JP3602293B2 - データ転送方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの異なるバスにそれぞれ接続されたデバイスやメモリの間でデータを転送するためのデータ転送方法及び装置に関し、特に、データ転送が正常に機能しているか否かの診断が行えるデータ転送方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、メインバスとサブバスのような異なるバスをゲートウェイ等のバス中継器を介して接続し、メインバスに設けられたDMA(ダイレクトメモリアクセス)コントローラによりこれらのバス間でデータのDMA転送を行うものが知られている。
【0003】
例えば、図6に示すような構成において、メインバス101とサブバス102とはそれぞれバスゲートウェイ等のバス中継器103に接続されている。メインバス101には、CPUや各種インターフェース等のデバイス104、DMAコントローラ105が接続され、サブバス102には、デバイス106、ROM等のメモリ107が接続される。
【0004】
この図6の例では、メインバス101上のDMAコントローラ105がバス中継器103を介してサブバス102も制御することにより、例えばデバイス104とデバイス106との間のDMA転送を実現している。このように、異なるバス101、102間であっても、それぞれのバスのアクセス時間が同じ程度であれば、無駄な待ち時間がなく、効率の良いデータ転送を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、1つのシステム内で異なるバスが共存する場合には、バス幅やデータアクセス速度が異なることが多く、例えば図6の例では、メインバス101が32ビット幅で高速、サブバス102が16ビット幅で低速となっている。
【0006】
このように、バス幅やデータアクセス速度が異なるバス間でDMA転送を行わせる場合には、高速のバス、例えば図6のメインバス101上で無駄な待ち時間を生じさせてしまうという欠点がある。
【0007】
そこで、2つの異なるバス間をバッファメモリを介して接続し、このバッファメモリを介してDMA転送を行うことが考えられるが、DMA転送が正常に機能しているか否かを診断しようとすると、それぞれのバスのCPUをデバッグモードで走らせなければならず面倒である。
【0008】
また、データ転送が正常に行われなかった場合、双方のバスのCPUや診断プログラムに欠陥があることが想定されるので、原因の発見が非常に困難になることが多い。
【0009】
特に、1つのLSI内にCPUやDMAコントローラ等を設ける場合には、長い開発期間がかかり、診断のスケジュール等も大きな問題となる。
【0010】
実際にLSIを設計試作する前には周辺機器を含んだソフトウェアシミュレーションを行い、可能な限り多くの機能を確認するわけであるが、シミュレーションには時間がかかることから、十分な検証ができず、試作LSI等ができてから短時間に問題点を洗い出さなければならないという実情もあり、上述したようなデバッグの困難性が製品開発のネックとなることが多い。
【0011】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、異なる2つのバス間でのDMA転送機能の診断が容易に行え、問題のある場所の特定が短時間で行えるようなデータ転送方法及び装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明のデータ転送方法は、バッファメモリを有しており、第1のバス及び第2のバスが接続されるとともに、前記第1のバス側のDMA要求を禁止するための第1のフラグ及び前記第2のバス側のDMA要求を禁止するための第2のフラグを備えたバス中継手段と、前記第1のバスに接続されており、前記バス中継手段からのDMA要求があるときに前記第1のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送を行うための第1のDMA制御手段と、前記第2のバスに接続されており、前記バス中継手段からのDMA要求があるときに前記第2のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送を行うための第2のDMA制御手段と、前記第1のバス及び前記第2のバスの少なくとも一方に設けられるデータ処理手段と、を備えた装置により実行される。このデータ転送方法では、前記データ処理手段が、DMA転送が正常に行われているか否かを診断する際に、前記第1のフラグ及び/又は前記第2のフラグにより前記バス中継手段から前記第1のDMA制御手段及び/又は前記第2のDMA制御手段へのDMA要求を禁止するとともに、前記第1のDMA制御手段及び/又は前記第2のDMA制御手段に代わって前記バス中継手段の前記バッファメモリに直接アクセスする段階、を含むことを特徴とする。
【0013】
他の本発明のデータ転送方法は、バッファメモリを有しており、第1のバス及び第2のバスが接続されるとともに、前記第1のバス側のDMA要求を禁止するための第1のフラグ及び前記第2のバス側のDMA要求を禁止するための第2のフラグを備えたバス中継手段と、前記第1のバスに接続されており、前記バス中継手段からのDMA要求があるときに前記第1のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送を行うための第1のDMA制御手段と、前記第1のバスに接続される第1のデータ処理手段と、前記第2のバスに接続されており、前記バス中継手段からのDMA要求があるときに前記第2のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送を行うための第2のDMA制御手段と、前記第2のバスに接続される第2のデータ処理手段と、を備えた装置により実行される。このデータ転送方法では、前記第1のデータ処理手段が、前記第1のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送が正常に行われているか否かを診断する際に、前記第1のフラグにより前記バス中継手段から前記第1のDMA制御手段への前記DMA要求を禁止するとともに、前記第1のDMA制御手段に代わって前記バス中継手段の前記バッファメモリに直接アクセスする段階と、前記第2のデータ処理手段が、前記第2のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送が正常に行われているか否かを診断する際に、前記第2のフラグにより前記バス中継手段から前記第2のDMA制御手段への前記DMA要求を禁止するとともに、前記第2のDMA制御手段に代わって前記バス中継手段の前記バッファメモリに直接アクセスする段階と、を含むことを特徴とする。
【0014】
本発明のデータ転送装置は、第1のバス及び第2のバスを接続されるとともに、前記第1のバス側のDMA要求を禁止するための第1のフラグ及び前記第2のバス側のDMA要求を禁止するための第2のフラグを備えたバス中継手段と、前記第1のバスに接続されており、前記第1のバスと前記バス中継手段との間でDMA転送を行うための第1のDMA制御手段と、前記第2のバスに接続されており、前記第2のバスと前記バス中継手段との間でDMA転送を行うための第2のDMA制御手段と、前記第1のバス及び前記第2のバスの少なくとも一方に設けられており、DMA転送が正常に行われているか否かを診断する際に、前記第1のフラグ及び/又は前記第2のフラグにより前記バス中継手段から前記第1のDMA制御手段及び/又は前記第2のDMA制御手段へのDMA要求を禁止するとともに、前記第1のDMA制御手段及び/又は前記第2のDMA制御手段に代わって前記バス中継手段を直接アクセスするデータ処理手段と、を備える。
【0015】
このようなデータ転送装置において、前記データ処理手段が前記第1のバス及び前記第2のバスの各々に設けられている場合には、前記第1のバスに設けられているデータ処理手段は、前記第1のフラグにより前記第1のDMA制御手段への前記DMA要求を禁止するように構成され、前記第2のフラグにより前記第2のバスに設けられているデータ処理手段は、前記第2のDMA制御手段への前記DMA要求を禁止するように構成される。
【0016】
前記バス中継手段は、例えば、前記第1のバスと前記第2のバスとでデータの送受を行うためのバッファメモリを備えており、前記データ処理手段が、このバッファメモリに対してアクセス可能なように構成される。
【0017】
また、前記バス中継手段は、例えば、前記第1のDMA制御手段及び第2のDMA制御手段へのDMA要求を表すためのフラグと、前記データ処理手段によりDMA要求がマスクされたことを表すフラグと、を備えおり、前記データ処理手段は、DMA要求の状態を前記DMA要求を表すためのフラグにより確認するように構成されている。
【0018】
第1、第2のバス上の各DMA制御手段により、各バス上のメモリやデバイスとバス中継手段のバッファメモリとの間でDMA転送することにより、このバッファメモリを介して、異なるバス上の各メモリやデバイスの間でのDMA転送が行える。このとき、各バス上のDMA要求をそれぞれのバス上のデータ処理手段(CPU)がマスクし、直接上記バッファメモリをアクセスすることによって、DMA機能をチェックすることができる。また、第1のバス上のデータ処理手段が第2のバス上のDMA要求をマスクし、第2のバス側から上記バッファメモリをアクセスすることによって、第2のバスのDMA機能をチェックすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る実施の形態となるデータ転送方法が適用されるシステム構成をを示すブロック図である。
【0020】
この図1において、第1のバス11及び第2のバス12は、FIFO等のバッファメモリを用いて成るバス中継器13にそれぞれ接続され、このバス中継器13を介してバス11、12間で互いにデータの転送を行うことができる。第1のバス11には、CPU21、DMA(ダイレクトメモリアクセス)コントローラ22、デバイス23、メモリ24等が接続されており、第2のバス12には、CPU26、DMAコントローラ27、デバイス28、メモリ29等が接続されている。
【0021】
デバイス23はDMAコントローラ22に対して、デバイス28はDMAコントローラ27に対して、それぞれDMA要求を出すことができる。これらのデバイス23,28としては、例えば、画像や音声のエンコーダ、デコーダ、グラフィック処理のためのグラフィックエンジン、画像処理や音声処理IC等、あるいは、それぞれのインターフェースを介してのハードディスク装置、光磁気ディスク装置、フロッピィディスク装置、CD−ROM装置等の周辺機器を挙げることができる。バス中継器13は、DMAコントローラ22、27に対してそれぞれDMA要求(DREQ)を出すことができる。これらのDMA要求は、複数のDMAチャネルの内のどのDMAチャネルかを指定することができる。また、バス中継器13は、例えばバス12上のCPU26に対してバス12の使用権の要求(BREQ)を出し、CPU26からのバス使用許可の応答(BACK)を受け取ることができる。
【0022】
このような図1のシステムに用いられるバス中継器13の構成の一例を図2に示す。この図2において、上記図1の第1のバス11はデータバス11aとアドレス・制御バス11bとに分けて、上記第2のバス12はデータバス12bとアドレス・制御バス12bとに分けて示されている。バス中継器13内には、第1のバス11のデータバス11aに接続される内部バス31と、第2のバス12のデータバス12aに接続される内部バス32とが設けられ、これらの内部バス31,32には、FIFO(First In First Out:先入れ先出し)メモリ33が接続されている。さらにバッファ制御ユニット34をこれらの内部バス31,32に接続するようにしてもよい。バッファ制御ユニット34は、第1のバス11のアドレス・制御バス11b、及び第2のバス12のアドレス・制御バス12bとも接続されている。また、バッファ制御ユニット34には、上記図1のDMAコントローラ22,27との間でDMA要求(DREQ)やチャネル指定等を行うための制御信号ラインが接続されている。
【0023】
マスクフラグ35は、バス11側のDMAを禁止するためのフラグであり、図1のCPU21の制御によって、このフラグがONあるいは“1”になっているときは、バッファ制御ユニット34から図1のDMAコントローラ22へのDMA要求(DREQ)は出力されない。マスクフラグ36は、バス12側のDMAを禁止するためのフラグであり、図1のCPU26によってこのフラグがONあるいは“1”になっているときは、バッファ制御ユニット34から図1のDMAコントローラ27へのDMA要求(DREQ)は出力されない。
【0024】
DREQビット37及び38は、それぞれのバス11及び12に対するDMA要求のON/OFF(あるいは“1”/“0”)を表すフラグで、CPU21、22のいずれからも読むことができる。これらのDREQビット37及び38のフラグは、上記マスクフラグ35,36がONであってもマスクされず、バス中継器13から各DMAコントローラ22,27へのDMA要求(DREQ)に現れないDMA要求の状態を各CPU21,26で読み取ることができる。
【0025】
バスゲートウェイ39は、図1のバス11側のCPU21が、バス12をアクセスするために内部バス31と32とを接続するものである。これらのマスクフラグ35,36、DREQビット37,38、及びバスゲートウェイ39は、バッファ制御ユニット34と接続されている。
【0026】
この図2に示すバス中継器13において、FIFOメモリ33は、バッファの役割を果たすメモリであり、バッファ制御ユニット34によって、アクセスされるバス11,12、すなわちこれらに接続された内部バス31,32に対してデータの入出力を制御される。バッファ制御ユニット34は、FIFOメモリ33のバスアクセス動作を制御すると共に、各バス11,12のDMAコントローラ22,27に対してDMA要求(DREQ)を出し、その応答(DMAアクノリッジ:DACK)を受け取る。このDMA要求は、複数のDMAチャネルの1つを指定して出すことができる。DMAコントローラ22,27からのDMAチャネル選択情報もこのバッファ制御ユニット34に送られる。
【0027】
また、例えばCPU21がバス12のアドレスをアクセスすると、バス中継器13のバッファ制御ユニット34がバス12のCPU26に対してバス12の使用権の要求(BREQ:バスリクエスト)を出す。CPU26は、このバス要求に応じてバス12の使用を許可する応答(BACK:バスアクノリッジ)をバス中継器13のバッファ制御ユニット34に送る。この後、CPU21はバス中継器13の内部バス32側のマスクフラグ36、FIFO33、及びバス12上のDMAコントローラ27、デバイス28、メモリ29等をアクセスすることができる。
【0028】
ところで、第1のバス11と第2のバス12との間で、バス中継器13を介してDMA転送を行う場合には、DMAコントローラ22及び27のDMAの設定(例えばデータサイズ等)が矛盾なく対応している必要がある。CPU21はDMAコントローラ22に対して、またCPU26はDMAコントローラ27に対して、それぞれのバス上のDMAの設定を行う。
【0029】
例えば、第1のバス11のメモリ24から第2のバス12のメモリ28にDMAによるデータ転送を行う場合、第1のバス11のDMAコントローラ22にはメモリ24からバス中継器13へのDMAについて、また第2のバス12のDMAコントローラ27にはバス中継器13からメモリ29へのDMAについて、それぞれ同じデータサイズ(データ量)で対応するDMAチャネルとなるように設定されることが必要である。これらの設定がされた後の処理手順は、図3のようになる。
【0030】
この図3において、最初のステップS61で、バス中継器13からDMAコントローラ22に対してDMA要求(DREQ)を行う。次のステップS62で、DMAコントローラ22はCPU21にバス11の使用権の要求(BREQ)を行ってバス使用権をもらい、メモリ24からバス中継器13へのDMA転送を行う。次のステップS63では、バス中継器13はDMAコントローラ27に対してDMA要求(DREQ)を行う。次のステップS64では、DMAコントローラ27はCPU26にバス12の使用権の要求(BREQ)を行ってバス使用権をもらい、バス中継器13からメモリ29へのDMA転送を行う。
【0031】
また、第2のバス12上のデバイス28から第1のバス11上のデバイス23にデータをDMA転送する場合には、DMAコントローラ27にはデバイス28からバス中継器13へのDMAについて、またDMAコントローラ22にはバス中継器13からデバイス23へのDMAについて、それぞれ同じデータサイズで対応するDMAチャネルとなるように設定されることが必要である。これらの設定がされた後の処理手順は、図4のようになる。
【0032】
この図4の最初のステップS71において、第2のバス12上のデバイス28はDMAコントローラ27に対してDMA要求(DREQ)を行う。次のステップS72で、バス中継器13はDMAコントローラ27に対してDMA要求(DREQ)を行う。ステップS73で、DMAコントローラ27は、デバイス28及びバス中継器13からの各DMA要求を受けたことに応じて、CPU26にバス12の使用権の要求(BREQ)を行ってバス使用権をもらい、デバイス28からバス中継器13へのDMA転送を行う。このとき、CPU26がバス要求(BREQ)に応じてバスを開放したときの応答をDMAコントローラ27に返し、DMAコントローラ27はDMAアクノリッジ(DACK)をバス中継器13等に返すことは、通常のDMA転送と同様である。次のステップS74で、バス中継器13が第1のバス11上のDMAコントローラ22に対してDMA要求(DREQ)を行い、ステップS75で、デバイス23がDMAコントローラ22に対してDMA要求(DREQ)を行う。次のステップS76で、DMAコントローラ22は、デバイス23及びバス中継器13からの各DMA要求を受けたことに応じて、CPU21にバス11の使用権の要求(BREQ)を行ってバス使用権をもらい、バス中継器13からデバイス23へのDMA転送を行う。
【0033】
なお、バス中継器13のFIFO等のメモリ容量は有限なので、それを超える大きさのデータを転送する場合には、DMAコントローラ22、27に分割転送の設定をして、上記ステップS61からS64まで、あるいはステップS71からS76までを繰り返せばよい。この分割転送の際の1回の転送単位(ブロック)は、バス中継器13のメモリ容量によって決まる。
【0034】
従って、バス中継器13のバッファメモリを介して2つのバス11,12間でDMA転送を行わせることにより、異なるバス間のDMAを無駄な待ち時間を発生させることなく行うことができる。また、複数のDMAチャネルを同時に動作可能にすることにより、CPUの処理を簡素化し、平易なプログラミングと少ないオーバーヘッドを実現できる。また、バス間の中継器のバッファを効率よく活用することができる。さらに、マルチスレッドのプログラムを簡単に書くことができる。
【0035】
ところで、例えばCPU21がバス12をアクセスするとき、バス中継器13がCPU26に対してバス12の使用権の要求(BREQ)を出し、その応答(BACK)を受け取って、バス12上のDMAコントローラ27、デバイス28、メモリ29等をアクセスする。
【0036】
このとき、図2のFIFO33は、マスクフラグ35,36により各DMAコントローラ22,27へのDMA要求(DREQ)の出力を禁止したときに、それぞれのバス11,12でI/Oアクセスが可能となるわけであるが、このI/Oアクセスは、DMAの処理と矛盾なく同等に行われなければならない。従って、任意にアクセスできるわけではなく、DMAのアクセスと同じ条件で許可されることになる。このI/Oアクセスの条件の一例を次の表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
この表1の「信号及びフラグの状態」の欄の「*」は、任意(Don’t care)の状態を表している。
【0039】
ここで、DMA機能を診断する条件としては、以下のような場合が考えられる。すなわち、
条件#1:バス11,バス12共に、DMAコントローラ22,27を用いてデータ転送する。
条件#2:バス11側だけ、CPU21がI/Oアクセスでデータの授受を行う。
条件#3:バス12側だけ、CPU26がI/Oアクセスでデータの授受を行う。
条件#4:バス11,バス12側共に、CPU21,26がI/Oアクセスでデータの授受を行う。
条件#5:バス12側のデバイスが存在せず、あるいはバス12側のデバイスを用いず、バス11側はDMAコントローラ22によるDMAで、バス12側はCPU21がI/Oアクセスでデータ転送する。
条件#6:バス12側のデバイスが存在せず、あるいはバス12側のデバイスを用いず、バス11,バス12側共にCPU21がI/Oアクセスでデータ転送する。
なお、現実のデバッグの順序としては、条件#6から逆の順にDMA機能の診断を行うことが想定される。
【0040】
上述した各条件#1〜#6の下で、次のような手順でデータ転送を行い、どの条件下で問題が起こるかを調べることによって、不完全なあるいは問題のある機能ユニットを特定することができる。
【0041】
条件#1
マスクフラグ35:on 、マスクフラグ36:off
転送方向 : *
CPU21:DMAC22に転送の指示
CPU26:DMAC27に転送の指示。
【0042】
条件#2
マスクフラグ35:on 、マスクフラグ36:off
転送方向 :バス11→バス12
CPU26:DMAC27に転送の指示
CPU21:DREQビット37のonを待ってバス中継器13にデータを書く
転送方向 :バス12→バス11
CPU26:DMAC27に転送の指示
CPU21:DREQビット37のonを待ってバス中継器13からデータを読む。
【0043】
条件#3
マスクフラグ35:off、マスクフラグ36:on
転送方向 :バス11→バス12
CPU21:DMAC22に転送の指示
CPU26:DREQビット38のonを待ってバス中継器13からデータを読む
転送方向 :バス12→バス11
CPU21:DMAC22に転送の指示
CPU26:DREQビット38のonを待ってバス中継器13にデータを書く。
【0044】
条件#4
マスクフラグ35:on 、マスクフラグ36:on
転送方向 :バス11→バス12
CPU21:DREQビット37のonを待ってバス中継器13にデータを書く
CPU26:DREQビット38のonを待ってバス中継器13からデータを読む
転送方向 :バス12→バス11
CPU26:DREQビット38のonを待ってバス中継器13にデータを書く
CPU21:DREQビット37のonを待ってバス中継器13からデータを読む。
【0045】
【0046】
【0047】
これらの6種類の条件の内のいずれの条件で異常が生じるかを確認することにより、故障個所や問題点の診断をするわけである。なお、バス12上に転送されたデータは、CPU21がバス12を直接アクセスすることにより、CPU21のテストプログラムで確認することができる。
【0048】
従って、このような本発明の実施の形態によれば、異なるバス11,12間のDMA転送機能を容易にデバッグし、問題のある場所を特定することができる。また、主体となるバス11上のCPU21だけで、機能確認を行うことができ、さらに、他方のバス12に直接アクセスすることによりDMA機能以外のデバッグを行うこともできる。
【0049】
次に、図5は、本発明の実施の形態が適用されるシステムの一例を示し、このシステムにおいては、高速の画像処理を行うためのメインバス111と、CD−ROMドライブ等の低速な周辺デバイスが接続されるサブバス112とを、FIFO等のバッファメモリを有するバス中継器113を介して接続している。
【0050】
すなわち、図5において、高速のメインバス111には、メインCPU121と、DMAコントローラ122と、高速画像処理のためのグラフィックエンジン123と、メインメモリ124とが接続され、比較的低速のサブバス122には、サブCPU126と、DMAコントローラ127と、CD−ROM等のデータ記録媒体128と、サブメモリ129とが接続されている。これらのメインバス111とサブバス112とは、上述したようなFIFO等のバッファメモリを有するバス中継器113を介して接続され、このバス中継器113は、DMAコントローラ122、127に複数のDMAチャネルに対応する複数種類のDMA要求、例えば3種類のDMA要求を出すことができる。このバス中継器113の具体的な構成及び動作は、上記図1〜図4と共に説明した実施の形態のバス中継器13と同様とすればよいため、説明を省略する。
【0051】
このように、高速バスと低速バスとの間でDMA転送する場合に、高速バス上で無駄な待ち時間を生じさせることなくデータ転送が行え、CPUの処理を簡素化できる。また、異なるバス間のDMA転送機能のデバッグを容易に行うことができる。
【0052】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態では、第1のバスと第2のバスとの間で双方向のDMA転送を行う例について説明したが、第1のバスから第2のバスへのDMA転送のみ、あるいは第2のバスから第1のバスへのDMA転送のみを行う場合にも本発明を適用できる。また、DMAチャネル数、各バスに接続される回路等は実施の形態に限定されないことは勿論である。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、第1のバス及び第2のバスの間にバッファメモリを有するバス中継手段を設け、第1のバスに第1のダイレクトメモリアクセス(DMA)制御手段を、第2のバスに第2のダイレクトメモリアクセス制御手段をそれぞれ接続し、これらの第1、第2のダイレクトメモリアクセス制御手段により、第1のバスに接続されたメモリやデバイスと第2のバスに接続されたメモリやデバイスとの間のダイレクトメモリアクセス転送を、上記バッファメモリを介して行わせると共に、上記バス中継手段からの上記第1又は上記第2のダイレクトメモリアクセス制御手段へのダイレクトメモリアクセス要求をデータ処理手段(CPU)によりマスクし、上記データ処理手段により上記バス中継手段内の上記バッファメモリを直接アクセスすることにより、このバッファメモリを介して、異なるバス上の各メモリやデバイスの間でのダイレクトメモリアクセス転送が行える。このとき、各バス上のダイレクトメモリアクセス要求をそれぞれのバス上のデータ処理手段(CPU)がマスクし、直接上記バッファメモリをアクセスすることによって、ダイレクトメモリアクセス機能をチェックすることができる。また、第1のバス上のデータ処理手段が第2のバス上のダイレクトメモリアクセス要求をマスクし、第2のバス側から上記バッファメモリをアクセスすることによって、第2のバスのダイレクトメモリアクセス機能をチェックすることができる。
【0054】
従って、異なるバス間のダイレクトメモリアクセス転送機能を容易にデバッグし、問題のある場所を特定することができる。また、主体となるバス上のデータ処理手段だけで機能確認を行うことができ、さらに、他方のバスに直接アクセスすることによりダイレクトメモリアクセス機能以外のデバッグを行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に用いられるバス中継器の内部構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態が適用されたシステムの一例を示すブロック図である。
【図6】2バスを用いるシステムの従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 第1のバス、 12 第2のバス、 13 バス中継器、 21,26CPU、 22,27 DMAコントローラ、 23,28 デバイス、 24,29 メモリ、 31,32 内部バス、 33 FIFOメモリ、 34バッファ制御ユニット、 35,36 マスクフラグ、 37,38 DREQビット、 39 バスゲートウェイ
Claims (5)
- バッファメモリを有しており、第1のバス及び第2のバスが接続されるとともに、前記第1のバス側のDMA要求を禁止するための第1のフラグ及び前記第2のバス側のDMA要求を禁止するための第2のフラグを備えたバス中継手段と、
前記第1のバスに接続されており、前記バス中継手段からのDMA要求があるときに前記第1のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送を行うための第1のDMA制御手段と、
前記第2のバスに接続されており、前記バス中継手段からのDMA要求があるときに前記第2のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送を行うための第2のDMA制御手段と、
前記第1のバス及び前記第2のバスの少なくとも一方に設けられるデータ処理手段と、を備えた装置により実行される方法であって、
前記データ処理手段が、DMA転送が正常に行われているか否かを診断する際に、前記第1のフラグ及び/又は前記第2のフラグにより前記バス中継手段から前記第1のDMA制御手段及び/又は前記第2のDMA制御手段へのDMA要求を禁止するとともに、前記第1のDMA制御手段及び/又は前記第2のDMA制御手段に代わって前記バス中継手段の前記バッファメモリに直接アクセスする段階、を含むことを特徴とする、
データ転送方法。 - バッファメモリを有しており、第1のバス及び第2のバスが接続されるとともに、前記第1のバス側のDMA要求を禁止するための第1のフラグ及び前記第2のバス側のDMA要求を禁止するための第2のフラグを備えたバス中継手段と、
前記第1のバスに接続されており、前記バス中継手段からのDMA要求があるときに前記第1のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送を行うための第1のDMA制御手段と、
前記第1のバスに接続される第1のデータ処理手段と、
前記第2のバスに接続されており、前記バス中継手段からのDMA要求があるときに前記第2のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送を行うための第2のDMA制御手段と、
前記第2のバスに接続される第2のデータ処理手段と、を備えた装置により実行される方法であって、
前記第1のデータ処理手段が、前記第1のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送が正常に行われているか否かを診断する際に、前記第1のフラグにより前記バス中継手段から前記第1のDMA制御手段への前記DMA要求を禁止するとともに、前記第1のDMA制御手段に代わって前記バス中継手段の前記バッファメモリに直接アクセスする段階と、
前記第2のデータ処理手段が、前記第2のバスと前記バス中継手段との間のDMA転送が正常に行われているか否かを診断する際に、前記第2のフラグにより前記バス中継手段から前記第2のDMA制御手段への前記DMA要求を禁止するとともに、前記第2のDMA制御手段に代わって前記バス中継手段の前記バッファメモリに直接アクセスする段階と、を含むことを特徴とする、
データ転送方法。 - 第1のバス及び第2のバスが接続されるとともに、前記第1のバス側のDMA要求を禁止するための第1のフラグ及び前記第2のバス側のDMA要求を禁止するための第2のフラグを備えたバス中継手段と、
前記第1のバスに接続されており、前記第1のバスと前記バス中継手段との間でDMA転送を行うための第1のDMA制御手段と、
前記第2のバスに接続されており、前記第2のバスと前記バス中継手段との間でDMA転送を行うための第2のDMA制御手段と、
前記第1のバス及び前記第2のバスの少なくとも一方に設けられており、DMA転送が正常に行われているか否かを診断する際に、前記第1のフラグ及び/又は前記第2のフラ グにより前記バス中継手段から前記第1のDMA制御手段及び/又は前記第2のDMA制御手段へのDMA要求を禁止するとともに、前記第1のDMA制御手段及び/又は前記第2のDMA制御手段に代わって前記バス中継手段を直接アクセスするデータ処理手段と、を備えることを特徴とする、
データ転送装置。 - 前記データ処理手段が前記第1のバス及び前記第2のバスの各々に設けられており、
前記第1のバスに設けられているデータ処理手段は、前記第1のフラグにより前記第1のDMA制御手段への前記DMA要求を禁止するように構成され、
前記第2のバスに設けられているデータ処理手段は、前記第2のフラグにより前記第2のDMA制御手段への前記DMA要求を禁止するように構成されている、
請求項3記載のデータ転送装置。 - 前記バス中継手段は、前記第1のバスと前記第2のバスとでデータの送受を行うためのバッファメモリを備えており、
前記データ処理手段は、このバッファメモリにアクセス可能なように構成されている、
請求項3記載のデータ転送装置。
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