JP3725327B2 - Elastomer tubular body mounting method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エラストマー管状体の装着方法、エラストマー管状体の拡径保持用コア部材、およびコア部材内蔵エラストマー管状体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電力ケーブルの終端接続部や直線接続部には、絶縁、気密および機械的保護のために、エラストマー管状体が取り付けられる。このエラストマー管状体の被着物への取り付けは、拡径されたエラストマー管状体を拡径保持用コア部材に被せて、エラストマー管状体を拡径状態に保持した後、このコア部材を被着体上に移動し、最後にコア部材を除去することにより行われる。
【0003】
拡径保持用コア部材は、図6に示すように、前部嵌合部2と後部嵌合部3とを有する断面の帯状成形体1を、図7に示すように前部嵌合部2と後部嵌合部3とを噛み合わせ、矢印Aの方向に、スパイラル状に巻回してなる筒状体4である。この筒状体4は、拡径されたエラストマー管状体が外周に被せられた状態で、即ちコア部材内蔵エラストマー管状体として、保存され、輸送され、使用に供される。
【0004】
拡径保持用コア部材を構成する筒状体4のエラストマー管状体からの除去は、図8に示すようにして行われる。即ち、筒状体4の端部の帯状成形体1を筒状体4と被着体(図示せず)との間の隙間から、矢印Bの方向に巻き戻しながら引っ張って、巻回をほどくことによりなされる。なお、図8において、参照符号31はエラストマー管状体を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の拡径保持用コア部材は、図7に示すように、装着方向前方端部では、周囲からのエラストマー管状体の収縮力により、噛み合わせが自然にほどけてしまうという問題がある。特に、図9に示すように、エラストマー管状体5が途中から拡径している場合には、エラストマー管状体5の収縮力が拡径部に強く働き、コア部材4がくずれてしまう。
【0006】
また、例えば、ケーブルの終端接続部において、導体接続端子がエラストマー管状体に一体化されたものでは、異径のコア部材を用いる場合があるが、このようなコア部材は、導体接続端子側に引き抜くことは出来ないので、ケーブルシース側に引き抜く必要があるが、その際に、異径となるテーパ部でコア部材がくずれ易く、特にテーパが大きい場合にはコア部材そのものを構成することが出来ない。
【0007】
本発明の目的は、コア部材がくずれることなく、安定してエラストマー管状体を拡径保持することを可能とする、エラストマー管状体の装着方法を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、そのようなエラストマー管状体の装着方法に用いられるエラストマー管状体の拡径保持用コア部材を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、そのようなコア部材を内蔵するエラストマー管状体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、一方の側端部の一方の主面に第1の嵌合部、他方の側端部の他方の主面に第2の嵌合部をそれぞれ有する帯状成形体を、前記第1の嵌合部に前記第2の嵌合部を、前記第2の嵌合部が上に重なるように嵌合させ、スパイラル状に巻回することにより形成され、径小部と、径大部と、これら径小部および径大部をつなぐテーパー部とからなる、前記第1の嵌合部が前記径小部の側にある筒状コア部材の回りに、拡径されたエラストマー管状体を装着し、コア部材内蔵エラストマー管状体を形成する工程、このコア部材内蔵エラストマー管状体を、前記第1の嵌合部がスパイラルの進行方向前方にくるように、前記筒状コア部材の内径よりも小さい径を有する被着物の周囲に被せる工程、前記筒状コア部材のスパイラルの進行方向前方端部を構成する帯状成形体の端部を巻き戻しつつ引っ張り、順次巻回をほどくことにより、前記コア部材内蔵エラストマー管状体から前記コア部材を除去し、エラストマー管状体を前記被着物の周囲に装着する工程とを具備するエラストマー管状体の装着方法を提供する。
また、本発明は、一方の側端部の一方の主面に第1の嵌合部、他方の側端部の他方の主面に第2の嵌合部をそれぞれ有する帯状成形体を、前記第1の嵌合部に前記第2の嵌合部を、前記第2の嵌合部が上に重なるように嵌合させ、スパイラル状に巻回してなる筒状コア部材の回りに、エラストマー管状体を、拡径されて装着された拡径部と、装着されていない、前記拡径部より小さい径の非拡径部とからなるように、かつ前記第1の嵌合部が前記非拡径部側にあるように装着し、コア部材内蔵エラストマー管状体を形成する工程、このコア部材内蔵エラストマー管状体を、前記第1の嵌合部がスパイラルの進行方向前方にくるように、前記筒状コア部材の内径よりも小さい径を有する被着物の周囲に被せる工程、前記筒状コア部材のスパイラルの進行方向前方端部を構成する帯状成形体の端部を巻き戻しつつ引っ張り、順次巻回をほどくことにより、前記コア部材内蔵エラストマー管状体から前記コア部材を除去し、エラストマー管状体を前記被着物の周囲に装着する工程とを具備するエラストマー管状体の装着方法を提供する。
【0010】
また、本発明は、一方の側端部の一方の主面に第1の嵌合部、他方の側端部の他方の主面に第2の嵌合部をそれぞれ有する帯状成形体を、前記第1の嵌合部に前記第2の嵌合部を、前記第2の嵌合部が上に重なるように嵌合させ、スパイラル状に巻回してなる筒状コア部材であって、径小部と、径大部と、これら径小部及び径大部をつなぐテーパー部とからなり、前記第1の嵌合部が前記径小部の側にあると共にスパイラルの進行方向前端部を構成する帯状成形体の端部を巻き戻しつつ引っ張り巻回をほどくことを特徴とするエラストマー管状体の拡径保持用コア部材を提供する。
【0011】
更に、本発明は、一方の側端部の一方の主面に第1の嵌合部、他方の側端部の他方の主面に第2の嵌合部をそれぞれ有する帯状成形体を、前記第1の嵌合部に前記第2の嵌合部を、前記第2の嵌合部が上に重なるように嵌合させ、スパイラル状に巻回してなる筒状コア部材と、このコア部材の回りに、その一部が装着されたエラストマー管状体と、からなり、前記エラストマー管状体は、前記コア部材の回りに装着された拡径部と、前記コア部材の回りに装着されていない、前記拡径部よりも小さい径の非拡径部とからなり、前記第1の嵌合部が前記非拡径部側にあると共にスパイラルの進行方向前端部を構成する帯状成形体の端部を巻き戻しつつ引っ張り巻回をほどくことを特徴とする、コア部材内蔵エラストマー管状体を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の方法に使用されるエラストマー管状体の拡径保持用コア部材を示す断面図である。図1に示すように、帯状成形体(リボン)11は、一方の側端部(右側端部)7aの一方の主面(上面)8aに前部嵌合部(第1の嵌合部)12、他方の側端部(左側端部)7bの他方の主面(下面)8bに後部嵌合部(第2の嵌合部)13を有する。
【0013】
この帯状成形体11を、図2に示すように、前部嵌合部12と後部嵌合部13とを噛み合わせて、矢印Aの方向にスパイラル状に巻回して、拡径保持用コア部材14を形成する。帯状成形体11は、通常、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂により構成される。
【0014】
図2に示すコア部材14に使用される帯状成形体11は、図7示す従来のコア部材4に使用される帯状成形体1とは、図1と図6とを比較することによりわかるように、前部嵌合部と後部嵌合部とが、上下逆の関係になっていることを除いて同様のものである。即ち、図2では、前部嵌合部12が上向きのホックで、後部嵌合部13が下向きのホックであるのに対し、図7では、前部嵌合部2が下向きのホックで、後部嵌合部3が上向きのホックであり、前部嵌合部2が、矢印A方向にスパイラルに巻回された場合の、スパイラルの進行方向の前方に位置するように、巻回されている。
【0015】
このコア部材14に拡径されたエラストマー管状体が被せられて、コア部材内蔵エラストマーとされ、これを被着体に装着した後、コア部材14のみを除去することにより、エラストマー管状体が被着体に装着される。
【0016】
エラストマー管状体として、ゴム状物質、例えばシリコンゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロロプレンゴム等により構成することが出来る。また、被着体としては、ケーブルの終端接続部および直線接続部、気体や液体用パイプの接続部があり、これらの絶縁、防水、気密、および機械的保護のためにエラストマー管状体が装着される。
【0017】
コア部材14のエラストマー管状体からの除去は、図8に示したように、コア部材14の前端部の帯状成形体11をコア部材14と被着体との間の隙間から、矢印Bの方向に巻き戻しつつ引っ張って、巻回をほどくことによりなされる。その際、コア部材14の前端部では、図3に示すように、最後のターンの下向きの後部嵌合部13と、その1つ前のターンの上向きの前部嵌合部12とが、帯状成形体11の端部の引っ張りに対して、ほどけにくい形に噛み合っている。
【0018】
従って、装着方向前方端部において、周囲からのエラストマー管状体の収縮力により、噛み合わせが自然にほどけてしまうことがなく、コア部材14の被着体からの除去を安定して行うことが可能である。
【0019】
図4は、本発明の他の態様を示し、エラストマー管状体のすべてではなく、部分的に拡径保持する場合を示す。コア部材14としては、図2と同様のものを用いている。即ち、図4において、エラストマー管状体21の途中の部分22までが拡径されて、コア部材14により保持されている。
【0020】
この場合、エラストマー管状体の収縮力がコア部材14の端部に強く働くため、、従来のコア部材では図9に示すように崩れ易いが、本発明に係るコア部材14では、エラストマー管状体の収縮力がコア部材14の端部に強く働いたとしても、嵌合部の噛み合わせは解けにくい形であるため、崩れることはない。
【0021】
図5は、本発明の更に他の態様を示し、ケーブルの終端接続部23の、導体接続端子がエラストマー管状体に一体化されたもののように、異径のコア部材24を用いる場合を示す。この場合、既に述べたように、コア部材24は導体接続端子25の側に引き抜くことは出来ないので、ケーブル側に引き抜く必要があるが、その際にも、異径となるテーパ部Cでコア部材が崩れることはない。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、一方の側端部の一方の主面に第1の嵌合部、他方の側端部の他方の主面に第2の嵌合部をそれぞれ有する帯状成形体を、前記第1の嵌合部に前記第2の嵌合部を、前記第2の嵌合部が上に重なるように、即ち、ほどけにくい形に嵌合させ、スパイラル状に巻回して筒状コア部材を構成しているため、周囲からのエラストマー管状体の収縮力により、噛み合わせが自然にほどけてしまうことがなく、コア部材の被着体からの除去を安定して行うことが出来る。
また、従来困難であった異径のコア部材を得ることが出来るとともに、部分的に拡径されたエラストマー管状体の製造が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一態様に係るエラストマー管状体の装着方法に使用される、エラストマー管状体の拡径保持用コア部材を構成する帯状成形体を示す断面図。
【図2】本発明の一態様に係るエラストマー管状体の装着方法に使用される、エラストマー管状体の拡径保持用コア部材を示す部分断面図。
【図3】図2に示すコア部材が端部から引っ張られる状態を示す断面図。
【図4】本発明の他の態様に係る、途中から拡径する、コア部材内蔵エラストマー管状体を示す部分断面図。
【図5】本発明の更に他の態様に係る、異径のコア部材を用いた、ケーブルの終端接続部を示す図。
【図6】従来のエラストマー管状体の装着方法に使用される、エラストマー管状体の拡径保持用コア部材を構成する帯状成形体を示す断面図。
【図7】従来のエラストマー管状体の装着方法に使用される、エラストマー管状体の拡径保持用コア部材を示す部分断面図。
【図8】従来のエラストマー管状体の装着方法における、エラストマー管状体からの拡径保持用コア部材の除去を示す図。
【図9】途中から拡径する、従来のコア部材内蔵エラストマー管状体を示す部分断面図。
【符号の説明】
1,11…帯状成形体
2,12…前部嵌合部
3,13…後部嵌合部
4,14…拡径保持用コア部材
5,21,24、31…エラストマー管状体
7a…帯状成形体の右側端部
7b…帯状成形体の左側端部
8a…帯状成形体の上面
8b…帯状成形体の下面
23…ケーブルの終端接続部
25…導体接続端子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for mounting an elastomer tubular body, a core member for maintaining the diameter of the elastomer tubular body, and an elastomer tubular body with a built-in core member.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an elastomeric tubular body is attached to a terminal connection portion or a straight connection portion of a power cable for insulation, airtightness, and mechanical protection. The elastomer tubular body is attached to the adherend by covering the expanded tubular elastomer body with the expanded diameter holding core member, holding the elastomer tubular body in the expanded state, and then placing the core member on the adherend. And finally, the core member is removed.
[0003]
As shown in FIG. 6, the core member for expanding the diameter is formed of a band-shaped molded body 1 having a cross section having a
[0004]
Removal of the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, as shown in FIG. 7, such a conventional core member for expanding the diameter of the conventional art has a problem that the engagement is naturally unwound at the front end in the mounting direction due to the shrinkage force of the elastomeric tubular body from the surroundings. There is. In particular, as shown in FIG. 9, when the diameter of the elastomeric
[0006]
In addition, for example, in the terminal connection portion of the cable, when the conductor connection terminal is integrated with the elastomer tubular body, a core member having a different diameter may be used. However, such a core member may be disposed on the conductor connection terminal side. Since the core member cannot be pulled out, it is necessary to pull it out to the cable sheath side. At that time, the core member tends to collapse at a tapered portion having a different diameter, and the core member itself can be configured particularly when the taper is large. Absent.
[0007]
An object of the present invention is to provide a method for mounting an elastomeric tubular body that makes it possible to stably hold the expanded diameter of the elastomeric tubular body without causing the core member to collapse.
[0008]
Another object of the present invention is to provide a core member for maintaining the diameter of an elastomer tubular body, which is used in such a method for mounting an elastomer tubular body.
Still another object of the present invention is to provide an elastomeric tubular body incorporating such a core member.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a belt-like shape having a first fitting portion on one main surface of one side end portion and a second fitting portion on the other main surface of the other side end portion. The molded body is formed by fitting the second fitting portion to the first fitting portion so that the second fitting portion is overlaid, and winding in a spiral shape. The first fitting portion is composed of a small portion, a large-diameter portion, and a tapered portion connecting the small-diameter portion and the large-diameter portion, and the first fitting portion is expanded around the cylindrical core member on the small-diameter portion side. The step of mounting the diameter-equipped elastomer tubular body to form the core member-embedded elastomer tubular body, the core member-embedded elastomer tubular body, and the cylinder so that the first fitting portion is in front of the spiral in the traveling direction Covering the periphery of an adherend having a diameter smaller than the inner diameter of the cylindrical core member; Pulling the end of the strip-shaped molded body constituting the front end of the direction of travel of the spiral while unwinding and sequentially unwinding, the core member is removed from the elastomer tubular body with a built-in core member, and the elastomer tubular body is And a method for attaching an elastomeric tubular body comprising a step of attaching around an adherend.
Further, the present invention provides a band-shaped molded article having a first fitting portion on one main surface of one side end portion and a second fitting portion on the other main surface of the other side end portion, The second fitting portion is fitted to the first fitting portion so that the second fitting portion is overlapped with the second fitting portion, and an elastomeric tube is wound around a cylindrical core member wound in a spiral shape. The body is composed of an enlarged-diameter part that has been expanded and attached, and a non-expanded part that is not attached and has a smaller diameter than the enlarged-diameter part, and the first fitting part has the non-expanded part. A process of mounting the core member built-in elastomer tubular body so as to be on the diameter side, and the core member built-in elastomer tubular body with the tube so that the first fitting portion is in front of the spiral in the traveling direction. Covering the periphery of an adherend having a diameter smaller than the inner diameter of the cylindrical core member; The end of the belt-shaped molded body constituting the front end in the traveling direction is pulled while being unwound and sequentially unwound to remove the core member from the elastomer tubular body with a built-in core member, and the elastomer tubular body is covered with the covered tubular body. A method for attaching an elastomeric tubular body comprising a step of attaching around a kimono.
[0010]
Further, the present invention provides a band-shaped molded article having a first fitting portion on one main surface of one side end portion and a second fitting portion on the other main surface of the other side end portion, A cylindrical core member formed by spirally winding the second fitting portion on the first fitting portion so that the second fitting portion overlaps the first fitting portion. Part, a large diameter part, and a tapered part connecting these small diameter part and large diameter part, and the first fitting part is on the small diameter part side and constitutes the front end part of the spiral in the traveling direction Provided is a core member for maintaining an expanded diameter of an elastomeric tubular body, wherein an end portion of a belt-shaped molded body is unwound and unwound by pulling .
[0011]
Furthermore, the present invention provides a band-shaped molded article having a first fitting portion on one main surface of one side end portion and a second fitting portion on the other main surface of the other side end portion, A cylindrical core member formed by spirally winding the second fitting portion on the first fitting portion so that the second fitting portion overlaps the first fitting portion, and the core member An elastomeric tubular body, a part of which is attached, and the elastomeric tubular body has a diameter-expanded part attached around the core member, and is not attached around the core member, A non-expanded portion having a diameter smaller than that of the expanded portion, and the end of the belt-shaped molded body constituting the front end portion of the spiral in the advancing direction of the spiral while the first fitting portion is on the non-expanded portion side An elastomer tubular body with a built-in core member is provided, which is characterized by unwinding the tension winding while returning .
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a sectional view showing a core member for maintaining the diameter of an elastomer tubular body used in the method of the present invention. As shown in FIG. 1, the band-shaped molded body (ribbon) 11 has a front fitting portion (first fitting portion) on one main surface (upper surface) 8a of one side end portion (right end portion) 7a. 12. A rear fitting portion (second fitting portion) 13 is provided on the other main surface (lower surface) 8b of the other side end portion (left end portion) 7b.
[0013]
As shown in FIG. 2, the belt-shaped molded body 11 is wound in a spiral shape in the direction of arrow A by meshing the
[0014]
The strip-shaped molded body 11 used for the
[0015]
The
[0016]
The elastomeric tubular body can be composed of a rubber-like substance such as silicon rubber, ethylene / propylene rubber, chloroprene rubber and the like. In addition, as the adherend, there are a cable end connection portion and a straight connection portion, and a gas and liquid pipe connection portion, and an elastomeric tubular body is attached for insulation, waterproofing, airtightness, and mechanical protection. The
[0017]
As shown in FIG. 8, the
[0018]
Therefore, at the front end portion in the mounting direction, the mesh member is not naturally unwound by the shrinkage force of the elastomer tubular body from the surroundings, and the
[0019]
FIG. 4 shows another embodiment of the present invention, and shows a case where the diameter of the elastomer tubular body is partially expanded but not all. The
[0020]
In this case, since the contraction force of the elastomer tubular body acts strongly on the end portion of the
[0021]
FIG. 5 shows still another aspect of the present invention, and shows a case in which a
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the first fitting portion is provided on one main surface of one side end portion, and the second fitting portion is provided on the other main surface of the other side end portion. The molded body is wound into a spiral shape by fitting the second fitting portion to the first fitting portion so that the second fitting portion is overlaid, that is, in a form that is difficult to unravel. Since the cylindrical core member is configured, it is possible to stably remove the core member from the adherend without naturally uncoating due to the shrinkage force of the elastomeric tubular body from the surroundings. I can do it.
Further, it is possible to obtain a core member having a different diameter, which has been difficult in the past, and to manufacture a partially expanded elastomer tubular body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a band-shaped molded body constituting a core member for maintaining a diameter of an elastomer tubular body, which is used in a method for mounting an elastomer tubular body according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial cross-sectional view showing a core member for maintaining an expanded diameter of an elastomeric tubular body used in the method for mounting an elastomeric tubular body according to one aspect of the present invention.
3 is a cross-sectional view showing a state in which a core member shown in FIG. 2 is pulled from an end portion.
FIG. 4 is a partial cross-sectional view showing an elastomer tubular body with a built-in core member that expands from the middle according to another embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a cable terminal connection portion using a core member having a different diameter according to still another aspect of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a belt-like molded body constituting a core member for maintaining the diameter of an elastomer tubular body, which is used in a conventional method for mounting an elastomer tubular body.
FIG. 7 is a partial cross-sectional view showing a core member for maintaining an expanded diameter of an elastomeric tubular body used in a conventional method for mounting an elastomeric tubular body.
FIG. 8 is a view showing the removal of the core member for expanding the diameter from the elastomer tubular body in the conventional method for mounting the elastomer tubular body.
FIG. 9 is a partial cross-sectional view showing a conventional elastomer tubular body with a built-in core member that expands in diameter from the middle.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,11 ... Band-shaped molded
Claims (6)
このコア部材の回りに、その一部が装着されたエラストマー管状体と、
からなり、前記エラストマー管状体は、前記コア部材の回りに装着された拡径部と、前記コア部材の回りに装着されていない、前記拡径部よりも小さい径の非拡径部とからなり、前記第1の嵌合部が前記非拡径部側にあると共にスパイラルの進行方向前端部を構成する帯状成形体の端部を巻き戻しつつ引っ張り巻回をほどくことを特徴とする、コア部材内蔵エラストマー管状体。A strip-shaped molded body having a first fitting portion on one main surface of one side end portion and a second fitting portion on the other main surface of the other side end portion, the first fitting portion A cylindrical core member formed by spirally winding the second fitting portion so that the second fitting portion overlaps with the second fitting portion;
Around the core member, an elastomeric tubular body, a part of which is attached,
The elastomeric tubular body is composed of a diameter-enlarged portion mounted around the core member and a non-diameter-enlarged portion that is not mounted around the core member and has a smaller diameter than the diameter-enlarged portion. The core member is characterized in that the first fitting portion is on the non-diameter-enlarged portion side and unwinds the tensile winding while rewinding the end portion of the band-shaped molded body constituting the front end portion in the spiral traveling direction. Built-in elastomer tubular body.
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