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JP3767418B2 - Automatic performance device and automatic performance control program - Google Patents

Automatic performance device and automatic performance control program Download PDF

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JP3767418B2
JP3767418B2 JP2001157063A JP2001157063A JP3767418B2 JP 3767418 B2 JP3767418 B2 JP 3767418B2 JP 2001157063 A JP2001157063 A JP 2001157063A JP 2001157063 A JP2001157063 A JP 2001157063A JP 3767418 B2 JP3767418 B2 JP 3767418B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子楽器やコンピュータあるいは各種コンピュータ応用機器等により構成される自動演奏装置に関し、当該自動演奏装置がおかれた雰囲気環境や操作子の操作状態に応じた多彩な自動演奏を行えるようにした自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動演奏は、楽譜の音符情報を表した自動演奏データに基づいて順次楽音を形成するものである。これにより、何度でも同じ演奏を再現でき、また、自動演奏データを変えることで各種の演奏を行うことができる。しかし、逆に、同じ自動演奏データでは、どのような環境でも同じ演奏となってしまい、また、ユーザが設定できるのはテンポや全体音量あるいは再生トラックの選択程度であり、演奏を楽しむという点では単調になってしまうという問題がある。
【0003】
そこで、既存の自動演奏データのタイミングデータや演奏イベントデータ自体はそのままで、自動演奏時の周囲の環境を自動演奏に反映させたり、ユーザの操作に応じて多様に変化するような自動演奏を行うことは演奏を楽しむという点で有用である。
【0004】
なお、温度、湿度あるいは気圧等の環境の変化を検知することにより音色パラメータを制御して音色を変調するようにした電子楽器が特開平7−271374号広報に開示されているが、この従来の電子楽器は自然楽器の環境による音色の変化をシミュレートするものであり、環境の変化を自動演奏に反映させるという思想はなかった。
【0005】
本発明は、新規な自動演奏装置を提供し、環境状態や操作状態を自動演奏の進行に沿って反映させ、多彩な自動演奏を行えるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の自動演奏装置は、楽曲を再生するための時系列的なイベントデータとして演奏イベントデータと条件イベントデータとを記録した自動演奏データであって各イベントデータを処理すべき再生進行タイミングがそれぞれ規定されたものを記憶した記憶手段と、雰囲気環境の環境状態を逐次検知する環境状態検知手段と、楽曲の再生進行タイミングをカウントするカウンタと、前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記条件イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音処理の条件を設定する条件設定手段と、前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記演奏イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音を形成する手段であって、前記環境状態検知手段で検知した環境状態が前記条件設定手段で設定した条件を満たしているか否かに応じて、前記再生進行タイミングに応じた楽音の形成を行うか否かを制御する自動演奏手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
上記のように構成された請求項1の自動演奏装置によれば、環境状態に応じて例えば特定の演奏イベントデータに対応する楽音を、発生したり発生しなかったりできるので、自動演奏データをただ再生するだけでなく、多彩な自動演奏を行うことができる。
【0008】
本発明の請求項2の自動演奏制御プログラムは、楽曲を再生するための時系列的なイベントデータとして演奏イベントデータと条件イベントデータとを記録した自動演奏データであって各イベントデータを処理すべき再生進行タイミングがそれぞれ規定されたものを記憶した記憶手段と、雰囲気環境の環境状態を逐次検知する環境状態検知手段と、楽曲の再生進行タイミングをカウントするカウンタと、処理手段とを備えたコンピュータ装置において、前記処理手段が、前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記条件イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音処理の条件を設定するステップと、前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記演奏イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音を形成するステップであって、前記環境状態検知手段で検知した環境状態が前記条件設定手段で設定した条件を満たしているか否かに応じて、前記再生進行タイミングに応じた楽音の形成を行うか否かを制御するステップと、を実行するためのプログラムである。
【0009】
上記のように構成された請求項2の自動演奏制御プログラムの実行によれば、請求項1と同様な作用効果が得られる。
【0010】
本発明の請求項3の自動演奏装置は、楽曲を再生するための時系列的なイベントデータとして演奏イベントデータと条件イベントデータとを記録した自動演奏データであって各イベントデータを処理すべき再生進行タイミングがそれぞれ規定されたものを記憶した記憶手段と、操作手段の操作状態を逐次検知する操作状態検知手段と、楽曲の再生進行タイミングをカウントするカウンタと、前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記条件イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音処理の条件を設定する条件設定手段と、前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記演奏イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音を形成する手段であって、前記操作状態検知手段で検知した操作状態が前記条件設定手段で設定した条件を満たしているか否かに応じて、前記再生進行タイミングに応じた楽音の形成を行うか否かを制御する自動演奏手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
上記のように構成された請求項3の自動演奏装置によれば、操作手段の操作状態に応じて例えば特定の演奏イベントデータに対応する楽音を、発生したり発生しなかったりできるので、自動演奏データをただ再生するだけでなく、多彩な自動演奏を行うことができる。
【0012】
本発明の請求項4の自動演奏制御プログラムは、楽曲を再生するための時系列的なイベントデータとして演奏イベントデータと条件イベントデータとを記録した自動演奏データであって各イベントデータを処理すべき再生進行タイミングがそれぞれ規定されたものを記憶した記憶手段と、操作手段の操作状態を逐次検知する操作状態検知手段と、楽曲の再生進行タイミングをカウントするカウンタと、処理手段とを備えたコンピュータ装置において、前記処理手段が、前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記条件イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音処理の条件を設定するステップと、前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記演奏イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音を形成するステップであって、前記操作状態検知手段で検知した操作状態が前記条件設定手段で設定した条件を満たしているか否かに応じて、前記再生進行タイミングに応じた楽音の形成を行うか否かを制御するステップと、を実行するためのプログラムである。
【0013】
上記のように構成された請求項4の自動演奏制御プログラムの実行によれば、請求項3と同様な作用効果が得られる。
【0016】
本発明の請求項の自動演奏装置は、請求項1または3の構成を備え、前記条件イベントデータが前記演奏イベントデータに対応つけて前記記憶手段に記憶されることを特徴とする。
【0017】
上記のように構成された請求項の自動演奏装置によれば、請求項1または3と同様な作用効果が得られるとともに、演奏イベント毎に環境や操作状態を的確に反映した多彩な自動演奏を実現できる。
【0018】
本発明の請求項の自動演奏装置は、請求項1または3の構成を備え、自動演奏中に、所定の操作手段の操作状態を検知するとともに、該所定の操作手段の操作状態に応じて前記設定された条件を変更することを特徴とする。
【0019】
上記のように構成された請求項の自動演奏装置によれば、請求項1または3と同様な作用効果が得られるとともに、時々刻々と変化する楽曲の内容や環境状態や操作状態を考慮して、ユーザ自信が自動演奏の内容を多彩に変化させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態の自動演奏装置の要部ブロック図であり、例えば鍵盤式電子楽器において構成されている。CPU1はROM2に格納されている制御プログラムに基づいてRAM3のワーキングエリアを使用して装置全体の制御を行う。
【0021】
操作子4は、パネルスイッチ、鍵盤、フットスイッチ、ボリューム操作子、パッド、ホイール操作子等であり、CPU1は操作回路4aから操作子4の操作イベントを検出し、鍵盤の操作に応じた鍵盤演奏の処理を行う。また、各種スイッチの操作に応じた処理を行うとともに、表示回路5aを介して表示装置5の制御を行い、自動演奏データの選択、自動演奏データのステップ入力、あるいは後述する処理条件の入力・変更操作等が行われる。タイマ6は自動演奏処理を行うための割込み信号を発生する回路である。
【0022】
なお、この実施形態では、演奏イベントデータのセットを「演奏データ」といい、条件イベントデータのセットを「条件データ」といい、演奏データと条件データをまとめて「自動演奏データ」という。
【0023】
外部記憶装置7はハードディスク、フロッピディスク、CD−ROM、MOディスク等であり、この外部記憶装置7のハードディスクには、MIDIインターフェース8を介して他の電子楽器Aから入力される自動演奏データ、通信インターフェース9を介して通信ネットワークBから入力される自動演奏データ、あるいは、操作子4の操作でユーザにより作成された自動演奏データなど、複数の自動演奏データが記憶される。そして、これらの自動演奏データのうち、操作子4の操作で選択された自動演奏データがRAM3に記憶され、CPU1は、ROM2に格納された自動演奏制御プログラムにより、RAM3に記憶された自動演奏データを読み出して自動演奏を行う。
【0024】
音源回路10は複数チャンネルで時分割多重処理を行って複数音を実質的に同時発音可能としたものであり、CPU1から設定される演奏イベントデータに基づいて自動演奏時の楽音信号を発生する。そして、サウンドシステム11で楽音信号をD/A変換及び増幅等し、楽音を発生する。なお、後述のように、CPU1から音源回路10に対して演奏イベントデータを転送するかしないかにより、環境状態あるいは操作子の操作状態に応じて自動演奏が変化する。
【0025】
検出装置12は、当該自動演奏装置が設置されている場所の環境状態を検出する装置であり、光の量を検出する光検出センサ、音の量を検出する音検出センサ、温度を検出する温度検出センサ、湿度を検出する湿度検出センサ、気圧を検出する気圧検出センサ、振動の量を検出する振動検出センサ等で構成されている。これらのセンサの各々の検出信号は検出回路12aを介してCPU1に取り込まれる。
【0026】
図2は第1実施形態における自動演奏データの一例を示す図である。この自動演奏データは、SMF(スタンダード・MIDI・ファイル)形式の演奏データを元にしており、先頭に曲名やテンポ等の設定情報が記録され、その後に、タイミングデータと演奏イベントデータを再生進行順に時系列に記憶したものである。そして、演奏イベントデータには必要に応じて条件イベントデータがセットになって付加されている。
【0027】
図2の例では、最初のタイミングは1つのタイミングに1つの演奏イベントデータが存在する場合である。2番目のタイミングは1つのタイミングに1つの演奏イベントデータが存在し、その演奏イベントデータに条件イベントデータが付加されている。3番目のタイミングは1つのタイミングに複数(3つ)の演奏イベントデータが存在し、そのうちのいくつか(2つ)の演奏イベントデータに条件イベントデータがそれぞれ付加されている。そして、最後に曲の終わりを表すエンドデータが記録されている。
【0028】
演奏イベントデータは、ノートナンバ、ノートオンまたはノートオフ、ベロシティ、ピッチチェンジ、プログラムチェンジ(音色)等のデータで構成されている。また、条件イベントデータは、対応する演奏イベントデータを自動演奏時に処理するかしないか(音源回路10に転送するかしないか等)を、検出される環境状態あるいは操作状態に応じて決定するための処理条件を表すデータである。そして、処理条件(条件イベントデータ)が付加されていない演奏イベントデータは自動演奏時に無条件で処理され、処理条件が付加されている演奏イベントデータは、自動演奏時にリアルタイムで検出される環境状態あるいは操作状態が処理条件を満たすときのみ処理される。すなわち、処理条件を満たさない演奏イベントデータは無視される。
【0029】
第1実施形態では、条件イベントデータが付加されない演奏イベントデータも存在するが、条件イベントデータが付加された演奏イベントデータについては、演奏イベントデータ毎に条件イベントデータが記憶される。なお、条件イベントデータは、MIDI規格のエクスクルーシブデータなどを使って記録することが望ましい。すなわち、MIDI規格のエクスクルーシブデータは、任意のデータを設定するなど汎用的に利用できるデータフォーマットであり、自動演奏処理に対して規格化された演奏イベントデータと干渉することなく条件イベントデータを記録することができる。
【0030】
条件イベントデータにより処理条件として設定できる要素は、検出装置12が検出している光量や音量や温度や湿度や気圧や振動量などの環境状態、あるいは、操作子4(鍵盤やフットスイッチやボリューム操作子やパッドやホイール操作子)の操作量などの操作状態に対する判定条件である。すなわち、環境状態あるいは操作状態が、ある値以上、ある値未満、ある値そのものの場合に、演奏イベントデータを処理するか処理しないかを規定するものである。操作状態は他の電子楽器Aにおける操作状態を検出してもよい。また、通信インターフェース9と通信ネットワークBを介して、ネットワーク上に接続されている他の検出装置や自動演奏装置で検出される環境状態や操作状態を取得するようにしてもよい。
【0031】
なお、1つの演奏イベントデータに対応する条件イベントデータには、1つの処理条件だけが記憶されている場合、複数の処理条件が記憶されている場合の、どちらでもよい。この複数の処理条件が記憶されている場合には、その処理条件のいずれか1つでも満たすときに演奏イベントデータを処理するようにする。
【0032】
図3は実施形態のメイン動作のフローチャートであり、第1実施形態、後述の第2実施形態及び第3実施形態に共通の処理である。このフローは装置本体が起動してから停止するまでの間、常時、起動している(繰り返している)処理であり、このメイン動作の起動時には、各種のバッファやフラグのリセット処理、音源回路10や鍵盤や表示パネルなどを初期状態に設定する初期設定の処理が行われる。なお、RAM3には、選択された自動演奏データの演奏イベントデータと条件イベントデータを記憶しておく読出バッファ領域が設定されている。また、RAM3には、第2実施形態及び第3実施形態における条件バッファの領域が設定されている。
【0033】
まず、ステップS1で自動演奏データを選択する処理を行い、選択された自動演奏データのすべての演奏イベントデータと、それに対応する条件イベントデータがあればその条件イベントデータを、タイミングデータと供にRAM3の読出バッファに書き込む。次に、ステップS2で、自動演奏開始の指示があるかを判定し、自動演奏開始の指示がなければステップS4に進み、自動演奏開始の指示があればステップS3で割込動作の処理を起動し、ステップS4に進む。
【0034】
ステップS4では、自動演奏終了の指示があるか否かを判定し、自動演奏終了の指示がなければステップS6に進み、自動演奏終了の指示があればステップS5で割込動作の処理を停止してステップS6に進む。ステップS6では各種のデータを編集する処理を行う。例えば、選択している自動演奏データの演奏イベントデータ(及びそれに対応する条件イベントデータ)の内容を表示装置5に表示して、それらのデータの内容をユーザが任意に編集できるような処理を行う。また、編集後の内容を新たな演奏イベントデータ(あるいは条件イベントデータ)として記憶するような処理を行う。
【0035】
さらに、ステップS7では次のようなその他の処理を行う。
(その他の処理1)
パネルスイッチによる設定変更や鍵盤による楽音の発音など、操作子4を使っての各種の操作に対応する処理を行う。
(その他の処理2)
条件判定に利用する環境の設定を行う。すなわち、本体装置の検出装置12で検出される環境状態、本体装置の操作子4の操作状態、他の電子楽器Aの操作子の操作状態、のいずれを処理条件(条件イベントデータ)と比較させて条件判定を行うようにするかを設定する。
(その他の処理3)
自動演奏中に操作子4からリアルタイムに入力される操作内容(数値やオン/オフ)により条件イベントデータを編集したり、新たな処理条件を設定する。具体的には、後述の第2及び第3実施形態の割込動作で用いる条件バッファの内容を、操作子4の操作内容に応じて変更する。
【0036】
図4は第1実施形態の割込動作の処理例を示すフローチャートである。なお、割込動作では、タイマ6からの割込み信号を1クロックとしてカウントしているカウンタを用いており、このカウンタ内のクロック数(カウント値)は楽曲の進行時間を表している。まず、ステップS11で、RAM3の読出バッファを参照して、上記カウンタのカウント値に基づいて今回のタイミングで処理すべき演奏イベントデータがあるか否かを判定する。処理すべき演奏イベントデータがなければそのまま元のルーチンに復帰し、処理すべき演奏イベントデータがあればステップS12で、処理すべき演奏イベントデータを1つ読み出し、ステップS13に進む。
【0037】
ステップS13では、RAM3の読出バッファを参照して、読み出した演奏イベントデータに処理すべき条件イベントデータが付加されているか否かを判定し、処理すべき条件イベントデータが付加されていなければステップS16に進み、処理すべき条件イベントデータが付加されてれば、ステップS14で、処理条件の判定に必要な状態を検出装置12または操作子4から検出する。そして、ステップS15で、検出した状態(環境状態または操作状態)が処理条件を満たしていないか否かを判定する。処理条件を満たしていれば、ステップS16で、読み出した演奏イベントデータについてそのまま自動演奏の処理をしてステップS17に進む。
【0038】
一方、ステップS15で、検出した状態が処理条件を満たしていなければ、読み出した演奏イベントデータについて自動演奏の処理をしないでステップS17に進む。そして、ステップS17で、読出バッファの現在のタイミングに処理すべき演奏イベントデータが残っているか否かを判定し、残っていればステップS12に戻り、残っていなければ元のルーチンに復帰する。
【0039】
このように、検出装置12または操作子4で検出した状態と、読み出している条件イベントデータが表す処理条件を比較して、検出した状態により、読み出している演奏イベントデータを処理しないか、処理するか、が決定される。
【0040】
例えば具体例を説明すると、発音持続時間(ゲートタイム)が短い演奏イベントデータに対して、所定の明るさのしきい値と「しきい値以上でオン」という情報(処理条件)を条件イベントデータとして付加しておき、検出装置12で検出される環境の明るさ(環境状態)と、この処理条件とを比較する処理を行う。すなわち、環境の明るさがしきい値以上であれば、演奏イベントデータに応じた自動演奏を行うが、環境の明るさがしきい値未満であれば、その発音持続時間が短い演奏イベントデータについては楽音を発生しないようにする。これにより、環境が暗くなると自動演奏がレガート風になる。また、音色の派手な演奏イベントデータに対して、上記同様の明るさについての条件イベントデータを付加しておき、環境が暗くなると派手な音色の楽音をカットするようにもできる。また、操作子4の例えば鍵盤やその他のスイッチの操作量についてのしきい値と処理条件を付加しておき、操作量に応じて上記同様な自動演奏の制御を行うこともできる。
【0041】
図5は第2実施形態における自動演奏データの一例を示す図であり、第1実施形態では演奏イベントデータ毎に条件イベントデータが記憶されるが、この第2実施形態では、タイミングデータ毎に条件イベントデータが記憶されている。図5の例では、最初のタイミングは1つのタイミングに1つの演奏イベントデータが存在する場合であり、このタイミングには条件イベントデータが記憶されていない。2番目のタイミングは1つのタイミングに1つの演奏イベントデータが存在し、このタイミングに条件イベントデータが付加されている。3番目のタイミングは1つのタイミングに複数(3つ)の演奏イベントデータが存在し、かつ、このタイミングに条件イベントデータが付加されている。
【0042】
条件イベントデータは、対象演奏イベント情報と処理条件情報とで構成されている。対象演奏イベント情報は、そのタイミングにおいて条件イベントデータによる条件判定の対象となる演奏イベントデータを表す情報であり、対象となる演奏イベントデータの種類や数などが記憶されている。例えば、演奏イベントデータの種類とは、この判定条件を適用するのはキーオンイベントのみであるとか、キーオンイベントとピッチチェンジイベントであるとかを示すものである。また、処理条件情報は、上記対象演奏イベント情報で特定される演奏イベントデータに対する処理条件を表す情報であり、内容は第1実施形態における条件イベントデータの内容と同様である。
【0043】
図6は第3実施形態における自動演奏データの一例を示す図である。この第3実施形態では、演奏データ(演奏イベントデータのセット)と条件データ(条件イベントデータのセット)がそれぞれ別のシーケンスデータとして記憶されており、自動演奏時には演奏イベントデータと条件イベントデータが並行して読み出される。条件データにおける条件イベントデータの内容は、第2実施形態の条件イベントデータと同様である。なお、演奏データと条件データにおけるタイミングデータは同じ時間軸を表しているが、両タイミングは同じタイミングとは限らず、1つの条件イベントデータは、そのデータが読み出されてから新たな条件イベントデータが読み出されるまで有効である。すなわち、2つの条件イベントデータのタイミングの間に複数の演奏イベントデータが存在するとその複数の演奏イベントデータについて、先の条件イベントデータが利用される。
【0044】
図7は第2実施形態及び第3実施形態の割込動作の処理例を示すフローチャートである。まず、ステップS21で、RAM3の読出バッファを参照して、カウンタのカウント値に基づいて今回のタイミングで処理すべき条件イベントデータがあるか否かを判定する。処理すべき条件イベントデータがなければステップS23に進み、処理すべき条件イベントデータがあればステップS22で、処理すべき条件イベントデータを読み出し、その条件イベントデータに基づく処理条件の情報を条件バッファに格納し、ステップS23に進む。
【0045】
ステップS23では、今回のタイミングで処理すべき演奏イベントデータがあるか否かを判定する。処理すべき演奏イベントデータがなければ元のルーチンに復帰し、処理すべき演奏イベントデータがあれば、ステップS24で、処理すべき演奏イベントデータを全て読み出し、ステップS25に進む。ステップS25では、条件イベントデータの対象演奏イベント情報に基づいて、処理すべき演奏イベントデータの中に処理条件の反映対象となるデータがあるか否かを判定し、反映対象となるデータがなければステップS29に進み、反映対象となるデータがあれば、ステップS26で、処理条件の判定に必要な状態を検出装置12または操作子4から検出する。
【0046】
そして、ステップS27で、検出した状態(環境状態または操作状態)では処理条件を満たせない演奏イベントデータがあるか否かを判定し、処理条件を満たせない演奏イベントデータがあれば、ステップS28に進み、処理条件を満たせない演奏イベントデータがなければステップS29に進む。ステップS28では、判定対象でない演奏イベントデータ及び処理条件を満たしている演奏イベントデータについて自動演奏の処理をして元のルーチンに復帰し、ステップS29では全ての演奏イベントデータについて自動演奏の処理をして元のルーチンに復帰する。
【0047】
このように、第2実施形態及び第3実施形態の条件イベントデータでは、対象演奏イベント情報により、処理条件の反映対象となる演奏イベントデータが指定され、この指定された演奏イベントデータについて、検出した環境状態または操作状態が処理条件を満たすか否かを判定し、条件を満たさない演奏イベントデータについては、自動演奏の処理が行われない。
【0048】
例えば具体例を説明すると、条件イベントデータの「対象演奏イベント情報」として上記第1実施形態の場合のように「発音持続時間が短い演奏イベントデータのキーオン」とか「音色の派手な演奏イベントデータのキーオン」などの演奏イベントデータを指定し、それぞれ、明るさのしきい値と「しきい値以上でオン」という処理条件を「処理条件情報」として付加する。これにより、検出装置12で検出される環境の明るさに応じて第1実施形態と同様なことができる。また、操作子4の例えば鍵盤やその他のスイッチの操作量についてのしきい値と処理条件を付加しておき、操作量に応じて上記同様な自動演奏の制御を行うこともできる。
【0049】
また、条件バッファに格納されている条件イベントデータを操作子4の操作に応じて自動演奏中にリアルタイムに変更することができ、自動演奏をユーザの操作によりリアルタイムに変化させることもできる。
【0050】
図8は実施形態の自動演奏装置の具体例を示す外観図であり、シーケンサ100は、自動演奏データの作成、編集、記録、及び再生が可能である。また、内部に音源を備えていて自動演奏時の楽音は図示しない出力端子からオーディオ信号として出力することもできるが、自動演奏時の演奏イベントデータをMIDI端子から外部の音源装置やエフェクタあるいは他のMIDI機器に出力することもできる。検出装置200は、光検出センサ、音検出センサ、温度検出センサ、加速度検出センサ、位置検出センサ等を内蔵した一体型の多機能センサであり、スイッチ操作等の選択により、環境情報としての光量検出信号、音量検出信号、温度検出信号、加速度検出信号、位置検出信号がMIDIデータ(例えばエクスクルーシブデータ)に変換されて選択的にシーケンサ100に入力される。
【0051】
そして、シーケンサ100は前記各実施形態と同様な自動演奏の処理をし、検出装置200から入力される各種環境状態のデータに応じて自動演奏を制御する。また、マウス110やパネルスイッチ120やジョグシャトル130等の操作子の操作状態に応じて、自動演奏を制御する。この環境状態と操作子の操作状態による制御は、選択するようにしてもよい。
【0052】
図9は実施形態の自動演奏装置のさらに他の具体例を示す外観図であり、シンセサイザ300が前記各実施形態と同様な自動演奏の処理をする。シンセサイザ300にはリズムマシン400が接続されており、シンセサイザ300が自動演奏を行って、自動演奏データ中の例えばリズムパートの演奏イベントデータをMIDIデータとしてリズムマシン400に出力する。そして、リズムマシン400は入力される演奏イベントデータに応じてリズム音を発生する。
【0053】
シンセサイザ300は演奏操作子としてのキーボード310を備えており、自動演奏中にキーボード310を操作することでリズム演奏(自動演奏)に変化をつけることができる。例えば、図10のようにハイハットの16ビートの演奏に対応する演奏イベントデータを記憶しておき、第3実施形態の条件イベントデータを用い、対象演奏イベント情報で例えば小説はじめから偶数番目の演奏イベントデータを指定し、処理条件情報として「鍵盤のアフタータッチコントロール値が00〜63でオフ、64〜127でオン、」という処理条件を設定する。これにより、鍵盤を弱く押すと(アフタータッチコントロール値が00〜63の範囲)、8ビートの演奏となり、鍵盤を強く押すと(アフタータッチコントロール値が64〜127の範囲)、16ビートの演奏に変化する。
【0054】
以上のように、条件イベントデータと環境状態あるいは操作状態に応じて、自動演奏が変化するので多彩な自動演奏を行うことができるが、この変化のさせ方は実施形態以外に様々は方法を採用することができる。
【0055】
なお、条件イベントデータは、演奏イベントデータを処理するための処理条件を決定するものであればどのようなものであってもよい。例えば、1つの条件イベントデータが複数の処理条件を表すものであれば、全ての処理条件が満たされるときにのみ演奏イベントデータを処理する方法、また、複数の処理条件のうちの予め決められた数の処理条件が満たされるときに演奏イベントデータを処理する方法、さらに、テーブル化して記憶している特定の組み合わせの処理条件が満たされるときに演奏イベントデータを処理する方法、などが有効である。
【0056】
第1実施形態の自動演奏データにおいて、それぞれの演奏イベントデータ毎に処理条件を持つような構成であればどのような構成であってもよい。例えば、全ての演奏イベントデータに条件イベントデータを付加しておき、それぞれの条件イベントデータ毎に利用するか否かを表すデータを記憶しておくようにしてもよい。
【0057】
また、条件イベントデータの中に、そのデータを利用できる期間を表す情報を記憶しておくようにしてもよい。このようにすると、例えば、季節や昼夜等に応じて自動演奏を変化させることもできる。
【0058】
条件データ(条件イベントデータのセット)は演奏データ(演奏イベントデータのセット)と対応して記憶されていることが好ましいが、演奏データと条件データを独立してそれぞれ複数個ずつ用意しておき、自動演奏時に利用する演奏データと条件データを個々に選択できるようにしてもよい。
【0059】
条件イベントデータによる条件の設定方法として、設定情報に基準となる処理条件(状態の判定基準の基準値)を記憶しておき、自動演奏データ中あるいは条件データ中の条件イベントデータに、基準値からの変化幅を記憶しておくようにしてもよい。つまり、順に読み出される条件イベントデータと設定情報に記憶されている基準値とから、その時々の処理条件を算出するような構成であってもよい。
【0060】
なお、環境状態や操作状態の検出処理は、割込動作の起動毎に行ってもよいし、環境状態や操作状態の何れかの状態に変化があったとき毎に行うようにしてもよい。
【0061】
以上の実施形態では電子楽器を例に説明したが、パーソナルコンピュータとソフトウエアで構成した場合にも適用することもできる。また、音源装置、シーケンサ、エフェクタなどそれぞれが別体の装置であって、MIDIあるいは各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するようなものであってもよい。さらに、携帯電話などの携帯機器、カラオケ装置などでもよい。すなわち、イベント方式の演奏データに基づいた自動演奏を行える機器であればどのような機器に適用してもよい。
【0062】
演奏データあるいは条件データのフォーマットは、実施形態のようにイベントの発生時刻を曲や小節内における絶対時間で表した「イベント+絶対時間」の形式の他に、イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時間で表した「イベント+相対時間」の形式、音符の音高と符長あるいは休符と休符長でイベントのタイミングを表した「音高(休符)+符長」の形式、自動演奏(再生機能)の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域に演奏イベントを記憶した「ベタ方式」の形式等、どのような形式でもよい。
【0063】
また、通信インターフェースを利用し、自動演奏制御プログラム、演奏データあるいは条件データをダウンロードするようにしてもよい。この場、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネットあるいは電話回線等の通信ネットワークに接続し、該通信ネットワークを介して、サーバコンピュータから自動演奏制御プログラムや演奏データあるいは条件データの配信を受けることにより、それをハードディスクに記録してダウンロードが完了する。この場合、通信インターフェースは、専用のMIDIインターフェースに限らず、RS−232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394等の汎用のインターフェースを用いてMIDIインターフェースを構成してもよい。
【0064】
【発明の効果】
請求項1の自動演奏装置または請求項2の自動演奏制御プログラムの実行によれば、環境状態に応じて例えば特定の楽音を発生したり、発生しなかったりできるので、自動演奏データをただ再生するだけでなく、多彩な自動演奏を行うことができる。
【0065】
請求項3の自動演奏装置または請求項4の自動演奏制御プログラムの実行によれば、操作手段の操作状態に応じて例えば特定の楽音を発生したり、発生しなかったりできるので、自動演奏データをただ再生するだけでなく、多彩な自動演奏を行うことができる。
【0067】
請求項の自動演奏装置によれば、請求項1または3と同様な効果が得られるとともに、演奏イベント毎に環境や操作状態を的確に反映した多彩な自動演奏を実現できる。
【0068】
請求項の自動演奏装置によれば、請求項1または3と同様な効果が得られるとともに、時々刻々と変化する楽曲の内容や環境や操作状態を考慮して、ユーザ自信が自動演奏の内容を多彩に変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の自動演奏装置の要部ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態における自動演奏データの一例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態におけるメイン動作のフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態の割込動作の処理例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態における自動演奏データの一例を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態における自動演奏データの一例を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態及び第3実施形態の割込動作の処理例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態の自動演奏装置の具体例を示す外観図である。
【図9】本発明の実施形態の自動演奏装置のさらに他の具体例を示す外観図である。
【図10】図9の具体例における自動演奏処理の例を説明する図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…操作子、12、200…検出装置
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic performance device composed of an electronic musical instrument, a computer, various computer applied devices, and the like so that various automatic performances can be performed in accordance with the atmosphere environment in which the automatic performance device is placed and the operation state of an operator. It is related with the automatic performance apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in automatic performance, musical sounds are sequentially formed based on automatic performance data representing note information of a musical score. Thereby, the same performance can be reproduced any number of times, and various performances can be performed by changing the automatic performance data. However, with the same automatic performance data, the same performance will be the same in any environment, and the user can only set the tempo, the overall volume, or the playback track, and enjoy the performance. There is a problem that it becomes monotonous.
[0003]
Therefore, the existing performance data and performance event data itself are kept as they are, and the environment surrounding the automatic performance is reflected in the automatic performance, or the automatic performance is changed in various ways according to the user's operation. This is useful in terms of enjoying the performance.
[0004]
An electronic musical instrument that modulates a timbre by controlling a timbre parameter by detecting changes in the environment such as temperature, humidity, or atmospheric pressure is disclosed in Japanese Laid-Open Patent Publication No. 7-271374. Electronic musical instruments simulate changes in timbre due to the environment of natural musical instruments, and there was no idea of reflecting changes in the environment in automatic performances.
[0005]
It is an object of the present invention to provide a novel automatic performance device, and to reflect various environmental conditions and operation states along with the progress of automatic performance so that various automatic performances can be performed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The automatic performance device according to claim 1 of the present invention comprises: Play a song Time series for Event data Performance event data And articles Event data Recorded automatic performance data that specifies the playback progress timing for processing each event data. Memory did The storage means and the environmental conditions of the atmosphere environment Sequential Environmental status detection means to detect , A counter for counting the playback progress timing of the music, and condition setting means for setting conditions for musical tone processing according to the playback progress timing based on the condition event data read in accordance with the playback progress timing counted by the counter And means for forming a musical sound according to the reproduction progress timing based on the performance event data read in accordance with the reproduction progress timing counted by the counter, and the environmental state detected by the environmental state detection means Automatic performance means for controlling whether or not to form a musical sound according to the reproduction progress timing according to whether or not the condition set by the condition setting means is satisfied. It is characterized by that.
[0007]
According to the automatic performance device of the first aspect configured as described above, for example, a musical sound corresponding to specific performance event data can be generated or not generated according to the environmental state. In addition to playing, you can perform a variety of automatic performances.
[0008]
The automatic performance control program according to claim 2 of the present invention includes: A memory which stores automatic performance data in which performance event data and conditional event data are recorded as time-series event data for playing back music, and in which playback progress timings for processing each event data are respectively defined. Means for sequentially detecting the environmental state of the atmospheric environment, a counter for counting the reproduction progress timing of music, and a processing means, wherein the processing means is counted by the counter Based on the condition event data read according to the playback progress timing, a step of setting a musical tone processing condition according to the playback progress timing; and the performance event data read according to the playback progress timing counted by the counter Based on the playback progress time A musical sound corresponding to the reproduction progress timing depending on whether or not the environmental state detected by the environmental state detecting means satisfies the condition set by the condition setting means. Controlling whether or not to form It is a program.
[0009]
According to the execution of the automatic performance control program of claim 2 configured as described above, the same effect as that of claim 1 can be obtained.
[0010]
The automatic performance device according to claim 3 of the present invention comprises: Play a song Time series for Event data Performance event data And articles Event data Recorded automatic performance data that specifies the playback progress timing for processing each event data. Memory did The storage means and the operating state of the operating means Sequential Operation state detection means to detect and , A counter for counting the playback progress timing of the music, and condition setting means for setting conditions for musical tone processing according to the playback progress timing based on the condition event data read in accordance with the playback progress timing counted by the counter And means for forming a musical sound according to the playback progress timing based on the performance event data read in accordance with the playback progress timing counted by the counter, and the operation state detected by the operation state detection means is Automatic performance means for controlling whether or not to form a musical sound according to the reproduction progress timing according to whether or not the condition set by the condition setting means is satisfied. It is characterized by that.
[0011]
According to the automatic performance apparatus of claim 3 configured as described above, for example, a musical sound corresponding to specific performance event data can be generated or not generated according to the operation state of the operation means. In addition to just playing back data, you can perform a variety of automatic performances.
[0012]
The automatic performance control program according to claim 4 of the present invention includes: A memory which stores automatic performance data in which performance event data and conditional event data are recorded as time-series event data for playing back music, and in which playback progress timings for processing each event data are respectively defined. In the computer device comprising means, an operation state detecting means for sequentially detecting the operation state of the operation means, a counter for counting the reproduction progress timing of the music, and a processing means, the processing means is counted by the counter Based on the condition event data read according to the playback progress timing, a step of setting a musical tone processing condition according to the playback progress timing; and the performance event data read according to the playback progress timing counted by the counter Based on the playback progress timin A musical sound corresponding to the reproduction progress timing according to whether or not the operation state detected by the operation state detection unit satisfies a condition set by the condition setting unit. Controlling whether or not to form, and for performing It is a program.
[0013]
According to the execution of the automatic performance control program of claim 4 configured as described above, the same operation effect as that of claim 3 can be obtained.
[0016]
Claims of the invention 5 The automatic performance device of claim 1 or 3 The condition event data is stored in the storage means in association with the performance event data.
[0017]
Claims configured as above 5 According to the automatic performance device of claim 1 or 3 In addition to the same operational effects, a variety of automatic performances that accurately reflect the environment and operation status for each performance event can be realized.
[0018]
Claims of the invention 6 The automatic performance device of claim 1 or 3 With automatic configuration during automatic performance Detecting the operation state of the predetermined operation means, and Depending on the operating state Set It is characterized by changing conditions.
[0019]
Claims configured as above 6 According to the automatic performance device of claim 1 or 3 In addition to obtaining the same operational effects, the user's confidence can change the contents of the automatic performance in a variety of ways in consideration of the contents of music, environmental conditions, and operating conditions that change from moment to moment.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a block diagram of a main part of an automatic performance apparatus according to an embodiment of the present invention, which is configured in a keyboard-type electronic musical instrument, for example. The CPU 1 controls the entire apparatus using the working area of the RAM 3 based on a control program stored in the ROM 2.
[0021]
The operation element 4 includes a panel switch, a keyboard, a foot switch, a volume operation element, a pad, a wheel operation element, and the like. The CPU 1 detects an operation event of the operation element 4 from the operation circuit 4a, and performs a keyboard performance corresponding to the operation of the keyboard. Perform the process. In addition to performing processing in accordance with the operation of various switches, the display device 5 is controlled via the display circuit 5a to select automatic performance data, input automatic performance data in steps, or input / change processing conditions to be described later. Operations are performed. The timer 6 is a circuit that generates an interrupt signal for performing automatic performance processing.
[0022]
In this embodiment, the set of performance event data is referred to as “performance data”, the set of condition event data is referred to as “condition data”, and the performance data and the condition data are collectively referred to as “automatic performance data”.
[0023]
The external storage device 7 is a hard disk, floppy disk, CD-ROM, MO disk, or the like. Automatic performance data and communication input from another electronic musical instrument A via the MIDI interface 8 are stored in the hard disk of the external storage device 7. A plurality of automatic performance data such as automatic performance data input from the communication network B via the interface 9 or automatic performance data created by the user by operating the operation element 4 is stored. Of these automatic performance data, the automatic performance data selected by the operation of the operator 4 is stored in the RAM 3, and the CPU 1 stores the automatic performance data stored in the RAM 3 by the automatic performance control program stored in the ROM 2. To play automatically.
[0024]
The tone generator circuit 10 performs time-division multiplexing processing on a plurality of channels so that a plurality of sounds can be generated substantially simultaneously, and generates a musical sound signal during automatic performance based on performance event data set by the CPU 1. Then, the sound signal is D / A converted and amplified by the sound system 11 to generate a musical sound. As will be described later, depending on whether or not performance event data is transferred from the CPU 1 to the tone generator circuit 10, the automatic performance changes according to the environmental state or the operation state of the operator.
[0025]
The detection device 12 is a device that detects the environmental state of the place where the automatic performance device is installed, and is a light detection sensor that detects the amount of light, a sound detection sensor that detects the amount of sound, and a temperature that detects temperature. The sensor includes a detection sensor, a humidity detection sensor for detecting humidity, an atmospheric pressure detection sensor for detecting atmospheric pressure, a vibration detection sensor for detecting the amount of vibration, and the like. The detection signals of each of these sensors are taken into the CPU 1 through the detection circuit 12a.
[0026]
FIG. 2 is a diagram showing an example of automatic performance data in the first embodiment. This automatic performance data is based on performance data in SMF (standard MIDI file) format. Setting information such as song name and tempo is recorded at the beginning, and then timing data and performance event data are recorded in the order of playback. It is memorized in time series. Conditional event data is added to the performance event data as a set as necessary.
[0027]
In the example of FIG. 2, the first timing is when one piece of performance event data exists at one timing. In the second timing, one performance event data exists at one timing, and conditional event data is added to the performance event data. The third timing includes a plurality (three) of performance event data at one timing, and conditional event data is added to some (two) of the performance event data. Finally, end data representing the end of the song is recorded.
[0028]
The performance event data is composed of data such as note number, note on or note off, velocity, pitch change, program change (tone color), and the like. The condition event data is used to determine whether the corresponding performance event data is to be processed during automatic performance (whether it is transferred to the tone generator circuit 10 or the like) according to the detected environmental state or operation state. Data representing processing conditions. The performance event data to which the processing condition (conditional event data) is not added is processed unconditionally during automatic performance, and the performance event data to which the processing condition is added is the environmental state detected in real time during automatic performance or Processed only when the operation state satisfies the processing condition. That is, performance event data that does not satisfy the processing conditions is ignored.
[0029]
In the first embodiment, there is performance event data to which conditional event data is not added. However, for performance event data to which conditional event data is added, conditional event data is stored for each performance event data. The condition event data is preferably recorded using MIDI standard exclusive data or the like. That is, the exclusive data of the MIDI standard is a data format that can be used for general purposes such as setting arbitrary data, and records conditional event data without interfering with performance event data standardized for automatic performance processing. be able to.
[0030]
Elements that can be set as processing conditions by the condition event data are the light quantity, volume, temperature, humidity, atmospheric pressure, vibration amount, and other environmental conditions detected by the detection device 12, or the operation element 4 (keyboard, foot switch, volume operation). This is a determination condition for an operation state such as an operation amount of a child, a pad, or a wheel operator. In other words, it defines whether or not the performance event data is processed when the environmental state or the operation state is a certain value or more, less than a certain value, or a certain value itself. As the operation state, an operation state in another electronic musical instrument A may be detected. Further, via the communication interface 9 and the communication network B, an environmental state and an operation state detected by another detection device or automatic performance device connected on the network may be acquired.
[0031]
The condition event data corresponding to one piece of performance event data may be either a case where only one processing condition is stored or a case where a plurality of processing conditions are stored. If the plurality of processing conditions are stored, the performance event data is processed when any one of the processing conditions is satisfied.
[0032]
FIG. 3 is a flowchart of the main operation of the embodiment, and is a process common to the first embodiment, the second embodiment described later, and the third embodiment. This flow is a process that is always activated (repeated) from when the apparatus main body is activated until it stops, and when this main operation is activated, various buffers and flags are reset, and the tone generator circuit 10 is activated. The initial setting process for setting the keyboard, display panel, etc. to the initial state is performed. The RAM 3 is set with a read buffer area for storing performance event data and condition event data of the selected automatic performance data. The RAM 3 is set with a condition buffer area in the second and third embodiments.
[0033]
First, in step S1, processing for selecting automatic performance data is performed, and all performance event data of the selected automatic performance data and corresponding conditional event data, if any, are sent to the RAM 3 together with timing data. Write to the read buffer. Next, in step S2, it is determined whether there is an instruction to start automatic performance. If there is no instruction to start automatic performance, the process proceeds to step S4, and if there is an instruction to start automatic performance, the interrupt operation process is started in step S3. Then, the process proceeds to step S4.
[0034]
In step S4, it is determined whether or not there is an instruction to end the automatic performance. If there is no instruction to end the automatic performance, the process proceeds to step S6, and if there is an instruction to end the automatic performance, the interrupt operation process is stopped in step S5. Then, the process proceeds to step S6. In step S6, processing for editing various data is performed. For example, the contents of the performance event data (and the corresponding condition event data) of the selected automatic performance data are displayed on the display device 5 and processing is performed so that the user can arbitrarily edit the contents of the data. . In addition, the edited contents are stored as new performance event data (or conditional event data).
[0035]
In step S7, the following other processes are performed.
(Other processing 1)
Processing corresponding to various operations using the operation element 4 such as setting change by a panel switch and sound generation by a keyboard is performed.
(Other processing 2)
Set the environment used for condition judgment. That is, any one of the environmental state detected by the detection device 12 of the main unit, the operation state of the operation unit 4 of the main unit, and the operation state of the operation unit of another electronic musical instrument A is compared with the processing condition (condition event data). Set whether to perform condition judgment.
(Other processing 3)
Condition event data is edited or new processing conditions are set according to the operation contents (numerical values and on / off) input in real time from the operation element 4 during automatic performance. Specifically, the content of the condition buffer used in the interrupt operation of the second and third embodiments described later is changed according to the operation content of the operator 4.
[0036]
FIG. 4 is a flowchart illustrating a processing example of the interrupt operation according to the first embodiment. In the interrupt operation, a counter that counts the interrupt signal from the timer 6 as one clock is used, and the number of clocks (count value) in this counter represents the progress time of the music. First, in step S11, referring to the read buffer of the RAM 3, it is determined whether there is performance event data to be processed at the current timing based on the count value of the counter. If there is no performance event data to be processed, the process returns to the original routine as it is. If there is performance event data to be processed, one performance event data to be processed is read in step S12, and the process proceeds to step S13.
[0037]
In step S13, it is determined whether or not the condition event data to be processed is added to the read performance event data with reference to the read buffer of the RAM 3. If the condition event data to be processed is not added, step S16 is performed. If the condition event data to be processed is added, a state necessary for determining the processing condition is detected from the detection device 12 or the operator 4 in step S14. In step S15, it is determined whether or not the detected state (environmental state or operation state) satisfies the processing condition. If the processing conditions are satisfied, in step S16, the performance event data that has been read is subjected to automatic performance processing as it is, and the process proceeds to step S17.
[0038]
On the other hand, if the detected state does not satisfy the processing conditions in step S15, the process proceeds to step S17 without performing automatic performance processing on the read performance event data. Then, in step S17, it is determined whether or not performance event data to be processed remains at the current timing of the reading buffer. If it remains, the process returns to step S12, and if not, the process returns to the original routine.
[0039]
In this way, the state detected by the detection device 12 or the operator 4 is compared with the processing condition represented by the read condition event data, and the read performance event data is not processed or processed depending on the detected state. Or is decided.
[0040]
For example, to explain a specific example, for performance event data with a short pronunciation duration (gate time), a threshold value of predetermined brightness and information (processing condition) “ON above a threshold value” (conditional event data) As described above, a process of comparing the brightness of the environment (environmental state) detected by the detection device 12 with this processing condition is performed. In other words, if the brightness of the environment is equal to or greater than the threshold value, automatic performance is performed according to the performance event data, but if the brightness of the environment is less than the threshold value, a musical sound is generated for performance event data having a short pronunciation duration. Do not. As a result, the automatic performance becomes legato-like when the environment becomes dark. In addition, conditional event data about the same brightness as described above can be added to the gorgeous performance event data of the timbre, and the musical tone of the gorgeous timbre can be cut when the environment becomes dark. In addition, a threshold value and processing conditions for the operation amount of the operation element 4 such as a keyboard and other switches can be added, and automatic performance control similar to the above can be performed according to the operation amount.
[0041]
FIG. 5 is a diagram showing an example of automatic performance data in the second embodiment. In the first embodiment, condition event data is stored for each performance event data. In the second embodiment, condition data is stored for each timing data. Event data is stored. In the example of FIG. 5, the first timing is a case where one performance event data exists at one timing, and no conditional event data is stored at this timing. In the second timing, one performance event data exists at one timing, and conditional event data is added to this timing. In the third timing, a plurality (three) of performance event data exist at one timing, and conditional event data is added to this timing.
[0042]
Conditional event data is composed of target performance event information and processing condition information. The target performance event information is information representing performance event data that is subject to condition determination based on the condition event data at the timing, and stores the type and number of target performance event data. For example, the type of performance event data indicates whether the determination condition is applied only to a key-on event or a key-on event and a pitch change event. The processing condition information is information representing the processing conditions for the performance event data specified by the target performance event information, and the content is the same as the content of the condition event data in the first embodiment.
[0043]
FIG. 6 is a diagram showing an example of automatic performance data in the third embodiment. In the third embodiment, performance data (a set of performance event data) and condition data (a set of condition event data) are stored as different sequence data, and the performance event data and the condition event data are parallel in automatic performance. And read. The contents of the condition event data in the condition data are the same as the condition event data of the second embodiment. Although the timing data in the performance data and the condition data represent the same time axis, both timings are not necessarily the same timing, and one condition event data is a new condition event data after the data is read out. It is valid until is read. That is, if a plurality of performance event data exists between the timings of two condition event data, the previous condition event data is used for the plurality of performance event data.
[0044]
FIG. 7 is a flowchart showing a processing example of the interrupt operation of the second embodiment and the third embodiment. First, in step S21, referring to the read buffer of the RAM 3, it is determined whether there is condition event data to be processed at the current timing based on the count value of the counter. If there is no condition event data to be processed, the process proceeds to step S23. If there is condition event data to be processed, the condition event data to be processed is read in step S22, and information on the processing condition based on the condition event data is stored in the condition buffer. Store and proceed to step S23.
[0045]
In step S23, it is determined whether there is performance event data to be processed at the current timing. If there is no performance event data to be processed, the process returns to the original routine. If there is performance event data to be processed, all performance event data to be processed is read in step S24, and the process proceeds to step S25. In step S25, based on the target performance event information of the condition event data, it is determined whether or not there is data to be processed conditions to be reflected in the performance event data to be processed. If there is no data to be reflected. Proceeding to step S29, if there is data to be reflected, in step S26, the state necessary for determining the processing condition is detected from the detection device 12 or the operator 4.
[0046]
In step S27, it is determined whether there is performance event data that does not satisfy the processing condition in the detected state (environmental state or operation state). If there is performance event data that does not satisfy the processing condition, the process proceeds to step S28. If there is no performance event data that does not satisfy the processing conditions, the process proceeds to step S29. In step S28, performance event data that is not subject to determination and performance event data that satisfies the processing conditions are automatically processed, and the process returns to the original routine. In step S29, all performance event data is automatically processed. To return to the original routine.
[0047]
As described above, in the condition event data of the second embodiment and the third embodiment, the performance event data to which the processing condition is reflected is specified by the target performance event information, and the specified performance event data is detected. It is determined whether or not the environmental state or the operation state satisfies the processing condition, and automatic performance processing is not performed for performance event data that does not satisfy the condition.
[0048]
For example, a specific example will be described. As the “target performance event information” of the conditional event data, as in the case of the first embodiment, “key-on of performance event data with a short pronunciation duration” or “fuzzy performance event data of timbre”. Performance event data such as “key on” is designated, and a brightness threshold value and a processing condition of “on above a threshold value” are added as “processing condition information”. Thereby, it can do the same as 1st Embodiment according to the brightness of the environment detected by the detection apparatus 12. FIG. In addition, a threshold value and processing conditions for the operation amount of the operation element 4 such as a keyboard and other switches can be added, and automatic performance control similar to the above can be performed according to the operation amount.
[0049]
In addition, the condition event data stored in the condition buffer can be changed in real time during the automatic performance according to the operation of the operation element 4, and the automatic performance can be changed in real time by the user's operation.
[0050]
FIG. 8 is an external view showing a specific example of the automatic performance apparatus of the embodiment, and the sequencer 100 can create, edit, record, and reproduce automatic performance data. In addition, although an internal sound source is provided and musical sounds during automatic performance can be output as an audio signal from an output terminal (not shown), performance event data during automatic performance is transmitted from the MIDI terminal to an external sound source device, effector, or other device. It can also be output to MIDI equipment. The detection device 200 is an integrated multifunction sensor that includes a light detection sensor, a sound detection sensor, a temperature detection sensor, an acceleration detection sensor, a position detection sensor, and the like, and detects light quantity as environmental information by selecting a switch operation or the like. The signal, the sound volume detection signal, the temperature detection signal, the acceleration detection signal, and the position detection signal are converted into MIDI data (for example, exclusive data) and selectively input to the sequencer 100.
[0051]
Then, the sequencer 100 performs an automatic performance process similar to that in each of the above embodiments, and controls the automatic performance according to various environmental state data input from the detection device 200. In addition, automatic performance is controlled according to the operation state of the operation elements such as the mouse 110, the panel switch 120, and the jog shuttle 130. Control according to the environmental state and the operation state of the operator may be selected.
[0052]
FIG. 9 is an external view showing still another specific example of the automatic performance device according to the embodiment. The synthesizer 300 performs the same automatic performance processing as in the above embodiments. A rhythm machine 400 is connected to the synthesizer 300, and the synthesizer 300 performs an automatic performance, and outputs performance event data of, for example, a rhythm part in the automatic performance data to the rhythm machine 400 as MIDI data. The rhythm machine 400 generates a rhythm sound according to the input performance event data.
[0053]
The synthesizer 300 includes a keyboard 310 as a performance operator, and the rhythm performance (automatic performance) can be changed by operating the keyboard 310 during the automatic performance. For example, performance event data corresponding to a 16-beat performance of a hi-hat is stored as shown in FIG. Data is designated, and processing conditions such as “keyboard aftertouch control value is OFF when 00-63, ON when 64-127 is ON” are set. As a result, when the keyboard is pressed weakly (aftertouch control value is in the range of 00 to 63), the performance is 8 beats. When the keyboard is pressed hard (aftertouch control value is in the range of 64 to 127), the performance is 16 beats. Change.
[0054]
As described above, the automatic performance changes according to the condition event data and the environment state or operation state, so various automatic performances can be performed. However, various methods other than the embodiment adopt this change method. can do.
[0055]
The condition event data may be any data as long as it determines processing conditions for processing performance event data. For example, if one condition event data represents a plurality of processing conditions, a method of processing performance event data only when all the processing conditions are satisfied, or a predetermined one of the plurality of processing conditions A method for processing performance event data when a number of processing conditions are satisfied, and a method for processing performance event data when a specific combination of processing conditions stored in a table are satisfied are effective. .
[0056]
The automatic performance data of the first embodiment may have any configuration as long as it has a processing condition for each performance event data. For example, condition event data may be added to all performance event data, and data indicating whether or not to use each condition event data may be stored.
[0057]
In addition, information indicating a period in which the data can be used may be stored in the condition event data. If it does in this way, automatic performance can also be changed according to a season, day and night, etc., for example.
[0058]
The condition data (set of condition event data) is preferably stored in correspondence with the performance data (set of performance event data), but a plurality of pieces of performance data and condition data are prepared independently, You may enable it to select individually performance data and condition data used at the time of automatic performance.
[0059]
As a method for setting conditions based on condition event data, the reference processing condition (reference value of the condition judgment standard) is stored in the setting information, and the automatic event data or the condition event data in the condition data is stored from the reference value. The change width may be stored. In other words, a configuration may be used in which the processing conditions at each time are calculated from the condition event data read in order and the reference value stored in the setting information.
[0060]
The detection process of the environmental state or the operation state may be performed every time the interrupt operation is activated, or may be performed every time the environmental state or the operation state changes.
[0061]
In the above embodiment, the electronic musical instrument has been described as an example. Further, the sound source device, the sequencer, the effector, and the like are separate devices, and the devices may be connected using communication means such as MIDI or various networks. Furthermore, a portable device such as a mobile phone, a karaoke device, or the like may be used. In other words, any device that can perform automatic performance based on event-based performance data may be applied.
[0062]
As for the format of performance data or condition data, in addition to the format of “event + absolute time” in which the event occurrence time is expressed in absolute time within a song or measure as in the embodiment, the event occurrence time is the previous one. “Event + Relative Time” format in terms of time from the event, “Pitch (rest) + note length” format in which the timing of the event is expressed in terms of note pitch and note length or rest and rest length Any format may be used, such as a “solid method” format in which a memory area is secured for each minimum resolution of automatic performance (playback function) and performance events are stored in a memory area corresponding to the time at which the event occurs.
[0063]
Further, an automatic performance control program, performance data, or condition data may be downloaded using a communication interface. In this case, for example, by connecting to a communication network such as a LAN (local area network), the Internet or a telephone line, and receiving distribution of an automatic performance control program, performance data or condition data from the server computer via the communication network. , Record it on the hard disk and the download is complete. In this case, the communication interface is not limited to a dedicated MIDI interface, and a MIDI interface may be configured using a general-purpose interface such as RS-232C, USB (Universal Serial Bus), IEEE 1394, or the like.
[0064]
【The invention's effect】
According to the execution of the automatic performance device according to claim 1 or the automatic performance control program according to claim 2, for example, a specific musical sound can be generated or not generated according to the environmental state, so that automatic performance data is merely reproduced. As well as various automatic performances.
[0065]
According to the execution of the automatic performance device of claim 3 or the automatic performance control program of claim 4, for example, a specific musical sound can be generated or not generated according to the operation state of the operation means. In addition to playing, you can perform a variety of automatic performances.
[0067]
Claim 5 According to the automatic performance device of claim 1 or 3 In addition to the same effects as the above, various automatic performances that accurately reflect the environment and operation status for each performance event can be realized.
[0068]
Claim 6 According to the automatic performance device of claim 1 or 3 In addition to the effects similar to the above, the user's confidence can change the contents of the automatic performance in various ways in consideration of the contents, environment, and operation state of the music that change every moment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a main part of an automatic performance device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of automatic performance data in the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart of a main operation in the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart illustrating a processing example of an interrupt operation according to the first embodiment of this invention.
FIG. 5 is a diagram showing an example of automatic performance data in the second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram showing an example of automatic performance data in the third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a processing example of an interrupt operation according to the second and third embodiments of the present invention.
FIG. 8 is an external view showing a specific example of the automatic performance device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an external view showing still another specific example of the automatic performance device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram for explaining an example of automatic performance processing in the specific example of FIG. 9;
[Explanation of symbols]
1 ... CPU, 2 ... ROM, 3 ... RAM, 4 ... operator, 12, 200 ... detection device

Claims (6)

楽曲を再生するための時系列的なイベントデータとして演奏イベントデータと条件イベントデータとを記録した自動演奏データであって各イベントデータを処理すべき再生進行タイミングがそれぞれ規定されたものを記憶した記憶手段と、
雰囲気環境の環境状態を逐次検知する環境状態検知手段と
楽曲の再生進行タイミングをカウントするカウンタと、
前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記条件イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音処理の条件を設定する条件設定手段と、
前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記演奏イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音を形成する手段であって、前記環境状態検知手段で検知した環境状態が前記条件設定手段で設定した条件を満たしているか否かに応じて、前記再生進行タイミングに応じた楽音の形成を行うか否かを制御する自動演奏手段と、
を備えたことを特徴とする自動演奏装置。
Storing those sequences regeneration progresses timing an automatic performance data to be processed each event data recorded and performance event data and condition event data as event data when for reproducing the music has been defined, respectively Storage means;
Environmental state detection means for sequentially detecting the environmental state of the atmospheric environment ;
A counter that counts the playback progress timing of the song;
Condition setting means for setting a condition of musical tone processing according to the reproduction progress timing based on the condition event data read in accordance with the reproduction progress timing counted by the counter;
A means for forming a musical sound according to the playback progress timing based on the performance event data read in accordance with the playback progress timing counted by the counter, wherein the environmental state detected by the environmental state detection means is the condition Automatic performance means for controlling whether or not to form a musical sound according to the reproduction progress timing according to whether or not the condition set by the setting means is satisfied;
Automatic performance apparatus characterized by comprising a.
楽曲を再生するための時系列的なイベントデータとして演奏イベントデータと条件イベントデータとを記録した自動演奏データであって各イベントデータを処理すべき再生進行タイミングがそれぞれ規定されたものを記憶した記憶手段と、雰囲気環境の環境状態を逐次検知する環境状態検知手段と、楽曲の再生進行タイミングをカウントするカウンタと、処理手段とを備えたコンピュータ装置において、前記処理手段が、
前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記条件イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音処理の条件を設定するステップと、
前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記演奏イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音を形成するステップであって、前記環境状態検知手段で検知した環境状態が前記条件設定手段で設定した条件を満たしているか否かに応じて、前記再生進行タイミングに応じた楽音の形成を行うか否かを制御するステップと、
を実行するための自動演奏制御プログラム。
A memory which stores automatic performance data in which performance event data and conditional event data are recorded as time-series event data for playing back music, and in which playback progress timings for processing each event data are respectively defined. In a computer apparatus comprising: means, environmental state detection means for sequentially detecting the environmental state of the atmospheric environment, a counter for counting the reproduction progress timing of music, and processing means, the processing means includes:
Setting a tone processing condition in accordance with the playback progress timing based on the condition event data read in accordance with the playback progress timing counted by the counter;
A step of forming a musical sound according to the playback progress timing based on the performance event data read in accordance with the playback progress timing counted by the counter, wherein the environmental state detected by the environmental state detection means is the condition Controlling whether or not to form a musical sound according to the reproduction progress timing according to whether or not the condition set by the setting means is satisfied;
An automatic performance control program for executing .
楽曲を再生するための時系列的なイベントデータとして演奏イベントデータと条件イベントデータとを記録した自動演奏データであって各イベントデータを処理すべき再生進行タイミングがそれぞれ規定されたものを記憶した記憶手段と、
操作手段の操作状態を逐次検知する操作状態検知手段と
楽曲の再生進行タイミングをカウントするカウンタと、
前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記条件イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音処理の条件を設定する条件設定手段と、
前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記演奏イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音を形成する手段であって、前記操作状態検知手段で検知した操作状態が前記条件設定手段で設定した条件を満たしているか否かに応じて、前記再生進行タイミングに応じた楽音の形成を行うか否かを制御する自動演奏手段と、
を備えたことを特徴とする自動演奏装置。
Storing those sequences regeneration progresses timing an automatic performance data to be processed each event data recorded and performance event data and condition event data as event data when for reproducing the music has been defined, respectively Storage means;
Operation state detection means for sequentially detecting the operation state of the operation means ;
A counter that counts the playback progress timing of the song;
Condition setting means for setting a condition of musical tone processing according to the reproduction progress timing based on the condition event data read in accordance with the reproduction progress timing counted by the counter;
A means for forming a musical sound according to the reproduction progress timing based on the performance event data read in accordance with the reproduction progress timing counted by the counter, wherein the operation state detected by the operation state detection means is the condition Automatic performance means for controlling whether or not to form a musical sound according to the reproduction progress timing according to whether or not the condition set by the setting means is satisfied;
Automatic performance apparatus characterized by comprising a.
楽曲を再生するための時系列的なイベントデータとして演奏イベントデータと条件イベントデータとを記録した自動演奏データであって各イベントデータを処理すべき再生進行タイミングがそれぞれ規定されたものを記憶した記憶手段と、操作手段の操作状態を逐次検知する操作状態検知手段と、楽曲の再生進行タイミングをカウントするカウンタと、処理手段とを備えたコンピュータ装置において、前記処理手段が、
前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記条件イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音処理の条件を設定するス テップと、
前記カウンタによりカウントされた再生進行タイミングに合わせて読み出される前記演奏イベントデータに基づいて、再生進行タイミングに応じた楽音を形成するステップであって、前記操作状態検知手段で検知した操作状態が前記条件設定手段で設定した条件を満たしているか否かに応じて、前記再生進行タイミングに応じた楽音の形成を行うか否かを制御するステップと、
を実行するための自動演奏制御プログラム。
A memory which stores automatic performance data in which performance event data and conditional event data are recorded as time-series event data for playing back music, and in which playback progress timings for processing each event data are respectively defined. In a computer apparatus comprising: means; an operation state detection means for sequentially detecting an operation state of the operation means; a counter for counting the reproduction progress timing of music;
Based on the condition event data read in synchronization with the count reproduction progress timing by said counter, a step of setting conditions tone processing according to the reproduction progress time,
A step of forming a musical sound according to the reproduction progress timing based on the performance event data read in accordance with the reproduction progress timing counted by the counter, wherein the operation state detected by the operation state detection means is the condition Controlling whether or not to form a musical sound according to the reproduction progress timing according to whether or not the condition set by the setting means is satisfied;
An automatic performance control program for executing .
前記条件イベントデータが前記演奏イベントデータに対応つけて前記記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項1または3に記載の自動演奏装置。 4. The automatic performance apparatus according to claim 1, wherein the condition event data is stored in the storage means in association with the performance event data . 自動演奏中に、所定の操作手段の操作状態を検知するとともに、該所定の操作手段の操作状態に応じて前記設定された条件を変更することを特徴とする請求項1または3に記載の自動演奏装置。 The automatic operation according to claim 1 or 3, wherein during an automatic performance, an operation state of a predetermined operation unit is detected and the set condition is changed according to the operation state of the predetermined operation unit. Performance device.
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