JP3724557B2 - 記録メディア中心位置検出装置、および記録メディア中心位置検出方法、並びに印刷装置、印刷方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、インクジェットプリンタ等の印刷装置にて、CD−R等の円板形状を有する記録メディアのラベル面に印刷する際に、その記録メディアへの印刷実行範囲を決定するために、記録メディアの中心位置を検出する、記録メディア中心位置検出装置、および記録メディア中心位置検出方法、並びに印刷装置、印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−R等の円板形状を有する記録メディアは、記録面と反対側面の所定の領域に、そのメディアに記録されている情報等の書き込みが可能になっている。そして、この領域に印刷を行う印刷装置については、特開平11−5332号公報にて、印刷方法については、特許第2794628号公報にて開示されている。また、国際公開第WO97/11850号公報にて、記録メディアを記録メディア搬送用トレイに装着し、その記録メディア搬送用トレイを搬送し、印刷を行う印刷装置が開示されている。これは、薄い矩形板からなる記録メディア搬送用トレー本体の表面の中央に形成した浅い円形溝からなる装着部に記録メディアを装着し、記録メディアを装着した記録メディア搬送用トレイを搬送ローラにて搬送し、記録ヘッドにて記録メディア表面に印刷を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術による印刷装置および印刷方法においては、印刷を実行する記録メディアの正確な位置を検出する手段については、何ら開示されておらず、記録メディアの位置と印刷実行範囲にズレが生じてもそのまま印刷を実行してしまうことで、印刷の位置がズレたり、印刷範囲が記録メディアのラベル面の印刷可能領域外にはみ出し、インクで記録メディアを汚してしまうといった問題が生じやすく、常に高い精度で記録メディアの一定の印刷位置へ印刷を実行することが出来ない。
【0004】
本願発明の課題は、記録メディアのラベル面に印刷する際に、記録メディアの位置と印刷実行範囲のズレが生じるのを防止し、記録メディアのラベル面へ高い印刷精度で印刷を行うことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、円板形状を有する記録メディアのラベル面へ印刷を行う印刷装置における、前記記録メディアの中心位置を検出する記録メディア中心位置検出装置は、前記記録メディアの中央の孔と嵌合する嵌合部を有し、前記記録メディアの位置を規定する記録メディア規定手段と、前記記録メディアを主走査方向に走査し、前記嵌合部を検出可能な第1の検出手段と、前記記録メディアを副走査方向に走査し、前記嵌合部を検出可能な第2の検出手段と、前記第1の検出手段により前記嵌合部を検出して、前記記録メディアの主走査方向の中心位置を演算し、前記第2の検出手段により前記嵌合部を検出して、前記記録メディアの副走査方向の中心位置を演算し、前記記録メディアの主走査方向の中心位置と前記記録メディアの副走査方向の中心位置とから、前記記録メディアの中心位置を演算する記録メディア中心位置演算手段とを備える、ことを特徴とした記録メディア中心位置検出装置である。
【0006】
このようにして、記録メディアの中心位置を検出することで、記録メディアの正確な位置を検出することが出来る。これにより、本願請求項1に記載の発明に係る記録メディア中心位置検出装置によれば、記録メディアのラベル面に印刷する際に、記録メディアの位置と印刷実行範囲のズレが生じるのを防止することが可能となる。
【0007】
本願請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記印刷装置は、記録ヘッドを有し主走査方向に往復動するキャリッジと、被印刷材を副走査方向に搬送する被印刷材搬送手段と、記録メディア搬送用トレイを被印刷材として搬送し、前記記録メディアのラベル面へ前記記録ヘッドにて印刷を行う手段とを備え、前記記録メディア規定手段は、前記記録メディア搬送用トレイに設けられ、前記第1の検出手段は、前記キャリッジと、該キャリッジに設けられた前記嵌合部を検出可能な検出部とで構成され、前記第2の検出手段は、前記被印刷材搬送手段と、前記検出部とで構成される、ことを特徴とした記録メディア中心位置検出装置である。
【0008】
このように、記録メディアを記録メディア搬送用トレイに装着し、被印刷材へ印刷を行う記録ヘッドを搭載した主走査方向に往復動するキャリッジと対向する位置まで記録メディアを搬送し、記録ヘッドを有し主走査方向に往復動するキャリッジに検出部を設け、キャリッジを主走査方向に往復動させて嵌合部を検出し、被印刷材を副走査方向へ搬送する被記録材搬送手段により記録メディア搬送用トレイを副走査方向に往復動させ、キャリッジに設けられた検出部にて嵌合部を検出することで、本願請求項2に記載の発明に係る記録メディア中心位置検出装置は、被印刷材へ印刷するための構造を有効に利用して本願請求項1に記載の発明の作用効果を得られるものである。
【0009】
本願請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記嵌合部の表面には反射部材が設けられている、ことを特徴とした記録メディア中心位置検出装置である。このように、本願請求項3に記載の発明に係る記録メディア中心位置検出装置は、嵌合部の表面には反射部材を設け、記録メディアのラベル面との光の反射率の差により、嵌合部を検出するものであり、構造簡単にして記録メディアの中心位置を検出できるようになっている。
【0010】
本願請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録メディア中心位置検出装置を備え、前記記録メディア中心位置演算手段により算出された前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷を実行する印刷装置である。
【0011】
本願請求項4に記載の発明に係る印刷装置によれば、印刷装置において、前述した本願請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録メディア中心位置検出装置による作用効果を得ることができる。
【0012】
本願請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録メディア中心位置検出装置を備えた印刷装置と、前記記録メディア中心位置演算手段により算出された前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷制御を実行する情報処理装置とが接続され、前記印刷装置は、前記情報処理装置からの印刷制御により印刷を実行する、ことを特徴とした印刷装置である。
【0013】
本願請求項5に記載の発明に係る印刷装置によれば、印刷装置に接続された情報処理装置にて印刷範囲を決定し、記録メディアへの印刷制御を行う印刷装置においても、前述した本願請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録メディア中心位置検出装置による作用効果を得ることができる。
【0014】
本願請求項6に記載の発明は、記録メディアの中央の孔と嵌合する嵌合部にて、前記記録メディアの位置を規定し、前記記録メディアを主走査方向に走査して前記嵌合部を検出し、前記記録メディアの主走査方向の中心位置を演算し、前記記録メディアを副走査方向に走査して前記嵌合部を検出し、前記記録メディアの副走査方向の中心位置を演算し、前記記録メディアの主走査方向の中心位置と前記記録メディアの副走査方向の中心位置とから、前記記録メディアの中心位置を演算する、ことを特徴とした記録メディア中心位置検出方法である。
【0015】
本願請求項6に記載の発明に係る記録制御方法によれば、前述した本願請求項1に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0016】
本願請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の記録メディア中心位置検出方法により算出された前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷を実行する印刷方法である。
【0017】
本願請求項7に記載の発明に係る印刷方法によれば、前述した本願請求項4に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0018】
本願請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の記録メディア中心位置検出方法により算出された前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷制御を実行する情報処理装置からの印刷制御により印刷を実行する、ことを特徴とした印刷方法である。
【0019】
本願請求項8に記載の発明に係る印刷方法によれば、前述した本願請求項5に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本願発明に係る記録メディア中心位置検出装置の一実施の形態を示した平面図であり、図2はその側面図である。
【0021】
印刷装置50には、キャリッジガイド軸51に軸支され、制御部20(図2)からの制御信号により、主走査方向Xに移動するキャリッジ61が設けられている。該キャリッジ61と対向してプラテン52が設けられている。キャリッジ61には、被印刷材にインクを吐出して印刷を行う記録ヘッド62が搭載され、キャリッジ61を主走査方向Xに搬送し、キャリッジ61とプラテン52の間に被印刷材を副走査方向Yに搬送しながら、記録ヘッド62が被印刷材にインクを吐出することで被印刷材に印刷が行われる。
【0022】
また、被印刷材を副走査方向Yに搬送する被印刷材搬送手段として、搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53は、制御部20からの制御信号に基づいてステッピングモータ等の回転駆動力により回転制御され、搬送駆動ローラ53の回転により、被印刷材は副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、被印刷材が搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、被印刷材に接して被印刷材の搬送に従動して回転する。
【0023】
一方、印刷された被印刷材を排出する手段として、排出駆動ローラ55と排出従動ローラ56が設けられている。排出駆動ローラ55は、ステッピングモータ等の回転駆動力により回転制御され、排出駆動ローラ55の回転により、被印刷材は副走査方向Yに排出される。排出従動ローラ56は複数設けられ、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が被印刷材の印刷面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラとなっており、それぞれ個々に排出駆動ローラ55に搬送従動ローラ54の付勢力よりも弱い付勢力で付勢され、被印刷材が排出駆動ローラ55の回転により排出される際に、被印刷材に接して被印刷材の排出に従動して回転する。
【0024】
尚、図1において被印刷材は記録メディア搬送用トレイ1であるが、印刷装置50には、図示されていない給紙トレイと給紙ローラによる給紙手段が設けられており、例えば普通紙やフォト紙等の印刷紙を被印刷材として印刷を行うことも可能な構成となっている。
【0025】
そして、上記のような構成の印刷装置50において、記録メディア2を装着した記録メディア搬送用トレイ1を被印刷材とし、記録メディア2のラベル面31への印刷を行う際に、記録メディア2の中心位置を検出する記録メディア中心位置検出装置について、以下説明する。
【0026】
記録メディア搬送用トレイ1は、矩形板形状を有し、記録メディア2の中央の孔に嵌合する円形の凸部である嵌合部11が、記録メディア搬送用トレイ1のほぼ中央に設けられており、この嵌合部11に記録メディア2が装着される。また、嵌合部11の表面は光の反射率の高い反射部材で構成されている。キャリッジ61には、検出部63が設けられ、検出部63は、当該実施の形態においては、発光素子等による光が嵌合部11の表面に反射し、その反射光を検出することで、嵌合部11を検出する構成になっている。
【0027】
記録メディア2を記録メディア搬送用トレイ1に装着し、印刷装置50に給送する。まず、記録メディア搬送用トレイ1は、記録メディア2のほぼ中央がキャリッジ61の走査線下になるような位置まで副走査方向Yに搬送される。次に、キャリッジ61が主走査方向Xに往復動され、キャリッジ61に設けられた検出部63で嵌合部11の主走査方向Xの位置と幅を検出し、該検出信号が制御部20に送られ、該制御部20において、前記検出された嵌合部11の幅と位置から、嵌合部11の主走査方向Xの中心位置を演算し算出する。
【0028】
つづいて、検出部63の位置が、嵌合部11の主走査方向Xの中心位置上になるように、制御部20から制御信号を送ってキャリッジ61を移動させる。その状態で、今度は記録メディア搬送用トレイ1を、被印刷材搬送手段により副走査方向Yに往復動させ、検出部63で嵌合部11の副走査方向Yの位置と幅を検出し、該検出信号が制御部20に送られ、該制御部20において、前記検出された嵌合部11の幅と位置から、嵌合部11の副走査方向Yの中心位置を演算し算出する。
【0029】
そして、制御部20において、嵌合部11の主走査方向Xの中心位置と副走査方向Yの中心位置とから、嵌合部11の中心位置を演算し、記録メディア2の中心位置を算出する。尚、CD−R等の円板形状を有する記録メディア2の中央の孔は、その記録メディア2の中央に位置しており、その孔で正確な位置決めをするようになっている。従って、その記録メディア2の中央の孔と嵌合する嵌合部11の中心位置は、記録メディア2の中心位置となる。
【0030】
図3は、記録メディア2を装着した記録メディア搬送用トレイ1の平面図であり、以下、図3も参照しながら、嵌合部11の主走査方向Xの中心位置と副走査方向Yの中心位置とから、嵌合部11の中心位置を演算し、記録メディア2の中心位置を算出する手順をさらに詳細に説明する。
【0031】
符号Cで示された点は、嵌合部11の表面の中心位置で、前述の通り記録メディア2の中心位置である。また、キャリッジ61に設けられた検出部63は、発光素子等による光の反射光を検出し、その反射光の量を電気的信号に変換した後、所定のしきい値で、デジタル信号に変換して出力する。符号21および符号22は、検出部63で嵌合部11を検出した際のデジタル出力信号を示したもので、符号Lは電気的ローレベル(以下、Lレベルとする)、符号Hは電気的ハイレベル(以下、Hレベルとする)をそれぞれ示す。符号21は、検出部63を主走査方向Xに往復動させたときの検出部63のデジタル出力信号を、記録メディア搬送用トレイの嵌合部11の位置に対比させて示したものである。主走査方向Xの走査線上において、光の反射率の高い嵌合部11の表面上を走査している部分が、Hレベルとなっており、それ以外はLレベルとなっている。また、符号22は、検出部63を副走査方向Yに往復動させたときの検出部63のデジタル出力信号を、記録メディア搬送用トレイの嵌合部11の位置に対比させて示したものである。副走査方向Yの走査線上において、光の反射率の高い嵌合部11の表面上を走査している部分が、Hレベルとなっており、それ以外はLレベルとなっている。
【0032】
そして、主走査方向Xおよび副走査方向YのHレベルを検出している位置の中心位置から、嵌合部11の中心位置を演算し、記録メディア2の中心位置Cを算出し、印刷装置50において、この中心位置Cに基づいて記録メディア2のラベル面31への印刷範囲を決定し、印刷を実行する。
【0033】
このようにして、記録メディア2の中心位置Cを算出し、その中心位置Cに基づいて印刷範囲を決定し、印刷を実行することで、記録メディア2のラベル面31に印刷する際に、記録メディア2の位置と印刷実行範囲のズレが生じるのを防止できる。
【0034】
他の実施の形態としては、印刷装置50とパソコン等の情報処理装置(図示せず)が接続された印刷システムにおいて、印刷装置50に備えられた記録メディア中心位置検出装置により算出された記録メディア2の中心位置Cに基づいて、記録メディア2のラベル面31への印刷範囲を決定し、印刷を実行する制御を、情報処理装置に設けられたプリンタドライバ等の印刷制御手段から行うことも可能である。
【0035】
また、記録メディア2を搬送する手段は、記録メディア搬送用トレイ1に限定されるものではなく、他の搬送手段においても本願発明の実施は可能である。また、検出部63を主走査方向Xに走査させる手段は、キャリッジ61以外の別の手段でも可能であり、同じく検出部63を副走査方向Yに走査させる手段についても、被印刷材搬送手段とは別の搬送手段でも可能であることは言うまでもなく、例えば、検出部63を単独で設け、その検出部63を主走査方向Xおよび副走査方向Yにそれぞれ往復動可能な手段を設けることでも本願発明の実施は可能である。
【0036】
【発明の効果】
本願発明によれば、記録メディアのラベル面に印刷する際に、記録メディアの位置と印刷実行範囲のズレが生じるのを防止し、記録メディアのラベル面へ高い印刷精度で印刷を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る記録メディア搬送用トレイと印刷装置との関連を示した平面図である。
【図2】本願発明に係る記録メディア搬送用トレイと印刷装置との関連を示した側面図である。
【図3】記録メディアを装着した記録メディア搬送用トレイの平面図である。
【符号の説明】
1 記録メディア搬送用トレイ
2 記録メディア
20 制御部
11 嵌合部
31 ラベル面
50 印刷装置
51 キャリッジガイド軸
52 プラテン
53 搬送駆動ローラ
54 搬送従動ローラ
55 排出駆動ローラ
56 排出従動ローラ
61 キャリッジ
62 記録ヘッド
X 主走査方向
Y 副走査方向
Claims (8)
- 円板形状を有する記録メディアのラベル面へ印刷を行う印刷装置において、前記記録メディアの中心位置を検出する記録メディア中心位置検出装置は、
前記記録メディアの中央の孔と嵌合する嵌合部を有し、前記記録メディアの位置を規定する記録メディア規定手段と、
前記記録メディアを主走査方向に走査し、前記嵌合部を検出可能な第1の検出手段と、
前記記録メディアを副走査方向に走査し、前記嵌合部を検出可能な第2の検出手段と、
前記第1の検出手段により前記嵌合部を検出して、前記記録メディアの主走査方向の中心位置を演算し、前記第2の検出手段により前記嵌合部を検出して、前記記録メディアの副走査方向の中心位置を演算し、前記記録メディアの主走査方向の中心位置と前記記録メディアの副走査方向の中心位置とから、前記記録メディアの中心位置を演算する記録メディア中心位置演算手段とを備える、
ことを特徴とした記録メディア中心位置検出装置。 - 請求項1において、前記印刷装置は、記録ヘッドを有し主走査方向に往復動するキャリッジと、被印刷材を副走査方向に搬送する被印刷材搬送手段と、記録メディア搬送用トレイを被印刷材として搬送し、前記記録メディアのラベル面へ前記記録ヘッドにて印刷を行う手段とを備え、
前記記録メディア規定手段は、前記記録メディア搬送用トレイに設けられ、
前記第1の検出手段は、前記キャリッジと、前記キャリッジに設けられた前記嵌合部を検出可能な検出部とで構成され、
前記第2の検出手段は、前記被印刷材搬送手段と、前記検出部とで構成される、
ことを特徴とした記録メディア中心位置検出装置。 - 請求項1または2において、前記嵌合部の表面には反射部材が設けられている、ことを特徴とした記録メディア中心位置検出装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録メディア中心位置検出装置を備え、前記記録メディア中心位置演算手段により算出された前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷を実行する印刷装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録メディア中心位置検出装置を備えた印刷装置と、前記記録メディア中心位置演算手段により算出された前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷制御を実行する情報処理装置とが接続され、前記印刷装置は、前記情報処理装置からの印刷制御により印刷を実行する、ことを特徴とした印刷装置。
- 記録メディアの中央の孔と嵌合する嵌合部にて、前記記録メディアの位置を規定し、
前記記録メディアを主走査方向に走査して前記嵌合部を検出し、前記記録メディアの主走査方向の中心位置を演算し、
前記記録メディアを副走査方向に走査して前記嵌合部を検出し、前記記録メディアの副走査方向の中心位置を演算し、
前記記録メディアの主走査方向の中心位置と前記記録メディアの副走査方向の中心位置とから、前記記録メディアの中心位置を演算する、
ことを特徴とした記録メディア中心位置検出方法。 - 請求項6に記載の記録メディア中心位置検出方法により算出された前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷を実行する印刷方法。
- 請求項6に記載の記録メディア中心位置検出方法により算出された前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷制御を実行する情報処理装置からの印刷制御により印刷を実行する、ことを特徴とした印刷方法。
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