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JP3411665B2 - 三次元画像構成装置 - Google Patents

三次元画像構成装置

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Publication number
JP3411665B2
JP3411665B2 JP08977094A JP8977094A JP3411665B2 JP 3411665 B2 JP3411665 B2 JP 3411665B2 JP 08977094 A JP08977094 A JP 08977094A JP 8977094 A JP8977094 A JP 8977094A JP 3411665 B2 JP3411665 B2 JP 3411665B2
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projection
point
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spherical
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JP08977094A
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JPH07296184A (ja
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良洋 後藤
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Priority to US08/374,088 priority patent/US5694530A/en
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータグラフィ
ックスに係り、特に中心投影の改良をはかる三次元装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】中心投影方法は、図9(a)に示すよう
に、一点(視点)eから円錐状に光線を発して、投影対
象を投影面4上に投影する方法である。この方法が断層
像の投影に応用され、三次元画像の構成に利用されてい
る(例えば、特願平6−3492号)。
【0003】ところで従来、上記のような中心投影方法
(一般的中心投影方法)における投影面は、コンピュー
タグラフイックスに関する代表的な文献である「コンピ
ュータ・グラフイックス」(J.D.FOLEY &
A.VAN DAM著 今宮淳美訳 昭和59年7月1
5日 日本コンピュータ協会発行)の275〜316ペ
ージ等を見ても分かるように平面であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来技術
では、中心投影方法における投影面は平面であった。こ
のため、次のような歪が発生した。図9(b)におい
て、投影対象40a,40bを投影面4に投影すると、
それぞれ投影像40A,40Bとなる。投影対象40a
と投影対象40bの長さ(図示左右方向の寸法)が同じ
であるとすると、投影対象40bは斜めから見ることに
なるので投影対象40aより短く見える筈である。
【0005】しかし、図9(b)から分かるように、そ
のようにはならず(逆に長くなり)、またこのような投
影方向に依存する歪は、視点eと投影面4との距離が小
さくなるほど大きくなるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、投影方向に依存する投影
像の歪をなくすことのできる三次元画像構成装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、視点を頂点と
して円錐状に投影線をその視点から三次元データ群であ
る投影対象へ発したときの、その投影対象を平面の投影
面に投影して中心投影データを得、中心投影データから
三次元画像を構成する中心投影法による三次元画像構成
装置において、前記視点と前記投影面との設定、及び視
点と投影面との間であって視点と投影面とのそれぞれに
一点で接する仮想的な球モデルを設定する設定手段と、
該設定された球モデルの球面上に前記視点から見た投影
対象を投影させ球面投影データを得る第1の投影手段
と、該得られた球面投影データを前記投影面に投影させ
て、前記中心投影データが投影されたときに生じた投影
方向に依存する位置歪みを補正した投影データを得る第
2の投影手段とを備えたことを特徴とする中心投影法に
よる三次元画像構成装置を開示する。
【0008】更に本発明は、前記第2の投影手段が前記
球面モデル上に投影して得た球面投影データを前記投影
面に投影させるさいに、その投影対象の画像サイズを拡
大させる手段を備えて拡大を行わせることを特徴とする
請求項1に記載の中心投影法による三次元画像構成装置
を開示する。
【0009】更に本発明は、視点を頂点として円錐状に
投影線をその視点から三次元の投影対象へ発したとき
の、その投影対象を平面の投影面に投影して投影データ
を得、この投影データから三次元画像を構成する中心投
影法による三次元画像構成装置において、視点と投影面
の設定、及び視点と投影面との間であって投影面に一点
で接する球モデルを設定する手段と、投影線を与えて、
この投影線が交わる前記球モデルの球面上と前記投影面
上に、前記投影対象の点を投影し球面上の投影点Qと投
影面上の投影点Pを得る手段と、前記投影点Qと球モデ
ルの投影面接点との球面に沿った距離Lを求める手段
と、この距離Lと投影面上での投影点Pの角度φとに基
づいて、前記投影点Qと対応させて得た投影方向に依存
する位置歪みを補正した前記投影面上の投影点Gを得る
手段とを備えたことを特徴とする中心投影法による三次
元画像構成装置を開示する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明による中心投影方法の一実施例を
示すフローチャートである。図1に示すように、本発明
による中心投影方法は、投影対象を、まず一般的な中心
投影方法によって平面からなる投影面(1次投影平面:
後述眼球変換による歪補正前の投影平面、すなわち従来
方法の投影平面)へ投影する(ステップ1)。
【0011】そして、その投影後又は投影時に、後述眼
球変換により前記投影平面(2次投影平面:後述眼球変
換による歪補正後の投影平面)に再投影し、前記投影対
象の投影像を得るものである(ステップ2)。
【0012】ここで眼球変換とは、投影対象の、投影平
面への投影後又は投影時に、視線上に中心をもつ球面を
その中心位置において視線に直交する方向に2分割して
得られる2つの半球面のうち、視点に遠い側の半球面を
投影面とする該投影面(投影球面)への投影を介して
の、前記投影平面への再投影をいう。
【0013】すなわち本発明では、前記投影球面を投影
面として中心投影することとなるもので、この場合、投
影面である半球面に沿った各点(アドレス)がCRTの
表示画素(アドレス)に対応する。そして、前記投影球
面に投影したと同じ効果を平面(CRT画面)上で得る
ために眼球変換を行い、歪補正をするものである。
【0014】以下、図2及び図3を参照して上記本発明
方法の眼球変換による歪補正の原理について説明する。
まず図2を参照して説明すると、図2は視点eがh=2
Rの場合について示したものである。図2において、3
は視線(Z軸)上に中心をもつ球面をその中心位置にお
いて視線に直交する方向に2分割して得られる2つの半
球面I,IIのうち、視点に遠い側の半球面(半球面
I)からなる投影面(以下、投影球面という)である。
また、4は平面からなる投影面(以下、投影平面とい
う)で、眼球変換による歪補正前の投影平面、すなわち
従来方法の投影平面としての1次投影平面でもあり、か
つ眼球変換による歪補正後の投影平面としての2次投影
平面でもある。この投影平面4は、CRTの表示面であ
る画面に相当する。
【0015】また、X,Y,Zは三次元座標系の各軸、
Oは三次元座標系の原点、eは視点、hは視点eと投影
平面4との距離、Rは投影球面3の半径、Pは投影平面
4上の点(X1,Y1)、ψは直線OPとX軸とのなす
角、Qは投影平面4上のP点に対応する投影球面3上の
点(直線Peと投影球面3の交点)、θは直線Z1 Qと
Z軸のなす角、Lは投影球面3上の円弧OQ、L´はL
と同じ長さをもった直線OP上の線分、ηはCRT表示
アドレス(X軸に平行にとる)、ξはCRT表示アドレ
ス(Y軸に平行にとる)、である。
【0016】これによれば、次の式が成り立つ。眼球に
対応した、h=2・Rのとき、 三角形e O Pについて、tan(θ/2)=sqrt(X
12+Y12)/2R 三角形X1 O Pについて、tan(ψ)=Y1/X1 が与えられる。
【0017】したがって、X1,Y1を指定すると、対応
するη1,ξ1 は、 ψ=arctan(Y1/X1) θ=2・arctan[sqrt(X12+Y12)/2R] L=R・θ を使って、 η1=L・cos(ψ) ξ1=L・sin(ψ) となる。
【0018】このη1,ξ1が表示メモリ上の画素アドレ
スとなる。すなわち、投影平面4の(X1,Y1)の点
は、CRT画面上では点(η1,ξ1)に表示することに
なるもので、これにより眼球変換による歪補正が行われ
たことになる。
【0019】更に、この眼球変換により画像サイズは縮
小する(点Pから点(η1,ξ1)に縮む)。したがっ
て、歪補正後の投影平面4への投影像の画像サイズは、
眼球変換により補正して投影した像の画像サイズよりも
大きく投影可能となる。
【0020】次に、視点eがh=2R以外の場合につい
て図3により説明する。この図3(a),(b)におい
て、図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。また、
Uは直線eQの長さ、γは線分ePとZ軸とのなす角、
wはQからZ軸に垂直に下ろした直線の長さ、である。
【0021】これによれば、次の式が成り立つ。 U=sqrt[(h−R)2+R2−2・(h−R)・R・c
os(π−θ)] とすると、 U・sinγ=R・sinθ となる。
【0022】またγは、 tanγ=sqrt(X12+Y12)/h で与えられる。これより、X1,Y1を指定するとθが求
まる。
【0023】ψはtanψ=Y1/X1から求めると、L
=R・θであるので、 η1=L・cosψ ξ1=L・sinψ となる。
【0024】このη1,ξ1が表示メモリ上の画素アドレ
スとなる。すなわち、投影平面4の(X1,Y1)の点
は、CRT画面上では点(η1,ξ1)に表示することに
なるもので、これにより眼球変換による歪補正が行われ
たことになる。
【0025】投影対象はマウス等の入力装置により入力
したデータでもよく、また断層像(三次元計測によるボ
リューム画像を分解して得られた断層像も含む)等のよ
うな演算装置により演算した結果のデータでもよい。
【0026】図4〜6は、複数の断層像から、一般的な
中心投影方法により三次元画像を構成する方法(特願平
6−3492号)につき表すが、このような場合におい
ても、中心投影をする以上、歪をなくすためは眼球変換
は必要になるもので、以下、三次元画像の構成方法に本
発明方法を適用した場合の一例を説明する。なお、図
5,図6いずれの場合においても、最初に平面からなる
X,Y投影面(投影平面)4上に断層像を投影し、次に
眼球変換によりη,ξ面に変換することになる。
【0027】まず、上記三次元画像の構成方法におい
て、中心投影による座標変換について述べる。中心投影
による投影面への各断層像の投影に当たっての、各断層
像の画素座標の投影面上の座標への変換は次のように行
われる。
【0028】図4に示す例では、説明を簡単化するため
投影面と断層像面、更にはx−y面が各々平行であるよ
うに座標系をとっている。この図4において、x,y,
zは三次元座標系(x,y,z)の各軸、e点(x1,
y1,d1)は視点eの位置、P点(X,Y)は投影面
(表示画面に相当する)21上の点、S点(x0,y0,
d0)はe点(x1,y1,d1)とP点(X,Y)を通る
直線22と断層像23Aの交わる点、である。
【0029】また、Dは投影面21の投影面21の位置
(z軸上)で、任意に設定可能である。
【0030】d0は断層像23Aの位置(z軸上)で、
計測時に決まる。
【0031】d1は視点eのz座標、である。
【0032】これによれば、次の式が成り立つ。
【0033】 X={(D−d1)/(d0−d1)}×(x0−x1)+x1 …(1) Y={(D−d1)/(d0−d1)}×(y0−y1)+y1 …(2) x0={(d0−D)/(d1−D)}×(x1−x)+X …(3) y0={(d0−D)/(d1−D)}×(y1−y)+Y …(4) 投影された画像を投影面21に相当する表示画面(図示
せず)上に、縦512画素×横512画素で表示すると
き、X,Yは−256から+256までの値を取る。そ
れぞれのX,Yに対してd0の断層像23A上では上掲
(3),(4)式によりx0,y0が決まり、どの点が投
影すべきかが決まる。断層像23は複数あって、d0も
複数個あるので、1組のX,Yに対して複数の投影すべ
き点x0,y0が決まる。
【0034】同様の座標系において、断層像23Aの他
にも断層像23B〜23Eを用意し、y軸方向から見た
図を図5(a)に示す。この図5(a)において、断層
像23A〜23Eは同一対象物について同一方向に等間
隔で得られた断層像(図示例では等間隔であるが、必ず
しも等間隔である必要はない)であり、断層像23Bに
は、臓器領域B1,B2,B3が強調して書いてある。臓
器領域B1,B2,B3を投影面21に投影するとB1´,
B2´,B3´となる。同様に、断層像23Cの臓器領域
C1,C2を投影面21に投影するとC1´,C2´とな
る。
【0035】ここで、投影データ(ここでは、B1´,
B2´,B3´;C1´,C2´)を表示メモリ(図示せ
ず)に書く時は、三次元的効果を出すために、視点eか
ら見てより遠くに存在する投影データを先に書き込み、
それより近くの投影データは後から上書きする。したが
ってここでは、投影データC1,C2より投影データB
1,B2,B3の方が視点eより遠くに存在するので、投
影データB1´,B2´,B3´を先に書いて、投影デー
タC1´,C2´は後から上書きすることになる。なお図
7(a)では、投影データB1´,B2´,B3´;C1
´,C2´は各々投影面21から離して示しているが、
これは表示メモリに書き込む投影データB1´,B2´,
B3´;C1´,C2´の順番を判り易くしたために過ぎ
ず、最初に書かれる投影データB1´,B2´,B3´
も、それに上書きされる投影データC1´,C2´も実際
には投影面21上に書かれる。
【0036】図5(b)は、図5(a)よりも一般化し
て示したもので、投影面と断層像面が平行でない場合の
例である。この場合は、断層像23A,23B,23C
…から補間演算で投影面21と平行な面に向けられた断
層像23a,23b,23c…を作っておく必要があ
る。その他は、図5(a)の場合と同様である。なお、
b1´;c1´,c2´;d1´は、補間演算された断層像
23b,23c,23d上の臓器領域b1;c1,c2;
d1の投影データである。
【0037】図6は、視点、断層像及び投影面がより複
雑な位置関係をもった場合の中心投影による座標変換を
説明するための図で、断層像23上のS点(x0,z0,
y0)の投影結果が投影平面上のP点(x,y,z)に
なることを示す。
【0038】この図6において、中心投影による投影平
面4への断層像23の投影に当たっての、断層像23の
画素座標の投影平面4上の座標への変換は次のように行
われる。ここで、aはx軸と投影平面4の交わる点、b
はy軸と投影平面4の交わる点、cはz軸と投影平面4
の交わる点、である。
【0039】また、αは原点から投影平面4に下ろした
垂線をz−x面に投影した線がx軸となす角βは前記垂
線がx−z面となす角e点(x1,y1,z1)は視点e
の位置、P点(x,y,z)は投影面(表示画面に相当
する)4上の点、S点(x0,z0,y0)はe点(x1,
y1,z1)とP点(x,y,z) を通る直線22と断
層像23の交わる点、とすると、次の式が成り立つ。
【0040】まず、投影平面4は (x/a)+(y/b)+(z/c)=1 …(5) で表わされる。また、e点(x1,y1,z1)とP点
(x,y,z) を通る直線22は (x0−x)/(x1−x)=(y0−y)/(y1−y)=(z0−z)/(z1 −z) …(6) で与えられる。
【0041】投影平面4がC1点(xc1,yc1,zc
1)を通るとき、 k1=sinα k2=cosα/sinβ k3=cosα・cosβ/sinβ ai=1/a bi=1/b ci=1/c として、 z=[X・k1−Y・k2−yc1・k3−{(ci・k3・zc1)/bi}+{ (ai・k3・X)/(bi・cosα)}−{(ai・k3・xc1)/bi} ]/[1−{(ci・k3)/bi}+{(ai・k3・sinα)/(bi・c osα)}] …(7) x=(X−z・sinα)/cosα …(8) y=[yc1+{−ci・(z−zc1)−ai・(x−xc1)}]/bi …(9) ここで、上記C1点(xc1,yc1,zc1)には、例え
ば、視点e(x1,y1,z1)から投影平面4に下ろし
た垂線と投影平面4の交わる点(この点と視点e間の距
離はh)として、 zc1=z1+−[h/sqrt{1+(c2/a2)+(c2/b2)}] (「z1+−」の「−」はz0<zc1のとき) …(10) xc1=x1+{c・(z1−zc1)/a} …(11) yc1=y1+{c・(z1−zc1)/b} …(12) を使ってもよい。
【0042】投影された画像を投影平面4に相当する表
示画面(図示せず)上に、縦512画素×横512画素
で表示するとき、X,Yは−256から+256までの
値を取る。それぞれのX,Yに対して上掲(7),
(8),(9)式によりx,yが決まる。e点のx1,
y1,z1は任意に与えるので、下掲(13),(14)
式により、y0=d0の断層像上で画素S点の座標x0,
z0が決まる。
【0043】 x0={(d0−y)/(y1−y)}×(x1−x)+x …(13) z0={(d0−y)/(y1−y)}×(z1−z)+z …(14) 断層像は複数あって、d0も複数個あるので、1組の
X,Yに対して複数の投影すべき点x0,y0が決まる。
【0044】なお、図6中のRは視点eからS点までの
距離を示すもので、このRはP点の画素値(輝度)を求
める際のパラメータとなる。P点の画素値は、設定され
た画素値(輝度)の最大値Rmaxから上記Rを引算し
た値に比例する。このP点は表示メモリ上では(η,
ξ)点に対応するので(η,ξ)点に前記画素値を格納
する。
【0045】以上のような座標変換を、表示画面に相当
する投影平面4上の全ての点について行う。また、全て
の断層像23について行う。更に、構成された結果像で
ある三次元画像に対して行っても、あるいは構成前の1
枚、1枚の断層像に対して行ってもよい。
【0046】図7は本発明方法が適用可能なハードウェ
ア構成例を示すブロック図である。この図7において、
50はCPU、51は主メモリ、52は磁気ディスク、
53は表示メモリ、55はマウスコントローラで、これ
らは共通バス57に接続されている。磁気ディスク52
には、複数の断層像及び本発明方法の実行演算のための
プログラムなどが格納されている。
【0047】CPU50は、これら複数の断層像及び本
発明方法の実行演算のためのプログラムを読み出し、主
メモリ51を用いて眼球変換等の演算を行い、その結果
を表示メモリ53に送り、CRTモニタ54に表示させ
る。マウスコントローラ55に接続されたマウス56
は、眼球変換等の演算の際の、視点位置等を指定する。
眼球変換され歪補正された画像は、必要に応じて磁気デ
ィスク52に格納される。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、投
影方向に依存する投影像の歪が補正され、投影方向の違
いによって投影データ(長さないし大きさ)が異なって
しまうことが防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の概略を示すフローチャートであ
る。
【図2】眼球変換による歪補正の原理説明図である。
【図3】同じく眼球変換による歪補正の原理説明図であ
る。
【図4】三次元画像の構成方法における断層像画素座標
の投影面上の座標への変換を説明するための図である。
【図5】同じく複数の断層像についての画素座標の投影
面上の座標への変換を説明するための図である。
【図6】視点、断層像及び投影面がより複雑な位置関係
をもった場合の中心投影による座標変換を説明するため
の図である。
【図7】本発明方法が適用可能なハードウェア構成例を
示すブロック図である。
【図8】眼球投影の説明図である。
【図9】中心投影方法と歪の説明図である。
【符号の説明】
3 投影球面 4 投影平面 X,Y,Z 三次元座標系の各軸 O 三次元座標系の原点 e 視点 h 視点eと投影平面4との距離 R 投影球面3の半径 P 投影平面4上の点(X1,Y1) ψ 直線OPとX軸とのなす角 Q 投影平面4上のP点に対応する投影球面3上の
点(直線Peと投影球面3の交点) θ 直線Z1 QとZ軸のなす角 L 投影球面3上の円弧OQ L´ Lと同じ長さをもった直線OP上の線分 η CRT表示アドレス(X軸に平行にとる) ξ CRT表示アドレス(Y軸に平行にとる) U 直線eQの長さ γ 線分ePとZ軸とのなす角 w QからZ軸に垂直に下ろした直線の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−96191(JP,A) 特開 平6−21305(JP,A) 特開 平5−181980(JP,A) 特開 平4−167078(JP,A) 特開 平4−153894(JP,A) 特開 平3−113305(JP,A) 実開 平4−31175(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 15/00 100 G06T 1/00 290 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視点を頂点として円錐状に投影線をその
    視点から三次元データ群である投影対象へ発したとき
    の、その投影対象を平面の投影面に投影して中心投影デ
    ータを得、中心投影データから三次元画像を構成する中
    心投影法による三次元画像構成装置において、前記視点
    と前記投影面との設定、及び視点と投影面との間であっ
    て視点と投影面とのそれぞれに一点で接する仮想的な球
    モデルを設定する設定手段と、該設定された球モデルの
    球面上に前記視点から見た投影対象を投影させ球面投影
    データを得る第1の投影手段と、該得られた球面投影デ
    ータを前記投影面に投影させて、前記中心投影データが
    投影されたときに生じた投影方向に依存する位置歪みを
    補正した投影データを得る第2の投影手段とを備えたこ
    とを特徴とする中心投影法による三次元画像構成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の投影手段が前記球面モデル上
    に投影して得た球面投影データを前記投影面に投影させ
    るさいに、その投影対象の画像サイズを拡大させる手段
    を備えて拡大を行わせることを特徴とする請求項1に記
    載の中心投影法による三次元画像構成装置。
  3. 【請求項3】 視点を頂点として円錐状に投影線をその
    視点から三次元の投影対象へ発したときの、その投影対
    象を平面の投影面に投影して投影データを得、この投影
    データから三次元画像を構成する中心投影法による三次
    元画像構成装置において、視点と投影面の設定、及び視
    点と投影面との間であって投影面に一点で接する球モデ
    ルを設定する手段と、投影線を与えて、この投影線が交
    わる前記球モデルの球面上と前記投影面上に、前記投影
    対象の点を投影し球面上の投影点Qと投影面上の投影点
    Pを得る手段と、前記投影点Qと球モデルの投影面接点
    との球面に沿った距離Lを求める手段と、この距離Lと
    投影面上での投影点Pの角度φとに基づいて、前記投影
    点Qと対応させて得た投影方向に依存する位置歪みを補
    正した前記投影面上の投影点Gを得る手段とを備えたこ
    とを特徴とする中心投影法による三次元画像構成装置。
JP08977094A 1994-01-18 1994-04-27 三次元画像構成装置 Expired - Lifetime JP3411665B2 (ja)

Priority Applications (4)

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