JP3847140B2 - 乗り物における盗難防止装置 - Google Patents
乗り物における盗難防止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3847140B2 JP3847140B2 JP2001333368A JP2001333368A JP3847140B2 JP 3847140 B2 JP3847140 B2 JP 3847140B2 JP 2001333368 A JP2001333368 A JP 2001333368A JP 2001333368 A JP2001333368 A JP 2001333368A JP 3847140 B2 JP3847140 B2 JP 3847140B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meter
- vehicle
- main switch
- ignition
- driving means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/01—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
- B60R25/04—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/20—Means to switch the anti-theft system on or off
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62H—CYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
- B62H5/00—Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62H—CYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
- B62H5/00—Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
- B62H5/08—Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles preventing the drive
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63J—AUXILIARIES ON VESSELS
- B63J99/00—Subject matter not provided for in other groups of this subclass
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R2325/00—Indexing scheme relating to vehicle anti-theft devices
- B60R2325/30—Vehicles applying the vehicle anti-theft devices
- B60R2325/306—Motorcycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、車体などの静止側部材に対しメータを着脱自在とし、このメータの取り外しにより乗り物の盗難防止を図るようにした乗り物における盗難防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗り物の一例である自動二輪車は、一般に、次のように構成されている。
【0003】
即ち、自動二輪車は、車体などの静止側部材に取り付けられ、走行用駆動手段を電源に対し電気的に断接自在とさせるメインスイッチと、上記静止側部材に取り付けられ、上記メインスイッチに電気的に接続されて走行速度等の走行状態を処理するメータとを備えている。
【0004】
自動二輪車を走行させるときには、まず、キー操作により上記メインスイッチを接続(ON)させることにより、駆動手段を電源に接続させ、もって、この駆動手段を駆動させる。すると、その駆動力により自動二輪車の走行が可能となる。
【0005】
自動二輪車の走行中には、ライダーは、走行速度が適正かや、駆動手段に対する潤滑油が不足していないか等をメータでチェックしながら、運転を続けることとなる。
【0006】
一方、自動二輪車を駐車させようとする場合には、まず、キー操作によりメインスイッチを切断(OFF)させることにより、駆動手段を停止させる。次に、上記メインスイッチからキーを抜き取れば、自動二輪車の駐車状態が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、駐車中の自動二輪車の盗難は、例えば、キー操作なしで上記メインスイッチを無理やり接続(ON)させたり、メインスイッチを介することなく駆動手段に電源を直結させたり、また、メインスイッチを破壊するなどして、なされており、従来、このような盗難に遭うことを防止するため、効果的な対策の開発が望まれていた。
【0008】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、駐車など乗り物を長時間にわたり無人停止させておく場合に、この乗り物が盗難に遭うことをより確実に防止させるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の乗り物における盗難防止装置は、次の如くである。
【0010】
請求項1の発明は、図1,2に例示するように、車体などの静止側部材2に取り付けられ、走行用駆動手段11である内燃機関を電源17に対し電気的に断接自在とさせるメインスイッチ19と、上記静止側部材2に取り付けられ、上記メインスイッチ19に電気的に接続されて走行速度等の走行状態を処理するメータ20と、上記静止側部材2に取り付けられ、上記メータ20に電気的に接続されてこのメータ20からの出力信号に基づき上記駆動手段11に点火信号を出力する点火装置21とを備えた乗り物において、
【0011】
上記静止側部材2とメインスイッチ19と点火装置21とに対し上記メータ20を着脱自在としたものである。
【0012】
請求項2の発明は、全図に例示するように、車体などの静止側部材2に取り付けられ、走行用駆動手段11である内燃機関を電源17に対し電気的に断接自在とさせるメインスイッチ19と、上記静止側部材2に取り付けられ、上記メインスイッチ19に電気的に接続されて走行速度等の走行状態を処理するメータ20と、上記メータ20に電気的に接続されてこのメータ20からの出力信号に基づき上記駆動手段11に点火信号を出力する点火装置21を備えた乗り物において、
【0013】
上記静止側部材2とメインスイッチ19とに対し上記メータ20を着脱自在とし、
【0014】
上記メータ20と点火装置21とを互いに組み合せて組み合せ体40とし、この組み合せ体40を上記静止側部材2と駆動手段11とに対し着脱自在としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0016】
(第1の実施の形態)
【0017】
図1〜3は、第1の実施の形態を示している。
【0018】
図1において、符号1は乗り物であって、より具体的には、鞍乗型車両の一例であるスクータ型の自動二輪車を示し、矢印Frはこの乗り物1の前方を示している。
【0019】
上記乗り物1の静止側部材2は車体であり、この静止側部材2は前、後車輪3,4により走行路面5上に支持される車体本体6と、この車体本体6の前上端部に支持される操向用ハンドル7と、上記車体本体6の後上端部に支持されるシート8とを備え、このシート8上にライダーが着座して上記ハンドル7の把持が可能とされている。
【0020】
上記乗り物1は、上記静止側部材2の車体本体6に支持されて乗り物1を走行駆動可能とさせる駆動手段11を備え、この駆動手段11に動力伝達手段12を介して上記後車輪4が連動連結されている。上記駆動手段11は内燃機関であって、上記静止側部材2の車体本体6に支持されクランクケースやこのクランクケースから突出するシリンダを備えた駆動手段本体14と、この駆動手段本体14のシリンダの突出端部に取り付けられる点火プラグ15とを備えている。
【0021】
図1〜3において、上記乗り物1は、上記静止側部材2の車体本体6に支持されるバッテリ電源17と、上記静止側部材2のハンドル7に取り付けられ、上記駆動手段11を上記電源17に電線18により電気的に接続(以下、これを単に接続という)させるキー操作式のメインスイッチ19と、上記静止側部材2のハンドル7に取り付けられ、上記メインスイッチ19に接続されて乗り物1の走行速度等の走行状態(駆動手段11の駆動状態を含む)を処理(ライダーに視認可能とさせる表示を含む)するメータ20と、上記静止側部材2に取り付けられ、上記メータ20に接続されてこのメータ20からの出力信号に基づき上記駆動手段11である内燃機関に点火信号を出力してこの駆動手段11内の混合気を着火させる点火装置21とを備え、図例では、上記メータ20はメインスイッチ19の−(マイナス)側に接続されている。
【0022】
上記メータ20は、その外殻を構成して上記静止側部材2のハンドル7に固着されるハウジング24と、電子的な制御装置25と、この制御装置25に上記メインスイッチ19を接続させる電源回路26と、上記駆動手段11に取り付けられたクランク角検出センサー28や乗り物1に搭載される各種センサー29を接続させ、これら各クランク角検出センサー28,29からの検出信号を上記制御装置25に入力させる入力インターフェース30と、上記制御装置25に接続され上記各センサー28,29からの検出信号に基づき乗り物1の走行速度などの走行状態を視認可能となるよう表示するメータ表示部31と、上記静止側部材2の車体本体6に取り付けられた方向指示灯32を上記制御装置25に接続させるフラッシャリレー33とを備え、上記電源回路26は上記メインスイッチ19の−側に接続されている。
【0023】
上記メータ20の上記各構成部品25,26,30,31,33はそれぞれ上記ハウジング24内に収容されてこのハウジング24に支持され、つまり、上記メータ20はユニットとされている。
【0024】
上記点火装置21は点火コイルを有する点火回路37を備え、この点火回路37は、点火制御インターフェース36を介し上記制御装置25に接続され、上記クランク角検出センサー28からの検出信号に基づき上記点火プラグ15に所定の点火時期に放電点火をさせて駆動手段11を駆動可能とさせる。
【0025】
上記メータ20と、上記点火装置21の少なくとも一部分である点火制御インターフェース36とが互いに組み合わされて組み合せ体40とされ、具体的には、上記点火制御インターフェース36が上記メータ20のハウジング24内に収容されてこのハウジング24に支持されている。
【0026】
上記組み合せ体40のハウジング24は静止側部材2に対し不図示の係止具や締結具などにより着脱自在に固着されている。また、上記組み合せ体40は、上記電線18の中途部に介設されたカップリング42により、上記メインスイッチ19、各センサー28,29、方向指示灯32、および点火装置21の他部分である点火回路37に対し着脱自在に接続されている。この場合、各電線18は束にされて、カップリング42が互いに共用され、静止側部材2とメインスイッチ19、および点火装置21の点火回路37等への組み合せ体40の着脱操作は、ワンタッチ式にできることとされている。
【0027】
図1中一点鎖線で示すように、上記メータ20を含む組み合せ体40を上記静止側部材2、メインスイッチ19、および点火装置21の点火回路37等とから離脱させれば、上記組み合せ体40は持ち運びや、他の場所への保管が自由にできることとされている。
【0028】
図2,3において、上記メータ20の制御装置25には記憶装置44が接続されている。この記憶装置44は、EEPROM(不揮発性メモリ)で構成され、暗証番号などのIDコードが登録可能とされている。
【0029】
上記点火回路37は、電子的な制御装置45と、この制御装置45に上記メインスイッチ19を電線18を介して接続させる電源回路46と、上記制御装置45に上記メータ20の点火制御インターフェース36を接続させる通信インターフェース47とを備えている。また、上記点火回路37の制御装置45には前記記憶装置44と同じ構成の記憶装置48が接続されている。
【0030】
上記各記憶装置44,48に予め互いに共通のIDコードを記憶させておく。すると、上記乗り物1の静止側部材2にメータ20を取り付けて、メインスイッチ19を接続(ON)させると、上記メータ20の制御装置25が上記記憶装置44に記憶されているIDコードを読み出し、これを上記点火制御インターフェース36、および上記点火回路37の通信インターフェース47を通して上記点火回路37の制御装置45に送信する。
【0031】
上記したように、点火回路37の制御装置45が上記メータ20の制御装置25からのIDコードを受信すると、上記点火回路37の制御装置45は記憶装置48に記憶されているIDコードを読み出して、これと、上記メータ20からのIDコードとを比較する。
【0032】
上記両IDコードが互いに一致すると、上記点火回路37は動作可能とされ、つまり、駆動手段11の始動が可能とされる。一方、上記両IDコードが互いに不一致の場合には、点火回路37は動作不能のままとされ、駆動手段11の始動が不可能なままに保たれる。
【0033】
上記構成によれば、静止側部材2とメインスイッチ19とに対し上記メータ20を着脱自在としてある。
【0034】
このため、乗り物1を長時間にわたり無人停止させておく場合には、静止側部材2とメインスイッチ19とからメータ20を離脱させ、このメータ20を所持しておくか、もしくは、他の場所に保管しておくなどする。
【0035】
すると、上記乗り物1を盗もうとしても、この乗り物1の走行状態についてのメータ20による処理はなされないことから、この乗り物1の運転が困難もしくは不可能となり、しかも、メータ20を備えない乗り物1の運転は法規制に違背することともなる。
【0036】
よって、その分、駐車など乗り物1を長時間にわたり無人停止させておく場合に、この乗り物1が盗難に遭うことはより確実に防止される。
【0037】
また、前記したように、駆動手段11を内燃機関とし、上記静止側部材2に取り付けられ、上記メータ20に電気的に接続されてこのメータ20からの出力信号に基づき上記駆動手段11に点火信号を出力する点火装置21を備えた乗り物において、上記点火装置21の少なくとも一部分である点火回路37に対し上記メータ20を全体的に着脱自在としてある。
【0038】
このため、上記メータ20を上記点火装置21の点火回路37から離脱させれば、この点火装置21の他部分である点火制御インターフェース36は乗り物1に残存するものの、上記点火装置21から内燃機関である駆動手段11に対し点火信号は出力されなくなることから、乗り物1の運転は不可能となる。
【0039】
よって、乗り物1が盗難に遭うことは更に確実に防止される。
【0040】
また、前記したように、駆動手段11を内燃機関とし、上記メータ20に電気的に接続されてこのメータ20からの出力信号に基づき上記駆動手段11に点火信号を出力する点火装置21を備えた乗り物において、
【0041】
上記メータ20と点火装置21の少なくとも一部分である点火制御インターフェース36とを互いに組み合せて組み合せ体40とし、この組み合せ体40を上記静止側部材2に対し着脱自在にすると共に、上記点火装置21の他部分である点火回路37に対し着脱自在とすることにより、上記駆動手段11に対し着脱自在としてある。
【0042】
このため、上記組み合せ体40を離脱させれば、乗り物1に残されたその構成部品をどのように操作しても、内燃機関である上記駆動手段11に対し点火信号は出力されないことから、乗り物1の運転は不可能となる。
【0043】
よって、乗り物1が盗難に遭うことは更に確実に防止される。
【0044】
また、前記したように、静止側部材2へのメータ20の取り付けにより、このメータ20と、上記静止側部材2に取り付けられている点火装置21との間で互いに通信可能とし、この通信により、これらメータ20と点火装置21とに記憶されているIDコードなど、所定の記憶内容が互いに合致したとき、上記点火装置21により点火信号の出力を可能としてある。
【0045】
このため、仮に、乗り物1を他の乗り物1と取り違えて、その静止側部材2にメータ20を取り付けたときには、このメータ20と点火装置21とに記憶されている所定の記憶内容は互いに合致しないことから、上記点火装置21により点火信号の出力は不能となる。
【0046】
よって、乗り物1が盗難に遭うことは、更に確実に防止される。
【0047】
なお、以上は図示の例によるが、乗り物1は船艇であってもよい。また、駆動手段11は電動機であってもよい。また、静止側部材2、メインスイッチ19、および点火装置21に対しメータ20を着脱自在とする場合、このメータ20の少なくとも一部分である制御装置25やメータ表示部31をメータ20の他部分に対し着脱自在とすることにより、上記静止側部材2、メインスイッチ19、および点火装置21に対し着脱自在としてもよい。
【0048】
以下の各図は、第2の実施の形態を示している。この実施の形態は、前記第1の実施の形態と構成、作用効果において多くの点で共通している。そこで、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主に説明する。また、これら各実施の形態における各部分の構成を、本発明の課題、作用効果に照らして種々組み合せてもよい。
【0049】
(第2の実施の形態)
【0050】
図4,5は、第2の実施の形態を示している。
【0051】
これによれば、メータ20と、点火装置21の構成部品36,37の全体とが互いに組み合わされて組み合せ体40とされている。
【0052】
このため、上記組み合せ体40を静止側部材2と駆動手段11とから離脱させれば、内燃機関である駆動手段11に対し点火信号が出力される可能性は全く無くなることから、乗り物1の運転は不可能となり、よって、乗り物1が盗難に遭うことは更に確実に防止される。
【0053】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0054】
請求項1の発明は、車体などの静止側部材に取り付けられ、走行用駆動手段である内燃機関を電源に対し電気的に断接自在とさせるメインスイッチと、上記静止側部材に取り付けられ、上記メインスイッチに電気的に接続されて走行速度等の走行状態を処理するメータと、上記静止側部材に取り付けられ、上記メータに電気的に接続されてこのメータからの出力信号に基づき上記駆動手段に点火信号を出力する点火装置とを備えた乗り物において、
【0055】
上記静止側部材とメインスイッチとに対し上記メータを着脱自在としてある。
【0056】
このため、乗り物を長時間にわたり無人停止させておく場合には、静止側部材とメインスイッチとからメータを離脱させ、このメータを所持しておくか、もしくは、他の場所に保管しておくなどする。
【0057】
すると、上記乗り物を盗もうとしても、この乗り物の走行状態についてのメータによる処理はなされないことから、この乗り物の運転が困難もしくは不可能となり、しかも、メータを備えない乗り物の運転は法規制に違背することともなる。
【0058】
よって、その分、駐車など乗り物を長時間にわたり無人停止させておく場合に、この乗り物が盗難に遭うことはより確実に防止される。
【0059】
また、上記点火装置に対し上記メータを着脱自在としてある。
【0060】
このため、上記メータを点火装置から離脱させれば、この点火装置から内燃機関である駆動手段に対し点火信号は出力されなくなることから、乗り物の運転は不可能となる。
【0061】
よって、乗り物が盗難に遭うことは更に確実に防止される。
【0062】
請求項2の発明は、車体などの静止側部材に取り付けられ、走行用駆動手段である内燃機関を電源に対し電気的に断接自在とさせるメインスイッチと、上記静止側部材に取り付けられ、上記メインスイッチに電気的に接続されて走行速度等の走行状態を処理するメータと、上記メータに電気的に接続されてこのメータからの出力信号に基づき上記駆動手段に点火信号を出力する点火装置を備えた乗り物において、
【0063】
上記静止側部材とメインスイッチとに対し上記メータを着脱自在としてある。
【0064】
このため、乗り物を長時間にわたり無人停止させておく場合には、静止側部材とメインスイッチとからメータを離脱させ、このメータを所持しておくか、もしくは、他の場所に保管しておくなどする。
【0065】
すると、上記乗り物を盗もうとしても、この乗り物の走行状態についてのメータによる処理はなされないことから、この乗り物の運転が困難もしくは不可能となり、しかも、メータを備えない乗り物の運転は法規制に違背することともなる。
【0066】
よって、その分、駐車など乗り物を長時間にわたり無人停止させておく場合に、この乗り物が盗難に遭うことはより確実に防止される。
【0067】
また、上記メータと点火装置とを互いに組み合せて組み合せ体とし、この組み合せ体を上記静止側部材と駆動手段とに対し着脱自在としてある。
【0068】
このため、上記組み合せ体を離脱させれば、乗り物に残されたその構成部品をどのように操作しても、内燃機関である上記駆動手段に対し点火信号は出力されないことから、乗り物の運転は不可能となる。
【0069】
よって、乗り物が盗難に遭うことは更に確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態で、乗り物の全体側面図である。
【図2】 第1の実施の形態で、乗り物の構成部品の電気回路図である。
【図3】 第1の実施の形態で、点火回路の詳細図である。
【図4】 第2の実施の形態で、図1に相当する図である。
【図5】 第2の実施の形態で、図2に相当する図である。
【符号の説明】
1 乗り物
2 静止側部材
11 駆動手段
15 点火プラグ
17 電源
18 電線
19 メインスイッチ
20 メータ
21 点火装置
36 点火制御インターフェース
37 点火回路
40 組み合せ体
42 カップリング
Claims (2)
- 車体などの静止側部材に取り付けられ、走行用駆動手段である内燃機関を電源に対し電気的に断接自在とさせるメインスイッチと、上記静止側部材に取り付けられ、上記メインスイッチに電気的に接続されて走行速度等の走行状態を処理するメータと、上記静止側部材に取り付けられ、上記メータに電気的に接続されてこのメータからの出力信号に基づき上記駆動手段に点火信号を出力する点火装置とを備えた乗り物において、
上記静止側部材とメインスイッチと点火装置とに対し上記メータを着脱自在とした乗り物における盗難防止装置。 - 車体などの静止側部材に取り付けられ、走行用駆動手段である内燃機関を電源に対し電気的に断接自在とさせるメインスイッチと、上記静止側部材に取り付けられ、上記メインスイッチに電気的に接続されて走行速度等の走行状態を処理するメータと、上記メータに電気的に接続されてこのメータからの出力信号に基づき上記駆動手段に点火信号を出力する点火装置を備えた乗り物において、
上記静止側部材とメインスイッチとに対し上記メータを着脱自在とし、
上記メータと点火装置とを互いに組み合せて組み合せ体とし、この組み合せ体を上記静止側部材と駆動手段とに対し着脱自在とした乗り物における盗難防止装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001333368A JP3847140B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 乗り物における盗難防止装置 |
US10/065,406 US6885290B2 (en) | 2001-10-30 | 2002-10-15 | Antitheft device for vehicles |
ITMI20022242 ITMI20022242A1 (it) | 2001-10-30 | 2002-10-22 | Dispositivo antifurto per veicoli |
TW91124504A TW588005B (en) | 2001-10-30 | 2002-10-23 | Antitheft device for vehicles |
FR0213510A FR2831513B1 (fr) | 2001-10-30 | 2002-10-29 | Dispositif antivol pour vehicules |
CN02148265A CN1420046A (zh) | 2001-10-30 | 2002-10-30 | 交通工具的防盗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001333368A JP3847140B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 乗り物における盗難防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003137067A JP2003137067A (ja) | 2003-05-14 |
JP3847140B2 true JP3847140B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=19148637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001333368A Expired - Fee Related JP3847140B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 乗り物における盗難防止装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6885290B2 (ja) |
JP (1) | JP3847140B2 (ja) |
CN (1) | CN1420046A (ja) |
FR (1) | FR2831513B1 (ja) |
IT (1) | ITMI20022242A1 (ja) |
TW (1) | TW588005B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240758A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 軽車両における遠隔ロック操作装置 |
US7400230B2 (en) * | 2004-05-11 | 2008-07-15 | Pfk Electronics (Pty) Ltd. | Vehicle security device |
US20090229948A1 (en) * | 2008-03-12 | 2009-09-17 | Ming-Hung Tsai | Key card operated switch of a walk-substituting cart |
DE102008032586A1 (de) * | 2008-07-11 | 2010-01-14 | Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg | Verfahren zum Betrieb eines Steuerungssystems eines Motorrads |
US20100171603A1 (en) * | 2009-01-02 | 2010-07-08 | Rakesh Kumar Dhawan | Keyless security lock for light electric vehicles |
KR100971278B1 (ko) * | 2009-09-08 | 2010-07-20 | 동아대학교 산학협력단 | 모터사이클 도난 방지 방법 및 시스템 |
KR101182915B1 (ko) * | 2010-12-08 | 2012-09-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전기 자전거용 배터리 팩 및 그의 제어 방법 |
US10239476B2 (en) * | 2013-12-23 | 2019-03-26 | Lippert Components, Inc. | System for inhibiting operation of a vehicle-based device while the vehicle is in motion |
CN106032155A (zh) * | 2015-03-19 | 2016-10-19 | 大陆汽车电子(芜湖)有限公司 | 电动助力车防盗系统及电动助力车 |
WO2018042236A1 (en) | 2016-09-02 | 2018-03-08 | Hardcore Automotive Locking Technologies (Pty) Ltd | A vehicle anti-theft device |
EP3948914B1 (en) * | 2019-03-24 | 2023-12-06 | TVS Motor Company Limited | Auto diagnostic security alarm system |
CN111148687B (zh) * | 2019-12-13 | 2021-05-18 | 苏州锂智车业科技有限公司 | 一种用于电动自行车的锁定机构 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4019478A1 (de) | 1989-06-20 | 1991-01-10 | Honda Motor Co Ltd | Elektrische spannungsversorgungs-kontrolleinheit fuer ein kraftfahrzeug |
US6104309A (en) * | 1989-12-15 | 2000-08-15 | Alpine Electronics Inc. | Anti-theft system for automotive electronic accessory with coded interlock |
FR2697488B1 (fr) | 1992-11-03 | 1995-01-06 | Vachette Ymos | Dispositif antivol de direction pour véhicule automobile, et clé pour un tel dispositif. |
US5604384A (en) * | 1993-02-08 | 1997-02-18 | Winner International Royalty Corporation | Anti-theft device for motor vehicle |
US5801614A (en) | 1994-11-30 | 1998-09-01 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Vehicle starting control device |
DE19513498C1 (de) * | 1995-04-10 | 1996-06-27 | Daimler Benz Ag | Elektronischer Fahrzeugschlüssel |
JP3580923B2 (ja) * | 1995-12-21 | 2004-10-27 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 盗難防止装置 |
US5838227A (en) * | 1996-04-24 | 1998-11-17 | Murray; Steve | Radio controlled engine kill switch |
DE19622377A1 (de) | 1996-06-04 | 1997-12-11 | Mannesmann Vdo Ag | Vorrichtung zum Starten eines Kraftfahrzeuges |
JP3731947B2 (ja) | 1996-08-08 | 2006-01-05 | 株式会社ミツバ | エンジン始動用装置 |
JP3142508B2 (ja) | 1997-07-23 | 2001-03-07 | トヨタ自動車株式会社 | 車両電子キー装置 |
JPH11351109A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-21 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用盗難防止装置 |
FR2789632B1 (fr) | 1999-02-11 | 2001-03-09 | Siemens Automotive Sa | Dispositif de commande du demarrage d'un vehicule automobile et procede correspondant |
WO2001034439A1 (en) | 1999-11-11 | 2001-05-17 | Edge-Tek Co. | An engine ignition control unit for motorcycles having an immobilizer function |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001333368A patent/JP3847140B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-10-15 US US10/065,406 patent/US6885290B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-10-22 IT ITMI20022242 patent/ITMI20022242A1/it unknown
- 2002-10-23 TW TW91124504A patent/TW588005B/zh not_active IP Right Cessation
- 2002-10-29 FR FR0213510A patent/FR2831513B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 2002-10-30 CN CN02148265A patent/CN1420046A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2831513B1 (fr) | 2005-07-01 |
FR2831513A1 (fr) | 2003-05-02 |
JP2003137067A (ja) | 2003-05-14 |
US20030080859A1 (en) | 2003-05-01 |
TW588005B (en) | 2004-05-21 |
US6885290B2 (en) | 2005-04-26 |
ITMI20022242A1 (it) | 2003-04-30 |
CN1420046A (zh) | 2003-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100533659B1 (ko) | 자동 이륜차의 도난 방지 장치 | |
JP3847140B2 (ja) | 乗り物における盗難防止装置 | |
ES2353897T3 (es) | Controlador del vehículo para vehículos del tipo que se monta a horcajadas. | |
CN1334210A (zh) | 车辆防盗装置 | |
ITRM20070191A1 (it) | Electronic authentication system for motorcycle | |
CN111918798B (zh) | 跨骑型车辆的控制系统 | |
JP2008273417A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP6648182B2 (ja) | 車両の制御システム | |
JP2014525865A (ja) | セキュリティシステム | |
EP1211170B1 (en) | Locking device for a motorcycle, motorcycle with a locking device and a method for controlling a locking device for a motorcycle | |
JP4172297B2 (ja) | 車両等の盗難防止装置 | |
CN101723016A (zh) | 机动两轮车的防盗装置 | |
JP3200241U (ja) | 車両の故障報知システム | |
JP4108308B2 (ja) | ジェット推進艇の暗証番号解除方法 | |
KR20180133684A (ko) | 오토바이 도난을 원천 차단하는 스마트키 원격 시동 예열 시스템 | |
JP3999102B2 (ja) | 盗難防止装置及び該盗難防止装置を備えたビィークル | |
EP3948914B1 (en) | Auto diagnostic security alarm system | |
JP6588226B2 (ja) | 作業車両用エンジン始動装置 | |
CN113942600B (zh) | 用于车辆的转向锁系统 | |
WO2022070554A1 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2006240410A (ja) | 二輪車用タイヤ空気圧検出システム | |
US6819009B2 (en) | Method and apparatus for preventing unauthorized access to a vehicle | |
JPS6320283A (ja) | 二輪車のステアリングロツク装置 | |
JP2022034859A (ja) | 鞍乗型車両 | |
KR100342675B1 (ko) | 이륜자동차의 도난 방지구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060614 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060616 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060822 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |