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JP3582866B2 - イメージ表示装置 - Google Patents

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JP3582866B2
JP3582866B2 JP25648594A JP25648594A JP3582866B2 JP 3582866 B2 JP3582866 B2 JP 3582866B2 JP 25648594 A JP25648594 A JP 25648594A JP 25648594 A JP25648594 A JP 25648594A JP 3582866 B2 JP3582866 B2 JP 3582866B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はイメージ表示装置に関し、特に画面上に表示されているイメージの拡大または縮小および再表示の処理を連続して行うイメージ表示装置に関する。
【0002】
イメージスキャナによって取り込まれた資料がネットワークなどを通じて交換されるようになり、これに伴ってそのような資料を読み易い形で表示するためのアプリケーションの開発が進められている。たとえば、新聞をイメージスキャナによってページ単位で取り込んでイメージデータ化した場合、表示画面にページ全体を表示させたのでは、文字が小さすぎて内容を読むことができない。このため、通常は、該当する記事の部分を拡大して表示させるようにしている。
【0003】
【従来の技術】
図8は従来のイメージの拡大方法の一例を示す図である。たとえば、表示画面にイメージ1の全体が表示されているとし、そのイメージ1の中に、表示対象部2があるとする。ここで、イメージ1の中の表示対象部2付近を詳細に表示させるようにするには、イメージ1の拡大処理が行われる。拡大処理はイメージ1の原点とする左上の位置が固定されていて、この位置から右方向および下方向にイメージ1が広がるように拡大される。
【0004】
拡大されたイメージ1aはイメージ1の原点から拡大されているので、表示対象部2aも拡大される方向に移動しながら拡大されていく。このように、表示対象部2の詳細を表示させるためにイメージ1全体が拡大されると、表示対象部2aは表示対象部2が表示されていた位置とは異なる位置に移動して表示されることになる。この移動が大きくなると、表示対象部2aは表示画面からはみ出てしまうことがある。画面からはみ出た部分はこれを表示させるためのたとえばスクロールバーを使用することにより、表示画面の任意の位置まで拡大されたイメージ1aを移動させて、目的の表示対象部2aを画面中央までもってくることができる。
【0005】
また、従来のイメージの拡大方法の別の例によれば、イメージの中心位置を拡大の固定位置とする方法もある。すなわち、あるイメージを拡大処理をすると、そのイメージはその中心位置から四方に広がるように拡大されていく。この拡大方法においても、イメージの中心位置から外れた部分は、拡大されながら元の位置から四方に移動していく。この方法も、イメージの中心位置から外れた表示対象部が拡大処理によって画面から外れた場合には、イメージをスクロールさせることによって、表示対象部を表示画面内へ移動させることができる。
【0006】
逆に、表示されているイメージを縮小する場合は、縮小されながらイメージの原点または中心位置に向かって表示対象部が移動することになる。この場合も、縮小されたイメージをスクロールさせることによって、イメージを任意の表示位置まで移動させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の拡大または縮小方法に従ってイメージを拡大または縮小した場合、表示対象部がイメージの拡大中心から離れた位置にあると、拡大または縮小処理によって表示対象部が画面上で移動してしまうので、表示対象部を元の表示位置まで戻すために、必ずスクロール操作をしなければならず、しかも表示対象部がイメージの端にあるほど多くのスクロール操作が必要になる、という問題点があった。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、後でスクロール操作を必要としないようにイメージを拡大または縮小処理するイメージ表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図1は上記目的を達成する本発明の原理図である。図1に示した本発明のイメージ表示装置は、イメージの拡大または縮小の中心位置を入力する入力手段10と、イメージの拡大または縮小を行うイメージサイズ変更手段11と、イメージの拡大または縮小の前後の中心位置の差分だけ、拡大または縮小したイメージの位置を補正するイメージ位置補正手段12と、位置補正したイメージを表示する表示手段13と、拡大または縮小のサイズ変更指示の入力がある間は、イメージサイズ変更手段11、イメージ位置補正手段12および表示手段13を繰り返し動作させるイメージ表示制御手段14とによって構成される。
【0010】
【作用】
上述の手段によれば、入力手段10によってイメージの拡大または縮小の中心位置が入力されると、イメージサイズ変更手段11は表示されているイメージを拡大または縮小する。イメージ位置補正手段12は入力手段10で入力された中心位置に基づいてイメージサイズ変更手段11がイメージの拡大または縮小を行ったときに生じる拡大または縮小の前後の中心位置の差分だけ、拡大または縮小後のイメージの位置の補正を行い、位置補正されたイメージを表示手段13に表示する。そして、イメージ表示制御手段14がイメージの拡大または縮小と、拡大または縮小後のイメージの位置の補正と、補正後のイメージの表示とを、繰り返し行わせるようにすることにより、入力位置を中心としたイメージの連続した拡大または縮小処理が行われる。
【0011】
【実施例】
まず、本発明の実施例の概略を説明する。
図1は本発明によるイメージ表示装置の原理構成図である。本発明のイメージ表示装置は、表示中のイメージに対して拡大または縮小するときのその中心位置を入力する入力手段10と、表示されているイメージの拡大または縮小を行うイメージサイズ変更手段11と、入力手段10で入力された中心位置とイメージの拡大または縮小の後の中心位置との差分だけ、拡大または縮小した後のイメージの位置を補正するイメージ位置補正手段12と、位置が補正されたイメージを表示する表示手段13と、拡大または縮小のサイズ変更指示の入力がある間、イメージサイズ変更手段11、イメージ位置補正手段12および表示手段13を繰り返し動作させるイメージ表示制御手段14とによって構成される。
【0012】
この構成によれば、入力手段10は表示手段13に表示されているイメージの拡大または縮小の中心位置を入力する。イメージサイズ変更手段11は表示手段13に表示されているイメージの拡大または縮小処理を行う。イメージ位置補正手段12はイメージサイズ変更手段11によって行われるイメージの拡大または縮小のときに生じる入力手段10で入力された中心位置のずれの差分だけ、拡大または縮小後のイメージの位置を補正する。位置補正されたイメージは表示手段13によって表示される。イメージ表示制御手段14はイメージサイズ変更手段11によるイメージの拡大または縮小と、イメージ位置補正手段12による拡大または縮小後のイメージの位置の補正と、表示手段13による補正後のイメージの表示とを、繰り返し行わせるようにすることにより、入力手段10で入力された中心位置を中心としたイメージの連続した拡大または縮小処理が行われる。
【0013】
入力手段10は好ましくはマウスが使用される。マウスはまた、表示手段13に表示されているイメージに対して拡大または縮小したい部分の中心位置を入力するだけではなく、拡大または縮小のサイズ変更指示の入力をすることもできる。このため、入力手段10としては、拡大または縮小の指示を入力できる2ボタン式のマウスが好適である。したがって、マウスのボタンを押している間、押した位置を中心としてイメージの拡大または縮小を繰り返すことができる。イメージサイズ変更手段11は通常の拡大または縮小方法を使用してイメージをその原点を固定点とした論理画面上に仮想的に拡大または縮小する。この処理の結果はすぐには画面表示に反映されない。イメージ位置補正手段12は位置補正のために拡大または縮小前後の中心位置の差分を計算する。この差分は、入力手段10で入力された中心位置の座標にイメージサイズ変更手段11が一度に拡大または縮小することができる倍率を掛けることによって計算される。次いで、拡大または縮小されたイメージは中心位置の差分だけ移動してきた方向に戻されて、表示手段13に表示される。
【0014】
図2はイメージの表示画面の一表示例を示す図である。この画面表示例によれば、21はたとえばモニタの表示画面の一部に形成されたウィンドウであり、そのウィンドウ21の中にイメージ22が表示されている。このイメージ22はたとえば新聞の1ページ分をイメージスキャナによってイメージデータ化したものである。また、イメージ22の上にはマウスカーソル23が表示されている。
【0015】
ウィンドウ21内の位置は、ウィンドウ21の左上の位置を原点(0,0)とした表示座標系の座標値によって表される。したがって、マウスカーソル23がウィンドウ21内にあるときのその位置は表示座標系で表される。また、ウィンドウ21内に表示されるイメージ22は、その左上の位置をイメージ22の原点とし、その座標は(x,y)とする。このイメージ22内の特定位置の座標はイメージ22の左上の位置を原点としたイメージ座標系で表される。この原点の座標(x,y)は、イメージ22が拡大されていってウィンドウ21の上の枠および左の枠からはみ出たときには負の値を有することになる。
【0016】
マウスカーソル23をイメージ22上の拡大または縮小したい位置に置いてマウスボタンを押すと、そのポイントされた位置は表示座標系の座標値(MDx,MDy)で得られ、この値はイメージ位置補正手段12に記憶され、拡大または縮小の中心位置となる。イメージ22はこの中心位置を中心として拡大または縮小される。以下、この動作をポイントズームという。
【0017】
図3はポイントズーム処理の第1の説明図である。ここでは、イメージを拡大する場合について説明する。この図3において、ポイントズームが行われる前のイメージ30が実線で示されている。このイメージ30の左上の位置は表示座標系の座標(x,y)である。イメージ30上の位置P0がマウスによってポイントされた位置であり、拡大の中心位置である。
【0018】
ここで、イメージ30の仮想的な拡大処理、つまり、画面表示を行わないで、論理的な画面上で拡大する処理を行うと、イメージ30の原点を中心として拡大されたイメージ31が生成される。このイメージ31は破線で示してある。拡大処理が行われると、マウスによってポイントされた位置P0は位置P1に移動される。この位置P0から位置P1への論理的な移動量、すなわち差分は計算によって求めることができる。
【0019】
移動量の計算のためには、まず、マウスによって指示された位置P0がイメージ座標系のどの座標にあるかを計算、すなわち、座標変換をする。イメージ30の左上を原点としてのポイントされた位置P0の座標(IMGx,IMGy)は、次式によって求められる。
【0020】
【数1】
IMGx=MDx−x ・・・(1a)
IMGy=MDy−y ・・・(1b)
次に、位置P0から位置P1までの移動量Δx,Δyは、IMGxおよびIMGyに拡大の倍率を掛けることによって求められる。詳しくは、次式によって求められる。
【0021】
【数2】
Δx=IMGx÷拡大前のxドット数×(拡大後のxドット数−拡大前のxドット数)・・・(2a)
Δy=IMGy÷拡大前のyドット数×(拡大後のyドット数−拡大前のyドット数)・・・(2b)
図4はポイントズーム処理の第2の説明図である。この図4では、仮想的に拡大処理されたイメージ31は破線で示してある。このとき、先にマウスでポイントされた位置P0は位置P1にあるので、次に、このイメージ31を位置P1が位置P0に一致するよう移動してイメージ31の位置補正を行う。すなわち、イメージ31を表示する原点の位置を(x,y)から(x−Δx,y−Δy)にする。これにより、拡大処理をすることによって移動したマウスによるポイント位置は元に戻されて、マウスによる指示位置固定のイメージ拡大を行うことができる。その後、イメージ31の原点の位置は次のように更新される。
【0022】
【数3】
x←x−Δx ・・・(3a)
y←y−Δy ・・・(3b)
図5は連続ズーム処理の流れを示すフローチャートである。この処理の例は、ボタンが左右に2つ有するマウスを使用し、マウスのいずれかのボタンが押し下げられたときに、その位置がポイントズームの中心として位置決めされ、押されたボタンが左側であるか右側であるかによって拡大するのか縮小するのかが決められ、押されたボタンが放されるまでの間、ポイントズーム処理を繰り返して、連続したズーム処理を行う場合を示している。
【0023】
先ず、マウスのボタンが押されたかどうかが判断され、押されていない場合はそのまま終了する(ステップS1)。マウスのボタンが押された場合には、ボタンが押されたときのマウスカーソルの座標(MDx,MDy)がズーム中心位置として記憶される(ステップS2)。次に、押されたマウスのボタンが左側のボタンであるかどうかが判断される(ステップS3)。ここで、左側のボタンが押されたと判断されると、拡大処理のためのフラグが設定され(ステップS4)、右側のボタンが押されたと判断されると、縮小処理のためのフラグが設定される(ステップS5)。その後、タイマが起動される(ステップS6)。
【0024】
次に、タイマが起動されている間に、押されていたマウスのボタンが放されたかどうかが判断され(ステップS7)、もし、この段階でマウスのボタンが放されたならば、タイマをキャンセルして(ステップS8)、ズーム処理を終了する。もし、マウスのボタンが放されずに、タイマがタイムアウトすると(ステップS9)、ポイントズーム処理を行う(ステップS10)。ここで、一連のポイントズーム処理が終了すると、ステップS6に戻って、タイマを起動し、タイマがタイムアップするまでの間、マウスのボタンが放されたかどうかをチェックし、タイマがタイムアップすると、また、一連のポイントズーム処理が行われる、という処理が繰り返される。
【0025】
図6はポイントズーム処理の詳細な流れを示すフローチャートである。ポイントズーム処理は、まず、先に記憶されたズーム中心位置がイメージ内の座標では何処になるのかを求める座標変換が行われる(ステップS11)。この座標変換は、前述の式1a,1bに従って行われる。
【0026】
次に、設定されたフラグが拡大処理用のフラグかどうかが判断される(ステップS12)。ここで、拡大処理用のフラグが設定されていれば、表示されない状態で行われる仮想的な拡大処理が行われ(ステップS13)、縮小処理用のフラグが設定されていれば、仮想的な縮小処理が行われる(ステップS14)。
【0027】
ここで、ズーム処理をしたことによって生じるポイント位置の移動量の計算が行われる(ステップS15)。この計算は、拡大処理の場合は、前述の式2a,2bに従って行われる。
【0028】
そして、ズーム処理後もポイント位置が一致するようイメージを計算された移動量だけ移動させてイメージの位置補正を行う(ステップS16)。次に、位置補正された座標(x−Δx,y−Δy)でイメージを表示し(ステップS17)、最後に、イメージの原点の位置座標(x,y)を(x−Δx,y−Δy)にする(ステップS18)。
【0029】
ステップS13またはステップS14にて処理されるズームの倍率としては、たとえば5パーセント程度である。つまり、タイマが起動してタイムアウトするまでの時間および一回のポイントズーム処理にかかる時間のトータルがたとえば0.5秒とすると、マウスを押している間、0.5秒毎にイメージが5パーセントづつ連続して拡大または縮小されていくことになる。
【0030】
なお、図示の例では、移動量計算を拡大または縮小処理の後で行うようにしたが、この順番は入れ換えてもよい。すなわち、移動量計算のステップS15をステップS12の前に入れて処理するようにすることもできる。これは、移動量の計算は拡大または縮小処理の結果を使用していないことによる。
【0031】
図7は本発明を実施するコンピュータシステムのハードウエア構成の一例を示す図である。図において、コンピュータシステムは、プロセッサ51と、読み取り専用メモリ(ROM)52と、メインメモリ(RAM)53と、グラフィック制御回路54及び表示装置55と、マウス56と、キーボード57と、ハードディスク装置(HDD)58と、フロッピーディスク装置(FDD)59と、プリンタ60とで構成されており、これらの構成要素はバス61によって相互に結合されている。
【0032】
プロセッサ51はコンピュータシステム全体を統括的に制御する。読み取り専用メモリ52にはたとえば立ち上げ時に必要なプログラムが格納されている。メインメモリ53にはシステムプログラム、イメージ表示用のアプリケーションプログラム、ポイントズーム機能を実行するプログラムなどが展開されている他に、ポイントズーム処理対象のイメージデータなどが格納される。
【0033】
グラフィック制御回路54はビデオメモリなどを有し、イメージ表示用のウィンドウ画面、各種アイコンなどを表示信号に変換し、表示装置55に送る。表示装置55は、受けた表示信号を基にしてイメージ表示用のウィンドウ画面を表示する。
【0034】
マウス56は表示装置55の画面上に表示されているマウスカーソルを移動させ、ボタンをクリックすることによってズーム中心位置をポイントしたり、ズーム開始またはズーム終了を指示したり、各種アイコンまたはメニューのコマンドを選択・指示するポインティングデバイスである。キーボード57はイメージファイル名の文字列入力、マウスの代わりに拡大または縮小の指示などに使用される。
【0035】
ハードディスク装置58は、システムプログラム、イメージ表示用のアプリケーションプログラム、ポイントズーム機能を実行するプログラム、イメージデータが入ったイメージファイルなどが格納されている。フロッピーディスク装置59はフロッピーディスク59aに納められているイメージファイルをハードディスク装置58に取り込んだり、たとえばネットワークを通じてダウンロードしたイメージファイルを保存しておくための外部記憶装置である。
【0036】
また、イメージ表示用のアプリケーションプログラムの印刷機能を使用して、ポイントズーム処理をした特定領域のイメージデータをプリンタ60に渡して、紙に印刷することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、表示中のイメージの拡大または縮小表示したい中心位置を入力し、拡大または縮小を行い、拡大縮小後の前後のイメージの中心位置の補正を行うようにしたので、指定された拡大/縮小処理の中心位置をディスプレイ表示上移動させることなく拡大/縮小することができる。
また、拡大または縮小のサイズ変更指示の入力がある間は、イメージサイズの変更、イメージ位置補正を繰り返し動作させるようにしたので、利用者が拡大縮小のサイズ変更をしている間は、その視点を移動させることなく、拡大/縮小の指示が継続される。
このため、ズーム操作を行っても指定された中心位置は変わらないので、ズーム操作後に一々スクロール操作をする必要がなく、イメージの特定の注目点のズーム操作を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるイメージ表示装置の原理構成図である。
【図2】イメージの表示画面の一表示例を示す図である。
【図3】ポイントズーム処理の第1の説明図である。
【図4】ポイントズーム処理の第2の説明図である。
【図5】連続ズーム処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】ポイントズーム処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明を実施するコンピュータシステムのハードウエア構成の一例を示す図である。
【図8】従来のイメージの拡大方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 入力手段
11 イメージサイズ変更手段
12 イメージ位置補正手段
13 表示手段
14 イメージ表示制御手段

Claims (2)

  1. 表示中のイメージの拡大または縮小の中心位置を入力する入力手段と、
    表示されている前記イメージの原点を固定点として前記イメージを拡大または縮小する処理を行うイメージサイズ変更手段と、
    前記入力手段で入力された中心位置前記イメージの拡大または縮小後の中心位置の差分だけ、前記イメージサイズ変更手段にて拡大または縮小した前記イメージの表示位置の補正を行うことにより拡大または縮小後の中心位置が前記入力手段で入力された中心位置に一致するように拡大または縮小された前記イメージを移動させ、前記イメージの表示位置の補正後は、前記イメージの原点を補正後の前記イメージの原点の座標値に更新するイメージ位置補正手段と、
    前記表示位置の補正を行った前記イメージを表示する表示手段と、
    拡大または縮小のサイズ変更指示の入力がある間は、前記イメージサイズ変更手段、前記イメージ位置補正手段および前記表示手段を繰り返し動作させるイメージ表示制御手段とを備えることを特徴とするイメージ表示装置。
  2. 前記入力手段は、更に、前記イメージの拡大または縮小のためのサイズ変更指示の入力をも行うことを特徴とする請求項1記載のイメージ表示装置。
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