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JP3641408B2 - Automatic analyzer and automatic analysis method - Google Patents

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JP3641408B2
JP3641408B2 JP2000046776A JP2000046776A JP3641408B2 JP 3641408 B2 JP3641408 B2 JP 3641408B2 JP 2000046776 A JP2000046776 A JP 2000046776A JP 2000046776 A JP2000046776 A JP 2000046776A JP 3641408 B2 JP3641408 B2 JP 3641408B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生化学検査,免疫血清学的検査などの分析に関し、多種類の試料をいれた試料容器を試料架設機構にセットして測定する自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動分析装置のオペレータが測定依頼順や測定登録順に並べた試料を載置したラックは、分析装置の試料分注位置に搬送され、位置決めされた後、サンプルプローブが所定の回数,試料を分注し、一試料の分注が終了すると、ラックが投入側から収納側へと一試料分移動し、次の試料の分注動作を再び開始する。このように同じ動作を繰り返して試料容器が一試料分ずつ進んでいく。従来は一試料分の分注動作が完了すると、次の新しい試料を分注するためにラックが必ず一試料分進んだ。測定数100で測定値の再現性を測定する場合、100個の試料容器と100個の試料容器に入れる試料を準備した。この理由は、オペレータの依頼情報の入力ミスによる試料分注動作のミスを最小限に抑えるため、連続して依頼情報に同じラック番号・ポジション番号が入力できないという入力の制限を設けていたためである。評価測定専用の画面を作る方法もあったが、従来の装置では、装置の動作制御にメモリを取られ、使用できるメモリ容量が限られていたため不可能であった。
【0003】
特開平9−96643号公報には、同一の検体をマイクロプレートに分注する場合には、同一の液吸入補助管を使用することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
100個の試料容器に入れられる装置の精度管理に使用される試料は高価であり、従って高価な試料を多量準備しなければならなかった。この理由は、オペレータの依頼情報の入力ミスによる試料分注動作のミスを最小限に抑えるため、連続して依頼情報に同じラック番号・ポジション番号が入力できないという入力の制限を設けていたためである。評価測定専用の画面を作る方法もあったが、従来の装置では、装置の動作制御にメモリを取られ、使用できるメモリ容量が限られていたため不可能であった。
【0005】
臨床検査の自動分析装置には、高いレベルの測定精度の維持が要求されるため、検査室で定期的に再現性や正確性などのチェックが行われる。特に装置の据付け時には、装置メーカ,試薬メーカおよび検査施設オペレータのチェック作業が数週間に渡って行われる。従来は試料容器のセットなどの実験上の手間がかかり、再現性などのチェック作業に長時間かかっていた。手間がかかるため作業ミスも多かった。また、使用済みの試料容器や精度管理試料などの廃棄物が多量に発生していた。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑み、装置の構造を複雑にすることなく、同一の試料容器からの試料の繰り返し分注を可能とすることで、自動分析装置の測定精度評価や試薬の検討で頻繁に行う同時再現性測定,直線性測定,試料の共存物質の影響測定,サンプルプローブ・試薬プローブ・攪拌棒・反応容器のキャリオーバの有無確認等の作業を容易にできる自動分析装置および自動分析方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上のような問題点を解決するために、本発明は次のような構成とする。
【0008】
ルーチン操作画面に基礎性能試験項目の画面を付加し、同時再現性,直線性,共存物質,攪拌棒のキャリオーバ,反応容器のキャリオーバ,試薬プローブのキャリオーバ,サンプルプローブのキャリオーバの実験選択ボタンを設けておき、このボタンを押すことによって各実験の条件設定の画面が表れ、依頼情報を入力できることとする。
【0009】
臨床検査技師が測定精度評価用の試料を持ってきた場合、一般試料の測定モードでは同一試料容器からの連続測定ができないため、オペレータは画面を評価モードへ変更し、評価モードの画面から測定依頼をする。依頼情報はメモリに記憶され、オペレータは試料を載置したラックをセットして、装置をスタートする。装置は先ずラック番号または検体IDを読み取り、試料容器の有無を検知する。読み取ったラック番号や試料IDがメモリ内に記憶した依頼情報と一致すると、依頼情報に従って項目のサンプリングを行う。従来の装置では、ラック番号,ラック上のポジション番号,試料IDの入力エリアへ、連続して同じラック番号,ポジション番号,試料IDを入力できなかった。本発明では、ラック番号,ポジション番号、または試料IDの入力エリアへ同じ数字を入力できるようにした。
【0010】
サンプルプローブは一定サイクル毎に試料分注動作を繰り返すだけで、搬送用のベルトがラックの位置決めをするため、同一の試料容器から同じ項目の分注動作を繰り返したい場合、同じラック番号・同じポジション番号を必要試料数分画面から入力しておけば、何回でも同じポジション番号から試料分注動作を繰り返すことができるようにする。
【0011】
通常は、ラック投入側からラック収納側へのみラックは進行したが、ラックを二つの爪で挟み込んで、ラックを保持することで、逆方向への移動も可能にし、サンプルキャリオーバの測定のように高濃度試料の後に低濃度試料を数回測定するような同一パターンの繰り返し測定にも、試料の使いまわしができるようにした。
【0012】
通常投入されたラックは、一ラック分の測定が終了すると排出され、次のラックが試料分注エリアに導入され、位置決めされる。本発明では例えば一ラックが5試料ラックでラックを一つだけ投入した場合、6試料目のラック番号指定が同じであれば、ラックを再検ラインを利用して投入側へ再度戻し、本ラックの1ポジション目の試料を6試料目の試料として認識して測定するものである。同一のラック番号を希望する測定回数分連続して入力し、ラックを循環させることができるようにした。ラック番号の異なるラックを割り込ませて、ラック番号の異なる複数のラックを循環させることもできる。
【0013】
同一試料容器に入った同一試料の繰り返し測定を容易にするために、装置の試料分注エリアの搬送ライン上部に、一度に多量の試料を入れられる容器を設置できるホルダを設け、一度に多量の試料をセットして同一試料を繰り返し測定ができるようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
【0015】
図1は、本実施例で示す自動分析装置のラックの搬送および収納方式を示す図であり、次にその基本動作を示す。
【0016】
自動分析装置はラック複数のラックである試料架設装置を備えた投入部1と試料分注装置および試薬分注装置で備えた2つの分析部2,分析部3,搬送ライン4、およびラック収納部5から構成される。各ラックは複数のポジションを有し、ここに試料容器が入れられる。
【0017】
試料を試料容器6に入れラック7にセットする。このラック7は、ラック投入部1に装着する。各試料6の分析項目を入力,登録後、スタートキーを押すと、装置はリセット動作に引き続き、ラックを搬送用の爪で引き、ラック搬送を開始する。ラック投入部1から送り出されたラック7は、ラック番号または試料IDをラック番号あるいは試料ID読み取り器10で読み取られる。装置は入力情報に該当するラックが投入されたかどうか判断し、該当するラックが来た時は、試料分注エリアへ搬送する。ラック上の複数載置されている試料の中の先頭の試料がメインライン8上の試料分注位置に位置決めされる。試料容器6中の試料を分取し、設定量だけ反応容器へ吐出し、依頼したテスト数だけ分取と吐出を繰り返す。試料の分取が完了したラックは、ラック収納部5に回収され、測定が完了する。
【0018】
図2は試料を受付けてから測定を完了するまでの処理のフローチャートを示したものである。
【0019】
オペレータは測定する試料をセットする(S101)。測定する試料の測定目的に従い装置画面上で測定モードを「緊急」「一般」「評価」のなかからいずれかを選択し(S102)、各試料固有の依頼情報を入力する。試料が血清なのか尿なのかその他のものかを表す試料種別(S103)、試料の通し番号である試料番号(S104)、試料をセットしたラック番号(S105)、ポジション番号(S106)、試料容器の種類を表すカップ種別(S107)、および測定依頼項目(S108)を順に入力し、装置をスタートする(S109)。装置はラック番号や検体IDを読み取り(S110)、試料容器の有無を検知し(S111)、試料を分注する(S113)。試料の分注動作中、次の試料番号のラック番号とポジション番号をチェックし、ラック番号とポジション番号入力値が同じ(一致)のとき、ラックの送り動作を行わない(S112)すなわち、ラックを同一位置に止め、同一ポジションにある試料について試料分注動作を(S113)を行う。結果の出力ととともに測定が終了する(S114)。
【0020】
図3,図4,図5は、測定モードの切り替えと依頼情報の入力を兼ねた装置の画面例である。測定モードを「評価」にして、図3は試料の識別にラック番号303とポジション番号304を使用した例、図4は試料の識別に試料ID番号401を用いた例である。また、測定項目の依頼の時は、従来一試料に対し、同じ項目を複数個依頼できない方式が採用されてきたが、本発明の実施例である図5は、ソフトウェアを変更してあり、同一試料に同じ項目を複数個依頼できるようにし、同じ項目の繰り返し測定を可能にした画面の例を示す。
【0021】
図3の画面例を使用して、具体的に説明する。試料番号1番から5番まででラック番号1のポジション番号1からASTを5回測定し、試料番号6番から10番までで同じくラック番号1のポジション番号2からASTをやはり5回、計10回測定する場合に、画面からは次のように入力する。先ず、試料種別301を入力し、次に、試料番号302,ラック番号303,ポジション番号304を入力していく。試料番号−ラック番号−ポジション番号の組み合わせで順に示すと、試料番号1で1−1−1、試料番号2で2−1−1、さらに3−1−1,4−1−1,5−1−1,6−1−2,7−1−2,8−1−2,9−1−2,10−1−2となる。すべて測定依頼項目選択キー305でAST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)を依頼する。最後に測定に使用するカップ種別306を入力する。ラック番号が1番のラックが投入されると装置は、ラック番号が1番のラックのポジション番号1番を試料分注エリアに位置決めし、AST測定のため、サンプルプローブをラック番号1番のポジション番号1番の試料容器内へ5回突っ込む。5回目と6回目の分注動作のインターバルに、ラックが一試料分、進行方向へ動いて位置決めされ、ラック番号1番のポジション番号2番から5回ASTの分注動作を行う。従来は、一試料でASTを1回分注すると強制的にラックが一試料分移動するため、10個の試料容器を必要としたが、1番と2番に置いた2個の試料容器で10テストの測定を行うことができ、実験の手間を省き、試料容器を節約できる。
【0022】
図4に示すように、図3のラック番号303およびポジション番号304に代えて、試料ID番号401を用いても同様の測定を行うことができる。
【0023】
図5は、前述したように、同一試料に同じ項目を、例えばASTを複数回依頼する例を示す。
【0024】
ここで測定依頼の内容を示せば次の通りである。
【0025】
AST:アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
ALT:アラニンアミノトランスフェラーゼ
LD:乳酸デヒドロゲナーゼ
TP:総蛋白
ALP:アルカリ性ホスファターゼ
GLU:グリコース
ALB:アルプミン
T−BIL:総ビリルビン
D−BIL:直接ビリルビン
GGT:γ−グルタミルトランスペプチターゼ
LAP:ロイシンアミノペプチターゼ
MG:マグネシウム
IP:無機リン
FE:鉄
CHE:コリンエステラーゼ
T−CHO:総コレステロール
F−CHO:遊離型コレステロール
BUN:尿素窒素
PL:リン脂質
HDL−C:HDL−コレステロール
TTT:チモール混濁試験
ZTT:硫酸亜鉛混濁試験
NA:ナトリウム
K:カリウム
CL:塩素
CU:銅
CRP:C反応性蛋白
RF:リウマチ因子
【0026】
図6に、本実施例で示す自動分析装置のラックの搬送方式の変形例を示す。
【0027】
前述したラック搬送方式では、ラック7が投入側から収納側へ移動するだけであったが、この例では、投入側から収納側へも収納側から投入側へも移動ができるようにしている。逆行動作ができるようラックは搬送用ベルト15に連結したラックホルダ16で両側から爪ではさみ込まれ搬送される。本実施例によると、サンプルキャリオーバの測定のように、2種類以上の異なる濃度試料の測定が必要な場合、一度測定に使用し試料分注位置を通過した試料を再度試料分注位置に戻して測定することができるようになる。
【0028】
図7に、本実施例で示す自動分析装置のラックの搬送方式の他の変形例を示す。
【0029】
オペレータは試料の載置されたラックをラック投入部1にセットして、装置をスタートする。先頭のラックの測定が行われ、一度試料分注が完了した測定済みのラックは装置が持っている再検試料用の再検ライン11を利用して循環され再度測定される。よって、同一試料の連続測定ができるものである。
【0030】
試料分注エリアに位置決めされたラック7は、依頼情報に従って分注が行われ、測定後メインライン8に再度戻され、再検試料用の再検ライン11を逆戻りしてラック投入部1に戻り、ラック番号あるいは試料ID読み取り器10でラック番号あるいは試料IDを再度読み取り後、再び試料分注エリアに位置決めされ、分注が行われる。依頼した測定がすべて終ったラックはラック収納部5に収納される。同一の試料容器を繰り返し測定に使用できるため、実験の手間が省かれ、使用する試料容器の数が減る。
【0031】
図8に、本実施例で示す自動分析装置の試料の測定方法の変形例を示す。この例では、装置の試料分注位置の上部に、多量の試料を入れた連続測定試料容器、特に連続測定専用試料容器14と、本容器をセットする試料容器ホルダ13を設ける。本試料容器ホルダ13に、連続測定専用試料容器14に試料をセット、あるいは満たしてセットすると、容器がセットされたという検知が入り、装置は評価モードに入ったことを認識する。スタートスイッチを押すと、装置はオペレータの入力した評価測定用の依頼情報に従い測定をする。試料容器を一切準備する必要がないため、実験の手間を省くことができる。
【0032】
次に、装置の基礎性能測定について説明する。
【0033】
図9に同時再現性を測定する時のフローチャートを示す。
【0034】
同時再現性測定は、基礎性能測定の1種であり、試料数20程度以上での測定値の再現性(平均値,標準偏差,変動係数)をチェックする試験である。
【0035】
オペレータは装置の基礎性能測定画面上で基礎性能測定項目の1つである測定モード「再現性」を選択し(S901),試料種別(S902),カップ種別(S903),測定回数(N数)(S904),試料数(S905),測定項目(S906)を順に入力する。試料容器を載置したラックを準備してセットし(S907)、装置をスタートする(S908)。装置はラック番号や検体IDを読み取り(S909),試料容器の有無を検知し(S910),試料を分注する(S911)。結果の出力ととともに測定が終了する(S912)。測定終了後、再現性計算キーを押すと再現性結果を自動計算し表示する(S913)。
【0036】
図10は、同時再現性測定の測定条件の入力画面の例である。本画面例を用いて、動作について具体的に説明する。
【0037】
ASTの再現性を測定回数(N数)20回、試料数2個で測定する場合には、画面からは次のように入力する。まず、選択キー1001で「再現性」を選択する。試料種別1002,カップ種別1003を入力する。次に測定回数(N数)1004に20、試料数1005に2を入力し、測定項目選択キー1006でASTを依頼すると1つの試料から10回分注動作を行うことを装置が自動で計算し認識する。試料容器をラックのポジション1から順にセットし、ラックを装置に架設する。スタートキー1007を押すと、装置は測定を開始する。試料分注位置に搬送されたラックのポジション1の試料容器内にサンプルプローブはAST測定のため10回突っ込む。その後、ラックが一試料分進行方向へ動いてポジション2においてAST測定のため10回分注動作を行う。その後、ラックはラック収納部に収納される。測定終了後、再現性計算キー1008を押すと再現性結果を自動計算し表示する。従来は、一試料の分注動作が完了すると強制的にラックが一試料分移動するため、20個の試料容器を必要とした。しかし、本法で行えば2個の試料で20テストの測定を行うことができる。以上のように試料番号が変わっても同一の試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによって、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃棄物が減る。
【0038】
図11は、直線性測定の測定条件の入力画面の例である。本画面例を用いて、動作について具体的に説明する。直線性試験は、測定目的物資の濃度が次第に濃くなるに従って、どこまで装置の測定値が直線性を持っているかを確認する試験である。
【0039】
先ずオペレータは装置画面上の選択キー1101で「直線性」を選択する。つぎに測定条件として、測定する系列数1102,各試料の濃度1103a〜j,各試料の試料種別1104,試料番号1105,ラック番号1106,ポジション番号1107,カップ種別1108、および測定項目1109を順に入力する。測定する試料をセットし、装置のスタートキー1110を押す。装置はラック番号や検体IDを読み取り、試料容器の有無を検知し、試料を分注する。最初の1試料について、依頼項目すべての分注動作が完了するまで、ラックポジションを固定し分注動作を行う。本試料の分注動作完了後、装置はラックポジション送りを一試料分行う。未測定試料が無くなるまで分注動作を継続する。結果の出力ととともに測定が終了する。データの出力は、各系列の全測定値と計算値を画面および印字で行う。結果確認キー1111を押すことで、直線性のグラフを画面上に表示する。
【0040】
以上のように試料番号が変わっても同一の試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによって、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃棄物が減る。
【0041】
図12は、共存物質試験の測定条件入力の画面例である。本画面例を用いて、入力方法と動作について具体的に説明する。共存物質試験は、共存物質の影響度を測定するためのもので、試料中に含まれる測定目的物質と試薬との反応を妨害する物質が、本来の測定目的物質に対してどの程度測定値の上で影響を与えるかを確認する試験である。一般的に臨床検査の検査項目において本反応を妨害する代表的な物質として、イントラリポス(乳び成分),アスコルビン酸,ヘモグロビン(溶血成分),ビリルビン(黄疸成分)の4成分がある。測定では、共存物質と試料を段階的(0/10〜10/10)に混合して調製した通常11種類の試料を分析し、共存物質の添加量と測定目的物質の値の関係を比較することで妨害程度を確認する。さらに、数段階に濃度調製をした試料を複数回測定し、ばらつきの確認をする。
【0042】
オペレータは装置画面上の選択キー1201で「共存物質」を選択する。つぎに測定条件として、系列数1202および各試料の共存物質濃度1203a〜j、各試料の試料種別1204,試料番号1205,ラック番号1206,ポジション番号1207,カップ種別1208、および測定項目入力エリアで、測定項目1209を順に入力する。測定する試料を載置したラックをセットし、装置のスタートキー1210を押す。装置はラック番号や検体IDを読み取り、試料容器の有無を検知し、試料を分注する。最初の1試料について、依頼項目すべての分注動作が完了するまで、ラックポジションを固定し分注動作を行う。本試料の分注動作完了後ラックポジション送りを一試料分行う。未測定試料が無くなるまで分注動作を継続する。結果の出力ととともに測定が終了する。データの出力においては、各系列の全測定値が画面に表示され、プリンタへ印字される。結果確認キー1211を押すことで、共存物質のグラフを画面上に表示する。
【0043】
図12の画面上で、測定依頼を行う場合、複数回測定を行う試料はラック番号入力エリアへ同一ラック番号を、ポジション番号入力エリアへ同一ポジション番号を入力し、同一試料容器からの同一項目の繰り返し測定を行わせる。一つのラックに5試料載置できるラックの測定回数(N数)=5の測定を例に取ると、試料番号の1〜5番はすべてラック番号を1、ポジション番号を1として図12中のAST,ALT,LD,…等の項目を選択する。
【0044】
続けて試料番号の6〜10は全てラック番号を1,ポジション番号を2として上記と同じ項目を選択する。
【0045】
以下、試料番号11〜15はラック番号1,ポジション番号3、
試料番号16〜20はラック番号1,ポジション番号4、
試料番号21〜25はラック番号1,ポジション番号5、
試料番号26〜30はラック番号2,ポジション番号1、
試料番号31〜35はラック番号2,ポジション番号2、
試料番号36〜40はラック番号2,ポジション番号3、
試料番号41〜45はラック番号2,ポジション番号4、
試料番号46〜50はラック番号2,ポジション番号5、
試料番号51〜55はラック番号3,ポジション番号1とそれぞれ項目選択を実施した後、11段階に濃度調製をした試料をカップに分注後、指定したラックに試料をセットして分析を開始する。以上のように試料番号が変わっても同一の試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによって、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃棄物が減る。
【0046】
攪拌棒のキャリオーバ試験は、洗浄後も攪拌棒の表面に付着した試薬成分が次の項目測定の反応液に持ち越され、次の項目の測定値に影響を与えるかどうか、また与えるならどの程度測定値上与えるのかを確認する試験である。
【0047】
例えば、項目Aから項目Bへの攪拌棒のキャリオーバを測定する場合、攪拌棒に付着して次のテストに持ち越される試薬成分が次の項目にどの程度影響を与えるか見るため、同じ値を持つ試料を連続して測定しなければならない。
【0048】
通常、オペレータはキャリオーバを受けない条件でB項目の平均値を測定回数30程度で測定し、さらに連続してA項目の後にB項目を測定することを「AAA・BBB・AAA・BBB…」のように繰り返し行う。A項目の直後のB項目の測定値とB項目の平均値を比較し、有意に差がある場合、影響有りと判断する。
【0049】
攪拌棒のキャリオーバを測定する時の装置の動作について図13の画面例と図1を使用して説明する。
【0050】
オペレータは、図13の選択キー1301で「攪拌棒キャリオーバ」を選択する。次にオペレータは測定条件の試料種別1302,カップ種別1303,測定に使用する試料容器の数を意味する試料数1304,影響を受ける側の測定項目の基準値測定の測定回数1305,影響を与える側の測定項目名1306とその連続するテスト数1307,影響を受ける側の測定項目名1308とその連続するテスト数1309,A項目からB項目への影響をみる測定ラウンド数1310を順に入力する。装置は、全テスト数を測定に使用する試料数で割り、一つの試料容器からの分注回数を自動で計算し認識する。
【0051】
オペレータは、図1の精度管理試料6を載置したラック7をラック投入部1にセットする。図13の装置のスタートキー1311を押すと、ラック7は、ラック番号あるいは試料IDをラック番号あるいは試料ID読み取り器10で読み取られラック上の試料容器の有無を検知された後、メインライン8を進み分析部2,3に導入され、試料分注位置で位置決めされる。ポジション番号が変わるまで、サンプルローブが一つの試料容器から、B項目×30回、AAABBB…と依頼情報に従い試料分注を行う。データの出力は、各テストの全測定値を画面表示すると同時に、プリンタへ印字する。図13の結果確認キー1312を押すことで、キャリオーバ率の計算値を画面表示し、プリンタへ印字する。
【0052】
以上のように試料番号が変わっても同一の試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによって、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃棄物が減る。
【0053】
反応容器のキャリオーバ試験は、洗浄後も異なる項目の測定に繰り返し使用される反応容器の内面に付着した試薬成分が、次の項目の反応液に持ち越された時、測定値に影響を与えるか、与えるならどの程度与えるのかを確認する試験である。
【0054】
例えば項目Aから項目Bへ反応容器のキャリオーバを測定する場合、反応容器の内面に付着して次のテストに持ち越される試薬成分が次の項目の測定値へどの程度影響を与えるか見るため、同じ値を持つ試料を連続して測定しなければならない。
【0055】
通常オペレータは、まずB項目の基準値測定のため測定回数30以上で再現性測定を依頼し、A項目の試薬で反応容器を汚すため、A項目を10テスト程度に渡り測定依頼する。次のラウンドでA項目を測定した反応容器群でB項目を測定してキャリオーバを見るため、A項目反応容器群の最初の反応容器にちょうどB項目が来るように、1度目のA項目測定群の最後のテストの次のテストより次のラウンドのキャリオーバを受けるB項目測定の直前のテストまでダミー項目を依頼する。A項目を測定した反応容器で測定したB項目の測定値が、測定回数30程度のB項目の基準値(平均値)と比較し、有意に差がある場合に、影響があったと判断する。
【0056】
反応容器のキャリオーバを測定する時の装置の動作例について図14の画面例と図1を使用して説明する。
【0057】
オペレータは図14の画面上の選択キー1401で、「反応容器キャリオーバ」を選択する。次にオペレータは測定条件の試料種別1402,カップ種別1403,測定に使用する試料容器の数を意味する試料数1404,影響を受ける側の測定項目の基準値測定の測定回数1405,影響を与える側の測定項目名1406とその連続するテスト数1407,影響を受ける側の測定項目名1408とその連続するテスト数1409,インターバルを埋めるためのダミー項目の項目名1410を順に入力する。装置は、全テスト数を測定に使用する試料数で割り、一つの試料容器からの分注回数を自動で計算し認識する。
【0058】
オペレータは、図1の精度管理試料6を載置したラック7をラック投入部1にセットする。図14のスタートキー1411を押すと、ラック7はラック番号あるいは試料IDをラック番号あるいは試料ID読み取り器10で読み取られ、ラック上の試料容器の有無を検知された後、メインライン8を進み分析部2,3に導入され、試料分注位置で位置決めされる。ラック上のポジション番号が変わるまで、サンプルローブは、一つの試料容器から、B項目群,A項目群,ダミー項目群,B項目群の順に、B項目を30テスト,A項目を10テスト、このA項目群の最後のテストの次のテストから2度目のB項目群の直前のテストまで反応容器を埋めるためにダミー項目、さらにA項目からの影響を受けるB項目10テストの順に試料分注を行う。データの出力は、各テストの全測定値を画面表示し、プリンタへ印字する。結果確認キー1412を押すことで、キャリオーバ計算値を画面表示し、プリンタへ印字する。
【0059】
以上のように試料番号が変わっても同一の試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによって、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃棄物が減る。
【0060】
以上のように、試料の分注ならびに試薬の分注によって複数の試料を次々に測定する自動分析方法において、測定試料項目と依頼測定項目および基礎性能測定項目とを画面に表示し、同一ラックの同一ポジションにある試料を複数回分注するに当って、測定試料および依頼測定の内容を画面上に指示し、これを記憶して画面を変更し、基礎性能測定項目から次の基礎性能測定、すなわち
測定値の再現性測定、
測定値の直線性測定、
共存物質影響度測定、
撹拌棒のキャリオーバ測定、
反応容器のキャリオーバ測定、
試薬プローブのキャリオーバ測定、
サンプルプローブのキャリオーバ測定
のいずれかの測定を指示し、当該ラックを同一位置に設定して、同一ポジションにある試料について試料分注を行う自動分析方法が提供される。
【0061】
試薬プローブのキャリオーバ試験は、洗浄後も試薬プローブの内外面に付着した試薬成分が次の項目の反応液に持ち越され、次の項目の測定値に影響を与えるかどうか、また与えるならどの程度測定値上与えるのかを確認する試験である。この場合、試薬プローブのキャリオーバ試験は通常、スクリーニング試験実施で受ける項目・与える項目を絞り込み、キャリオーバの確認試験を実施する。本発明の実施例では、キャリオーバの確認試験について説明をする。
【0062】
例えば、項目Aから項目Bへの試薬プローブのキャリオーバを測定する場合、試薬プローブの内外面に付着して次のテストに持ち越される試薬成分が次の項目にどの程度影響を与えるか見るため、同じ値を持つ試料を連続して測定しなければならない。
【0063】
通常、オペレータはキャリオーバを受けない条件のB項目の平均値を測定回数30程度で測定し、さらに連続してA項目の後にB項目を測定することを「AAA・BBB・AAA・BBB…」のように繰り返し行う。A項目の直後のB項目の測定値とB項目の平均値を比較し、有意に差がある場合、影響有りと判断する。
【0064】
試薬プローブのキャリオーバを測定する時の装置の動作例について図15の画面例と図1を使用して説明する。
【0065】
オペレータは図15の画面上のキャリオーバR、プローブを示す選択キー1501で「試薬プローブキャリオーバ」を選択する。次にオペレータは測定条件の試料種別1502,カップ種別1503,測定に使用する試料容器の数を意味する試料数1504,影響を受ける側の測定項目の基準値測定時の測定回数1505,影響を与える側の測定項目名1506とその連続するテスト数1507,影響を受ける側の測定項目名1508とその連続するテスト数1509,A項目からB項目への影響をみるラウンド数1510を順に入力する。装置は、全テスト数を測定に使用する試料数で割り、一つの試料容器からの分注回数を自動で計算し認識する。
【0066】
オペレータは、図1の精度管理試料6を載置したラック7をラック投入部1にセットする。図15のスタートキー1511を押すと、ラック7はラック番号あるいは試料IDをラック番号あるいは試料ID読み取り器10で読み取られ、ラック上の試料容器の有無を検知された後、メインライン8を進み分析部2,3に導入され、試料分注位置で位置決めされる。ラック上のポジション番号が変わるまで、サンプルローブが、一つの試料容器から、B項目×30回、AAABBB…と依頼情報に従い試料分注を行う。データの出力は、各テストの全測定値を画面表示し、プリンタへ印字する。図15の結果確認キー1512を押すことで、キャリオーバ率の計算値を画面表示しプリンタへ印字する。
【0067】
以上のように試料番号が変わっても同一の試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによって、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃棄物が減る。
【0068】
サンプルプローブのキャリオーバ試験は、洗浄後もサンプルプローブの内外面に付着して残る試料成分が、次の試料の測定項目の反応液に持ち越され、次の項目の測定値に影響を与えるか、また与えるならどの程度与えるのかを確認する試験である。
【0069】
通常オペレータは、測定目的物質が高濃度に入った高濃度試料を3回連続して測定し、続けて測定目的物質が入っていない測定値がゼロの低濃度試料を3回連続して測定する。あらかじめ測定値がゼロの低濃度試料を測定回数30程度で測定しておき、その平均値(基準値)と高濃度試料を測定した直後の低濃度試料の測定値とを比較し、有為の差がある場合、影響があると判断する。サンプルプローブのキャリオーバ率は、基準値と高濃度試料を測定した直後の低濃度試料の測定値との差を高濃度試料の濃度で割って求める。高濃度試料の濃度は、通常そのままでは測定できないため希釈して測定する。
【0070】
サンプルプローブのキャリオーバを測定する時の装置の動作例について図16の画面例と図2を使用して説明する。
【0071】
オペレータは図16の画面上のキャリオーバS、プローブを示す選択キー1601で「サンプルプローブキャリオーバ」を選択する。次にオペレータは測定条件の試料種別1602,カップ種別1603,キャリオーバを測定したい測定項目1604、を順に入力する。さらに、高濃度試料をセットしたラック番号1605・ポジション番号1606・その分注回数1607,被キャリオーバの低濃度試料をセットしたラック番号1608・ポジション番号1609・その分注回数1610,高濃度試料の濃度測定用に希釈した希釈試料をセットしたラック番号1611・ポジション番号1612・その分注回数1613を順に入力する。
【0072】
5試料ラックを例に取る。オペレータが、高濃度試料(以下試料A)をセットしたラック番号に1,ポジション番号に1,分注回数に3,低濃度試料の生理食塩水(以下試料B)をセットしたラック番号に1,ポジション番号に2,3,4、各分注回数に1,希釈試料(以下試料C)をセットしたラック番号に2,ポジション番号に1,2,3,4,5、各分注回数に1を順に入力し、入力した情報に従い試料とラック番号1,ラック番号2のラックをラック投入部1にセットする。スタートキー1614を押すと、ラック7は、ラック番号あるいは試料IDをラック番号あるいは試料ID読み取り器10で読み取られ、ラック上の試料容器の有無を検知された後、メインライン8を進み分析部2,3に導入され、試料分注位置で位置決めされる。先頭ラックのポジション番号1の試料Aを3回続けて分注し、引き続き後続のポジション番号2,3,4の試料Bを各試料容器1回ずつ分注する。さらにラック番号2のポジション番号1,2,3,4,5の試料Cを各試料容器1回ずつ、計11回分注し測定を終了する。データの出力は、各テストの全測定値を画面表示し、プリンタへ印字する。結果確認キー1615を押すことで、キャリオーバ率の計算値を画面表示し、プリンタへ印字する。
【0073】
以上のように試料番号が変わっても同一の試料容器から同じ項目を測定できる機能を持つことによって、実験の手間が省かれ、使用済みの試料容器等の廃棄物が減る。
【0074】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を持つ。
【0075】
本発明は、測定項目と基礎性能測定項目を備えた画面を追加して同一ポジションにある試料について同一項目の測定回数を指定し、この場合に当該ラックを同一位置に止めることで、自動分析装置の試薬の検討で頻繁に行われる同時再現性,測定値の直線性,共存物質の影響,サンプルプローブ・試薬プローブ・攪拌棒・反応容器のキャリオーバの有無確認等の装置の基礎性能測定を従来よりも容易にできるようになる。また、オペレータが、安心して装置から離れることができるという意味で作業の効率がアップする。取り扱う試料容器の数を減らすことができるため作業時間が短くでき、作業ミスも減らせる。
【0076】
さらに、使用する試料容器数や試料消費量が減らせることで、感染の危険がある使用済み試料容器や試料自体の廃棄物を低減でき、環境問題にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同一試料の繰り返し測定機能を持つ自動分析装置の外観図。
【図2】同一試料を繰り返し測定するためのフロー図。
【図3】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図4】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図5】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図6】同一試料の繰り返し測定機能を持つ自動分析装置の外観図。
【図7】同一試料の繰り返し測定機能を持つ自動分析装置の外観図。
【図8】同一試料の繰り返し測定機能を持つ自動分析装置の外観図。
【図9】同一試料を繰り返し測定するためのフロー図。
【図10】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図11】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図12】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図13】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図14】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図15】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【図16】自動分析装置の測定依頼画面例を示す図。
【符号の説明】
1…ラック投入部、2…分析部D、3…分析部P、4…搬送ライン、5…ラック収納部、6…試料容器、7…ラック、8…メインライン、9…再検バッファー、10…ラック番号あるいは試料ID読み取り器、11…再検ライン、12…再測定のラック、13…試料容器ホルダ、14…繰り返し測定専用試料容器、15…搬送用ベルト、16…ラックホルダ。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an analysis such as a biochemical test and an immunoserologic test, and relates to an automatic analyzer that sets and measures a sample container containing various types of samples in a sample erection mechanism.
[0002]
[Prior art]
The rack on which the samples arranged by the automatic analyzer operator in the order of measurement request and measurement registration are transported to the sample dispensing position of the analyzer and positioned, and then the sample probe dispenses the sample a predetermined number of times. When the dispensing of one sample is completed, the rack moves by one sample from the loading side to the storage side, and the dispensing operation for the next sample is started again. In this way, the same operation is repeated and the sample container advances by one sample. Conventionally, when the dispensing operation for one sample is completed, the rack always advances by one sample in order to dispense the next new sample. In the case of measuring the reproducibility of the measurement value with a measurement number of 100, 100 sample containers and samples to be put in 100 sample containers were prepared. This is because there is an input restriction that the same rack number and position number cannot be continuously input to the request information in order to minimize mistakes in the sample dispensing operation due to input errors in the request information of the operator. . Although there was a method of creating a screen dedicated to evaluation measurement, it was impossible with the conventional apparatus because the memory was taken up for operation control of the apparatus and the usable memory capacity was limited.
[0003]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-96643 describes that when the same specimen is dispensed into a microplate, the same liquid inhalation auxiliary tube is used.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The sample used for quality control of the apparatus put in 100 sample containers is expensive, and therefore, a lot of expensive samples have to be prepared. This is because there is an input restriction that the same rack number and position number cannot be continuously input to the request information in order to minimize mistakes in the sample dispensing operation due to input errors in the request information of the operator. . Although there was a method of creating a screen dedicated to evaluation measurement, it was impossible with the conventional apparatus because the memory was taken up for operation control of the apparatus and the usable memory capacity was limited.
[0005]
Since automatic analyzers for clinical tests are required to maintain a high level of measurement accuracy, reproducibility and accuracy are regularly checked in the laboratory. In particular, at the time of installation of the apparatus, the check work of the apparatus manufacturer, reagent manufacturer, and inspection facility operator is performed over several weeks. Conventionally, it took time and labor for experiments such as setting a sample container, and it took a long time to check reproducibility. There were many work mistakes because it took time. In addition, a large amount of waste such as used sample containers and quality control samples was generated.
[0006]
In view of this point, the present invention enables frequent dispensing of a sample from the same sample container without complicating the structure of the apparatus, so that the measurement accuracy of an automatic analyzer and the examination of reagents are frequently used. Automatic analyzer and automatic analysis method that can easily perform simultaneous reproducibility measurement, linearity measurement, sample coexistence substance influence measurement, sample probe / reagent probe / stirring rod / reaction vessel carryover check, etc. The purpose is to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has the following configuration.
[0008]
A screen for basic performance test items has been added to the routine operation screen, with buttons for selecting experiments for simultaneous reproducibility, linearity, coexisting substances, stirring bar carryover, reaction vessel carryover, reagent probe carryover, and sample probe carryover. By pressing this button, the screen for setting the conditions for each experiment appears, and the request information can be entered.
[0009]
When a laboratory technician brings a sample for measuring accuracy evaluation, continuous measurement from the same sample container is not possible in the general sample measurement mode, so the operator changes the screen to the evaluation mode and requests measurement from the evaluation mode screen. do. The request information is stored in the memory, and the operator sets the rack on which the sample is placed and starts the apparatus. The apparatus first reads the rack number or sample ID and detects the presence or absence of the sample container. If the read rack number or sample ID matches the request information stored in the memory, the items are sampled according to the request information. In the conventional apparatus, the same rack number, position number, and sample ID cannot be continuously input to the rack number, the position number on the rack, and the sample ID input area. In the present invention, the same number can be input to the rack number, position number, or sample ID input area.
[0010]
The sample probe repeats the sample dispensing operation every fixed cycle, and the conveyor belt positions the rack, so if you want to repeat the dispensing operation of the same item from the same sample container, the same rack number and the same position By inputting the number of necessary samples from the screen, the sample dispensing operation can be repeated from the same position number as many times as necessary.
[0011]
Normally, the rack has only progressed from the rack loading side to the rack storage side, but holding the rack by holding the rack with two claws allows it to move in the opposite direction, as in sample carryover measurement. In addition, the sample can be reused for repeated measurement of the same pattern in which a low concentration sample is measured several times after a high concentration sample.
[0012]
The normally loaded rack is discharged when the measurement for one rack is completed, and the next rack is introduced into the sample dispensing area and positioned. In the present invention, for example, when one rack is five sample racks and only one rack is loaded, if the rack number designation of the sixth sample is the same, the rack is returned to the loading side using the retest line, and the rack The first position sample is recognized as the sixth sample and measured. The same rack number was input continuously for the desired number of measurements so that the rack could be circulated. A plurality of racks having different rack numbers can be circulated by interrupting racks having different rack numbers.
[0013]
In order to facilitate repeated measurement of the same sample in the same sample container, a holder is installed on the upper part of the transport line in the sample dispensing area of the device to install a container that can hold a large amount of sample at one time. A sample was set so that the same sample could be repeatedly measured.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a diagram showing a rack transport and storage method of the automatic analyzer shown in the present embodiment, and the basic operation will be described next.
[0016]
The automatic analyzer includes a plurality of racks, a loading unit 1 provided with a sample erection device, two analysis units 2, an analysis unit 3, a transport line 4, and a rack storage unit provided in the sample dispensing device and the reagent dispensing device. It is composed of five. Each rack has a plurality of positions, into which sample containers are placed.
[0017]
A sample is put in a sample container 6 and set in a rack 7. The rack 7 is attached to the rack loading unit 1. When the start key is pressed after inputting and registering the analysis items of each sample 6, the apparatus continues the reset operation and pulls the rack with the transfer claws to start the rack transfer. The rack 7 sent out from the rack loading unit 1 is read by the rack number or sample ID reader 10 with the rack number or sample ID. The apparatus determines whether or not the rack corresponding to the input information has been inserted, and when the rack arrives, transports it to the sample dispensing area. The top sample among the plurality of samples placed on the rack is positioned at the sample dispensing position on the main line 8. The sample in the sample container 6 is collected and discharged to the reaction container by a set amount, and the collection and discharge are repeated for the requested number of tests. The rack for which the sample has been collected is collected in the rack storage unit 5 and the measurement is completed.
[0018]
FIG. 2 shows a flowchart of processing from receiving a sample to completing the measurement.
[0019]
The operator sets a sample to be measured (S101). According to the measurement purpose of the sample to be measured, the measurement mode is selected from “Emergency”, “General”, and “Evaluation” on the apparatus screen (S102), and request information specific to each sample is input. Sample type (S103) indicating whether the sample is serum, urine or other, sample number (S104) which is the serial number of the sample, rack number (S105) where the sample is set, position number (S106), sample container The cup type (S107) indicating the type and the measurement request item (S108) are sequentially input, and the apparatus is started (S109). The apparatus reads the rack number and sample ID (S110), detects the presence or absence of a sample container (S111), and dispenses the sample (S113). During the sample dispensing operation, the rack number and position number of the next sample number are checked, and when the rack number and the position number input value are the same (match), the rack feeding operation is not performed (S112). The sample is stopped at the same position, and the sample dispensing operation is performed on the sample at the same position (S113). The measurement ends with the output of the result (S114).
[0020]
3, 4, and 5 are screen examples of the apparatus that serves as both a measurement mode switch and request information input. FIG. 3 shows an example in which the rack number 303 and the position number 304 are used for sample identification, and FIG. 4 shows an example in which the sample ID number 401 is used for sample identification. In addition, when requesting measurement items, a method in which a plurality of the same items cannot be requested for a single sample has been employed, but FIG. 5 which is an embodiment of the present invention has the same software, and the same An example of a screen that allows multiple requests for the same item to the sample and enables repeated measurement of the same item is shown.
[0021]
This will be specifically described with reference to the screen example of FIG. AST is measured 5 times from sample number 1 to 5 and rack number 1 from position number 1 to sample number 5, and AST is also measured from sample number 6 to 10 in the same manner from rack number 1 to position number 2 to 5 times. When measuring once, input from the screen as follows. First, the sample type 301 is input, and then the sample number 302, the rack number 303, and the position number 304 are input. When the sample number-rack number-position number combination is shown in order, sample number 1 is 1-1-1, sample number 2 is 2-1-1, and 3-1-1, 4-1-1, 5- 1-1, 6-1-2, 7-1-2, 8-1-2, 9-1-2, and 10-1-2. Request all AST (aspartate aminotransferase) with the measurement request item selection key 305. Finally, the cup type 306 used for measurement is input. When the rack with the rack number 1 is inserted, the device positions the position number 1 of the rack with the rack number 1 in the sample dispensing area and places the sample probe in the position with the rack number 1 for AST measurement. Push 5 times into the number 1 sample container. At the interval between the fifth and sixth dispensing operations, the rack is moved and positioned by one sample in the traveling direction, and the AST dispensing operation is performed five times from position number 2 of rack number 1. Conventionally, when AST is dispensed once with one sample, the rack is forcibly moved by one sample, so ten sample containers are required. However, two sample containers placed in No. 1 and No. 2 require 10 sample containers. Test measurements can be performed, saving labor for experiments and saving sample containers.
[0022]
As shown in FIG. 4, the same measurement can be performed using a sample ID number 401 instead of the rack number 303 and the position number 304 in FIG.
[0023]
FIG. 5 shows an example in which AST is requested a plurality of times for the same item, for example, as described above.
[0024]
Here, the contents of the measurement request are shown as follows.
[0025]
AST: aspartate aminotransferase
ALT: Alanine aminotransferase
LD: Lactate dehydrogenase
TP: Total protein
ALP: alkaline phosphatase
GLU: Glicose
ALB: Alpmin
T-BIL: Total bilirubin
D-BIL: Direct bilirubin
GGT: γ-glutamyl transpeptidase
LAP: Leucine aminopeptidase
MG: Magnesium
IP: inorganic phosphorus
FE: Iron
CHE: Cholinesterase
T-CHO: Total cholesterol
F-CHO: Free cholesterol
BUN: urea nitrogen
PL: Phospholipid
HDL-C: HDL-cholesterol
TTT: Thymol turbidity test
ZTT: Zinc sulfate turbidity test
NA: Sodium
K: Potassium
CL: Chlorine
CU: Copper
CRP: C-reactive protein
RF: rheumatoid factor
[0026]
FIG. 6 shows a modification of the rack transport system of the automatic analyzer shown in this embodiment.
[0027]
In the rack transport system described above, the rack 7 is merely moved from the loading side to the storage side. However, in this example, the rack 7 can be moved from the loading side to the storage side and from the storage side to the loading side. The rack is sandwiched between the claws from both sides by the rack holder 16 connected to the conveyor belt 15 so as to be able to perform the reverse operation. According to the present embodiment, when measurement of two or more kinds of different concentration samples is necessary as in sample carryover measurement, the sample once used for measurement and returned to the sample dispensing position is returned to the sample dispensing position. Can be measured.
[0028]
FIG. 7 shows another modification of the rack transport method of the automatic analyzer shown in this embodiment.
[0029]
The operator sets the rack on which the sample is placed in the rack loading unit 1 and starts the apparatus. The first rack is measured, and the measured rack once sample dispensing has been completed is circulated using the retest line 11 for the retest sample possessed by the apparatus and measured again. Therefore, the same sample can be continuously measured.
[0030]
The rack 7 positioned in the sample dispensing area is dispensed according to the request information, returned to the main line 8 after the measurement, returned to the retest line 11 for the retest sample, and returned to the rack input unit 1 to return to the rack. After the rack number or sample ID is read again by the number or sample ID reader 10, it is positioned again in the sample dispensing area and dispensed. The rack for which all requested measurements are completed is stored in the rack storage unit 5. Since the same sample container can be used repeatedly for measurement, the labor of experiments is saved and the number of sample containers used is reduced.
[0031]
FIG. 8 shows a modification of the sample measuring method of the automatic analyzer shown in this embodiment. In this example, a continuous measurement sample container containing a large amount of sample, particularly a continuous measurement dedicated sample container 14 and a sample container holder 13 for setting this container are provided above the sample dispensing position of the apparatus. When a sample is set in or filled with the sample container holder 13 for the continuous measurement, the detection that the container has been set is entered, and the apparatus recognizes that the evaluation mode has been entered. When the start switch is pressed, the apparatus performs measurement according to the evaluation measurement request information input by the operator. Since it is not necessary to prepare any sample container, the labor of the experiment can be saved.
[0032]
Next, the basic performance measurement of the apparatus will be described.
[0033]
FIG. 9 shows a flowchart for measuring the simultaneous reproducibility.
[0034]
The simultaneous reproducibility measurement is one type of basic performance measurement, and is a test for checking the reproducibility (average value, standard deviation, coefficient of variation) of measured values when the number of samples is about 20 or more.
[0035]
The operator selects the measurement mode “reproducibility” which is one of the basic performance measurement items on the basic performance measurement screen of the apparatus (S901), the sample type (S902), the cup type (S903), and the number of measurements (N number). (S904), the number of samples (S905), and the measurement item (S906) are input in order. A rack on which the sample container is placed is prepared and set (S907), and the apparatus is started (S908). The apparatus reads the rack number and sample ID (S909), detects the presence or absence of the sample container (S910), and dispenses the sample (S911). The measurement ends with the output of the result (S912). When the reproducibility calculation key is pressed after the measurement is completed, the reproducibility result is automatically calculated and displayed (S913).
[0036]
FIG. 10 is an example of an input screen for measurement conditions for simultaneous reproducibility measurement. The operation will be specifically described with reference to this screen example.
[0037]
When measuring the AST reproducibility with the number of measurements (N number) of 20 and the number of samples of 2, the following is input from the screen. First, “Reproducibility” is selected with the selection key 1001. A sample type 1002 and a cup type 1003 are input. Next, when 20 is input to the number of measurements (N number) 1004 and 2 is input to the number of samples 1005, and the AST is requested with the measurement item selection key 1006, the apparatus automatically calculates and recognizes that a dispensing operation is performed 10 times from one sample. To do. The sample container is set in order from the position 1 of the rack, and the rack is installed on the apparatus. When the start key 1007 is pressed, the apparatus starts measurement. The sample probe thrusts 10 times into the sample container at position 1 of the rack that has been transported to the sample dispensing position for AST measurement. Thereafter, the rack moves in the traveling direction for one sample, and at position 2, a dispensing operation is performed 10 times for AST measurement. Thereafter, the rack is stored in the rack storage unit. When the reproducibility calculation key 1008 is pressed after the measurement is completed, the reproducibility result is automatically calculated and displayed. Conventionally, since the rack is forcibly moved by one sample when the dispensing operation of one sample is completed, 20 sample containers are required. However, if this method is used, 20 tests can be measured with two samples. As described above, the ability to measure the same item from the same sample container even if the sample number changes can save the labor of the experiment and reduce the waste such as the used sample container.
[0038]
FIG. 11 is an example of an input screen for measurement conditions for linearity measurement. The operation will be specifically described with reference to this screen example. The linearity test is a test for confirming to what extent the measured value of the apparatus has linearity as the concentration of the object to be measured gradually increases.
[0039]
First, the operator selects “linearity” using the selection key 1101 on the apparatus screen. Next, as measurement conditions, the number of series to be measured 1102, the concentration 1103a to j of each sample, the sample type 1104 of each sample, the sample number 1105, the rack number 1106, the position number 1107, the cup type 1108, and the measurement item 1109 are sequentially input. To do. Set the sample to be measured and press the start key 1110 of the apparatus. The apparatus reads the rack number and sample ID, detects the presence or absence of the sample container, and dispenses the sample. For the first sample, the rack position is fixed and the dispensing operation is performed until the dispensing operation for all requested items is completed. After the dispensing operation for this sample is completed, the device feeds the rack position for one sample. Continue dispensing until there is no unmeasured sample. The measurement ends with the output of the result. Data is output on the screen and printed out all measured values and calculated values for each series. By pressing the result confirmation key 1111, a linearity graph is displayed on the screen.
[0040]
As described above, the function of measuring the same item from the same sample container even if the sample number changes can save the labor of the experiment and reduce the waste such as the used sample container.
[0041]
FIG. 12 is a screen example of measurement condition input for the coexisting substance test. The input method and operation will be specifically described using this screen example. The coexisting substance test is used to measure the degree of influence of coexisting substances, and how much the substance that interferes with the reaction between the target substance and the reagent contained in the sample is measured against the original target substance. It is a test to confirm whether it affects the above. In general, typical substances that interfere with this reaction in laboratory test items include four components: intralipos (chyle component), ascorbic acid, hemoglobin (hemolytic component), and bilirubin (jaundice component). In the measurement, 11 kinds of samples prepared by mixing the coexisting substance and the sample stepwise (0/10 to 10/10) are analyzed, and the relationship between the added amount of the coexisting substance and the value of the target substance is compared. Check the degree of interference. Furthermore, a sample whose concentration is adjusted in several stages is measured a plurality of times, and the variation is confirmed.
[0042]
The operator selects “coexisting substances” using the selection key 1201 on the apparatus screen. Next, as the measurement conditions, the series number 1202 and the coexisting substance concentrations 1203a to j of each sample, the sample type 1204 of each sample, the sample number 1205, the rack number 1206, the position number 1207, the cup type 1208, and the measurement item input area, Measurement items 1209 are sequentially input. Set the rack on which the sample to be measured is placed, and press the start key 1210 of the apparatus. The apparatus reads the rack number and sample ID, detects the presence or absence of the sample container, and dispenses the sample. For the first sample, the rack position is fixed and the dispensing operation is performed until the dispensing operation for all requested items is completed. After the dispensing operation of this sample is completed, the rack position is fed by one sample. Continue dispensing until there is no unmeasured sample. The measurement ends with the output of the result. In data output, all measured values of each series are displayed on a screen and printed on a printer. By pressing the result confirmation key 1211, a graph of coexisting substances is displayed on the screen.
[0043]
When a measurement request is made on the screen of FIG. 12, the same rack number is input to the rack number input area and the same position number is input to the position number input area for the sample to be measured a plurality of times. Repeat measurement. Taking the measurement of the number of times of measurement of racks (N number) = 5 where 5 samples can be placed in one rack as an example, the sample numbers 1 to 5 are all 1 as the rack number and 1 as the position number in FIG. Select items such as AST, ALT, LD,.
[0044]
Subsequently, for the sample numbers 6 to 10, the rack number is 1 and the position number is 2, and the same items as above are selected.
[0045]
Hereinafter, sample numbers 11 to 15 are rack number 1, position number 3,
Sample numbers 16-20 are rack number 1, position number 4,
Sample numbers 21-25 are rack number 1, position number 5,
Sample numbers 26-30 are rack number 2, position number 1,
Sample numbers 31-35 are rack number 2, position number 2,
Sample numbers 36-40 are rack number 2, position number 3,
Sample numbers 41 to 45 are rack number 2, position number 4,
Sample numbers 46-50 are rack number 2, position number 5,
Sample Nos. 51 to 55 are selected with rack No. 3 and position No. 1, respectively, and after dispensing the sample whose concentration was adjusted in 11 stages into cups, the sample is set in the designated rack and the analysis is started. . As described above, the ability to measure the same item from the same sample container even if the sample number changes can save the labor of the experiment and reduce the waste such as the used sample container.
[0046]
The carry-over test of the stir bar is a measure of whether and how much the reagent components attached to the surface of the stir bar are carried over to the reaction solution for the next item measurement after washing, and how much the measurement value of the next item is affected. This is a test to check whether the value is given.
[0047]
For example, when measuring the carry-over of a stir bar from item A to item B, it has the same value to see how much the reagent components that adhere to the stir bar and carry over to the next test affect the next item The sample must be measured continuously.
[0048]
Normally, the operator measures the average value of the B item at a measurement count of about 30 under the condition that no carryover is applied, and further measures the B item after the A item in “AAA / BBB / AAA / BBB ...”. Repeat as shown. The measured value of the B item immediately after the A item is compared with the average value of the B item, and if there is a significant difference, it is determined that there is an influence.
[0049]
The operation of the apparatus when measuring the carryover of the stirring bar will be described with reference to the screen example of FIG. 13 and FIG.
[0050]
The operator selects “stirring bar carryover” with the selection key 1301 in FIG. 13. Next, the operator measures the sample type 1302, the cup type 1303 of the measurement conditions, the number of samples 1304 which means the number of sample containers used for the measurement, the number of times of measurement 1305 of the reference value measurement of the measurement item on the affected side, and the influential side The measurement item name 1306 and the number of consecutive tests 1307, the affected measurement item name 1308 and the number of consecutive tests 1309, and the number of measurement rounds 1310 for examining the influence from the A item to the B item are sequentially input. The device divides the total number of tests by the number of samples used for measurement, and automatically calculates and recognizes the number of dispensings from one sample container.
[0051]
The operator sets the rack 7 on which the quality control sample 6 of FIG. When the start key 1311 of the apparatus of FIG. 13 is pressed, the rack 7 reads the rack number or sample ID with the rack number or sample ID reader 10 and detects the presence or absence of the sample container on the rack, and then the main line 8 It is introduced into the advance analysis units 2 and 3 and positioned at the sample dispensing position. Until the position number changes, the sample lobe is dispensed from one sample container according to the request information B item × 30 times, AAABBB... Data output is printed on the printer at the same time that all measured values for each test are displayed on the screen. By pressing the result confirmation key 1312 shown in FIG. 13, the calculated value of the carryover rate is displayed on the screen and printed on the printer.
[0052]
As described above, the ability to measure the same item from the same sample container even if the sample number changes can save the labor of the experiment and reduce the waste such as the used sample container.
[0053]
The reaction container carry-over test affects the measured value when reagent components adhering to the inner surface of a reaction container repeatedly used for measurement of different items after washing are carried over to the reaction liquid of the next item. This is a test to check how much to give.
[0054]
For example, when measuring the carryover of a reaction vessel from item A to item B, the same is applied to see how much the reagent components that adhere to the inner surface of the reaction vessel and carry over to the next test affect the measured value of the next item. Samples with values must be measured continuously.
[0055]
Usually, the operator first requests reproducibility measurement 30 times or more for measuring the reference value of the B item, and requests the measurement of the A item for about 10 tests in order to contaminate the reaction container with the reagent of the A item. In order to measure the B item in the reaction vessel group that measured the A item in the next round and see the carryover, the first A item measurement group so that the B item comes to the first reaction vessel of the A item reaction vessel group. The dummy item is requested from the test after the last test until the test immediately before the B item measurement that receives the carry-over of the next round. When the measured value of the B item measured in the reaction container in which the A item is measured is compared with the reference value (average value) of the B item having about 30 measurements, it is determined that there is an influence when there is a significant difference.
[0056]
An example of the operation of the apparatus when measuring the carryover of the reaction vessel will be described with reference to the screen example of FIG. 14 and FIG.
[0057]
The operator selects “reaction vessel carryover” using the selection key 1401 on the screen of FIG. Next, the operator measures the sample type 1402 of the measurement condition, the cup type 1403, the number of samples 1404 which means the number of sample containers used for the measurement, the number of measurements 1405 of the reference value measurement of the measurement item on the affected side, and the influential side The measurement item name 1406 and its consecutive test number 1407, the affected measurement item name 1408 and its continuous test number 1409, and the dummy item item name 1410 for filling the interval are sequentially input. The device divides the total number of tests by the number of samples used for measurement, and automatically calculates and recognizes the number of dispensings from one sample container.
[0058]
The operator sets the rack 7 on which the quality control sample 6 of FIG. When the start key 1411 of FIG. 14 is pressed, the rack 7 reads the rack number or sample ID with the rack number or sample ID reader 10 and detects the presence or absence of the sample container on the rack, and then proceeds to the main line 8 for analysis. It is introduced into the parts 2 and 3 and positioned at the sample dispensing position. Until the position number on the rack changes, the sample lobe starts from one sample container in the order of B item group, A item group, dummy item group, B item group, 30 tests for B item, 10 tests for A item, In order to fill the reaction container from the test following the last test of the A item group to the second test immediately before the B item group, sample dispensing was performed in the order of the dummy item and the B item 10 test affected by the A item. Do. For data output, all measured values for each test are displayed on the screen and printed on a printer. By pressing the result confirmation key 1412, the calculated carryover value is displayed on the screen and printed on the printer.
[0059]
As described above, the ability to measure the same item from the same sample container even if the sample number changes can save the labor of the experiment and reduce the waste such as the used sample container.
[0060]
As described above, in the automatic analysis method that measures multiple samples one after another by sample dispensing and reagent dispensing, the measurement sample item, requested measurement item, and basic performance measurement item are displayed on the screen, and the same rack When dispensing the sample at the same position multiple times, the contents of the measurement sample and requested measurement are indicated on the screen, this is memorized, the screen is changed, and the next basic performance measurement from the basic performance measurement items, that is,
Reproducibility measurement of measured values,
Linearity measurement of measured values,
Coexistence substance influence measurement,
Carryover measurement of a stirring bar,
Carryover measurement of reaction vessel,
Carryover measurement of reagent probe,
Sample probe carry-over measurement
There is provided an automatic analysis method for instructing one of the measurements, setting the rack at the same position, and dispensing the sample at the same position.
[0061]
The reagent probe carry-over test measures whether and how much of the reagent component adhering to the inner and outer surfaces of the reagent probe is carried over to the reaction liquid of the next item after washing, and affects the measured value of the next item. This is a test to check whether the value is given. In this case, the carry-over test of the reagent probe usually narrows down items to be received and items to be given in the screening test, and carries out a carry-over confirmation test. In the embodiment of the present invention, a carry-over confirmation test will be described.
[0062]
For example, when measuring the carry-over of a reagent probe from item A to item B, the same applies to see how much the reagent components that adhere to the inner and outer surfaces of the reagent probe and carry over to the next test affect the next item. Samples with values must be measured continuously.
[0063]
Usually, the operator measures the average value of the B item under the condition of not carrying over at the number of measurement of about 30, and further measures the B item after the A item in “AAA / BBB / AAA / BBB. Repeat as shown. The measured value of the B item immediately after the A item is compared with the average value of the B item, and if there is a significant difference, it is determined that there is an influence.
[0064]
An example of the operation of the apparatus when measuring the carryover of the reagent probe will be described with reference to the screen example of FIG. 15 and FIG.
[0065]
The operator selects “reagent probe carryover” using the carryover R and probe selection key 1501 on the screen of FIG. Next, the operator affects the sample type 1502, the cup type 1503 of the measurement conditions, the number of samples 1504 which means the number of sample containers used for the measurement, the number of measurements 1505 when measuring the reference value of the measurement item on the affected side, and the influence. The measurement item name 1506 on the side and the number of consecutive tests 1507, the measurement item name 1508 on the affected side and the number of consecutive tests 1509, and the number of rounds 1510 for examining the influence from the A item to the B item are sequentially input. The device divides the total number of tests by the number of samples used for measurement, and automatically calculates and recognizes the number of dispensings from one sample container.
[0066]
The operator sets the rack 7 on which the quality control sample 6 of FIG. When the start key 1511 in FIG. 15 is pressed, the rack 7 reads the rack number or sample ID with the rack number or sample ID reader 10 and detects the presence or absence of the sample container on the rack, and then proceeds to the main line 8 for analysis. It is introduced into the parts 2 and 3 and positioned at the sample dispensing position. Until the position number on the rack changes, the sample lobe dispenses samples from one sample container according to the request information, B item × 30 times, AAABBB. For data output, all measured values for each test are displayed on the screen and printed on a printer. When the result confirmation key 1512 in FIG. 15 is pressed, the calculated carryover rate is displayed on the screen and printed on the printer.
[0067]
As described above, the ability to measure the same item from the same sample container even if the sample number changes can save the labor of the experiment and reduce the waste such as the used sample container.
[0068]
In the carry-over test of the sample probe, the sample components remaining on the inner and outer surfaces of the sample probe after washing are carried over to the reaction solution of the measurement item of the next sample and affect the measurement value of the next item. This is a test to check how much to give.
[0069]
Usually, an operator measures a high-concentration sample with a high concentration of the target substance for measurement three times in succession, and then continuously measures a low-concentration sample with zero measurement value without the target substance for measurement three times in succession. . A low-concentration sample with a measurement value of zero is measured in advance at about 30 measurements, and the average value (reference value) is compared with the measurement value of the low-concentration sample immediately after the high-concentration sample is measured. If there is a difference, it is judged that there is an influence. The carryover rate of the sample probe is obtained by dividing the difference between the reference value and the measured value of the low concentration sample immediately after measuring the high concentration sample by the concentration of the high concentration sample. The concentration of a high-concentration sample is usually measured as it is because it cannot be measured as it is.
[0070]
An example of the operation of the apparatus when measuring the carryover of the sample probe will be described with reference to the screen example of FIG. 16 and FIG.
[0071]
The operator selects “sample probe carry-over” with the select key 1601 indicating the carry-over S and probe on the screen of FIG. Next, the operator sequentially inputs a sample type 1602, a cup type 1603, and a measurement item 1604 to be measured for carryover as measurement conditions. Furthermore, rack number 1605 in which a high concentration sample is set, position number 1606, the number of times of dispensing 1607, rack number 1608 in which a low-concentration sample to be carried over is set, position number 1609, number of times of dispensing 1610, and concentration of the high concentration sample The rack number 1611, the position number 1612, and the number of times of dispensing 1613 in which the diluted sample diluted for measurement is set are sequentially input.
[0072]
Take a 5 sample rack as an example. The operator sets the high-concentration sample (hereinafter referred to as Sample A) to the rack number, 1 to the position number, 1 to the number of dispensings, 3 to the rack number where the low-concentration sample physiological saline (hereinafter referred to as Sample B) is set to 1, Position number 2, 3, 4; 1 for each number of dispenses; 1 for diluted sample (hereinafter sample C); 2 for rack number; 1, 2, 3, 4, 5 for position number; 1 for each number of dispenses Are sequentially input, and the sample and the rack of rack number 1 and rack number 2 are set in the rack loading unit 1 according to the input information. When the start key 1614 is pressed, the rack 7 reads the rack number or sample ID with the rack number or sample ID reader 10 and detects the presence or absence of the sample container on the rack. , 3 and positioned at the sample dispensing position. Sample A at position number 1 in the first rack is dispensed three times in succession, and sample B at subsequent position numbers 2, 3, and 4 is dispensed once at each sample container. Further, the sample C of position number 1, 2, 3, 4, 5 of rack number 2 is dispensed once for each sample container, a total of 11 times, and the measurement is completed. For data output, all measured values for each test are displayed on the screen and printed on a printer. By pressing the result confirmation key 1615, the calculated carryover rate is displayed on the screen and printed on the printer.
[0073]
As described above, the ability to measure the same item from the same sample container even if the sample number changes can save the labor of the experiment and reduce the waste such as the used sample container.
[0074]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
[0075]
In the present invention, a screen having measurement items and basic performance measurement items is added to specify the number of times of measurement of the same item for a sample at the same position, and in this case, the rack is stopped at the same position, so that the automatic analyzer Measurement of basic performance of devices such as simultaneous reproducibility, linearity of measured values, influence of coexisting substances, confirmation of presence / absence of carryover of sample probe / reagent probe / stirring rod / reaction vessel Can also be easily done. In addition, the efficiency of work is improved in the sense that the operator can leave the apparatus with peace of mind. Since the number of sample containers to be handled can be reduced, the work time can be shortened and work errors can be reduced.
[0076]
Furthermore, by reducing the number of sample containers to be used and the amount of sample consumption, the waste of used sample containers and samples themselves that are at risk of infection can be reduced, contributing to environmental problems.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of an automatic analyzer having a function of repeatedly measuring the same sample.
FIG. 2 is a flowchart for repeatedly measuring the same sample.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
FIG. 4 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
FIG. 6 is an external view of an automatic analyzer having a function of repeatedly measuring the same sample.
FIG. 7 is an external view of an automatic analyzer having a function of repeatedly measuring the same sample.
FIG. 8 is an external view of an automatic analyzer having a function for repeatedly measuring the same sample.
FIG. 9 is a flowchart for repeatedly measuring the same sample.
FIG. 10 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
FIG. 11 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
FIG. 12 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
FIG. 13 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
FIG. 14 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
FIG. 15 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
FIG. 16 is a diagram showing an example of a measurement request screen of the automatic analyzer.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Rack input part, 2 ... Analysis part D, 3 ... Analysis part P, 4 ... Conveyance line, 5 ... Rack storage part, 6 ... Sample container, 7 ... Rack, 8 ... Main line, 9 ... Retest buffer, 10 ... Rack number or sample ID reader, 11 ... retest line, 12 ... re-measurement rack, 13 ... sample container holder, 14 ... sample container for repeated measurement, 15 ... conveying belt, 16 ... rack holder.

Claims (4)

複数の試料容器が架設できるラックと、
該ラックに架設された試料容器中の試料を分析する分析部と、
該ラックに該分析部に搬送する搬送ラインと、
該ラックを該搬送ラインに投入する投入部と、
分析の終了したラックを収納する収納部と、
を備えた自動分析装置において、
前記ラックに架設された同一の試料容器に入れられた試料に対して分取と吐出を複数回繰り返すことができるように指定できる評価モードと、一般試料の分析のための、同一の試料容器に入れられた試料に対して分取と吐出を複数回繰り返すことができない測定モードを切り替える画面を表示する表示装置を備えたことを特徴とする自動分析装置。
A rack on which a plurality of sample containers can be installed;
An analysis unit for analyzing a sample in a sample container installed on the rack;
A transport line for transporting the analysis unit to the rack;
A loading section for loading the rack into the transport line;
A storage unit for storing racks that have been analyzed;
In an automatic analyzer equipped with
In the same sample container for analysis of general samples and the evaluation mode that can be specified so that sorting and discharging can be repeated multiple times for the samples placed in the same sample container built in the rack An automatic analyzer comprising a display device for displaying a screen for switching a measurement mode in which sorting and discharging cannot be repeated a plurality of times for a sample placed therein.
請求項1記載の自動分析装置において、分取と吐出を複数回繰り返すための連続測定専用試料容器と、該連続測定試料容器をセットする試料容器ホルダを備えたラックを設け、該連続測定試料容器に試料がセットされたことに応じて評価モードに自動設定される機能を備えたことを特徴とする自動分析装置。  The automatic analyzer according to claim 1, further comprising: a sample container for continuous measurement for repeating sorting and discharging a plurality of times, and a rack including a sample container holder for setting the sample container for continuous measurement, and the sample container for continuous measurement An automatic analyzer having a function of automatically setting an evaluation mode when a sample is set in 請求項1または2記載の自動分析装置において、前記評価モードに切り替えると、画面上に再現性、直線性、共存物質、キャリオーバ撹拌棒、キャリオーバ反応容器、キャリオーバ試薬プローブ、キャリオーバサンプルプローブ測定からなる基礎性能測定項目グループのいずれかの項目を表示し、いずれかの項目を選択することに応じて表示された基礎性能測定項目を実行する機能を備えたことを特徴とする自動分析装置。  3. The automatic analyzer according to claim 1, wherein when switching to the evaluation mode, the screen comprises reproducibility, linearity, coexisting substances, carryover stirring bar, carryover reaction vessel, carryover reagent probe, and carryover sample probe measurement. An automatic analyzer having a function of displaying any item of a basic performance measurement item group and executing the displayed basic performance measurement item in response to selection of any item. 請求項1〜3のいずれかに記載の自動分析装置において、一度試料分注が完了した測定済みラックを再度測定されるように循環する再検ラインを設けたことを特徴とする自動分
析装置。
The automatic analyzer according to any one of claims 1 to 3, further comprising a retest line that circulates the measured rack once sample dispensing has been completed so as to be measured again.
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