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JP3886882B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP3886882B2
JP3886882B2 JP2002305231A JP2002305231A JP3886882B2 JP 3886882 B2 JP3886882 B2 JP 3886882B2 JP 2002305231 A JP2002305231 A JP 2002305231A JP 2002305231 A JP2002305231 A JP 2002305231A JP 3886882 B2 JP3886882 B2 JP 3886882B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等に適用されるベルトユニットを組み込んだ画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フルカラー複写機やカラープリンタなどの画像形成装置は、各色の画像を形成する4つの画像形成部(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)を並設したプロセスユニット、およびこれら4つの画像形成部を通して用紙を搬送する転写ベルトを有している。図10に示すように転写ベルト51は、プロセスユニットの下方で互いに離間された一対のローラ53、55に張架されており、各色の感光体ドラムに転接して走行されるようになっている。転写ベルト51とローラ53、55とはユニット化されて、ベルトユニット50として複写機等の画像形成装置内に組み込まれている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このようなベルトユニットにおいて、メンテナンスを行うためにベルトユニットを本体から取り外して床や台等に置く際に、ベルトの表面が直接床面に接触すると表面が擦れて傷が生じたりするおそれがあった。このような問題を解決するため、ベルトユニットの側板をベルト露出面から大きく突出させた脚を設ける方法や、ベルトユニットを縦置きにするなどの対応が取られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−040753号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、最近の装置の小型化により、感光体や転写ローラなど他のユニットとベルト部材の接触面が広くなり、ユニット側板に大きく突出した脚を設けるのは容易ではなく、またユニットの細長形状化により縦置きが困難になっている。
【0006】
本発明は、ベルトユニットを筐体から取り出して床に置くときに、ベルト表面を傷つけることを防止できるベルトユニットを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体上の静電潜像を可視像化する現像装置と、前記像担持体上の可視像を順次転写される中間転写体と、を有する画像形成装置において、前記中間転写体は、ローラと、前記ローラに掛け渡されたベルトと、を有し、前記画像形成装置の筐体に対して着脱可能なベルトユニットであり、 前記ベルトユニットは、前記ローラのうちブラック用転写ローラが取り付けられる回動可能なフレームと、前記ベルトユニットに軸支され、前記ベルト面の内面方向又は外周面方向に回動し、前記ベルトユニットが筐体から取り出されたとき前記ベルト外周面が直接床面に接触するのを防ぐ接触防止部材とを具備し、前記接触防止部材は、前記ベルト面の内面側に回動することにより、前記フレームを前記像担持体側に圧接し、このフレームに取り付けられたローラを像担持体に押しあて、前記ベルト面の外周面側に回動することにより、前記フレームの像担持体側への圧接を解除して前記ローラを像担持体から離間させるものであることを特徴とする。
【0008】
この請求項1に記載の発明では、ベルトユニットをメンテナンスする際には、ベルトユニットを筐体から取り出して、接触防止部材が設けられている面を下にして床に置く。ベルトユニットを床に置いた場合に、接触防止部材が床面に接するので、ベルトが直接床面に接触することがなく、ベルト表面が傷つくことを防止することができ、メンテナンスのし易い画像形成装置を得ることができる。また、ベルトユニットを筐体に装着したときに接触防止部材によりフレームが圧接されてブラック用転写ローラが静電潜像担持体側に押圧される。一方、接触防止部材をフレームから外すとフレームの圧接が解除され、ブラック用転写ローラによる像担持体への押圧も解除される。このように、接触防止部材により転写ローラの接離動作を行うことができるので、接離動作を行うために別途部材が不要であり、省スペース化及び低コスト化を図ることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記接触防止部材は、前記筐体内に前記ベルトユニットが装着されたときは、この接触防止部材全体が前記ベルト面の内面側に存在し、前記筐体から前記ベルトユニットが引き出されたときは、前記接触防止部材が前記ベルト面の外周面方向に回動して、この接触防止部材の先端部が、前記ベルト面の外面側に突出することを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、接触防止部材はベルトユニットが筐体内にあるときはユニットの脱着方向から見てベルトユニット内にあり、ベルトユニットを筐体から取り出したときにはユニットから突設する方向に回動できるので、筐体内での収納スペースを小さくすることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記接触防止部材は、ばねを備えており、前記筐体内に前記ベルトユニットが装着されているときは、前記接触防止部材は前記ばねの付勢に抗して前記筐体内面に当接し、前記筐体から前記ベルトユニットが引き出されたときは、前記接触防止部材は前記ばねの付勢に順じて回動することを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、ベルトユニットを筐体内から引き出すとばねの付勢に順じて接触防止部材が回動するので、手動で接触防止部材を回動する必要がなく、操作性に優れる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記接触防止部材は、前記ベルトユニットの側面に設けられ、且つこのベルトユニットの取手としての機能を兼ねることを特徴とする。
【0014】
この請求項4に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、接触防止部材がベルトユニットの両側に設けられ且つ取手を兼ねているので、取手を持ってそのまま引き出すことができ、ベルトユニットの引き出しが簡単にできる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記接触防止部材は、回動軸を有し、前記接触防止部材の長手方向の長さは、前記回動軸を中心に回動してベルトユニットの長手方向外周面に対して斜めに突出したとき、縦置き状態としたベルトユニットを支持可能な長さであることを特徴とする。
【0016】
この請求項5に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、ベルトユニットを縦置きにした場合に、接触防止部材をベルトユニットの長手方向に対して斜めにするだけで、ベルトユニットと接触防止部材とで安定性を得ることができ、スペースの小さな場所でもベルトユニットを床に置くことができる。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ベルトユニットは、略円形状の部材を有し、前記略円形状の部材は、少なくとも2つのベルト露出面に設けられ、前記ベルト露出面を超え且つ前記ベルトユニットの外側に突出して設けられることを特徴とする。
【0018】
この請求項6に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、略円形状の部材をベルトユニットの少なくとも2つの露出面から突設して設けたので、ベルトユニットの両面のどちらを下にしても良く、利便性が良い。
【0023】
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の発明において、前記ベルトユニットは装着時に複数の静電潜像担持体と接触する中間転写ベルトユニットであることを特徴とする。
【0024】
この請求項に記載の発明では、請求項1ないしのいずれかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、上述のベルトユニットを中間転写ベルトユニットに適用することで、メンテナンスのし易い画像形成装置を得ることができる。
【0027】
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の発明において、前記ベルトユニットは、画像形成装置の筐体に装着されたときに、前記ベルトの周面が前記筐体に設けられた複数のローラと接するものであることを特徴とする。
【0029】
この請求項に記載の発明では、請求項1ないしのいずれかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、本発明のベルトユニットを各ユニットに適用することで、メンテナンスのし易い画像形成装置を得ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
図1は第1実施形態のベルトユニットを示す正面図、図2は第2実施形態のベルトユニットを示す正面図、図3は第3実施形態のベルトユニットを示す正面図、図4は第4実施形態のベルトユニットを示す斜視図、図5は第5実施形態のベルトユニットを示す正面図、図6は第6実施形態のベルトユニットを示す正面図、図7は第7実施形態のベルトユニットを示す正面図、図8は第8実施形態のベルトユニットを示す正面図、図9は本発明の画像形成装置の全体を概略的に示す断面図である。
【0032】
本実施の形態に係る画像形成装置100は、カラー複写機であり、転写紙を収納する給紙部31と、露光により画像形成を行う複数の静電潜像担持体(感光体)33を備えた画像形成部35、感光体33上に形成される静電潜像を可視像化し、この可視像を順次転写する一次中間転写体37、一次中間転写体37のトナー像を一括転写する二次中間転写体39、転写紙に加熱及び加圧を行う定着装置41、定着後の転写紙を排紙する排紙部43等からなる。
【0033】
画像形成サイクルが開始されると、各感光体33は図示しない駆動モータによって所定の方向に回転し、帯電装置にて感光体33の表面が一様に帯電される。感光体33は露光により静電潜像が形成され、現像装置の現像剤により感光体33の静電潜像がトナー像として現像される。一次中間転写体37の回転に伴ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー像が順次積層されていく。
【0034】
そして、一次中間転写体37上に所望のカラー画像が積層されると、二次中間転写体39上にカラー画像が一括転写される。二次中間転写体39から転写紙にカラー画像が転写されると、定着装置41のニップ部で定着が行われ排紙部43から排紙される。
【0035】
次に本発明の特徴部分である一次中間転写体(以下ベルトユニット)37について説明する。まず図1に示すように、第1実施の形態においてベルトユニット37はローラ3に掛け渡された中間転写ベルト5と両側に側板6を備えており画像形成装置100の筐体に対して着脱可能に設けられている。本実施の形態では、ベルトユニット37の側板6には筐体から取り出したとき中間転写ベルト5が直接床面に接触するのを防ぐ接触防止部材1、2を設けている。また、一方の接触防止部材2はベルトユニット37のベルト露出面から突出した略半円形状であるが、他方の接触防止部材1は筐体にベルトユニット37を装着したときは図1の点線位置に示すようにベルトユニット37の脱着方向から見てベルトユニット37内にあり、筐体からベルトユニット37を取り出したときには図1の実線位置に示すようにベルトユニット37から突設する方向に回動可能である。
【0036】
次に、上記した構成に基づき、本実施の形態の作用を説明する。ベルトユニット37をメンテナンスする際には、ベルトユニット37を筐体から取り出して、接触防止部材1が設けられている面を下にして床に置く。ベルトユニット37を床に置いた場合に、接触防止部材1が床面に接するので、中間転写ベルト5が直接床面に接触することがなく、ベルトユニット37をメンテナンスする際に中間転写ベルト5表面が傷つくことを防止することができる。
【0037】
次に、他の実施の形態を説明するが、その説明にあたり上述した部分と同一の作用効果を奏する部分には、同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略する。
【0038】
第2実施の形態では、接触防止部材1aにコイルスプリングばね(ばね)7を設けた点が第1実施の形態と異なる。接触防止部材1aは回動の中心となる回動軸9を備え、この回動軸9にコイルスプリングばね7が巻着されている。そして、ベルトユニット37が筐体内にあるときは、コイルスプリングばね7の付勢に抗して接触防止部材1aは図2で示す点線位置にあり、筐体内の係止部11に係止した状態である。
【0039】
ベルトユニット37を筐体内から引き出すとコイルスプリングばね7の付勢に順じて接触防止部材1aは回動して図2の実線位置に示すようにユニット37から突出した状態になる。このように、接触防止部材1aにコイルスプリングばね7を設けたので、ベルトユニット37を筐体内から引き出すとコイルスプリングばね7の付勢に順じて回動するので、手動で接触防止部材1aを回動する必要がなく、操作性に優れる。
【0040】
第3実施の形態では、接触防止部材1bが取手を兼ねている点が第1実施の形態と異なる。取手は略長方形状且つ中空の部材であり、一端がベルトユニット37の側板6に回動自在に固定されている。ベルトユニット37が筐体内にあるときは、接触防止部材1bがユニット内に収まった状態であり、ベルトユニット37を筐体から取り出して床に置く際には接触防止部材1bを回動させてベルトユニット37から突出するようにする。この第3実施の形態では、ベルトユニット37が取手となっているので、引き出しが簡単である。
【0041】
第4実施の形態では、接触防止部材1cの軸を少しだけ中央寄りに設け、さらに接触防止部材1cを長めにしている点が第1実施の形態と異なる。この第4実施の形態では、ベルトユニット37を縦置きにした場合に、接触防止部材1cをベルトユニット37の長手方向に対して斜めにするだけで、ベルトユニット37と接触防止部材1cとで安定性を得ることができ、スペースの小さな場所でもベルトユニット37を床に置くことができる。
【0042】
次に第5実施の形態では、接触防止部材4がベルトユニット37の上側にも設けられている点が第1実施の形態と異なる。図5に示すように、図左側に示す接触防止部材2aは略円形状になっており、ベルトユニット37の端部においてベルト露出面の上下面をカバーしている。また、ベルトユニット37の上側においては略半円状の接触防止部材4となっている。このように、接触防止部材4がベルトユニット37の上下に両方設けられているので、ベルトユニット37を筐体から引き出して床に置くときに、接触防止部材1の面が下向きになっているのを確認してから床に置く必要がなく、また間違って接触防止部材1のない面を床に置いてベルト5が傷ついたりするのを防止できる。
【0043】
第6実施の形態では、第5実施の形態において少なくとも一つの接触防止部材1が回動自在になっている点が異なる。この第6実施の形態では接触防止部材1が筐体内にあるときはベルトユニット37から突出しないので、その分省スペース化を図ることができる。
【0044】
第7実施の形態では、ベルトユニット37の側板6からクリーニング対向ローラ等のローラ軸13が突出している点が特徴である。この第7実施の形態では、ローラ軸13が側板から突出しているので、ベルトユニット37の側板6を下にした状態で床に置くことがなく、ベルトユニット37が倒れる等のリスクを未然に防ぐことができる。
【0045】
第8実施の形態では、ベルトユニット37を筐体内にセットしたときに、接触防止部材1dが感光体33への接離動作と連動している点を特徴としている。各ローラ3は接離カムでフレームを動かして感光体33との接離動作を行っている。また、モノクロ出力時には印刷を高速化するために複数のローラのうちブラック用転写ローラ3aのみの接離動作を行わせ、転写ベルト5にブラックのトナー像が転写されるようになっている。
【0046】
ブラック用転写ローラ3aはモノクロ用のフレーム(以下、モノクロフレームと示す。)15に取り付けられており、モノクロフレーム15は従動ローラを中心に回動が可能になっている。このモノクロフレーム15に接触防止部材1dが圧接できるようになっている。接触防止部材1dがベルトユニット37内に回動したときにはモノクロフレーム15が感光体33側に押されるとともに、ブラック用転写ローラ3aも感光体33に押し当てられる。また、接触防止部材1dをモノクロフレーム15から外したら、接触防止部材1dによる圧接が解除されるので、ブラック用転写ローラ3aは感光体33から離れ、ベルトユニット37を容易に取り外すことができる。
【0047】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。上述の実施形態は本発明のベルトユニット37をカラー複写機の一次中間転写体に適用したが、二次中間転写体や搬送ベルトユニットに適用しても良い。
【0048】
また、ベルトユニット37は複写機に限らず、プリンタ、FAXなどに係るものでも良い。
【0049】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、ベルトユニットをメンテナンスする際には、ベルトユニットを筐体から取り出して、接触防止部材が設けられている面を下にして床に置く。ベルトユニットを床に置いた場合に、接触防止部材が床面に接するので、ベルトが直接床面に接触することがなく、ベルト表面が傷つくことを防止することができ、メンテナンスのし易い画像形成装置を得ることができる。また、接触防止部材によりブラック用転写ローラの接離動作を行わせることができるので、接離動作を行わせるために別途部材を設けることが不要であり、省スペース化及び低コスト化を図ることができる。
【0050】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、接触防止部材はベルトユニットが筐体内にあるときはユニットの脱着方向から見てベルトユニット内にあり、ベルトユニットを筐体から取り出したときにはユニットから突設する方向に回動できるので、筐体内での収納スペースを小さくすることができる。
【0051】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載に発明と同様の効果を奏するとともに、ベルトユニットを筐体内から引き出すとばねの付勢に順じて接触防止部材が回動するので、手動で接触防止部材を回動する必要がなく、操作性に優れる。
【0052】
請求項4に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、接触防止部材がベルトユニットの両側に設けられ且つ取手を兼ねているので、取手を持ってそのまま引き出すことができ、ベルトユニットの引き出しが簡単にできる。
【0053】
請求項5に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、ベルトユニットを縦置きにした場合に、接触防止部材をベルトユニットの長手方向に対して斜めにするだけで、ベルトユニットと接触防止部材とで安定性を得ることができ、スペースの小さな場所でもベルトユニットを床に置くことができる。
【0054】
請求項6に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、略円形状の部材をベルトユニットの少なくとも2つの露出面から突設して設けたので、ベルトユニットの両面のどちらを下にしても良く、利便性が良い。
【0057】
請求項記載の発明では、請求項1ないしのいずれかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、上述のベルトユニットを中間転写ベルトユニットに適用することで、メンテナンスのし易い画像形成装置を得ることができる。
【0059】
請求項に記載の発明では、請求項1ないしのいずれかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、上述のベルトユニットを各ユニットに適用することで、メンテナンスのし易い画像形成装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のベルトユニットを示す正面図である。
【図2】第2実施形態のベルトユニットを示す正面図である。
【図3】第3実施形態のベルトユニットを示す正面図である。
【図4】第4実施形態のベルトユニットを示す斜視図である。
【図5】第5実施形態のベルトユニットを示す正面図である。
【図6】第6実施形態のベルトユニットを示す正面図である。
【図7】第7実施形態のベルトユニットを示す正面図である。
【図8】第8実施形態のベルトユニットを示す正面図である。
【図9】本発明の画像形成装置の全体を概略的に示す断面図である。
【図10】従来例のベルトユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d 接触防止部材
3 転写ローラ(ローラ)
5 中間転写ベルト(ベルト)
6 側板
7 コイルスプリングばね(ばね)
9 回動軸
11 モノクロフレーム(当接部)
33 感光体(静電潜像担持体)
37 ベルトユニット
100 画像形成装置

Claims (8)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体上の静電潜像を可視像化する現像装置と、前記像担持体上の可視像を順次転写される中間転写体と、を有する画像形成装置において、
    前記中間転写体は、ローラと、前記ローラに掛け渡されたベルトと、を有し、前記画像形成装置の筐体に対して着脱可能なベルトユニットであり、
    前記ベルトユニットは、前記ローラのうちブラック用転写ローラが取り付けられる回動可能なフレームと、前記ベルトユニットに軸支され、前記ベルト面の内面方向又は外周面方向に回動し、前記ベルトユニットが筐体から取り出されたとき前記ベルト外周面が直接床面に接触するのを防ぐ接触防止部材とを具備し、
    前記接触防止部材は、前記ベルト面の内面側に回動することにより、前記フレームを前記像担持体側に圧接し、このフレームに取り付けられたローラを像担持体に押しあて、前記ベルト面の外周面側に回動することにより、前記フレームの像担持体側への圧接を解除して前記ローラを像担持体から離間させるものである
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記接触防止部材は、前記筐体内に前記ベルトユニットが装着されたときは、この接触防止部材全体が前記ベルト面の内面側に存在し、前記筐体から前記ベルトユニットが引き出されたときは、前記接触防止部材が前記ベルト面の外周面方向に回動して、この接触防止部材の先端部が、前記ベルト面の外面側に突出する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記接触防止部材は、ばねを備えており、前記筐体内に前記ベルトユニットが装着されているときは、前記接触防止部材は前記ばねの付勢に抗して前記筐体内面に当接し、前記筐体から前記ベルトユニットが引き出されたときは、前記接触防止部材は前記ばねの付勢に順じて回動する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記接触防止部材は、前記ベルトユニットの側面に設けられ、且つこのベルトユニットの取手としての機能を兼ねる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記接触防止部材は、回動軸を有し、
    前記接触防止部材の長手方向の長さは、前記回動軸を中心に回動して前記ベルトユニットの長手方向外周面に対して斜めに突出したとき、縦置き状態としたベルトユニットを支持可能な長さである
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ベルトユニットは、略円形状の部材を有し、
    前記略円形状の部材は、少なくとも2つのベルト露出面に設けられ、前記ベルト露出面を超え且つ前記ベルトユニットの外側に突出して設けられる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記ベルトユニットは、装着時に複数の静電潜像担持体と接触する中間転写ベルトユニットである
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記ベルトユニットは、画像形成装置の筐体に装着されたときに、前記ベルトの周面が前記筐体に設けられた複数のローラと接するものである
    ことを特徴とする画像形成装置。
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