Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP3631255B2 - 貯蔵安定性プロスタグランジン組成物 - Google Patents

貯蔵安定性プロスタグランジン組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP3631255B2
JP3631255B2 JP52494296A JP52494296A JP3631255B2 JP 3631255 B2 JP3631255 B2 JP 3631255B2 JP 52494296 A JP52494296 A JP 52494296A JP 52494296 A JP52494296 A JP 52494296A JP 3631255 B2 JP3631255 B2 JP 3631255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
castor oil
oxa
chloro
dihydroxy
peg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP52494296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11500122A (ja
Inventor
シュネイダー,エル.ウェイン
Original Assignee
アルコン ラボラトリーズ,インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23427079&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3631255(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by アルコン ラボラトリーズ,インコーポレイティド filed Critical アルコン ラボラトリーズ,インコーポレイティド
Publication of JPH11500122A publication Critical patent/JPH11500122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3631255B2 publication Critical patent/JP3631255B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/557Eicosanoids, e.g. leukotrienes or prostaglandins
    • A61K31/5575Eicosanoids, e.g. leukotrienes or prostaglandins having a cyclopentane, e.g. prostaglandin E2, prostaglandin F2-alpha
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K47/00Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
    • A61K47/44Oils, fats or waxes according to two or more groups of A61K47/02-A61K47/42; Natural or modified natural oils, fats or waxes, e.g. castor oil, polyethoxylated castor oil, montan wax, lignite, shellac, rosin, beeswax or lanolin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents
    • A61P27/06Antiglaucoma agents or miotics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

発明の背景
本発明は一般に、プロスタグランジン組成物に関する。特に、本発明は、プロスタグランジンおよび界面活性剤を含有する貯蔵安定性薬剤組成物に関する。本明細書中で使用される、用語「プロスタグランジン」または「PG」は、文脈により特に示される場合を除いて、薬学的に受容可能な塩およびエステルを含有する、プロスタグランジンおよびこの誘導体ならびにこのアナログを意味する。
プロスタグランジンは、周知のように、低い水溶性を有し、そして一般に不安定である。様々なプロスタグランジンを、種々のシクロデキストリンと錯形成させることにより、可溶化させ、そして安定化させるための試みがなされた。例えば、欧州特許出願第330 511 A2号(Uenoら)および欧州特許出願第435 682 A2号(Wheeler)を参照のこと。これらの試みは、それぞれ成功している。
界面活性剤および/または可溶化剤が、低い水溶性を有する他のタイプの薬剤と共に用いられる。しかし、界面活性剤および/または可溶化剤の添加は、薬剤化合物の化学的安定性を増強し得るか、またはその化学的安定性に悪影響を及ぼし得る。Surfactant Systems,Their Chemistry,Pharmacy,and Biology(Attwoodら編)、Chapman and Hall、New York、1983、11章、特に698〜714頁を参照のこと。
可溶化剤として、ポリエトキシ化ひまし油のような非イオン性界面活性剤の使用は公知である。例えば、米国特許第4,960,799号(Nagy)を参照のこと。
安定な乳剤中のポリエトキシ化ひまし油のような非イオン性界面活性剤の使用もまた公知である。米国特許第4,075,333号(Josse)は、ビタミンの安定な、静脈内乳剤処方物を開示する。El−Sayedら、Int.J.Pharm.、13:303−12(1983)は、抗新生物薬剤の安定な水中油型乳剤を開示する。米国特許第5,185,372号(Ushioら)は、安定な調製物(ここで、非イオン性界面活性剤が使用され、水性媒体中のビタミンAの乳剤を形成する)である、ビタミンAの局所的に投与可能な眼科用処方物を開示する。
市販可能な、貯蔵安定性プロスタグランジン組成物が、必要とされている。
発明の要旨
本発明は、プロスタグランジンを含有する薬剤組成物中のポリエトキシ化ひまし油の使用に関する。このような組成物中のポリエトキシ化ひまし油を使用することにより、薬学的組成物中のプロスタグランジンの化学的安定性が増強されることを、今回期せずして発見した。本発明の組成物は、種々の方法で身体に投与され得る。眼に局所的に施用される場合、本発明の組成物は、初期時の快適さおよび継続的な快適さの両方を提供する。
【図面の簡単な説明】
図1は、pH5.0で保存されたプロスタグランジン処方物中のポリエトキシ化ひまし油の、異なる濃度における安定化効果を示す。
図2は、pH5.0で保存されたプロスタグランジン処方物中の異なる界面活性剤の安定化効果を比較する。
図3は、pH7.4で保存されたプロスタグランジン処方物中の異なる界面活性剤の安定化効果を比較する。
発明の詳細な説明
プロスタグランジンエステルは、加水分解的に不安定である傾向があるので、貯蔵安定な溶液中で処方するのが難しい。いくつかの場合では、いくつかのプロスタグランジンエステルの親酸(parent acid)もまた不安定である。しかし、本発明の薬剤組成物は貯蔵安定性である。これらの組成物は、プロスタグランジンおよび安定性を増強させる量のポリエトキシ化ひまし油を含有する。
本発明の組成物中の有用なポリエトキシ化ひまし油は、市販されており、そしてPEG−2ひまし油〜PEG−200ひまし油として分類されたひまし油、ならびにPEG−5水素添加ひまし油〜PEG−200水素添加ひまし油として分類されたひまし油を包含する。このようなポリエトキシ化ひまし油は、Alkamuls▲R▼ブランドのRhone−Poulenc(Cranbury、New Jersey)によって製造されたポリエトキシ化ひまし油、およびCremophor▲R▼ブランドのBASF(Parsippany、New Jersey)によって製造されたポリエトキシ化ひまし油を包含する。PEG−15ひまし油〜PEG−50のひまし油として分類されたポリエトキシ化ひまし油を使用することが好ましい。そして、PEG−30ひまし油〜PEG−35ひまし油を使用することが好ましい。Cremophor▲R▼ELおよびAlkamuls▲R▼EL−620として知られるポリエトキシ化ひまし油を使用することが最も好ましい。
用語「プロスタグランジン」および「PG」は、一般に、プロスタン酸(prostanoic acid)(1)のアナログおよび誘導体である化合物のクラスを記載するために使用される:
Figure 0003631255
PG類は、例えば、文字表示を用いて、5員環構造に従ってさらに分類され得る:
A系列のプロスタグランジン類(PGA's):
Figure 0003631255
B系列のプロスタグランジン類(PGB's):
Figure 0003631255
C系列のプロスタグランジン類(PGC's):
Figure 0003631255
D系列のプロスタグランジン類(PGD's):
Figure 0003631255
E系列のプロスタグランジン類(PGE's):
Figure 0003631255
F系列のプロスタグランジン類(PGF's):
Figure 0003631255
J系列のプロスタグランジン類(PGJ's):
Figure 0003631255
PG類は、側鎖上の不飽和結合の数に基づいてさらに分類され得る:
PG1類(13,14−不飽和):
Figure 0003631255
PG2類(13,14−および5,6−不飽和)
Figure 0003631255
PG3類(13,14−5,6−および17,18−不飽和):
Figure 0003631255
本発明において利用され得るプロスタグランジンは、薬学的に受容可能なプロスタグランジン、これらの誘導体およびアナログ、ならびにこれらの薬学的に受容可能なエステルおよび塩を全て包含する。このようなプロスタグランジンは、天然の化合物:PGE1、PGE2、PGE3、PGF1α、PGF2α、PGF3α、PGD2およびPGI2(プロスタサイクリン)、ならびにより大きい効力かあるいはより小さい効力かのどちらかの同様な生物学的活性を有する、これらの化合物のアナログおよび誘導体を包含する。天然のプロスタグランジンのアナログは、以下を包含するが、これらに限定されない:アルキル置換(例えば、15−メチルまたは16,16−ジメチル)、これらは、生物学的代謝を減少させることによって増強されたまたは維持された効力を与えるか、あるいは作用の選択性を変化させる;飽和(例えば、13,14−ジヒドロ)または不飽和(例えば、2,3−ジデヒドロ、13,14−ジデヒドロ)、これらは、生物学的代謝を減少させることによって維持された力を与えるか、あるいは作用の選択性を変化させる;削除(deletion)または置換(例えば、11−デオキシ、9−デオキソ−9−メチレン)、酸素に対してクロロ(またはハロゲン)(例えば、9β−クロロ)、炭素に対して酸素(例えば、3−オキサ)、酸素に対して低級アルキル(例えば、9−メチル)、酸素に対して水素(例えば、1−CH2OH、1−CH2Oアシル)、これらは、化学的安定性および/または作用の選択性を増強する;そしてω−鎖の修飾(例えば、18,19,20−トリノル−17−フェニル、17,18,19,20−テトラノル−16−フェノキシ)、これらは、作用の選択性を増強し、そして生物学的代謝を減少させる。これらのプロスタグランジンの誘導体は、全ての薬学的に受容可能な塩およびエステルを包含する。これらは、対応するアルコールまたは有機酸試薬を適切に使用することによって、プロスタグランジンの1−カルボキシル基または任意のヒドロキシル基に結合され得る。用語「アナログ」および「誘導体」は、プロスタグランジン自体のそれらと類似の機能的応答および物理的応答を示す化合物を包含する。
本発明において有用なプロスタグランジンの特定の例は、以下の化合物を包含する:
化合物番号
1. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸(prostenoic acid);
2. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル;
3. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸t−ブチルエステル;
4. (5Z)−(9S,11R,15R)−15−シクロヘキシル−3−オキサ−9,11,15−トリヒドロキシ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル;
5. (5Z)−(9R,11R,15S)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル
6. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸アミド;
7. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸N,N−ジメチルアミド;
8. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸1−メチルシクロヘキシルエステル;
9. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸1−メチルシクロペンチルエステル;
10. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸シクロペンチルエステル;
11. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸2,2−ジメチルプロピルエステル;
12. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸アダマンチルエステル;
13. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸2,6−ジイソプロピルフェニルエステル;
14. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸2,6−ジメチルフェニルエステル;
15. (5Z,13E)−(9S,11R,15R)−3−オキサ−9,11,15−トリヒドロキシ−16−(3−クロロフェノキシ)−17,18,19,20−テトラノル−5,13−プロスタジエン酸(prostadienoic acid)イソプロピルエステル;
16. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11−ヒドロキシ−15−メトキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸t−ブチルエステル;
17. (5Z)−(9R,11R,15R)−15−シクロヘキシル−3−オキサ−9,11,15−トリヒドロキシ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル;
18. (5E)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル;
19. (5Z)−(9R,11R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11−ジヒドロキシ−3−オキサ−15−オキソ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸t−ブチルエステル;
20. (5Z)−(9S,11R,15R)−3−オキサ−17−フェニル−9,11,15−トリヒドロキシ−18,19,20−トリノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル;
21. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−1−(ジメチルアミノ)−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン−11,15−ジオール;
22. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステノール;
23. (9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11−ヒドロキシ−3−チア−16,17,18,19,20−ペンタノル−13−プロスチン酸(prostynoic acid);
24. ラタノプロスト(Latanoprost)(PhXA41);
25. クロプロステノール(Cloprostenol)イソプロピルエステル;
26. (5Z)−(9S,11R,15R)−1−デカルボキシ−1−(ピバロイルオキシ)メチル−9,11,15−トリヒドロキシ−16−[(3−クロロフェニル)オキシ]−17,18,19,20−テトラノル−5−プロステン酸;
27. (5Z)−(9S,11R,15R)−1−デカルボキシ−1−(ピバロイルオキシ)メチル−9,11,15−トリヒドロキシ−16−[(3−クロロフェニル)オキシ]−17,18,19,20−テトラノル−5,13−プロスタジエン酸;
28. (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル;
29. (5Z)−(9S,11R,15S)−15−シクロヘキシル−9,11,15−トリヒドロキシ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル;
30. (5Z,13E)−(9S,11R,15R)−9,11,15−トリヒドロキシ−16−(3−クロロフェノキシ)−17,18,19,20−テトラノル−5,13−プロスタジエン酸アミド;
31. PGF2αイソプロピルエステル;および
32. フルプロステノール(Fluprostenol)イソプロピルエステル。
前述の化合物は、全て公知である。本発明の組成物における使用に対して好ましいプロスタグランジンは、上記の化合物2〜8である。上記の化合物2および3が最も好ましい。化合物2および3の構造を、以下に示す。
Figure 0003631255
本発明のプロスタグランジン組成物は、プロスタグランジンの安定性を増強するために有効な量の、1種またはそれ以上のポリエトキシ化ひまし油を含有する。図1に例示するように、ポリエトキシ化ひまし油の安定化効果は、ポリエトキシ化ひまし油の濃度の増加と共に増加する。しかし、他の要因が、本発明の組成物中で利用されるポリエトキシ化ひまし油の量を制限し得る。例えば、プロスタグランジンの薬理学的な活性に悪影響を及ぼさないためには、あまりにも多くのポリエトキシ化ひまし油を使用するべきではない。
一般に、本発明の組成物は、約0.02重量%(wt%)と約20.0重量%(wt%)との間の量で、1種またはそれ以上のポリエトキシ化ひまし油を、そして約0.00001重量%と約0.2重量%との間の量で、1種またはそれ以上のプロスタグランジンを含有する。約0.1重量%と約5.0重量%との間の量で、1種またはそれ以上のポリエトキシ化ひまし油を使用することが好ましく、そして約0.5重量%と約2.0重量%との間の量で使用することが特に好ましい。プロスタグランジンの効力に応じて、約0.0001重量%と約0.1重量%との間の量で1種またはそれ以上のプロスタグランジンを使用することが好ましい。
本発明の組成物は、種々の方法で、身体に投与され得る。この組成物は、口により、静脈内注射により、または皮膚、鼻または眼への局所的施用により投与され得る。眼への局所的投与に対して調製された組成物が最も好ましい。
上記の主要な活性成分に加えて、本発明の組成物は、抗菌保存剤、張性剤(tonicity agent)、および緩衝剤のような様々な処方(formulatory)成分をさらに含有し得る。適切な抗菌保存剤の例としては、塩化ベンザルコニウム、チメロサール、クロロブタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、フェニルエチルアルコール、エデト酸二ナトリウム、ソルビン酸、Polyquad▲R▼および当業者に周知の他の試薬が挙げられる。このような保存剤は、利用される場合、代表的には、約0.001重量%と約1.0重量%との間の量で使用される。処方物の張度(tonicity)またはモル浸透圧濃度(osmolality)を調整するために利用され得る適切な試薬の例としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、マンニトール、デキストロース、グリセリンおよびプロピレングリコールが挙げられる。このような試薬は、利用される場合、約0.1重量%と約10.0重量%との間の量で使用される。適切な緩衝剤の例としては、酢酸、クエン酸、炭酸、リン酸、ホウ酸、前述の薬学的に受容可能な塩、およびトロメタミンが挙げられる。このような緩衝剤は、利用される場合、約0.001重量%と約1.0重量%との間の量で使用される。
本発明の組成物は、持続放出性および/または快適性を提供するための成分をさらに含有し得る。このような組成物としては、米国特許第4,861,760号(Mazuelら)、同第4,911,920号(Janiら)、および同一譲渡人に係る米国特許出願第08/108,824号(Langら)に記載されるような、高分子量で、アニオン性のムコミメティック(mucomimetic)ポリマーおよびゲル化多糖(gelling polysaccharides)が挙げられる。上記に引用されたポリマーに関係する、これらの特許および特許出願の内容は、本明細書中に参考として援用される。
当業者により認識されるように、本組成物は、局所的な眼科用送達に快適な様々な投与形態(液剤、懸濁剤、乳化剤、ゲル剤および腐食性(erodible)固体の眼挿入剤を含む)で製剤化され得る。本組成物は、好ましくは水性であり、3.5〜8.0の間のpHおよび1キログラム当たり260ミリオスモル〜320ミリオスモル(mOsm/kg)の間のモル浸透圧濃度を有する。
本発明はまた、縁内障および他の眼科疾患および異常の治療方法に関する。本方法は、本発明に従う組成物の治療有効量を、患者の患眼部(affected eye)に局所的に施用する工程を包含する。投与の頻度および量は、様々な臨床的要因に基づいて主治医により決定される。この方法は、代表的には、1滴または2滴(約30マイクロリットル)の液体組成物、あるいは等量の固体または半固体投与形態を、患眼部に、1日当たり1回〜2回、局所的に施用する工程を包含する。
実施例
以下の局所的に投与可能な眼科用処方物は、本発明の組成物の代表例である。
Figure 0003631255
処方物A〜Cの調製:
適切な大きさのきれいなガラス容器に、バッチ容量の水の約75%を加えた。これに、酢酸ナトリウム、トロメタミン、ホウ酸、マンニトール、EDTA、塩化ベンザルコニウム、およびCremophor▲R▼ELを次の成分を添加する前に、1つの成分が完全に溶解するように連続的に加えた。次に、この溶液のpHをNaOHおよび/またはHClを用いて調整し、そして水を加えて、容量を100%にした。
別のきれいなガラス容器に、適切な量のプロスタグランジンを加え、続いて適切な量のベヒクル(調製は上記)を加えた。次いで、この容器をしっかりとキャップし、そしてプロスタグランジンが完全に溶解するまで、超音波浴中で1時間超音波処理するか、または代わりに磁気撹拌子で一晩撹拌した。次いで、得られた溶液を、滅菌容器中へ滅菌濾過した(0.2ミクロンフィルター)。次いで、これらの容器を無菌的に接続し、キャップし、そしてラベルした。
本発明の組成物中のポリエトキシ化ひまし油の安定化効果を、以下の手順に従って、評価した。
1. 必要量の1%W/Vプロスタグランジンのエタノールストック溶液をピペットで取って、1.5mLの高速液体クロマトグラフ(HPLC)サンプル瓶に入れる。
2. ヘリウム気流下でサンプル瓶を乾燥する。
3. 1mLの適切なベヒクル(または標準についてはHPLC移動相)を加える。
4. プロスタグランジンを溶解させるために、瓶を1時間超音波処理する。
5. 最初のHPLCアッセイを行う。
6. HPLCサンプル瓶を、数mLの脱イオン化水と共に、20ccのシンチレーション瓶内に配置し、そしてしっかりとキャップする。(留意:これは、蒸発によるロスを防ぐ。)標準を、HPLC移動相と共にシンチレーション瓶に保存する。
7. この瓶を、適切に制御された温度のオーブン内に配置し、そしてHPLCによって定期的に再アッセイする。標準を、冷蔵庫中に保存する。
8. HPLCデータ分析:サンプルのピーク面積を標準ピーク面積で割り、そして100を掛けて、各時間点での各サンプルに対する標準のパーセントを得る。
9. 半対数グラフ上で、標準のパーセントを時間に対してプロットする。単−指数関数方程式(monoexponential equation)をデータに適合させる。傾き時間(slope time)2.303は、各プロットに対する見かけの1次分解速度定数である。(留意:2.303の因子は、常用対数を自然対数に変換する。)
図1は、処方物A中のポリエトキシ化ひまし油の濃度を増大させる効果を示す。所定の濃度のプロスタグランジンの化学的安定性は、Cremophor▲R▼ELの濃度が増加するに従い、増加する。
図2は、タイプAの処方物(pH=5.0)中のポリソルベート80に対する、ポリエトキシ化ひまし油、Cremophor▲R▼ELおよびAlkamuls▲R▼EL−620の優れた安定化効果を示す。
図3は、タイプCの処方物(pH=7.4)中のポリソルベート80に対する、ポリエトキシ化ひまし油、Cremophor▲R▼ELおよびAlkamuls▲R▼EL−620の優れた安定化効果を示す。
図1〜3に示されるデータを、Spherisorb▲R▼10 ODS(2)パッキングを有するPhenomenex 250×4.6mm HPLCカラムを用いて得た。移動相は、50/50アセトニトリル/0.1%リン酸(NaOHを用いてpH3にした)、5mM水酸化テトラブチルアンモニウム、および5mMドデシル硫酸ナトリウムであった。流速は2mL/分であり、検出は190〜192nmのUVであり、そして注射量は25mcLであった。
本発明は、特定の好ましい実施態様を参考に記述されている;しかし、本発明が、その精神または本質的な特徴から離れることなく、他の特定の形態またはその変形において具現化され得ることは、理解されるべきである。従って、上記の実施態様は、全ての点で例示的であり、限定するものではないと考えられ、そして本発明の範囲は先の記載によるよりむしろ添付の請求の範囲により示される。

Claims (20)

  1. プロスタグランジン、該プロスタグランジンの化学的安定性を増強するために有効な量のポリエトキシル化ひまし油、および薬学的に受容可能なベヒクルを含有する薬学的組成物であって、ここで、該プロスタ グランジンが、
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエス テル;
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸t−ブチルエステ ル;
    (5Z)−(9S,11R,15R)−15−シクロヘキシル−3−オ キサ−9,11,15−トリヒドロキシ−16,17,18,19,20−ペ ンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル;
    (5Z)−(9R,11R,15S)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエス テル;
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸アミド;
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸N,N−ジメチルア ミド;および
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸1−メチルシクロ ヘキシルエステル
    からなる群から選択される、薬学的組成物
  2. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、0.02重量%と20.0重量%との間の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、0.1重量%と5.0重量%との間の濃度で存在する、請求項2に記載の組成物。
  4. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、0.5重量%と2.0重量%との間の濃度で存在する、請求項3に記載の組成物。
  5. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、PEG−2ひまし油〜PEG−200ひまし油およびPEG−5水素添加ひまし油〜PEG−200水素添加ひまし油からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  6. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、PEG−15ひまし油〜PEG−50ひまし油からなる群から選択される、請求項5に記載の組成物。
  7. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、PEG−30ひまし油〜PEG−35ひまし油からなる群から選択される、請求項6に記載の組成物。
  8. 前記プロスタグランジンが、(5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステルおよび(5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸t−ブチルエステルからなる群から選択される、請求項に記載の組成物。
  9. 前記プロスタグランジンが、0.0001重量%と0.1重量%との間の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
  10. 前記組成物が、局所的に投与可能な眼科用組成物である、請求項1に記載の組成物。
  11. 薬学的プロスタグランジン組成物の化学的安定性を増強する方法であって、ポリエトキシ化ひまし油を該組成物に添加する工程を包含し、ここで、該プ ロスタグランジンが、
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエス テル;
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸t−ブチルエステ ル;
    (5Z)−(9S,11R,15R)−15−シクロヘキシル−3−オ キサ−9,11,15−トリヒドロキシ−16,17,18,19,20−ペ ンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステル;
    (5Z)−(9R,11R,15S)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエス テル;
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸アミド;
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸N,N−ジメチルア ミド;および
    (5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキ シル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,1 9,20−ペンタノル−5−プロステン酸1−メチルシクロ ヘキシルエステル
    からなる群から選択される、方法。
  12. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、0.02重量%と20.0重量%との間の濃度で存在する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、0.1重量%と5.0重量%との間の濃度で存在する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、0.5重量%と2.0重量%との間の濃度で存在する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、PEG−2ひまし油〜PEG−200ひまし油およびPEG−5水素添加ひまし油〜PEG−200水素添加ひまし油からなる群から選択される、請求項11に記載の方法。
  16. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、PEG−15ひまし油〜PEG−50ひまし油からなる群から選択される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記ポリエトキシ化ひまし油が、PEG−30ひまし油〜PEG−35ひまし油からなる群から選択される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記プロスタグランジンが、(5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸イソプロピルエステルおよび(5Z)−(9R,11R,15R)−9−クロロ−15−シクロヘキシル−11,15−ジヒドロキシ−3−オキサ−16,17,18,19,20−ペンタノル−5−プロステン酸t−ブチルエステルからなる群から選択される、請求項11に記載の方法。
  19. 前記プロスタグランジンが、0.0001重量%と0.1重量%との間の濃度で存在する、請求項11に記載の方法。
  20. 前記組成物が局所的に投与可能な眼科用組成物である、請求項11に記載の方法。
JP52494296A 1994-12-22 1995-12-19 貯蔵安定性プロスタグランジン組成物 Expired - Lifetime JP3631255B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/362,677 1994-12-22
US08/362,677 US5631287A (en) 1994-12-22 1994-12-22 Storage-stable prostaglandin compositions
PCT/US1995/017086 WO1997029752A1 (en) 1994-12-22 1995-12-19 Storage-stable prostaglandin compositions

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004302299A Division JP2005015498A (ja) 1994-12-22 2004-10-15 貯蔵安定性プロスタグランジン組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11500122A JPH11500122A (ja) 1999-01-06
JP3631255B2 true JP3631255B2 (ja) 2005-03-23

Family

ID=23427079

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52494296A Expired - Lifetime JP3631255B2 (ja) 1994-12-22 1995-12-19 貯蔵安定性プロスタグランジン組成物
JP2004302299A Pending JP2005015498A (ja) 1994-12-22 2004-10-15 貯蔵安定性プロスタグランジン組成物
JP2009266859A Withdrawn JP2010043131A (ja) 1994-12-22 2009-11-24 貯蔵安定性プロスタグランジン組成物

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004302299A Pending JP2005015498A (ja) 1994-12-22 2004-10-15 貯蔵安定性プロスタグランジン組成物
JP2009266859A Withdrawn JP2010043131A (ja) 1994-12-22 2009-11-24 貯蔵安定性プロスタグランジン組成物

Country Status (12)

Country Link
US (2) US5631287A (ja)
EP (1) EP0812198B1 (ja)
JP (3) JP3631255B2 (ja)
AT (1) ATE208621T1 (ja)
AU (1) AU700574B2 (ja)
CA (1) CA2181172C (ja)
DE (1) DE69523951T2 (ja)
DK (1) DK0812198T3 (ja)
ES (1) ES2162951T3 (ja)
MX (1) MX9603560A (ja)
PT (1) PT812198E (ja)
WO (1) WO1997029752A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015105134A1 (ja) * 2014-01-10 2015-07-16 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物とポリオキシエチレンヒマシ油含有医薬組成物
WO2015105135A1 (ja) * 2014-01-10 2015-07-16 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物含有医薬組成物

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6011062A (en) * 1994-12-22 2000-01-04 Alcon Laboratories, Inc. Storage-stable prostaglandin compositions
AR002194A1 (es) 1997-03-17 1998-01-07 Sanchez Reynaldo Alemany Instrumento computarizado para el analisis del movimiento.
EP1007028A4 (en) * 1997-05-09 2002-06-05 TREATING GLAUCOMA WITH 8 ISO PROSTAGLANDINE
AU743607B2 (en) * 1998-07-14 2002-01-31 Alcon Laboratories, Inc. Prostaglandin product
US6235781B1 (en) 1998-07-14 2001-05-22 Alcon Laboratories, Inc. Prostaglandin product
AR020661A1 (es) 1998-09-30 2002-05-22 Alcon Lab Inc Una composicion farmaceutica topica oftalmica, otica o nasal y el uso de la misma para la manufactura de un medicamento
US7678836B2 (en) * 1999-11-04 2010-03-16 Fxs Ventures, Llc Method for rendering a contact lens wettable
US7166730B2 (en) * 2000-01-27 2007-01-23 Fine Tech Laboratories, Ltd Process for the preparation of prostaglandin derivatives
PT1321144E (pt) * 2000-09-13 2011-03-10 Santen Pharmaceutical Co Ltd Colírio
KR100875908B1 (ko) 2001-04-19 2008-12-26 테이카 세이야쿠 가부시키가이샤 약제 및 약제 키트
WO2003079997A2 (en) * 2002-03-21 2003-10-02 Cayman Chemical Company Prostaglandin f2 alpha analogs in combinaiotn with antimicrobials for treating glaucoma
US20040079671A1 (en) * 2002-08-29 2004-04-29 Paramita Bandyopadhyay Medicinal product packaging
US8143312B2 (en) * 2002-09-09 2012-03-27 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Transparent eye drops containing latanoprost
US20080139652A1 (en) * 2003-11-07 2008-06-12 Yusuke Sakai Pharmaceutical Composition Containing Prostaglandin
GB0329620D0 (en) * 2003-12-22 2004-01-28 Pharmagene Lab Ltd EP2 receptor agonists
PT1759702E (pt) * 2004-05-26 2009-04-13 Arturo Jimenez Bayardo Método de preparação de uma solução oftálmica de latanoprost e a solução assim produzida
ES2314354T3 (es) * 2004-11-09 2009-03-16 Novagali Pharma S.A. Emulsion de tipo aceite en agua con baja concentracion de agente cationico y potencial zeta positivo.
GB0501192D0 (en) * 2005-01-20 2005-03-02 Resolution Chemicals Ltd Stable prostaglandin-containing compositions
EP1916002B1 (en) 2005-08-02 2014-03-05 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Method for prevention of degradation of thermally unstable substance
CN101400354B (zh) * 2006-03-13 2014-10-22 株式会社·R-技术上野 水性组合物
WO2007111806A2 (en) 2006-03-23 2007-10-04 Massachusetts Eye And Ear Infirmary Cyclopentane heptanoic acid compounds for reducing body fat
WO2008052031A2 (en) * 2006-10-24 2008-05-02 Alcon Research, Ltd. 2-pyrrolidone derivatives for preservation of ophthalmic, otic and nasal compositions
JPWO2008096804A1 (ja) 2007-02-07 2010-05-27 テイカ製薬株式会社 ラタノプロスト含有点眼剤
EP1985298A1 (en) * 2007-04-24 2008-10-29 Azad Pharma AG Ophtalmic oil-in-water emulsions containing prostaglandins
EP2197449A4 (en) * 2007-10-16 2013-10-09 Sun Pharma Advanced Res Co Ltd NOVEL OPHTHALMIC COMPOSITIONS
EP2077105A1 (en) 2008-01-02 2009-07-08 Novagali Pharma SA Ophthalmic Micellar Compositions with Enhanced Stability
EP2077104A1 (en) 2008-01-02 2009-07-08 Novagali Pharma SA Micellar compositions with ophtalmic applications
EP2308466B1 (en) * 2008-03-17 2017-05-31 Novartis Ag Aqueous pharmaceutical compositions containing borate-polyol complexes
TWI544927B (zh) 2008-03-17 2016-08-11 愛爾康研究有限公司 具有低濃度的表面活性劑以促進治療劑之生物可利用性的藥學組成物
JP2009256281A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Teika Seiyaku Kk イソプロピルウノプロストン含有点眼剤組成物
EP2127638A1 (en) 2008-05-30 2009-12-02 Santen Pharmaceutical Co., Ltd Method and composition for treating ocular hypertension and glaucoma
US20110293549A1 (en) 2009-02-03 2011-12-01 Athena Cosmetics, Inc. Composition, method and kit for enhancing hair
EP2228058A1 (en) 2009-03-04 2010-09-15 Novagali Pharma S.A. Anionic oil-in-water emulsion containing prostaglandins and uses thereof
TWI489997B (zh) 2009-06-19 2015-07-01 Alcon Res Ltd 含有硼酸-多元醇錯合物之水性藥學組成物
MX2012005447A (es) * 2009-11-11 2012-07-20 Micro Labs Ltd Combinacion farmacéutica de compuesto de prostaglandina y nsaid (medicamentos antiinflamantorios no esteroideos) para el tratamiento de glaucoma e hipertensión ocular.
EP2389939A1 (en) 2010-05-28 2011-11-30 Novagali Pharma S.A. Use of prostaglandins F2alpha and analogues for the healing of corneal and conjunctival lesions
FR2961694B1 (fr) 2010-06-29 2013-01-25 Thea Lab Systeme de delivrance polymerique d'une solution non visqueuse a base de prostaglandine sans conservateur
EP2452669A1 (en) 2010-10-29 2012-05-16 Omnivision GmbH Ophthalmic composition
WO2012078649A1 (en) 2010-12-06 2012-06-14 Follica, Inc. Methods for treating baldness and promoting hair growth
ES2687494T3 (es) 2011-01-19 2018-10-25 Topokine Therapeutics, Inc. Métodos y composiciones para reducir la grasa corporal
US8426471B1 (en) 2011-12-19 2013-04-23 Topokine Therapeutics, Inc. Methods and compositions for reducing body fat and adipocytes
ITRM20120036A1 (it) * 2012-02-02 2013-08-03 Robert Davis Steigerwalt Jr Applicazione transdermica di prostaglandina e1 per il trattamento dell¿ischemia oculare.
EP2922542A4 (en) 2012-11-21 2016-10-05 Topokine Therapeutics Inc METHODS AND COMPOSITIONS FOR LOCALLY INCREASING BODY FAT
NO2753788T3 (ja) 2013-05-10 2018-06-16
WO2014186504A1 (en) 2013-05-15 2014-11-20 Topokine Therapeutics, Inc. Methods and compositions for topical delivery of prostaglandins to subcutaneous fat
US10188661B2 (en) 2014-06-27 2019-01-29 Topokine Therapeutics, Inc. Topical dosage regimen
AU2016326143B2 (en) 2015-09-27 2021-05-27 Follica, Inc. Needling device and drug applicator
KR20210124188A (ko) 2018-11-21 2021-10-14 트루모 파마슈티칼스, 인크. 정제된 형태의 로페콕시브, 제조 및 사용 방법

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2526938C2 (de) * 1975-02-14 1982-04-22 F. Hoffmann-La Roche & Co. AG, 4002 Basel Vitaminpräparate
JPS6046094B2 (ja) * 1977-06-01 1985-10-14 科研製薬株式会社 安定化されたプロスタグランジンe類粉末製剤
JPS59216820A (ja) * 1983-05-20 1984-12-06 Taisho Pharmaceut Co Ltd プロスタグランジン脂肪乳剤
DE3347128A1 (de) * 1983-12-22 1985-07-11 Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen 9-halogen-(delta)(pfeil hoch)2(pfeil hoch)-prostaglandinderivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als arzneimittel
DE3510978A1 (de) * 1985-03-22 1986-09-25 Schering AG, Berlin und Bergkamen, 1000 Berlin Neue 9-halogenprostaglandine, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als arzneimittel
US5110493A (en) * 1987-09-11 1992-05-05 Syntex (U.S.A.) Inc. Ophthalmic NSAID formulations containing a quaternary ammonium preservative and a nonionic surfactant
JP2597629B2 (ja) * 1988-02-26 1997-04-09 株式会社 上野製薬応用研究所 13,14−ジヒドロ−15−ケトプロスタグランジン類の安定化
US4960799A (en) * 1988-09-13 1990-10-02 Ciba-Geigy Corporation Stabilized aqueous solutions of pharmaceutically acceptable salts of ortho-(2,6-dichlorophenyl)-aminophenylacetic acid for opthalmic use
JPH0669966B2 (ja) * 1989-07-05 1994-09-07 株式会社ミドリ十字 血管造影補助剤
JPH03101622A (ja) * 1989-09-11 1991-04-26 Green Cross Corp:The 肝炎予防治療剤
JP2785981B2 (ja) * 1989-11-20 1998-08-13 株式会社資生堂 乳化組成物
CA2031469A1 (en) * 1989-12-28 1991-06-29 Larry A. Wheeler Use of inclusion complexes of prostaglandins with cyclodextrins in the treatment of ocular hypertension
JP3256997B2 (ja) * 1990-08-30 2002-02-18 千寿製薬株式会社 安定な水性製剤
ES2105333T3 (es) * 1992-10-13 1997-10-16 Alcon Lab Inc Combinaciones de prostaglandinas y derivados de clonidina para el tratamiento del glaucoma.
US5744155A (en) * 1993-08-13 1998-04-28 Friedman; Doron Bioadhesive emulsion preparations for enhanced drug delivery
TW406020B (en) * 1993-09-29 2000-09-21 Bristol Myers Squibb Co Stabilized pharmaceutical composition and its method for preparation and stabilizing solvent
AU687906B2 (en) * 1993-12-15 1998-03-05 Alcon Laboratories, Inc. Use of certain prostaglandin analogues to treat glaucoma and ocular hypertension

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015105134A1 (ja) * 2014-01-10 2015-07-16 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物とポリオキシエチレンヒマシ油含有医薬組成物
WO2015105135A1 (ja) * 2014-01-10 2015-07-16 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物含有医薬組成物
JP2015147762A (ja) * 2014-01-10 2015-08-20 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物とポリオキシエチレンヒマシ油含有医薬組成物
JP2017031177A (ja) * 2014-01-10 2017-02-09 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物とポリオキシエチレンヒマシ油含有医薬組成物
US10149908B2 (en) 2014-01-10 2018-12-11 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Pharmaceutical composition containing pyridylaminoacetic acid compound
EA031723B1 (ru) * 2014-01-10 2019-02-28 Сантэн Фармасьютикал Ко., Лтд. Фармацевтическая композиция, содержащая соединение пиридиламиноуксусной кислоты и полиоксиэтиленовое касторовое масло
EA031813B1 (ru) * 2014-01-10 2019-02-28 Сантэн Фармасьютикал Ко., Лтд. Фармацевтическая композиция, содержащая соединение пиридиламиноуксусной кислоты
JP2019034973A (ja) * 2014-01-10 2019-03-07 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物とポリオキシエチレンヒマシ油含有医薬組成物
US10485872B2 (en) 2014-01-10 2019-11-26 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Pharmaceutical composition containing pyridylaminoacetic acid compound
US10765750B2 (en) 2014-01-10 2020-09-08 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Pharmaceutical composition containing pyridylaminoacetic acid compound
JP2021011508A (ja) * 2014-01-10 2021-02-04 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物とポリオキシエチレンヒマシ油含有医薬組成物
KR20210032547A (ko) * 2014-01-10 2021-03-24 산텐 세이야꾸 가부시키가이샤 피리딜아미노아세트산 화합물과 폴리옥시에틸렌 피마자유를 함유하는 의약 조성물
JP7170020B2 (ja) 2014-01-10 2022-11-11 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物とポリオキシエチレンヒマシ油含有医薬組成物
JP2022189964A (ja) * 2014-01-10 2022-12-22 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物とポリオキシエチレンヒマシ油含有医薬組成物
JP7546027B2 (ja) 2014-01-10 2024-09-05 参天製薬株式会社 ピリジルアミノ酢酸化合物とポリオキシエチレンヒマシ油含有医薬組成物

Also Published As

Publication number Publication date
AU700574B2 (en) 1999-01-07
JPH11500122A (ja) 1999-01-06
ES2162951T3 (es) 2002-01-16
CA2181172A1 (en) 1996-06-23
WO1997029752A1 (en) 1997-08-21
MX9603560A (es) 1998-01-31
DE69523951T2 (de) 2002-04-04
AU4649596A (en) 1997-09-02
JP2010043131A (ja) 2010-02-25
CA2181172C (en) 2003-04-29
EP0812198B1 (en) 2001-11-14
EP0812198A1 (en) 1997-12-17
US5631287A (en) 1997-05-20
DE69523951D1 (de) 2001-12-20
PT812198E (pt) 2002-02-28
JP2005015498A (ja) 2005-01-20
DK0812198T3 (da) 2002-03-18
ATE208621T1 (de) 2001-11-15
US5849792A (en) 1998-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3631255B2 (ja) 貯蔵安定性プロスタグランジン組成物
US6011062A (en) Storage-stable prostaglandin compositions
EP1011728B1 (en) Polypropylene containers for prostaglandin products
US6235781B1 (en) Prostaglandin product
MXPA96003560A (en) Compositions of stable prostaglandines enalmacenamie
US9539262B2 (en) Ophthalmic composition comprising a prostaglandin
JP2012516187A (ja) 貯蔵安定性プロスタグランジン製品
JP2013525508A (ja) 新規な点眼組成物
JP5320388B2 (ja) 医薬組成物
DE DK et al. POLYPROPYLENBASIERTE BEHÄLTER FÜR PROSTAGLANDIN-ENTHALTENDE PRODUKTE RECIPIENTS A BASE DE POLYPROPYLENE POUR DES PRODUITS DE PROSTAGLANDINE
MXPA00002550A (es) Producto de prostaglandina
BR102017015818A2 (pt) Composição farmacêutica oftálmica de latanoprosta para tratamento de glaucoma e seu respectivo uso

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041015

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term