JP3578707B2 - 作業用機械における乗降遮断装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の油圧アクチュエータを備えた作業用機械における乗降遮断装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧ショベル等の作業用機械において、オペレータが運転席に乗車していないときや、オペレータが運転席に乗降する際に、誤って操作具が操作されて作業部が突然動き出してしまうことを防ぐため、運転席への乗降通路を遮断する遮断姿勢と、乗降通路を開放する開放姿勢とに変姿自在な遮断棒を設け、そして該遮断棒を、作業用機械に設けられる油圧アクチュエータの油圧系を非作動状態にロックする油圧ロック機構に連動連結して、遮断棒が遮断姿勢のときには油圧アクチュエータを作動させることができるが、遮断棒が開放姿勢のときには油圧アクチュエータを作動させることができないように構成したものがある。
この様な遮断棒は、従来、長さが一定のものであって、その基端部は、例えば運転席部側方に配されるコンソールボックスに揺動自在に軸支され、遮断姿勢のときには先端部が前方に突出して乗降通路を遮断し、また開放姿勢の時には先端部が下方を向いて乗降通路を開放するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の遮断棒は、開放姿勢、つまり先端部が下方を向いている状態では、該遮断棒の先端が運転席床面等に干渉しないように短めの長さであることが好ましいが、遮断棒を短くすると、遮断姿勢、つまり先端部が前方を向いているときに、乗降通路を確実に遮断するに足る長さを確保できないという問題がある。特に、前述したように遮断棒の基端部がコンソールボックスに軸支されているものにおいて、該コンソールボックスがオペレータの体形や好みに合わせて上下調節や前後調節できるように構成されている場合、コンソールボックスを最下端位置にしても開放姿勢の遮断棒の先端と床面が接当しないように遮断棒を短くすると、コンソールボックスを最後端位置にしたときに遮断姿勢の遮断棒によって充分に乗降通路を遮断することができないという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、運転席への乗降通路を遮断する遮断姿勢と、乗降通路を開放する開放姿勢とに変姿自在な乗降遮断装置を設けるにあたり、該乗降遮断装置は、乗降通路に突出する突出姿勢と乗降通路から退避する退避姿勢とに変姿自在な第一遮断棒と、第一遮断棒からさらに乗降通路に突出する突出姿勢と第一遮断棒に重なり合うようにして収納される収納姿勢とに変姿自在な状態で第一遮断棒の先端側に取付けられる第二遮断棒と、第一遮断棒の突出姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が突出姿勢となり、第一遮断棒の退避姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が収納姿勢となるよう第一遮断棒と第二遮断棒とを連結する連結手段とを用いて構成すると共に、前記連結手段は、先端部にラックが形成された連結棒で構成する一方、第二遮断棒の基端部に、前記連結棒のラックに噛合し且つ第一遮断棒の先端部に回動自在に軸支されるピニオンを設けて、第一遮断棒の突出姿勢、退避姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が突出姿勢、収納姿勢に変姿するように構成したことを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置である。
請求項2の発明は、運転席への乗降通路を遮断する遮断姿勢と、乗降通路を開放する開放姿勢とに変姿自在な乗降遮断装置を設けるにあたり、該乗降遮断装置は、乗降通路に突出する突出姿勢と乗降通路から退避する退避姿勢とに変姿自在な第一遮断棒と、第一遮断棒からさらに乗降通路に突出する突出姿勢と第一遮断棒に重なり合うようにして収納される収納姿勢とに変姿自在な状態で第一遮断棒の先端側に取付けられる第二遮断棒と、第一遮断棒の突出姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が突出姿勢となり、第一遮断棒の退避姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が収納姿勢となるよう第一遮断棒と第二遮断棒とを連結する連結手段とを用いて構成すると共に、第一遮断棒は、基端部が運転席部側方に揺動自在に軸支されて突出姿勢と退避姿勢とに揺動変姿するものとし、さらに連結手段は、基端部が第一遮断棒の軸支部近傍に揺動自在に軸支される連結棒で構成し、該連結棒の先端部に第二遮断棒の基端部を揺動自在に軸支する一方、第二遮断棒の中間部を第一遮断棒の先端部に揺動自在に軸支してリンクを形成し、第一遮断棒の突出姿勢、退避姿勢の変姿に連繋するリンク作動で第二遮断棒が突出姿勢、収納姿勢に変姿するように構成したことを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置である。
そして、これらの様にすることにより、第一遮断棒の突出姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が第一遮断棒からさらに乗降通路に突出する突出姿勢になって乗降通路を確実に遮断できる一方、第一遮断棒の退避姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が収納姿勢になって第一遮断棒に重なり合うようにして収納されるため、運転席床面等に干渉してしまうことを回避できる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、第一および第二遮断棒の変姿は、運転席部に配された操作ノブの操作に連繋して自動的になされる構成であることを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置である。このようにすることにより変姿時における第一遮断棒と第二遮断棒の移動方向が異なる場合であっても、何ら支障なく変姿せしめることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第一の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベルに設けられるキャブであって、該キャブ1内には、オペレータが座する運転席2が設置され、さらに該運転席2の左右には、操作レバー3を備えた左右のコンソールボックス4a、4bが配されているが、該コンソールボックス4a、4bは、本実施の形態では、オペレータの体形や好みに合わせて上下および前後の位置調節ができるように構成されている。また本実施の形態では、左側コンソールボックス4aの前方を通って運転席2に乗降するように、つまり左側コンソールボックス4aの前方が運転席2への乗降通路になっている。
【0006】
一方、5は前記左側のコンソールボックス4aの左側面部にカバー6により覆蓋された状態で取付けられる基板であって、該基板5には、略L字形状の揺動カム7の中央部が支軸8を介して揺動自在に軸支されている。そして、該揺動カム7の一端側には、オペレータが把持して操作する操作ノブ9がカバー6から突出するようにして取り付けられており、また揺動カム7の他端側には連結ピン10が止着されている。
【0007】
また、11は前記基板5に揺動支軸12を介して揺動自在に軸支される作動プレートであって、該作動プレート11は、後述の乗降遮断装置13を構成する第一遮断棒14の基端部に一体形成されるものであるが、この作動プレート11には長孔11aが開設されており、該長孔11aには前記連結ピン10が孔長手方向移動自在に嵌合している。
【0008】
そして、前記操作ノブ9が図2に示す遮断操作位置に操作されている状態では、揺動カム7は連結ピン10が止着される他端側が下前方を向く下動姿勢となっており、また連結ピン10を介して揺動カム7に連結される作動プレート11は水平方向を向いており、さらに該作動プレート11に一体形成される第一遮断棒14は、先端部が前方に略水平状に突出して乗降通路を遮る突出姿勢になっている。
一方、操作ノブ9を前記遮断操作位置から後方に操作して図3に示す開放操作位置にすると、これに伴い揺動カム7が支軸8を軸として揺動して、他端側が上前方を向く上動姿勢になる。そして、該揺動カム7の揺動に伴う連結ピン10の上動により、作動プレート11が揺動支軸12を軸として揺動して垂直方向を向き、これに連繋して前記第一遮断棒14は、先端部が略垂下方向を向いて乗降通路から退避する退避姿勢に変姿するように構成されている。
ここで、15、15aは前記基板5に設けられるストッパであって、これらストッパ15、15aは、第一遮断棒14が突出姿勢、退避姿勢なったときの作動プレート11に接当してこれ以上の揺動を規制するように設定されており、これにより第一遮断棒14が突出姿勢、退避姿勢を越えて揺動することがないように構成されている。
【0009】
さらに、16は前記基板5に取付けられるバネ支持ピンであって、該バネ支持ピン16と前記連結ピン10とのあいだには、略Ω形状をしたバネ17が介装されている。そして、前記揺動カム7の支軸8を軸とする下動姿勢−上動姿勢の揺動は、支軸8とバネ支持ピン16の軸芯同志を結ぶ軸線Yに対し、連結ピン10が上下に変位するように設定されている。これにより揺動カム7は、連結ピン10が前記軸線Yを境(思案点)としてこれより下方に位置しているときには、バネ17の付勢力により下動姿勢側、つまり操作ノブ9が遮断操作位置となり、かつ第一遮断棒14が突出姿勢となるように付勢され、また連結ピン10が軸線Yより上方に位置しているときには、上動姿勢側、つまり操作ノブ9が開放操作位置となり、かつ第一遮断棒14が退避姿勢となるように付勢されており、而して操作ノブ9および第一遮断棒14は、前記バネ17の付勢力に抗して揺動カム7を揺動せしめる力が作用しないかぎりは、各位置、各姿勢に保持されるようになっている。
【0010】
一方、18は前記基板5に取り付けられたマイクロスイッチであって、該マイクロスイッチ18は、前記揺動カム7が上動姿勢となっていてマイクロスイッチ18のアクチュエータ18aから離間している状態では開成しているが、揺動カム7が下動姿勢に変姿してアクチュエータ18aに干渉することにより閉成するように設定されている。そして、マイクロスイッチ18が開成しているときには、油圧ショベルに設けられる走行モータ、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ(何れも図示せず)等の油圧アクチュエータへの圧油供給系を遮断する油圧ロック機構(図示せず)がロック状態になっていて、操作具を操作しても油圧アクチュエータが作動しないようになっているが、マイクロスイッチ18が閉成することに基づき、上記油圧ロック機構が解除状態になって、操作具操作に基づいた油圧アクチュエータの作動を行うことができるようになつている。而して、揺動カム7が上動姿勢のとき、つまり操作ノブ9が開放操作位置に操作されていて第一遮断棒14が退避姿勢のときには、操作具を操作しても油圧アクチュエータは作動しないが、揺動カム7が下動姿勢のとき、つまり操作ノブ9が遮断操作位置に操作されていて第一遮断棒14が突出姿勢のときには、操作具操作に基づいた油圧アクチュエータの作動を行うことができる構成になっている。
【0011】
一方、前記第一遮断棒14は、前述したように、乗降遮断装置13を構成するものであるが、該乗降遮断装置13は、さらに、後述する連結棒19および第二遮断棒20等の部材を備えている。
【0012】
前記連結棒19は、基端部が前記基板5に揺動支軸21を介して揺動自在に軸支されているが、該揺動支軸21は、第一遮断棒14の揺動支軸(つまり、第一遮断棒14が一体形成される作動プレート11を揺動自在に軸支する揺動支軸)11の後下方に位置するように設定されている。そしてこの連結棒19と第一遮断棒14とは、第一遮断棒14の先端部に支軸23を介して一体的に取り付けられ、かつ連結棒19の先端側に長手方向スライド移動自在に係合する連結具22を介して連結されており、而して、第一遮断棒14が前述した突出姿勢、退避姿勢に変姿することに伴い、連結棒19も共に突出姿勢、退避姿勢に変姿するようになっている。さらに、この連結棒19の先端側上面部には、ラック19aが形成されている。
【0013】
また、第二遮断棒20は、棒体20aの基端部にピニオン20bが一体形成されたものであって、該ピニオン20bは、前記第一遮断棒14の先端部の支軸23に回動自在に軸支されていると共に、前記第一連結棒19のラック19aに噛合している。そしてこの第二遮断棒20は、第一遮断棒14および連結棒19が突出姿勢のときには、第一遮断棒14と略一直線状となって第一遮断棒14の先端からさらに前方に突出する突出姿勢になっている。この状態から、第一遮断棒14および連結棒19を退避姿勢に変姿させると、該変姿に伴いピニオン20bがラック19a上を回転しながら基端側に移動する。そして、該ピニオン20bが回転することにより、第二遮断棒20は、第一遮断棒14に略重なり合うようにして収納される収納姿勢に変姿するようになっている。
尚、前記ピニオン20bとラック19aとは、連結具22により噛合いが外れないように保持されているが、この場合、連結具22と連結棒19とのスライド部を、図4(A)に示す如く円弧状22aにしたり、図4(B)に示す如くローラ22bを介装したりしても良く、このようにすることにより、連結棒19に対する連結具22のスライド移動を、ガタのないスムーズな状態で行うことができる。
【0014】
叙述の如く構成された第一の実施の形態のものにおいて、乗降遮断装置13は、第一、第二の遮断棒14、20および連結棒19を用いて構成されている。そして第一遮断棒14は、前述したように、操作ノブ9の操作に基づいて、先端部が前方に略水平状に突出して乗降通路を遮る突出姿勢と、先端部が略垂下方向を向いて乗降通路から退避する退避姿勢とに変姿するが、さらに該第一遮断棒14の変姿に連繋して、第二遮断棒20は、第一遮断棒14の先端からさらに前方に突出する突出姿勢と、第一遮断棒14に略重なり合うようにして収納される収納姿勢に変姿することになる。
【0015】
つまり、乗降遮断装置13は、操作ノブ9が遮断操作位置のときには、第一、第二遮断棒14、20が共に突出姿勢になって乗降通路を遮断する遮断姿勢となり、また操作ノブ9が開放操作位置のときには、第一遮断棒14が退避姿勢で第二遮断棒20が収納姿勢となって乗降通路を開放する開放姿勢になるが、この場合、乗降遮断装置13の遮断姿勢では、第二遮断棒20が突出姿勢の第一遮断棒14の先端よりもさらに前方に突出して乗降通路を確実に遮断する一方、乗降遮断装置13の開放姿勢では、第二遮断棒20が第一遮断棒14に略重なり合うようにして収納され、第一遮断棒20から突出することがない。而して、いろいろなオペレータの体形や好みに対応すべくコンソールボックス4a、4bの前後および上下調節範囲を広く採っても、乗降遮断装置13は、遮断姿勢では乗降通路を確実に遮断でき、また開放姿勢では床面等との干渉を回避できることになる。
【0016】
次に、本発明の第二の実施の形態の乗降遮断装置を図5、図6に基づいて説明するが、該第二の実施の形態において、乗降遮断装置24以外の部材装置については第一の実施の形態のものと同様であるため、同一の符号を附すと共に、説明を省略する。
【0017】
扨、第二の実施の形態において、乗降遮断装置24は、第一遮断棒25、連結棒26、および第二遮断棒27等を備えて構成されるが、上記第一遮断棒25は、第一の実施の形態の第一遮断棒14と同様のものであって、操作ノブ9の操作に基づき、揺動支軸12を軸として、先端部が前方に略水平状に突出して乗降通路を遮る突出姿勢と、先端部が略垂下方向を向いて乗降通路から退避する退避姿勢とに変姿するように構成されている。
【0018】
また、前記連結棒26は、基端部が基板5に揺動支軸28を介して揺動自在に軸支されている。一方、第二遮断棒27は、長手方向中間位置よりも基端側部位が鈍角状に折曲されており、その折曲頂点部が前記第一遮断棒25の先端部に支軸29を介して揺動自在に連結され、また第二遮断棒27の基端部は支軸30を介して連結棒26の先端部に揺動自在に連結されている。而して第一遮断棒25と連結棒26と第二遮断棒27とのあいだにリンクが形成されているが、この場合、連結棒26の長さ、第一遮断棒25の揺動支軸12に対する連結棒26の揺動支軸28の位置、第一遮断棒25が連結される支軸29から連結棒26が連結される支軸30までの第二遮断棒27の長さ、第二遮断棒27の折曲角度等のリンクを構成する要因は、前記第一遮断棒25の突出姿勢、退避姿勢の変姿に連繋して、第二遮断棒27が、第一遮断棒25の先端からさらに略一直線状に前方に突出する突出姿勢、第一遮断棒25に略重なり合う収納姿勢に変姿するように設定されている。
【0019】
叙述の如く構成された第二の実施の形態のものにおいて、乗降遮断装置24は、第一、第二遮断棒25、27および連結棒26を用いて構成されており、そして第一の実施の形態のものと同様に、第二遮断棒27は、第一遮断棒25の突出姿勢、退避姿勢の変姿に連繋して、第一遮断棒25の先端からさらに前方に突出する突出姿勢と、第一遮断棒25に略重なり合うようにして収納される収納姿勢とに変姿することになる。
【0020】
つまり、この第二の形態のものにおいても、乗降遮断装置24の遮断姿勢では、第二遮断棒27が突出姿勢の第一遮断棒25の先端よりもさらに前方に突出して乗降通路を確実に遮断し、また開放姿勢では、第二遮断棒27が第一遮断棒25に略重なり合うようにして収納されて床面等との干渉を回避できることになり、第一の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0021】
尚、本発明は上記第一、第二の実施の形態に限定されないことは勿論であって、例えば第一遮断棒は、突出姿勢のときに前上方を向き、退避姿勢のときに後下方を向くように設定することもでき、要は、突出姿勢では乗降通路に突出して乗降通路を遮り、退避姿勢では乗降の邪魔にならないように乗降通路から退避するように構成されていれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャブの内部を示す斜視図である。
【図2】第一の実施の形態における遮断姿勢の乗降遮断装置を示す図である。
【図3】第一の実施の形態における開放姿勢の乗降遮断装置を示す図である。
【図4】(A)、(B)は第一の実施の形態における連結具の他例を示す図である。
【図5】第二の実施の形態における遮断姿勢の乗降遮断装置を示す図である。
【図6】第二の実施の形態における開放姿勢の乗降遮断装置を示す図である。
【符号の説明】
2 運転席
9 操作ノブ
13 乗降遮断装置
14 第一遮断棒
19 連結棒
19a ラック
20 第二遮断棒
20b ピニオン
24 乗降遮断装置
25 第一遮断棒
26 連結棒
27 第二遮断棒
Claims (3)
- 運転席への乗降通路を遮断する遮断姿勢と、乗降通路を開放する開放姿勢とに変姿自在な乗降遮断装置を設けるにあたり、該乗降遮断装置は、乗降通路に突出する突出姿勢と乗降通路から退避する退避姿勢とに変姿自在な第一遮断棒と、第一遮断棒からさらに乗降通路に突出する突出姿勢と第一遮断棒に重なり合うようにして収納される収納姿勢とに変姿自在な状態で第一遮断棒の先端側に取付けられる第二遮断棒と、第一遮断棒の突出姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が突出姿勢となり、第一遮断棒の退避姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が収納姿勢となるよう第一遮断棒と第二遮断棒とを連結する連結手段とを用いて構成すると共に、前記連結手段は、先端部にラックが形成された連結棒で構成する一方、第二遮断棒の基端部に、前記連結棒のラックに噛合し且つ第一遮断棒の先端部に回動自在に軸支されるピニオンを設けて、第一遮断棒の突出姿勢、退避姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が突出姿勢、収納姿勢に変姿するように構成したことを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
- 運転席への乗降通路を遮断する遮断姿勢と、乗降通路を開放する開放姿勢とに変姿自在な乗降遮断装置を設けるにあたり、該乗降遮断装置は、乗降通路に突出する突出姿勢と乗降通路から退避する退避姿勢とに変姿自在な第一遮断棒と、第一遮断棒からさらに乗降通路に突出する突出姿勢と第一遮断棒に重なり合うようにして収納される収納姿勢とに変姿自在な状態で第一遮断棒の先端側に取付けられる第二遮断棒と、第一遮断棒の突出姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が突出姿勢となり、第一遮断棒の退避姿勢の変姿に連繋して第二遮断棒が収納姿勢となるよう第一遮断棒と第二遮断棒とを連結する連結手段とを用いて構成すると共に、第一遮断棒は、基端部が運転席部側方に揺動自在に軸支されて突出姿勢と退避姿勢とに揺動変姿するものとし、さらに連結手段は、基端部が第一遮断棒の軸支部近傍に揺動自在に軸支される連結棒で構成し、該連結棒の先端部に第二遮断棒の基端部を揺動自在に軸支する一方、第二遮断棒の中間部を第一遮断棒の先端部に揺動自在に軸支してリンクを形成し、第一遮断棒の突出姿勢、退避姿勢の変姿に連繋するリンク作動で第二遮断棒が突出姿勢、収納姿勢に変姿するように構成したことを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
- 請求項1または2において、第一および第二遮断棒の変姿は、運転席部に配された操作ノブの操作に連繋して自動的になされる構成であることを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
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