JP3399233B2 - コネクタホルダ - Google Patents
コネクタホルダInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のボ
ディに取り付けられるコネクタホルダに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来より、例えば自動車のボディに取り
付けられるコネクタホルダとしては、図5に示す実公平
7−35326号公報に示すコネクタホルダ71が知ら
れている。このコネクタホルダ71はホルダ本体72を
備え、ホルダ本体72には図示しないコネクタを取り付
けるための嵌込孔73が設けられている。又、ホルダ本
体72にはアース端子74が設けられている。このアー
ス端子74は、電気接触部75、中間部76及びアース
接続部77によって構成されている。 【0003】前記電気接触部75はホルダ本体72に挿
入固定されている。中間部76は、電気接触部75に対
し90°屈曲してホルダ本体72の外側面に沿って延
び、ホルダ本体72の外側面に設けられた一対の係止枠
77の間を通過している。そして、中間部76は、前記
両係止枠77により、ホルダ本体72から離れないよう
になっている。前記アース接続部78は、中間部に対し
90°屈曲して本体72から外側方へ向かって突出して
いる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記コネク
タホルダ71は、そのケース本体72が自動車のボディ
81に取付固定され、アース接続部78がボディ81と
は別のボディ82に接触した状態で取付固定される場合
がある。この場合、互いに逆向きとなる力F1,F2が
ボディ81,82に働くと、アース端子74において中
間部76とアース接続部78との間に位置する部分が前
記力F1,F2を受ける。従って、アース端子74にお
ける中間部76とアース接続部78との間に位置する部
分が、折れ易くなるという問題があった。 【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、アース端子を折れに
くくすることにある。第2の目的は、アース接続部が固
定部に固定されていても、そのアース接続部を容易にボ
ディに対し接触した状態で固定できるようにすることに
ある。 【0006】第3の目的は、アース接続部を確実に固定
部に固定することにある第4の目的は、アース接続部が
折れるのを確実に防止することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、アース端子(21)が取
り付けられるホルダ本体(13)を備え、前記ホルダ本
体(13)から突出するようにアース端子(21)に設
けられたアース接続部(24)を、ボディ(25)に対
し接触した状態で固定するとともに、前記ホルダ本体
(13)を前記ボディ(25)とは別のボディ(14)
に取り付けるようにしたコネクタホルダにおいて、前記
ホルダ本体(13)から突出するように固定部(16)
を設け、その固定部(16)にアース端子(21)のア
ース接続部(24)を固定し、前記固定部(16)に
は、その固定部(16)の表面(16b)側と裏面(1
6c)側とを連通する収容孔(17)を設け、前記アー
ス接続部(24)は前記収容孔(17)に収容された状
態で固定部(16)に固定され、前記アース接続部(2
4)には突起(27)を、収容孔(17)には引掛片
(18)及び突起(19)をそれぞれ設けて、アース接
続部(24)の突起(27)を収容孔(17)の引掛片
(18)に引っ掛けるとともに、アース接続部(24)
の先端部上面を収容孔(17)の突起(19)に引っ掛
けて、アース接続部(24)が収容孔(17)から上下
方向に外れないようにし、前記ホルダ本体(13)から
突出する固定部(16)の基端部(16a)は、その幅
(X1)がホルダ本体(13)から突出するアース接続
部(24)の基端部(24a)の幅(X2)よりも大き
い値となっていることを特徴とする。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】即ち、請求項1記載の発明では、ホルダ本
体とアース接続部とは、自動車における別々のボディに
それぞれ取付固定され、互いに逆向きとなる力が前記両
ボディに働くと、アース接続部及び固定部の基端部がそ
れぞれ前記力を受ける。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に従って説明する。図1に示すよう
に、コネクタホルダ11は複数の嵌込孔12が設けられ
たホルダ本体13を備え、前記各嵌込孔12には図示し
ないコネクタを取り付け可能となっている。ホルダ本体
13にはコネクタホルダ11を、自動車のボディ14に
取付固定するための取付孔15が設けられている。又、
ホルダ本体13には、その外側面から突出するように延
びる固定部16が設けられている。固定部16の基端部
16aには、前記固定部16の表面16b側と裏面16
c側とを連通するように収容孔17が設けられている。
図2に示すように、収容孔17の内側面には、対向する
ように突出する一対の引掛片18が設けられている。
又、図3に示すように、収容孔17における先端部の内
周面には、アース接続部24の基端部24aへ向かって
突出する突起19が設けられている。 【0016】図1に示すように、ホルダ本体13におい
て、収容孔17に対応する位置にはアース端子21が設
けられている。このアース端子21は、図4に示すよう
に、電気接触部22、中間部23、アース接続部24に
よって構成されている。前記電気接触部22は、図1に
示すようにホルダ本体13に挿入固定され、中間部23
は電気接触部22から収容孔17へ向かって延びてい
る。アース接続部24は、中間部23から固定部16の
延出方向へ突出した状態で、収容孔17内に収容されて
いる。このアース接続部24にはコネクタホルダ11
を、自動車の前記ボディ14とは別のボディ25に取付
固定するための固定孔26が設けられている。 【0017】図2に示すように、アース接続部24に
は、外側方向へ向かって突出する一対の突起27が設け
られている。両突起27は収容孔17に設けられた引掛
片18の上面に引っ掛けられ、両突起27によりアース
接続部24が収容孔17から下方へ外れないようにされ
る。又、図3に示すように、収容孔17に収容されたア
ース接続部24の先端部上面には、収容孔17に設けら
れた突起19が引っ掛けられている。この突起19によ
りアース接続部24が、収容孔17から上方へ外れない
ようにされる。従って、アース接続部24は、収容孔1
7に収容された状態で突起19,27により固定部16
に固定されている。 【0018】又、アース接続部24が固定部16に固定
された状態において、図1に示すように固定部16にお
ける基端部16aの幅X1は、アース接続部24におけ
る基端部24aの幅X2よりも大きい値となっている。 【0019】次に、上記コネクタホルダ11を自動車の
ボディ14,25に取り付けた場合の作用について説明
する。コネクタホルダ11は、ホルダ本体13がボディ
14に位置し、且つ固定部16が別のボディ25に位置
するように配置される。そして、ホルダ本体13の取付
孔15を介してボディ14に図示しないボルトを螺入す
ることにより、ホルダ本体13がボディ14に取付固定
される。 【0020】又、固定部16の裏面16cをボディ25
に接触させると、固定部16の表面16b側と裏面16
c側とを連通する収容孔17に収容されたアース接続部
24がボディ25に接触する。この状態で、アース接続
部24の固定孔26を介してボディ25に図示しないボ
ルトを螺入することにより、アース接続部24及び固定
部26がボディ25に取付固定される。 【0021】図1に示すように、ボディ14,25にそ
れぞれ力F1,F2が互いに逆向きとなるように働く
と、アース接続部24の基端部24aと固定部16の基
端部16aとが、前記力F1,F2を分担して受ける。
固定部16における基端部16aの幅X1は、アース接
続部24における基端部24aの幅X2の幅よりも大き
いため、前記両基端部16a,24aに働く力F1,F
2の大部分は、固定部16の基端部16aが受ける。 【0022】以上詳述した本実施形態では、下記(a)
〜(d)に示す効果がある。 (a)互いに逆向きとなる力F1,F2がボディ14,
25に働いたとき、その力F1,F2をアース接続部2
4及び固定部16の基端部24a,16aでそれぞれ分
担して受ける。そのため、アース接続部24の基端部2
4aに働く力を従来よりも小さくし、その基端部24a
を折れにくくすることができる。 【0023】(b)アース接続部24は、固定部16の
表面16b側と裏面16c側とを連通する収容孔17に
収容された状態で、固定部16に固定されている。その
ため、固定部16の裏面16cをボディ25に接触させ
るだけで、アース接続部24を容易にボディ25に接触
させることができる。従って、アース接続部24が固定
部16に固定されていても、そのアース接続部24を容
易にボディ25に対し接触した状態で固定することがで
きる。 【0024】(c)アース接続部24が収容孔17から
上方又は下方へ外れようとすると、アース接続部24が
収容孔17の突起19に引っ掛かったり、アース接続部
24の突起27が収容孔17の引掛片18に引っ掛かっ
たりする。従って、アース接続部24を確実に固定部1
6に固定することができる。 【0025】(d)固定部16における基端部16aの
幅X1は、アース接続部24における基端部24aの幅
X2の幅よりも大きいため、前記両基端部16a,24
aに働く力F1,F2の大部分は、固定部16の基端部
16aが受ける。従って、前記力F1,F2によりアー
ス接続部24の基端部24aが折れるのを確実に防止す
ることができる。 【0026】 【0027】 【0028】 【0029】 【0030】 【0031】 【発明の効果】本発明では、互いに逆向きとなる力が両
ボディに働いたとき、その力をアース接続部の基端部と
固定部の基端部とがそれぞれ分担して受けるため、アー
ス端子を折れにくくすることができる。 【0032】本発明では、前記固定部の表裏両面側を連
通する収容部に収容されたアース接続部は、固定部をボ
ディに接触させたときに容易にボディに接触する。従っ
て、アース接続部が固定部に固定されていても、そのア
ース接続部を容易にボディに対し接触した状態で固定す
ることができる。 【0033】本発明では、アース接続部の突起を収容孔
の引掛片に引っ掛けるとともに、アース接続部の先端部
上面を収容孔の突起に引っ掛けて、アース接続部が収容
孔から上下方向に外れないようにしたため、アース接続
部を確実に固定部に固定することができる。 【0034】本発明では、アース接続部及び固定部の基
端部に働く力の大部分を固定部の基端部が受けるため、
アース接続部が折れるのを確実に防止することができ
る。
ディに取り付けられるコネクタホルダに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来より、例えば自動車のボディに取り
付けられるコネクタホルダとしては、図5に示す実公平
7−35326号公報に示すコネクタホルダ71が知ら
れている。このコネクタホルダ71はホルダ本体72を
備え、ホルダ本体72には図示しないコネクタを取り付
けるための嵌込孔73が設けられている。又、ホルダ本
体72にはアース端子74が設けられている。このアー
ス端子74は、電気接触部75、中間部76及びアース
接続部77によって構成されている。 【0003】前記電気接触部75はホルダ本体72に挿
入固定されている。中間部76は、電気接触部75に対
し90°屈曲してホルダ本体72の外側面に沿って延
び、ホルダ本体72の外側面に設けられた一対の係止枠
77の間を通過している。そして、中間部76は、前記
両係止枠77により、ホルダ本体72から離れないよう
になっている。前記アース接続部78は、中間部に対し
90°屈曲して本体72から外側方へ向かって突出して
いる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記コネク
タホルダ71は、そのケース本体72が自動車のボディ
81に取付固定され、アース接続部78がボディ81と
は別のボディ82に接触した状態で取付固定される場合
がある。この場合、互いに逆向きとなる力F1,F2が
ボディ81,82に働くと、アース端子74において中
間部76とアース接続部78との間に位置する部分が前
記力F1,F2を受ける。従って、アース端子74にお
ける中間部76とアース接続部78との間に位置する部
分が、折れ易くなるという問題があった。 【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、アース端子を折れに
くくすることにある。第2の目的は、アース接続部が固
定部に固定されていても、そのアース接続部を容易にボ
ディに対し接触した状態で固定できるようにすることに
ある。 【0006】第3の目的は、アース接続部を確実に固定
部に固定することにある第4の目的は、アース接続部が
折れるのを確実に防止することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、アース端子(21)が取
り付けられるホルダ本体(13)を備え、前記ホルダ本
体(13)から突出するようにアース端子(21)に設
けられたアース接続部(24)を、ボディ(25)に対
し接触した状態で固定するとともに、前記ホルダ本体
(13)を前記ボディ(25)とは別のボディ(14)
に取り付けるようにしたコネクタホルダにおいて、前記
ホルダ本体(13)から突出するように固定部(16)
を設け、その固定部(16)にアース端子(21)のア
ース接続部(24)を固定し、前記固定部(16)に
は、その固定部(16)の表面(16b)側と裏面(1
6c)側とを連通する収容孔(17)を設け、前記アー
ス接続部(24)は前記収容孔(17)に収容された状
態で固定部(16)に固定され、前記アース接続部(2
4)には突起(27)を、収容孔(17)には引掛片
(18)及び突起(19)をそれぞれ設けて、アース接
続部(24)の突起(27)を収容孔(17)の引掛片
(18)に引っ掛けるとともに、アース接続部(24)
の先端部上面を収容孔(17)の突起(19)に引っ掛
けて、アース接続部(24)が収容孔(17)から上下
方向に外れないようにし、前記ホルダ本体(13)から
突出する固定部(16)の基端部(16a)は、その幅
(X1)がホルダ本体(13)から突出するアース接続
部(24)の基端部(24a)の幅(X2)よりも大き
い値となっていることを特徴とする。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】即ち、請求項1記載の発明では、ホルダ本
体とアース接続部とは、自動車における別々のボディに
それぞれ取付固定され、互いに逆向きとなる力が前記両
ボディに働くと、アース接続部及び固定部の基端部がそ
れぞれ前記力を受ける。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に従って説明する。図1に示すよう
に、コネクタホルダ11は複数の嵌込孔12が設けられ
たホルダ本体13を備え、前記各嵌込孔12には図示し
ないコネクタを取り付け可能となっている。ホルダ本体
13にはコネクタホルダ11を、自動車のボディ14に
取付固定するための取付孔15が設けられている。又、
ホルダ本体13には、その外側面から突出するように延
びる固定部16が設けられている。固定部16の基端部
16aには、前記固定部16の表面16b側と裏面16
c側とを連通するように収容孔17が設けられている。
図2に示すように、収容孔17の内側面には、対向する
ように突出する一対の引掛片18が設けられている。
又、図3に示すように、収容孔17における先端部の内
周面には、アース接続部24の基端部24aへ向かって
突出する突起19が設けられている。 【0016】図1に示すように、ホルダ本体13におい
て、収容孔17に対応する位置にはアース端子21が設
けられている。このアース端子21は、図4に示すよう
に、電気接触部22、中間部23、アース接続部24に
よって構成されている。前記電気接触部22は、図1に
示すようにホルダ本体13に挿入固定され、中間部23
は電気接触部22から収容孔17へ向かって延びてい
る。アース接続部24は、中間部23から固定部16の
延出方向へ突出した状態で、収容孔17内に収容されて
いる。このアース接続部24にはコネクタホルダ11
を、自動車の前記ボディ14とは別のボディ25に取付
固定するための固定孔26が設けられている。 【0017】図2に示すように、アース接続部24に
は、外側方向へ向かって突出する一対の突起27が設け
られている。両突起27は収容孔17に設けられた引掛
片18の上面に引っ掛けられ、両突起27によりアース
接続部24が収容孔17から下方へ外れないようにされ
る。又、図3に示すように、収容孔17に収容されたア
ース接続部24の先端部上面には、収容孔17に設けら
れた突起19が引っ掛けられている。この突起19によ
りアース接続部24が、収容孔17から上方へ外れない
ようにされる。従って、アース接続部24は、収容孔1
7に収容された状態で突起19,27により固定部16
に固定されている。 【0018】又、アース接続部24が固定部16に固定
された状態において、図1に示すように固定部16にお
ける基端部16aの幅X1は、アース接続部24におけ
る基端部24aの幅X2よりも大きい値となっている。 【0019】次に、上記コネクタホルダ11を自動車の
ボディ14,25に取り付けた場合の作用について説明
する。コネクタホルダ11は、ホルダ本体13がボディ
14に位置し、且つ固定部16が別のボディ25に位置
するように配置される。そして、ホルダ本体13の取付
孔15を介してボディ14に図示しないボルトを螺入す
ることにより、ホルダ本体13がボディ14に取付固定
される。 【0020】又、固定部16の裏面16cをボディ25
に接触させると、固定部16の表面16b側と裏面16
c側とを連通する収容孔17に収容されたアース接続部
24がボディ25に接触する。この状態で、アース接続
部24の固定孔26を介してボディ25に図示しないボ
ルトを螺入することにより、アース接続部24及び固定
部26がボディ25に取付固定される。 【0021】図1に示すように、ボディ14,25にそ
れぞれ力F1,F2が互いに逆向きとなるように働く
と、アース接続部24の基端部24aと固定部16の基
端部16aとが、前記力F1,F2を分担して受ける。
固定部16における基端部16aの幅X1は、アース接
続部24における基端部24aの幅X2の幅よりも大き
いため、前記両基端部16a,24aに働く力F1,F
2の大部分は、固定部16の基端部16aが受ける。 【0022】以上詳述した本実施形態では、下記(a)
〜(d)に示す効果がある。 (a)互いに逆向きとなる力F1,F2がボディ14,
25に働いたとき、その力F1,F2をアース接続部2
4及び固定部16の基端部24a,16aでそれぞれ分
担して受ける。そのため、アース接続部24の基端部2
4aに働く力を従来よりも小さくし、その基端部24a
を折れにくくすることができる。 【0023】(b)アース接続部24は、固定部16の
表面16b側と裏面16c側とを連通する収容孔17に
収容された状態で、固定部16に固定されている。その
ため、固定部16の裏面16cをボディ25に接触させ
るだけで、アース接続部24を容易にボディ25に接触
させることができる。従って、アース接続部24が固定
部16に固定されていても、そのアース接続部24を容
易にボディ25に対し接触した状態で固定することがで
きる。 【0024】(c)アース接続部24が収容孔17から
上方又は下方へ外れようとすると、アース接続部24が
収容孔17の突起19に引っ掛かったり、アース接続部
24の突起27が収容孔17の引掛片18に引っ掛かっ
たりする。従って、アース接続部24を確実に固定部1
6に固定することができる。 【0025】(d)固定部16における基端部16aの
幅X1は、アース接続部24における基端部24aの幅
X2の幅よりも大きいため、前記両基端部16a,24
aに働く力F1,F2の大部分は、固定部16の基端部
16aが受ける。従って、前記力F1,F2によりアー
ス接続部24の基端部24aが折れるのを確実に防止す
ることができる。 【0026】 【0027】 【0028】 【0029】 【0030】 【0031】 【発明の効果】本発明では、互いに逆向きとなる力が両
ボディに働いたとき、その力をアース接続部の基端部と
固定部の基端部とがそれぞれ分担して受けるため、アー
ス端子を折れにくくすることができる。 【0032】本発明では、前記固定部の表裏両面側を連
通する収容部に収容されたアース接続部は、固定部をボ
ディに接触させたときに容易にボディに接触する。従っ
て、アース接続部が固定部に固定されていても、そのア
ース接続部を容易にボディに対し接触した状態で固定す
ることができる。 【0033】本発明では、アース接続部の突起を収容孔
の引掛片に引っ掛けるとともに、アース接続部の先端部
上面を収容孔の突起に引っ掛けて、アース接続部が収容
孔から上下方向に外れないようにしたため、アース接続
部を確実に固定部に固定することができる。 【0034】本発明では、アース接続部及び固定部の基
端部に働く力の大部分を固定部の基端部が受けるため、
アース接続部が折れるのを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のコネクタホルダを示す斜視図。
【図2】図1の収容孔及びアース接続部を矢印A−A方
向からみた断面図。 【図3】図2の収容孔及びアース接続部を矢印B−B方
向からみた断面図。 【図4】アース端子を示す斜視図。 【図5】従来のコネクタホルダを示す斜視図。 【符号の説明】 11…コネクタホルダ、13…ホルダ本体、14…ボデ
ィ、16…固定部、16a…基端部、16b…表面、1
6c…裏面、17…収容孔、19…突起、21…アース
端子、24…アース接続部、24a…基端部、25…ボ
ディ、27…突起、X1,X2…幅。
向からみた断面図。 【図3】図2の収容孔及びアース接続部を矢印B−B方
向からみた断面図。 【図4】アース端子を示す斜視図。 【図5】従来のコネクタホルダを示す斜視図。 【符号の説明】 11…コネクタホルダ、13…ホルダ本体、14…ボデ
ィ、16…固定部、16a…基端部、16b…表面、1
6c…裏面、17…収容孔、19…突起、21…アース
端子、24…アース接続部、24a…基端部、25…ボ
ディ、27…突起、X1,X2…幅。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平9−320694(JP,A)
実開 平4−128025(JP,U)
実開 平4−10964(JP,U)
実開 昭61−201281(JP,U)
実開 平4−134119(JP,U)
実公 昭62−8138(JP,Y1)
実公 平2−34768(JP,Y2)
実公 平7−35326(JP,Y2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01R 4/64
H01R 13/73
H01R 13/648 - 13/655
H01R 13/514 - 13/518
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 アース端子(21)が取り付けられるホ
ルダ本体(13)を備え、前記ホルダ本体(13)から
突出するようにアース端子(21)に設けられたアース
接続部(24)を、ボディ(25)に対し接触した状態
で固定するとともに、前記ホルダ本体(13)を前記ボ
ディ(25)とは別のボディ(14)に取り付けるよう
にしたコネクタホルダにおいて、 前記ホルダ本体(13)から突出するように固定部(1
6)を設け、その固定部(16)にアース端子(21)
のアース接続部(24)を固定し、 前記固定部(16)には、その固定部(16)の表面
(16b)側と裏面(16c)側とを連通する収容孔
(17)を設け、 前記アース接続部(24)は前記収容孔(17)に収容
された状態で固定部(16)に固定され、 前記アース接続部(24)には突起(27)を、収容孔
(17)には引掛片(18)及び突起(19)をそれぞ
れ設けて、アース接続部(24)の突起(27)を収容
孔(17)の引掛片(18)に引っ掛けるとともに、ア
ース接続部(24)の先端部上面を収容孔(17)の突
起(19)に引っ掛けて、アース接続部(24)が収容
孔(17)から上下方向に外れないようにし、 前記ホルダ本体(13)から突出する固定部(16)の
基端部(16a)は、その幅(X1)がホルダ本体(1
3)から突出するアース接続部(24)の基端部(24
a)の幅(X2)よりも大きい値となっている コネクタ
ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15426896A JP3399233B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | コネクタホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15426896A JP3399233B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | コネクタホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103966A JPH103966A (ja) | 1998-01-06 |
JP3399233B2 true JP3399233B2 (ja) | 2003-04-21 |
Family
ID=15580464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15426896A Expired - Fee Related JP3399233B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | コネクタホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3399233B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5765218B2 (ja) * | 2011-12-22 | 2015-08-19 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ支持具及びワイヤハーネス |
JP5841847B2 (ja) * | 2012-01-16 | 2016-01-13 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15426896A patent/JP3399233B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH103966A (ja) | 1998-01-06 |
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