JP3787534B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー画像形成装置用の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに係り、とりわけ、カラー画像形成装置により用いられている色材(インクやトナーなど)色にカラー画像信号を分解するための色分解テーブルの選択手法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本願に関連するカラープリンタの画像処理装置の一例を図10に示す。図10において、101はカラーマッチング処理部、102は色分解処理部、103は出力γ補正処理部、104はハーフトーン処理部、105はカラープリンターエンジン部、1006は色分解テーブル部、1007は出力γ補正テーブル部であり、1008は最大インク量を示し、1009は印刷メディアを示している。
【0003】
カラーマッチング処理部101は、入力画像データRGBの色再現特性とプリンタの色を合わせるためのカラーマッチング処理を実行する。色分解処理部102は、入力されてくる多値のR'G'B'画像データを色分解テーブル部1006のテーブル情報に基づき四面体補間等の補間処理によりカラープリンタの色材色(以下、インク色と記す)であるシアンC、マゼンタM、イエロY、ブラックKへと色分解処理を実行する。出力γ補正処理部103は、色分解処理部102から出力された多値のCMYKデータを、カラープリンターエンジン105の色再現特性に応じたCMYK一次元のLUTを介して階調特性を補正し、多値のC'M'Y'K'を出力する。この処理によりカラープリンタの特性に応じた補正処理が実現される。ここで、上記画像処理系において、使用されるCMYK総インク量の最大値は、色分解テーブル部1006と出力γ補正テーブル部1007との組み合わせにより規定される。ハーフトーン処理部104では、補正された多値のC'M'Y'K'データをカラープリンタで印刷可能な階調数、例えば2値プリンターならば、2値化するためのハーフトーン処理がなされ、C"M"Y"K"2値データが出力される。カラープリンターエンジン部9105では、入力されたC"M"Y"K"2値データに基づき印刷がなされる。最大総インク量1008は、1009にて示されている印刷メディアA〜Cにて許容できるCMYK総インク量の最大値を示している。
【0004】
とりわけ、本関連技術では、既知の印刷メディアにそれぞれにとって最適となるように対応する色分解テーブルと対応する出力γ補正テーブルを個別に用意している。例えば、印刷メディアAにて印刷処理するためのテーブルとして、色分解テーブル部Aと出力γ補正テーブルAとを用意し、印刷メディアBにて印刷処理するためのテーブルとして、色分解テーブル部Bと出力γ補正テーブルBとを用意し、印刷メディアCにて印刷処理するためのテーブルとして、色分解テーブル部Cと出力γ補正テーブルCとを用意している。また、印刷メディアAの許容できるCMYK総インク量の最大値は、200%であるため、色分解テーブル部Aと出力γ補正テーブルAの組み合わせにて、規定されるCMYK総インク量の最大値は、200%となるように設定されている。印刷メディアB、Cに対しても同様に、許容できるCMYK総インク量の最大値が、250%、300%となるように設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、予め想定されていない未知の印刷メディアの場合、専用の出力γ補正テーブルが存在しないため、CMYK単色のγ補正が適合せず、偏った出力γ特性となるという課題がある。
【0006】
また、色分解テーブルに関しても、同様に好適な色分解テーブルが存在しないため、例えば、上記未知の印刷メディアのインク吸収許容量をオーバーしてしまうほど大きなCMYK総インク量の最大値を有する色分解テーブルを用いたときは、インクが印刷メディアからあふれてしまうという課題がある。
【0007】
また、CMYK総インク量の最大値が小さい色分解テーブルを用いたときは、本来ならば、もっと多くのインクを用いて色再現範囲を大きくできるにもかかわらず、色再現範囲が小さくなってしまうという課題が存在した。
【0008】
さらに、予め想定されていない新たな印刷メディアに適した色分解テーブルを作ろうとした場合、複雑な工程を必要とするため、作成のために多くの時間が掛かり、容易には作成することができないという課題が存在した。
そこで、本願発明は、予め想定されていない新たな印刷メディアに対しても、好適な色分解テーブルと最適な出力γ補正テーブルを容易に設定できる画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願発明の第1の観点によれば、
カラー画像信号を複数の色材色へと色分解する画像処理装置において、
画像形成の対象となる画像形成媒体により許容可能な色材色の使用許容量に関連する前記複数の色材色の総量が、それぞれ段階的に異なるように設定された複数の色分解テーブルと、
前記画像形成媒体に関して前記複数の色材色のそれぞれのγ特性を補正する際に使用されるγ補正テーブルと、
前記γ補正テーブルに基づいて前記複数の色分解テーブルごとに前記複数の色材色の使用総量を算出する算出手段と、
前記算出された複数の使用総量のうち、指定された指定総量に近似する使用総量を決定する決定手段と、
前記決定された使用総量に対応する色分解テーブルに基づいて色分解処理を実行する色分解処理手段と、
を含むことを特徴とする画像処理装置を提供する。
【0010】
ここで、前記使用総量は、例えば、前記色分解テーブルにおける前記複数の色材色の使用総量の最大値である。また、使用許容量とは、例えば、画像形成媒体におけるインクの吸収許容量など、画像形成媒体において使用可能な色材色の量である。なお、使用許容量を吸収許容量の最大値にすれば、インクあふれを防止しつつ最も色再現能力を高めることができるが、もちろん、使用許容量をこの最大値よりも低い値へと適宜設定してもよい。
【0011】
上記構成により、複数の色材色の総量の最大値が段階的に異なるように設定された複数の色分解テーブルの中から最適な色分解テーブルを選択することにより、新規に作成する場合に必要となる複雑な工程や作成のための多大な時間を要することなく、想定されていない新たな印刷メディアに好適な色分解テーブルを用いて色分解処理を実現することができる。これにより、色分解テーブルの不適合に起因するインク吸収量オーバー等の問題や、印刷物の色再現範囲が小さくなってしまうという問題点を解決することができる。
【0012】
また、
前記画像形成の際に使用される画像形成手段により画像形成されたγ補正用のパッチを測色して得られた測色データに基づいて、前記γ補正テーブルを作成する作成手段をさらに備えてもよい。
【0013】
上記構成において、想定外の印刷メディア上に像形成された印刷パッチを測色して、γ補正テーブルを作成することにより、CMYK単色のγ特性が補正され、偏った出力γ特性が校正される。
【0014】
また、
前記画像形成手段を、前記画像処理装置の内部に備えるか又は外部に接続するものであってもよい。
【0015】
すなわち、画像形成手段と画像処理装置とを含んだカラープリンタ、カラーファクシミリ及びカラー複写機などの画像形成装置において本願発明を適用できる。また、画像形成手段を外部に接続する場合、画像処理装置は、コンピュータやコンピュータ上で起動されるドライバプログラムやアプリケーションプログラムとして本願発明を適用できる。
【0016】
また、
前記γ補正用のパッチを測色する際に使用される測色手段を内部に備えるか又は外部に接続するものであってもよい。
【0017】
測色手段を内部に備えれるカラープリンタ、カラーファクシミリ及びカラー複写機などの画像形成装置において本願発明を適用できる。また、測色機を外部に接続する場合には、画像処理装置は、カラープリンタ、カラーファクシミリ及びカラー複写機だけでなく、コンピュータやコンピュータ上で起動されるドライバプログラムやアプリケーションプログラムとして本願発明を適用できる。また、デジタルカメラやスキャナなどの画像読取装置に本願発明にかかる画像処理装置を適用しても良い。
【0018】
また、
前記複数の色材色は、4色以上の色材色を含み、例えば、シアン色、マゼンタ色、イエロ色及びブラック色を含み、さらに、淡いシアン色及び淡いマゼンタ色を含んでもよい。 本願発明の第2の観点によれば、
カラー画像信号を複数の色材色へと色分解する画像処理方法において、
画像形成の対象となる画像形成媒体により許容可能な色材色の使用許容量に関連する前記複数の色材色の総量が、それぞれ段階的に異なるように設定された複数の色分解テーブルと、前記画像形成媒体に関して前記複数の色材色のそれぞれのγ特性を補正する際に使用されるγ補正テーブルとに基づいて前記複数の色分解テーブルごとに前記複数の色材色の使用総量を算出する算出ステップと、
前記算出された複数の使用総量のうち、指定された指定総量に近似する使用総量を決定する決定ステップと、
前記決定された使用総量に対応する色分解テーブルに基づいて色分解処理を実行する色分解処理ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法が提供される。
【0019】
また、本願発明の第3の観点によれば、
画像形成の対象となる画像形成媒体により許容可能な色材色の使用許容量に関連する複数の前記色材色の総量が、それぞれ段階的に異なるように設定された複数の色分解テーブルと、前記画像形成媒体に関して前記複数の色材色のそれぞれのγ特性を補正する際に使用されるγ補正テーブルとに基づいて前記複数の色分解テーブルごとに前記複数の色材色の使用総量を算出する算出手段と、
前記算出された複数の使用総量のうち、指定された指定総量に近似する使用総量を決定する決定手段と、
前記決定された使用総量に対応する色分解テーブルに基づいて色分解処理を実行する色分解処理手段と、
をコンピュータに機能させるための画像処理プログラムが提供される。
【0020】
また、
前記コンピュータに接続された画像形成装置を制御してγ補正用のパッチを形成させる第1の制御手段と、
前記γ補正用のパッチを測色する測色装置を制御して測色データを取得する第2の制御手段と、
前記測色データに基づいて前記γ補正テーブルを作成する作成手段と、
をさらにコンピュータに機能させるようにしてもよい。
【0021】
なお、
前記画像処理プログラムは、複数のソフトウエアからなり、単一のコンピュータ上で実行されるか、あるいは、複数のコンピュータ上で分散的に実行され
てもよい。また、前記画像処理プログラムが例えば、コンピュータ可読記録媒体や通信媒体などにより提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に本願発明の一実施形態を示す。もちろん以下の実施形態は、本願発明の技術分野における当業者による実施を容易にするためのものであり、特許請求の範囲によって確定される本願発明の技術的範囲に含まれるほんの一部の実施形態にすぎない。従って、本願明細書に直接的に記載されていない実施形態であっても、技術思想が共通する限り本願発明の技術的範囲に包含されることは当業者にとって自明であろう。
【0023】
なお、便宜上複数の実施形態を記載するが、これらは個別に発明として成立するだけでなく、もちろん、複数の実施形態を適宜組み合わせることでも発明が成立することは、当業者であれば容易に理解できよう。
【0024】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る例示的な画像処理装置のブロック図である。図1において、101はカラーマッチング処理部であり、102は色分解処理部であり、103は出力γ処理部であり、104はハーフトーン処理部であり、105はカラープリンターエンジン部であり、106は最大総インク量設定部であり、107は色分解テーブル選択部であり、108は色分解テーブル部であり、109は出力γ補正テーブル部であり、110は最大総インク量算出部であり、そして111は出力γ補正テーブル作成部である。
【0025】
カラーマッチング処理部101は、入力された画像データRGBの色再現特性とプリンタの色を合わせるため処理(カラーマッチング処理)を行う。例えば、内蔵されているカラーマッチングテーブルの内容に基づき、入力されたRGB画像データを四面体補間処理や立方体補間処理等の3次元の補間処理などを実行し、R'G'B'へと色変換して出力する。
【0026】
色分解処理部102は、色分解テーブル選択部107により選択された色分解テーブルに応じて色分解処理を実行することで、入力されたR'G'B'データをCMYKデータへと変換して出力する。例えば、選択された色分解テーブルに基づき四面体補間処理や立方体補間処理等の3次元の補間処理によりカラープリンタの色材色(インク色)C(シアン)、M(マセンタ)、Y(イエロ)、K(ブラック)へと変換する。
【0027】
出力γ補正処理部103は、ハーフトーン処理部104の処理内容とカラープリンターエンジン部105との組み合わせによるγ特性を補正するために、CMYKの色材色データをγ補正処理する。例えば、出力γ補正テーブル部109に格納されている出力γ補正テーブルに基づいて補正処理を実行し、CMYKの色材色データをC'M'Y'K'多値データに変換して出力する。
【0028】
ハーフトーン処理部104は、出力γ補正処理部103からのC'M'Y'K'多値データをカラープリンターエンジン部105により表現可能な階調数に変換するためのハーフトーン処理を実行する。
【0029】
カラープリンターエンジン部105は、ハーフトーン処理部104からのC"M"Y"K"データに基づいて、印刷メディア上に像形成処理を実行する。
【0030】
最大総インク量設定部106は、例えば、プリンタドライバのプロパティーシートからユーザにより設定された所定の値を格納するものである。この値は、プリンタ本体の操作パネルから設定されても良い。
【0031】
色分解テーブル選択部107は、最大総インク量設定部106と最大総インク量算出部110からの情報に基づき、色分解テーブル部108に格納されている複数の色分解テーブルの中から好適な色分解テーブルを選択する。
【0032】
色分解テーブル部108は、例えば、A〜Eまでの5段階の色分解テーブルを格納する。色分解テーブルA〜Eは、それぞれ5段階の最大総インク量のうちの1つである。ここで、最大総インク量とは、CMYKインクの各インク量の総和として定義される総インク量の最大値をいう。
【0033】
出力γ補正テーブル部109は、カラープリンタ203により使用されている色材色(インク色)であるC(シアン)、M(マセンタ)、Y(イエロ)、K(ブラック)に対応した1次元のテーブルを格納している。
【0034】
最大総インク量算出部110は、色分解テーブル部108に格納されている各色分解テーブルA〜Eについて、出力γ補正テーブル部109に格納されている出力γ補正テーブルの内容に基づいて、それぞれの最大総インク量を算出する。
【0035】
出力γ補正テーブル作成部111は、例えば、プリンタに接続されたコンピュータなどからの測色結果に基づき、出力γ補正テーブルを作成し、作成された出力γ補正テーブルを上述の出力γ補正テーブル部109に格納する。
【0036】
算出最大総インク量管理テーブル112は、色分解テーブルと、算出された最大総インク量との対応関係を格納するテーブルである。
【0037】
図2は、本実施形態に係る例示的な画像処理システムの構成を示している。以下、図2などを用いて、対象となる印刷メディアに適した出力γ補正テーブルの作成方法及び好適な色分解テーブルの選択方法に関して詳細に説明する。この実施形態では、図1のブロック構成がカラープリンタ203に含まれているものと仮定している。
【0038】
図2において、コンピュータ201は、カラープリンタ203と測色機204とを制御する。モニタ202は、コンピュータ201に保持されているデータ等を表示するためのモニタである。カラープリンタ203は、画像データを印刷するためのカラープリンタである。測色機204は、カラープリンタ203により印刷されたパッチを測色するための測色機である。印刷パッチ205は、カラープリンタ203により印刷されたパッチをあらわしている。図1に示されている本実施形態は、図2におけるカラープリンタ203内部に実装されている。 なお、コンピュータ201、カラープリンタ203及び測色機204は、USB、IEEE1394、Bluetooth、IEEE802.3及びIEEE802.11など、どのような通信インタフェースを介して接続されても良い。例えば、測色機204がUSBを介してコンピュータ201と接続され、複数のカラープリンタ203がIEEE802.3のネットワークを介してコンピュータ201と接続されてもよい。
【0039】
図3は、対象となる新たな印刷メディア用に出力γ補正テーブルを作成する方法及び好適な色分解テーブルを選択する方法を説明するためのフローチャートである。
【0040】
ステップS301において、コンピュータ201は、ユーザによるγ補正用のパッチ印刷指示を受け付ける。この指示は、例えば、プリンタドライバのプロパティーシートに設けられたボタンをポインティングデバイスなどによりクリックすることにより指示される。
【0041】
ステップS302において、コンピュータ201は、印刷パッチを形成するためのパッチデータをカラープリンタに転送し、画像形成を指示する。
【0042】
ステップS303において、カラープリンタ203は、受信したパッチデータに関し、図1に示した処理ブロックを用いて、対象メディア上にパッチを像形成する。すなわち、ハーフトーン処理部104からカラープリンターエンジン部105までの画像処理がなされてパッチの印刷処理が実行される。印刷された結果として得られる印刷パッチ205の一例は図2に示した通りである。印刷パッチ205は、図示されているようにカラープリンタの色材色であるCMYKの1次色の階調特性がパッチとして印刷される。
【0043】
ステップS304において、コンピュータ201は、ユーザによる印刷パッチの測色指示を受け付ける。この指示は、例えば、プリンタドライバのプロパティーシートに設けられたボタンをポインティングデバイスなどによりクリックすることにより指示される。
【0044】
ステップS305において、コンピュータ201は、測色機204に測色指示を送信する。
【0045】
ステップS306において、測色機204は、γ補正用の印刷パッチを測色する。
【0046】
ステップS307において、測色機204は、測色処理により得られた測色データをコンピュータ201に送信する。
【0047】
ステップS308において、コンピュータ201は、測色データをカラープリンタ203に転送する。
【0048】
ステップS309において、カラープリンタは、出力γ補正用テーブルの作成処理を実行する。具体的には、出力γ補正テーブル作成部111が、コンピュータ201からの測色データに基づいて、出力γ補正テーブルを作成し、作成された出力γ補正テーブルを出力γ補正テーブル部109に格納する。
【0049】
図4は、上記測色データの一例を示した図であり、ハーフトーン処理部入力信号(C'M'Y'K')に対する印刷結果の濃度特性が示されている。図5は、好ましい印刷特性の一例を示した図である。図4から明らかなように、想定されていない新たなメディアに対して、出力γ補正を施さない場合は、非線形な特性となってしまう。そこで、図5で示されているように、インク量信号(CMYK)に対して印刷特性がリニアな形になるように、CMYK色材色ごとに1次元の出力γ補正テーブルが作成される。
【0050】
ステップS310において、カラープリンタ203は、各色分解テーブルごとの最大総インク量を算出する。具体的には、最大総インク量算出部110が、色分解テーブル部108から5つの色分解テーブルA〜Eを順々に読み出し、また、出力γ補正テーブル部109に格納されている出力γテーブルも読み出し、読み出された色分解テーブルと出力γ補正テーブルとを演算し、各色分解テーブルことの最大総インク量を算出する。例えば、5つの色分解テーブルについて算出すれば、5段階の最大総インク量が求められることになる。求められた最大総インク量は、算出最大総インク量管理テーブルに格納される。
【0051】
図6は、算出最大総インク量管理テーブルの一例を示す図である。色分解テーブルのIDと算出された最大総インク量とが対応付けて格納されていることを理解できよう。
【0052】
ステップS311において、カラープリンタ203は、最大総インク量を設定する。具体的には、最大総インク量設定部106が、コンピュータ201又はカラープリンタ203の操作パネルから設定された値を格納する。
【0053】
ステップS312において、カラープリンタ203は、色分解テーブル部108に格納されている複数の色分解テーブルの中から好適な色分解テーブルを1つ選択する。具体的には、色分解テーブル選択部107が、最大総インク量設定部106において格納されている値を読み出して、その値に最も近い算出最大総インク量に対応する色分解テーブルを選択する。例えば、設定されている最大総インク量が265%であり、各色分解テーブルA〜Eに対応して算出された最大総インク量が、それぞれ200%,220%,240%,260%,280%である場合には、色分解テーブル選択部107は、設定された265%より小さい値で、もっとも265%に近い最大総インク量が260%となる色分解テーブルDを選択する。
【0054】
以上説明したように、CMYKインクの総インク量の最大値が段階的に変化するように複数の色分解テーブルを用意し、予め想定されていない新たな印刷メディアに対して、出力γ特性を補正するための出力γ補正テーブルを作成する。そして、複数の色分解テーブルと出力γ補正テーブルから各色分解テーブルに対応する最大総インク量を算出し、算出された最大総インク量と設定された最大総インク量の値から好適な色分解テーブルを選択し、選択された色分解テーブルを用いて色分解処理を実行する。これら一連の処理により、想定されていない新たな印刷メディアに対してもγ補正がなされることにより、CMYK単色のγ特性が偏ってしまうという問題点が解決される。また、段階的にCMYK総インク量の最大値が異なるように用意された色分解テーブルから印刷メディアに好適な色分解テーブルを選択することにより、インク吸収使用許容量がオーバーしてしまうという問題点や色再現範囲が小さくなってしまう問題点が解決される。さらに、予め複数の色分解テーブルを用意しておくため、予め想定されていない印刷メディアに対しても、新規の色分解テーブルを作成することなく好適な色分解処理を実現することができる。
【0055】
(第2実施形態)
第1の実施形態では、図1の機能ブロックがすべてカラープリンタ203側に備えられていた。そこで、本実施形態では、図1において示された機能ブロックのうちカラープリンターエンジン105を除いた機能ブロックがコンピュータ201に備えられているものとする。すなわち、図1の機能ブロックがコンピュータ201上で実行されるプリンタドライバに含まれているものとする。
【0056】
図7は、第2の実施形態に係る例示的なフローチャートである。図3と比較すると、ステップS709乃至ステップS712は、ステップS309乃至ステップS312と対応していることが理解できよう。すなわち、ステップS709乃至ステップS712が、コンピュータ201により実行される。従って、図1の機能ブロックは、コンピュータ上で本実施形態に係る各ステップを実行するプリンタドライバを実行することにより具現化されるのである。
【0057】
第1の実施形態は、カラープリンタ203の画像処理エンジンの処理能力が高い場合に有効と思われる構成であるが、第2の実施形態では、コンピュータ201のCPUの処理能力が高い場合に有効と思われる構成である。すなわち、第2の実施形態であれば、カラープリンタ203を処理能力がそれほど高くないものであっても、本願発明を適用できる利点があろう。
【0058】
(第3実施形態)
本実施形態は、測色機204を直接カラープリンタ203に接続してなる例示的な画像処理システムに関するものである。すなわち、両者はUSB、IEEE1394又はBluetoothインタフェースを備え、相互に通信可能である。また、カラープリンタ203は測色機204を制御するためのドライバソフトを備えている。
【0059】
ステップS801は、ステップS301に対応しており、ステップS804は、ステップS304に対応しており、ステップS805はステップS305に対応しており、ステップS807はステップS307に対応している。
【0060】
ステップS801において、パッチ印刷指示がカラープリンタ203の操作パネルから指示される。なお、この指示は、測色機204を操作することによりカラープリンタ203に入力されても良い。
【0061】
ステップ804において、印刷パッチの測色指示がカラープリンタ203の操作パネルから指示される。なお、この指示は、直接、測色機204を操作することにより入力されても良い。
【0062】
ステップS805において、測色指示が、カラープリンタ203から測色機204に送信される。
【0063】
ステップS807において、測色データが、測色機204からカラープリンタ203に送信される。
【0064】
このようにして、未知の印刷メディアについて適した出力γ補正テーブルを作成でき、さらに色分解テーブルを選択できる。また、本実施形態によれば、コンピュータ201を介さずに本願発明を適用できる利点がある。例えば、デジタルカメラやスキャナなどを直接接続できるカラープリンタなどにおいては、コンピュータを介すことなく、撮影した画像データを像形成できるが、とりわけこのようなカラープリンタにおいて本実施形態は有効であろう。また、デジタルカメラやスキャナを測色機として利用することも可能である。
【0065】
(第4実施形態)
本実施形態は、本願発明をカラー複写機900に適用したものである。すなわち、カラー複写機900は、画像読取部、画像処理部及び画像形成部とを備えているため、本願発明に関する処理を自身のみで実施することも可能である。なお、パッチ形成用の画像データはカラー複写機900内の記憶装置に格納されているものとする。
【0066】
図9は第4の実施形態に係る例示的なフローチャートである。ステップS901乃至ステップS912は、それぞれ、ステップS301乃至ステップS312に対応している。
【0067】
ステップS901において、カラー複写機900の操作パネルからパッチ印刷が指示される。
【0068】
ステップS903において、カラー複写機900は、パッチ用の画像データを読み出して印刷処理を実行する。印刷パッチは、その後、カラー複写機900の画像読取部にセットされる。
【0069】
ステップS904において、カラー複写機900の操作パネルから印刷パッチの測色が指示される。
【0070】
ステップS906において、印刷パッチが読み取られて測色処理が実行される。
【0071】
その後、ステップS909乃至ステップS912が順次実行される。
【0072】
このように、本実施形態によれば、カラー複写機900にも本願発明を適用できる。すなわち、カラー複写機900であっても、未知な印刷メディアに適したように複写処理を実行できるようになる。
【0073】
(第5実施形態)
上記実施形態では、カラープリンタの色材色として、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの4色を用いたインクシステムであったが、インクシステムの構成は、これに限らず、淡シアンインクや淡マゼンタインクを用いた6色インクシステムや、その他のレッド、グリーン等の色を用いたインクシステムをカラープリンタであっても良い。また、色材としては、インクのみならず、電子写真方式にて用いられているトナー等のシステムに適用できることは言うまでもない。
【0074】
(他の実施形態)
前述した実施形態の各機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本願発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本願発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本願発明を構成することになる。
【0075】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0076】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0077】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0078】
なお、本願発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信回線を介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、想定外の印刷メディアに対しても、カラープリンタの色材色の単色γ特性を好適に補正することができる。
【0080】
また、新規に作成する場合に必要となる複雑な工程や作成のための多大な時間を要することなく、想定外の印刷メディアに好適な色分解テーブルを用いて色分解処理を実現することができる。これにより、色分解テーブルの不適合に起因するインク吸収量オーバー等の問題や、印刷物の色再現範囲が小さくなってしまうという問題点を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態に係る例示的な画像処理装置のブロック図である。
【図2】図2は、本実施形態に係る例示的な画像処理システムの構成を示している。
【図3】図3は、対象となる新たな印刷メディア用に出力γ補正テーブルを作成する方法及び好適な色分解テーブルを選択する方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】図4は、測色データの一例を示した図である。
【図5】図5は、好ましい印刷特性の一例を示した図である。
【図6】図6は、算出最大総インク量管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】図7は、第2の実施形態に係る例示的なフローチャートである。
【図8】図8は、第3の実施形態に係る例示的なフローチャートである。
【図9】図9は、第4の実施形態に係る例示的なフローチャートである。
【図10】図10は、関連技術に係る画像処理装置のブロック図である。
【符号の説明】
101…カラーマッチング処理部
102…色分解処理部
103…出力γ処理部
104…ハーフトーン処理部
105…カラープリンターエンジン部
106…最大総インク量設定部
107…色分解テーブル選択部
108…色分解テーブル部
109…出力γ補正テーブル部
110…最大総インク量算出部
111…出力γ補正テーブル作成部
Claims (20)
- カラー画像信号を複数の色材色へと色分解する画像処理装置において、
画像形成の対象となる画像形成媒体により許容可能な色材色の使用許容量に関連する前記複数の色材色の総量が、それぞれ段階的に異なるように設定された複数の色分解テーブルと、
前記画像形成媒体に関して前記複数の色材色のそれぞれのγ特性を補正する際に使用されるγ補正テーブルと、
前記γ補正テーブルに基づいて前記複数の色分解テーブルごとに前記複数の色材色の使用総量を算出する算出手段と、
前記算出された複数の使用総量のうち、指定された指定総量に近似する使用総量を決定する決定手段と、
前記決定された使用総量に対応する色分解テーブルに基づいて色分解処理を実行する色分解処理手段と、
を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 前記使用総量は、前記色分解テーブルにおける前記複数の色材色の使用総量の最大値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像形成の際に使用される画像形成手段により画像形成されたγ補正用のパッチを測色して得られた測色データに基づいて、前記γ補正テーブルを作成する作成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記画像形成手段を内部に備えるか又は外部に接続することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記γ補正用のパッチを測色する際に使用される測色手段を、前記画像処理装置の内部に備えるか又は外部に接続することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記複数の色材色は、4色以上の色材色を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記複数の色材色には、シアン色、マゼンタ色、イエロ色及びブラック色を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
- 前記複数の色材色には、さらに、淡いシアン色及び淡いマゼンタ色を含むことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
- カラー画像信号を複数の色材色へと色分解する画像処理方法において、
画像形成の対象となる画像形成媒体により許容可能な色材色の使用許容量に関連する前記複数の色材色の総量が、それぞれ段階的に異なるように設定された複数の色分解テーブルと、前記画像形成媒体に関して前記複数の色材色のそれぞれのγ特性を補正する際に使用されるγ補正テーブルとに基づいて前記複数の色分解テーブルごとに前記複数の色材色の使用総量を算出する算出ステップと、
前記算出された複数の使用総量のうち、指定された指定総量に近似する使用総量を決定する決定ステップと、
前記決定された使用総量に対応する色分解テーブルに基づいて色分解処理を実行する色分解処理ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 前記使用総量は、前記色分解テーブルにおける前記複数の色材色の使用総量の最大値であることを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
- 前記画像形成の際に使用される画像形成装置により画像形成されたγ補正用のパッチを測色して得られた測色データに基づいて、前記γ補正テーブルを作成する作成ステップをさらに備えることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の画像処理方法。
- 前記画像形成ステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
- 前記γ補正用のパッチを測色する際に使用される測色ステップをさらに含むことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画像処理方法。
- 前記複数の色材色は、4色以上の色材色を含むことを特徴とする請求項9乃至請求項13の何れか1項に記載の画像処理方法。
- 前記複数の色材色には、シアン色、マゼンタ色、イエロ色及びブラック色を含むことを特徴とする請求項14に記載の画像処理方法。
- 前記複数の色材色には、さらに、淡いシアン色及び淡いマゼンタ色を含むことを特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。
- 画像形成の対象となる画像形成媒体により許容可能な色材色の使用許容量に関連する複数の前記色材色の総量が、それぞれ段階的に異なるように設定された複数の色分解テーブルと、前記画像形成媒体に関して前記複数の色材色のそれぞれのγ特性を補正する際に使用されるγ補正テーブルとに基づいて前記複数の色分解テーブルごとに前記複数の色材色の使用総量を算出する算出手段と、
前記算出された複数の使用総量のうち、指定された指定総量に近似する使用総量を決定する決定手段と、
前記決定された使用総量に対応する色分解テーブルに基づいて色分解処理を実行する色分解処理手段と、
をコンピュータに機能させるための画像処理プログラム。 - 前記コンピュータに接続された画像形成装置を制御してγ補正用のパッチを形成させる第1の制御手段と、
前記γ補正用のパッチを測色する測色装置を制御して測色データを取得する第2の制御手段と、
前記測色データに基づいて前記γ補正テーブルを作成する作成手段と、
をさらにコンピュータに機能させることを特徴とする請求項17に記載の画像処理プログラム。 - 前記画像処理プログラムは、複数のソフトウエアからなり、単一のコンピュータ上で実行されるか、あるいは、複数のコンピュータ上で分散的に実行されることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の画像処理プログラム。
- 請求項17ないし19のいずれかに記載された前記画像処理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ可読記録媒体。
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