JP3331314B2 - 静電スプレーガンの多ガン塗装装置 - Google Patents
静電スプレーガンの多ガン塗装装置Info
- Publication number
- JP3331314B2 JP3331314B2 JP35627697A JP35627697A JP3331314B2 JP 3331314 B2 JP3331314 B2 JP 3331314B2 JP 35627697 A JP35627697 A JP 35627697A JP 35627697 A JP35627697 A JP 35627697A JP 3331314 B2 JP3331314 B2 JP 3331314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrostatic spray
- voltage
- gun
- low
- spray guns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
部発電式静電スプレーガンへ低電圧を供給する制御にお
いて、複数の静電スプレーガンの引き金に連動する高電
圧荷電スイッチが作動した場合の安全制御装置に関す
る。
る場合、多色用に複数の静電スプレーガンを使用する
が、静電スプレーガンを同時に使用する必要性がないこ
とと、個々の静電スプレーガン用の低電圧源を設置する
ことは設置スペースや設置コストの点で無駄が多くなる
ため、一台の低電圧源から複数の静電スプレーガンへの
低電圧を供給する方法がとられている。しかし、一台の
低電圧源から複数の静電スプレーガンへの低電圧を供給
する方法においては複数の静電スプレーガンへ同時に低
電圧が供給されて高電圧が発生する危険を防止するた
め、一般的なシーケンス制御によって静電スプレーガン
の引き金に連動する高電圧荷電スイッチが作動した静電
スプレーガンのみに優先的に低電圧源から低電圧を供給
し、その他の静電スプレーガンへは低電圧源からの低電
圧の供給を遮断する制御を行っている。
Aガンの高電圧荷電スイッチが作動した状態でBガンの
高電圧荷電スイッチがメンテナンスや落下等の何らかの
理由で作動した場合でも、Bガンには低電圧源からの低
電圧の供給が遮断されているため、高電圧が発生してし
まう危険はない。しかし、先にAガンの高電圧荷電スイ
ッチが作動してAガンに低電圧源からの低電圧が供給さ
れている状態の時に、Bガンのメンテナンスや落下等の
何らかの原因によってBガンの高電圧荷電スイッチも作
動した場合、Aガンの高電圧荷電スイッチの作動が終了
してもBガンの高電圧荷電スイッチが作動しているた
め、Bガンに低電圧源からの低電圧が供給されて高電圧
が発生してしまう危険があった。
ンスや落下等の何らかの原因によって、ランダムに引き
金が引かれた場合においては、不意に低電圧源からの低
電圧が供給されて高電圧が発生してしまう危険を作業者
が認知し難いという問題点も有していた。
と、タイムチャートの太線がAガンの高電圧荷電スイ
ッチが作動してAガンに低電圧源からの低電圧が供給さ
れ、先端部に高電圧が発生して塗装状態であることを示
す。点線はAガンの高電圧荷電スイッチが作動中にB
ガンの高電圧荷電スイッチが作動しても、Bガンには低
電圧源からの低電圧供給が無く先端部に高電圧が発生し
ていないことを示す。次に、Bガンの高電圧荷電スイッ
チが作動中にAガンの高電圧荷電スイッチの作動が終了
したの時、太線のようにBガンの高電圧荷電スイッ
チが作動しているため、Bガンに低電圧源からの低電圧
が供給されて高電圧が発生してしまうことを示してい
る。
圧源から複数の内部発電式静電スプレーガンへ低電圧を
供給する多ガン塗装装置において、先に高電圧荷電スイ
ッチが作動した静電スプレーガンと同時に不用意に他の
静電スプレーガンの高電圧荷電スイッチが作動した場合
に、安全に制御する制御装置を内蔵する静電スプレーガ
ンの多ガン塗装装置を提供する。
源から複数の内部発電式静電スプレーガンへ低電圧を供
給する制御装置において、同時に2台以上の静電スプレ
ーガンの高電圧荷電スイッチが作動した場合に、ブザー
警報、ランプ表示あるいは電気接点信号を出力すること
によって作業者に危険性を認知させる制御装置を組み込
み、従来の制御方法に比較して安全性の高い静電スプレ
ーガンの多ガン塗装装置を提供する。また、ブザー警
報、ランプ表示あるいは電気接点信号を出力すると同時
に、低電圧源から静電スプレーガンへの低電圧供給を遮
断する制御装置を組み込み、従来の制御方法に比較して
安全性の高い静電スプレーガンの多ガン塗装装置を提供
する。あるいは、同時に2台以上の静電スプレーガンの
高電圧荷電スイッチが作動した場合に、低電圧源から静
電スプレーガンへの低電圧供給を遮断する制御装置を組
み込み、従来の制御方法に比較して安全性の高い静電ス
プレーガンの多ガン塗装装置を提供する。
ンの高電圧荷電スイッチの作動を検知し、複数の静電ス
プレーガンの高電圧荷電スイッチの同時作動を検知した
場合に、直ちにブザー警報、ランプ表示あるいは電気接
点信号を出力したり、低電圧源から静電スプレーガンへ
の低電圧供給を遮断することによって作業者に危険性を
認知させる制御装置を組み込んだ静電スプレーガンの多
ガン塗装装置である。
に説明する。図1は本発明の実施例(1)で、静電スプ
レーガンの多ガン塗装装置の構成図である。図2は本発
明の実施例(2)の静電スプレーガンの多ガン塗装装置
である。図3・図4・図5は本発明の実施例と従来例の
作動状態を説明するタイムチャートである。
ックス1には静電スプレーガン4a・4bに内蔵する高
電圧発生器5に低電圧を発生し供給する低電圧源2と低
電圧供給の入切をするリレー3a・3bを内蔵してい
る。また、静電スプレーガン4a・4bの引き金6a・
6bに連動して高電圧荷電スイッチ7a・7bが作動し
た時の接点信号を取り込むと、常時開タイプのリレー3
a・3bを閉制御する制御部8を内蔵している。さら
に、制御部8から出力される作動信号74・75によっ
て作動するブザー警報9a、ランプ表示9bあるいは電
気接点信号の外部出力口10を内蔵している。
な制御内容について説明する。静電スプレーガン4aの
引き金6aの作動に連動して高電圧荷電スイッチ7aが
作動すると、接点信号71aが制御部8に送られる。制
御部8からはリレー3aに作動信号72aが送られ、リ
レー3aの接点が閉じて低電圧電源2から静電スプレー
ガン4aに内蔵する高電圧発生器5へ低電圧が供給さ
れ、静電スプレーガン4aの先端部に高電圧が発生す
る。この時、図示しない塗料供給源に接続された塗料ホ
ースおよび図示しないエアー供給源に接続されたエアー
ホースから塗料とエアーが静電スプレーガンへ供給され
て、静電塗装が行われる。
が静電スプレーガン4aのみの先端部に高電圧が発生
し、塗装状態であることを示す。同様に、静電スプレー
ガン4bの引き金6bが作動すると、図4のタイムチャ
ート太線に示すように静電スプレーガン4bのみの先
端部に高電圧が発生し、塗装状態となる。
が作動し静電スプレーガン4aの先端部に高電圧が発生
し塗装状態である時に、メンテナンスや落下等の何らか
の原因によって静電スプレーガン4bの引き金6bが引
かれた場合、制御部8は複数の高電圧荷電スイッチから
の接点信号71a・71bを同時検知すると、作動信号
74によってブザー警報9a、ランプ表示9bを行い、
塗装作業者に他の静電スプレーガンの引き金の作動があ
ったことを認知させる。さらに、制御部8からの電気接
点信号75bの外部出力口10に外部装置を接続するこ
とによって、外部装置を連動させることもできる。
が静電スプレーガン4aのみの先端部に高電圧が発生
し、塗装状態であることを示す。は静電スプレーガン
4aが塗装状態の時に、静電スプレーガン4bの引き金
6bが作動したことを示し、この時にブザー警報9a、
ランプ表示9bを行い、塗装作業者に他の静電スプレー
ガンの引き金の作動があったことを認知させる。この実
施例では、のように静電スプレーガン4a・4bに
引き金6a・6bの作動に応じた塗装状態が維持され
る。
クス1には静電スプレーガン4a・4bに内蔵する高電
圧発生器5に低電圧を発生し供給する低電圧源2と低電
圧供給の入切をするリレー3a・3bを内蔵している。
また、静電スプレーガン4a・4bの引き金6a・6b
に連動して高電圧荷電スイッチ7a・7bが作動した時
の接点信号を取り込むと、常時開タイプのリレー3a・
3bを閉制御する制御部8を内蔵している。さらに、制
御部8から出力される作動信号によって作動するブザー
警報9a、ランプ表示9bあるいは接点信号の外部出力
口10を内蔵している。本実施例では、制御部8は複数
の高電圧荷電スイッチからの接点信号71a・71bを
同時に検知すると、直ちに低電圧供給の常時閉タイプの
遮断スイッチ11の接点を開状態にして、低電圧源2か
らの静電スプレーガン4a・4bへの低電圧供給を停止
する構成としたものである。
圧荷電スイッチからの接点信号71a・71bを同時に
検知すると、制御部8はリレー3a・3bの接点を開状
態にして、低電圧源2からの静電スプレーガン4a・4
bへの低電圧供給を停止する制御にして、遮断スイッチ
11を省略する構成とすることもできる。さらに、制御
部8から出力される作動信号によって作動するブザー警
報9a、ランプ表示9bあるいは電気接点信号の出力す
る事もできる。
静電スプレーガン4aの先端部に高電圧が発生し塗装状
態であることを示し、静電スプレーガン4bの引き金が
作動して、制御部8が複数の高電圧荷電スイッチからの
接点信号71a・71bを同時検知した時点で、低電圧
源2からの静電スプレーガン4a・4bへの低電圧供給
を停止する制御となった状態であることを示す。の
点線は静電スプレーガン4b、4bの高電圧荷電スイッ
チが同時作動しているが、どちらの静電スプレーガンに
も高電圧が発生していないことを示す。
プ表示、電気接点信号の出力と低電圧源からの静電スプ
レーガンへの低電圧供給を停止する制御とを、塗装作業
の管理状況によって同時に実施あるいは単独に実施する
事もできる。すなわち、塗装作業の管理状況が良くて、
ブザー警報、ランプ表示、電気接点信号の出力だけでも
安全管理が十分な場合には低電圧源からの静電スプレー
ガンへの低電圧供給を停止する制御を省略しても良い。
また、静電スプレーガンの引き金に連動して高電圧荷電
スイッチが作動した時の接点信号を取り込む例を記載し
ているが、引き金に連動して静電スプレーガンに流れる
圧縮空気の流れを検知したフロースイッチ式の接点信号
を取り込む方法でも良い
がランダムに使用された場合、複数の静電スプレーガン
への低電圧供給による高電圧の発生もランダムになるた
め、複数の静電スプレーガンへのランダムな高電圧の発
生の危険性をブザー警報、ランプ表示あるいは制御部か
らの電気接点信号の外部出力口に外部装置を接続するこ
とによって、作業者に危険性を認知させることができ、
また、必要によっては静電スプレーガンへの低電圧供給
を停止することができ、塗装作業者の意図に反して高電
圧が荷電される危険性が防止でき塗装作業者が安全に静
電スプレーガンの多ガン塗装作業ができる効果を有す
る。
図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】高電圧荷電スイッチおよび高電圧発生器を
個別に備えた複数の静電スプレーガンと、前記各高電圧
発生器に低電圧を供給する一台の低電圧源と、前記高電
圧荷電スイッチが2つ以上同時に作動するとブザー警
報、ランプ表示、あるいは電気接点信号を出力する制御
装置と、を備えた静電スプレーガンの多ガン塗装装置。 - 【請求項2】前記制御装置は前記高電圧荷電スイッチが
2つ以上同時に作動すると低電圧供給を遮断制御するこ
とを特徴とする、請求項1に記載の静電スプレーガンの
多ガン塗装装置。 - 【請求項3】高電圧荷電スイッチおよび高電圧発生器を
個別に備えた複数の静電スプレーガンと、前記各高電圧
発生器に低電圧を供給する一台の低電圧源と、前記高電
圧荷電スイッチが2つ以上同時に作動すると低電圧供給
を遮断制御する制御装置と、を備えた静電スプレーガン
の多ガン塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35627697A JP3331314B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 静電スプレーガンの多ガン塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35627697A JP3331314B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 静電スプレーガンの多ガン塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11169753A JPH11169753A (ja) | 1999-06-29 |
JP3331314B2 true JP3331314B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=18448224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35627697A Expired - Fee Related JP3331314B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 静電スプレーガンの多ガン塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331314B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009190005A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Minoru Industrial Co Ltd | 静電噴霧装置 |
JP5584088B2 (ja) * | 2010-10-19 | 2014-09-03 | 旭サナック株式会社 | 静電塗装用スプレーガン及び静電塗装システム |
JP5600574B2 (ja) * | 2010-12-08 | 2014-10-01 | 旭サナック株式会社 | 静電塗装装置 |
JP6989947B2 (ja) * | 2017-10-02 | 2022-01-12 | 旭サナック株式会社 | 静電塗装装置 |
CN109159674B (zh) * | 2018-09-03 | 2020-08-21 | 广东嘉腾机器人自动化有限公司 | 一种充电电路及系统 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP35627697A patent/JP3331314B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11169753A (ja) | 1999-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6522039B1 (en) | Remote power source for electrostatic paint applicator | |
HU203994B (en) | Electronical high voltage generator for electrostatic atomizers | |
JPH0337206B2 (ja) | ||
US2959353A (en) | Electrostatic charger apparatus | |
JP3331314B2 (ja) | 静電スプレーガンの多ガン塗装装置 | |
JPWO2005009621A1 (ja) | 静電塗装装置 | |
JP4705818B2 (ja) | 静電塗装装置 | |
JP6367537B2 (ja) | 静電塗装装置 | |
JP5314346B2 (ja) | 静電塗装における過電流異常を回避可能にする制御方法 | |
JP3420288B2 (ja) | 静電ガン用スイッチユニット、静電ガンおよび静電塗 装装置 | |
US6423143B1 (en) | Voltage block monitoring system | |
CN111137231A (zh) | 供电系统和车辆 | |
JPS62244465A (ja) | 発火抑制および火炎抑制装置 | |
JPS5877409A (ja) | 放電加工装置用火災防止装置 | |
JP2010000486A (ja) | 除電除塵装置 | |
JP3335937B2 (ja) | 静電塗装の高電圧制御方法 | |
JP2632411B2 (ja) | 静電塗装装置 | |
JP5584088B2 (ja) | 静電塗装用スプレーガン及び静電塗装システム | |
JP3478016B2 (ja) | プラズマアーク切断装置 | |
JP2947403B2 (ja) | 多ガン用静電塗装機 | |
JP2004275273A (ja) | 放水銃装置 | |
JP2005211797A (ja) | 除電除塵器 | |
JP2010051872A (ja) | 静電塗装用高電圧供給制御装置 | |
JP4339603B2 (ja) | 静電塗装機用高電圧出力制御方法 | |
JP3863481B2 (ja) | 外部帯電による静電塗装方法及びその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070719 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719 Year of fee payment: 11 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |