JP3321797B2 - 偽造防止用紙用スレッドおよび偽造防止用紙 - Google Patents
偽造防止用紙用スレッドおよび偽造防止用紙Info
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Description
ドおよび偽造防止用紙に関するものである。さらに詳し
くは、基材破壊の発生がないスレッドと抄紙機で紙層間
の所定の位置にスレッドを挿入し、抄紙した偽造防止用
紙に関する。
証券類の偽造が容易となり、大きな社会問題となってい
るため、紙幣、商品券、小切手、株券、パスポート、身
分証明書、カードなどは不正に変造、偽造できないよう
に、各種の偽造防止対策が施されている。
808号、特公昭52−48660号、特開昭51−1
30308号公報等に記載の、紙層間に糸状物(スレッ
ドと称す)を抄き込んだ、いわゆる糸入り紙と称する偽
造防止用紙がある。
的に10〜100μm程度の厚みで、0.2〜30mm
程度の巾の糸状あるいはテープ状のものであり、金属蒸
着フィルムが一般的に使用されている。近年は、高度な
複写機の技術による偽造を防止するため、複製が非常に
困難なホログラム、ピクセルグラム、グレーティングイ
メージ等がクレジットカード、紙幣等に貼付されている
が、これらを応用した金属蒸着フィルムもスレッドとし
て使用される。これらのスレッドを抄き込んだ偽造防止
用紙は複写機で複写してもスレッドの金属光沢部分は偽
造できず、変造することが困難である。
防止用紙において、紙層とスレッドが強固に接着してい
ないと、スレッドを引っ張ると紙層間から抜けて偽造防
止用紙としての価値が損なわれたり、脱落したスレッド
が偽造、変造の目的に流用される恐れを生じてしまう。
えば、抄紙工程においてサイズプレス液に水溶性接着剤
を使用したり、特開平7−56377号公報に記載され
ているように、スレッドに熱可塑性樹脂や水溶性接着剤
を塗工して紙層との接着強度を向上させる方法等が挙げ
られる。しかしながら、スレッドの金属蒸着を施した側
が紙層と強固に接着すると、スレッド基材のフィルムと
金属蒸着層の間で剥がれ易くなるため、スレッドを引き
剥がす際の接着強度が低下するという、当初の目的に反
した結果を招いてしまう。
ィルムを基材とするスレッドを紙層中に抄き込んだ偽造
防止用紙において、金属蒸着層がフィルムから容易に剥
がれることがなく、しかも金属蒸着を施した側と紙層と
の接着強度に優れ、さらにスレッドを巻取で保存する際
の耐ブロッキング性に極めて優れたスレッドを提供する
ものである。
紙の製造に適したスレッドに使用する接着剤について鋭
意研究を行った結果、スレッドの金属蒸着を施した側に
設ける接着剤層の柔軟性がフィルムと金属蒸着層との間
の接着強度と密接な関係があることを見いだし、本発明
を完成させるに至った。
の基材の片面または両面に熱可塑性および/または水再
湿性の接着剤層を設けたスレッドにおいて、該スレッド
基材が金属蒸着フィルムであり、金属蒸着を施した側に
設けた接着剤層が、ガラス転移温度が−10℃〜25℃
の範囲のエマルジョン型接着剤および/またはガラス転
移温度が0℃〜40℃の範囲の溶液型接着剤を主成分と
することを特徴とするスレッドである。
材の片面または両面に熱可塑性および/または水再湿性
の接着剤層を設けたスレッドにおいて、該スレッド基材
が金属蒸着フィルムであり、金属蒸着を施した側に設け
た接着剤層が、ガラス転移温度が25℃以下の範囲のエ
マルジョン型接着剤および/またはガラス転移温度が4
0℃以下の範囲の溶液型接着剤層と、その上に設けられ
た、ガラス転移温度が15℃以上のエマルジョン型接着
剤および/またはガラス転移温度が25℃以上の溶液型
接着剤を主成分とする被覆接着剤層の、少なくとも二層
からなることを特徴とするスレッドである。
を設け、且つ接着剤の樹脂組成が表裏で異なることを特
徴とするスレッドである。
層を設け、且つ金属蒸着を施さない側の接着剤層が、ガ
ラス転移温度が15℃以上のエマルジョン型接着剤およ
び/またはガラス転移温度が25℃以上の溶液型接着剤
を主成分とすることを特徴とするスレッドである。
少なくとも1種のスレッドを、金属蒸着を施さない側の
表面が一部露出するように紙層間に抄き込んだ偽造防止
用紙である。
面の一部が露出したタイプの偽造防止用紙に使用される
が、露出したスレッド表面の美観を重視する場合にはス
レッドの露出しない側のみに接着剤層を設けることが好
ましい。また、スレッドが埋没した部分の紙層がスレッ
ド上から浮き上がることを防止する必要性を重視すれ
ば、スレッドの露出する側にも接着剤層を設けることが
必要になる。
接着剤は比較的ガラス転移温度が低いため、接着剤層が
常温でも僅かに弾力性を有し、スレッドを引き剥がす際
の衝撃を吸収するので金属蒸着層がフィルムから剥がれ
ることを防止できる。金属蒸着層が剥がれないための接
着剤のガラス転移温度は、エマルジョン型接着剤で25
℃以下、好ましくは20℃以下、溶液型接着剤で40℃
以下、好ましくは35℃以下である。ちなみに、接着剤
のガラス転移温度がこれより高いとスレッドを引き剥が
す際の衝撃がスレッド内部にまで達し、金属蒸着層がフ
ィルムから容易に剥がれてしまう。
巻取の状態で保存されるため、巻取内部の加圧条件下で
も重なり合うスレッド同士がブロッキングを起こさない
必要がある。接着剤のガラス転移温度が低すぎるとブロ
ッキングが発生しやすくなるので、ガラス転移温度の下
限は、エマルジョン型接着剤で−10℃以上、好ましく
は0℃以上、溶液型接着剤で0℃以上、好ましくは10
℃以上である。
接着剤は比較的ガラス転移温度が高いため、スレッドを
長期間巻取の状態で保存する際、巻取内部の加圧条件下
で重なり合うスレッド同士のブロッキングを極めて効果
的に防止できる
に使用する接着剤のガラス転移温度がエマルジョン型接
着剤で25℃以下、好ましくは15℃以下、溶液型接着
剤で40℃以下、好ましくは30℃以下であればよい。
二層目の被覆接着剤層を設けるので、単層の場合より低
めのガラス転移温度の接着剤が採用できる。
ス転移温度がこれより高いとスレッドを引き剥がす際の
衝撃がスレッド内部にまで達し、金属蒸着層がフィルム
から容易に剥がれてしまう。一方、ガラス転移温度が−
30℃以下になると接着剤のべた付き感が増して、二層
目を設ける前のスレッドの取り扱い上好ましくないの
で、ガラス転移温度は−30℃以上であることが実用的
である。
覆接着剤層(最外層)としては、ガラス転移温度が15
℃以上のエマルジョン型接着剤またはガラス転移温度が
25℃以上の溶液型接着剤を主成分とする被覆接着剤層
を設ければよい。
これより低いと、スレッド巻取を長期間保存する際のブ
ロッキング防止効果が不十分となる。また、ガラス転移
温度が高いほど耐ブロッキング性には優れるが、一層目
の接着剤層との密着性や紙層との接着性が低下する傾向
にあるので、ガラス転移温度が80℃以下の接着剤を使
用することが実用的である。
設けた比較的ガラス転移温度が低い接着剤層の上に、比
較的ガラス転移温度が高い被覆接着剤層を設けて耐ブロ
ッキング性を向上させるものであり、被覆接着剤層は、
一層目の接着剤層よりも耐ブロッキング性に優れた接着
剤層とする。
接着剤に、経験上特に耐ブロッキング性に優れたものを
使用したり、接着剤中にブロッキング防止剤等を添加し
て使用することが好ましい。
る場合には、接着剤の樹脂組成が表裏で異なるものを使
用すればスレッド巻取のブロッキングを防止する点で好
ましく、金属蒸着を施さない側に設けた接着剤層のガラ
ス転移温度が、15℃以上のエマルジョン型接着剤およ
び/またはガラス転移温度が25℃以上の溶液型接着剤
を使用すれば、ブロッキング防止効果が著しく向上し、
非常に好ましい。
超えるとスレッド基材との密着性や紙層との接着性に劣
る傾向にあるので、ガラス転移温度は80℃以下である
ことが実用的である
ドに設けられる接着剤層には、エマルジョン型接着剤ま
たは溶液型接着剤が使用されるが、ちなみにホットメル
ト型接着剤を使用すると、加熱時に接着剤の可塑性が高
すぎて、偽造防止用紙の製造時に抄紙機のドライヤーが
熱溶融した接着剤で汚染されるという問題が発生してし
まうので、使用上好ましくない。
機で少なくとも最終の抄き合わせを行うよりも前に、基
材にあらかじめ接着剤を塗布、乾燥したスレッドを、抄
紙機の抄き合わせ工程において巻き出しながら紙層間に
挿入し、抄き合わせ時の水分や乾燥工程の熱によりスレ
ッドの接着剤層を可塑化させて紙層と接着させる。この
ため、使用する接着剤は熱可塑性または水再湿性を有す
ることが必要である。
は特に限定されず、アクリル系樹脂、スチレン−ブタジ
エン系樹脂、スチレン−イソプレン系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、酢酸ビニル−
ビニルアルコ−ル系樹脂等、一般にヒートシール接着剤
や水再湿接着剤として使用できる公知、公用の樹脂組成
物である。これらの樹脂はそのまま接着剤として使用し
ても良いし、複数の樹脂を混合して使用しても良い。ま
た必要に応じて、各種公知の染料や顔料、消泡剤や塗れ
剤等の界面活性剤、ブロッキング防止剤、滑剤、増粘剤
等の助剤を添加しても良い。
で設ける被覆接着剤層に使用される接着剤は、特に紙と
の接着性および耐ブロッキング性に優れている必要があ
るが、これらの性質は相反する傾向にあるため、比較的
品質のバランスが取りやすいポリエステル系樹脂やエチ
レン−酢酸ビニル系樹脂が特に好ましく使用される。
オリン、炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、タルク、シ
リカ、アルミナ、ケイソウ土、マイカ、酸化マグネシウ
ム、炭酸マグネシウム、アルミノ珪酸塩、活性白土、モ
ンモリロナイト、ゼオライト等の鉱物質顔料やカーボン
ブラック、ポリスチレン樹脂、尿素樹脂、アクリル樹
脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、その他有機
顔料等の顔料類に加え、デンプン、小麦粉、シリコーン
樹脂微粒子、ポリオレフィン微粒子等の粒子状物質、各
種ワックス類、各種界面活性剤類、各種オイル類等が使
用できる。これらのブロッキング防止剤は、本発明の所
望とする効果を損なわない範囲で接着剤中に添加され
る。
塗布、ロールコーター、マイヤーバーコーター、グラビ
アロールコーター、ブレードコーター、エアーナイフコ
ーター等の各種塗布装置によって行われ、乾燥は上記の
塗布装置に組み合わせた従来の方法で行われる。なお、
塗布量は乾燥重量で1〜15g/m2程度が好ましい
が、これより少ないと十分な接着強度が得られず、多い
と接着剤の効果が飽和し経済上好ましくない。被覆接着
剤層についても同様である。
フィルムであれば特に限定されないが、薄くて強度にも
優れる厚さ10〜100μm程度のPETフィルムに金
属蒸着を施したものが一般によく使用される。フィルム
に蒸着する金属としては、例えば、アルミニウム、錫、
亜鉛、クロム、コバルト、ニッケル、金、銀等があり、
真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング
法等の公知の方法で基材のフィルムに蒸着され、必要に
応じて金属蒸着層の上に保護層等が設けられる。金属蒸
着層の厚さは通常200〜1500Å程度である。価
格、耐腐食性、金属光沢等から一般的にはアルミニウム
蒸着が使用されることが多いが、本発明はこれらについ
て特に限定されるものではない。
な目的から文字、図柄等の印刷、ホログラム、ピクセル
グラム、グレーティングイメージ等の光学的な特殊処理
等を施したり、磁気記録層を設けて情報を付与したりす
ることもできる。なお、スレッド基材は、接着剤を塗
布、乾燥後に所定の巾にスリット加工し、スレッドとし
て使用される。
ヤーパートを組み合わせた公知の多層抄き抄紙機の抄き
合わせ工程で紙層間に挿入し、必要に応じて抄紙途中で
各種表面サイズ等をサイズプレス装置等で塗工し、ドラ
イヤーで乾燥して目的とする偽造防止用紙を得る。ま
た、得られた偽造防止用紙にマシンカレンダーやスーパ
ーカレンダー処理を施したり、各種塗工装置で表面に顔
料塗被層、感熱記録層、熱転写受像層等を設けてもよ
い。
らに所望の印刷および断裁等を行い、紙幣や商品券、磁
気記録層を設けて切符やプリペイドカード等として使用
される。
説明するが、もちろんのこと、本発明はこれによって限
定されるものではない。
蒸着PETフィルム(商品名「G1302E−12」ダ
イヤホイルヘキスト株式会社製、以下同一の基材を使
用)のPET面側には接着剤層を設けず、アルミ蒸着面
側にガラス転移温度約5℃のポリエステル系溶液型接着
剤(商品名「PES−390S30」東亞合成化学工業
株式会社製)を乾燥重量で4g/m2となるように、グ
ラビアロールコーターで塗布、乾燥させた。ついで、マ
イクロスリッターで1mm巾にスリット後ボビンに巻き
取り、スレッドを得た。
バットを備えた円網抄紙機の、一槽目の円網シリンダー
の同一円周表面上にあらかじめ1cm×1cmの形のテ
ープを1cm間隔で貼り付けて網目を塞いでおき、第一
紙層として1cmおきに1cm×1cmの穴が空いた紙
層を形成するようにした。二槽目の円網シリンダーには
細工を施さず、無地の第二紙層を形成するようにした。
また、スレッド巻き出し装置を第一槽目と第二槽目の円
網シリンダー間に設置し、スレッドが第一紙層の穴と重
なる位置に、第二紙層とアルミ蒸着面側が接する向きで
挿入されるようにした。なお、この抄紙機で抄造される
湿潤紙(水分約50%)は、12本のシリンダードライ
ヤー(表面温度約70〜100℃)で乾燥後、マシンカ
レンダー処理される。上記抄紙機により、作成したスレ
ッドを使用して、スレッドが片面で露出と埋没を繰り返
したタイプの偽造防止用紙を得た。
度約24℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6521」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラ
ス転移温度約32℃のポリエステル系溶液型接着剤(商
品名「プラスコートRZ−648」互応化学工業株式会
社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗布、乾燥
させてスレッドを得た以外は、実施例1と全く同様にし
て偽造防止用紙を得た。
度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤(商品名
「Nipol LX814」日本ゼオン株式会社製)を
乾燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温
度約28℃のポリエステル系溶液型接着剤(商品名「P
ES−370S30」東亞合成化学工業株式会社製)を
乾燥重量で5g/m2となるように塗布、乾燥させてス
レッドを得た以外は、実施例1と全く同様にして偽造防
止用紙を得た。
度約70℃のポリエステル系溶液型接着剤(商品名「プ
ラスコートRZ−610」互応化学工業株式会社製)を
乾燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温
度約15℃のエチレン酢ビ系エマルジョン型接着剤(商
品名「スミカフレックス752」住友化学工業株式会社
製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗布、乾燥さ
せてスレッドを得た以外は、実施例1と全く同様にして
偽造防止用紙を得た。
設けず、アルミ蒸着面側にガラス転移温度約7℃のエチ
レン酢ビ系エマルジョン型接着剤(商品名「スミカフレ
ックス301」住友化学工業株式会社製)を乾燥重量で
5g/m2となるように塗布、乾燥させてスレッドを得
た以外は、実施例1と全く同様にして偽造防止用紙を得
た。
設けず、アルミ蒸着面側にガラス転移温度約10℃のS
BR系エマルジョン型接着剤(商品名「P−6520」
住化エイビーエス・ラテックス株式会社製)を乾燥重量
で5g/m2となるように塗布、乾燥させてスレッドを
得た以外は、実施例1と全く同様にして偽造防止用紙を
得た。
設けず、アルミ蒸着面側にガラス転移温度約−5℃のS
BR系エマルジョン型接着剤(商品名「P−6231」
住化エイビーエス・ラテックス株式会社製)を乾燥重量
で5g/m2となるように塗布、乾燥させてスレッドを
得た以外は、実施例1と全く同様にして偽造防止用紙を
得た。
度約24℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6521」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラ
ス転移温度約14℃のSBR系エマルジョン型接着剤
(商品名「SN337」住化エイビーエス・ラテックス
株式会社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗
布、乾燥させてスレッドを得た以外は、実施例1と全く
同様にして偽造防止用紙を得た。
度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤(商品名
「Nipol LX814」日本ゼオン株式会社製)を
乾燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温
度約22℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−7105」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗布、乾燥
させてスレッドを得た以外は、実施例1と全く同様にし
て偽造防止用紙を得た。
設けず、アルミ蒸着面側にガラス転移温度約30℃のS
BR系エマルジョン型接着剤(商品名「P−6631」
住化エイビーエス・ラテックス株式会社製)を乾燥重量
で5g/m2となるように塗布、乾燥させてスレッドを
得た以外は、実施例1と全く同様にして偽造防止用紙を
得た。
度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤(商品名
「Nipol LX814」日本ゼオン株式会社製)を
乾燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温
度約47℃のポリエステル系溶液型接着剤(商品名「Z
−446」互応化学工業株式会社製)を乾燥重量で5g
/m2となるように塗布、乾燥させてスレッドを得た以
外は、実施例1と全く同様にして偽造防止用紙を得た。
設けず、アルミ蒸着面側にガラス転移温度約−9℃のポ
リエステル系溶液型接着剤(商品名「PES−345S
30」東亞合成化学工業株式会社製)を乾燥重量で5g
/m2となるように塗布、乾燥させてスレッドを得た以
外は、実施例1と全く同様にして偽造防止用紙を得た。
度約24℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6521」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラ
ス転移温度約−15℃のエチレン酢ビ系エマルジョン型
接着剤(商品名「スミカフレックス753」住友化学工
業株式会社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗
布、乾燥させてスレッドを得た以外は、実施例1と全く
同様にして偽造防止用紙を得た。
蒸着PETフィルム(商品名「G1302E−12」ダ
イヤホイルヘキスト株式会社製)のPET面側には接着
剤層を設けず、アルミ蒸着面側にガラス転移温度約−5
℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名「P−62
31」住化エイビーエス・ラテックス株式会社製)を乾
燥重量で5g/m2、さらにこの上にガラス転移温度約
47℃のポリエステル系溶液型接着剤(商品名「プラス
コートZ−446」互応化学工業株式会社製)を乾燥重
量で5g/m2となるように、グラビアロールコーター
で塗布、乾燥させた。ついで、マイクロスリッターで1
mm巾にスリット後ボビンに巻き取り、スレッドを得
た。
バットを備えた円網抄紙機の、一槽目の円網シリンダー
の同一円周表面上にあらかじめ1cm×1cmの形のテ
ープを1cm間隔で貼り付けて網目を塞いでおき、第一
紙層として1cmおきに1cm×1cmの穴が空いた紙
層を形成するようにした。二槽目の円網シリンダーには
細工を施さず、無地の第二紙層を形成するようにした。
また、スレッド巻き出し装置を第一槽目と第二槽目の円
網シリンダー間に設置し、スレッドが第一紙層の穴と重
なる位置に、第二紙層とアルミ蒸着面側が接する向きで
挿入されるようにした。なお、この抄紙機で抄造される
湿潤紙(水分約50%)は、12本のシリンダードライ
ヤー(表面温度約70〜100℃)で乾燥後、マシンカ
レンダー処理される。上記抄紙機により、作成したスレ
ッドを使用して、スレッドが片面で露出と埋没を繰り返
したタイプの偽造防止用紙を得た。
度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤(商品名
「Nipol LX814」日本ゼオン株式会社製)を
乾燥重量で3g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温
度約20℃のポリエステル系溶液型接着剤(商品名「プ
ラスコートZ−850」互応化学工業株式会社製)を乾
燥重量で5g/m2、さらにこの上にガラス転移温度約
30℃のエチレン−酢酸ビニル系溶液型接着剤(商品名
「AD−1790−15」東洋モートン株式会社製)を
乾燥重量で5g/m2となるように塗布、乾燥させてス
レッドを得た以外は、実施例10と全く同様にして偽造
防止用紙を得た。
度約24℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6521」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で3g/m2、アルミ蒸着面側にガラ
ス転移温度約−20℃のポリエステル系溶液型接着剤
(商品名「プラスコートZ−3308」互応化学工業株
式会社製)を乾燥重量で5g/m2、さらにこの上にガ
ラス転移温度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着
剤(商品名「Nipol LX814」日本ゼオン株式
会社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗布、乾
燥させてスレッドを得た以外は、実施例10と全く同様
にして偽造防止用紙を得た。
度約70℃のポリエステル系溶液型接着剤(商品名「プ
ラスコートRZ−610」互応化学工業株式会社製)を
乾燥重量で3g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温
度約10℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6520」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で5g/m2、さらにこの上にガラス
転移温度約24℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商
品名「P−6521」住化エイビーエス・ラテックス株
式会社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗布、
乾燥させてスレッドを得た以外は、実施例10と全く同
様にして偽造防止用紙を得た。
設けず、アルミ蒸着面側にガラス転移温度約7℃のエチ
レン酢ビ系エマルジョン型接着剤(商品名「スミカフレ
ックス301」住友化学工業株式会社製)を乾燥重量で
5g/m2、さらにこの上にガラス転移温度約70℃の
ポリエステル系溶液型接着剤(商品名「プラスコートR
Z−610」互応化学工業株式会社製)を乾燥重量で5
g/m2となるように塗布、乾燥させてスレッドを得た
以外は、実施例10と全く同様にして偽造防止用紙を得
た。
度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤(商品名
「Nipol LX814」日本ゼオン株式会社製)を
乾燥重量で3g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温
度約−15℃のエチレン酢ビ系エマルジョン型接着剤
(商品名「スミカフレックス753」住友化学工業株式
会社製)を乾燥重量で5g/m2、さらにこの上にガラ
ス転移温度約28℃のポリエステル系溶液型接着剤(商
品名「PES−370S30」東亞合成化学工業株式会
社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗布、乾燥
させてスレッドを得た以外は、実施例10と全く同様に
して偽造防止用紙を得た。
度約10℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6520」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で5g/m2、アルミ蒸着面側にガラ
ス転移温度約−15℃のエチレン酢ビ系エマルジョン型
接着剤(商品名「スミカフレックス753」住友化学工
業株式会社製)を乾燥重量で5g/m2、さらにこの上
にガラス転移温度約28℃のポリエステル系溶液型接着
剤(商品名「PES−370S30」東亞合成化学工業
株式会社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗
布、乾燥させてスレッドを得た以外は、実施例10と全
く同様にして偽造防止用紙を得た。
度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤(商品名
「Nipol LX814」日本ゼオン株式会社製)を
乾燥重量で3g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温
度約−5℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6231」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で5g/m2、さらにこの上にガラス
転移温度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤
(商品名「Nipol LX814」日本ゼオン株式会
社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗布、乾燥
させてスレッドを得た以外は、実施例10と全く同様に
して偽造防止用紙を得た。
度約24℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6521」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で3g/m2、アルミ蒸着面側にガラ
ス転移温度約32℃のポリエステル系溶液型接着剤(商
品名「プラスコートRZ−648」互応化学工業株式会
社製)を乾燥重量で5g/m2、さらにこの上にガラス
転移温度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤
(商品名「Nipol LX814」日本ゼオン株式会
社製)を乾燥重量で5g/m2となるように塗布、乾燥
させてスレッドを得た以外は、実施例10と全く同様に
して偽造防止用紙を得た。
度約24℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6521」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で3g/m2、アルミ蒸着面側にガラ
ス転移温度約30℃のSBR系エマルジョン型接着剤
(商品名「P−6631」住化エイビーエス・ラテック
ス株式会社製)を乾燥重量で5g/m2 、さらにこの上
にガラス転移温度約47℃のポリエステル系溶液型接着
剤(商品名「プラスコートZ−446」互応化学工業株
式会社製)を乾燥重量で5g/m2 となるように塗布、
乾燥させてスレッドを得た以外は、実施例10と全く同
様にして偽造防止用紙を得た。
設けず、アルミ蒸着面側にガラス転移温度約10℃のS
BR系エマルジョン型接着剤(商品名「P−6520」
住化エイビーエス・ラテックス株式会社製)を乾燥重量
で5g/m2、さらにこの上に、ガラス転移温度約20
℃のポリエステル系溶液型接着剤(商品名「プラスコー
トZ−850」互応化学工業株式会社製)を乾燥重量で
5g/m 2となるように塗布、乾燥させてスレッドを得
た以外は、実施例10と全く同様にして偽造防止用紙を
得た。
度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤(商品名
「Nipol LX814」日本ゼオン株式会社製)を
乾燥重量で3g/m2 、アルミ蒸着面側にガラス転移温
度約10℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6520」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で5g/m 2 、さらにこの上に、ガラ
ス転移温度約7℃のエチレン酢ビ系エマルジョン型接着
剤(商品名「スミカフレックス301」住友化学工業株
式会社製)を乾燥重量で5g/m2 となるように塗布、
乾燥させてスレッドを得た以外は、実施例10と全く同
様にして偽造防止用紙を得た。
スレッドのブロッキング状態と、得られた偽造防止用紙
におけるスレッドの接着強度を下記の方法で評価し、そ
の結果を表1および表2に示した。
き出しながら紙層間に抄き込む際、スレッドの繰り出し
易さを目視評価と製造状況から、下記の基準で判断し
た。 ◎:スレッド巻取にはブロッキングが全く見られない。 ○:スレッド巻取に若干のブロッキングが見られるが、
問題なく製造できる。 △:スレッドの繰り出しが不安定で、長時間の操業では
スレッド切れが発生するため、使用するにはやや問題が
ある。 ×:ブロッキングがひどく、スレッドが頻繁に切れるた
め、製造が困難である。
ッドを180゜の角度、0.1m/分の速度で引き剥が
し、下記の基準で判断した。 ◎:スレッド露出部分の接着強度が約15gf/1mm
以上あり、アルミ蒸着層は殆ど剥がれず、スレッドに接
着しているパルプ繊維が紙層から剥がれる。 ○:スレッド露出部分の接着強度が約10〜15gf/
1mm程度であり、アルミ蒸着層が一部剥がれることが
あるが、大部分はスレッドに接着しているパルプ繊維が
紙層から剥がれる。 △:スレッド露出部分の接着強度が約5〜10gf/1
mm程度であり、部分的或いは大部分のアルミ蒸着層が
剥がれるが、スレッドの引き剥がしには多少抵抗感があ
る。 ×:スレッド露出部分の接着強度が約5gf/1mm以
下で、アルミ蒸着層が抵抗なく剥がれるためスレッドを
容易に剥がせる。
のスレッドは、耐ブロッキング性があり、金属蒸着層が
フィルムから容易に剥がれることがなく、紙層との接着
強度に優れた偽造防止用紙を既存の設備で安定して製造
することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 糸状またはテープ状の基材の片面または
両面に、熱可塑性および/または水再湿性の接着剤層を
設けたスレッドにおいて、該スレッド基材が金属蒸着フ
ィルムであり、金属蒸着を施した側に設けた接着剤層
が、ガラス転移温度が−10℃〜25℃の範囲のエマル
ジョン型接着剤および/またはガラス転移温度が0℃〜
40℃の範囲の溶液型接着剤を主成分とすることを特徴
とする偽造防止用紙用スレッド。 - 【請求項2】 糸状またはテープ状の基材の片面または
両面に、熱可塑性および/または水再湿性の接着剤層を
設けたスレッドにおいて、該スレッド基材が金属蒸着フ
ィルムであり、金属蒸着を施した側に設けた接着剤層
が、ガラス転移温度が25℃以下のエマルジョン型接着
剤および/またはガラス転移温度が40℃以下の溶液型
接着剤層と、その上に設けられた、ガラス転移温度が1
5℃以上のエマルジョン型接着剤および/またはガラス
転移温度が25℃以上の溶液型接着剤を主成分とする被
覆接着剤層の、少なくとも二層からなることを特徴とす
る偽造防止用紙用スレッド。 - 【請求項3】 スレッドの両面に接着剤層を設け、且つ
接着剤の樹脂組成が表裏で異なることを特徴とする請求
項1または2記載の偽造防止用紙用スレッド。 - 【請求項4】 スレッドの両面に接着剤層を設け、且つ
金属蒸着を施さない側の接着剤層が、ガラス転移温度が
15℃以上のエマルジョン型接着剤および/またはガラ
ス転移温度が25℃以上の溶液型接着剤を主成分とする
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の偽造防止
用紙用スレッド。 - 【請求項5】 請求項1ないし4記載の偽造防止用紙用
スレッドの少なくとも1種を、金属蒸着を施さない側の
表面が一部露出するように紙層間に抄き込んだことを特
徴とする偽造防止用紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7336497A JP3321797B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 偽造防止用紙用スレッドおよび偽造防止用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7336497A JP3321797B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 偽造防止用紙用スレッドおよび偽造防止用紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10266097A JPH10266097A (ja) | 1998-10-06 |
JP3321797B2 true JP3321797B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=13516058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7336497A Expired - Lifetime JP3321797B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 偽造防止用紙用スレッドおよび偽造防止用紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3321797B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4843869B2 (ja) * | 2001-05-30 | 2011-12-21 | 王子製紙株式会社 | 偽造防止用紙用スレッドおよび偽造防止用紙 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP7336497A patent/JP3321797B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10266097A (ja) | 1998-10-06 |
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