JP3709812B2 - コネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメット - Google Patents
コネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3709812B2 JP3709812B2 JP2001192722A JP2001192722A JP3709812B2 JP 3709812 B2 JP3709812 B2 JP 3709812B2 JP 2001192722 A JP2001192722 A JP 2001192722A JP 2001192722 A JP2001192722 A JP 2001192722A JP 3709812 B2 JP3709812 B2 JP 3709812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner sleeve
- cylindrical portion
- diameter cylindrical
- connector
- grommet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/0207—Wire harnesses
- B60R16/0215—Protecting, fastening and routing means therefor
- B60R16/0222—Grommets
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49863—Assembling or joining with prestressing of part
- Y10T29/4987—Elastic joining of parts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49863—Assembling or joining with prestressing of part
- Y10T29/4987—Elastic joining of parts
- Y10T29/49872—Confining elastic part in socket
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49863—Assembling or joining with prestressing of part
- Y10T29/49876—Assembling or joining with prestressing of part by snap fit
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/53—Means to assemble or disassemble
- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/53—Means to assemble or disassemble
- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
- Y10T29/532—Conductor
- Y10T29/53209—Terminal or connector
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメットに関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに組み付けると共に、先端内部に収容した樹脂インナースリーブにコネクタを固定して車体パネルの貫通穴に装着するグロメットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、ドア側に配索したドアハーネスをドアパネルの貫通穴を通して車体パネルの貫通穴へと架け渡すような場合、ドアパネルと車体パネルの間のワイヤハーネスW/Hに図5(A)に示すグロメット1が取り付けられている。該グロメット1にはゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体2の先端に設けた大径筒部2aの内部に樹脂製のインナースリーブ3を組み付け、該インナースリーブ3の周壁の外面に設けたロック爪3aを車体パネルAの貫通穴H1に差し込むだけでワンタッチ係止できるものとされている。
【0003】
詳しくは、車体パネルAとドアパネルBに設けた貫通穴H1、H2に係止する上記グロメット1は、グロメット本体2の蛇腹状の小径筒部2bの一端にドアパネルの貫通穴H2に装着して係止する大径筒部2cを設けると共に他端に車体パネルの貫通穴H1に装着する上記大径筒部2aを連続して設けている。一方のドアパネルB側の大径筒部2cには外周面に係止溝2dを設け、該係止溝2dを貫通穴H2の周縁に嵌合してシール状態で装着している。
【0004】
他方の車体パネルA側の大径筒部2aには樹脂製のインナースリーブ3を内嵌係止すると共に、該インナースリーブ3の周壁端面3cを大径筒部2aの底面2eに当接させている。また、大径筒部2aの先端開口から僅かに突出させたインナースリーブ3の周壁には、外面先端より車体係止用のロック爪3aを設けている。
【0005】
さらに、インナースリーブ3の周壁にはロック枠3bを設け、小径筒部2b内に挿通する電線端末に接続されているコネクタ4のロック爪4bをロック枠3bに挿入形成してインナースリーブ3内にコネクタ4をロック固定している。このとき、固定されたコネクタ4の底面に当たる端子挿入面4aはインナースリーブ3の周壁端面3cとほぼ同一面上にあるため、端子挿入面4aは大径筒部2aの底面2eに僅少な隙間Sをあけて近接している。従って、小径筒部2b内を通ってコネクタ4のキャビティに挿入係止される電線wは、コネクタ4の首下位置ですぐに大径筒部2aの底面2eにぶつかるため、コネクタ4と小径筒部2bとの間で屈曲して配線される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
グロメット1の貫通穴H1への取り付け時には、大径筒部2aの底面2eを外側から挿入方向へ強く押すことにより、内部のインナースリーブ3の周壁端面3cをも押して、該インナースリーブ3の先端のロック爪3aを貫通穴H1内に挿入し、貫通穴H1の内面側の周縁に該ロック爪3aを係止して固定している。このとき、コネクタ4に挿入係止された電線wも、大径筒部2aの底面2eにぶつかった屈曲部Cを外側から強く押圧されることになるため、電線wに大きな負荷がかかり、断線等を招来しやすいという問題がある。
【0007】
また、コネクタ4の首下位置では、屈曲させて僅かな隙間Sに電線wを配線しているため、該電線wの張力により、図5(B)に示すように、大径筒部2aの底面2eが内側から押されて変形し、膨らみ、外観が悪くなるという問題もある。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、グロメットの取り付け作業時に電線へかかる負荷を低減すると共に、取り付け後の外観も良好なコネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメットの提供を課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、自動車の車体パネルの貫通穴に挿通するワイヤハーネスに取り付けるグロメットであって、
電線挿通用の小径筒部の先端に大径筒部を備えた弾性体からなるグロメット本体と、該グロメット本体内に収容する樹脂製のインナースリーブとからなり、該インナースリーブの内部に上記ワイヤハーネスの端末に接続されたコネクタが収容されるものであり、
上記グロメット本体の大径筒部には、先端開口の周縁部に環状溝を設けたインナースリーブ係止部を設け、上記インナースリーブの外周面に突設した係止鍔部を上記環状溝に挿入係止させて固定し、上記大径筒部の上記先端開口より突出する上記インナースリーブの周壁外面に車体係止用のロック爪を突設し、
上記インナースリーブの周壁内面にロック枠を突設し、該インナースリーブに挿入されるコネクタの外面に設けたロック爪を上記ロック枠と嵌合して収容固定していると共に、
上記インナースリーブの周壁と大径筒部の周壁はコネクタの端子挿入面より小径筒部側に突出し、
上記突出したインナースリーブの周壁底面を上記グロメット本体の大径筒部の底面に当接させて、上記コネクタの端子挿入面と大径筒部の底面との間に空間を設け、上記大径筒部の底面を押圧したときに上記コネクタに接続されて上記小径筒部に挿通される電線に負荷が加わらない構成としているコネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメットを提供している。
【0010】
上記のように、コネクタの端子挿入面からインナースリーブの周壁底面、さらには大径筒部の底面までに大きな空間を設けることにより、コネクタの首下位置の電線が角度をつけて屈曲することもなく、また、グロメットの貫通穴への取り付け作業時に大径筒部の底面を押圧しても、コネクタの首下位置の電線は、端子挿入面より大きく突出した樹脂インナースリーブによって保護されるため、押圧力が加わらず、コネクタの端子挿入面に押し付けられずに済む。従って、電線に負荷がかからないため、断線等の発生を防止することができる。
【0011】
また、インナースリーブの周壁底面をコネクタの端子挿入面より大きく突出させ、大径筒部の底面まで延在して当接させていることにより、貫通穴への取り付け時には、大径筒部の底面を押すことによりインナースリーブの先端を効果的に貫通穴内に押し込むすことができるうえ、作業者が強く押圧する大径筒部全体がインナースリーブで内側から補強されて硬くなるため、押圧力を加えやすく、挿入作業の作業性を向上できる。
【0012】
さらに、コネクタの端子挿入面と大径筒部の底面との間に大きな空間が設けられているため、大径筒部内の電線は、該大径筒部の底面に圧接したり小径筒部にかけて急角度で屈曲することなく、緩やかにカーブする程度にとどまる。従って、大径筒部の周壁や底面が電線の張力を受けて変形することを防止して、取り付け後のグロメットの外観を良くすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
なお、以下に説明する実施形態のグロメットは、上記従来例と同様に、ドアパネルBの貫通穴H2に通した後に車体パネルAの貫通穴H1に通すワイヤハーネスW/Hに取り付けると共に、該ワイヤハーネスW/Hに接続するコネクタをグロメットに固定するものである。
【0014】
図1(A)(B)に示すように、グロメット10は、ゴムあるいはエストラマーからなるグロメット本体11と、樹脂製のインナースリーブ20とからなる。グロメット本体11は電線挿通用の蛇腹状の小径筒部12の両端に大径筒部13、14を連続して一体成形し、一方の大径筒部13の内部に樹脂製のインナースリーブ20を収容している。他方の大径筒部14の外周にはドアパネルBの貫通穴H2に装着する係止溝14aを凹設している。
【0015】
インナースリーブ20を収容する大径筒部13は、その先端開口13aの周縁にシールリップ13dを外開き状に突出させ、該シールリップ13dに連続する開口周縁部には断面コの字形状としたインナースリーブ係止部13eを設けている。このインナースリーブ係止部13eの内周面に開口する環状溝13fにインナースリーブ20の外周面より突設した係止鍔部20aを挿入係止させて、該インナースリーブ20を大径筒部13内に収容固定している。
【0016】
上記インナースリーブ20は、上記大径筒部13の先端開口13aより突出する周壁20bの対向する両側位置に、外側先端より一対の車体係止用のロック爪20e、20fを突設すると共に、該周壁20bのロック枠20cを設している。
一方、コネクタ30のキャビティ(図示せず)の端子挿入面30b側の位置には上記ロック枠20cに対応するロック爪30aを設けている。小径筒部12内に挿通した電線wの端末に接続したこのコネクタ30のロック爪30aがロック枠20cを嵌合することにより、コネクタ30をインナースリーブ20にロック固定している。
【0017】
また、インナースリーブ20の周壁20bと大径筒部13の周壁13bは、ともに、内部に収容固定したコネクタ30の端子挿入面30bよりも小径筒部12側に大きく突出し、端子挿入面30bと大径筒部13の底面13cとの間に大きな空間15を形成している。さらに、インナースリーブ20の周壁底面20dは、大径筒部13の底面に当接させている。
【0018】
上記グロメット10を貫通穴H1、H2に取り付けるとき、図2に示すように、一方の大径筒部14の係止溝14aをドアパネルBの貫通穴H2の周縁に係止させ、シール状態で装着する。また、他方の大径筒部13は、その底面13cを指で保持し、貫通穴H1へ向かって強く押圧することによって、内部のインナースリーブ20の先端のロック爪20e、20fを貫通穴H1内に押し込み、該貫通穴H1の内側周縁にロック爪20e、20fを係止し、外側周縁にはシールリップ13dを当接させて、図3に示すようにシール状態で装着する。
【0019】
図2に示すように、大径筒部の底面13cとコネクタ30の端子挿入面30bとの間には大きな空間15が介在するため、上記グロメット取り付け時において大径筒部13の底面13cを挿通方向へ強く押圧しても、内部のインナースリーブ20の周壁底面20dを押圧するだけであり、コネクタ30の首下位置の電線wを端子挿入面30bに強く押し付けたり屈曲することなく、むしろ該電線wは、突出したインナースリーブ20の周壁20bで保護されて、負荷が加わらない構成となる。また、大径筒部13の周壁13bがインナースリーブ20によって補強され硬くなるため、作業者が大径筒部13の底面13cを押圧した際に力が伝わりやすく、グロメットの挿入作業が容易となる。
さらに、グロメット10の取り付け後においても、上記空間15は維持されるため、コネクタ30の首下位置の電線wは大径筒部13の底面13cにぶつかったり急角度で屈曲することなく、電線wにかかる負荷を大幅に軽減した状態を維持することができる。さらにまた、上記空間15により、電線wの張力が大径筒部13の底面13cに影響しないため、大径筒部13の変形を防止してグロメット10の見栄えを良くすることができる。
【0020】
図4は、上記実施形態の変形例を示し、インナースリーブ20の周壁20bを、大径筒部13の底面13cに沿って少し内側へ屈曲させて、円環形状の底面20gを形成した形状としている。これにより、作業者が指を当てて押圧する大径筒部13の底面13cの内側までインナースリーブ20が延在して、該部分が補強され、硬くなるため、グロメット取り付け時の大径筒部13の潰れを抑制して挿入・取付けの作業性を一層上げることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、コネクタの端子挿入面とインナースリーブの周壁と大径筒部の周壁をコネクタの端子挿入面より大きく突出させて、コネクタの端子挿入面と大径筒部の底面との間に大きな空間を設けるている。従って、コネクタの首下位置の電線がすぐに大径筒部の底面にぶつかって急角度で屈曲することを防止できる。また、グロメット取り付け作業時において、大径筒部の底面を把持して挿入方向に強く押圧した際にも、内部の電線にまで押圧力が及ばず、電線にかかる負荷を大幅に軽減して断線等の発生を防止することができる。
さらに、上記空間によって、電線の張力がインナースリーブや大径筒部に影響せず、大径筒部が押し広げられたり変形するなどを防止して、グロメットの外観をよくすることができる。
【0022】
かつ、インナースリーブの周壁底面を大径筒部の底面に当接させているため、押圧する大径筒部の周壁全体が補強されて硬くなり、グロメットの挿入作業が容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワイヤハーネスに取り付けた状態の本発明の実施形態に係るグロメットを示し、(A)は正面図であり、(B)は断面図である。
【図2】 図1に示すグロメットの貫通穴への取り付け作業を示す断面図である。
【図3】 図1に示すグロメットを貫通穴へ取り付けた状態を示す要部断面図である。
【図4】 本発明の実施形態の変形例を示す要部断面図である。
【図5】 (A)(B)は従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 グロメット
13、14 大径筒部
13c 底面
15 空間
20 インナースリーブ
20b 周壁
20d 周壁底面
20e、20f ロック爪
20g 底面
30 コネクタ
30b 端子挿入面
Claims (1)
- 自動車の車体パネルの貫通穴に挿通するワイヤハーネスに取り付けるグロメットであって、
電線挿通用の小径筒部(12)の先端に大径筒部(13)を備えた弾性体からなるグロメット本体(11)と、該グロメット本体(11)内に収容する樹脂製のインナースリーブ(20)とからなり、該インナースリーブ(20)の内部に上記ワイヤハーネスの端末に接続されたコネクタ(30)が収容されるものであり、
上記グロメット本体(11)の大径筒部(13)には、先端開口(13a)の周縁部に環状溝(13f)を設けたインナースリーブ係止部(13e)を設け、上記インナースリーブ(20)の外周面に突設した係止鍔部(20a)を上記環状溝(13f)に挿入係止させて固定し、上記大径筒部(13)の上記先端開口(13a)より突出する上記インナースリーブ(20)の周壁外面に車体係止用のロック爪(20e、20f)を突設し、
上記インナースリーブ(20)の周壁内面にロック枠(20c)を突設し、該インナースリーブ(20)に挿入されるコネクタ(30)の外面に設けたロック爪(30a)を上記ロック枠(20c)と嵌合して収容固定していると共に、
上記インナースリーブ(20)の周壁(20b)と大径筒部(13)の周壁(13b)はコネクタ(30)の端子挿入面(30b)より小径筒部(12)側に突出し、
上記突出したインナースリーブ(20)の周壁底面(20d)を上記グロメット本体(11)の大径筒部の底面(13c)に当接させて、上記コネクタの端子挿入面(30b)と大径筒部の底面(13c)との間に空間(15)を設け、上記大径筒部(13)の底面(13c)を押圧したときに上記コネクタ(30)に接続されて上記小径筒部(12)に挿通される電線(w)に負荷が加わらない構成としているコネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメット。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192722A JP3709812B2 (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | コネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメット |
AU45733/02A AU782625C (en) | 2001-06-26 | 2002-05-31 | Grommet with resin inner sleeve for fixation of connector and method of installing the grommet |
US10/178,554 US6779243B2 (en) | 2001-06-26 | 2002-06-25 | Grommet with resin inner sleeve for fixation of connector and method of installing the grommet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192722A JP3709812B2 (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | コネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003009362A JP2003009362A (ja) | 2003-01-10 |
JP3709812B2 true JP3709812B2 (ja) | 2005-10-26 |
Family
ID=19031136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001192722A Expired - Fee Related JP3709812B2 (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | コネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメット |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6779243B2 (ja) |
JP (1) | JP3709812B2 (ja) |
AU (1) | AU782625C (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7165639B2 (en) * | 2004-03-22 | 2007-01-23 | International Truck Intellectual Property Company, Llc | Integrated hydraulic system for motor vehicles |
US7244894B1 (en) * | 2005-09-28 | 2007-07-17 | Yazaki North America, Inc. | Grommet for a vehicle door assembly |
JP4356726B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2009-11-04 | 住友電装株式会社 | グロメット |
JP4420006B2 (ja) * | 2006-10-13 | 2010-02-24 | 住友電装株式会社 | グロメット |
RU2011114002A (ru) * | 2008-11-14 | 2012-12-20 | КейСиАй ЛАЙСЕНЗИНГ, ИНК. | Карман для текучей среды, система и способ хранения текучей среды из участка ткани |
JP5391728B2 (ja) * | 2009-02-26 | 2014-01-15 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
US8651460B2 (en) * | 2011-06-01 | 2014-02-18 | The Wiremold Company | Wall grommet for power connection |
JP5874977B2 (ja) * | 2012-09-18 | 2016-03-02 | 住友電装株式会社 | グロメット及びグロメット付き取付部材 |
US20150040345A1 (en) * | 2013-08-06 | 2015-02-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle grommet and method |
US9130298B1 (en) | 2014-02-19 | 2015-09-08 | Ford Global Technologies, Llc | Grommet assembly for vehicle body panel |
JP2017158232A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 住友電装株式会社 | 弾性管状体 |
FR3056169B1 (fr) * | 2016-09-16 | 2021-05-14 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d’obturation avec moyens d’interconnexion de faisceaux de cables electriques |
US10573994B2 (en) | 2018-04-25 | 2020-02-25 | Hamilton Sundstrand Corporation | Backshell assembly for bulkhead electrical connector |
JP6854261B2 (ja) * | 2018-06-22 | 2021-04-07 | 矢崎総業株式会社 | グロメット |
CN111152740A (zh) * | 2018-11-07 | 2020-05-15 | 上海汽车集团股份有限公司 | 一种汽车及其过线机构 |
CN112302423B (zh) * | 2020-10-30 | 2023-06-09 | 广州朗国电子科技股份有限公司 | 一种免插线的门锁固定结构 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10261464A (ja) | 1996-10-30 | 1998-09-29 | Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk | コネクタ装置 |
DE60107345T8 (de) * | 2000-09-22 | 2005-08-18 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi | Durchgangstülle |
-
2001
- 2001-06-26 JP JP2001192722A patent/JP3709812B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-05-31 AU AU45733/02A patent/AU782625C/en not_active Ceased
- 2002-06-25 US US10/178,554 patent/US6779243B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6779243B2 (en) | 2004-08-24 |
US20030017027A1 (en) | 2003-01-23 |
AU782625C (en) | 2006-04-13 |
AU4573302A (en) | 2003-01-02 |
JP2003009362A (ja) | 2003-01-10 |
AU782625B2 (en) | 2005-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3709812B2 (ja) | コネクタ固定用樹脂インナースリーブ付きグロメット | |
JP3644370B2 (ja) | グロメット | |
US5876244A (en) | Connector cover | |
JP3707398B2 (ja) | コネクタ固定用樹脂製インナースリーブを備えたグロメット | |
JP2003164043A (ja) | グロメット | |
JP3707399B2 (ja) | 樹脂製インナースリーブを備えたグロメット | |
JP3596407B2 (ja) | グロメット、該グロメットのパネル取付方法および取付構造 | |
JP2595393B2 (ja) | グロメットの固定構造 | |
JP5327022B2 (ja) | ワイヤハーネス用のグロメット | |
JP2005065354A (ja) | ワイヤハーネスへのグロメットの取付構造 | |
JP2937038B2 (ja) | グロメット | |
JP2006036016A (ja) | スライドドアのワイヤハーネス遮蔽構造 | |
JP3226202B2 (ja) | グロメット | |
JP2003141959A (ja) | グロメット | |
JP4681952B2 (ja) | グロメット | |
JP2002211334A (ja) | ドアハーネスの取付構造 | |
JP3606068B2 (ja) | グロメット | |
KR100320964B1 (ko) | 자동차의 가니쉬 장착용 클립 | |
JP2006296050A (ja) | コルゲートクランプ | |
JPH07205657A (ja) | 自動車ドアのシール体 | |
JP2001097143A (ja) | 車体とドアとの間のワイヤハーネスの配索構造 | |
JP3736389B2 (ja) | 樹脂製インナースリーブを備えたグロメット | |
JP2006280112A (ja) | グロメット及びグロメットの固定構造 | |
JPH09139132A (ja) | グロメット | |
KR19980051005A (ko) | 자동차의 후드오픈용 레버 취부구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130819 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |