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JP3315533B2 - 回転体の支持機構及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

回転体の支持機構及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP3315533B2
JP3315533B2 JP20212394A JP20212394A JP3315533B2 JP 3315533 B2 JP3315533 B2 JP 3315533B2 JP 20212394 A JP20212394 A JP 20212394A JP 20212394 A JP20212394 A JP 20212394A JP 3315533 B2 JP3315533 B2 JP 3315533B2
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shaft member
press
photosensitive drum
electrophotographic photosensitive
process cartridge
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秀司 河口
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転体の着脱を容易に行
うことを可能にした回転体の支持機構及び前記回転体と
して像担持体を用いたプロセスカートリッジ及び画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、帯電器に
よって一様に帯電させた像担持体に選択的な露光をして
潜像を形成し、現像器によって前記潜像を現像剤で顕像
化すると共に、該現像剤による像を記録媒体に転写して
画像記録を行う。このような装置にあっては、各部材の
メンテナンスは専門のサービスマンが行い、ユーザには
不便を伴うことがあった。
【0003】そこで、前記像担持体、帯電器、現像器、
クリーニング部等を枠体内にまとめてカートリッジ化す
ることにより、ユーザが前記カートリッジを装置本体に
装填することによって、現像剤の補給や寿命に達した像
担持体等の部品を交換可能とし、メンテナンスを容易に
したものが実用化されている。
【0004】このようなプロセスカートリッジにあって
は、前記像担持体は一方側端部にギアフランジを取り付
け、他方側端部にフランジを取り付け、両フランジを枠
体に固定した軸部材によって回転可能に支持するように
構成しているのが一般的である。
【0005】ここで前記軸部材を枠体に固定する方法の
1つとして、軸部材を枠体に圧入して固定する方法があ
る。これは枠体と軸部材との取り付けガタをなくし、前
記ガタによる画質の低下を防止し得る利点がある。
【0006】また前記プロセスカートリッジは近年の地
球環境保護の高まりから、省資源、省エネルギー、ゴミ
の低減を目的として、部品の再生、再利用がされ始めて
いる。
【0007】例えば、プロセスカートリッジにあっては
帯電ローラ、現像スリーブ、転写ローラ等のローラ類の
ような部品は製品寿命が長く、カートリッジ内の現像剤
を使用した後も使用可能である。そのため最近では現像
剤使用後のカートリッジを回収し、前記ローラ類等の部
品を取り出して再生、再利用(リサイクル)するように
なってきた。
【0008】このとき前記像担持体を枠体から取り外す
場合には、圧入した軸部材を引き抜く必要がある。その
ために、従来は図11(a)に示すように、軸部材50に切
り欠き50aを設け、この切り欠き50aに工具を引っ掛け
て軸部材50を枠体51から引き抜くことにより、枠体51と
像担持体52とを分解するようにしている。
【0009】また図11(b)に示すように、頭部に鍔53
aを有する軸部材53を使用して像担持体52を支持し、軸
部材53を枠体51から引き抜くときには工具によって前記
鍔53aを把持して引き抜くようにする構成もある。
【0010】更に図11(c)に示すように、ネジ穴54a
を穿孔した軸部材54を使用して像担持体52を支持し、こ
の軸部材54を枠体51から引き抜くときは、前記ネジ穴54
aにネジ部材55をねじ込み、該ネジ部材55をもって引き
抜くようにする構成もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
(a)に示す構成にあっては、軸部材50に切り欠き50a
の加工を施す必要があり、コストアップになり、また軸
部材50の中心方向の圧入長さにおいて切り欠き部とその
引っ掛け部が圧入部として使用出来ず、軸部材50の抜け
に対して不利となる。
【0012】また図11(b)に示す構成にあっては、軸
部材53を圧入するために該部材53の直径を枠体51のボス
孔51aの内径よりも大きくし、更に鍔53aの外径R1 は
前記ボス部の外径R2 よりも更に大きくしなければなら
なず、軸部材53の製造コストが高くなると共に、切粉等
の加工によるゴミが多く生じてしまうものである。
【0013】更に図11(c)に示す構成にあっては、軸
部材54にネジ孔54aを穿孔するために製造コストが高く
なってしまう。また像担持体の内面をアースする場合、
通常は像担持体の内面にアース板を接触させ、このアー
ス板に前記軸部材54を接触させ、該軸部材54の端面を装
置本体のアース電極に接触させるようにするが、軸部材
54にネジ孔54aがあると、該孔54aに装置本体のアース
電極が落ち込んで安定したアースが得られないおそれが
ある。
【0014】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、コストアップを生ずる
ことなく、回転体の着脱を簡単に行うことが可能な回転
体の支持機構及び前記回転体として像担持体を用いたプ
ロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供せんとする
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、電子写真感光体ドラム
の端部を軸部材で支持する電子写真感光体ドラムの支持
機構において、円筒状の電子写真感光体ドラムと、前記
電子写真感光体ドラムの端部を支持する軸部材と、前記
軸部材を圧入固定するための圧入部を有する枠体と、を
有し、前記圧入部の外側端部に設けられた複数の切り欠
きであって、前記軸部材を前記圧入部から引き抜く際
に、工具を侵入させて、前記工具によって前記軸部材を
つかむために設けられた複数の切り欠きを有することを
特徴としてなる。
【0016】また電子写真感光体ドラムを前記構成によ
って枠体に支持してプロセスカートリッジ或いは画像形
成装置を構成したことを特徴としてなる。
【0017】
【作用】上記構成にあっては、枠体に圧入した軸部材を
引き抜くときは、前記複数の切り欠きからペンチ等の工
具で軸部材を挟んで引っ張ることによって容易に引き抜
くことが出来る。
【0018】また圧入固定部に切り欠きを設けることに
より、軸部材を特別に加工する必要がなく、コストアッ
プを招くことがないものである。
【0019】
【実施例】次に本発明に係る一実施例を図面を参照して
具体的に説明する。
【0020】〔第1実施例〕第1実施例としては、プロ
セスカートリッジを装着可能な画像形成装置について、
図1乃至図6を参照して具体的に説明する。尚、図1は
像担持体を支持する軸部材とこれを圧入する枠体の圧入
部の斜視説明図であり、図2は前記軸部材を圧入部に圧
入した状態説明図、図3は前記軸部材によって支持した
像担持体の状態説明図であり、図4はプロセスカートリ
ッジを装着した画像形成装置の構成説明図、図5はプロ
セスカートリッジの構成説明図であり、図6はプロセス
カートリッジの装着構成説明図である。
【0021】ここでは説明の順序として、まず図4乃至
図6を参照してプロセスカートリッジを装着した画像形
成装置の全体構成を説明し、次に図1乃至図3を参照し
て回転体としての像担持体を枠体に支持する構成につい
て説明する。
【0022】{全体構成}この画像形成装置Aは、図4
に示すように、光学系1から画像情報に基づいた光像を
照射して像担持体である感光体ドラムに現像剤(以下
「トナー」という)の像を形成する。そして前記トナー
像の形成と同期して、記録媒体2をカセット3aからピ
ックアップローラ3b、反転ローラ3c及びこれに圧接
して従動回転するピンチローラ3c1,3c2,3c3等から
なる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカートリッジB
としてカートリッジ化された画像形成部において、前記
感光体ドラムに形成したトナー像を転写手段としての転
写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体2に転
写し、その記録媒体2をヒータ5aを内蔵する定着回転
体5b、及び前記回転体5bに記録媒体2を押圧して搬
送する駆動ローラ5cからなる定着手段5に搬送し、転
写トナー像を記録媒体2に定着する。そしてこの記録媒
体2を排出ローラ対3d1,3d2及び排出ローラ対3e1,
3e2で搬送し、反転搬送経路6を通して排出部7へと排
出する如く構成している。
【0023】一方、前記画像形成部を形成するプロセス
カートリッジBは、図5に示すように、感光層を有する
感光体ドラム8を回転し、その表面を帯電手段である帯
電ローラ9への電圧印加によって一様に帯電し、前記光
学系1からの光像を露光部を介して感光体ドラム8に露
光して潜像を形成し、現像手段10によって現像するよう
に構成している。この現像手段10は、トナー溜め10a内
のトナーをトナー送り部材10bで送り出し、固定磁石10
cを内蔵した現像ローラ10dを回転させると共に、現像
ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層
を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記潜
像に応じて感光体ドラム8へ転移させることによってト
ナー像を形成して可視像化する。そして転写ローラ4に
前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録
媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11aによ
って感光体ドラム8に残留したトナーを掻き落とすと共
に、スクイシート11bによって掬い取り、廃トナー溜め
11cへ集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム
8上の残留トナーを除去するように構成している。尚、
前記感光体ドラム8等の各部品は、上枠体12と下枠体13
とを結合したハウジング内に収納してカートリッジ化さ
れ、装置本体14に設けられたカートリッジ装着手段に対
して着脱可能に装着される。
【0024】前記カートリッジ装着手段は、開閉部材14
aを開くと、図6に示すように、カートリッジ装着スペ
ースが設けてあり、装置本体14の左右内側面にカートリ
ッジ装着ガイド部15が設けてある。この左右ガイド部15
にはプロセスカートリッジBを挿入するための第1ガイ
ドレール15a及び第2ガイドレール15bが対向して設け
てある。一方、プロセスカートリッジBの両外側面には
感光体ドラム8の回転中心位置から外方へ突出し、第1
ガイドレール15aの端部に設けた溝部15a1と略同じ半径
をもつ円柱状突起15cが設けてあり、且つこの円柱状突
起15cに連続してガイド凸条15dが設けてある。更にプ
ロセスカートリッジBの挿入方向前方下部には係合部15
eが設けてある。
【0025】そしてプロセスカートリッジBを装着する
場合には、プロセスカートリッジBの円柱状突起15c及
びガイド凸条15dを第1ガイドレール15aでガイドする
と共に、係合部15eを第2ガイドレール15bでガイドし
た状態で挿入し、開閉部材14aを閉じることによってプ
ロセスカートリッジBを画像形成装置Aに装着するもの
である。
【0026】{感光体ドラムを枠体に支持する構成}前
記感光体ドラム8は下枠体13に取り付けられているが、
次に図1乃至図3を参照して回転体である感光体ドラム
8を枠体13に回転可能に取り付ける構成について説明す
る。
【0027】図3に示すように、感光体ドラム8は周面
に感光層を形成したアルミニウム円筒の両端にフランジ
16a,16bを接着或いはカシメ等の方法によって固着し
ており、一方のフランジ16aにはギア部16a1が設けてあ
る。このプロセスカートリッジBを装置本体14に装着す
ると、前記ギア部16a1が装置本体14の駆動ギアと噛合
し、画像形成時には装置本体14から駆動力の伝達を受け
て感光体ドラム8が回転する。また他方のフランジ16b
にはドラム8の内周面と接触するアース板18が取り付け
てあり、一方の軸部材19を介してアースするように構成
している。
【0028】前記フランジ16a,16bには軸部材19を挿
通するための孔16cが形成してある。また枠体13には軸
部材19を圧入固定するための圧入部20が設けてある。よ
って、軸部材19を前記圧入部20に圧入して固定すると共
に、フランジ16a,16bの孔16cに挿通して感光体ドラ
ム8を枠体13に対して回転可能に支持することが出来
る。このとき、図3に示すように、一方の金属製軸部材
19の先端がアース板18に接触し、この軸部材19を介して
感光体ドラム8がアース可能となっている。
【0029】前記圧入部20は、図1及び図2に示すよう
に、軸部材19が圧入する部分は円筒形状をしており、そ
の内径は軸部材19の外径よりも若干小さく設定してあ
る。このために軸部材19を圧入部20に圧入すると、確実
に固定される。また圧入部20の外側端部には複数(本実
施例では左右対称位置に2か所)の切り欠き20aが設け
てあり、図2に示すように、軸部材19を圧入部20に完全
に圧入しても前記切り欠き20aから露出している。従っ
て、使用済みのプロセスカートリッジBを分解する際、
或いは感光体ドラム8を組み付けたときに傷を付け、こ
れを交換する必要がある場合等には、前記切り欠き20a
にラジオペンチ等の工具を入れて軸部材19を挟み、これ
を引っ張ることによって枠体13を損傷することなく軸部
材19を圧入部20から容易に引き抜くことが出来る。
【0030】上記説明した如く、軸部材を圧入する枠体
の圧入部に複数の切り欠きを設けたことにより、この圧
入部に圧入した軸部材を引き抜くとき場合に、前記切り
欠きからペンチ等の工具で軸部材を挟んで引っ張ること
によって容易に引き抜くことが出来る。また圧入部に切
り欠きを設けることにより、軸部材を特別に加工する必
要がなく、コストアップを招くことがないものである。
従って回転部材を枠体に取り付け、或いは取り外すこと
が簡単になし得、感光体ドラムを前記のようにして取り
付けるようにした場合には、枠体を損傷することなく感
光体ドラムを分離出来るので、感光体ドラムの交換を容
易に行うことが出来、且つプロセスカートリッジのリサ
イクルを効率よく行うことが出来る。
【0031】〔他の実施例〕前述した第1実施例では圧
入部に設ける複数の切り欠きとして2個設けた例を示し
たが、これは2個でなくてもよい。このときペンチ等の
工具で軸部材を挟むためには偶数個の切り欠きを対称位
置に配置することが好ましい。
【0032】前述した第1実施例では感光体ドラム8を
アースする構成として、フランジ16bにアース板18を取
り付け、このアース板18に軸部材19を接触させるように
した例を示したが(図3参照)、図7に示すように、駆
動伝達を受けるギア部16aを有するフランジ16aにアー
ス板18を取り付け、このアース板18に軸部材19を接触さ
せて感光体ドラム8をアースするようにしてもよい。
【0033】また、図8に示すように、アース板21を取
り付けるフランジ22とこのフランジ22を支持する軸部材
23とを合成樹脂部材によって一体的に構成してもよい。
この場合にあっても、他方のフランジ16aの圧入部20に
複数の切り欠き20aを設けておくことにより、軸部材19
を容易に抜き取ることが出来、感光体ドラム8を枠体13
から分離することが出来る。
【0034】更に前述した第1実施例では軸部材19をス
トレート軸としたが、図9及び図10に示すように、軸部
24aよりも頭部24bが大きい段付き軸24を用いてもよ
い。このように軸部材として段付き軸24を用いると、例
えば感光体ドラム8をアースする側の軸部材(段付き軸
24)と、装置本体のアース電極25とに多少の位置ずれが
あっても軸部材の接触面が大きいために、両者は確実に
接触して的確にアースされる。尚、この場合は図10に示
すように、圧入部20の形状を段付き軸24の形状に応じた
段差形状にしておくことにより、軸部材の圧入及び引き
抜きをより容易に行うことが出来る。
【0035】また、前述した第1実施例では軸部材で支
持する感光体ドラム8は、装置本体14とな別なプロセス
カートリッジBとして構成する例を示したが、本発明に
あっては感光体ドラム8をカートリッジ化することな
く、感光体ドラム8や現像手段等を装置本体に直接取り
付ける画像形成装置においても、同様に適用することが
出来る。即ち、感光体ドラム8を交換する必要がある場
合に、前述したように感光体ドラム8を支持する軸部材
を圧入する枠体の圧入部に複数の切り欠きを設けておく
ことにより、感光体ドラム8の取り外しが容易になし
得、簡単に交換することが可能となる。
【0036】また、前述した第1実施例では軸部材で回
転可能に支持する部材として感光体ドラム8を例示した
が、回転部材としてはこれに限定する必要はなく、例え
ば現像ローラ等を前記のようにして軸部材で回転可能に
支持するようにしてもよい。
【0037】また像担持体としては、前記感光体ドラム
に限定されることなく、例えば次のものが含まれる。ま
ず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体として
は例えばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、
酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が
含まれる。また前記感光体を搭載する形状としては、例
えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート状等が含
まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状のものが
用いられており、例えばドラムタイプの感光体にあって
は、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を蒸着又は
塗工等を行ったものである。
【0038】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0039】また帯電手段の構成も、前述した第一実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0040】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0041】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0042】また前述したプロセスカートリッジとは、
像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少なくと
もプロセス手段の1つを備えたものである。従って、そ
のプロセスカートリッジの態様としては、前述した実施
例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段とを一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とクリー
ニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に
着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロセス
手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0043】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0044】更に前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファク
シミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明は前述したように、回転体の端部
を支持する軸部材と、前記軸部材を圧入固定するための
圧入部を有する枠体とを有し、前記圧入部の外側端部に
設けられた複数の切り欠きであって、前記軸部材を前記
圧入部から引き抜く際に、工具を侵入させて、前記工具
によって前記軸部材をつかむために設けられた複数の切
り欠きを有することにより、圧入部に圧入した感光体ド
ラムの軸部材を引き抜く際に、切り欠きからペンチ等の
工具を侵入させて、軸部材を挟んで引っ張ることがで
き、軸部材を圧入部から容易に引き抜くことができる。
【0046】また圧入部に切り欠きを設けることによ
り、軸部材を特別に加工する必要がなく、コストアップ
を招くことがないものである。
【0047】従って回転部材を枠体に取り付け、或いは
取り外すことが簡単になし得、像担持体を前記のように
して取り付けるようにした場合には、枠体を損傷するこ
となく像担持体を分離出来るので、像担持体の交換を容
易に行うことが出来、且つプロセスカートリッジのリサ
イクルを効率よく行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】像担持体を支持する軸部材とこれを圧入する枠
体の圧入部の斜視説明図である。
【図2】前記軸部材を圧入部に圧入した状態説明図であ
る。
【図3】前記軸部材によって支持した像担持体の状態説
明図である。
【図4】プロセスカートリッジを装着した画像形成装置
の構成説明図である。
【図5】プロセスカートリッジの構成説明図である。
【図6】プロセスカートリッジの装着構成説明図であ
る。
【図7】アース板をギアを設けたフランジに取り付けた
実施例の説明図である。
【図8】アース板を取り付けたフランジと軸部材を一体
的に構成した実施例の説明図である。
【図9】軸部材として段付き軸を用いた実施例の断面説
明図である。
【図10】軸部材として段付き軸を用いた実施例の斜視
説明図である。
【図11】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 A…画像形成装置、B…プロセスカートリッジ、1…光
学系、2…記録媒体、3…搬送手段、3a…カセット、
3b…ピックアップローラ、3c…反転ローラ、3c1,
3c2,3c3…ピンチローラ、3d1,3d2、3e1,3e2…
排出ローラ、4…転写ローラ、5…定着手段、5a…ヒ
ータ、5b…定着回転体、5c…駆動ローラ、6…反転
搬送経路、7…排出部、8…感光体ドラム、9…帯電ロ
ーラ、10…現像手段、10a…トナー溜め、10b…トナー
送り部材、10c…磁石、10d…現像ローラ、10e…現像
ブレード、11…クリーニング手段、11a…クリーニング
ブレード、11b…スクイシート、11c…廃トナー溜め、
12…上枠体、13…下枠体、14…装置本体、14a…開閉部
材、15…ガイド部、15a…第1ガイドレール、15b…第
2ガイドレール、15c…円柱状突起、15d…凸条、15e
…係合部、16a,16b…フランジ、16b…ギア部、16c
…孔、18…アース板、19…軸部材、20…圧入部、20a…
切り欠き、21…アース板、22…フランジ、23…軸部材、
24…段付き軸、25…アース電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−257342(JP,A) 特開 平6−19228(JP,A) 特開 昭50−29943(JP,A) 特開 昭63−4252(JP,A) 実開 昭56−146214(JP,U) 実開 昭61−178552(JP,U) 実開 昭58−13526(JP,U) 実開 昭61−156718(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/16 G03G 21/00 350 F16H 35/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の端部を軸部材で支持する回転体
    の支持機構において、 円筒状の回転体と、 前記回転体の端部を支持する軸部材と、 前記軸部材を圧入固定するための圧入部を有する枠体
    と、 を有し、 前記圧入部の外側端部に設けられた複数の切り欠きであ
    って、前記軸部材を前記圧入部から引き抜く際に、工具
    を侵入させて、前記工具によって前記軸部材をつかむた
    めに設けられた複数の切り欠きを有することを特徴とす
    る回転体の支持機構。
  2. 【請求項2】 前記回転体は、電子写真感光体ドラムで
    あることを特徴とする請求項1記載の回転体の支持機
    構。
  3. 【請求項3】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムの端部を支持する軸部材と、 前記電子写真感光体ドラムを支持するために、前記軸部
    材を圧入固定するための圧入部を有する枠体と、 を有し、 前記圧入部の外側端部に設けられた複数の切り欠きであ
    って、前記軸部材を前記圧入部から引き抜く際に、工具
    を侵入させて、前記工具によって前記軸部材をつかむた
    めに設けられた複数の切り欠きを有することを特徴とす
    るプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング
    手段の少なくとも一つと、前記電子写真感光体ドラムと
    を一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対し
    て着脱可能とするものである請求項1記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  5. 【請求項5】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、 電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに
    作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラムの
    端部を支持する軸部材と、前記電子写真感光体ドラムを
    支持するために、前記軸部材を圧入固定するための圧入
    部を有する枠体と、を有し、前記圧入部の外側端部に設
    けられた複数の切り欠きであって、前記軸部材を前記圧
    入部から引き抜く際に、工具を侵入させて、前記工具に
    よって前記軸部材をつかむために設けられた複数の切り
    欠きを設けたプロセスカートリッジを装着するための装
    着手段と、 前記電子写真感光体ドラムに形成した現像像を記録媒体
    に転写するための転写手段と、 前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
    において、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムを支持する軸部材と、 前記軸部材を圧入固定するための圧入部を有する枠体
    と、 前記電子写真感光体ドラムに形成した画像を記録媒体に
    転写するための転写手段と、 前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有し、 前記圧入部の外側端部に設けられた複数の切り欠きであ
    って、前記軸部材を前記圧入部から引き抜く際に、工具
    を侵入させて、前記工具によって前記軸部材をつかむた
    めに設けられた複数の切り欠きを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
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