエーテルポリオールとの使用割合は、イソシアネート基1当量に対しポリエーテルポリオール中の水酸基を0.90〜1.1当量、好ましくは0.9〜1.0の割合で使用される。このイミド基含有ポリイソシアネートとポリエーテルポリオールより構成される組成物には、通常公知のウレタン用触媒、各種の添加物、充填材を利用して、泡状物、接着用組成物、フイルム等の用途に供することができる。下記にポリウレタン泡状物とフイルムを製造する方法について詳述する。
【0015】
ポリウレタン泡状物は、前記のイミド基含有ポリイソシアネートとポリエーテルポリオールに発砲剤、触媒、整泡剤およびその他の助剤の存在下に反応させて得ることができる。
発砲剤は、水、トリクロロモノフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロエタン、ペンタン、n−ヘキサン等の公知の発砲剤を1種または2種以上が使用される。
また触媒は従来公知のものが使用されるが、特に、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ポリイソプロパノールアミン、トリブチルアミン、トリオクチルアミン、ヘキサメチルジメチルアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンジアミン等のアミン類。酢酸錫、オクチル酸錫、オレイン酸錫、ラウリル酸錫、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛等を1種または2種以上が使用される。
これらの使用量は、イミド基含有ポリイソシアネートとポリオールの総量を100重量部とした場合、0.0001〜10重量部である。
【0016】
また、整泡剤は、従来公知の有機ケイ素界面活性剤であり、例えば、日本ユニカー社製のL−520、L−532、L−540、L−544、L−550、L−3550、L−5305、L−3600、L−3601、L−5305、L−5307、L−5309、L−5710、L−5720、L−5740M、L−6202等が挙げられる。これらの整泡剤の使用量は、イミド基含有ポリイソシアネートとポリエーテルポリオールの総量を100重量部とした場合、0.01〜5重量部である。
【0017】
以上のものを使用して、泡状物を得ることができる。泡状化はワンショット法或いはプレポリマー法が用いられる。即ち、イミド基含有ポリイソシアネートとポリエーテルポリオールに触媒、発砲剤、フォーム安定剤、難燃剤などを同時に加えて発砲させ泡状物をえる。反応は1分〜30分で終了し、ポストキュアにより反応を完結させる。ポストキュアとして熱風オーブンを利用し、160〜230℃で加熱させる方法或いはコールドキュアとして90℃以下の温度で硬化を完結させる方法などが採用できる。
【0018】
また、ウレタンフイルムは、イミド基含有ポリイソシアネートとポリエーテルポリオールを主要成分とし、これに必要に応じて、充填材として、炭酸カルシウム、クレー、酸化チタン、カーボンブラック、カーボン黒、水酸化アルミ等の充填材、シランカップリング剤、チタンカップリング剤等の粘着性付与剤、エアロジル、ディスパロン等の揺変剤等を併用してもよい。上記ウレタン樹脂用組成物は、公知のキャスティング法或いは押出し法により厚み10から300ミクロンのフイルムとすることができる。このフイルムは、常温下では、粘着性がないが、200℃付近で、表面に粘着性を呈し、ホットメルト性を有する。このため、ホットメルト用フイルムとして、塩ビとウレタン樹脂或いはナイロンとウレタン樹脂との熱溶着による接着にまたはOA機器のキーボードのカバー用、自動車シートのカバー用等に有用である。
【0019】
【実施例】
以下、イミド基含有ポリイソシアネートの製造例及び本発明を実施例により詳述する。
1. イミド基含有ポリイソシアネートの製造例
製造例1
80/20のTDI404gに2−ヒドロキシエチルフタルイミド44gを用いて、70℃の温度で2時間攪拌させて、イミド基含有ポリイソシアネートA448gをえた。このポリイソシアネートは、イソシアネート1当量に2−ヒドロキシエチルフタルイミド0.05当量を付加させたものに相当し、NCO当量は102であった。
【0020】
製造例2
80/20のTDI404gにポリエーテルポリオール(ポリオキシプロピレングリコール 水酸基55mgKOH/g)200gを加え、70℃の温度で2時間攪拌させた後、さらに2−ヒドロキシエチルフタルイミド44gを加え、同温度でさらに2時間攪拌させて、イミド基含有ポリイソシアネートB648gをえた。このポリイソシアネートは、イソシアネート1当量に2−ヒドロキシエチルフタルイミド0.05当量を付加させたものに相当し、NCO当量は154であった。
【0021】
製造例3
80/20のTDI392gに2−ヒドロキシエチルフタルイミド19.1gを用いて、70℃の温度で2時間攪拌させて、イミド基含有ポリイソシアネートC411.1gをえた。このポリイソシアネートは、イソシアネート1当量に2−ヒドロキシエチルフタルイミド0.02当量を付加させたものに相当し、NCO当量は91.6であった。
【0022】
製造例4
80/20のTDI404gに2−ヒドロキシプロピルフタルイミド47gを用いて、70℃の温度で2時間攪拌させて、イミド基含有ポリイソシアネートD451gをえた。このポリイソシアネートは、イソシアネート1当量に2−ヒドロキシエチルフタルイミド0.05当量を付加させたものに相当し、NCO当量は102であった。
【0023】
製造例5
ジフェニルメタンジイソシアネート液状変性物{住友バイエルウレタン社製44V10(平均官能基数2.6)1当量144}668gにポリエーテルポリオール(ポリオキシプロピレングリコール 水酸基55mgKOH/g)200gを加え、70℃の温度で4時間攪拌させた後、さらに2−ヒドロキシエチルフタルイミド44gを加え、同温度でさらに4時間攪拌させて、イミド基含有ポリイソシアネートE912gをえた。このポリイソシアネートは、イソシアネート1当量に2−ヒドロキシエチルフタルイミド0.05当量を付加させたものに相当し、NCO当量は217であった。
得られたイミド基含有ポリイソシアネートA〜Eは、イソシアネート臭以外の臭気はなく公知のプレポリマーと同等の取り扱いができ、室温下では1月間貯蔵後も安定であった。
【0024】
2. 本発明によるウレタン組成物を使用した泡状物の製造例
製造例1〜4で得られたイミド基含有ポリイソシアネートA〜Dにポリエーテルポリオールとしてポリオキシプロピレングリコール(水酸基55mgKOH/g)3モルとポリオキシプロピレントリオール(水酸基55mgKOH/g)1モルとの混合物(ポリオールAと略称する。)を使用して、下記に示す実施例及び比較例に示す泡状物をえた。
実施例1
イミド基含有ポリイソシアネートA448g、ポリオールA700g、シリコン油(シリコーンL−5305、日本ユニカー社製)10.5g、オクチル酸第1錫2.45g、トリエチレンジアミン1.05g、水31.5g、トリクロロモノフルオロメタン63gを使用し、上記原料を急速に攪拌混合して、モールドへ排出し、120℃で30分間ポストキュアしてウレタン泡状物Aをえた。
このウレタン泡状物Aのtanδ価は280×10−4 であった。
【0025】
実施例2
イミド基含有ポリイソシアネートB648g、ポリオールA520gを使用した他は実施例1と同じようにしてウレタン泡状物Bをえた。
このウレタン泡状物Aのtanδ価は280×10−4 であった。
【0026】
実施例3
イミド基含有ポリイソシアネートC411.1gを使用した他は実施例1と同じようにしてウレタン泡状物Cをえた。
このウレタン泡状物Cのtanδ価は280×10−4 であった。
【0027】
実施例4
イミド基含有ポリイソシアネートD451gを使用した他は実施例1と同じようにしてウレタン泡状物Dをえた。
このウレタン泡状物Dのtanδ価は280×10−4 であった。
【0028】
比較例1
イミド基含有ポリイソシアネートを使用しないで、ポリイソシアネートに80/20のTDI382gを使用し、これにポリオールA700g、シリコーン油(シリコーンL−5305、日本ユニカー社製)10.5g、オクチル酸第1錫2.45g、トリエチレンジアミン1.05g、水31.5g、トリクロロモノフルオロメタン63gを使用し、上記原料を急速に攪拌混合して、モールドへ排出し、120℃で30分間ポストキュアしてウレタン泡状物をえた。
このウレタン泡状物のtanδ価は150×10−4 であった。
以上の実施例1〜4で製造された泡状物は、何れも白色であり、従来のウレタン泡状物である比較例1と遜色がないものであった。
【0029】
尚、参考の為に、2−ヒドロキシエチルフタルイミドをポリオールAに添加した例を参考例1に、さらに特開昭58−56421号公報に開示する実施例を追試した例を参考例2に示した。
参考例1
ポリオールA700gに2−ヒドロキシエチルフタルイミド44g加え室温下で攪拌させたが溶解しないため、混合物を100℃近くまで昇温させたところ均一に溶解した。しかし、室温で一昼夜放置したところ2−ヒドロキシエチルフタルイミドの結晶が析出し、泡状物の原料としては不適当であった。
【0030】
参考例2
2−ヒドロキシエチルフタルイミド粉末44gに苛性カリ0.4gを加え、これにプロピレンオキサイド85gを120〜130℃で12時間付加反応させた。得られたポリオールはアルデヒド臭があり、且つ赤褐色を帯びており、ポリオールとしての商品価値がないことが判明した。
以上の比較例1及び実施例1〜4で得られた泡状物の物性を[表1]に示した。
【0031】
泡状物の物性
密度 g JIS K 6301
引張強度 kg/cm JIS K 6402
伸び % JIS K 6402
高周波特性
富士電波工機製高周波ウェルダーによる。
厚さ10mmの泡状物サンプルと塩化ビニルレザーとの高周波融着試験を行った。試料圧6.6kg/cm2、電圧3.5KV,電極面積250mm×3mm(1本)、電流300〜500mA、印加時間1.5〜4.0秒で融着試験を行った。
【0032】
【表1】
Figure 0003941048
以上の結果より、本発明によるウレタン泡状物は、tanδ価は従来のものに比較して、いずれも60%以上高くなっており、[表1]により、優れた高周波特性を示していることがわかる。
【0033】
3. 本発明によるウレタン組成物を使用したウレタンフイルムの製造例
製造例2及び5で得られたイミド基含有ポリイソシアネートB及びEにポリオールAを加えたウレタン樹脂用組成物を用いて下記に示すウレタンフイルムをえた。
実施例5
イミド基含有ポリイソシアネートB16.2gにポリオールA102g、これに触媒としてオクタン酸鉛2部を加えてよく攪拌して樹脂液とし、これをガラス板上の左右及び上下の四隅をニチバン株式会社製セロテープ(登録商標)で枠を形成したところに流し込み厚み、泡の混入に注意しながら、80℃で1時間反応させ、100μのフイルムをえた。
【0034】
実施例6
イミド基含有ポリイソシアネートE22.8gにポリオールA102g、これに触媒としてオクタン酸鉛2部を加えてよく攪拌して樹脂液とし、実施例5と同じようにして厚み100μのフイルムをえた。
【0035】
参考例2
イミド基含有ポリイソシアネートの代わりに80/20のTDI 404gにポリオール(ポリオキシプロピレングリコール 水酸基55mgKOH/g)200gを反応させて得られたプレポリマー13.6gを用いた他は、実施例5と同じようにして厚み100μのフイルムをえた。
【0036】
上記のフイルムについて、高温時の接着性を判断するために、各試験片を鉄板に載せ、鉄板の表面温度を1分間に5℃の割合で昇温させていき、フイルムの外観を肉眼で観察し、以下の結果をえた。
参考例2によるフイルムは、190℃程度から、フイルムの劣化が認められたが、フイルム表面には粘着性が認められなかった。しかしながら、実施例5及び実施例6のフイルムは、180℃程度から粘着性を示した。さらにナイロン6のフイルムにこの粘着性を示したフイルム面を押し付けたところ、ナイロン6にこのウレタンフイルムは接着し、ホットメルト性が認められた。
【0037】
【発明の効果】
本発明によるイミド基を含有するポリウレタン樹脂用組成物は、通常のポリウレタンと同じ程度に取り扱いができ、しかも原料であるイミド含有ポリイソシアネートは室温での貯蔵安定性もよく、アルデヒド臭のような悪臭もなく、従来のイソシアネート化合物と同様の取り扱いができること。さらに該ポリイソシアネートを用いて製造されるポリウレタン泡状物は、白色であり、さらに高周波ウエルダー性が良好である。また該ポリイソシアネートを用いて製造されるポリウレタンフイルムも200℃近くでホットメルト性を有しており、ウレタンホットメルトフイルムとしての用途が期待される。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a polyurethane resin composition using a compound in which a part of isocyanate groups of a polyisocyanate is substituted with an imide group, and a polyurethane foam or polyurethane film produced from the composition.
[0002]
[Prior art]
Polyurethane resin is a high-value material widely used for foams, elastomers, paints, adhesives and the like. Among them, polyurethane resins using polyether polyol as a raw material now account for about 90% of polyurethane resins because of their low viscosity, good workability, and production at a relatively low cost. . However, since the polyurethane resin does not have a clear melting point in a temperature range lower than the decomposition temperature due to the urethane bond, there is a drawback that it cannot be bonded by thermal melting, particularly by high-frequency welder. For this reason, in this kind of application, there is a situation in which it is necessary to rely on a polyurethane resin that uses polyester polyol as a raw material. Polyester polyols are economically expensive, and because of their high viscosity, it is difficult to handle viscous liquids and adjust the curing speed. Furthermore, to produce foams, a two-stage system must be used. Have problems. For this reason, the solution by modification of polyether polyol has been expected.
[0003]
In the past, phosphate-based phosphorus-containing polyols have been studied for the modification of polyether polyols, but the phosphorus-containing polyols themselves are easily hydrolyzed, and there are problems with the physical properties of foams. For this reason, there is an attempt to increase the dielectric loss by introducing an ester group or an amide group having a large tan δ value (dielectric loss tangent) into the polyether polyol. For example, in Japanese Patent Publication Nos. 46-18506 and 46-18507, a urethane foam having a large tan δ value is obtained by using a polyoxyalkylene polyol containing an ester group or an amide group in the molecule. . However, because the functional group having a large tan δ value is present in the main skeleton of the foam, the melting temperature of the foam rises and a high applied pressure is required. As a result, urethane foam is formed. There is a problem that the urethane bond itself is thermally dissociated and the physical properties of the foam are remarkably lowered.
[0004]
Japanese Patent Publication No. 47-19190 discloses a polyether polyol having an ester amide obtained by adding an alkylene oxide to a condensate obtained from alkanolamine and an aromatic polycarboxylic acid anhydride. This is described as having an excellent high frequency welder at low sample pressure. However, the obtained polyether polyol has a reddish brown color, often has a bad odor close to an aldehyde odor, and is restricted in commercialization. Further, this polyether polyol has a problem that it becomes an imide type monool in a relatively short time. Furthermore, as an attempt to utilize this imide type monool, JP-A-58-56421 discloses a polyoxyalkylene polyol obtained by obtaining propylene oxide or the like in an imide group-containing alcohol in the presence of an alkali metal catalyst. Yes. However, even in this case, the bad odor close to the aldehyde odor and the reddish brown coloring have not been solved. For the reasons described above, the above research has been left unattended for many years.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In addition to the high-frequency welder property of the modified polyoxyalkylene polyol disclosed in JP-B-47-19190 and JP-A-58-56421 described above, the present invention has good storage stability, no coloration, The object is to obtain a composition for urethane resin which does not have bad odor.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present inventor has studied the above problems from a new viewpoint and completed the present invention.
That is, this invention is a composition for polyurethane resins which has as a main component the compound and polyetherol by which some isocyanate groups in polyisocyanate are substituted by the imide group.
Also, a polyurethane foam obtained by reacting a compound in which a part of the isocyanate group in the polyisocyanate is substituted with an imide group and a polyether polyol in the presence of a foaming agent, a catalyst, a foam stabilizer and other auxiliaries. It is.
Furthermore, the polyurethane film is characterized in that it is produced using a compound in which a part of the isocyanate group of the polyisocyanate is substituted with an imide group and a polyether polyol as main components.
[0007]
In the present invention, a compound in which a part of the isocyanate group of the polyisocyanate is substituted with an imide group (hereinafter abbreviated as an imide group-containing polyisocyanate) is obtained by reacting an acid anhydride with the polyisocyanate or with an imide group. It is obtained by reacting a compound having a hydroxyl group.
In particular, polyisocyanate is represented by the general formula (1)
[0008]
[Chemical 2]
Figure 0003941048
(Wherein R1 represents a group selected from C6H4, C2H2, C2H4, and C3H6, and R2 represents C2H4 or C3H6). A compound having an imide group represented by the following (hereinafter abbreviated as imide alcohol) is used. Used. Specific imide alcohols include N- (2-hydroxyethyl) -phthalimide, N- (3-hydroxypropyl) -phthalimide, N- (2-hydroxyisopropyl) -phthalimide, N- (2-hydroxyethyl)- Maleimide, N- (3-hydroxypropyl) -maleimide, N- (2-hydroxyisopropyl) -maleimide, N- (2-hydroxyethyl) -succinimide, N- (3-hydroxypropyl) -succinimide, N- (2 -Hydroxyisopropyl) -succinimide, N- (2-hydroxyethyl) -glutarimide, N- (3-hydroxypropyl) -glutarimide, N- (2-hydroxyisopropyl) -glutarimide. Among these, N- (2-hydroxyethyl) -phthalimide, N- (3-hydroxypropyl) -phthalimide, and N- (2-hydroxyisopropyl) -phthalimide are preferable. These are produced from phthalic anhydride, maleic anhydride, succinic anhydride, glutaric anhydride and 2-hydroxyethylamine, 3-hydroxypropylamine, 2-hydroxyisopropylamine as raw materials.
[0009]
Polyisocyanate is a compound having an isocyanate group at the molecular end obtained by reacting an isocyanate compound having two or more isocyanate groups in one molecule or a compound having two or more active hydrogens with the isocyanate compound (hereinafter referred to as prepolymer). Abbreviated as polymer), and those having an isocyanate equivalent of 60 to 2000 are used.
[0010]
Examples of the isocyanate compound having two or more isocyanate groups include 2.4-toluene diisocyanate (2.4-TDI), 2.6-toluene diisocyanate (2.6-TDI), 2.4-TDI and 2.6. -Mixtures with TDI, for example TDI-80 (2.4-TDI / 2.6-TDI = 80/20), TDI-65 (2.4-TDI / 2.6-TDI = 65/35), crude Toluene diisocyanate (crude TDI), 4,4′-diphenylmethane diisocyanate (4,4′-MDI), 2,4′-diphenylmethane diisocyanate (2,4′-MDI), 2,2′-diphenylmethane diisocyanate (, 2, 2'-MDI), diphenylmethane diisocyanate liquid modified product, polymethylene phenyl isocyanate, hexamethylene diiso Anate, 1.5-naphthalene diisocyanate, xylylene diisocyanate, p-phenylene diisocyanate, triphenylmethane triisocyanate, 1.3.6-hexamethylene triisocyanate, methylcyclohexane diisocyanate, 1.3 bis (isocyanatomethyl) cyclohexane, dicyclohexyl Methane 4,4 ′ diisocyanate, isophorone diisocyanate, 4,4 ′ isopropylidene dicyclohexyl isocyanate, 3-isocyanate methyl-3.5.5-trimethylcyclohexyl isocyanate, and some of these isocyanates are carbodiimide-modified, burette-modified, Quantified and trimerized. These isocyanate compounds are used alone or in combination.
[0011]
The prepolymer is a compound having the above-mentioned isocyanate compound and two or more active hydrogens, such as ethylene glycol, propylene glycol, butanediol, diethylene glycol, glycerin, hexanetriol, trimethylolpropane, pentaerythritol, sorbitol and the like. Polyhydric alcohols such as polyhydric alcohols, amines such as ethylenediamine and hexamethylenediamine, alkanolamines such as propanolamine, polyphenols such as resorcinol and bisphenol, and compounds having active hydrogen such as ethylene oxide, propylene oxide, butylene oxide, styrene Using polyoxyalkylene polyols, which are compounds obtained by addition polymerization of one or more of oxide, tetrahydrofuran, etc., NCO groups / active It is utilized as the isocyanate equivalent 100 to 3000 produced by the range of the equivalent ratio from 1.5 to 10 with hydrogen radicals.
[0012]
The imide group-containing polyisocyanate is produced by adding imide alcohol to the above polyisocyanate, and is usually produced in a temperature range of 30 to 80 ° C. under a normal pressure in a nitrogen atmosphere. The reaction is usually carried out without a catalyst, but if necessary, a catalyst used in the production of urethane, for example, an amine-based catalyst such as triethylamine or an organometallic catalyst such as tin octylate can be used. The hydroxyl group of imide alcohol reacts with an isocyanate group to form a urethane group, and the imide group has a hanging structure. Further, isocyanate groups that are not involved in the reaction of imide alcohol remain as they are at the molecular ends.
The amount of imide alcohol used is determined according to the desired high-frequency welder properties, but is generally 0.01 to 0.3 equivalents, preferably 0.02 to 0.1 equivalents, relative to 1 equivalent of isocyanate in the polyisocyanate. This range is preferable from the balance between high-frequency welder properties and physical properties.
[0013]
The imide group-containing polyisocyanate is then used as a urethane resin composition together with a known polyether polyol.
Polyether polyol is a polyoxyalkylene polyol obtained by addition polymerization of one or more of ethylene oxide, propylene oxide, butylene oxide, styrene oxide, tetrahydrofuran and the like to the compound having two or more active hydrogens, A polymer polyol obtained by polymerizing an ethylenically unsaturated compound with a polyoxyalkylene polyol in a graph, a compound obtained by esterifying a part of the hydroxyl group of the polyoxyalkylene polyol with a dicarboxylic acid compound or a monooxycarboxylic acid compound, etc. Collectively. Among them, polyoxyalkylene polyols such as polyoxypropylene glycol, polyoxypropylene triol, and polyoxyethylene glycol are preferred, and particularly preferred are polyoxyalkylene diols such as polyoxyethylene diol and polyoxypropylene diol as main components. To do. These polyols usually have an average molecular weight of 200 to 8000, preferably 500 to 5,000.
[0014]
The ratio of the imide group-containing polyisocyanate and the polyether polyol is 0.90 to 1.1 equivalent, preferably 0.9 to 1.0, of the hydroxyl group in the polyether polyol with respect to 1 equivalent of the isocyanate group. Is done. For the composition composed of this imide group-containing polyisocyanate and polyether polyol, a known urethane catalyst, various additives, and fillers are used, such as foam, adhesive composition, film, etc. Can be used for applications. The method for producing polyurethane foam and film is described in detail below.
[0015]
The polyurethane foam can be obtained by reacting the imide group-containing polyisocyanate and the polyether polyol in the presence of a foaming agent, a catalyst, a foam stabilizer and other auxiliaries.
As the foaming agent, one or more known foaming agents such as water, trichloromonofluoromethane, dichlorodifluoromethane, trichloroethane, pentane, and n-hexane are used.
Further, conventionally known catalysts are used, and in particular, triethylamine, tripropylamine, polyisopropanolamine, tributylamine, trioctylamine, hexamethyldimethylamine, N-methylmorpholine, N-ethylmorpholine, monoethanolamine. , Amines such as diethanolamine, triethanolamine, diethylenetriamine, and triethylenediamine. One or more of tin acetate, tin octylate, tin oleate, tin laurate, dibutyltin diacetate, dibutyltin dilaurate, lead octoate, lead naphthenate and the like are used.
The amount used is 0.0001 to 10 parts by weight when the total amount of the imide group-containing polyisocyanate and polyol is 100 parts by weight.
[0016]
The foam stabilizer is a conventionally known organosilicon surfactant, for example, L-520, L-532, L-540, L-544, L-550, L-3550, L, manufactured by Nihon Unicar Company. -5305, L-3600, L-3601, L-5305, L-5307, L-5309, L-5710, L-5720, L-5740M, L-6202 and the like. These foam stabilizers are used in an amount of 0.01 to 5 parts by weight when the total amount of imide group-containing polyisocyanate and polyether polyol is 100 parts by weight.
[0017]
By using the above, a foam can be obtained. For foaming, a one-shot method or a prepolymer method is used. That is, a catalyst, a foaming agent, a foam stabilizer, a flame retardant, and the like are simultaneously added to an imide group-containing polyisocyanate and a polyether polyol to obtain a foam. The reaction is completed in 1 to 30 minutes, and the reaction is completed by post-cure. A method of using a hot air oven as a post cure and heating at 160 to 230 ° C. or a method of completing curing at a temperature of 90 ° C. or less as a cold cure can be employed.
[0018]
In addition, urethane film has imide group-containing polyisocyanate and polyether polyol as main components, and if necessary, as filler, calcium carbonate, clay, titanium oxide, carbon black, carbon black, aluminum hydroxide, etc. A filler, a tackifier such as a silane coupling agent and a titanium coupling agent, a thixotropic agent such as aerosil and disparon may be used in combination. The urethane resin composition can be formed into a film having a thickness of 10 to 300 microns by a known casting method or extrusion method. This film does not have adhesiveness at room temperature, but exhibits adhesiveness on the surface at around 200 ° C. and has hot melt properties. For this reason, it is useful as a hot melt film for adhesion by thermal welding of polyvinyl chloride and urethane resin or nylon and urethane resin, or for cover of keyboard of OA equipment, cover of automobile seat, and the like.
[0019]
【Example】
Hereinafter, the manufacture example of imide group containing polyisocyanate and this invention are explained in full detail by an Example.
1. Production Example of Imide Group-Containing Polyisocyanate Production Example 1
Using 44 g of 2-hydroxyethylphthalimide in 404 g of 80/20 TDI, the mixture was stirred at a temperature of 70 ° C. for 2 hours to obtain 448 g of imide group-containing polyisocyanate A. This polyisocyanate corresponds to a compound obtained by adding 0.05 equivalent of 2-hydroxyethylphthalimide to 1 equivalent of isocyanate, and the NCO equivalent was 102.
[0020]
Production Example 2
After adding 200 g of polyether polyol (polyoxypropylene glycol hydroxyl group 55 mgKOH / g) to 404 g of 80/20 TDI and stirring at a temperature of 70 ° C. for 2 hours, 44 g of 2-hydroxyethylphthalimide was further added. The mixture was stirred for a time to obtain 648 g of imide group-containing polyisocyanate B. This polyisocyanate corresponds to a compound obtained by adding 0.05 equivalent of 2-hydroxyethylphthalimide to 1 equivalent of isocyanate, and the NCO equivalent was 154.
[0021]
Production Example 3
Using 19.1 g of 2-hydroxyethylphthalimide to 392 g of 80/20 TDI, the mixture was allowed to stir at a temperature of 70 ° C. for 2 hours to obtain 411.1 g of imide group-containing polyisocyanate C. This polyisocyanate corresponds to a compound obtained by adding 0.02 equivalent of 2-hydroxyethylphthalimide to 1 equivalent of isocyanate, and the NCO equivalent was 91.6.
[0022]
Production Example 4
Using 47 g of 2-hydroxypropylphthalimide to 404 g of 80/20 TDI, the mixture was stirred at a temperature of 70 ° C. for 2 hours to obtain 451 g of an imide group-containing polyisocyanate D. This polyisocyanate corresponds to a compound obtained by adding 0.05 equivalent of 2-hydroxyethylphthalimide to 1 equivalent of isocyanate, and the NCO equivalent was 102.
[0023]
Production Example 5
200 g of polyether polyol (polyoxypropylene glycol hydroxyl group 55 mgKOH / g) is added to 668 g of diphenylmethane diisocyanate liquid modified {Sumitomo Bayer Urethane 44V10 (average functional group number 2.6) 1 equivalent 144}} at a temperature of 70 ° C. for 4 hours. After stirring, 44 g of 2-hydroxyethylphthalimide was further added, and the mixture was further stirred for 4 hours at the same temperature to obtain 912 g of imide group-containing polyisocyanate E. This polyisocyanate corresponds to a compound obtained by adding 0.05 equivalent of 2-hydroxyethylphthalimide to 1 equivalent of isocyanate, and the NCO equivalent was 217.
The obtained imide group-containing polyisocyanates A to E had no odor other than the isocyanate odor and could be handled in the same manner as known prepolymers, and were stable after storage for 1 month at room temperature.
[0024]
2. Example of production of foam using urethane composition according to the present invention Polyimide propylene glycol (hydroxyl group 55 mgKOH / g) 3 mol as imide group-containing polyisocyanate A to D obtained in Production Examples 1 to 4 and Using a mixture (abbreviated as polyol A) with 1 mol of polyoxypropylene triol (hydroxyl group 55 mg KOH / g), foams shown in the following examples and comparative examples were obtained.
Example 1
Imido group-containing polyisocyanate A 448 g, polyol A 700 g, silicone oil (silicone L-5305, manufactured by Nihon Unicar) 10.5 g, stannous octylate 2.45 g, triethylenediamine 1.05 g, water 31.5 g, trichloromonofluoro Using 63 g of methane, the above raw materials were rapidly stirred and mixed, discharged into a mold, and post-cured at 120 ° C. for 30 minutes to obtain urethane foam A.
The urethane foam A had a tan δ value of 280 × 10 −4 .
[0025]
Example 2
Urethane foam B was obtained in the same manner as in Example 1 except that 648 g of imide group-containing polyisocyanate B and 520 g of polyol A were used.
The urethane foam A had a tan δ value of 280 × 10 −4 .
[0026]
Example 3
Urethane foam C was obtained in the same manner as in Example 1 except that 411.1 g of imide group-containing polyisocyanate C was used.
This urethane foam C had a tan δ value of 280 × 10 −4 .
[0027]
Example 4
A urethane foam D was obtained in the same manner as in Example 1 except that 451 g of imide group-containing polyisocyanate D was used.
The urethane foam D had a tan δ value of 280 × 10 −4 .
[0028]
Comparative Example 1
Without using an imide group-containing polyisocyanate, 382 g of 80/20 TDI was used as the polyisocyanate, and 700 g of polyol A, silicone oil (silicone L-5305, manufactured by Nihon Unicar) 10.5 g, stannous octylate 2 .45 g, 1.05 g of triethylenediamine, 31.5 g of water, 63 g of trichloromonofluoromethane, the above raw materials are rapidly stirred and mixed, discharged into a mold, and post-cured at 120 ° C. for 30 minutes to form urethane foam I got a thing.
This urethane foam had a tan δ value of 150 × 10 −4 .
The foams produced in Examples 1 to 4 were all white and were not inferior to Comparative Example 1 which was a conventional urethane foam.
[0029]
For reference, an example in which 2-hydroxyethylphthalimide was added to polyol A was shown in Reference Example 1, and an example in which the example disclosed in JP-A-58-56421 was re-examined was shown in Reference Example 2. .
Reference example 1
Since 44 g of 2-hydroxyethylphthalimide was added to 700 g of polyol A and stirred at room temperature, it did not dissolve. Therefore, the mixture was heated to near 100 ° C. and dissolved uniformly. However, when it was allowed to stand at room temperature for a whole day and night, crystals of 2-hydroxyethylphthalimide were precipitated, which was unsuitable as a foam material.
[0030]
Reference example 2
To 44 g of 2-hydroxyethylphthalimide powder, 0.4 g of caustic potash was added, and 85 g of propylene oxide was subjected to addition reaction at 120 to 130 ° C. for 12 hours. The obtained polyol had an aldehyde odor and was reddish brown, and was found to have no commercial value as a polyol.
The physical properties of the foams obtained in Comparative Example 1 and Examples 1 to 4 are shown in [Table 1].
[0031]
Physical property density of foam g JIS K 6301
Tensile strength kg / cm 3 JIS K 6402
Elongation% JIS K 6402
High-frequency characteristics High frequency welder manufactured by Fuji Electric Koki.
A high frequency fusion test was conducted between a foam sample having a thickness of 10 mm and vinyl chloride leather. A fusion test was performed at a sample pressure of 6.6 kg / cm 2, a voltage of 3.5 KV, an electrode area of 250 mm × 3 mm (one), a current of 300 to 500 mA, and an application time of 1.5 to 4.0 seconds.
[0032]
[Table 1]
Figure 0003941048
From the above results, the urethane foam according to the present invention has a tan δ value of 60% or more higher than that of the conventional one, and exhibits excellent high frequency characteristics according to [Table 1]. I understand.
[0033]
3. Example of production of urethane film using urethane composition according to the present invention Urethane film shown below using a composition for urethane resin obtained by adding polyol A to imide group-containing polyisocyanate B and E obtained in Production Examples 2 and 5 I gave
Example 5
Add 102 g of polyol A to 16.2 g of imide group-containing polyisocyanate B, and add 2 parts of lead octoate as a catalyst to this, and stir well to obtain a resin liquid. The left and right and upper and lower four corners on the glass plate are made of Nichiban Cellotape ( The mixture was reacted at 80 ° C. for 1 hour to give a 100 μm film while paying attention to the pouring thickness and mixing of bubbles into the place where the frame was formed with (Registered Trademark).
[0034]
Example 6
To 22.8 g of imide group-containing polyisocyanate E, 102 g of polyol A and 2 parts of lead octoate as a catalyst were added and stirred well to obtain a resin liquid. A film having a thickness of 100 μm was obtained in the same manner as in Example 5.
[0035]
Reference example 2
The same as Example 5 except that instead of the imide group-containing polyisocyanate, 404 g of 80/20 TDI was used and 13.6 g of a prepolymer obtained by reacting 200 g of a polyol (polyoxypropylene glycol hydroxyl group 55 mg KOH / g) was used. Thus, a film having a thickness of 100 μm was obtained.
[0036]
In order to judge the adhesiveness at high temperatures for the above films, each test piece is placed on an iron plate, the surface temperature of the iron plate is raised at a rate of 5 ° C. per minute, and the appearance of the film is observed with the naked eye. The following results were obtained.
The film according to Reference Example 2 showed film deterioration from about 190 ° C., but no adhesiveness was observed on the film surface. However, the films of Examples 5 and 6 showed tackiness from about 180 ° C. Further, when the film surface showing this adhesiveness was pressed against a nylon 6 film, the urethane film adhered to nylon 6 and hot melt properties were recognized.
[0037]
【The invention's effect】
The polyurethane resin composition containing an imide group according to the present invention can be handled to the same extent as ordinary polyurethane, and the raw material imide-containing polyisocyanate has good storage stability at room temperature and has a bad odor such as an aldehyde odor. It can be handled in the same way as conventional isocyanate compounds. Furthermore, the polyurethane foam produced using the polyisocyanate is white and has good high-frequency welder properties. Moreover, the polyurethane film manufactured using this polyisocyanate also has a hot melt property at about 200 ° C., and is expected to be used as a urethane hot melt film.

Claims (10)

ポリイソシアネート中のイソシアネート基の一部が一般式(1)
Figure 0003941048
(式中、R1はC6H4、C2H2、C2H4、C3H6から選ばれた基を示し、R2はC2H4又はC3H6を示す。)に示すイミド化合物で置換された化合物とポリエーテルポリオールを含有することを特徴とするポリウレタン樹脂用組成物。
Part of the isocyanate group in the polyisocyanate is represented by the general formula (1)
Figure 0003941048
(Wherein R1 represents a group selected from C6H4, C2H2, C2H4, and C3H6, and R2 represents C2H4 or C3H6) and a polyether polyol and a polyether polyol. A composition for polyurethane resin.
一般式(1)で示される化合物がN−(2−ヒドロキシエチル)−フタルイミド、N−(3−ヒドロキシプロピル)−フタルイミド、N−(2−ヒドロキシイソプロピル)−フタルイミドから選択されたものであることを特徴とする請求項1記載のポリウレタン樹脂用組成物。  The compound represented by the general formula (1) is selected from N- (2-hydroxyethyl) -phthalimide, N- (3-hydroxypropyl) -phthalimide, and N- (2-hydroxyisopropyl) -phthalimide. The composition for polyurethane resins according to claim 1. イミド化合物で置換された化合物がポリイソシアネート中のイソシアネート基1当量が一般式(1)に示すイミド化合物0.01乃至0.3当量で置換されていることを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れかに記載するポリウレタン樹脂用組成物。  The compound substituted with an imide compound is characterized in that 1 equivalent of an isocyanate group in a polyisocyanate is substituted with 0.01 to 0.3 equivalent of an imide compound represented by the general formula (1). The composition for polyurethane resins described in any one of 2. ポリエーテルポリオールがポリオキシアルキレンポリオールであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載するポリウレタン樹脂用組成物。  The composition for polyurethane resin according to any one of claims 1 to 3, wherein the polyether polyol is a polyoxyalkylene polyol. ポリオキシアルキレンポリオールがポリオキシアルキレンジオールであることを特徴とする請求項4記載のポリウレタン樹脂用組成物。  The composition for polyurethane resin according to claim 4, wherein the polyoxyalkylene polyol is a polyoxyalkylene diol. ポリイソシアネートがトルエンジイソシアネート又はトルエンジイソシアネートに2個以上の活性水素を有する化合物を反応させてえられるプレポリマーであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載するポリウレタン樹脂用組成物。  The composition for a polyurethane resin according to any one of claims 1 to 5, wherein the polyisocyanate is a prepolymer obtained by reacting toluene diisocyanate or a compound having two or more active hydrogens with toluene diisocyanate. object. ポリイソシアネート中のイソシアネート基の一部が一般式(1)
Figure 0003941048
(式中、R1はC6H4、C2H2、C2H4、C3H6から選ばれた基を示し、R2はC2H4又はC3H6を示す。)に示すイミド化合物で置換されている化合物とポリエーテルポリオールに発泡剤、触媒、整泡剤およびその他の助剤の存在下で製造されるポリウレタン泡状物。
Part of the isocyanate group in the polyisocyanate is represented by the general formula (1)
Figure 0003941048
(Wherein R1 represents a group selected from C6H4, C2H2, C2H4, and C3H6, and R2 represents C2H4 or C3H6). A foaming agent, a catalyst, Polyurethane foam produced in the presence of foam stabilizers and other auxiliaries.
一般式(1)で示される化合物がN−(2−ヒドロキシエチル)−フタルイミド、N−(3−ヒドロキシプロピル)−フタルイミド、N−(2−ヒドロキシイソプロピル)−フタルイミドから選択されたものであることを特徴とする請求項7記載のポリウレタン泡状物。  The compound represented by the general formula (1) is selected from N- (2-hydroxyethyl) -phthalimide, N- (3-hydroxypropyl) -phthalimide, and N- (2-hydroxyisopropyl) -phthalimide. The polyurethane foam according to claim 7. ポリイソシアネートがトルエンジイソシアネート又はトルエンジイソシアネートに2個以上の活性水素を有する化合物を反応させてえられるプレポリマーであることを特徴とする請求項7乃至請求項8の何れかに記載するポリウレタン泡状物。  The polyurethane foam according to any one of claims 7 to 8, wherein the polyisocyanate is a prepolymer obtained by reacting toluene diisocyanate or a compound having two or more active hydrogens with toluene diisocyanate. . ポリイソシアネート中のイソシアネート基の一部が一般式(1)
Figure 0003941048
(式中、R1はC6H4、C2H2、C2H4、C3H6から選ばれた基を示し、R2はC2H4又はC3H6を示す。)に示すイミド化合物で置換されている化合物とポリエーテルポリオールから製造されることを特徴とするポリウレタンフイルム。
Part of the isocyanate group in the polyisocyanate is represented by the general formula (1)
Figure 0003941048
(Wherein R1 represents a group selected from C6H4, C2H2, C2H4, and C3H6, and R2 represents C2H4 or C3H6) and is produced from a compound that is substituted with an imide compound and a polyether polyol. Characteristic polyurethane film.
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