JP3747737B2 - 広域精細画像生成方法及びシステム並びにコンピュータ可読記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿などの対象物を複数の領域に分割して撮像し、それらの画像を合成することにより、広域かつ高解像度な画像を生成する広域精細画像生成方法及びシステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
既存のビデオカメラ等では、文書全体を文字認識に十分な解像度で入力するには画素数が足りないため、文書を幾つかの領域に分割して撮像し、それらの画像を合成する手法が一般に採用されている。この種の広域精細画像生成方法の従来技術の一例が、特開平10−210272号公報(以下、文献1と称す)に記載されている。文献1に記載された従来技術では、以下のようにして広域精細画像を生成する。
【0003】
先ず、カメラにより対象物である原稿を撮像し、原稿の全体画像を得る。次に、予め指定された解像度の画像を生成するには全体画像を幾つの部分領域に分割すれば良いかを決定し、部分領域を撮像する際のズーム量および分割数を決定する。次に、ズーム調整したカメラにより原稿の各部分領域の画像をその周辺部を含めて撮像し、各部分領域毎の部分画像を得る。次に、隣接する部分画像毎に、双方の画像情報(輝度値、あるいは線分などの構造)を利用して、2つの部分画像を接合していき、原稿全体の広域精細画像を生成する。
【0004】
類似する技術は『アクティブカメラをもちいた文書画像の高精細入力と認識応用』(1999年9月、電子情報通信学会、パターン認識・メディア理解研究開技術研究報告、p91−96)(以下、文献2と称す)にも記載されている。但し、文献2では、隣接する部分画像の接合に、双方の部分画像を構造解析して得た構造情報(文字、文字列、段組等の階層的なレイアウト構造)を利用することにより、高精度な接合を少ない計算コストで実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
原稿中に広い空白領域があると、原画像を複数の領域に分割して撮像した部分画像の中には、全ての領域が空白になるものや、周辺部が空白になるものが出てくる。上述した従来技術では、隣接する部分画像同士を順次に接合することにより全体画像の広域精細画像を生成しているため、このように全体が空白か周辺部が空白の部分画像も隣接する部分画像と接合しなければ全体画像が得られない。しかし、隣接する部分画像どうしの接合部分が空白であると、位置合わせに使う線分や文字などの構造が存在しないため、2つの部分画像を接合することができない。つまり、従来技術では、原画像中に比較的大きな空白部分が存在する場合、広域精細画像の生成が困難である。
【0006】
また、接合する2つの部分画像は同じ解像度でなければならないため、隣接する部分画像同士を順次に接合することにより全体画像を生成する従来技術では、全ての部分画像を同じ解像度にしなければならない。このため、文字認識にかける等の理由により高解像度が要求されるテキスト(文字列)が含まれる原稿の場合、たとえテキスト部分が全体のほんの一部分であっても、そのテキスト部分に要求される解像度に従って全体画像の分割数が決定され、部分画像の数が増大し、接合すべき部分画像の個数が増大して膨大な処理時間が必要になる。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたものであり、その目的は、原画像中に比較的大きな空白部分が存在する場合であっても、広域精細な全体画像を生成することができるようにすることにある。
【0008】
また本発明の別の目的は、複数種の解像度の画像が混在した広域精細画像を生成することができるようにすることにある。
【0009】
さらに本発明の他の目的は、原画像中に高解像度が要求されない空白領域等が存在する場合には、接合すべき部分画像の個数を低減して処理時間を短縮できるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、先ず、広域精細画像を生成する対象物を撮像装置により撮像して、前記対象物の全体画像を取得し、これを解析して、前記対象物上に配置されている文字列または図を含み且つ大きな空白領域によって囲まれた閉領域である構成要素毎の位置情報を求める。次に、前記構成要素の内の少なくとも1つの構成要素について、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎の部分画像を取得する。そして、前記構成要素の内、部分領域毎の部分画像が得られた構成要素については当該部分領域毎の部分画像を接合して生成した画像を、それ以外の構成要素については前記全体画像から抽出した当該構成要素の画像を、それぞれ合成対象画像として、各構成要素の相対的な位置関係が前記対象物上に配置されている構成要素毎の位置情報で表される相対的な位置関係と等しくなるように前記合成対象画像を合成して、前記対象物の広域精細画像を生成する。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態の例について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかる広域精細画像生成システム1は、広域精細画像を生成する対象物である原稿2を撮像する撮像装置3と、処理装置4と、キーボード等の如き入力装置5と、ディスプレイやプリンタ等の如き出力装置6とから構成される。
【0013】
撮像装置3は、撮像倍率を処理装置4からの制御信号によって調整可能なアクティブカメラ等で構成され、例えば机上に置かれた原稿2を上方から望む所定の場所に機構部7を介して取り付けられている。機構部7は、互いに直交する2方向(水平方向のX軸と垂直方向のZ軸)に対して撮像装置3の光学中心を回転中心として撮像装置3を回動させる機構である。撮像装置3の撮像方向は、X軸からの変位角θxとZ軸からの変位角θzで表現される。
【0014】
処理装置4は、撮像装置3、機構部7、入力装置5および出力装置6とそれぞれ信号線8、9、10、11により接続されており、撮像装置3および機構部7を制御して原稿2の画像の撮像位置および撮像倍率を適宜に調整して原稿2の画像を取得し、得られた画像に基づいて原稿2全体の広域精細画像を生成して出力装置6から出力する。本例の処理装置4は、入力部21、出力部22、画像取得制御部23、構造解析部24、制御情報生成部25、画像接合部26、判定部27、画像再構成部28および制御部29といった機能部と、第1の画像記憶部30、第2の画像記憶部31、構造情報記憶部32および制御情報記憶部33といった記憶部とを備えている。
【0015】
なお、処理装置4は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータと、CD−ROM、半導体メモリあるいは磁気ディスク装置等の機械読み取り可能な記録媒体Mとで実現することができる。この場合、記憶媒体Mに記憶された広域精細画像生成用プログラムは、処理装置4を構成するコンピュータに読み取られ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータ上に、図1に示した入力部21、出力部22、画像取得制御部23、構造解析部24、制御情報生成部25、画像接合部26、判定部27、画像再構成部28および制御部29といった機能部と、第1の画像記憶部30、第2の画像記憶部31、構造情報記憶部32および制御情報記憶部33といった記憶部とを実現する。
【0016】
図2は処理装置4で実行される処理の一例を示すフローチャートである。以下、各図を参照して本実施の形態の動作を各部の詳細な機能とともに説明する。
【0017】
○ステップS1;全体画像の取得
原稿2の広域精細な画像の生成は、例えば入力装置5から撮像開始の指示が入力されたときに開始される。制御部29は、入力部21を通じて撮像開始の指示を受けると、画像取得制御部23に対して、原稿2の全体画像を取得するよう指示を出す。画像取得制御部23は、先ず、信号線9を通じて機構部7に制御信号を送出して撮像装置3の撮像方向を調整すると共に、信号線8を通じて撮像装置3の撮像倍率を調整し、原稿2の全体が撮像できるような撮像倍率および撮像方向を決定する。これは、たとえば撮像装置3から得られる撮像信号を画像解析して、原稿2の四隅のエッジがほぼ撮像エリアの四隅に来るように制御する等で可能である。そして、決定した撮像倍率および撮像方向で原稿2全体の画像を撮像装置3によって撮像し、得られた画像に対して二値化等の所定の前処理を施し、撮像倍率および撮像方向の情報と共に第1の画像記憶部30に記憶する。
【0018】
図3に原稿2の全体画像の例を示す。この例の原稿2は、複数の段組を持ち、テキストと図(イメージ)とが比較的大きなスペースを空けてレイアウトされている。
【0019】
○ステップS2;画像構造解析
制御部29は、第1の画像記憶部30に記憶された原稿2の全体画像を構造解析部24に入力し、解析を行わせる。構造解析部24は、原稿2の全体画像から、原稿2上に配置(レイアウト)されている構成要素を検出し、各構成要素毎の位置情報および属性を求める。構成要素とは、原稿2上に配置されている写真、テキスト、図形などを意味する。属性とは、その構成要素が文字列であるか、図であるかといった構成要素の種別を意味する。構成要素の位置情報は、例えば机上面と平行なXY座標系におけるXY座標値を使って、構成要素の例えば左上隅のXY座標値および縦横のサイズで示される。構造解析部24で求められた各構成要素毎の位置情報と属性は、制御部29を通じて構造情報記憶部32に記憶される。
【0020】
図4に構成要素の位置情報の定義例を示す。図4におけるXY座標の原点Oは、例えば、撮像装置3の撮像倍率を基準倍率Δ0にし、その撮像方向を垂直方向(θx=θx0、θz=0)にしたときに得られる撮像エリア41の重心(撮像方向)と一致する点に設定される。撮像装置3と原稿2が載置された机上面との距離は固定値であり、また原稿2の全体画像を撮像したときの撮像倍率、撮像方法(θx、θz)は既知なので、原稿2の全体画像を撮像したときの撮像エリア42のXY座標系における位置と縦横のサイズとは一意に定まる。従って、原稿2の全体画像43に含まれる或る構成要素44の位置(左上隅のXY座標値および縦横のサイズ)を求めることができる。
【0021】
構造解析部24による解析は、文献2において各部分画像に対して実施していた構造解析(レイアウト解析)をそのまま適用することができる。簡単に説明すると、解析手法として、高速に動作する再帰的領域分割である拡張スプリット検出法を原稿2の全体画像に適用し、原稿2の全体画像を、全体画像を示すルートノードから、文字を示すリーフノードへ、再帰的に領域分割する。結果として、写真、文、罫線、大きな空白領域によって囲まれた閉領域が抽出される。また、写真、図、罫線領域の抽出にはテクスチャ特徴を抽出し、3層パーセプトロンによりその属性を識別することで行う。
【0022】
図5に図3の文書画像に対して構造解析された結果をイメージ的に示す。この例では、合計5つの構成要素の位置情報と属性とが求められている。図5では文字列の属性を持つ部分には破線の矩形を描き、図(イメージ)の属性を持つ部分には斜線を引いてある。
【0023】
○ステップS3;制御情報の生成
制御部29は、構造情報記憶部32に記憶された構造解析結果を制御情報生成部25に入力し、部分領域の撮像に必要な制御情報を作成させる。制御情報生成部25は、先ず、構成要素の内、全体画像の解像度より高解像度が要求される属性を持つ構成要素を全て選択する。全体画像の解像度より高解像度が要求される属性は、予め入力装置5を通じてユーザから指定されているか、或いはシステムに事前に設定されている。例えば、全体画像の解像度より高解像度が要求される属性が文字列のみであった場合、図5の例においては、構成要素51、52、53、55が選択され、構成要素54は選択されない。
【0024】
次に制御情報生成部25は、各構成要素を部分領域毎に分割して撮像する際の撮像倍率を決定する。この決定方法としては、例えば原稿2の全体画像の撮像に用いた倍率から、規定値分だけ上げた倍率(例えば2倍)とする方法などが使用できる。
【0025】
次に制御情報生成部25は、前記選択した各構成要素毎に、前記決定した撮像倍率で当該構成要素全体を撮像するには、当該構成要素を幾つの部分領域に分割すれば良いかを計算し、各部分領域毎の撮像方向と撮像順序を決定する。例えば或る1つの構成要素を図6(a)の構成要素61とすると、撮像倍率が既知なので撮像エリアのサイズは求まる。若し、撮像エリアのサイズが図6(a)の破線で示すようなサイズであった場合、図示の例では構成要素を3つの部分領域62、63、64に分割する必要があるため、部分領域62、63、64それぞれを撮像するために必要な撮像方向を決定し、且つ、撮像順序として、例えば部分領域62→部分領域63→部分領域64を求める。また、図6(b)の構成要素65のように、縦のサイズが撮像エリアの縦サイズより大きい場合には、2段、3段等の複数段に分割し、それぞれの部分領域を撮像するために必要な撮像方向と撮像順序とを決定する。ここで、隣接する部分領域どうしは一部重複するように設定する。また、制御情報生成部25は、構成要素の撮像順序も決定する。こうして生成した制御情報は、制御部29を通じて制御情報記憶部33に記憶される。
【0026】
制御情報生成部25が図5の構成要素51、52、53、55に対して生成した制御情報の例を図7に示す。この例では、構成要素51はm個の部分領域に、構成要素52はn個の部分領域に、構成要素53はp個の部分領域に、構成要素55はq個の部分領域にそれぞれ分割され、それらの撮像方向が撮像順に記憶されている。また、構成要素54は属性が図であるため、分割撮像の対象から除外されている。なお、図7では各構成要素毎に撮像倍率を記憶するようにしている。
【0027】
○ステップS4〜S7
この処理は、全体画像の解像度より高解像度が必要となった構成要素毎に、制御情報生成部25が生成した制御情報に基づき、当該構成要素を複数の領域に分割して撮像し、それらの画像を接合することにより、構成要素毎の高解像度の画像を生成する処理である。個々の構成要素単位で見れば、その構成要素に対して行われる処理は、文献1や文献2において全体画像に対して行われる処理をそのまま適用することができる。以下、図7の制御情報を例に各ステップS4〜S7の処理を簡単に説明する。
【0028】
○ステップS4;1つの構成要素に注目
制御部29は、制御情報記憶部33に記憶された図7の制御情報中の先頭の構成要素51に注目する。
【0029】
○ステップS5;部分画像取得
制御部29は、制御情報から現注目中の構成要素51に対応する撮像倍率および第1の部分領域の撮像方向を取り出し、それらを画像取得制御部23に通知して部分画像を取得するよう指示を出す。画像取得制御部23は、信号線9を通じて機構部7に制御信号を送出して撮像装置3の撮像方向を指定された撮像方向に調整すると共に、信号線8を通じて撮像装置3の撮像倍率を指定された倍率に調整し、その状態で原稿2の部分画像を撮像装置3によって撮像する。そして、得られた画像に対して二値化等の所定の前処理を施し、撮像倍率および撮像方向の情報と共に第1の画像記憶部30に記憶する。制御部29は、構成要素51について第1の部分領域の撮像が完了すると、次に、第2の部分領域についても同様の制御を行う。以下、第mの部分領域まで同様の制御を繰り返す。これにより、第1の画像記憶部30には、構成要素51の第1から第mまでの部分領域毎の部分画像が記憶される。
【0030】
○ステップS6;画像接合
制御部29は、第1の画像記憶部30に記憶された構成要素51の第1から第mまでの部分領域毎の部分画像を画像接合部26に入力し、画像接合処理を行わせる。画像接合部26は、隣接する部分画像毎に、双方の画像情報を利用して、2つの部分画像を接合していき、構成要素51全体の広域精細画像を生成する。文献2における接合方法を用いる場合、画像接合部26は、制御部29を通じて構造解析部24を利用することで、各部分画像に含まれる各文字、各文字列などの位置を求め、隣接する部分画像の接合時に、先ず、双方の部分画像に共通に出現する文字列の対応をとって大まかな位置合わせを行い、次いで、双方の部分画像に共通に出現する同一文字をサブピクセルの精度で位置合わせする。接合により生成された構成要素51全体の精細画像は、制御部29を通じて、第2の画像記憶部31に記憶される。
【0031】
○ステップS7;全構成要素終了?
制御部29は、構成要素51についての処理を終えると、構成要素51の次の構成要素が図7の制御情報中に残っているか否かを調べる。残っている場合には、ステップS4に戻って上述した処理を繰り返す。従って、図7の制御情報の場合、構成要素51の次に構成要素52が処理され、以下、構成要素53、55と処理される。構成要素55の処理が終了した時点で、第2の画像記憶部31には、構成要素51、52、53、55の精細画像が記憶されていることになる。
【0032】
○ステップS8;より高解像度で走査必要な構成要素の判定
制御部29は、判定部27を起動して、第2の画像記憶部31に精細画像が記憶された構成要素毎に、適切な解像度以上の解像度が得られているか否かを判定させる。判定部27は、例えば属性が文字列である構成要素の場合、その構成要素に含まれる文字の例えば過半数の文字が事前にユーザ又はシステムで定められた画素密度(例えば60画素×60画素)以上となっている場合には、適切な解像度が得られている、そうでない場合には適切な解像度が得られていないといった判定を下す。また、過半数の文字でなく、最小サイズの文字が前記画素密度以上となっているか否かによって判定しても良い。構成要素に含まれる文字の現在の画素密度は、第2の画像記憶部31に記憶された接合画像から各文字を切り出して求めることができる。また、ステップS6の画像接合において部分画像を構造解析して得た構造情報を利用する文献2の方式を用いる場合、構造解析時に文字の抽出を行っているので、その時点で画素密度を求めておいて接合画像と共に第2の画像記憶部31に記録し、それを判定部27が参照するようにしても良い。
【0033】
ここでは説明の便宜上、図5の構成要素のうち構成要素51、53については適切な解像度以上の解像度が得られており、構成要素52、53だけが未だ不十分な解像度であると判定されたものと仮定して、残りの処理を説明する。
【0034】
○ステップS9;制御情報の再生成
制御部29は、未だ解像度が不十分と判定された構成要素52、53にかかる構造解析結果を構造情報記憶部32から取り出して制御情報生成部25に入力し、部分領域の撮像に必要な制御情報の再生成を命ずる。制御情報生成部25は、先ず、各構成要素52、53を部分領域毎に分割して撮像する際の撮像倍率を決定する。この決定方法としては、例えば最新の撮像倍率から、規定値分だけ上げた倍率(例えば2倍)とする方法が使用できる。最新の撮像倍率は図7に示した制御情報記憶部33に記憶されているので、それを参照する。他の方法として、判定部27において、適切な解像度が得られていない構成要素毎に、その中に含まれる解像度が不十分な文字の幾つかについて、その画素密度の平均を求め、解像度を何倍にすれば適切な解像度になるかを判定結果と共に制御部29に通知し、制御部29がそれを制御情報生成部25に通知する方法でも良い。
【0035】
次に制御情報生成部25は、各構成要素52、53毎に、前記決定した撮像倍率で当該構成要素全体を撮像するには、当該構成要素を幾つの部分領域に分割すれば良いかを計算し、各部分領域毎の撮像方向と撮像順序を決定する。また、構成要素52と構成要素53の撮像順序も決定する。こうして生成される制御情報は、図7に示した構成要素52、53に対応する制御情報と基本的には同じである。但し、撮像倍率が大きくなっているため、各構成要素52、53の分割領域の個数はn、pより多くなっている。構成要素52、53について生成された制御情報は制御部29に通知され、制御部29はこれを2回目の制御情報として制御情報記憶部33に記憶する。
【0036】
○ステップS10〜S13;
この処理は、より高解像度が必要となった構成要素52、53毎に、制御情報生成部25が再生成した制御情報に基づき、当該構成要素を複数の領域に分割して撮像し、それらの画像を接合することにより、構成要素毎のより高解像度な画像を生成する処理である。つまり、制御部29は、制御情報記憶部33に記憶された2回目の制御情報中の先頭の構成要素52に注目し(ステップS10)、ステップS5と同様な処理によって構成要素52の各部分領域毎の部分画像を撮像して第1の画像記憶部30に記憶し(ステップS11)、ステップS6と同様な処理によって構成要素52全体の広域精細画像を生成し、第2の画像記憶部31に記憶された構成要素52全体の前回の広域精細画像と置き換える(ステップS12)。構成要素52についての処理を終えると、構成要素52の次の構成要素が2回目の制御情報中に残っているか否かを調べ(ステップS13)、残っている場合には、ステップS10に戻って上述した処理を繰り返す。従って、次に構成要素53が処理され、その精細画像が第2の画像記憶部31に記憶される。
【0037】
制御部29は、2回目の制御情報に基づく制御を終えると、判定部27を起動して、第2の画像記憶部31に2回目の精細画像が記憶された構成要素52、53毎に、適切な解像度以上の解像度が得られているか否かを判定させる(ステップS8)。若し、未だ解像度が不十分な構成要素があれば、十分な解像度が得られるまで、再び前述した処理を繰り返す。また、全ての構成要素について十分な解像度が得られていた場合、ステップS14へと進む。
【0038】
○ステップS14;画像の再構成
この処理では、原稿2の各構成要素の画像をその相対位置を保った状態で合成することにより、原稿2全体の画像を再構成する。具体的には、制御部29は、構造情報記憶部32から原稿2の構造解析結果を読み出して画像再構成部28に入力すると共に、その構造解析結果に含まれる各構成要素毎に、その構成要素に対応する精細画像が第2の画像記憶部31に記憶されていればそれを読み出して画像再構成部28に入力し、記憶されていなければ、ステップS1で取得されて第1の画像記憶部30に記憶されている原稿2の全体画像中から当該構成要素の画像部分を抜き出して画像再構成部28に入力する。画像再構成部28は、構造解析結果中の各構成要素毎の位置情報から、原稿2における各構成要素の相対位置を認識し、その相対位置を保った状態で、各構成要素の画像を貼り合わせることで原稿2全体の画像を生成する。そして、生成した画像を出力装置6から出力する。なお、出力装置6に出力する代わりに、図示しない記憶装置に記憶させたり、文字認識プログラムに入力するようにしても良い。
【0039】
従って、前述した構成要素51〜55の例の場合、ステップS1で取得された全体画像中から抜き出した構成要素54の低解像度な画像と、ステップS6における画像接合で生成された構成要素51、55の精細画像と、ステップS12における画像接合で生成された構成要素52、53の精細画像とが、それらの相対位置が原稿2上における相対位置を同じになるように合成された画像が生成される。ここで、解像度が相違すると構成要素の相対的な画像サイズも相違するため、構成要素51〜55の内の最も解像度の高い構成要素の解像度をPとすると、解像度Qの構成要素の画像をP/Q倍に拡大することで、各構成要素の相対的なサイズを原稿2と同じにすることができる。
【0040】
以上の例では、属性が文字である構成要素については、その構成要素に含まれる文字の画素密度が所定の値以上となるようにその構成要素の撮像倍率を自動調整したが、各構成要素の属性毎に最終的な撮像倍率や解像度(例えば、文字属性の構成要素については400dpi、写真属性の構成要素については100dpiなど)を入力装置5を通じてユーザが指定するようにしても良い。この場合、図2のステップS3において、各構成要素毎に、ステップS1で撮像した際の撮像倍率や解像度がユーザから指定された撮像倍率や解像度より小さいか否かを調べ、若し、小さければユーザが指定した撮像倍率や解像度に従って制御情報の生成処理を実施し、ステップS7において全構成要素の処理終了と判定すると、ステップS14の処理を実施する。
【0041】
またステップS1では、原稿2全体を1フレームで撮像して原稿2の全体画像を取得したが、例えば2フレーム乃至4フレーム程度の高々数フレームに分割して撮像し、それを画像接合部26で画像接合して原稿2の全体画像を生成するようにしても良い。
【0042】
さらに撮像装置3としては、机上に置かれた原稿2を上方から望む場所に機構部7を介して取り付けられたアクティブカメラに限定されず、据置き型スキャナなど他の種類の撮像装置を使用することも可能である。また、対象物も原稿には限られない。
【0043】
次に本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図8を参照すると、本発明の第2の実施の形態にかかる広域精細画像生成システム1Aは、撮像装置3Aの撮像倍率および撮像方向を利用者自身が手動で調整するようにした点で、図1に示した第1の実施の形態にかかる広域精細画像生成システム1と相違する。
【0044】
撮像装置3Aは、撮像倍率用の調整ツマミ81を有し、利用者がこの調整ツマミ81を操作することにより撮像装置3Aの撮像倍率を任意に設定できるようになっている。撮像装置3Aは、第1の実施の形態と同様に例えば机上に置かれた原稿2を上方から望む所定の場所に機構部7Aを介して取り付けられている。機構部7Aは、互いに直交する2方向(水平方向のX軸と垂直方向のZ軸)に対して撮像装置3Aの光学中心を回転中心として撮像装置3Aを回動させる機構であるが、第1の実施形態における機構部7と異なり手動タイプである。つまり、撮像装置3Aの撮像方向は利用者自身が機構部7Aを操作することで調整する。機構部7Aに取り付けられている撮像方向指示器82は、撮像装置3Aの現在の撮像方向を、X軸からの変位角θxと、Z軸からの変位角θzで検出する分度器等の機構である。また、画像取得制御部23Aには表示装置83が接続されており、この表示装置83に利用者に対する撮像方向や撮像倍率の指示メッセージが表示される。
【0045】
本実施形態にかかる広域精細画像生成システム1Aの動作は、撮像装置3Aの撮像倍率および撮像方法を利用者自身が手動で調整する点を除いて、第1の実施形態と同様である。以下、相違点を中心に本実施形態の動作を説明する。
【0046】
図2のステップS1における原稿2の全体画像の取得に際しては、例えば「原稿2全体が1フレーム内に収まるように撮像方向および撮像倍率を調整して下さい」といったメッセージを画像取得制御部23Aが表示装置83に出す。利用者が、調整ツマミ81によって撮像装置3Aの倍率を調整し、また機構部7Aによって撮像装置3Aの撮像方向を調整して、原稿2の全体が1フレームに収まるようにした後、入力装置5から撮像を開始して良い旨と、そのときの撮像倍率および撮像方向指示器82が示す撮像方向を入力すると、それらが入力部21、制御部29を通じて画像取得制御部23Aに伝達され、画像取得制御部23Aはその時点の撮像装置3Aの画像を原稿2の全体画像として、撮像倍率および撮像方向と共に第1の画像記憶部30に記憶する。以降、ステップS2における画像構造解析、ステップS3における制御情報生成が第1の実施の形態と同様に実施される。
【0047】
次に、ステップS5における原稿2上の個々の構成要素の撮像時においては、各分割領域の撮像時毎に、図7の制御情報の内容に従って、例えば「撮像倍率を○○倍に、撮像方向をX軸=○△度、Z軸=△○度に調整して下さい」といったメッセージを画像取得制御部23Aが表示装置83に出す。利用者が、調整ツマミ81によって撮像装置3Aの倍率を指定された値に調整し、また機構部7Aによって撮像装置3Aの撮像方向を指定された向きに調整して、入力装置5から撮像を開始して良い旨を入力すると、それが入力部21、制御部29を通じて画像取得制御部23Aに伝達され、画像取得制御部23Aはその時点の撮像装置3の撮像画像を当該部分領域の部分画像として取得し、第1の画像記憶部30へ格納する。ステップS11における撮像時も同様である。
【0048】
なお、図8において、MAはCD−ROM、半導体メモリあるいは磁気ディスク装置等の機械読み取り可能な記録媒体である。この記録媒体MAに記憶された広域精細画像生成用プログラムは、処理装置4を構成するコンピュータに読み取られ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータ上に、図8に示した入力部21、出力部22、画像取得制御部23A、構造解析部24、制御情報生成部25、画像接合部26、判定部27、画像再構成部28および制御部29といった機能部と、第1の画像記憶部30、第2の画像記憶部31、構造情報記憶部32および制御情報記憶部33といった記憶部とを実現する。
【0049】
次に、第1および第2の実施の形態にかかる広域精細画像生成システムにおいて、幾何変形を推定して画像接合を行う場合に好適な実施例(第3の実施例)を説明する。
【0050】
一般にピンホールカメラモデルで、原稿2が平面であると仮定すると、視点と原稿面の相対的な位置関係の変化による全ての可能な変形は、射影(ホモグラフィックな)変換で記述できる。
x’=(Ax+b)/(cTx+1)
隣り合うフレーム画像間で幾何歪みが小さいとして、歪みを測定する。フレーム画像E内の全画素が上式に従って変移するので、オプティカルフローの拘束式において隣り合うフレーム間での動きベクトルをx’−xとし、
〔{(Ax+b)/(cTx+1)}−x〕T EX−Et=0
これに、最小二乗法を適用すると、
(ΣOOT)[A|b|c]T=Σ(xTEX−Et )O
となる。ここで、(・)Xと(・)t は、それぞれ空間および時間に関する偏微分で、観測値Oは、
O=[EX(x,y,l),Ey(x,y,l),xT(Et−xEX−yEy)]Tである。変形パラメータリストa=[A|b|c]Tについて解くと、
a=(ΣOOT)-1・Σ(xT EX−Et )O
となる。この変形パラメータを用いた射影変換を画像に適用することで、フレーム間の幾何歪みを再現することが可能である。
【0051】
ここで、変形推定の具体的な方法としては、1995年にIEEE Transactions on Image Processing Vol.6 No.9に掲載されたS.Mannらの”Video orbits of the projective group; A simple approach to featureless estimation of parameters ”で提案されている。但し、この手法を原稿2全体の画像に対して適用すると、少なくとも原稿2の画像の画素数の定数倍オーダーの計算量が必要となる。
【0052】
そこで本実施例では、変形推定に利用する画素を制約することで、計算効率を向上させる。つまり、図2のステップS6およびステップS12における各構成要素毎の部分画像の接合時、接合する部分画像間の幾何変形を推定し、その幾何変形パラメータを局所的幾何変形パラメータとして保存しておく。また、このステップS6およびステップS12の段階では、複数の部分画像を実際に物理的に接合するのではなく、複数の部分画像を後で接合できるように、位置合わせ情報を保存しておくにとどめる。次に、ステップS14における画像の再構成時、それまでに求められた局所的幾何変形パラメータに基づいて、例えば平均をとる等して、原稿2全体の幾何変形パラメータを推定する。そして、画像の再構成に使う個々の構成要素毎に、原稿2全体の幾何変形パラメータを考慮して、部分画像間を最終的に接合する。
【0053】
このように本実施例によれば、幾何変形推定の計算を、原稿2上の余白を除いた部分、つまり各構成要素の画像部分に対してのみ実施することで、計算量の低減が可能となる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば以下のような効果が得られる。
【0055】
原画像中に比較的大きな空白部分が存在する場合であっても、広域精細な全体画像を生成することができる。その理由は、テキスト部分や図などといった構成要素毎に分割画像を撮像するので、全体または周辺部が空白となる部分画像が存在せず、従って各構成要素毎の画像接合を支障なく実施できるからである。また、構成要素の内、部分領域毎の部分画像が得られた構成要素については当該部分領域毎の部分画像を接合して生成した画像を、それ以外の構成要素については全体画像から抽出した当該構成要素の画像を、それぞれ合成対象画像として、各構成要素の相対的な位置関係が対象物上に配置されている構成要素毎の位置情報で表される相対的な位置関係と等しくなるように合成して、対象物全体の広域精細画像を生成しているからである。
【0056】
複数種の解像度の画像が混在した広域精細画像を生成することができる。その理由は、互いに接合する部分画像は同じ構成要素の部分画像に限られ、異なる構成要素に属する部分画像同士を画像接合しないので、構成要素間で解像度が相違しても支障はなく、解像度を各構成要素単位に独立にできるからである。
【0057】
原画像中に高解像度が要求されない空白領域等が存在する場合には、接合すべき部分画像の個数を低減して処理時間を短縮できる。その理由は、空白領域等、高解像度が要求されない領域に対しては、部分画像を撮像しないためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる広域精細画像生成システムのブロック図である。
【図2】処理装置で実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】原稿の全体画像の例を示す図である。
【図4】構成要素の位置情報の定義例を示す図である。
【図5】文書画像に対して構造解析された結果をイメージ的に示す図である。
【図6】制御情報生成部の処理の説明図である。
【図7】制御情報生成部が生成した制御情報の例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態にかかる広域精細画像生成システムのブロック図である。
【符号の説明】
1、1A…広域精細画像生成システム
2…原稿
3、3A…撮像装置
4…処理装置
5…入力装置
6…出力装置
7、7A…機構部
8〜11…信号線
Claims (9)
- 下記のステップを含む広域精細画像生成方法。
(a)広域精細画像を生成する対象物を撮像装置により撮像して、前記対象物の全体画像を得るステップ。
(b)前記対象物の全体画像を解析して、前記対象物上に配置されている文字列または図を含み且つ大きな空白領域によって囲まれた閉領域である構成要素毎の位置情報を求めるステップ。
(c)前記構成要素の内の少なくとも1つの構成要素について、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎の部分画像を得るステップ。
(d)前記構成要素の内、部分領域毎の部分画像が得られた構成要素については当該部分領域毎の部分画像を接合して生成した画像を、それ以外の構成要素については前記全体画像から抽出した当該構成要素の画像を、それぞれ合成対象画像として、各構成要素の相対的な位置関係が前記対象物上に配置されている構成要素毎の位置情報で表される相対的な位置関係と等しくなるように前記合成対象画像を合成して、前記対象物の広域精細画像を生成するステップ。 - 下記のステップを含む広域精細画像生成方法。
(a)広域精細画像を生成する対象物を撮像装置により撮像して、前記対象物の全体画像を得るステップ。
(b)前記対象物の全体画像を解析して、前記対象物上に配置されている文字列または図を含み且つ大きな空白領域によって囲まれた閉領域である構成要素毎の位置情報および属性を求めるステップ。
(c)前記構成要素の内、高解像度が要求される属性を持つ構成要素毎に、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎の部分画像を得るステップ。
(d)前記構成要素の内、高解像度が要求される構成要素については当該構成要素に関して撮像された部分領域毎の前記部分画像を接合して生成した画像を、それ以外の構成要素については前記全体画像から抽出した当該構成要素の画像を、それぞれ合成対象画像として、各構成要素の相対的な位置関係が前記対象物上に配置されている構成要素毎の位置情報で表される相対的な位置関係と等しくなるように前記合成対象画像を合成して、前記対象物の広域精細画像を生成するステップ。 - 下記のステップを含む広域精細画像生成方法。
(a)広域精細画像を生成する対象物を撮像装置により撮像して、前記対象物の全体画像を得るステップ。
(b)前記対象物の全体画像を解析して、前記対象物上に配置されている文字列または図を含み且つ大きな空白領域によって囲まれた閉領域である構成要素毎の位置情報および属性を求めるステップ。
(c)前記構成要素の内、高解像度が要求される属性を持つ構成要素毎に、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎の部分画像を得るステップ。
(d)ステップcで部分領域毎の部分画像が得られた構成要素毎に、その構成要素の属性毎に予め定められた解像度以上の解像度が得られているか否かを判定し、予め定められた解像度以上の解像度が得られていない構成要素については、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を再度決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎のより高解像度の部分画像を得る処理を、予め定められた解像度以上の解像度が得られるまで繰り返すステップ。
(e)前記構成要素の内、高解像度が要求される構成要素については当該構成要素に関して最終的に撮像された部分領域毎の前記部分画像を接合して生成した画像を、それ以外の構成要素については前記全体画像から抽出した当該構成要素の画像を、それぞれ合成対象画像として、各構成要素の相対的な位置関係が前記対象物上に配置されている構成要素毎の位置情報で表される相対的な位置関係と等しくなるように前記合成対象画像を合成して、前記対象物の広域精細画像を生成するステップ。 - 各構成要素の部分画像の接合時に、接合する部分画像間の幾何変形を局所的幾何変形として推定し、該推定した局所的幾何変形から画像全体の幾何変形を推定し、該推定した画像全体の幾何変形を考慮して、部分画像間の接合を行う請求項1、2または3記載の広域精細画像生成方法。
- 撮像方向および撮像倍率を調整可能な撮像装置と、該撮像装置に接続された処理装置とから構成され、
前記処理装置は、
広域精細画像を生成する対象物を撮像装置により撮像して、前記対象物の全体画像を得る手段と、
前記対象物の全体画像を解析して、前記対象物上に配置されている文字列または図を含み且つ大きな空白領域によって囲まれた閉領域である構成要素毎の位置情報を求める手段と、
前記構成要素の内の少なくとも1つの構成要素について、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎の部分画像を得る手段と、
前記構成要素の内、部分領域毎の部分画像が得られた構成要素については当該部分領域毎の部分画像を接合して生成した画像を、それ以外の構成要素については前記全体画像から抽出した当該構成要素の画像を、それぞれ合成対象画像として、各構成要素の相対的な位置関係が前記対象物上に配置されている構成要素毎の位置情報で表される相対的な位置関係と等しくなるように前記合成対象画像を合成して、前記対象物の広域精細画像を生成する手段とを含むことを特徴とする広域精細画像生成システム。 - 撮像方向および撮像倍率を調整可能な撮像装置と、該撮像装置に接続された処理装置とから構成され、
前記処理装置は、
広域精細画像を生成する対象物を撮像装置により撮像して、前記対象物の全体画像を得る手段と、
前記対象物の全体画像を解析して、前記対象物上に配置されている文字列または図を含み且つ大きな空白領域によって囲まれた閉領域である構成要素毎の位置情報および属性を求める手段と、
前記構成要素の内、高解像度が要求される属性を持つ構成要素毎に、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎の部分画像を得る手段と、
前記構成要素の内、高解像度が要求される構成要素については当該構成要素に関して撮像された部分領域毎の前記部分画像を接合して生成した画像を、それ以外の構成要素については前記全体画像から抽出した当該構成要素の画像を、それぞれ合成対象画像として、各構成要素の相対的な位置関係が前記対象物上に配置されている構成要素毎の位置情報で表される相対的な位置関係と等しくなるように前記合成対象画像を合成して、前記対象物の広域精細画像を生成する手段とを含むことを特徴とする広域精細画像生成システム。 - 撮像方向および撮像倍率を調整可能な撮像装置と、該撮像装置に接続された処理装置とから構成され、
前記処理装置は、
広域精細画像を生成する対象物を撮像装置により撮像して、前記対象物の全体画像を得る手段と、
前記対象物の全体画像を解析して、前記対象物上に配置されている文字列または図を含み且つ大きな空白領域によって囲まれた閉領域である構成要素毎の位置情報および属性を求める手段と、
前記構成要素の内、高解像度が要求される属性を持つ構成要素毎に、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎の部分画像を得る手段と、
部分領域毎の部分画像が得られた構成要素毎に、その構成要素の属性毎に予め定められた解像度以上の解像度が得られているか否かを判定し、予め定められた解像度以上の解像度が得られていない構成要素については、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を再度決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎のより高解像度の部分画像を得る処理を、予め定められた解像度以上の解像度が得られるまで繰り返す手段と、
前記構成要素の内、高解像度が要求される構成要素については当該構成要素に関して最終的に撮像された部分領域毎の前記部分画像を接合して生成した画像を、それ以外の構成要素については前記全体画像から抽出した当該構成要素の画像を、それぞれ合成対象画像として、各構成要素の相対的な位置関係が前記対象物上に配置されている構成要素毎の位置情報で表される相対的な位置関係と等しくなるように前記合成対象画像を合成して、前記対象物の広域精細画像を生成する手段とを含むことを特徴とする広域精細画像生成システム。 - 各構成要素の部分画像の接合時に、接合する部分画像間の幾何変形を局所的幾何変形として推定し、該推定した局所的幾何変形から画像全体の幾何変形を推定し、該推定した画像全体の幾何変形を考慮して、部分画像間の接合を行う請求項5、6または7記載の広域精細画像生成システム。
- コンピュータに下記のステップを実行させるプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体。
(a)広域精細画像を生成する対象物を撮像装置により撮像して、前記対象物の全体画像を得るステップ。
(b)前記対象物の全体画像を解析して、前記対象物上に配置されている文字列または図を含み且つ大きな空白領域によって囲まれた閉領域である構成要素毎の位置情報を求めるステップ。
(c)前記構成要素の内の少なくとも1つの構成要素について、その構成要素が存在する領域を撮像する1以上の部分領域および解像度を決定し、該決定した部分領域毎に、前記決定した解像度で前記撮像装置により前記対象物を撮像して、部分領域毎の部分画像を得るステップ。
(d)前記構成要素の内、部分領域毎の部分画像が得られた構成要素については当該部分領域毎の部分画像を接合して生成した画像を、それ以外の構成要素については前記全体画像から抽出した当該構成要素の画像を、それぞれ合成対象画像として、各構成要素の相対的な位置関係が前記対象物上に配置されている構成要素毎の位置情報で表される相対的な位置関係と等しくなるように前記合成対象画像を合成して、前記対象物の広域精細画像を生成するステップ。
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