JP3456616B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R21/2334—Expansion control features
- B60R21/2338—Tethers
- B60R2021/23382—Internal tether means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
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- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/239—Inflatable members characterised by their venting means
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- Air Bags (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車のステ
アリングホイール等に配設されるエアバッグ装置に関
し、さらに詳しくは、エアバッグ装置の作動時における
エアバッグ展開用ガスの排気構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図6は従来のエアバッグ装置1を示すも
のであって、このエアバッグ装置1はエアバッグ2の展
開(膨張)時に展張してエアバッグ2の展開形状を所定
形状に規制する紐状のテザー3をエアバッグ2の内部に
折り畳み状態で配設すると共に、エアバッグ2の展開後
にエアバッグ2内に充満したガスを外部に排出するため
のベントホール(排気口)4,5をエアバッグ2に設け
て成るものである。上述のテザー3は、エアバッグ2の
後面側部分2aの中央部に形成されたガス導入孔6の周
囲部分及びこの周囲部分に対応するエアバッグ2の前面
側部分2bの中央部分にそれぞれ縫合された両端部3
a,3bと、これらの両端部3a,3bの間に連設され
た例えば4本の紐状部3c,3d,3e,3fとから構
成されている。そして、上述のベントホール4,5は、
エアバッグ2の後面側部分2aにおいてガス導入孔6及
びテザー3の一端部3aの左右両側箇所に形成され、こ
れらのベントホール4,5を介してエアバッグ2内の空
間とその外部とが互いに連通されるようになっている。 【0003】このようにエアバッグ2にベントホール
4,5を設けるようにしているのは、次のような理由か
らである。すなわち、エアバッグ装置の作動時にインフ
レータ(図示せず)からガス導入孔6を通してエアバッ
グ2内にガスが導入されるのに伴ってエアバッグ2が展
開完了した後には、エアバッグ2内に充満したガスを外
部に排気してエアバッグ2の緊張状態を解除するためで
ある。 【0004】その一方、エアバッグ2の展開時にはでき
るだけ短時間の内に完全な形に展開させた方が良いた
め、展開途中では前記ベントホール4,5からのガスの
排気は少ない方が望ましい。そこで、このような要求を
満たすべく、従来では、上述のテザー3の折り畳み時に
その紐状部3c,3eをベントホール4,5上に重ねて
配置することによりこれらのベントホール4,5を塞い
でおき、エアバッグ2の展開時には前記紐状部3c,3
eが展張してベントホール4,5から相対的に移動され
るのに応じてベントホール4,5が開かれるように設定
している。 【0005】また、これとは別の技術として、図7及び
図8に示すような構成のエアバッグ装置7が従来より提
案されている。なお、図7及び図8において図6と同様
の部分には共通の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。 【0006】図7に示すように、エアバッグ装置7に備
えられるエアバッグ2の後面側部分2aには、その左右
両側箇所にベントホール4,5が設けられると共に、エ
アバッグ装置7の非作動時には前記ベントホール4,5
をそれぞれ塞ぐ位置に配置されるカバー体8,9がエア
バッグ2の外周に配設されている。すなわち、このカバ
ー体8,9の一端部は図7において符号A,Bで示す箇
所においてそれそれ縫合されており、エアバッグ2の非
展開時にはこれらのカバー体8,9の他端側部分にてベ
ントホール4,5が塞がれ、エアバッグ2の展開時には
図8に示すようにカバー体8,9の他端部分がベントホ
ール4,5に対して相対的に移動してこれらのベントホ
ール4,5がそれぞれ開放されるように構成されてい
る。従って、エアバッグ2の展開完了後には、エアバッ
グ2内に充満したガスがベントホール4,5を介して外
部に排出されるようになっている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のエアバッグ装置1,7では、次のような問題
点がある。先ず、図6に示すエアバッグ装置1にあって
は、エアバッグ2内に収容されるテザー3の紐状部3
c,3eにてベントホール4,5が塞がれるように紐状
部3c,3eをベントホール4,5上の所定位置に折り
畳む必要があるため、その折り畳み作業が非常に面倒で
あるといった問題点がある。また、図7及び図8に示す
エアバッグ装置7にあっては、カバー体8,9がエアバ
ッグ2の外側に配置されるため、エアバッグ2内の高い
ガス圧によって外方へ移動され易く、従ってエアバッグ
2の展開途中であるにも拘らずエアバッグ2内のガスが
ベントホール4,5を通して外部に排出されてしまうと
いう問題点がある。なお、このような問題点を解消する
ためにはカバー体8,9の剛性を高くすればよいのであ
るが、この場合にはエアバッグ2及びカバー体8,9の
折り畳みが困難となるおそれがある。 【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、エアバッグ及びテザー
の折り畳みに際してテザーをベントホール上の所定位置
(ベントホールの閉塞位置)に容易かつ確実に配置する
ことができ、しかもエアバッグの展開途中ではベントホ
ールをテザーにて確実に塞ぎ得てエアバッグ内のガスの
排出を抑えることができると共にエアバッグの展開完了
後にはテザーがベントホール上から移動されてベントホ
ールが開放状態に設定され得るような構成のエアバッグ
装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、エアバッグの展開時に展張して前記
エアバッグの展開形状を所定形状に規制する紐状のテザ
ーを前記エアバッグの内部に折り畳み状態で配設すると
共に、前記エアバッグの展開後に前記エアバッグ内に充
満したガスを外部に排出するためのベントホールを前記
エアバッグに設けて成るエアバッグ装置において、前記
ベントホールの近傍のエアバッグ部分にテザーガイドを
取付け、このテザーガイドに前記テザーを挿通せしめて
位置規制した状態とし、前記テザーの先端側部分の端部
に抜け止め用のストッパを配設し、前記エアバッグの非
展開時及び展開途中では前記テザーガイドから引き出さ
れた前記テザーの先端側部分が前記ベントホール上に配
置されて前記ベントホールが閉塞され、前記エアバッグ
の展開に伴って前記テザーが前記テザーガイドにて案内
されつつ移動されて前記ストッパが前記テザーガイドに
係合することにより、前記テザーガイドの先端側部分の
端部の移動が阻止され、かつ前記エアバッグの展開完了
時には前記テザーの先端側部分が前記ベントホール上か
ら移動されて前記ベントホールが開放されると共に、前
記エアバッグの展開完了時の前記エアバッグの展開形状
が所定形状に規制されるように構成している。 【0010】また、本発明の好ましい実施形態におい
て、前記テザーの先端側部分の端部に配設されるストッ
パは、テザーの先端側部分の先端に取付けられたストッ
パ片である。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1〜図4を参照して説明する。なお、図1〜図4にお
いて図6と同一の部分には同一の符号を付してその詳細
な説明を省略する。 【0012】図1は本発明に係るエアバッグ装置10を
示すものであって、エアバッグ2の展開完了直前の状態
を示すものである。このエアバッグ装置10は、従来と
同様に、後面側部分2a及び前面側部分2bから成る袋
状のエアバッグ2と、このエアバッグ2内に配設された
テザー3とをそれぞれ具備している。さらに、本例にお
いては、前記テザー3の紐状部3c,3eの先端部分の
位置規制をしてこれらを長手方向に沿ってそれぞれ移動
可能な状態でガイドするための一対のテザーガイド11
が配設されている。 【0013】さらに詳しく述べると、上述の一対のテザ
ーガイド11は、図1及び図2に示すように、例えば一
枚の矩形板を屈曲成形して成るものであって、その中間
部分に屈曲成形されたコ字状のガイド部12と、このガ
イド部12の両端部において互いに反対方向に向けてほ
ぼ直角に屈曲された一対の屈曲片部13,14とをそれ
ぞれ有している。かくして、一対のテザーガイド11は
ガス導入孔6及びテザー3の一端部3aの近傍の左右両
側部において、これらとベントホール4,5との間の中
間箇所にそれぞれ配置されると共に、エアバッグ2の後
面側部分2aの内面にテザーガイド11の屈曲片部1
3,14がそれぞれ当接された状態で縫製等にて取付け
られている。 【0014】一方、テザー3の紐状部3c,3eの一端
部すなわちテザー3の一端部3aの側の一端部がこの一
端部3aに縫合されることなく分離されて自由端15,
16となされており、これらの分離された紐状部3c,
3eの端部15,16が前記テザーガイド11のガイド
部12とエアバッグ2の後面部分2aとで構成された断
面矩形の空間にそれぞれ挿通されている(図2参照)。
これにより、前記自由端15,16が前記ガイド部12
にてそれぞれ位置規制された状態の下で紐状部3c,3
eの長手方向に沿って移動可能に配設されている。 【0015】また、上述の自由端15,16の先端は図
2に明示するようにループ状に縫製されており、このル
ープ状部分αに前記テザーガイド11に対応するストッ
パ片17が抜け止めされた状態で組付けられている。 【0016】しかして、エアバッグ2及びテザー3を折
り畳む際には、ベントホール4,5に指を差し入れてス
トッパ片17をベントホール4,5の側に向けて引くこ
とにより、図3に示すようにこれらのテザー3の紐状部
3c,3eの自由端15,16をベントホール4,5上
に配置してエアバッグ2を折り畳むようにすればよい。
かくして、エアバッグ2の折り畳み状態の下では、ベン
トホール4,5は前記自由端15,16にて塞がれると
共に、ストッパ片17はテザーガイド11から所定距離
だけ離れた位置に配置される。 【0017】このように構成したエアバッグ装置10に
よれば、テザー3の紐状部3c,3eの自由端15,1
6がベントホール4,5の近傍箇所においてテザーガイ
ド12にて位置規制されているので、ストッパ片17を
既述の如く引っ張り操作するだけでエアバッグ2及びテ
ザー3の折り畳みを容易に行なうことができ、かつ前記
自由端15,16をベントホール4,5上に確実に配置
した状態で折り畳むことができる。 【0018】また、エアバッグ装置10の非動作時に
は、テザーガイド12にて位置規制されたテザー3の自
由端15,16にてベントホール4,5が塞がれてお
り、エアバッグ装置10が作動開始された場合にも、エ
アバッグ2の展開途中(展開開始から展開完了までの期
間)においてベントホール4,5がテザー3の自由端1
5,16にて塞がれた状態が維持される。すなわち、エ
アバッグ装置10が作動開始されるのに伴い図外のイン
フレータからガス導入孔6を通してガスがエアバッグ2
内に導入され、エアバッグ2が展開するが、この際には
前記ガスの圧力によってテザー3の自由端15,16が
ベントホール4,5の側に向けて押圧されるため、これ
らの自由端15,16によるベントホール4,5の閉塞
状態が維持されることとなる。従って、エアバッグ2の
展開途中では、エアバッグ2内のガスがベントホール
4,5を通して外部へ排出されるのが防止され、エアバ
ッグ2が完全な形の展開状態になる迄の時間が早く、エ
アバッグ2の衝撃吸収機能を良好に発揮させることがで
きる。 【0019】一方、エアバッグ2の展開が進行すると、
図4に示すようにテザー3の紐状部3c〜3fが引っ張
られ、これに伴ってストッパ片17がテザーガイド11
の側に向けて移動される。そして、前記ストッパ片17
がテザーガイド11に当接されると同時に、紐状部3c
〜3fが緊張状態となされてエアバッグ2の展張が完了
される。これに応じて、エアバッグ2が所定形状に規制
された完全な形で展開される。この状態の下では、テザ
ー3の自由端15,16がベントホール4,5上から外
れた位置に配置されるため、これらのベントホール4,
5は開放状態となる。従って、エアバッグ2の展開完了
の直後に、エアバッグ2内に充満したガスが前記ベント
ホール4,5を通して外部へ徐々に排出されることとな
るため、エアバッグ2の緊張状態を解除することができ
る。 【0020】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、テザー3のテザーガイド11の形状は自由
端15,16の先端のループ状部分αから抜け出ないよ
うな形状であればどのような形状にしても良く、またテ
ザーガイド11の材質は、エアバッグ2の展開時にスト
ッパ片17がテザーガイド11に当接して受け止められ
たときの衝撃荷重に耐え得る強度を有していればどのよ
うな材質(金属材又は樹脂材等)でも良い。さらに、図
5に示すように、テザー3の自由端15,16のループ
状部分αを長くし、そのループ中にテザーガイド11の
ガイド部12を挿通させるように構成しても良い。この
場合には、テザーガイド11がストッパとして兼用され
ることとなり、ストッパ片17を省略することができ
る。 【0021】以上の如く、本発明は、ベントホールの近
傍のエアバッグ部分にテザーガイドを取付け、このテザ
ーガイドに前記テザーを挿通せしめて位置規制した状態
とし、前記テザーの先端側部分の端部に抜け止め用のス
トッパを配設し、前記エアバッグの非展開時及び展開途
中では前記テザーガイドから引き出された前記テザーの
先端側部分が前記ベントホール上に配置されて前記ベン
トホールが閉塞され、前記エアバッグの展開に伴って前
記テザーが前記テザーガイドにて案内されつつ移動され
て前記ストッパが前記テザーガイドに係合することによ
り、前記テザーガイドの先端側部分の端部の移動が阻止
され、かつ前記エアバッグの展開完了時には前記テザー
の先端側部分が前記ベントホール上から移動されて前記
ベントホールが開放されると共に、前記エアバッグの展
開完了時の前記エアバッグの展開形状が所定形状に規制
されるように構成したものであるから、エアバッグの展
開途中ではエアバッグ内に導入されるガスが外部に排出
されることがなく、従ってエアバッグの展開開始から展
開完了までの展開動作を迅速に行なわしめることがで
き、良好な衝撃吸収機能を発揮せしめることができる。
また、ベントホールに指を差し入れてストッパ若しくは
テザーの端部をベントホールの側に向けて引くことによ
り、エアバッグ2及びテザーの折り畳みを容易に行うこ
とができ、かつテザーをベントホール上に確実に配置し
た状態(ベントホールを塞いだ状態)で折り畳むことが
できる。 【0022】また、テザーを位置規制した状態でガイド
するためのテザーガイドをベントホールの近傍に配設し
たことにより、このテザーガイドの折り畳み位置を容易
にかつ確実にベントホール上に配置することができるこ
ととなり、エアバッグ及びテザーの折り畳み作業を容易
に行なうことができる。
アリングホイール等に配設されるエアバッグ装置に関
し、さらに詳しくは、エアバッグ装置の作動時における
エアバッグ展開用ガスの排気構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図6は従来のエアバッグ装置1を示すも
のであって、このエアバッグ装置1はエアバッグ2の展
開(膨張)時に展張してエアバッグ2の展開形状を所定
形状に規制する紐状のテザー3をエアバッグ2の内部に
折り畳み状態で配設すると共に、エアバッグ2の展開後
にエアバッグ2内に充満したガスを外部に排出するため
のベントホール(排気口)4,5をエアバッグ2に設け
て成るものである。上述のテザー3は、エアバッグ2の
後面側部分2aの中央部に形成されたガス導入孔6の周
囲部分及びこの周囲部分に対応するエアバッグ2の前面
側部分2bの中央部分にそれぞれ縫合された両端部3
a,3bと、これらの両端部3a,3bの間に連設され
た例えば4本の紐状部3c,3d,3e,3fとから構
成されている。そして、上述のベントホール4,5は、
エアバッグ2の後面側部分2aにおいてガス導入孔6及
びテザー3の一端部3aの左右両側箇所に形成され、こ
れらのベントホール4,5を介してエアバッグ2内の空
間とその外部とが互いに連通されるようになっている。 【0003】このようにエアバッグ2にベントホール
4,5を設けるようにしているのは、次のような理由か
らである。すなわち、エアバッグ装置の作動時にインフ
レータ(図示せず)からガス導入孔6を通してエアバッ
グ2内にガスが導入されるのに伴ってエアバッグ2が展
開完了した後には、エアバッグ2内に充満したガスを外
部に排気してエアバッグ2の緊張状態を解除するためで
ある。 【0004】その一方、エアバッグ2の展開時にはでき
るだけ短時間の内に完全な形に展開させた方が良いた
め、展開途中では前記ベントホール4,5からのガスの
排気は少ない方が望ましい。そこで、このような要求を
満たすべく、従来では、上述のテザー3の折り畳み時に
その紐状部3c,3eをベントホール4,5上に重ねて
配置することによりこれらのベントホール4,5を塞い
でおき、エアバッグ2の展開時には前記紐状部3c,3
eが展張してベントホール4,5から相対的に移動され
るのに応じてベントホール4,5が開かれるように設定
している。 【0005】また、これとは別の技術として、図7及び
図8に示すような構成のエアバッグ装置7が従来より提
案されている。なお、図7及び図8において図6と同様
の部分には共通の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。 【0006】図7に示すように、エアバッグ装置7に備
えられるエアバッグ2の後面側部分2aには、その左右
両側箇所にベントホール4,5が設けられると共に、エ
アバッグ装置7の非作動時には前記ベントホール4,5
をそれぞれ塞ぐ位置に配置されるカバー体8,9がエア
バッグ2の外周に配設されている。すなわち、このカバ
ー体8,9の一端部は図7において符号A,Bで示す箇
所においてそれそれ縫合されており、エアバッグ2の非
展開時にはこれらのカバー体8,9の他端側部分にてベ
ントホール4,5が塞がれ、エアバッグ2の展開時には
図8に示すようにカバー体8,9の他端部分がベントホ
ール4,5に対して相対的に移動してこれらのベントホ
ール4,5がそれぞれ開放されるように構成されてい
る。従って、エアバッグ2の展開完了後には、エアバッ
グ2内に充満したガスがベントホール4,5を介して外
部に排出されるようになっている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のエアバッグ装置1,7では、次のような問題
点がある。先ず、図6に示すエアバッグ装置1にあって
は、エアバッグ2内に収容されるテザー3の紐状部3
c,3eにてベントホール4,5が塞がれるように紐状
部3c,3eをベントホール4,5上の所定位置に折り
畳む必要があるため、その折り畳み作業が非常に面倒で
あるといった問題点がある。また、図7及び図8に示す
エアバッグ装置7にあっては、カバー体8,9がエアバ
ッグ2の外側に配置されるため、エアバッグ2内の高い
ガス圧によって外方へ移動され易く、従ってエアバッグ
2の展開途中であるにも拘らずエアバッグ2内のガスが
ベントホール4,5を通して外部に排出されてしまうと
いう問題点がある。なお、このような問題点を解消する
ためにはカバー体8,9の剛性を高くすればよいのであ
るが、この場合にはエアバッグ2及びカバー体8,9の
折り畳みが困難となるおそれがある。 【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、エアバッグ及びテザー
の折り畳みに際してテザーをベントホール上の所定位置
(ベントホールの閉塞位置)に容易かつ確実に配置する
ことができ、しかもエアバッグの展開途中ではベントホ
ールをテザーにて確実に塞ぎ得てエアバッグ内のガスの
排出を抑えることができると共にエアバッグの展開完了
後にはテザーがベントホール上から移動されてベントホ
ールが開放状態に設定され得るような構成のエアバッグ
装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、エアバッグの展開時に展張して前記
エアバッグの展開形状を所定形状に規制する紐状のテザ
ーを前記エアバッグの内部に折り畳み状態で配設すると
共に、前記エアバッグの展開後に前記エアバッグ内に充
満したガスを外部に排出するためのベントホールを前記
エアバッグに設けて成るエアバッグ装置において、前記
ベントホールの近傍のエアバッグ部分にテザーガイドを
取付け、このテザーガイドに前記テザーを挿通せしめて
位置規制した状態とし、前記テザーの先端側部分の端部
に抜け止め用のストッパを配設し、前記エアバッグの非
展開時及び展開途中では前記テザーガイドから引き出さ
れた前記テザーの先端側部分が前記ベントホール上に配
置されて前記ベントホールが閉塞され、前記エアバッグ
の展開に伴って前記テザーが前記テザーガイドにて案内
されつつ移動されて前記ストッパが前記テザーガイドに
係合することにより、前記テザーガイドの先端側部分の
端部の移動が阻止され、かつ前記エアバッグの展開完了
時には前記テザーの先端側部分が前記ベントホール上か
ら移動されて前記ベントホールが開放されると共に、前
記エアバッグの展開完了時の前記エアバッグの展開形状
が所定形状に規制されるように構成している。 【0010】また、本発明の好ましい実施形態におい
て、前記テザーの先端側部分の端部に配設されるストッ
パは、テザーの先端側部分の先端に取付けられたストッ
パ片である。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1〜図4を参照して説明する。なお、図1〜図4にお
いて図6と同一の部分には同一の符号を付してその詳細
な説明を省略する。 【0012】図1は本発明に係るエアバッグ装置10を
示すものであって、エアバッグ2の展開完了直前の状態
を示すものである。このエアバッグ装置10は、従来と
同様に、後面側部分2a及び前面側部分2bから成る袋
状のエアバッグ2と、このエアバッグ2内に配設された
テザー3とをそれぞれ具備している。さらに、本例にお
いては、前記テザー3の紐状部3c,3eの先端部分の
位置規制をしてこれらを長手方向に沿ってそれぞれ移動
可能な状態でガイドするための一対のテザーガイド11
が配設されている。 【0013】さらに詳しく述べると、上述の一対のテザ
ーガイド11は、図1及び図2に示すように、例えば一
枚の矩形板を屈曲成形して成るものであって、その中間
部分に屈曲成形されたコ字状のガイド部12と、このガ
イド部12の両端部において互いに反対方向に向けてほ
ぼ直角に屈曲された一対の屈曲片部13,14とをそれ
ぞれ有している。かくして、一対のテザーガイド11は
ガス導入孔6及びテザー3の一端部3aの近傍の左右両
側部において、これらとベントホール4,5との間の中
間箇所にそれぞれ配置されると共に、エアバッグ2の後
面側部分2aの内面にテザーガイド11の屈曲片部1
3,14がそれぞれ当接された状態で縫製等にて取付け
られている。 【0014】一方、テザー3の紐状部3c,3eの一端
部すなわちテザー3の一端部3aの側の一端部がこの一
端部3aに縫合されることなく分離されて自由端15,
16となされており、これらの分離された紐状部3c,
3eの端部15,16が前記テザーガイド11のガイド
部12とエアバッグ2の後面部分2aとで構成された断
面矩形の空間にそれぞれ挿通されている(図2参照)。
これにより、前記自由端15,16が前記ガイド部12
にてそれぞれ位置規制された状態の下で紐状部3c,3
eの長手方向に沿って移動可能に配設されている。 【0015】また、上述の自由端15,16の先端は図
2に明示するようにループ状に縫製されており、このル
ープ状部分αに前記テザーガイド11に対応するストッ
パ片17が抜け止めされた状態で組付けられている。 【0016】しかして、エアバッグ2及びテザー3を折
り畳む際には、ベントホール4,5に指を差し入れてス
トッパ片17をベントホール4,5の側に向けて引くこ
とにより、図3に示すようにこれらのテザー3の紐状部
3c,3eの自由端15,16をベントホール4,5上
に配置してエアバッグ2を折り畳むようにすればよい。
かくして、エアバッグ2の折り畳み状態の下では、ベン
トホール4,5は前記自由端15,16にて塞がれると
共に、ストッパ片17はテザーガイド11から所定距離
だけ離れた位置に配置される。 【0017】このように構成したエアバッグ装置10に
よれば、テザー3の紐状部3c,3eの自由端15,1
6がベントホール4,5の近傍箇所においてテザーガイ
ド12にて位置規制されているので、ストッパ片17を
既述の如く引っ張り操作するだけでエアバッグ2及びテ
ザー3の折り畳みを容易に行なうことができ、かつ前記
自由端15,16をベントホール4,5上に確実に配置
した状態で折り畳むことができる。 【0018】また、エアバッグ装置10の非動作時に
は、テザーガイド12にて位置規制されたテザー3の自
由端15,16にてベントホール4,5が塞がれてお
り、エアバッグ装置10が作動開始された場合にも、エ
アバッグ2の展開途中(展開開始から展開完了までの期
間)においてベントホール4,5がテザー3の自由端1
5,16にて塞がれた状態が維持される。すなわち、エ
アバッグ装置10が作動開始されるのに伴い図外のイン
フレータからガス導入孔6を通してガスがエアバッグ2
内に導入され、エアバッグ2が展開するが、この際には
前記ガスの圧力によってテザー3の自由端15,16が
ベントホール4,5の側に向けて押圧されるため、これ
らの自由端15,16によるベントホール4,5の閉塞
状態が維持されることとなる。従って、エアバッグ2の
展開途中では、エアバッグ2内のガスがベントホール
4,5を通して外部へ排出されるのが防止され、エアバ
ッグ2が完全な形の展開状態になる迄の時間が早く、エ
アバッグ2の衝撃吸収機能を良好に発揮させることがで
きる。 【0019】一方、エアバッグ2の展開が進行すると、
図4に示すようにテザー3の紐状部3c〜3fが引っ張
られ、これに伴ってストッパ片17がテザーガイド11
の側に向けて移動される。そして、前記ストッパ片17
がテザーガイド11に当接されると同時に、紐状部3c
〜3fが緊張状態となされてエアバッグ2の展張が完了
される。これに応じて、エアバッグ2が所定形状に規制
された完全な形で展開される。この状態の下では、テザ
ー3の自由端15,16がベントホール4,5上から外
れた位置に配置されるため、これらのベントホール4,
5は開放状態となる。従って、エアバッグ2の展開完了
の直後に、エアバッグ2内に充満したガスが前記ベント
ホール4,5を通して外部へ徐々に排出されることとな
るため、エアバッグ2の緊張状態を解除することができ
る。 【0020】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、テザー3のテザーガイド11の形状は自由
端15,16の先端のループ状部分αから抜け出ないよ
うな形状であればどのような形状にしても良く、またテ
ザーガイド11の材質は、エアバッグ2の展開時にスト
ッパ片17がテザーガイド11に当接して受け止められ
たときの衝撃荷重に耐え得る強度を有していればどのよ
うな材質(金属材又は樹脂材等)でも良い。さらに、図
5に示すように、テザー3の自由端15,16のループ
状部分αを長くし、そのループ中にテザーガイド11の
ガイド部12を挿通させるように構成しても良い。この
場合には、テザーガイド11がストッパとして兼用され
ることとなり、ストッパ片17を省略することができ
る。 【0021】以上の如く、本発明は、ベントホールの近
傍のエアバッグ部分にテザーガイドを取付け、このテザ
ーガイドに前記テザーを挿通せしめて位置規制した状態
とし、前記テザーの先端側部分の端部に抜け止め用のス
トッパを配設し、前記エアバッグの非展開時及び展開途
中では前記テザーガイドから引き出された前記テザーの
先端側部分が前記ベントホール上に配置されて前記ベン
トホールが閉塞され、前記エアバッグの展開に伴って前
記テザーが前記テザーガイドにて案内されつつ移動され
て前記ストッパが前記テザーガイドに係合することによ
り、前記テザーガイドの先端側部分の端部の移動が阻止
され、かつ前記エアバッグの展開完了時には前記テザー
の先端側部分が前記ベントホール上から移動されて前記
ベントホールが開放されると共に、前記エアバッグの展
開完了時の前記エアバッグの展開形状が所定形状に規制
されるように構成したものであるから、エアバッグの展
開途中ではエアバッグ内に導入されるガスが外部に排出
されることがなく、従ってエアバッグの展開開始から展
開完了までの展開動作を迅速に行なわしめることがで
き、良好な衝撃吸収機能を発揮せしめることができる。
また、ベントホールに指を差し入れてストッパ若しくは
テザーの端部をベントホールの側に向けて引くことによ
り、エアバッグ2及びテザーの折り畳みを容易に行うこ
とができ、かつテザーをベントホール上に確実に配置し
た状態(ベントホールを塞いだ状態)で折り畳むことが
できる。 【0022】また、テザーを位置規制した状態でガイド
するためのテザーガイドをベントホールの近傍に配設し
たことにより、このテザーガイドの折り畳み位置を容易
にかつ確実にベントホール上に配置することができるこ
ととなり、エアバッグ及びテザーの折り畳み作業を容易
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアバッグ装置の構成を示す斜視
図である。 【図2】図1において矢印Xで示す部分の拡大図であっ
て、テザーの自由端とテザーガイドとを示す斜視図であ
る。 【図3】エアバッグの非展開時におけるエアバッグ装置
の概略断面図である。 【図4】エアバッグの展開完了時におけるエアバッグ装
置の概略断面図である。 【図5】本発明の変形例を示すものであって、テザーの
自由端に形成されたループ部とこのループ部中に挿通さ
れたテザーガイドとを示す斜視図である。 【図6】従来のエアバッグ装置の構成を示す斜視図であ
る。 【図7】従来の別のエアバッグ装置の構成を示す概略断
面図である。 【図8】図7に示すエアバッグ装置の作動時の状態を示
す概略断面図である。 【符号の説明】 2 エアバッグ 3 テザー 3c,3e 紐状部 4,5 ベントホール 6 ガス導入孔 10 エアバッグ装置 11 テザーガイド 15,16 自由端(ループ部) 17 ストッパ片
図である。 【図2】図1において矢印Xで示す部分の拡大図であっ
て、テザーの自由端とテザーガイドとを示す斜視図であ
る。 【図3】エアバッグの非展開時におけるエアバッグ装置
の概略断面図である。 【図4】エアバッグの展開完了時におけるエアバッグ装
置の概略断面図である。 【図5】本発明の変形例を示すものであって、テザーの
自由端に形成されたループ部とこのループ部中に挿通さ
れたテザーガイドとを示す斜視図である。 【図6】従来のエアバッグ装置の構成を示す斜視図であ
る。 【図7】従来の別のエアバッグ装置の構成を示す概略断
面図である。 【図8】図7に示すエアバッグ装置の作動時の状態を示
す概略断面図である。 【符号の説明】 2 エアバッグ 3 テザー 3c,3e 紐状部 4,5 ベントホール 6 ガス導入孔 10 エアバッグ装置 11 テザーガイド 15,16 自由端(ループ部) 17 ストッパ片
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 エアバッグの展開時に展張して前記エア
バッグの展開形状を所定形状に規制する紐状のテザーを
前記エアバッグの内部に折り畳み状態で配設すると共
に、前記エアバッグの展開後に前記エアバッグ内に充満
したガスを外部に排出するためのベントホールを前記エ
アバッグに設けて成るエアバッグ装置において、前記ベ
ントホールの近傍のエアバッグ部分にテザーガイドを取
付け、このテザーガイドに前記テザーを挿通せしめて位
置規制した状態とし、前記テザーの先端側部分の端部に
抜け止め用のストッパを配設し、前記エアバッグの非展
開時及び展開途中では前記テザーガイドから引き出され
た前記テザーの先端側部分が前記ベントホール上に配置
されて前記ベントホールが閉塞され、前記エアバッグの
展開に伴って前記テザーが前記テザーガイドにて案内さ
れつつ移動されて前記ストッパが前記テザーガイドに係
合することにより、前記テザーガイドの先端側部分の端
部の移動が阻止され、かつ前記エアバッグの展開完了時
には前記テザーの先端側部分が前記ベントホール上から
移動されて前記ベントホールが開放されると共に、前記
エアバッグの展開完了時の前記エアバッグの展開形状が
所定形状に規制されるように構成したことを特徴とする
エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30409495A JP3456616B2 (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30409495A JP3456616B2 (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | エアバッグ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142239A JPH09142239A (ja) | 1997-06-03 |
JP3456616B2 true JP3456616B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=17928957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30409495A Expired - Fee Related JP3456616B2 (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3456616B2 (ja) |
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DE10236859A1 (de) | 2002-08-07 | 2004-02-19 | Takata Corp. | Gassack für ein Airbagmodul |
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JP2007331658A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Takata Corp | エアバッグ及びエアバッグ装置 |
WO2008136336A1 (ja) | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Takata Corporation | エアバッグ及びエアバッグ装置 |
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JP4544243B2 (ja) * | 2006-12-07 | 2010-09-15 | タカタ株式会社 | エアバッグ及びエアバッグ装置 |
DE102006058704A1 (de) * | 2006-12-13 | 2008-06-19 | Daimler Ag | Gassack bzw. Airbag |
JP5286673B2 (ja) * | 2007-02-19 | 2013-09-11 | タカタ株式会社 | エアバッグ及びエアバッグ装置 |
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JP5941803B2 (ja) | 2012-09-21 | 2016-06-29 | タカタ株式会社 | エアバッグ及びエアバッグ装置 |
JP6297352B2 (ja) * | 2014-02-17 | 2018-03-20 | セーレン株式会社 | エアバッグの製造方法およびエアバッグ |
KR102533287B1 (ko) * | 2018-05-03 | 2023-05-17 | 현대모비스 주식회사 | 동승석 에어백 장치 |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP30409495A patent/JP3456616B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH09142239A (ja) | 1997-06-03 |
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