JP3738844B2 - 真円度測定機 - Google Patents
真円度測定機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3738844B2 JP3738844B2 JP2002258742A JP2002258742A JP3738844B2 JP 3738844 B2 JP3738844 B2 JP 3738844B2 JP 2002258742 A JP2002258742 A JP 2002258742A JP 2002258742 A JP2002258742 A JP 2002258742A JP 3738844 B2 JP3738844 B2 JP 3738844B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measured
- eccentricity
- measurement
- inclination
- measuring machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 65
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 38
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 18
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B5/00—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
- G01B5/20—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring contours or curvatures
- G01B5/201—Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring contours or curvatures for measuring roundness
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B7/00—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
- G01B7/28—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring contours or curvatures
- G01B7/282—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring contours or curvatures for measuring roundness
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B21/00—Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
- G01B21/20—Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring contours or curvatures, e.g. determining profile
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B21/00—Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
- G01B21/30—Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring roughness or irregularity of surfaces
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は真円度測定機に係り、特に被測定物の偏心補正や傾斜補正を行う時の測定倍率自動設定機能を有する真円度測定機に関する。
【0002】
【従来の技術】
真円度測定機で被測定物の真円度等を測定する場合、真円度測定機の回転軸に対して被測定物のチルチング(傾斜合わせ)とセンタリング(心出し)を行う必要がある。
【0003】
センタリングは、被測定物の1断面を測定して偏心量を求め、その偏心量が0になるように調整する。また、チルチングは被測定物の高さが異なる2断面を測定し、各断面の偏心量と高さの差とから傾斜量を求める。又は、被測定物の端面が被測定物の軸心と直角の場合は端面1回転分の高さを測定して傾斜量を求め、傾斜量が0になるように調整する。
【0004】
このセンタリング作業は、検出器で検出した変位量の1/2だけXYテーブルを正確に移動する必要があり、またチルチング作業もX方向とY方向の傾斜に分けて正確に調整する必要があり、どちらも調整作業に時間が掛かるとともに、調整作業に熟練者が必要であるという問題がある。
【0005】
この問題を解決するため、調整作業を容易に行うためのいくつかの方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平4−329306号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これら提案された従来の方法においても、偏心量や傾斜量が大きい場合は、先ず低い測定倍率で測定を行い、その測定値に基いて調整する。そして測定倍率を徐々に上げて測定と調整を繰り返す必要があった。この場合測定倍率をいっきに高倍率に挙げて行うと、変位量が測定範囲からはみ出して測定できない場合があり、その場合は測定できる倍率まで落としてやり直す必要があった。
【0008】
そのため、測定倍率を変更しながら同じ操作を何度も繰り返さなければならないので煩わしく、また調整作業に時間が掛かるという問題が依然として残っていた。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、被測定物の心出しや傾斜補正を行うに当たり、測定倍率を変更しながら同じ操作を何度も繰り返す必要がなく、被測定物の心出しや傾斜補正を容易に短時間で行うことのできる真円度測定機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、被測定物を検出器に対して相対的に回転させ、被測定物の真円度を測定する真円度測定機において、被測定物を載置すると共に、X方向微動つまみ及びY方向微動つまみを有するXYテーブルと、前記検出器によって被測定物の側面が1周分計測された時に、前記真円度測定機の回転中心と被測定物の中心とのX方向及びY方向の偏心量を算出する演算手段と、前記算出されたX方向及びY方向の偏心量を表示する表示手段と、前記表示されたX方向及びY方向の偏心量に基いて前記X方向微動つまみ及びY方向微動つまみが操作され、前記X方向及びY方向の偏心量が調整された時に、調整後の被測定物の側面1周分の計測データを予測する処理手段と、を有し、前記予測された計測データから被測定物の偏心補正に最適な測定倍率が前記処理手段によって決定されることを特徴としている。
【0011】
請求項1の発明によれば、低倍率で被測定物を測定して表示された偏心量に基いて偏心調整した後、次の測定データを予測し、その結果から心出しに最適な測定倍率が決定されるので、測定倍率を徐々に上げて測定と調整を繰り返す必要がなく、被測定物の心出しを容易に短時間で行うことができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、被測定物を検出器に対して相対的に回転させ、被測定物の真円度を測定する真円度測定機において、被測定物を載置すると共に、X方向傾斜調整つまみ及びY方向傾斜調整つまみを有する傾斜テーブルと、前記検出器によって被測定物の側面が少なくとも異なる2箇所の高さで夫々1周分計測された時に、あるいは低倍率で被測定物の端面が1回転分計測された時に、前記真円度測定機の回転軸に対する被測定物のX方向及びY方向の傾斜量を算出する演算手段と、前記算出されたX方向及びY方向の傾斜量を表示する表示手段と、前記表示されたX方向及びY方向の傾斜量に基いて前記X方向傾斜調整つまみ及びY方向傾斜調整つまみが操作され、前記X方向及びY方向の傾斜量が調整された時に、調整後の被測定物の側面の少なくとも異なる2箇所の高さにおける夫々1周分の計測データ、あるいは被測定物の端面1回転分の計測データを予測する処理手段と、を有し、前記予測された計測データから被測定物の傾斜補正に最適な測定倍率が前記処理手段によって決定されることを特徴としている。
【0013】
請求項2の発明によれば、低倍率で被測定物を測定して表示された傾斜量に基いて傾斜調整した後、次の測定データを予測し、その結果から傾斜補正に最適な測定倍率が決定されるので、測定倍率を徐々に上げて測定と調整を繰り返す必要がなく、被測定物の傾斜補正を容易に短時間で行うことができる。
【0014】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記表示手段で表示される表示がバーグラフであることを特徴としている。
【0015】
請求項3の発明によれば、補正量がバーグラフで表示されるので、バーがゼロ位置に減少するまでつまみを回せばよく、偏心補正や傾斜補正の調整を容易に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って、本発明に係る真円度測定機の好ましい実施の形態について詳説する。尚各図において、同一の部材については同一の番号又は符号を付している。
【0017】
図1は、本発明に係る真円度測定機の構成を表わすブロック図である。真円度測定機10は、図1に示すように、本体14には被測定物26を載置するXY/傾斜テーブル12が設けられている。XY/傾斜テーブル12は、X方向微動つまみ22及びY方向微動つまみ23によってX方向及びY方向に微動送りがされ、X方向傾斜つまみ25及びY方向傾斜つまみ24によってX方向及びY方向に傾斜調整がされるようになっている。
【0018】
また、XY/傾斜テーブル12は、軸受16を介してモータ20によって回転可能に支持されている。モータ20の回転軸にはエンコーダ18が取付けられ、回転角が高精度で読込まれるようになっている。
【0019】
また、真円度測定機10は先端子30が被測定物26に接触して被測定物26を測定する検出器28を有しており、検出信号は増幅器32、A/D変換器34を経由して演算/処理手段36に入力され、処理結果は表示手段40で表示される。また、真円度測定機10の動作はプログラム38で制御される。
【0020】
軸受16には超高精度の静圧エアーベアリングが用いられ、XY/傾斜テーブル12は0.005μmの回転精度で回転される。また、検出器28には差動変圧器を用いた電気マイクロメータが使用され、被測定物26に接触する先端子30の変位量を検出する。
【0021】
この真円度測定機10で被測定物26の真円度等を測定する場合は、被測定物26をXY/傾斜テーブル12上に載置した後、最初にXY/傾斜テーブル12の回転中心と被測定物26の中心との偏心補正と、XY/傾斜テーブル12の回転軸に対する被測定物26の傾斜補正とを行う。
【0022】
次に、検出器28の先端子30が被測定物26の側面に接触した状態でXY/傾斜テーブル12がモータ20によって1回転され、被測定物26の側面1周分のデータが採取される。アナログ電圧値として得られた検出信号は、増幅器32で増幅され、A/D変換器34でデジタル信号に変換されて演算/処理手段36に入力される。演算/処理手段36ではエンコーダ18から入力される回転角度データと、検出器28で検出された変位データとから被測定物26の真円度を演算し、表示手段40で表示する。
【0023】
次に前述の偏心補正の手順について、図2のフローチャートに従って説明する。先ず最初に被測定物26をXY/傾斜テーブル12に載置する。この状態を図3に示す。被測定物26は単にXY/傾斜テーブル12に載置されただけであるから、図3に示すように、被測定物26の中心26AはXY/傾斜テーブル12の回転中心12Aに対し図のX軸から角度θの方向に偏心量Rの心ズレ状態になっている(ステップS1)。
【0024】
この状態で検出器28の先端子30を被測定物26の側面に接触させ、XY/傾斜テーブル12を回転させながら低倍率で被測定物26を1周分測定する。この時の回転角度と検出器28の出力との関係を図4に示す。この場合、被測定物26はXY/傾斜テーブル12の回転中心12Aに対し偏心量Rを有しているので、回転角度と検出器28の出力との関係を示すグラフは、図4に示す用にサインカーブとなる(ステップS3)。
【0025】
偏心量RのX方向偏心量をΔX、Y方向偏心量をΔYとし、XY/傾斜テーブル12の回転角度をθn、その時の検出器出力をDTnとすると、被測定物26の1周分の検出器出力から、X方向及びY方向の偏心量は演算/処理手段36によって次式(1)、及び(2)
【0026】
【数1】
【0027】
【数2】
で算出される(ステップS5)。
【0028】
この状態でXY/傾斜テーブル12を0度の位置に戻し、「X方向目標検出器出力=1周測定時の0度での検出器出力−ΔX」となるように、X方向微動つまみ22を回転させ、X方向偏心量を調整する。具体的にはX方向及びY方向の偏心量は表示手段40によって、図5に示すようにバーグラフで表示されているので、バーグラフのバーが0位置になるまでX方向微動つまみ22を回転させればよい(ステップS7)。
【0029】
次いで、XY/傾斜テーブル12を90度の位置に回転し、「Y方向目標検出器出力=1周測定時の90度での検出器出力−ΔY」となるように、Y方向微動つまみ23を回転させ、Y方向偏心量を調整する。このときもY方向の偏心量はバーグラフで表示されているので、バーグラフのバーが0位置になるまでY方向微動つまみ23を回転させればよい(ステップS9)。
【0030】
ここで今行った偏心補正が1回目の補正か否かが確認され(ステップS11)、1回目の補正であった場合は演算/処理手段36によって偏心補正調整後の1周分測定データが予想される。
【0031】
この1周分測定データの予想は、以下のようにして行われる。即ち、調整されたX方向偏心量をx、Y方向偏心量をyとすると、「x=調整後の0度での検出器出力−X方向目標検出器出力」、「y=調整後の90度での検出器出力−Y方向目標検出器出力」であるので調整された偏心量は、「E=√(x2 +y2 )」であり、その時の偏心方向は、「A=tan-1( y/x)」で表わされ、偏心調整後の1周分予想データは次式(3)
【0032】
【数3】
によって算出される(ステップS13)。図6にこの1周分の予想データのグラフを示す。
【0033】
次に、この予想された検出器データのMax値とMin値が測定範囲を超えない最大の測定倍率が演算/処理手段36によって自動的に決定される(ステップS15)。次いでこの決定された測定倍率がこの真円度測定機10の最高倍率か否か、あるいは自動決定された測定倍率が現状設定されている倍率のまま変更ないか否かが判定される(ステップS17)。
【0034】
自動決定された測定倍率が最高倍率の場合、あるいは現状設定されている倍率のまま変更ない場合は、この偏心補正手順はここで終了する。一方自動決定された測定倍率が最高倍率でない場合、あるいは現状設定されている倍率よりも高倍率の場合は、決定された測定倍率に変更し、被測定物1周分の測定を再度行う(ステップS19)。
【0035】
ステップS19の後はステップS5に戻り、ステップS7、ステップS9と繰り返され偏心補正が行われる。次いでステップS11において、補正が1回目ではないと判定され、最終補正が終了しているので偏心補正手順は終了となる。
【0036】
図7は、このようにして偏心補正が行われた後に被測定物26の真円度測定を行った時の検出器出力データを表わすグラフである。検出器出力データは、図7に示すように、偏心補正が適切に行われ、偏心による振れが見受けられない。
【0037】
XY/傾斜テーブル12の回転軸に対する被測定物26の傾斜補正は、被測定物26の異なる2箇所の高さ位置において1周分のデータが低倍率の測定倍率で採取され、夫々の高さにおけるX方向の偏心量、Y方向の偏心量が算出される。算出された2箇所の高さ夫々におけるX方向偏心量、Y方向偏心量、及び2箇所の高さ位置の差とから被測定物26のX方向の傾斜量、Y方向の傾斜量が演算/処理手段36によって算出される。
【0038】
得られたX方向の傾斜量、及びY方向の傾斜量を基に傾斜補正が行われる。先ず最初にXY/傾斜テーブル12の0度の位置で、X方向傾斜つまみが回転され、X方向の傾斜量が調整される。このとき表示手段40のバーグラフ表示を見ながら傾斜量調整が行われる。
【0039】
続いてXY/傾斜テーブル12が90度の位置に回転され、同様にしてY方向傾斜つまみが回転されて、Y方向の傾斜量が調整される。以下偏心補正の手順同様、調整後のデータが予想され、予想されたデータに基いて測定倍率が決定されて調整がもう一度繰り返される。この傾斜補正のフローは、基本的な流れは前述の偏心補正の流れと同じであるので、細部の説明は省略する。
【0040】
また、被測定物の端面が被測定物の軸心と直角の場合は端面1回転分の高さを測定して傾斜量を求めてもよい。
【0041】
尚、通常は偏心補正と傾斜補正との両方行う場合が多く、その場合前述の偏心補正のフローと傾斜補正のフローとが夫々単独で行われてもよいが、両方のフローがミックスされた形で行われる方がよい。
【0042】
以上説明した本発明に係る真円度測定機10では、被測定物26を載置したXY/傾斜テーブル12がモータ20によって回転されるワーク回転型の構成で説明したが、XY/傾斜テーブル12が回転せずに検出器28が回転する検出器回転型の構成であってもよい。また、検出器28には電気マイクロメータを用いたが、これに限らず、接触式あるいは非接触式の種々の検出器が用いられてもよい。更に、軸受16としてエアーベアリングを用いたが、これに限らず磁気軸受等その他の高精度軸受が用いられてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の真円度測定機によれば、低倍率で被測定物を測定して表示された偏心量に基いて偏心調整した後、次の測定データを予測し、その結果から心出しに最適な測定倍率が決定されるので、測定倍率を徐々に上げて測定と調整を繰り返す必要がなく、被測定物の心出しを容易に短時間で行うことができる。
【0044】
また、低倍率で被測定物を測定して表示された傾斜量に基いて傾斜調整した後、次の測定データを予測し、その結果から傾斜補正に最適な測定倍率が決定されるので、測定倍率を徐々に上げて測定と調整を繰り返す必要がなく、被測定物の傾斜補正を容易に短時間で行うことができる。
【0045】
更に、補正量がバーグラフで表示されるので、偏心補正や傾斜補正の調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る真円度測定機の構成を表わすブロック図
【図2】偏心補正の流れを表わすフローチャート
【図3】被測定物が載置された状態を表わす平面図
【図4】被測定物1周分の測定データを示すグラフ
【図5】バーグラフを表わす表示画面
【図6】予想データを示すグラフ
【図7】偏心補正後の測定データを示すグラフ
【符号の説明】
10…真円度測定機、12…XY/傾斜テーブル(XYテーブル、傾斜テーブル)、14…本体、22…X方向微動つまみ、23…Y方向微動つまみ、24…Y方向傾斜つまみ、25…X方向傾斜つまみ、26…被測定物、28…検出器、36…演算/処理手段(演算手段、処理手段)、40…表示手段
Claims (3)
- 被測定物を検出器に対して相対的に回転させ、被測定物の真円度を測定する真円度測定機において、
被測定物を載置すると共に、X方向微動つまみ及びY方向微動つまみを有するXYテーブルと、
前記検出器によって被測定物の側面が1周分計測された時に、前記真円度測定機の回転中心と被測定物の中心とのX方向及びY方向の偏心量を算出する演算手段と、
前記算出されたX方向及びY方向の偏心量を表示する表示手段と、
前記表示されたX方向及びY方向の偏心量に基いて前記X方向微動つまみ及びY方向微動つまみが操作され、前記X方向及びY方向の偏心量が調整された時に、調整後の被測定物の側面1周分の計測データを予測する処理手段と、を有し、
前記予測された計測データから被測定物の偏心補正に最適な測定倍率が前記処理手段によって決定されることを特徴とする真円度測定機。 - 被測定物を検出器に対して相対的に回転させ、被測定物の真円度を測定する真円度測定機において、
被測定物を載置すると共に、X方向傾斜調整つまみ及びY方向傾斜調整つまみを有する傾斜テーブルと、
前記検出器によって被測定物の側面が少なくとも異なる2箇所の高さで夫々1周分計測された時に、あるいは低倍率で被測定物の端面が1回転分計測された時に、前記真円度測定機の回転軸に対する被測定物のX方向及びY方向の傾斜量を算出する演算手段と、
前記算出されたX方向及びY方向の傾斜量を表示する表示手段と、
前記表示されたX方向及びY方向の傾斜量に基いて前記X方向傾斜調整つまみ及びY方向傾斜調整つまみが操作され、前記X方向及びY方向の傾斜量が調整された時に、調整後の被測定物の側面の少なくとも異なる2箇所の高さにおける夫々1周分の計測データ、あるいは被測定物の端面1回転分の計測データを予測する処理手段と、を有し、
前記予測された計測データから被測定物の傾斜補正に最適な測定倍率が前記処理手段によって決定されることを特徴とする真円度測定機。 - 前記表示手段で表示される表示がバーグラフであることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の真円度測定機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002258742A JP3738844B2 (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 真円度測定機 |
GB0320565A GB2393790B (en) | 2002-09-04 | 2003-09-02 | Roundness measurement apparatus |
DE10340851.7A DE10340851B4 (de) | 2002-09-04 | 2003-09-04 | Rundheitsmessvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002258742A JP3738844B2 (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 真円度測定機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004093529A JP2004093529A (ja) | 2004-03-25 |
JP3738844B2 true JP3738844B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=28786861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002258742A Expired - Fee Related JP3738844B2 (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 真円度測定機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3738844B2 (ja) |
DE (1) | DE10340851B4 (ja) |
GB (1) | GB2393790B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101322006B (zh) * | 2005-12-05 | 2010-06-23 | 东京精密股份有限公司 | 真圆度测量装置及测量端子好坏的判定方法 |
JP2008292199A (ja) | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Mitsutoyo Corp | 真円度測定装置、真円度測定方法、及び真円度測定プログラム |
JP5292564B2 (ja) * | 2009-05-18 | 2013-09-18 | 株式会社ミツトヨ | 形状測定装置、その校正方法、及び校正プログラム |
US9347761B2 (en) | 2013-06-06 | 2016-05-24 | Cedarflat Precision Inc. | Two-way roundness device |
DE102016110453A1 (de) | 2016-06-07 | 2017-12-07 | Carl Mahr Holding Gmbh | Messgerät und Verfahren zur Justage der Lage eines rotationssymmetrischen Werkstücks |
CN109238212B (zh) * | 2018-07-13 | 2020-04-21 | 进峰(江门)五金制造有限公司 | 一种端盖同轴度自动检测仪 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB861323A (en) * | 1956-06-12 | 1961-02-15 | Rank Precision Ind Ltd | Improvements in and relating to electronic gauging systems |
DE2654025C2 (de) * | 1976-11-27 | 1986-05-07 | Dr.-Ing. Perthen Gmbh, 3000 Hannover | Verfahren und Vorrichtung zum Zentrieren eines Werkstückes auf einem Rundheitsprüfgerät |
DE3123489A1 (de) * | 1981-06-13 | 1982-12-30 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh, 8225 Traunreut | Verfahren zur messung der rundheitsabweichungen von rotationskoerpern und einrichtungen zur durchfuehrung des verfahrens |
GB8605325D0 (en) * | 1986-03-04 | 1986-04-09 | Rank Taylor Hobson Ltd | Workpiece position control |
DE3769350D1 (de) * | 1986-03-04 | 1991-05-23 | Rank Taylor Hobson Ltd | Positionskontrolle eines zu bearbeitenden werkstuecks. |
JPH04329306A (ja) * | 1991-05-02 | 1992-11-18 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | 真円度測定機の心出し方法及びその装置 |
JPH0611337A (ja) * | 1992-06-25 | 1994-01-21 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | 真円度測定機の傾き補正方法及び装置 |
JPH0693902A (ja) * | 1992-09-10 | 1994-04-05 | Toyota Motor Corp | 筒内噴射式火花点火内燃機関 |
US6526364B2 (en) * | 2000-01-19 | 2003-02-25 | Mitutoyo Corporation | Method and apparatus for measuring roundness |
-
2002
- 2002-09-04 JP JP2002258742A patent/JP3738844B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-09-02 GB GB0320565A patent/GB2393790B/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-09-04 DE DE10340851.7A patent/DE10340851B4/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB0320565D0 (en) | 2003-10-01 |
GB2393790B (en) | 2007-04-11 |
GB2393790A (en) | 2004-04-07 |
JP2004093529A (ja) | 2004-03-25 |
DE10340851A1 (de) | 2004-03-18 |
DE10340851B4 (de) | 2016-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6149337B1 (ja) | 表面形状測定装置 | |
JP4968600B1 (ja) | 真円度測定装置及びその心ずれ量補正方法 | |
JP6664074B2 (ja) | 平面度測定装置 | |
US8504316B2 (en) | Form measuring instrument, and calibration method and calibration program therefor | |
JP6671011B2 (ja) | 真円度測定装置 | |
JP6657552B2 (ja) | 平面度測定方法 | |
JP5652631B2 (ja) | 真円度測定装置における心ずれ量算出方法 | |
JP2020020670A (ja) | 真円度測定装置、測定ガイドシステムおよび測定ガイド方法 | |
JP2018036130A (ja) | 真円度測定機 | |
JP3738844B2 (ja) | 真円度測定機 | |
JP2017161252A (ja) | 表面形状測定方法及び表面形状測定装置 | |
CN103608890A (zh) | 台装置以及台装置的控制方法 | |
JP2001201340A (ja) | 真円度測定装置 | |
JP5716427B2 (ja) | 真円度測定装置及びその心ずれ量補正方法 | |
JP5489017B2 (ja) | 真円度測定装置における心ずれ量算出方法 | |
JP5742078B2 (ja) | 真円度測定装置及びその心ずれ量補正方法、並びに心ずれ量算出方法 | |
CN115023582B (zh) | 工件直径测量方法和工件圆度测量机 | |
JPH04329306A (ja) | 真円度測定機の心出し方法及びその装置 | |
JPH0611337A (ja) | 真円度測定機の傾き補正方法及び装置 | |
JP7553816B2 (ja) | 形状測定機及び形状測定機のアライメント方法 | |
JPH0666559A (ja) | 真円度測定機 | |
JPH05231864A (ja) | 真円度測定機 | |
JP2754128B2 (ja) | 円筒度測定装置及び測定方法 | |
CN115165309B (zh) | 一种用于激光剪切散斑系统的剪切镜调节及其校准装置及方法 | |
CN114427820B (zh) | 一种转轴机构的偏摆测量方法及装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131111 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |