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JP3837324B2 - 車両用レバースイッチの構造 - Google Patents

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JP3837324B2
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    • B60Q1/1461Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights
    • B60Q1/1469Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights controlled by or attached to a single lever, e.g. steering column stalk switches
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車前照灯の点消灯などを操作指示するための車両用レバースイッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用レバースイッチの構造としては、例えば特開平10−12100号公報に記載されたようなものがある。この車両用レバースイッチの構造は、ステアリングコラムに取り付けられ自動車前照灯の点消灯など電気的な操作指示を行う操作レバーを備え、この操作レバーの先端側に固定ノブとしてのノブミドルを挟んで回転ノブとしての操作ノブが配置されたものである。
【0003】
前記ノブミドルの軸方向両端面には節度谷が設けられ、該節度谷のそれぞれに各操作ノブ側に支持された節度ボールが節度ばねの付勢によってそれぞれ弾接している。また操作ノブ側の突起が、ノブミドルの孔に係合し、操作ノブを操作したときの回転限界位置のストッパを構成している。
【0004】
そしてこのような各操作ノブの操作によって、前照灯の点消灯などのライティング操作等を行うことができる。またかかる回転操作に際して、各操作ノブの節度ボールがノブミドルの節度谷に弾接することにより、該操作ノブに節度を持たせることができる。また操作ノブの突起がノブミドルの孔の回転方向端部に当接することによって、操作ノブの回転方向の限界位置を決めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構造では操作ノブを限界位置まで強く操作したときに、一方の操作ノブの操作に連動して他方の操作されていない操作ノブが僅かであるが回転する虞がある。すなわち一方の操作ノブを限界位置まで強く操作すると、その突起がノブミドルの孔の端部に当接して、固定側のノブミドルが樹脂の軸回りの撓みによって回転方向に変位し、このノブミドルの節度谷に弾接する節度ボール及び節度ばねを介して操作されていない他方の操作ノブに回転力が伝達され、該操作されていない操作ノブが回転方向に連動してしまう虞がある。
【0006】
このような操作ノブの連動は、スイッチの誤作動を招く虞があるため、通常は一方の操作ノブを操作したとき固定側のノブミドルが回転変位しないように軸部等を太くすることによって、固定側の剛性を高めるようにしている。
【0007】
しかしながら、このように固定側の剛性を高める対策を施すと、レバースイッチ全体が太くなり、大型化するという問題がある。
【0008】
本発明は、レバースイッチの大型化を招くことなく、ノブの連動を防止することのできる車両用レバースイッチの構造の提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、操作レバーの先端側に第1回転ノブ及び第2回転ノブを配置し、前記第1回転ノブ及び第2回転ノブを軸回りに操作してそれぞれ所定の電気的な操作指示が可能なレバースイッチにおいて、前記操作レバーの先端側の固定体と前記第1,第2回転ノブの一方との間に、該第1,第2回転ノブの一方の回転操作の節度を出すための第1節度機構を設け、前記操作レバー側にレバーガイド孔を有するレバーガイドを設けると共に前記レバーガイド孔内に前記操作レバーの先端側から基端側へ延びるレバーシャフトを配置し、前記第1,第2回転ノブの他方を、前記レバーシャフトの先端側に結合すると共に、該レバーシャフトの基端側に前記電気的な操作指示のための操作杆を設け、前記レバーガイドの基端側と前記操作杆との間に、前記第1,第2回転ノブの他方の回転操作の節度を出すための第2節度機構を設け、前記第1,第2回転ノブの他方を前記固定体に対して回転方向に係合しないように形成したことを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用レバースイッチの構造であって、前記第2節度機構は、前記操作レバー側に支持された節度体及び節度ばねと前記操作杆に設けられた節度溝とからなり、前記操作杆は、前記節度溝の他、前記電気的な操作指示を可能にする歯合部と前記レバーシャフトの挿入を前記レバーガイド孔の軸心に沿って行うことを可能にする切欠部とを備え、前記レバーガイドの基端側に、前記操作杆が軸回りの一方側へ回転することにより該操作杆の切欠部側が前記節度ばねの付勢力により係合する係止部を設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の車両用レバースイッチの構造であって、前記レバーガイドの基端側に、前記操作杆を回転操作したときに該操作杆の切欠部側を当接させて該操作杆の操作限界位置を決めるストッパ部を設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、前記請求項2又は3の何れかに記載の車両用レバースイッチの構造であって、前記レバーガイドの基端側に、前記レバーガイド孔に連通して前記操作杆を配置する配置空間部を設け、前記レバーガイド孔の軸心に交差して前記配置空間部の一側に、前記操作杆の切欠部側が入り込んで前記係止部を構成すると共に前記ストッパ部を備えた係止穴部を設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の車両用レバースイッチの構造であって、前記第1回転ノブ及び第2回転ノブは、前記操作レバーの先端側に回転不能に設けられた固定体を挟んで配置され、前記第1節度機構は、前記第1,第2回転ノブの一方と前記固定体との一方に設けられた節度体及び節度ばねと同他方に設けられ前記節度体を前記節度ばねの付勢力により弾接させる節度溝とよりなることを特徴とする。
【0014】
【発明の効果】
請求項1の発明では、操作レバーの先端側に第1回転ノブ及び第2回転ノブを配置し、前記第1回転ノブ及び第2回転ノブを軸回りに操作して所定の電気的な操作指示、例えば前照灯の点灯、消灯、フォグランプの点灯、消灯などの操作指示を行うことができる。前記、第1,第2回転ノブの一方の回転操作に際しては、第1節度機構によって回転操作の節度を出すことができる。
【0015】
前記第1,第2回転ノブの他方の回転操作では、レバーガイド孔内を操作レバーの先端側から基端側へ延びるレバーシャフトを介して先端側の操作杆を作動させ、可動接点を備えた可動子を連動させて前記電気的な操作指示、例えば前照灯の点灯、消灯などの操作指示を行うことができる。この第1,第2回転ノブの他方の回転操作に際しては、レバーガイドの基端側と操作杆との間に設けられた第2節度機構によって節度を出すことができる。
【0016】
このように第1,第2回転ノブの一方の回転操作の節度を出すための第1節度機構は、操作レバーの先端側に設けられ、同他方の回転操作の節度を出すための第2節度機構は、操作レバーの基端側に設けられた構成となっているため、第1,第2節度機構が回転方向に連携し合うのを抑制し、第1,第2回転ノブの一方の限界位置への回転操作によって他方が連動回転するのを抑制することができる。従って、操作レバー全体の剛性を高めることなく操作レバー全体の小型化を図りながら、第1,第2回転ノブの一方の操作によって他方の誤作動を抑制することができる。
【0017】
請求項2の発明では、請求項1の発明の効果に加え、前記第2節度機構は前記操作レバー側に支持された節度体及び節度ばねと、前記操作杆に設けられた節度溝とからなり、第1,第2回転ノブの他方の回転操作に際して、節度ばねによって付勢された節度体が操作杆の節度溝に弾接することによって、回転操作の節度を確実に出すことができる。
【0018】
また、前記操作杆は前記節度溝の他、前記電気的な操作指示を可能にする噛合部と、前記レバーシャフトの挿入を前記レバーガイド孔の軸心に沿って行うことを可能にする切欠部とを備えたため、組み付けに際してレバーシャフトをレバーガイド孔の軸芯に沿って容易に挿入し組み付けることができる。
【0019】
このとき操作杆を軸回りの一方側に回転させることにより、操作杆の切欠部側を前記節度ばねの付勢力により前記操作レバーの基端側に設けられた係止部に係合させることができる。従って、この係合状態では、作業者がレバーシャフト側から手を離してもレバーシャフト及び操作杆が、前記節度ばねの付勢力によってレバーガイド孔から飛び出し脱落するようなことはなく、組み付けを極めて容易に行うことができる。
【0020】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明の効果に加え、前記第1,第2回転ノブの他方を回転操作したときに、その回転操作の限界位置で操作杆の切欠部側が前記レバーガイドの基端側に設けられたストッパ部に当接することで回転規制を行うことができ、第1,第2回転ノブの他方の回転操作を確実に行わせることができる。
【0021】
このとき第1,第2節度機構は、回転方向に連携し合わないため、第1,第2回転ノブの他方の操作杆の切欠部側がストッパ部に当接したとき軸回りの撓みにより限界位置よりもさらに回転変位しても、第1,第2回転ノブの一方が連動することはなく、誤作動を確実に抑制することができる。
【0022】
請求項4の発明では、請求項2又は3の発明の効果に加え、前記レバーガイドの基端側に前記レバーガイド孔に連通した配置空間部を設けているため、該配置空間部に前記操作杆を配置することができる。そして、前記レバーガイド孔の軸心に交差する前記配置空間部の一側に、係止穴部を設けたため、前記操作杆を軸回りの一方側へ回転させることにより、該操作杆の切欠部側を前記係止穴部に第2節度機構の節度ばねによる付勢力を介して係合させることができ、組付時にレバーシャフト及び操作杆の脱落を確実に抑制することができる。
【0023】
また、前記係止穴部はストッパ部を備えているため、前記操作杆を限界位置まで回転操作したときは、該操作杆の切欠部側をストッパ部に確実に当接させることができ、第1,第2回転ノブの他方を回転操作の限界位置で確実に位置決めることができ、正確な操作を行うことができる。
【0024】
請求項5の発明では、請求項1〜4の何れかの発明の効果に加え、前記第1回転ノブ及び第2回転ノブは、前記操作レバーの先端側に回転不能に設けられた固定ノブを挟んで配置され、前記第1,第2回転ノブの一方の回転操作に際して、該第1,第2回転ノブの一方と前記固定ノブとの一方に設けられた節度体が節度ばねの付勢力によって同他方に設けられた節度溝に弾接するため、第1,第2回転ノブの回転操作に対し節度を確実に出すことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1〜図6は本発明の一実施形態に係り、図1はレバースイッチの操作レバーの正面図、図2は図1のSA−SA方向の断面図、図3は第1節度機構の要部断面図、図4は操作レバーの先端側の拡大断面図、図5は操作レバー先端側を可動子と共に示す拡大正面図、図6は図4のSB−SB矢視方向における操作レバー先端側の拡大断面図、図7は操作レバー先端側の一部切欠拡大平面図である。
【0026】
本発明一実施形態の車両用レバースイッチの構造は、レバースイッチとして自動車用のコンビネーションスイッチに関するもので、例えば右ハンドル車の右側において操作レバー1の基端側に取り付けられる図示しないケース及びステアリングコラム側に取り付けられるボディを介してステアリングコラム側に取り付けられるものである。尚、左ハンドル車用に使用する場合には、操作レバー1等を対称形状に形成することで適用することができる。また、図示はしないが、前記ボディは中央にステアリングシャフトを挿通させる円筒管を有し、例えばその右側に前記ケースを右方向から差し込み装着し、ステアリングコラムにねじ止めされる構成となっている。
【0027】
前記操作レバー1は、所定の電気的な操作指示を行うもので、例えばターンシグナルスイッチ、前照灯の点灯、消灯などを行うライティングスイッチ、メイン・ディマ切換スイッチ、パッシングスイッチ、フォグランプの点灯、消灯を行うフォグランプスイッチの機能を備えている。該操作レバー1は、レバーシャフト39と、該レバーシャフト39の先端に設けた第1回転ノブ3と、レバーシャフト39を軸支したレバーガイド19と、該レバーガイド19に嵌着したレバー部9及び固定ノブ7と、レバーガイド19に回動自在に軸合した第2回転ノブ5とで構成され、前後左右に揺動する。
【0028】
図1のように、このコンビネーションスイッチの操作レバー1は、その先端側に第1回転ノブ3及び第2回転ノブ5が軸回りに回転操作可能に配置されている。第1回転ノブ3及び第2回転ノブ5は、図2に示すように軸回りの回転が不能な固定側の固定ノブ7を挟んで配置されている。又前記操作レバー1には、前記第2回転ノブ5に隣接して軸回りの回転が不能な固定側のレバー部9が設けられ、該レバー部9内には前記第2回転ノブ5を軸支したレバー部19が弾性係止片19aにより固定されている。尚、前記固定ノブ7は、第1,及び第2回転ノブ3,5に対して回転しない固定体であればよく、第1または第2回転ノブ3,5内に隠れるように配設してもよい。
【0029】
前記操作レバー1のレバーガイド19の基端側には、操作杆配置部11が設けられている。該操作杆配置部11の外面には、一対の軸部13a,13bが突設され、該軸部13a,13bが前記ケースに軸支された可動盤100に回転自在に支持されている。該操作レバー1は、軸部13a、13bを中心に矢印C、D方向に揺動し、可動盤100の軸100aを中心に矢印A、B方向に揺動する。前記操作杆配置部11には、さらに節度体支持部15が突設されている。
【0030】
前記レバー部9の基端側には、図1及び図に示すようにブーツ17が取り付けられている。このブーツ17は、略ラッパ状に開口形成され、前記ケースに取り付けることで操作レバー1の基端側を取り付けるケース内等が乗員から見えないようにしている。
【0031】
そして前記コンビネーションスイッチの操作レバー1は、図1に示すように可動盤100の軸部100aを中心に、矢印A、B方向に回動操作することで、方向指示灯が点滅するターンシグナルスイッチの機能を有する。該操作レバー1は、図4に示すようにレバー部9の軸部13a、13bを中心に矢印C、D方向に回動操作することで、メイン・ディマ切換スイッチ及びパッシングスイッチの機能を有する。
【0032】
前記第1回転ノブ3は、軸回りに回転操作することにより、前照灯、車幅灯の点消灯を行うライティングスイッチの機能を有する。前記第2回転ノブ5を軸回りに回転操作すると、フロント側又はリヤ側のフォグランプの点消灯の切換を行うフォグランプスイッチの機能を有する。
【0033】
このため、前記第1回転ノブ3には、図1に示すように回転操作の目印となる三角マーク53が設けられ、前記固定ノブ7には、前照灯OFFを示すマーク55、パーキングランプ点灯用のマーク57、前照灯点灯用のマーク59、前照灯を自動(AUTO)で点消灯させる文字61が設けられている。又前記第2回転ノブ5には、回転操作の目印となる三角マーク47が設けられ、レバー部9の表面には、第2回転ノブ5に隣接してフロントフォグランプ点灯用のマーク49と、中立位置を示すマーク50と、リヤフォグランプ点灯用のマーク51とが設けられている。
【0034】
前記操作レバー1の断面は図2のようになっている。この操作レバー1は、前記レバー部9内にレバーガイド19を固定している。このレバーガイド19は、操作レバー1の先端側から基端側にわたって延設されている。前記レバーガイド19には、軸芯部を貫通するレバーガイド孔20が設けられている。
【0035】
前記レバー部9は、図2に示すように、先端を第2回転ノブ5の径にほぼ合わせるようにしてラッパ状に開口しており、その開口部内にレバーガイド9に沿って形成した弾性係止片9aを前記レバーガイド19の外周の溝に係合させることで固定して取り付けられている。前記固定ノブ7は、前記レバーガイド19の先端側外周に固定して取り付けられることで、レバーシャフト39に回動自在に嵌入した第2回転ノブ5を前記レバー部9とで軸線方向に移動しないように挟持している。
【0036】
前記固定ノブ7とレバー部9との間に配置された前記第2回転ノブ5は、前記レバーガイド19の先端側外周面に回転自在に支持されている。前記第2回転ノブ5と前記固定ノブ7との間に、該第2回転ノブ5の回転操作の節度を出すための第1節度機構21が設けられている。従って、前記操作レバー1の先端側に、前記第1,第2回転ノブ3,5の一方である第2回転ノブ5の回転操作の節度を出すための第1節度機構21を設けた構成となっている。
【0037】
前記第1節度機構21は、前記第2回転ノブ5に設けられた節度体支持部23に節度ばね25を介して支持された節度体27を有している。前記節度ばね25は、コイルスプリングで構成され、前記節度体27はスチールボールで構成されている。前記節度体27は、前記固定ノブ7に設けられた節度溝29に前記節度ばね25の付勢力を介して弾接している。
【0038】
前記第2回転ノブ5には、コイルスプリングで形成された接点ばね31を介して可動接点板33が支持されている。この可動接点板33に隣接して、前記レバーガイド19には極盤35が固定して支持されると共に、前記レバー部9の開口部内に嵌合されている。この極盤35には、盤面に固定接点が露出してインサート成形されている。この固定接点がインサート成形された極盤35の盤面に、前記可動接点板33の接点部が当接し、第2回転ノブ5の回転操作によって可動接点板33が連動すると、可動接点板33の接点部が極盤35の固定接点に接触して、操作信号を出力するようになっている。
【0039】
前記極盤35には、リード線37が結合され、前記固定接点に導通接続されている。このリード線37は、前記レバー部9とレバーガイド19との間を通って操作レバー1の基端側に引き出され、フロント側とリア側とのフォグランプON,OFFのための回路に接続されている。
【0040】
前記レバーガイド19のレバーガイド孔20内には、レバーシャフト39が回動自在に設けられている。このレバーシャフト39は、前記レバーガイド孔20内を、前記操作レバー1の先端側から基端側へ一直線に延びるように配置されている。このレバーシャフト39の先端側に、結合部材41が固定して取り付けられている。この結合部材41に対し、前記第1回転ノブ3が固定して取り付けられている。従って、前記操作レバー1側にレバーガイド孔20を有するレバーガイド19を設けると共に前記レバーガイド孔20内に前記操作レバー1の先端側から基端側へ延びるレバーシャフト39を配置した構成となっている。
【0041】
前記第1回転ノブ3と前記固定ノブ7との間には、節度機構は設けられておらず、第1回転ノブ3は固定ノブ7に対して自由に回転できる構成となっている。すなわち、第1回転ノブ3の取付状態で、該第1回転ノブ3を固定状態で取り付ける結合部材41の管状の突部93は、固定ノブ7の先端側に形成された切欠部95に入り込んでおり、該突部93及び切欠部95において固定ノブ7と第1回転ノブ3側の結合部材41とが回転方向に係合し合わないようになっている。
【0042】
前記レバーシャフト39の基端側には、操作杆43が設けられている。
【0043】
前記第1節度機構21の節度体27と節度溝29との関係は図3のようになっており、前記節度溝29は一対の斜面45a,45bでV字状に形成されている。 従って、前記第2回転ノブ5をマーク49に合わせるように回転操作すると、節度体27は斜面45aを上り、その途中で第2回転ノブ5の一部が固定ノブ7のストッパに当接し、第2回転ノブ5のそれ以上の回転操作が規制される。この位置で第2回転ノブ5を離すと、節度体27が節度ばね25の付勢力によって斜面45aを下り、節度溝29の谷部側に自動的に復帰し、第2回転ノブ5は三角マーク47がマーク50を示すように、中立位置に自動的に復帰する。また、第2回転ノブ5を逆方向に回転操作して、三角マーク47をマーク51に合わせるように操作すると、節度体27は斜面45bを上り、その途中で前記同様第2回転ノブ5側の一部が固定ノブ7側のストッパに当接して、それ以上の回転操作が規制される。この位置で第2回転ノブ5を離すと前記同様、第2回転ノブ5は三角マーク47がマーク50を示すように自動的に中立位置に復帰する。
【0044】
前記節度体支持部15には節度体16が節度ばね18を介して支持されている。この節度体16は、前記ケース側の節度溝に弾接している。
【0045】
前記操作杆配置部11は、図4,図5のように、前記レバーガイド孔20に連通する配置空間部65を備えている。また操作杆配置部11は、前記レバーガイド孔20の軸心に交差して前記配置空間部65の一側に、前記操作杆43組付時に該操作杆43が軸回りの一方側に回転することにより、該操作杆43の後述する切欠部側が、後述する節度ばねの付勢力により係合する係止部として係止穴部67を備えている。本実施形態において、前記係止穴部67は、前記レバーガイド孔20の軸心に直交して設けられている。
【0046】
前記操作杆配置部11には、さらに前記係止穴部67に前記操作杆43を回転操作したときに該操作杆43の操作限界位置を決めるストッパ部69が設けられている。すなわち前記レバーガイド19の基端側に、前記操作杆43を回転操作したときに該操作杆43の後述する切欠部側を当接させるストッパ部69を設けた構成となっている。また、前記レバーガイド孔20の軸心に交差して、前記配置空間部65の一側に前記操作杆43の後述する切欠部側が入り込んで前記係止部を構成すると共に前記ストッパ部69を備えた係止穴部67を設けた構成となっている。
【0047】
前記操作杆43は、傘歯車状の噛合部71と、切欠部73と、節度溝形成部75とを備えている。前記噛合部71は、前記電気的な操作指示を可能にするもので、前記ケース側に回転自在に支持された可動子77の噛合部79に噛合している。尚、可動子77には、導電性金属板ばね材で形成した可動接点81が設けられている。前記噛合部71,79の噛合は、前記操作レバー1を軸部13a,13bを中心に、図2の矢印C,D方向への操作を可能にする。前記切欠部73は、前記レバーシャフト39の挿入をレバーガイド孔20の軸心に沿って行うことを可能にするものである。この切欠部73は、操作杆43の上部側を除去したもので、操作杆43を正面から見て略扇状に形成している。
【0048】
このような操作杆43と前記レバーシャフト39の基端側との間には、前記第1回転ノブ3の回転操作の節度を出すための第2節度機構83が設けられている。この第2節度機構83は、図6,図7のように、前記操作レバー1側に支持された節度体85及び節度ばね87と、前記操作杆43に設けられた節度溝89とからなっている。
【0049】
前記節度体85及び節度ばね87は、前記レバーガイド19の基端側に設けられた節度体支持部91に支持されている。前記節度溝89は、前記操作杆43の節度溝形成部75に形成されている。この節度溝89は、前照灯のOFF位置、駐車灯の点灯位置、前照灯の点灯位置、オートの各位置に合わせて4個設けられ、それぞれV字状断面の連山状に形成されている。
【0050】
組み付けに際しては、レバー部9に対し、ブーツ17、レバーガイド19、リード線37、極盤35、第2回転ノブ5、第1節度機構21、レバーシャフト39、結合部材41、固定ノブ7を順次組み付ける。前記レバーシャフト39は、前記レバーガイド孔20の軸心に沿って配置空間部65側から挿入する。この挿入に際し、操作杆43に切欠部73が存在するため、操作杆43がレバーガイド19の操作杆配置部11に規制されることなく、レバーシャフト39をレバーガイド孔20の軸心に沿って確実に挿入することができる。このため、レバーシャフト39の組付けを容易に行うことができる。
【0051】
このレバーシャフト39の挿入に際しては、節度体支持部91に予め節度体85、節度ばね87が組み付けられている。この状態で、操作杆43の節度溝89に節度体85を弾接させ、操作杆43を配置空間部65において軸回りの一方側へ図5の状態にまで回転させる。この操作杆43の回転によって、切欠部73側が係止穴部67に図5のように入り込む。この位置で、操作杆43から手を離すと、節度ばね87の付勢力によって、節度体85を介し操作杆43が軸方向に押し出され、切欠部73下方部位側が係止穴部67の壁面に係合する。
【0052】
従って、組付時に操作杆43及びレバーシャフト39から手を離しても、レバーシャフト39がレバガイド19から抜け落ちることはなく、組付けを容易に行うことができる。
【0053】
前記レバーガイド孔20に挿入されたレバーシャフト39は、操作杆43の切欠部73下方部位側が係止穴部67に係合する状態で、先端側が固定ノブ7外に突出する。この突出したレバーシャフト39の先端に、結合部材41を固定状態に組み付ける。この結合部材41に対し、さらに第1回転ノブ3を固定状態で組み付け、図2の状態とする。
【0054】
前記第1回転ノブ3側の組付時には、操作杆43を前記節度ばね87に抗して軸方向に押し込めて行い、組付後は操作杆43が係止穴部67の前記壁面から若干離れた位置で保持されることになる。レバーガイド19の節度体支持部15に節度ばね18及び節度体16を挿入し、可動盤100に軸支し、且つ該可動盤100をケース対に軸支する。
【0055】
前記組付状態において、前記操作レバー1を図1の矢印A,B方向へ操作すると、右又は左の方向指示灯を点滅させることができる。
【0056】
前記第1回転ノブ3を回転操作して、三角マーク53をマーク57に合わせると、レバーシャフト39を介して操作杆43が回転する。この回転によって、駐車灯に対応した位置(PARK)の節度溝89に節度体85が対向して弾接し、操作杆43が位置決められる。また操作杆43の前記の回転によって、噛合部71,79を介し可動子77が回転する。この回転によって、可動接点81がケース側の固定接点に所定の状態で接触し、駐車灯の回路が閉じられ、駐車灯が点灯する。
【0057】
同様に、第1回転ノブ3を回転操作して、三角マーク53をマーク59あるいはマーク61に合わせると、前照灯点灯位置(HEAD)に対応した節度溝89又はオート位置(AUTO)に対応した節度溝89に前記節度体85が対向して弾接し、操作杆43が位置決められる。
【0058】
前記操作杆43の回転によって、前記同様可動子77が回転し、可動接点81がケース側の固定接点に所定状態で接触し、前照灯が点灯し、または前照灯が車外の光環境に応じて自動的にで点消灯する。
【0059】
前記各節度溝89に対する節度体85の弾接移動によって、操作杆43、レバーシャフト39、結合部材41を介して、第1回転ノブ3に回転操作の節度を出すことができる。
【0060】
前記第1回転ノブ3の操作が戻され、三角マーク53がマーク55に合わせられて、前照灯を消灯する操作が行われるとき、第1回転ノブ3が強く回転操作されると操作杆43の切欠部73側がストッパ部69に当接して限界位置で位置決められ、それ以上の回転が規制される。従って、操作杆43の節度溝形成部75が節度体85から外れることはなく、節度体85の脱落を防止することができる。
【0061】
また節度溝形成部75は、操作杆43の回転方向に扇状に長く形成することができ、前記第1回転ノブ3の回転操作のストロークを大きくしたとしても、節度溝形成部75を節度体85に対向させることができ、節度体85の脱落を確実に防止することができる。
【0062】
前記操作杆43は、噛合部71,79によって可動子77を回転移動させる構造であるため、アーム状のものが単に可動子側の凹部に係合して、アーム状の揺動作用により可動子を直線移動させるものに比べ、第1回転ノブ3を大きく回転操作しても常に歯車状の噛合部71,79が噛合しているので、操作杆43の回転方向に長い距離で可動子77を係合回転させることができ、第1回転ノブ3の操作ストロークを拡大することができる。従って、可動子77の可動接点81が接触するケース側の複数の固定接点間の相互間隔を拡げることができるので、多数の接点ポジションがあるロータリースイッチを提供することができる。このため長期間使用によって、ケース内に摩耗粉等が発生しても、ケース内の複数の固定接点間が摩耗粉等によって容易に短絡することはなく、第1回転ノブ3による操作指示を確実に行うことができる。
【0063】
このような第1回転ノブ3の操作指示に際し、前記のように第1回転ノブ3を強く回転操作して前記操作杆43が前記ストッパ部69に強く当接したとき、レバーシャフト39が軸回りに捻れて、第1回転ノブ3が限界位置よりも若干回転することがある。この場合、第1回転ノブ3の限界以上の回転によって、結合部材41が第1回転ノブ3に連動して若干軸回りに回転するが、結合部材41の突部93は固定ノブ7側の切欠部95内を相対回転するため、結合部材41の回転が固定ノブ7に伝わることがない。
【0064】
従って、第2回転ノブ5が第1回転ノブ3の限界以上の回転によって連動するようなことはなく、前記第1回転ノブ3の強い回転操作による第2回転ノブ5の誤作動を防止することができる。
【0065】
前記第2回転ノブ5では、その回転操作によって、前記三角マーク47をマーク49又は51に合わせるたびに、フロント側のフォグランプ又はリヤ側のフォグランプが点灯、消灯を繰り返す。
【0066】
この第2回転ノブ5を強く操作すると、第2回転ノブ5の一部が固定ノブ7側のストッパ部に当接することになる。このとき固定ノブ7を介して、レバーガイド19の先端側に軸回りの力が伝達され、レバーガイド19の先端側が捻れて固定ノブ7が若干回転することがある。この場合も固定ノブ7側の切欠部95により、第1回転ノブ3側の結合部材41における突部93に対し相対回転することができ、固定ノブ7の前記回転が第1回転ノブ3に及ぶことはない。従って、第2回転ノブ5を強く操作したときにも、その回転が第1回転ノブ3に伝わることはなく、第1回転ノブ3の誤作動を防止することができる。
【0067】
このようにして第1,第2回転ノブ3,5の誤作動を防止することができるため、レバーシャフト39やレバーガイド19の捻れをある程度許容することができ、レバーシャフト39の径を細くしたり、レバーガイド19の肉厚を薄くして全体的に小型化を図ることも可能である。
【0068】
前記節度溝89は、レバーシャフト39と一体の操作杆43に形成しているため、節度溝89と節度体85とによる節度をレバーシャフト39を介して、第1回転ノブ3側に直接的に伝達することができ、第1回転ノブ3のガタツキを抑制することができる。
【0069】
尚、上記実施形態では、第1回転ノブ3を前照灯の点消灯の操作指示、第2回転ノブ5をフォグランプの点消灯の操作指示として構成したが、第1,第2回転ノブ3,5の機能は任意に選択できるものであり、例えば第1回転ノブ3をワイパボリューム、第2回転ノブ5をリアワイパウォッシャスイッチの操作指示を行うものとして構成することもできる。
【0070】
前記操作杆43は、噛合部79を備える構造のものにしたが、噛合部79に代えて1本のアーム部をケース側の可動子に係合させ、該可動子を直線移動させる構造にすることもできる。
【0071】
前記ストッパ部69は、前記第1回転ノブ3をOFF側へ強く操作したときに回転規制するものとして構成したが、さらに第1回転ノブ3をオート側へ強く操作したときに回転規制をするストッパ部を設けることも可能である。また、ストッパ部69を省略することも可能である。
【0072】
前記操作杆43を組付時に係合させる係止穴部67は、貫通した穴部に限らず、有底状の穴部で形成することもでき、また係止構造としては必ずしも穴部に限らず、配置空間部65側へ突出した可撓の爪部等によって構成することもできる。この可撓の爪部の場合には、組付時には操作杆43に押しのけられて配置空間部65から退避しているが、操作杆43を配置空間部65に配置したときには爪部が配置空間部65に弾性復帰して、操作杆43の飛び出しを係止することができるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る操作レバーの平面図である。
【図2】一実施形態に係り、図1のSA−SA矢視方向における断面図である。
【図3】一実施形態に係り、第1節度機構の要部断面図である。
【図4】一実施形態に係り、操作レバー基端側の拡大断面図である。
【図5】一実施形態に係り、操作レバーと可動子とを示す側面図である。
【図6】一実施形態に係り、図5のSB−SB矢視方向における操作レバー基端側の第2節度機構を示す拡大断面図である。
【図7】一実施形態に係り、操作レバーの基端側の第2節度機構を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
1 操作レバー
3 第1回転ノブ
5 第2回転ノブ
7 固定ノブ
19 レバーガイド
20 レバーガイド孔
21 第1節度機構
25 節度ばね
27 節度体
29 節度溝
39 レバーシャフト
43 操作杆
65 配置空間部
67 係止穴部(係止部)
69 ストッパ部
71 噛合部
73 切欠部
83 第2節度機構
85 節度体
87 節度ばね
89 節度溝

Claims (5)

  1. 操作レバーの先端側に第1回転ノブ及び第2回転ノブを配置し、
    前記第1回転ノブ及び第2回転ノブを軸回りに操作してそれぞれ所定の電気的な操作指示が可能なレバースイッチにおいて、
    前記操作レバーの先端側の固定体と前記第1,第2回転ノブの一方との間に、該第1,第2回転ノブの一方の回転操作の節度を出すための第1節度機構を設け、
    前記操作レバー側にレバーガイド孔を有するレバーガイドを設けると共に前記レバーガイド孔内に前記操作レバーの先端側から基端側へ延びるレバーシャフトを配置し、
    前記第1,第2回転ノブの他方を、前記レバーシャフトの先端側に結合すると共に、該レバーシャフトの基端側に前記電気的な操作指示のための操作杆を設け、
    前記レバーガイドの基端側と前記操作杆との間に、前記第1,第2回転ノブの他方の回転操作の節度を出すための第2節度機構を設け、
    前記第1,第2回転ノブの他方を前記固定体に対して回転方向に係合しないように形成した
    ことを特徴とする車両用レバースイッチの構造。
  2. 請求項1記載の車両用レバースイッチの構造であって、
    前記第2節度機構は、前記操作レバー側に支持された節度体及び節度ばねと前記操作杆に設けられた節度溝とからなり、
    前記操作杆は、前記節度溝の他、前記電気的な操作指示を可能にする歯合部と前記レバーシャフトの挿入を前記レバーガイド孔の軸心に沿って行うことを可能にする切欠部とを備え、
    前記レバーガイドの基端側に、前記操作杆が軸回りの一方側へ回転することにより該操作杆の切欠部側が前記節度ばねの付勢力により係合する係止部を設けたことを特徴とする車両用レバースイッチの構造。
  3. 請求項1又は2記載の車両用レバースイッチの構造であって、
    前記レバーガイドの基端側に、前記操作杆を回転操作したときに該操作杆の切欠部側を当接させて該操作杆の操作限界位置を決めるストッパ部を設けたことを特徴とする車両用レバースイッチの構造。
  4. 前記請求項2又は3の何れかに記載の車両用レバースイッチの構造であって、
    前記レバーガイドの基端側に、前記レバーガイド孔に連通して前記操作杆を配置する配置空間部を設け、
    前記レバーガイド孔の軸心に交差して前記配置空間部の一側に、前記操作杆の切欠部側が入り込んで前記係止部を構成すると共に前記ストッパ部を備えた係止穴部を設けたことを特徴とする車両用レバースイッチの構造。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の車両用レバースイッチの構造であって、
    前記第1回転ノブ及び第2回転ノブは、前記操作レバーの先端側に回転不能に設けられた固定体を挟んで配置され、
    前記第1節度機構は、前記第1,第2回転ノブの一方と前記固定体との一方に設けられた節度体及び節度ばねと同他方に設けられ前記節度体を前記節度ばねの付勢力により弾接させる節度溝とよりなることを特徴とする車両用レバースイッチの構造。
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