JP3709449B1 - ガス処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 空気浄化装置(10)のケーシング(20)において、イオン化部(32)にはプラズマ発生装置(40)が一体的に組み込まれる。イオン化部(32)はイオン化線(35)を備え、負極部材(37)における断面が「コ」の字型の柱状部分が対向電極(36)を構成する。プラズマ発生装置(40)は、放電電極(41)を備えると共に、対向電極(36)をイオン化線(35)と共有する。空気浄化装置(10)の運転中、室内空気中の比較的小さな塵埃は、イオン化線(35)と対向電極(36)の間の放電により帯電し、静電フィルタ(33)に捕集される。放電電極(41)と対向電極(36)の間のストリーマ放電により低温プラズマが生じ、これに含まれる活性種によって、室内空気中の有害物質や臭気物質が分解される。
【選択図】 図1
Description
上記第1ないし第5の発明では、第1放電極(35)及び第2放電極(41)に対して対向電極(36)が併用される。第1放電極(35)と対向電極(36)の間に電圧を印加すると、両者の間で放電が行われる。この放電により、被処理ガス中の塵埃が帯電する。帯電した塵埃は、電気的集塵部材(静電フィルタ)(33)に捕集される。
図1に示すように、本実施形態の空気浄化装置(10)は、一端が開放された箱形のケーシング本体(21)と、その開放端面に装着される前面プレート(22)とからなるケーシング(20)とを備えている。ケーシング(20)の前面プレート(22)側の両側面には空気吸込口(23)が形成されている。また、ケーシング本体(21)には、天板の背板寄りに空気吹出口(24)が形成されている。
次に、空気浄化装置(10)の運転動作について説明する。
本実施形態では、イオン化部(32)とプラズマ発生装置(40)とが対向電極(36)を共用している。つまり、イオン化線(35)と放電電極(41)とは、それぞれ個別の対向電極との間で放電するのではなく、共通の対向電極(36)との間で放電している。従って、本実施形態によれば、イオン化線(35)と放電電極(41)の対向電極(36)を共通化することで、それらの設置スペースを削減でき、空気浄化装置(10)のコンパクト化を図ることができる。
上記実施形態1の空気浄化装置(10)について、イオン化部(32)におけるプラズマ発生装置(40)の構成を変更してもよい。
本発明の実施形態2は、上記実施形態1において、イオン化部(32)の構成を変更したものである。ここでは、本実施形態について、上記実施形態1と異なる点を説明する。
本発明の実施形態3は、上記実施形態1において、イオン化部(32)の構成を変更したものである。ここでは、本実施形態について、図6を用いて上記実施形態1と異なる点を説明する。尚、図6において、(A)は平面図、(B)は空気流れの上流側から見た図を示す。また、この点は、図7においても同様である。
上記実施形態3の空気浄化装置(10)において、イオン化部(32)の構成を変更してもよい。ここでは、本変形例について、上記実施形態3と異なる点を説明する。
−第1変形例−
上記実施形態1及び2の空気浄化装置(10)において、イオン化部(32)の構成を変更してもよい。
上記実施形態1〜3の空気浄化装置(10)において、イオン化部(32)の構成を変更してもよい。本変形例のイオン化部(32)において、負極部材(37)における波形の形状は、矩形波状に限らず、正弦波状や三角波状など、どのような波形状であってもよい。上記負極部材(37)では、そのプレフィルタ(31)側の面にイオン化線(35)が設けられ、この面と向かい合う触媒フィルタ(34)側の面に放電電極(41)が設けられる。イオン化線(35)は、負極部材(37)をプレフィルタ(31)側から見た「谷」の部分、即ち凹部の内側に配置される。一方、放電電極(41)は、負極部材(37)を静電フィルタ(33)側から見た「谷」の部分、即ち凹部の内側に配置される。
上記実施形態では、電気的集塵部材として静電フィルタ(33)を用いているが、静電フィルタの代わりに、集塵板(電極板)を電気的集塵部材として用いてもよい。
また、上記実施形態では、プラズマ発生装置(40)の下流側に、例えばマンガン系触媒や貴金属系触媒などのプラズマ触媒が基材に担持された触媒フィルタ(34)を設けている。しかしながら、プラズマ発生装置(40)の下流側には、この触媒フィルタ(34)の代わりに、例えば活性炭やゼオライトなどの吸着剤が基材に担持された吸着処理部材を設けるようにしてもよい。
(35) 第1放電極(イオン化線)
(36) 対向電極
(37) 電極部材(負極部材)
(41) 第2放電極(放電電極)
Claims (10)
- 被処理ガス中の塵埃を捕集すると共に、被処理ガス中の被処理成分を分解するガス処理装置であって、
対向電極(36)と、
上記被処理ガス中の塵埃が帯電するように上記対向電極(36)との間で放電を起こさせる複数の第1放電極(35)と、
帯電した上記被処理ガス中の塵埃を捕集する電気的集塵部材(33)と、
上記被処理成分を分解するためのプラズマが発生するように上記対向電極(36)との間で放電を起こさせる複数の第2放電極(41)とを備え、
上記第1放電極(35)と第2放電極(41)とは、被処理ガスの流れと直交する面上であって同一面上に配置されているガス処理装置。 - 被処理ガス中の塵埃を捕集すると共に、被処理ガス中の被処理成分を分解するガス処理装置であって、
対向電極(36)と、
上記被処理ガス中の塵埃が帯電するように上記対向電極(36)との間で放電を起こさせる第1放電極(35)と、
帯電した上記被処理ガス中の塵埃を捕集する電気的集塵部材(33)と、
上記被処理成分を分解するためのプラズマが発生するように上記対向電極(36)との間で放電を起こさせる第2放電極(41)とを備え、
上記第2放電極(41)と対向電極(36)との間の放電が被処理ガスの流れの下流側から上流側に向かって行われるように、上記対向電極(36)が被処理ガスの流れの上流側に位置し、上記第2放電極(41)が被処理ガスの流れの下流側に位置しているガス処理装置。 - 被処理ガス中の塵埃を捕集すると共に、被処理ガス中の被処理成分を分解するガス処理装置であって、
対向電極(36)と、
上記被処理ガス中の塵埃が帯電するように上記対向電極(36)との間で放電を起こさせる第1放電極(35)と、
帯電した上記被処理ガス中の塵埃を捕集する電気的集塵部材(33)と、
上記被処理成分を分解するためのプラズマが発生するように上記対向電極(36)との間で放電を起こさせる第2放電極(41)とを備え、
上記対向電極(36)は断面がコの字型の柱状に形成されており、該対向電極(36)の内側に少なくとも第2放電極(41)が配置されているガス処理装置。 - 被処理ガス中の塵埃を捕集すると共に、被処理ガス中の被処理成分を分解するガス処理装置であって、
波板状に形成されて対向電極(36)を構成する電極部材(37)と、
上記被処理ガス中の塵埃が帯電するように上記電極部材(37)との間で放電を起こさせる第1放電極(35)と、
帯電した上記被処理ガス中の塵埃を捕集する電気的集塵部材(33)と、
上記被処理成分を分解するためのプラズマが発生するように上記電極部材(37)との間で放電を起こさせる第2放電極(41)とを備え、
上記電極部材(37)における一方の面側に第1放電極(35)が、他方の面側に第2放電極(41)がそれぞれ設けられ、
上記第1放電極(35)及び第2放電極(41)は、それぞれ波板状の上記電極部材(37)における凹部の内側に配置されているガス処理装置。 - 請求項1ないし4の何れかに1に記載のガス処理装置において、
電気的集塵部材(33)が静電フィルタにより構成されているガス処理装置。 - 請求項1ないし4の何れかに1に記載のガス処理装置において、
第2放電極(41)と対向電極(36)の間での放電により発生したプラズマで活性化されて被処理成分の分解を促進するプラズマ触媒を備えているガス処理装置。 - 請求項1ないし4の何れかに1に記載のガス処理装置において、
第1放電極(35)は、上記対向電極(36)に沿って延びる線状に形成され、
第2放電極(41)は、上記第1放電極(35)の途中に電気的に接続されると共に上記対向電極(36)との距離が該対向電極(36)と第1放電極(35)の距離よりも短くなるように配置されているガス処理装置。 - 請求項1ないし4の何れかに1に記載のガス処理装置において、
第2放電極(41)と対向電極(36)の間での放電により発生したプラズマで活性化されて被処理成分の分解を促進する光半導体触媒を備えているガス処理装置。 - 請求項8に記載のガス処理装置において、
光半導体触媒は、電気的集塵部材(33)に担持されているガス処理装置。 - 請求項6に記載のガス処理装置において、
プラズマ触媒は、第2放電極(41)及び対向電極(36)の下流側に配置され、
電気的集塵部材(33)には、第2放電極(41)と対向電極(36)の間での放電により発生したプラズマで活性化されて被処理成分の分解を促進する光半導体触媒が担持され、
上記電気的集塵部材(33)は、上記第2放電極(41)及び対向電極(36)と上記プラズマ触媒との間に配置されているガス処理装置。
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