JP3891853B2 - 画像測定装置及び画像測定装置用プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CCDカメラ等の撮像装置で被測定対象(以下ワークという)を撮像すると共に、ワーク画像に基づきワークの形状等を測定する画像測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
こうした画像測定装置においてワークの測定を行う場合、最初に撮像装置によりワークを撮像し、CRT画面にワーク上の測定したい箇所の拡大画像を表示させる。そして、拡大画像が表示されたCRT画面上において、測定したい箇所をマウス等で指定する。この指定に基づき、付属のコンピュータ等によりその箇所に所定の画像処理を施され、長さ、幅、直径等の測定値が出力される。出力された測定値は、シリアル番号、検査項目、測定値、公差等を図表化したリスト形式で出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の画像測定装置においては、このようにリスト形式で出力された測定値が、ワーク画像上のどの箇所の測定値なのか、又は拡大画像がワーク全体のどの位置に該当するのかなどが一見して分かり難いという問題があった。
本発明は、この問題に鑑みてなされたものであり、測定結果と測定箇所の対応関係を視覚的、直感的に理解し易くすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的の達成のため、本出願の第1の発明に係る画像測定装置は、ワークの全体画像を取得する全体画像取得手段と、前記ワーク上の拡大画像を取得する拡大画像取得手段と、測定の実行のため前記全体画像及び前記拡大画像を表示する画像表示手段と、前記拡大画像上の任意の箇所を前記画像表示手段上で指定する指定手段と、該指定された箇所に関し所定の画像処理を施してその箇所の形状特性を測定する形状特性測定手段と、前記指定手段により指定された箇所とその箇所に関する前記形状特性測定手段による測定結果とに識別記号を付与する識別記号付与手段と、前記全体画像と拡大画像との位置関係を演算する位置関係演算手段と、前記形状特性測定手段による測定結果を、前記位置関係演算手段により演算された位置関係及び前記識別番号と共に表示する測定結果表示手段とを備えたことを特徴とする。この発明によれば、全体画像と拡大画像との位置関係が測定結果と共に表示され、測定箇所の測定結果とその箇所のワーク上での位置とを一目で把握することができる。
【0005】
この発明において、前記ワークを撮像する撮像装置と、該撮像装置を移動させる移動手段とを更に備え、前記全体画像取得手段は、前記移動手段により撮像装置を移動させて取得した複数の画像を合成させて全体画像を取得するようにしてもよい。さらに、前記移動手段による移動量を演算する移動量演算手段を備え、前記位置関係演算手段は、該移動量演算手段による移動量に基づき前記位置関係を演算するようにしてもよい。また、この発明において、前記測定結果表示手段は、前記撮像手段による撮像倍率に関する情報に基づき前記全体画像上における前記拡大画像の範囲を表示するようにしてもよい。また、この発明において、前記指定手段により指定された箇所とその箇所に関する前記形状特性測定手段による測定結果とに識別記号を付与する識別記号付与手段を更に備えるようにしてもよい。
【0006】
また、本出願の第2の発明に係る画像測定装置用プログラムは、ワークの全体画像を取得する全体画像取得ステップと、前記ワーク上の拡大画像を取得する拡大画像取得ステップと、測定の実行のため前記全体画像及び前記拡大画像を表示する画像表示ステップと、前記拡大画像上の任意の箇所を前記画像表示手段上で指定させる指定ステップと、該指定された箇所に関し所定の画像処理を施してその箇所の形状特性を測定する形状特性測定ステップと、前記指定ステップにより指定された箇所とその箇所に関する前記形状特性測定ステップによる測定結果とに識別記号を付与する識別記号付与ステップと、前記全体画像と拡大画像との位置関係を演算する位置関係演算ステップと、前記形状特性測定ステップによる測定結果を、及び前記全体画像と前記拡大画像との位置関係及び前記識別番号と共に表示する測定結果表示ステップとを実行させるように構成されたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像測定システムの全体構成を示す斜視図である。このシステムは、非接触型の画像測定機1と、この画像測定機1を制御すると共に、必要なデータ処理を実行するコンピュータシステム2と、測定結果等をプリントアウトするプリンタ3とにより構成されている。
【0008】
画像測定機1は、次のように構成されている。即ち、架台11上には、ワーク12を載置する測定テーブル13が装着されており、この測定テーブル13は、図示しないY軸駆動機構によってY軸方向に駆動される。架台11の両側縁中央部には上方に延びる支持アーム14,15が固定されており、この支持アーム14、15の両上端部を連結するようにX軸ガイド16が固定されている。このX軸ガイド16には、撮像ユニット17が支持されている。
【0009】
撮像ユニット17は、図示しないX軸駆動機構によってX軸ガイド16に沿って駆動される。撮像ユニット17の下端部には、CCDカメラ18が測定テーブル13と対向するように装着されている。また、撮像ユニット17の内部には、図示しない照明装置及びフォーカシング機構の他、CCDカメラ18のZ軸方向の位置を移動させるZ軸駆動機構が内蔵されている。
なお、このXYZ各駆動機構は例えばパルスモータで構成され、その駆動量は後述するコンピュータシステム2で演算される。これにより、CCD18から得られた画像情報に座標情報を付加することができる。
【0010】
コンピュータシステム2は、コンピュータ本体21、キーボード22、ジョイスティックボックス(以下、J/Sと呼ぶ)23、マウス24及びCRT25を備えて構成されている。
コンピュータ本体21は、例えば図2に示すように構成されている。即ち、CCDカメラ18から入力されるワーク12の画像情報は、インタフェース(以下、I/Fと呼ぶ)31を介して画像メモリ32に格納される。
また、後述するようにワーク12の全体画像がデジタルカメラやスキャナなどの外部機器から入力される場合には、当該画像データはI/F33を介してCPU35に入力される。そして、CPU35でビットマップの画像情報に展開された後、画像メモリ32に格納される。画像メモリ32に格納された画像情報は、表示制御部36を介してCRT25の画面に表示される。
【0011】
一方、キーボード22、J/S23、及びマウス24から入力されるコード情報及び位置情報は、I/F34を介してCPU35に入力される。CPU35は、ROM37に格納されたマクロプログラム、並びにRAM40に格納された測定プログラム及び測定結果表示プログラムに従って、測定実行処理及び測定結果の表示処理を実行する。
【0012】
CPU35は、測定実行処理に従って、I/F41を介して画像測定機1を制御する。HDD38は、図示しないCADシステムから入力されたCADデータの他、測定プログラム、測定結果表示プログラムを格納する。RAM40は、各種プログラムを格納する他、各種処理のワーク領域を提供する。
【0013】
図3は、CPU35を中心として実行される各種機能の構成を示す機能ブロック図である。拡大画像情報保持部M1は、CCDカメラ18より得られた拡大画像情報を保持するものであり、実際には図2における画像メモリ32、HDD38又はRAM40がこの機能を果たす。ここに拡大画像とは、コンピュータ2による測定対象の指定や、指定された測定箇所の解析といった手順を行う際に使用される画像のことをいう。また、全体画像情報保持部M2は、ワーク12の全体画像、すなわちワーク12の全体像を示す画像を保持するものであり、実際には図2におけるHDD38又はRAM40がこの役割を果たす。
【0014】
ここにおいて全体画像とは、前述の拡大画像がワーク12中のどの辺りに位置するものかをオペレータに教示すると共に、測定したい箇所を指定させるために表示するものである。全体画像は必ずしもワーク12の全ての部分を含むものでなくてもよく、測定の対象とされる可能性のない部分の一部が欠けた画像でも構わない。全体画像は、デジタルカメラやスキャナなどの外部機器により取得することもできるが、図4に示すように、ワーク12を各部分(中心座標(Xnm,Ynm)で表示)ごとに分割してCCDカメラ18で撮影した後、当該複数の部分画像を適当な方法でマッチングすることにより、ワーク12全体の画像を得るようにすることができる。例えば、図4に示すように、隣接する部分画像に重複部分を設け、この重複部分に基づきマッチングを行うようにすることができる。又は、CCDカメラ18の撮像倍率を、ワーク12全体が収まるような低倍率で撮影するようにしてもよい。
【0015】
測定箇所指定部41は、CRT25の画面上に表示されたワーク12の拡大画像に含まれる要素のうち、測定の対象とする要素を指定するためのものであり、具体的にはキーボード22、マウス24等の入力手段がこの役割を果たしている。測定種類指定部42は、測定箇所指定部41で指定された測定箇所において、どのような測定を行うのかを指定するためのものであり、具体的には、キーボード22、マウス24等の入力手段がこの役割を果たす。
【0016】
エッジ検出部43は、測定箇所指定部41で指定された測定箇所において、測定種類指定部42で指定された種類の測定を行うのに必要なエッジ検出を行い、その検出結果としての点列データを出力するものである。点列データ記憶部44は、エッジ検出部43から出力された点列データを記憶するためのものであり、具体的にはRAM40又はHDD38がこの役割を果たす。形状演算部45は、点列データ記憶部44に記憶されている点列データに基づき、測定種類指定部43において指定された測定の種類に対応した演算を行い、その演算結果を出力するものである。
【0017】
識別番号発生部46は、形状演算部45から出力される演算結果に識別番号を付与するためのものである。すなわち、形状演算部において1つの演算結果が得られると、その演算結果に対し識別番号発生部46より発生した識別番号が付与される。そして、測定箇所指定部41により指定された拡大画像上の箇所にも、この演算結果に対応した識別番号が付与される。これにより、ある演算結果が拡大画像中のどの要素の測定結果なのかが分かるようになっている。
【0018】
識別番号発生部46は、キーボード22等の入力手段により入力された識別番号を付与させるものでもよいし、測定順に増加する順列番号を自動的に発生させるものであってもよい。
【0019】
測定結果ファイル生成部47は、形状演算部45より出力された測定結果、拡大画像情報保持部M1から出力された拡大画像の画像データ及び当該拡大画像の位置情報、全体画像情報保持部M2から出力された全体画像の画像データ、及び識別番号発生部46から発生された識別番号に基づき、全体画像と拡大画像の位置関係、及びその拡大画像中の測定箇所とその測定結果とを関連付けて表示するファイルを作成するためのものである。
【0020】
なお、測定結果ファイル生成部47は、図示しないCADシステムからのCADデータから、その測定箇所に対応する部分のデータを抽出し、この抽出されたデータも対応付けて記憶させるようにすることもできる。例えば、CADデータ内に含まれる設計データ、公差データ等を抽出し、これを形状演算部45からの演算結果と対応付けて記憶させておくことができる。
【0021】
次に、本実施の形態に係る画像測定システムの作用を図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、予め上記したような何らかの方法(デジタルカメラなどの外部機器からの取得、CCDカメラ18を移動させて分割画像をマッチングする)により、ワーク12の全体画像を取得し、図6に示すように、CRT25の画面右下の全体画像表示ウインドウ53に表示させると共に、ワーク12の拡大画像をCCDカメラ18から取り込んで、図6に示すように、CRT25の画面左側の拡大画像表示ウインドウ51に表示させる(S1)。図6に示すように、CRT25の画面上には、拡大画像表示ウインドウ51、全体画像表示ウインドウ53の他、測定結果を表示するための測定結果表示部52、ワーク12の照明条件を設定するための照明条件設定部55、測定の種類を設定するアイコンを備えたアイコン表示部56、測定の条件を設定する測定条件設定部63などが表示されている。
【0022】
次に測定の種類を指定した後(S2)、その測定を行う箇所を指定する(S3)。測定の種類の指定は、前述したアイコン表示部56内のいずれかのアイコンをマウス24によりクリックすることにより行うことができる。図6においてアイコン56aは、測定箇所におけるエッジからエッジの間の長さの測定を指示するアイコンである。アイコン56bは、指定された測定箇所に円弧が含まれている場合に、その円弧を一部に含む円の直径の測定を指示するアイコンである。また、56cは選択されたアイコンの図柄を表示するための表示部である。なお、アイコン56aが選択された場合には、表示部56cにおいてエッジ検出方向を角度により入力するようにされ、これにより、エッジ検出方向が決定される。
【0023】
また、測定を行う箇所の指定は、次のように行う。図6に示すように、全体画像表示ウインドウ53には、現在拡大画像表示ウインドウ51に拡大表示されている箇所に四角マークSが表示されている。四角マークSの大きさは、拡大画像表示ウインドウ51の表示倍率、すなわちCCDカメラ18の撮像倍率に対応されている。
【0024】
拡大画像表示ウインドウ51上に測定したい箇所が表示されている場合には、その箇所をマウス24でクリックする。表示されていない場合には、全体画像表示ウインドウ53上で、測定したい箇所付近にマウスのポインタPを移動させ、マウス24をクリックする。すると、四角マークSがその箇所に移動するとともに、四角マークSの移動距離が演算される。すなわち、四角マークSの移動前後の位置間に含まれるピクセルの数がカウントされ、このカウント数と全体画像の撮像倍率とから、CCDカメラ18を移動させるべき距離が演算される。CCDカメラ18がXYZ駆動機構によりその測定したい箇所付近に移動し、これにより拡大画像表示ウインドウ51上には測定したい箇所を含む拡大画像が表示される。オペレータは拡大画像表示ウインドウ51に表示された拡大画像を見て、測定したい箇所付近にマウス24のポインタを移動させてマウス24の左ボタンをクリックする。
【0025】
次に、この指定された測定箇所において、エッジ検出処理を実行し、S2で指定された測定を実行し、測定値を得る(S4)。得られた測定結果は、測定結果表示部52に表示される。その測定箇所のCADデータが対応させて記憶されている場合には、これらも並列的に表示する。
【0026】
次に、S3で指定された測定箇所に、実行された測定の種類を示す記号を表示する(S5)。例えば、円弧の直径を測定した場合には、その測定箇所にアイコン56bに示すような記号が表示される。
【0027】
次に、得られた測定値に対し、識別番号を付与する(S6、S7)。前述のように、識別番号をマウス24等で入力させるマニュアルモードと、測定順に識別番号を付与するオートモードとを選択できるようになっている。
【0028】
別の測定箇所を指定する必要がある場合には(S9)、再びS2に戻って同様の手順を繰り返す。拡大画像表示ウインドウ51に映っていない他の箇所を測定したい場合には、その箇所に対応する位置を全体画像表示ウインドウ53上で指定すると、CCDカメラ18がXYZ駆動機構により駆動され、これにより拡大画像表示ウインドウ51の表示も切り替わる。別の測定箇所の指定の必要がない場合には、測定を終了する。
【0029】
複数の測定箇所の指定が終了した場合、図6に示すように、拡大画像表示ウインドウ51の指定箇所には、ステップ6又は7で生成した識別番号(1,2等)が表示されるとともに、測定の種類を示す記号(矢印等)が表示される。測定の種類は測定結果表示部でも判るので、測定の種類を示す記号の表示を省略するようにすることもできる。また、測定結果表示部52には、測定結果が識別番号と共に表示され、これにより測定結果と測定結果との対応関係が一目でわかるようになっている。
【0030】
一通りの測定を終了した後、測定結果表示プログラムを起動すると、図7に示すような測定結果表示レポート画面が現われる。図7において、101は図5のステップ1で取得されたワーク12の全体画像を表示する全体画像表示部であり、102A,102Bは測定箇所を含む拡大画像を表示する拡大表示部であり、104は測定結果を表示する測定結果表示部である。
【0031】
全体画像と拡大画像との位置関係は、図7に示すような対応関係表示図形103A,103Bによりなされる。この対応関係表示図形は、全体画像の取得時に取得されたCCDカメラ18の位置情報(図4に示す座標情報(Xnm,Ynm))と、拡大画像取得時のCCDカメラ18の位置情報との関係がCPU35で演算され、この演算結果に基づいて描画される。拡大画像1,2の全体画像上における範囲を示すため、破線による四角形マークS1、S2が描かれる。この四角マークS1,S2の大きさは、拡大画像1、2の撮像時の撮像倍率に対応されている。
【0032】
また、図7では、拡大画像102A中の測定箇所の測定結果も、拡大画像102B中の測定箇所の測定結果も、いずれも測定結果表示部104にまとめて表示するようにしているが、図8に示すように、拡大画像表示部102Aの下に測定結果表示部104Aを設け、拡大画像表示部102Aに係る拡大画像中の測定箇所の測定結果のみを表示部104Aに表示すると共に、拡大画像表示部102Bの下に測定結果表示部10BAを設け、拡大画像表示部102Bに係る拡大画像中の測定箇所の測定結果のみを表示部104Bに表示するようにしてもよい。
なお、測定結果表示プログラムは、測定プログラムによる測定が完了してから起動させてもよいが、測定プログラム起動と同時に起動させておいても構わない。
【0033】
また、この図7,8の測定結果表示プログラムの画面を印刷したり保存したりすることにより、後にワーク12の評価を行う際に利用することができる。また、図5に示すS2(測定の種類の指定)以降の設定を、測定の手順、測定の種類、測定箇所等を予め登録するためのパートプログラム作成時に使用できるようにしてもよい。すなわち、パートプログラム作成用プログラムを起動した場合において、本実施の形態による一連の設定をそのままパートプログラム作成において利用できるようにしてもよい。これにより、測定結果と測定箇所の対応関係がわかりやすい測定を容易に再現することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、測定結果と測定箇所の対応関係を視覚的、直感的に理解し易くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る非接触画像測定システムの構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る画像測定システムにおけるコンピュータ本体の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1、2の装置の機能ブロック図である。
【図4】 ワーク12の全体画像を取得する方法の1例を示す。
【図5】 図1に示す装置の作用を示すフローチャートを示す。
【図6】 図1の装置におけるCRT25の画面表示の一例を示す。
【図7】 図1の装置におけるCRT25の画面表示の一例を示す。
【図8】 図1の装置におけるCRT25の画面表示の一例を示す。
【符号の説明】
1・・・画像測定機、 2・・・コンピュータシステム、 3・・・プリンタ、 11・・・架台、 12・・・ワーク(被測定対象)、 13・・・測定テーブル、 14,15・・・支持アーム、 16・・・X軸ガイド、 17・・・撮像ユニット、 18・・・CCDカメラ、 21・・・コンピュータ本体、 22・・・キーボード、 23・・・ジョイスティックボックス、 24・・・マウス、 25・・・CRT、 31,33、34、39、41・・・インタフェース、 32・・・画像メモリ、 35・・・CPU、36・・・表示制御部、37・・・ROM、38・・・HDD、40・・・RAM、41・・・測定箇所指定部、42・・・測定種類指定部、43・・・エッジ検出部、44・・・点列データ記憶部、45・・・形状演算部、46・・・識別番号発生部、47・・測定結果ファイル生成部、51・・・拡大画像表示ウインドウ、52・・・測定結果表示部、53・・・全体画像表示ウインドウ、55・・・照明条件設定部、56・・・アイコン表示部、63・・・測定条件設定部
Claims (6)
- ワークの全体画像を取得する全体画像取得手段と、
前記ワーク上の拡大画像を取得する拡大画像取得手段と、
測定の実行のため前記全体画像及び前記拡大画像を表示する画像表示手段と、
前記拡大画像上の任意の箇所を前記画像表示手段上で指定する指定手段と、
該指定された箇所に関し所定の画像処理を施してその箇所の形状特性を測定する形状特性測定手段と、
前記指定手段により指定された箇所とその箇所に関する前記形状特性測定手段による測定結果とに識別記号を付与する識別記号付与手段と、
前記全体画像と拡大画像との位置関係を演算する位置関係演算手段と、
前記形状特性測定手段による測定結果を、前記位置関係演算手段により演算された位置関係及び前記識別番号と共に表示する測定結果表示手段と
を備えた画像測定装置。 - 前記ワークを撮像する撮像装置と、該撮像装置を移動させる移動手段とを備え、前記全体画像取得手段は、前記移動手段により撮像装置を移動させて取得した複数の画像を合成させて全体画像を取得する請求項1に記載の画像測定装置。
- 前記移動手段による移動量を演算する移動量演算手段を備え、前記位置関係演算手段は、該移動量演算手段による移動量に基づき前記位置関係を演算する請求項2に記載の画像測定装置。
- 前記測定結果表示手段は、前記撮像手段による撮像倍率に関する情報に基づき前記全体画像上における前記拡大画像の範囲を表示するようにされた請求項1に記載の画像測定装置。
- 前記測定結果表示手段は、前記拡大画像上の前記指定手段により指定された箇所、及びその測定結果とに隣接して前記識別番号を表示することを特徴とする請求項1乃至4に記載の画像測定装置。
- ワークの全体画像を取得する全体画像取得ステップと、
前記ワーク上の拡大画像を取得する拡大画像取得ステップと、
測定の実行のため前記全体画像及び前記拡大画像を表示する画像表示ステップと、
前記拡大画像上の任意の箇所を画像表示手段上で指定させる指定ステップと、
該指定された箇所に関し所定の画像処理を施してその箇所の形状特性を測定する形状特性測定ステップと、
前記指定ステップにより指定された箇所とその箇所に関する前記形状特性測定ステップによる測定結果とに識別記号を付与する識別記号付与ステップと、
前記全体画像と拡大画像との位置関係を演算する位置関係演算ステップと、
前記形状特性測定ステップによる測定結果を、前記全体画像と前記拡大画像との位置関係及び前記識別番号と共に表示する測定結果表示ステップと
を実行させるように構成された画像測定装置用プログラム。
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