JP3570224B2 - 厚鋼板用大断面鋳片の連続鋳造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、厚みが250mm以上、幅が1500mm以上の断面サイズを有する厚鋼板用大断面鋳片の連続鋳造方法に関するもので、詳しくは、内質が優れた鋳片を安定して鋳造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄鋼製造業における連続鋳造法の普及は、品質向上、歩留り向上、省エネルギー及び省力化等の面でコスト合理化に大きく寄与しているが、従来、連続鋳造法による厚鋼板用鋳片の断面サイズは、厚みが250mm以下が一般的であり、厚鋼板製品の一部は寸法制約により、普通造塊法や一方向凝固法が適用されているのが実情である。しかし、これらの方法では分塊圧延を必要とする上、普通造塊法では、逆V偏析やV偏析及び沈殿晶の生成が避けられず、そのため、これらの品質欠陥部を避けて使用するために歩留りが悪く、又、一方向凝固法では、鋼塊表面の研削が必要のために歩留りが悪い上、生産性にも劣るという問題がある。このような状況の中、大断面鋳片を連続鋳造法により製造する方法が幾つか提案されている。
【0003】
例えば、特開昭63−278653号公報(以下、「先行技術1」と記す)には、垂直型連続鋳造機の水冷鋳型の下方に設けた圧下装置にて凝固途中の鋳片を圧下しつつ凝固を完了させて大断面鋳片を製造する方法が開示されている。先行技術1によれば、鋳片を圧下することで、鋳片の表面割れや内部割れが防止され、且つ、不純物の濃化した溶鋼の移動も防止されて偏析のない健全な鋳片が得られるとしている。又、特開昭61−212457号公報(以下、「先行技術2」と記す)には、鋳片の未凝固層率が最適の値となる位置に未凝固層を攪拌する電磁攪拌装置を設置した大断面鋳片の垂直型連続鋳造設備が開示されている。先行技術2によれば、鋳片の中心偏析が改善され、品質の良い大断面鋳片を製造することができるとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、先行技術1及び先行技術2には以下の問題点がある。即ち、大断面鋳片を連続鋳造機、特に垂直型連続鋳造機で鋳造すると、鋳片軸心部には上方から沈降する等軸晶が堆積して等軸晶によるブリッジングが発生し、最終凝固部への溶鋼の補給が断たれ、鋳片の中心偏析や鋳片軸心部でのザクが悪化する。従って、大断面鋳片を連続鋳造機で鋳造する際には、等軸晶によるブリッジングが発生しないように、凝固界面の形状を制御する必要があるが、先行技術1及び先行技術2は、最終凝固部への溶鋼の補給があることを前提とした時の中心偏析の防止対策であり、そのため、常に最終凝固部への溶鋼補強が確保されるわけではなく、時として中心偏析の悪化やザクの悪化が発生し、高品質の鋳片を安定して製造する点で未だ改善の余地が高い。尚、ザクとは溶鋼の補給が断たれて発生する鋳片軸心部の気孔のことである。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、鋳片の中心偏析及び鋳片軸心部のザクが少なく、高品質の厚鋼板用大断面鋳片を安定して製造することができる連続鋳造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明による厚鋼板用大断面鋳片の連続鋳造方法は、鋳片厚みが250mm以上で、鋳片幅が1500mm以上の厚鋼板用大断面鋳片の連続鋳造方法であって、鋳片引抜き速度と二次冷却強度とを制御して、鋳片厚みとメニスカスから凝固完了位置までの距離とで(1)式により定まる凝固界面角度を0.25度以上とすることを特徴とするものである。
【0007】
tan θ=Do/(4×Le)……(1)
但し、(1)式において各記号は以下を表すものである。
θ ;凝固界面角度(度)
Do;鋳片厚み(mm)
Le;メニスカスから凝固完了位置までの距離(mm)
第2の発明による厚鋼板用大断面鋳片の連続鋳造方法は、第1の発明において、垂直型連続鋳造機により鋳造することを特徴とするものである。
【0008】
本発明者等は、大断面鋳片の連続鋳造の際には凝固界面の形状を制御する必要があるとの観点から、凝固界面の形状を表わす指標として凝固完了位置における凝固シェルの接線と鋳片中心線とのなす角度を凝固界面角度(θ)と定義し、鋳片内質を凝固界面角度(θ)で整理することを試みた。先ず最初に、本発明者等が定義した凝固界面角度(θ)について説明する。
【0009】
鋳片長辺面での凝固シェル厚みをd(mm)、鋳片引抜き速度をVc(mm/min)、凝固係数をK(mm/min1/2 )、メニスカスからの距離をL(mm)とすると、凝固シェル厚み(d)は(2)式で表わされる。
d=K×(L/Vc)1/2 ……(2)
【0010】
(2)式に基づき、横軸をメニスカスからの距離(L)とし、縦軸を凝固シェル厚み(d)として図示すると、図1が得られる。図1に示すように、凝固シェル厚み(d)はメニスカスからの距離(L)の増加と共に増大し、そして、メニスカスからの距離(L)がLeとなった時に、凝固シェル厚み(d)は鋳片厚み(Do)の1/2となり、鋳片軸心までの凝固が完了する。(2)式を微分してメニスカスからの距離(L)にLeを代入すると、凝固完了位置(L=Le)における接線の傾きが定まり、従って、凝固完了位置(L=Le)における凝固シェルとの接線は(3)式で表わされる。
d=[Do/(4×Le)]×L+Do/4……(3)
【0011】
(3)式による接線の傾きがtan θに等しいので、従って、凝固界面角度(θ)は(1)式で表わすことができる。
【0012】
発明者等は、連続鋳造機にて鋳片厚みが250mm以上の大断面鋳片を各種の鋳造条件で鋳造し、鋳片の中心偏析及び鋳片軸心部のザクの発生状況と、このように定義した凝固界面角度(θ)との関係について調査した。その結果、凝固界面角度(θ)を0.25度以上とすること、即ち、凝固界面の形状を鉛直上方に向かって凝固界面角度(θ)が0.25度以上に開いた形状とすることで、沈降する等軸晶によるブリッジングを防止することができ、中心偏析及び軸心部のザクが防止されることが判明した。
【0013】
厚鋼板用大断面鋳片は断面サイズが大きいので、通常の湾曲型又は垂直曲げ型連続鋳造機のように、鋳片を曲げると鋳片表面に曲げ応力による表面疵が発生する。垂直型連続鋳造機を用いることで、鋳片の曲げ又は曲げ戻しを必要とせず、これによる表面疵の発生を未然に防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に基づき説明する。図2は、本発明の実施の形態の1例を示す鋳片断面が矩形型の垂直型連続鋳造機の鋳片幅中央位置における側断面の概略図である。
【0015】
図2において、鋳型2は、鋳片厚み(Do)が250mm以上、鋳片幅が1500mm以上の断面サイズを有する鋳片7の鋳造を可能とし、そして、鋳型2の下方には、サポートロール11、ガイドロール12、ガイドロール13、駆動ロール14からなる鋳片案内ロールが設置されている。これらの鋳片案内ロールには、鋳型2の直下側から下方に向かって、第1冷却ゾーン4a、第2冷却ゾーン4b、第3冷却ゾーン4c、及び、第4冷却ゾーン4dの4つに分割された冷却ゾーンからなる二次冷却帯4が設置されており、二次冷却帯4は、水スプレー又はエアーミストスプレー、及び、これらを併用したものとする。ガイドロール13は、鋳造方向に次第にロール間隔を狭めて鋳片に圧下力を加えることが可能な、所謂軽圧下帯を構成するもので、又、駆動ロール14は鋳片引抜き用ロールである。軽圧下帯は本発明に必須のものではないが、鋳片の中心偏析を軽減するために設置することが望ましい。そして、鋳型2の上方所定位置には、底部に浸漬ノズル3が設けられたタンディッシュ1が配置されている。
【0016】
このような構成の連続鋳造機における鋳造方法は、先ず、取鍋(図示せず)からタンディッシュ1内に溶鋼5を注入し、次いで、浸漬ノズル3の先端をモールドパウダー(図示せず)で覆われたメニスカス6に浸漬させながら、タンディッシュ1内の溶鋼5を浸漬ノズル3を介して鋳型2内に連続的に注入する。鋳型2内に注入された溶鋼5は鋳型2に接触して冷却され、外周に凝固層9を形成し、次いで、凝固層9はサポートロール11、ガイドロール12、ガイドロール13、駆動ロール14を通り、下方に連続的に引抜かれる。この引抜き途中、凝固層9の表面は二次冷却帯4で冷却され、凝固層9の内部の未凝固層8の厚みを減少させ、凝固完了位置10にて凝固を完了して鋳片7となる。
【0017】
その際に、鋳片厚み(Do)とメニスカス6から凝固完了位置10までの距離(Le)とで(1)式により定義される凝固界面角度(θ)を0.25度以上となる範囲で、鋳片引抜き速度及び二次冷却強度を制御する。
tan θ=Do/(4×Le)……(1)
【0018】
そのためには、メニスカス6から凝固完了位置10までの距離(Le)を予め知る必要があるので、伝熱解析による理論計算や、Fe−S合金等を封入した鋲を凝固完了位置10近傍の鋳片7に打ち込み、鋲を含む断面を塩酸腐食して直接凝固シェル厚みを測定する方法等により、二次冷却強度及び鋳片引抜き速度の条件別に距離(Le)を把握しておき、凝固界面角度(θ)が0.25度以上となる二次冷却強度及び鋳片引抜き速度で鋳造する。
【0019】
又、伝熱解析や鋲打ち込み法により、前述の凝固係数(K)を二次冷却強度別に予め求めておき、そして、(1)式により距離(Le)を凝固界面角度(θ)が0.25度以上となる範囲内として設定し、この設定した距離(Le)と求めた凝固係数(K)とで(4)式により鋳片引抜き速度(Vc)を算出し、凝固係数(K)を求めた二次冷却強度条件において算出した鋳片引抜き速度(Vc)で鋳造しても良い。
Vc≦[(2×K)/Do]2 ×Le……(4)
【0020】
このようにして鋳造することで、沈降する等軸晶によるブリッジングを防止することができ、中心偏析及び鋳片軸心部のザクが未然に防止され、高品質の厚鋼板用大断面鋳片を安定して製造することができる。
【0021】
尚、上記説明では垂直型連続鋳造機で説明したが、本発明は垂直型連続鋳造機に限定されるものではなく、湾曲型連続鋳造機や垂直曲げ型連続鋳造機であっても適用できる。又、上記説明では二次冷却帯4の冷却ゾーンの数は4であるが、冷却ゾーンの数は4に限るものではなく、1又は2以上であれば幾つであっても良く、更に、鋳片案内ロールの配置及び数は上記に限るものではないことはいうまでもない。
【0022】
【実施例】
機長が41mの図2に示す垂直型連続鋳造機を用い、タンディッシュ内の溶鋼過熱度を35℃とし、鋳片幅を2100mm一定として鋳片厚みを250mm、300mm、400mm、及び500mmとし、炭素濃度が0.15wt%、1ヒートが250トンの溶鋼を合計48ヒート試験鋳造した。二次冷却強度は、比水量2.0l/kg.steel(以下、「強冷却鋳造」と記す)と比水量0.8l/kg.steel(以下、「弱冷却鋳造」と記す)との2水準とし、鋳片引抜き速度(Vc)を、強冷却鋳造では350〜1500mm/min、弱冷却鋳造では250〜1500mm/minとして、鋳片厚み(Do)とメニスカスから凝固完了位置までの距離(Le)とで(1)式により凝固界面角度(θ)を求めた。
【0023】
その際に、各鋳造におけるメニスカスから凝固完了位置までの距離(Le)は伝熱解析により求めた。伝熱解析によれば、凝固係数(K)は、強冷却鋳造では30.5mm/min1/2 、弱冷却鋳造では27.5mm/min1/2 となる。又、鋳片の中心偏析を改善するために、凝固末期の圧下速度が0.80〜1.20mm/minとなるように、各試験鋳造で軽圧下帯のガイドロール間隔を調整した。尚、鋳型内には強度が0.2テスラの回転磁場を印加して等軸晶の生成を各試験鋳造で同一となるようにした。表1に、各試験鋳造における鋳片厚み(Do)、鋳片引抜き速度(Vc)、メニスカスから凝固完了位置までの距離(Le)、及び、凝固界面角度(θ)を示す。
【0024】
【表1】
【0025】
そして、鋳造後、鋳片の中心偏析及び鋳片軸心部のザクを検査し、凝固界面角度(θ)と鋳片内質との関係を調査した。中心偏析は、鋳片幅方向中央部(以下、「W/2位置」と記す。Wは鋳片幅である)と短辺側から300mmの位置(以下、「W/7位置」と記す)とから鋳片軸心部を含む5mmφの試料をそれぞれ20個採取して炭素分析し、この分析値(Ci)とタンディッシュ内で採取した試料の炭素分析値(Co)との比(Ci/Co)の平均値を中心偏析度として評価した。中心偏析度は、1.08以下を合格とし、1.08を越えるものを不合格とした。
【0026】
鋳片軸心部のザクは、W/2位置とW/7位置とから、鋳片軸心部より幅10mm×厚み10mm×鋳造方向長さ200mmの試料を採取し、これら試料を鏡面研磨して顕微鏡観察し、ザクの最大開口幅をザク指数として評価し、ザク指数が1.5mm以下を合格とし、1.5mmを越えるものを不合格とした。このようにして評価した鋳片品質の調査結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】
表2に示すように、W/2位置では中心偏析は全ての試験鋳造で合格であり、軸心部のザクも試験No.48で不合格となったのみで、他の試験鋳造は全て合格であったが、W/7位置では、中心偏析及び軸心部のザクが、不合格となる試験鋳造が発生した。
【0029】
図3は、強冷却鋳造の試験鋳造での凝固界面角度(θ)とW/7位置におけるザクの最大開口幅との関係を示した図であるが、凝固界面角度(θ)が0.25度以上の試験鋳造では、ザクの最大開口幅は1.5mm以下であり、合格範囲であった。図4は、弱冷却鋳造の試験鋳造での凝固界面角度(θ)とW/7位置におけるザクの最大開口幅との関係を示した図であるが、図3と同様に、凝固界面角度(θ)が0.25度以上の試験鋳造では、ザクの最大開口幅は1.5mm以下であり、合格範囲であった。又、図3及び図4より、凝固界面角度(θ)が小さくなるほど、ザクの最大開口幅が増大することが分かった。
【0030】
中心偏析及び軸心部のザクが共に合格となったものを総合評価で合格として表2に○印で表示した。このように、凝固界面角度θを0.25度以上とすることで、中心偏析及び軸心部のザクは品質上問題の無い範囲に改善され、高品質の大断面鋳片を安定して製造することが可能となった。尚、表2の備考欄に本発明の範囲内の試験鋳造を実施例とし、それ以外の試験鋳造を比較例として表示した。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、鋳片の中心偏析及び鋳片軸心部のザクが少なく、高品質である厚鋼板用大断面鋳片を安定して製造することができ、その工業的効果は格別である。
【図面の簡単な説明】
【図1】メニスカスからの距離と凝固シェル厚みとの関係から、凝固界面角度の定義を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態の1例を示す鋳片断面が矩形型の垂直型連続鋳造機の鋳片幅中央位置における側断面の概略図である。
【図3】強冷却鋳造において、凝固界面角度とW/7位置におけるザクの最大開口幅との関係を調査した結果を示す図である。
【図4】弱冷却鋳造において、凝固界面角度とW/7位置におけるザクの最大開口幅との関係を調査した結果を示す図である。
【符号の説明】
1 タンディッシュ
2 鋳型
3 浸漬ノズル
4 二次冷却帯
5 溶鋼
6 メニスカス
7 鋳片
8 未凝固層
9 凝固層
10 凝固完了位置
Claims (2)
- 鋳片厚みが250mm以上で、鋳片幅が1500mm以上の厚鋼板用大断面鋳片の連続鋳造方法であって、鋳片引抜き速度と二次冷却強度とを制御して、鋳片厚みとメニスカスから凝固完了位置までの距離とで(1)式により定まる凝固界面角度を0.25度以上とすることを特徴とする厚鋼板用大断面鋳片の連続鋳造方法。
tan θ=Do/(4×Le)……(1)
但し、(1)式において各記号は以下を表すものである。
θ ;凝固界面角度(度)
Do;鋳片厚み(mm)
Le;メニスカスから凝固完了位置までの距離(mm) - 垂直型連続鋳造機により鋳造することを特徴とする請求項1に記載の厚鋼板用大断面鋳片の連続鋳造方法。
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