JP3354867B2 - 回転ドラム式走間剪断機 - Google Patents
回転ドラム式走間剪断機Info
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- JP3354867B2 JP3354867B2 JP12053098A JP12053098A JP3354867B2 JP 3354867 B2 JP3354867 B2 JP 3354867B2 JP 12053098 A JP12053098 A JP 12053098A JP 12053098 A JP12053098 A JP 12053098A JP 3354867 B2 JP3354867 B2 JP 3354867B2
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- interlocking
- gears
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D7/00—Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D7/26—Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member
- B26D7/2628—Means for adjusting the position of the cutting member
- B26D7/265—Journals, bearings or supports for positioning rollers or cylinders relatively to each other
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D25/00—Machines or arrangements for shearing stock while the latter is travelling otherwise than in the direction of the cut
- B23D25/12—Shearing machines with blades on coacting rotating drums
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D1/00—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
- B26D1/56—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which travels with the work otherwise than in the direction of the cut, i.e. flying cutter
- B26D1/62—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which travels with the work otherwise than in the direction of the cut, i.e. flying cutter and is rotating about an axis parallel to the line of cut, e.g. mounted on a rotary cylinder
- B26D1/626—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which travels with the work otherwise than in the direction of the cut, i.e. flying cutter and is rotating about an axis parallel to the line of cut, e.g. mounted on a rotary cylinder for thin material, e.g. for sheets, strips or the like
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- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D5/00—Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D5/02—Means for moving the cutting member into its operative position for cutting
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D7/00—Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D7/26—Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member
- B26D7/2628—Means for adjusting the position of the cutting member
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延設備ライ
ンなどに適用される回転ドラム式走間剪断機に関する。
ンなどに適用される回転ドラム式走間剪断機に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延設備ラインなどに適用される回
転ドラム式走間剪断機としては、例えば、特開平5−1
23919号公報に開示されたものがある。図8にこの
公報に開示された従来の回転ドラム式走間剪断機の概略
を示す。
転ドラム式走間剪断機としては、例えば、特開平5−1
23919号公報に開示されたものがある。図8にこの
公報に開示された従来の回転ドラム式走間剪断機の概略
を示す。
【0003】従来の回転ドラム式走間剪断機において、
図8に示すように、ハウジング101内には抜き出し可能
な軸受フレーム102が装着されており、この軸受フレー
ム102内には外周部に軸心方向に沿った剪断刃103a,104
aを有する上下一対の回転ドラム103,104が回転自在
で、且つ、接近離反可能に支持されている。即ち、上回
転ドラム103は各軸端部が偏心スリーブ105を介して軸受
フレーム102に支持され、下回転ドラム104は各軸端部が
偏心スリーブ106を介して軸受フレーム102に支持されて
おり、この各偏心スリーブ105,106を回動することで上
下の回転ドラム103,104を上下動して互いに接近離反さ
せることができる。
図8に示すように、ハウジング101内には抜き出し可能
な軸受フレーム102が装着されており、この軸受フレー
ム102内には外周部に軸心方向に沿った剪断刃103a,104
aを有する上下一対の回転ドラム103,104が回転自在
で、且つ、接近離反可能に支持されている。即ち、上回
転ドラム103は各軸端部が偏心スリーブ105を介して軸受
フレーム102に支持され、下回転ドラム104は各軸端部が
偏心スリーブ106を介して軸受フレーム102に支持されて
おり、この各偏心スリーブ105,106を回動することで上
下の回転ドラム103,104を上下動して互いに接近離反さ
せることができる。
【0004】そして、ハウジング101の側方には駆動モ
ータ107が設置され、この駆動モータ107の出力軸は一対
の同調ギヤ108a,108bを有するギヤボックス108に連結
され、同調ギヤ108aの回転軸は自在継手109a,109bを有
する伝動軸110によって上回転ドラム103の軸端部に連結
される一方、同調ギヤ108bの回転軸は自在継手111a,11
1bを有する伝動軸112によって下回転ドラム104の軸端部
に連結されている。従って、駆動モータ107を駆動する
と、駆動力が同調ギヤ108a及び伝動軸110を介して上回
転ドラム103に伝達されると共に、同調ギヤ108b及び伝
動軸112を介して下回転ドラム104に伝達され、この上回
転ドラム103と下回転ドラム104をそれぞれ同期して逆方
向に回転することができる。
ータ107が設置され、この駆動モータ107の出力軸は一対
の同調ギヤ108a,108bを有するギヤボックス108に連結
され、同調ギヤ108aの回転軸は自在継手109a,109bを有
する伝動軸110によって上回転ドラム103の軸端部に連結
される一方、同調ギヤ108bの回転軸は自在継手111a,11
1bを有する伝動軸112によって下回転ドラム104の軸端部
に連結されている。従って、駆動モータ107を駆動する
と、駆動力が同調ギヤ108a及び伝動軸110を介して上回
転ドラム103に伝達されると共に、同調ギヤ108b及び伝
動軸112を介して下回転ドラム104に伝達され、この上回
転ドラム103と下回転ドラム104をそれぞれ同期して逆方
向に回転することができる。
【0005】また、上回転ドラム103の各軸端部を支持
する偏心スリーブ105の外側には連結ギヤ113が固定され
る一方、下回転ドラム104の各軸端部を支持する偏心ス
リーブ106の外側には連結ギヤ113に噛み合う連結ギヤ11
4が固定され、この連結ギヤ114の下方には連結ギヤ114
に噛み合う連結ギヤ115が軸受フレーム102に連結軸116
によって回転自在に支持されている。一方、ハウジング
101の側方には駆動モータ117が設置され、この駆動モー
タ117の出力軸118は自在継手119a,119bを有する伝動軸
120によって連結軸116に連結されている。従って、駆動
モータ117を駆動すると、駆動力が伝動軸120及び連結軸
116を介して連結ギヤ115に伝達され、連結ギヤ113と一
体の偏心スリーブ105を回動すると共に、連結ギヤ114と
一体の偏心スリーブ106を回動し、回転ドラム103,104
を接近離反させることができる。
する偏心スリーブ105の外側には連結ギヤ113が固定され
る一方、下回転ドラム104の各軸端部を支持する偏心ス
リーブ106の外側には連結ギヤ113に噛み合う連結ギヤ11
4が固定され、この連結ギヤ114の下方には連結ギヤ114
に噛み合う連結ギヤ115が軸受フレーム102に連結軸116
によって回転自在に支持されている。一方、ハウジング
101の側方には駆動モータ117が設置され、この駆動モー
タ117の出力軸118は自在継手119a,119bを有する伝動軸
120によって連結軸116に連結されている。従って、駆動
モータ117を駆動すると、駆動力が伝動軸120及び連結軸
116を介して連結ギヤ115に伝達され、連結ギヤ113と一
体の偏心スリーブ105を回動すると共に、連結ギヤ114と
一体の偏心スリーブ106を回動し、回転ドラム103,104
を接近離反させることができる。
【0006】更に、上回転ドラム103の各軸端部には連
結ギヤ113の外側に位置して連動ギヤ121が固定される一
方、下回転ドラム104の各軸端部には連結ギヤ114の外側
に位置して連動ギヤ122が固定されている。従って、上
回転ドラム103と下回転ドラム104が離間した位置では連
動ギヤ121と連動ギヤ122は噛み合っておらず、各回転ド
ラム103,104が接近した位置では連動ギヤ121と連動ギ
ヤ122が噛み合い、このとき、この各回転ドラム103,10
4を回転すると、この回転ドラム103,104を瞬間的に強
い噛み合いで同調させることができる。
結ギヤ113の外側に位置して連動ギヤ121が固定される一
方、下回転ドラム104の各軸端部には連結ギヤ114の外側
に位置して連動ギヤ122が固定されている。従って、上
回転ドラム103と下回転ドラム104が離間した位置では連
動ギヤ121と連動ギヤ122は噛み合っておらず、各回転ド
ラム103,104が接近した位置では連動ギヤ121と連動ギ
ヤ122が噛み合い、このとき、この各回転ドラム103,10
4を回転すると、この回転ドラム103,104を瞬間的に強
い噛み合いで同調させることができる。
【0007】上述した従来の回転ドラム式走間剪断機で
は、圧延設備ライン上を図示しない帯板が圧延されなが
ら高速移動し、互いに離間した上回転ドラム103と下回
転ドラム104の間を通過し、ラインの端末でダウンコイ
ラに巻き取られる。帯板の巻取が終了に近づくと、駆動
モータ107を駆動して各伝動軸110,112を介して各回転
ドラム103,104を同期して逆方向に回転開始し、帯板の
移動速度に見合う速さに回転速度を調整する。そして、
帯板の剪断位置で、駆動モータ117を駆動して伝動軸120
及び各連結ギヤ115,113,114を介して各偏心スリーブ1
05,106を回動し、各回転ドラム103,104を接近させ
る。すると、各回転ドラム103,104の接近位置で、連動
ギヤ121,122同志が噛み合い、両回転ドラム103,104は
瞬間的な強い噛み合いで同調し、剪断刃103a,104aによ
って移動中の帯板を剪断することができる。
は、圧延設備ライン上を図示しない帯板が圧延されなが
ら高速移動し、互いに離間した上回転ドラム103と下回
転ドラム104の間を通過し、ラインの端末でダウンコイ
ラに巻き取られる。帯板の巻取が終了に近づくと、駆動
モータ107を駆動して各伝動軸110,112を介して各回転
ドラム103,104を同期して逆方向に回転開始し、帯板の
移動速度に見合う速さに回転速度を調整する。そして、
帯板の剪断位置で、駆動モータ117を駆動して伝動軸120
及び各連結ギヤ115,113,114を介して各偏心スリーブ1
05,106を回動し、各回転ドラム103,104を接近させ
る。すると、各回転ドラム103,104の接近位置で、連動
ギヤ121,122同志が噛み合い、両回転ドラム103,104は
瞬間的な強い噛み合いで同調し、剪断刃103a,104aによ
って移動中の帯板を剪断することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の回転
ドラム式走間剪断機にあっては、1つの駆動モータ107
で2つの回転ドラム103,104を回転させることから、駆
動モータ107の出力軸に同調ギヤ108a,108bを有するギ
ヤボックス108に連結し、このギヤボックス108と2つの
伝動軸110,伝動軸112によって各回転ドラム103,104の
軸端部と連結している。そのため、2つの伝動軸110,
伝動軸112が長尺なものとなってこの駆動系が大型化し
てしまうという問題がある。また、この2つの伝動軸11
0,伝動軸112が同一垂直面内で上下に配設されることか
ら、この伝動軸110,伝動軸112のサポートが困難となっ
て配置が複雑化し、メンテナンスしにくいという問題が
ある。
ドラム式走間剪断機にあっては、1つの駆動モータ107
で2つの回転ドラム103,104を回転させることから、駆
動モータ107の出力軸に同調ギヤ108a,108bを有するギ
ヤボックス108に連結し、このギヤボックス108と2つの
伝動軸110,伝動軸112によって各回転ドラム103,104の
軸端部と連結している。そのため、2つの伝動軸110,
伝動軸112が長尺なものとなってこの駆動系が大型化し
てしまうという問題がある。また、この2つの伝動軸11
0,伝動軸112が同一垂直面内で上下に配設されることか
ら、この伝動軸110,伝動軸112のサポートが困難となっ
て配置が複雑化し、メンテナンスしにくいという問題が
ある。
【0009】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、装置の小型化並びに簡素化を図った回転ドラム
式走間剪断機を提供することを目的とする。
あって、装置の小型化並びに簡素化を図った回転ドラム
式走間剪断機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明の回転ドラム式走間剪断機は、軸受
フレームと、各軸端部が該軸受フレームに回転自在に支
持されると共に外周部に軸心方向に沿って剪断刃を有す
る一対の回転ドラムと、該一対の回転ドラムの一方を回
転駆動する回転ドラム駆動手段と、前記軸受フレームと
前記一対の回転ドラムの各軸端部との間に互いに相対回
転自在に介在された一対の偏心スリーブと、該一対の偏
心スリーブを相対回転することで前記一対の回転ドラム
を互いに接近離反させる偏心スリーブ駆動手段と、前記
一対の回転ドラムが接近したときに該一対の回転ドラム
を連動させる回転ドラム連動手段と、前記一対の回転ド
ラムの接近位置あるいは離反位置に拘らず前記一方の回
転ドラムと他方の回転ドラムを同期回転させる回転ドラ
ム同期手段とを具え、前記回転ドラム連動手段は、前記
一対の回転ドラムの軸端部に固定された一対の連動ギヤ
を有し、前記回転ドラム同期手段は、互いに噛み合った
状態で前記一対の連動ギヤの軸心方向にそれぞれ対向し
て前記軸受フレームに回転自在に支持された一対の同調
ギヤと、前記一対の連動ギヤと該一対の同調ギヤとの間
に介装されたオルダム継手とを有することを特徴とする
ものである。
めの請求項1の発明の回転ドラム式走間剪断機は、軸受
フレームと、各軸端部が該軸受フレームに回転自在に支
持されると共に外周部に軸心方向に沿って剪断刃を有す
る一対の回転ドラムと、該一対の回転ドラムの一方を回
転駆動する回転ドラム駆動手段と、前記軸受フレームと
前記一対の回転ドラムの各軸端部との間に互いに相対回
転自在に介在された一対の偏心スリーブと、該一対の偏
心スリーブを相対回転することで前記一対の回転ドラム
を互いに接近離反させる偏心スリーブ駆動手段と、前記
一対の回転ドラムが接近したときに該一対の回転ドラム
を連動させる回転ドラム連動手段と、前記一対の回転ド
ラムの接近位置あるいは離反位置に拘らず前記一方の回
転ドラムと他方の回転ドラムを同期回転させる回転ドラ
ム同期手段とを具え、前記回転ドラム連動手段は、前記
一対の回転ドラムの軸端部に固定された一対の連動ギヤ
を有し、前記回転ドラム同期手段は、互いに噛み合った
状態で前記一対の連動ギヤの軸心方向にそれぞれ対向し
て前記軸受フレームに回転自在に支持された一対の同調
ギヤと、前記一対の連動ギヤと該一対の同調ギヤとの間
に介装されたオルダム継手とを有することを特徴とする
ものである。
【0011】
【0012】また、請求項2の発明の回転ドラム式走間
剪断機では、前記一対の同調ギヤは、前記一対の回転ド
ラムが離間位置にあるときに前記一対の連動ギヤと対向
する位置に配設され、前記オルダム継手は、前記一対の
連動ギヤの端面と前記一対の同調ギヤの端面との間に配
設されたことを特徴としている。
剪断機では、前記一対の同調ギヤは、前記一対の回転ド
ラムが離間位置にあるときに前記一対の連動ギヤと対向
する位置に配設され、前記オルダム継手は、前記一対の
連動ギヤの端面と前記一対の同調ギヤの端面との間に配
設されたことを特徴としている。
【0013】また、請求項3の発明の回転ドラム式走間
剪断機は、軸受フレームと、各軸端部が該軸受フレーム
に回転自在に支持されると共に外周部に軸心方向に沿っ
て剪断刃を有する一対の回転ドラムと、該一対の回転ド
ラムの一方を回転駆動する回転ドラム駆動手段と、前記
軸受フレームと前記一対の回転ドラムの各軸端部との間
に互いに相対回転自在に介在された一対の偏心スリーブ
と、該一対の偏心スリーブを相対回転することで前記一
対の回転ドラムを互いに接近離反させる偏心スリーブ駆
動手段と、前記一対の回転ドラムが接近したときに該一
対の回転ドラムを連動させる回転ドラム連動手段と、前
記一対の回転ドラムの接近位置あるいは離反位置に拘ら
ず前記一方の回転ドラムと他方の回転ドラムを同期回転
させる回転ドラム同期手段とを具え、前記回転ドラム連
動手段は、前記一対の回転ドラムの軸端部に固定された
一対の連動ギヤを有し、前記回転ドラム同期手段は、前
記軸受フレームに水平方向移動自在に支持された水平可
動枠と、互いに噛み合うと共に前記一対の連動ギヤとそ
れぞれ噛み合った状態で該水平可動枠に回転自在に支持
された一対の同調ギヤと、該一対の同調ギヤと前記一対
の連動ギヤとの噛み合い状態を維持する一対のリンクと
を有することを特徴とするものである。
剪断機は、軸受フレームと、各軸端部が該軸受フレーム
に回転自在に支持されると共に外周部に軸心方向に沿っ
て剪断刃を有する一対の回転ドラムと、該一対の回転ド
ラムの一方を回転駆動する回転ドラム駆動手段と、前記
軸受フレームと前記一対の回転ドラムの各軸端部との間
に互いに相対回転自在に介在された一対の偏心スリーブ
と、該一対の偏心スリーブを相対回転することで前記一
対の回転ドラムを互いに接近離反させる偏心スリーブ駆
動手段と、前記一対の回転ドラムが接近したときに該一
対の回転ドラムを連動させる回転ドラム連動手段と、前
記一対の回転ドラムの接近位置あるいは離反位置に拘ら
ず前記一方の回転ドラムと他方の回転ドラムを同期回転
させる回転ドラム同期手段とを具え、前記回転ドラム連
動手段は、前記一対の回転ドラムの軸端部に固定された
一対の連動ギヤを有し、前記回転ドラム同期手段は、前
記軸受フレームに水平方向移動自在に支持された水平可
動枠と、互いに噛み合うと共に前記一対の連動ギヤとそ
れぞれ噛み合った状態で該水平可動枠に回転自在に支持
された一対の同調ギヤと、該一対の同調ギヤと前記一対
の連動ギヤとの噛み合い状態を維持する一対のリンクと
を有することを特徴とするものである。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1に本発明の第1実施形態に係る回転ド
ラム式走間剪断機の概略構成、図2に本実施形態の回転
ドラム式走間剪断機の回転ドラム同期機構を表す要部断
面、図3にオルダム継手を表す分解斜視を示す。
ラム式走間剪断機の概略構成、図2に本実施形態の回転
ドラム式走間剪断機の回転ドラム同期機構を表す要部断
面、図3にオルダム継手を表す分解斜視を示す。
【0017】本実施形態の回転ドラム式走間剪断機にお
いて、図1及び図2に示すように、ハウジング11内に
は抜き出し可能な左右一対の軸受フレーム12が装着さ
れており、この左右の軸受フレーム12は図示しないタ
イボルトによって一体としたブロックとして構成されて
いる。この軸受フレーム12には外周部に軸心方向に沿
った剪断刃13a,14aを有する上下一対の回転ドラ
ム13,14が回転自在で、且つ、上下方向に接近離反
可能に支持されている。即ち、上回転ドラム13は各軸
端部が偏心スリーブ15を介して軸受フレーム12に支
持され、下回転ドラム14は各軸端部が偏心スリーブ1
6を介して軸受フレーム12に支持されており、この各
偏心スリーブ15,16を回動することで上下の回転ド
ラム13,14を上下動して互いに接近離反させること
ができる。
いて、図1及び図2に示すように、ハウジング11内に
は抜き出し可能な左右一対の軸受フレーム12が装着さ
れており、この左右の軸受フレーム12は図示しないタ
イボルトによって一体としたブロックとして構成されて
いる。この軸受フレーム12には外周部に軸心方向に沿
った剪断刃13a,14aを有する上下一対の回転ドラ
ム13,14が回転自在で、且つ、上下方向に接近離反
可能に支持されている。即ち、上回転ドラム13は各軸
端部が偏心スリーブ15を介して軸受フレーム12に支
持され、下回転ドラム14は各軸端部が偏心スリーブ1
6を介して軸受フレーム12に支持されており、この各
偏心スリーブ15,16を回動することで上下の回転ド
ラム13,14を上下動して互いに接近離反させること
ができる。
【0018】そして、ハウジング11の側方には回転ド
ラム駆動手段としての駆動モータ17が設置され、この
駆動モータ17の出力軸18は自在継手19a,19b
を有する伝動軸20によって上回転ドラム13の軸端部
に連結されている。従って、駆動モータ17を駆動する
と、駆動力が出力軸18から伝動軸20を介して上回転
ドラム13に伝達され、この上回転ドラム13を一方方
向に回転することができる。
ラム駆動手段としての駆動モータ17が設置され、この
駆動モータ17の出力軸18は自在継手19a,19b
を有する伝動軸20によって上回転ドラム13の軸端部
に連結されている。従って、駆動モータ17を駆動する
と、駆動力が出力軸18から伝動軸20を介して上回転
ドラム13に伝達され、この上回転ドラム13を一方方
向に回転することができる。
【0019】また、上回転ドラム13の各軸端部を支持
する偏心スリーブ15の外側には連結ギヤ21がそれぞ
れ固定される一方、下回転ドラム14の各軸端部を支持
する偏心スリーブ16の外側には連結ギヤ21に噛み合
う連結ギヤ22がそれぞれ固定されている。そして、連
結ギヤ22の下方にはこの連結ギヤ22に噛み合う連結
ギヤ23が軸受フレーム12に連結軸24によって回転
自在に支持されている。一方、ハウジング11の側方に
は偏心スリーブ駆動手段としての駆動モータ25が設置
され、この駆動モータ25の出力軸26は自在継手27
a,27bを有する伝動軸28によって連結軸24に連
結されている。従って、駆動モータ25を駆動すると、
駆動力が伝動軸28及び連結軸24を介して連結ギヤ2
3に伝達され、この連結ギヤ23と噛み合う連結ギヤ2
2及び連結ギヤ21にそれぞれ伝達され、連結ギヤ21
と一体の偏心スリーブ15を回動すると共に、連結ギヤ
22と一体の偏心スリーブ16を回動することで、上下
の回転ドラム13,14を互いに接近離反させることが
できる。
する偏心スリーブ15の外側には連結ギヤ21がそれぞ
れ固定される一方、下回転ドラム14の各軸端部を支持
する偏心スリーブ16の外側には連結ギヤ21に噛み合
う連結ギヤ22がそれぞれ固定されている。そして、連
結ギヤ22の下方にはこの連結ギヤ22に噛み合う連結
ギヤ23が軸受フレーム12に連結軸24によって回転
自在に支持されている。一方、ハウジング11の側方に
は偏心スリーブ駆動手段としての駆動モータ25が設置
され、この駆動モータ25の出力軸26は自在継手27
a,27bを有する伝動軸28によって連結軸24に連
結されている。従って、駆動モータ25を駆動すると、
駆動力が伝動軸28及び連結軸24を介して連結ギヤ2
3に伝達され、この連結ギヤ23と噛み合う連結ギヤ2
2及び連結ギヤ21にそれぞれ伝達され、連結ギヤ21
と一体の偏心スリーブ15を回動すると共に、連結ギヤ
22と一体の偏心スリーブ16を回動することで、上下
の回転ドラム13,14を互いに接近離反させることが
できる。
【0020】更に、上回転ドラム13の各軸端部には連
結ギヤ21の外側に位置して連動ギヤ29がそれぞれ固
定される一方、下回転ドラム14の各軸端部には連結ギ
ヤ22の外側に位置して連動ギヤ30がそれぞれ固定さ
れている。即ち、この連動ギヤ29,30によって回転
ドラム連動手段を構成している。従って、上回転ドラム
13と下回転ドラム14が離間した位置ではこの連動ギ
ヤ29と連動ギヤ30は噛み合っておらず、各回転ドラ
ム13,14が接近した位置ではこの連動ギヤ29と連
動ギヤ30が噛み合い、このとき、この各回転ドラム1
3,14を回転すると、この回転ドラム13,14を瞬
間的に強い噛み合いで同調させることができる。
結ギヤ21の外側に位置して連動ギヤ29がそれぞれ固
定される一方、下回転ドラム14の各軸端部には連結ギ
ヤ22の外側に位置して連動ギヤ30がそれぞれ固定さ
れている。即ち、この連動ギヤ29,30によって回転
ドラム連動手段を構成している。従って、上回転ドラム
13と下回転ドラム14が離間した位置ではこの連動ギ
ヤ29と連動ギヤ30は噛み合っておらず、各回転ドラ
ム13,14が接近した位置ではこの連動ギヤ29と連
動ギヤ30が噛み合い、このとき、この各回転ドラム1
3,14を回転すると、この回転ドラム13,14を瞬
間的に強い噛み合いで同調させることができる。
【0021】また、各回転ドラム13,14の作業側
(図1にて左側)には上回転ドラム13の接近位置ある
いは離反位置に拘らず上回転ドラム13の回転力を下回
転ドラム14に伝達して両回転ドラム13,14を同期
回転させる回転ドラム同期機構31が設けられている。
即ち、この回転ドラム同期機構31において、各回転ド
ラム13,14の軸端部に固定された上下の連動ギヤ2
9,30に対向して、上下一対の同調ギヤ33,34が
互いに噛み合った状態で位置している。この各同調ギヤ
33,34の回転軸33a,34aが軸受フレーム11
のフレームハウジング12aに固定された支持フレーム
32に軸受35,36によって回転自在に支持されてい
る。そして、上下連動ギヤ29,30と上下の同調ギヤ
33,34との間にはオルダム継手41,42が介装さ
れ、一体回転可能に連結されている。
(図1にて左側)には上回転ドラム13の接近位置ある
いは離反位置に拘らず上回転ドラム13の回転力を下回
転ドラム14に伝達して両回転ドラム13,14を同期
回転させる回転ドラム同期機構31が設けられている。
即ち、この回転ドラム同期機構31において、各回転ド
ラム13,14の軸端部に固定された上下の連動ギヤ2
9,30に対向して、上下一対の同調ギヤ33,34が
互いに噛み合った状態で位置している。この各同調ギヤ
33,34の回転軸33a,34aが軸受フレーム11
のフレームハウジング12aに固定された支持フレーム
32に軸受35,36によって回転自在に支持されてい
る。そして、上下連動ギヤ29,30と上下の同調ギヤ
33,34との間にはオルダム継手41,42が介装さ
れ、一体回転可能に連結されている。
【0022】このオルダム継手41は、図3に詳細に示
すように、連動ギヤ29と同調ギヤ33の間に配設され
た環板状の嵌合片43を有しており、この嵌合片43の
一方の端面には直径方向に沿う左右一対の嵌合溝44が
形成され、他方の端面には直径方向に沿う上下一対の嵌
合溝45が形成されている。そして、連動ギヤ29の端
面には嵌合溝44に嵌合する左右一対の凸条46が形成
され、同調ギヤ33の端面には嵌合溝45に嵌合する上
下一対の凸条47が形成されている。なお、このオルダ
ム継手41はオルダム継手42と同様の構成となってお
り、嵌合片43と同形状の嵌合片48が連動ギヤ30と
同調ギヤ34の間に配設されている。なお、一対の回転
ドラム13,14が離間位置にあるときに、連動ギヤ2
9,30と同調ギヤ33,34とが一直線上に対向する
ように配設されている。
すように、連動ギヤ29と同調ギヤ33の間に配設され
た環板状の嵌合片43を有しており、この嵌合片43の
一方の端面には直径方向に沿う左右一対の嵌合溝44が
形成され、他方の端面には直径方向に沿う上下一対の嵌
合溝45が形成されている。そして、連動ギヤ29の端
面には嵌合溝44に嵌合する左右一対の凸条46が形成
され、同調ギヤ33の端面には嵌合溝45に嵌合する上
下一対の凸条47が形成されている。なお、このオルダ
ム継手41はオルダム継手42と同様の構成となってお
り、嵌合片43と同形状の嵌合片48が連動ギヤ30と
同調ギヤ34の間に配設されている。なお、一対の回転
ドラム13,14が離間位置にあるときに、連動ギヤ2
9,30と同調ギヤ33,34とが一直線上に対向する
ように配設されている。
【0023】従って、図2に示すように、上回転ドラム
13と下回転ドラム14が離間した位置では、上回転ド
ラム13の回転力は連動ギヤ29からオルダム継手41
の嵌合片43を介して同調ギヤ33に伝達され、この同
調ギヤ33と噛み合う同調ギヤ34からオルダム継手4
2の嵌合片48を介して連動ギヤ30に伝達されること
となって、この連動ギヤ30と一体の下回転ドラム14
が回転することとなり、上回転ドラム13と下回転ドラ
ム14とを同期して逆方向に回転させることができる。
一方、上回転ドラム13と下回転ドラム14が互いに接
近すると、同調ギヤ33に対して連動ギヤ29が下方に
ずれ、同調ギヤ34に対して連動ギヤ30が上方にずれ
ることとなるが、このずれはオルダム継手41,42の
各嵌合片43,48との間で、凸条46,47と嵌合溝
44,45摺動することで吸収される。そのため、この
オルダム継手41,42によって連動ギヤ29,30と
同調ギヤ33,34の各駆動連結状態が維持されること
となり、各回転ドラム13,14が接近した位置に移動
しても、前述と同様に、両回転ドラム13,14を同期
して逆方向に回転させることができる。
13と下回転ドラム14が離間した位置では、上回転ド
ラム13の回転力は連動ギヤ29からオルダム継手41
の嵌合片43を介して同調ギヤ33に伝達され、この同
調ギヤ33と噛み合う同調ギヤ34からオルダム継手4
2の嵌合片48を介して連動ギヤ30に伝達されること
となって、この連動ギヤ30と一体の下回転ドラム14
が回転することとなり、上回転ドラム13と下回転ドラ
ム14とを同期して逆方向に回転させることができる。
一方、上回転ドラム13と下回転ドラム14が互いに接
近すると、同調ギヤ33に対して連動ギヤ29が下方に
ずれ、同調ギヤ34に対して連動ギヤ30が上方にずれ
ることとなるが、このずれはオルダム継手41,42の
各嵌合片43,48との間で、凸条46,47と嵌合溝
44,45摺動することで吸収される。そのため、この
オルダム継手41,42によって連動ギヤ29,30と
同調ギヤ33,34の各駆動連結状態が維持されること
となり、各回転ドラム13,14が接近した位置に移動
しても、前述と同様に、両回転ドラム13,14を同期
して逆方向に回転させることができる。
【0024】このように構成された本実施形態の回転ド
ラム式走間剪断機において、図1に示すように、圧延設
備ライン上を図示しない帯板が圧延されながら高速移動
し、互いに離間した上回転ドラム13と下回転ドラム1
4の間を通過し、ラインの端末でダウンコイラに巻き取
られる。この帯板の巻取が終了に近づくと、駆動モータ
17を駆動して伝動軸20介して上回転ドラム13を回
転し、且つ、連動ギヤ29、オルダム継手41、同調ギ
ヤ33,34、オルダム継手42、連動ギヤ30を介し
て下回転ドラム14を回転し、この上回転ドラム13と
下回転ドラム14とを同期して逆方向に回転開始し、帯
板の移動速度に見合う速さに回転速度を調整する。そし
て、帯板の剪断位置で、駆動モータ25を駆動して伝動
軸28及び各連結ギヤ23,22,21を介して各偏心
スリーブ15,16を回動し、各回転ドラム13,14
を互いに接近させる。すると、各回転ドラム13,14
の接近位置で、連動ギヤ29,30同志が噛み合い、両
回転ドラム13,14は瞬間的な強い噛み合いで同調
し、剪断刃13a,14aによって移動中の帯板を剪断
することができる。
ラム式走間剪断機において、図1に示すように、圧延設
備ライン上を図示しない帯板が圧延されながら高速移動
し、互いに離間した上回転ドラム13と下回転ドラム1
4の間を通過し、ラインの端末でダウンコイラに巻き取
られる。この帯板の巻取が終了に近づくと、駆動モータ
17を駆動して伝動軸20介して上回転ドラム13を回
転し、且つ、連動ギヤ29、オルダム継手41、同調ギ
ヤ33,34、オルダム継手42、連動ギヤ30を介し
て下回転ドラム14を回転し、この上回転ドラム13と
下回転ドラム14とを同期して逆方向に回転開始し、帯
板の移動速度に見合う速さに回転速度を調整する。そし
て、帯板の剪断位置で、駆動モータ25を駆動して伝動
軸28及び各連結ギヤ23,22,21を介して各偏心
スリーブ15,16を回動し、各回転ドラム13,14
を互いに接近させる。すると、各回転ドラム13,14
の接近位置で、連動ギヤ29,30同志が噛み合い、両
回転ドラム13,14は瞬間的な強い噛み合いで同調
し、剪断刃13a,14aによって移動中の帯板を剪断
することができる。
【0025】このように本実施形態の回転ドラム式走間
剪断機にあっては、駆動モータ17を上回転ドラム13
のみに駆動連結し、この上回転ドラム13と下回転ドラ
ムとを作業側にて、連動ギヤ29,30と同調ギヤ3
3,34とが常時駆動伝達可能となるようにオルダム継
手41,42によって連結して構成した回転ドラム同期
機構31により駆動連結している。そのため、駆動モー
タ17と各回転ドラム13,14側とを連結する伝動軸
20は1つとなり、この伝動軸20を駆動時に最小の振
れ角度とする駆動モータ17の設置位置を選択すること
で伝動軸20の長さを短くすることが可能なり、駆動モ
ータ17や伝動軸20を含む駆動系を小型化できる。ま
た、一方の同調ギヤ33,34を軸受フレーム12のフ
レームハウジング12a内に配設したことで、この軸受
フレーム12をブロックとして抜き出して駆動側の機器
と共に一括して点検補修することができ、且つ、1つの
伝動軸20のサポートが容易となって配置が簡素化する
ため、安全で容易にメンテナンスすることができる。
剪断機にあっては、駆動モータ17を上回転ドラム13
のみに駆動連結し、この上回転ドラム13と下回転ドラ
ムとを作業側にて、連動ギヤ29,30と同調ギヤ3
3,34とが常時駆動伝達可能となるようにオルダム継
手41,42によって連結して構成した回転ドラム同期
機構31により駆動連結している。そのため、駆動モー
タ17と各回転ドラム13,14側とを連結する伝動軸
20は1つとなり、この伝動軸20を駆動時に最小の振
れ角度とする駆動モータ17の設置位置を選択すること
で伝動軸20の長さを短くすることが可能なり、駆動モ
ータ17や伝動軸20を含む駆動系を小型化できる。ま
た、一方の同調ギヤ33,34を軸受フレーム12のフ
レームハウジング12a内に配設したことで、この軸受
フレーム12をブロックとして抜き出して駆動側の機器
と共に一括して点検補修することができ、且つ、1つの
伝動軸20のサポートが容易となって配置が簡素化する
ため、安全で容易にメンテナンスすることができる。
【0026】図4に本発明の第2実施形態に係る回転ド
ラム式走間剪断機の概略構成、図5に本実施形態の回転
ドラム式走間剪断機の回転ドラム同期機構を表す図4の
V−V断面、図6に図5のVI−VI断面、図7に図5のVI
I−VII断面を示す。なお、前述した実施形態で説明した
ものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して
重複する説明は省略する。
ラム式走間剪断機の概略構成、図5に本実施形態の回転
ドラム式走間剪断機の回転ドラム同期機構を表す図4の
V−V断面、図6に図5のVI−VI断面、図7に図5のVI
I−VII断面を示す。なお、前述した実施形態で説明した
ものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して
重複する説明は省略する。
【0027】本実施形態の回転ドラム式走間剪断機にお
いて、図4乃至図6に示すように、ハウジング11の軸
受フレーム12には剪断刃13a,14aを有する上下
一対の回転ドラム13,14が偏心スリーブ15,16
によって回転自在で、且つ、上下方向に接近離反可能に
支持されている。そして、駆動モータ17の出力軸18
が自在継手19a,19bを有する伝動軸20によって
上回転ドラム13の軸端部に連結されている。また、各
回転ドラム13,14の偏心スリーブ15,16の外側
には互いに噛み合う連結ギヤ21,22が固定されてお
り、連結ギヤ22には軸受フレーム12に連結軸24に
て支持された連結ギヤ24が噛み合っている。駆動モー
タ25の出力軸26が自在継手27a,27bを有する
伝動軸28によって連結軸24に連結されている。更
に、各回転ドラム13,14の各軸端部には連結ギヤ2
1,22の外側に位置して互いに噛み合い及び解除可能
な連動ギヤ29,30がそれぞれ固定されている。
いて、図4乃至図6に示すように、ハウジング11の軸
受フレーム12には剪断刃13a,14aを有する上下
一対の回転ドラム13,14が偏心スリーブ15,16
によって回転自在で、且つ、上下方向に接近離反可能に
支持されている。そして、駆動モータ17の出力軸18
が自在継手19a,19bを有する伝動軸20によって
上回転ドラム13の軸端部に連結されている。また、各
回転ドラム13,14の偏心スリーブ15,16の外側
には互いに噛み合う連結ギヤ21,22が固定されてお
り、連結ギヤ22には軸受フレーム12に連結軸24に
て支持された連結ギヤ24が噛み合っている。駆動モー
タ25の出力軸26が自在継手27a,27bを有する
伝動軸28によって連結軸24に連結されている。更
に、各回転ドラム13,14の各軸端部には連結ギヤ2
1,22の外側に位置して互いに噛み合い及び解除可能
な連動ギヤ29,30がそれぞれ固定されている。
【0028】また、各回転ドラム13,14の作業側
(図4にて左側)には上回転ドラム13の接近位置ある
いは離反位置に拘らず上回転ドラム13の回転力を下回
転ドラム14に伝達して両回転ドラム13,14を同期
回転させる回転ドラム同期機構51が設けられている。
即ち、この回転ドラム同期機構51において、軸受フレ
ーム11のフレームハウジング12a内には水平可動枠
52が配設されており、この水平可動枠52の下部に固
定されたスライドシュー53がフレームハウジング12
aの底部に固定された軌条片54により、各回転ドラム
13,14の軸方向に直交する水平方向に沿って移動自
在に支持される一方、水平可動枠52の上部の突起部5
5はフレームハウジング12aの天井部に形成された案
内溝56に移動自在に嵌合している。
(図4にて左側)には上回転ドラム13の接近位置ある
いは離反位置に拘らず上回転ドラム13の回転力を下回
転ドラム14に伝達して両回転ドラム13,14を同期
回転させる回転ドラム同期機構51が設けられている。
即ち、この回転ドラム同期機構51において、軸受フレ
ーム11のフレームハウジング12a内には水平可動枠
52が配設されており、この水平可動枠52の下部に固
定されたスライドシュー53がフレームハウジング12
aの底部に固定された軌条片54により、各回転ドラム
13,14の軸方向に直交する水平方向に沿って移動自
在に支持される一方、水平可動枠52の上部の突起部5
5はフレームハウジング12aの天井部に形成された案
内溝56に移動自在に嵌合している。
【0029】この水平可動枠52内には上下一対の同調
ギヤ57,58が互いに噛み合った状態で回転軸57
a,58aによって回転自在に支持されている。この上
下の同調ギヤ57,58は各回転ドラム13,14の軸
端部に固定された上下の連動ギヤ29,30とそれぞれ
噛み合っており、この両者の常時噛み合い状態を維持す
るために、回転ドラム13,14の軸端部13a,14
aと回転軸57a,58aとの間にはそれぞれ一対のリ
ンク59,60が架設されている。
ギヤ57,58が互いに噛み合った状態で回転軸57
a,58aによって回転自在に支持されている。この上
下の同調ギヤ57,58は各回転ドラム13,14の軸
端部に固定された上下の連動ギヤ29,30とそれぞれ
噛み合っており、この両者の常時噛み合い状態を維持す
るために、回転ドラム13,14の軸端部13a,14
aと回転軸57a,58aとの間にはそれぞれ一対のリ
ンク59,60が架設されている。
【0030】従って、上回転ドラム13と下回転ドラム
14が離間した位置では、上回転ドラム13の回転力は
連動ギヤ29から同調ギヤ57に伝達され、この同調ギ
ヤ57と噛み合う同調ギヤ58から連動ギヤ30に伝達
されることとなって、この連動ギヤ30と一体の下回転
ドラム14が回転することとなり、上回転ドラム13と
下回転ドラム14とを同期して逆方向に回転させること
ができる。一方、上回転ドラム13と下回転ドラム14
が互いに接近すると、連動ギヤ29,30と同調ギヤ5
7,58の水平方向の距離が変化することとなるが、こ
の距離が変化はリンク59,60を介して水平可動枠5
2が押されて移動することで吸収される。そのため、こ
の水平可動枠52の移動によって連動ギヤ29,30と
同調ギヤ57,58の各駆動連結状態が維持されること
となり、各回転ドラム13,14が接近した位置に移動
しても、前述と同様に、両回転ドラム13,14を同期
して逆方向に回転させることができる。
14が離間した位置では、上回転ドラム13の回転力は
連動ギヤ29から同調ギヤ57に伝達され、この同調ギ
ヤ57と噛み合う同調ギヤ58から連動ギヤ30に伝達
されることとなって、この連動ギヤ30と一体の下回転
ドラム14が回転することとなり、上回転ドラム13と
下回転ドラム14とを同期して逆方向に回転させること
ができる。一方、上回転ドラム13と下回転ドラム14
が互いに接近すると、連動ギヤ29,30と同調ギヤ5
7,58の水平方向の距離が変化することとなるが、こ
の距離が変化はリンク59,60を介して水平可動枠5
2が押されて移動することで吸収される。そのため、こ
の水平可動枠52の移動によって連動ギヤ29,30と
同調ギヤ57,58の各駆動連結状態が維持されること
となり、各回転ドラム13,14が接近した位置に移動
しても、前述と同様に、両回転ドラム13,14を同期
して逆方向に回転させることができる。
【0031】このように構成された本実施形態の回転ド
ラム式走間剪断機において、図4に示すように、圧延設
備ライン上を図示しない帯板が圧延されながら高速移動
し、互いに離間した上回転ドラム13と下回転ドラム1
4の間を通過し、ラインの端末でダウンコイラに巻き取
られる。この帯板の巻取が終了に近づくと、駆動モータ
17を駆動して伝動軸20介して上回転ドラム13を回
転し、且つ、連動ギヤ29、同調ギヤ57,58、連動
ギヤ30を介して下回転ドラム14を回転し、この上回
転ドラム13と下回転ドラム14とを同期して逆方向に
回転開始し、帯板の移動速度に見合う速さに回転速度を
調整する。そして、帯板の剪断位置で、駆動モータ25
を駆動して伝動軸28及び各連結ギヤ23,22,21
を介して各偏心スリーブ15,16を回動し、各回転ド
ラム13,14を互いに接近させる。すると、各回転ド
ラム13,14の接近位置で、連動ギヤ29,30同志
が噛み合い、両回転ドラム13,14は瞬間的な強い噛
み合いで同調し、剪断刃13a,14aによって移動中
の帯板を剪断することができる。
ラム式走間剪断機において、図4に示すように、圧延設
備ライン上を図示しない帯板が圧延されながら高速移動
し、互いに離間した上回転ドラム13と下回転ドラム1
4の間を通過し、ラインの端末でダウンコイラに巻き取
られる。この帯板の巻取が終了に近づくと、駆動モータ
17を駆動して伝動軸20介して上回転ドラム13を回
転し、且つ、連動ギヤ29、同調ギヤ57,58、連動
ギヤ30を介して下回転ドラム14を回転し、この上回
転ドラム13と下回転ドラム14とを同期して逆方向に
回転開始し、帯板の移動速度に見合う速さに回転速度を
調整する。そして、帯板の剪断位置で、駆動モータ25
を駆動して伝動軸28及び各連結ギヤ23,22,21
を介して各偏心スリーブ15,16を回動し、各回転ド
ラム13,14を互いに接近させる。すると、各回転ド
ラム13,14の接近位置で、連動ギヤ29,30同志
が噛み合い、両回転ドラム13,14は瞬間的な強い噛
み合いで同調し、剪断刃13a,14aによって移動中
の帯板を剪断することができる。
【0032】このように本実施形態の回転ドラム式走間
剪断機にあっては、駆動モータ17を上回転ドラム13
のみに駆動連結し、この上回転ドラム13と下回転ドラ
ムとを作業側にて、水平可動枠52に装着した同調ギヤ
57,58が連動ギヤ29,30と常時噛み合うように
リンク59,60で連結して構成した回転ドラム同期機
構51により駆動連結している。そのため、駆動モータ
17と各回転ドラム13,14側とを連結する伝動軸2
0は1つとなり、この伝動軸20を駆動時に最小の振れ
角度とする駆動モータ17の設置位置を選択することで
伝動軸20の長さを短くすることが可能なり、駆動モー
タ17や伝動軸20を含む駆動系を小型化できる。ま
た、一方の同調ギヤ57,58を軸受フレーム12のフ
レームハウジング12a内に配設したことで、この軸受
フレーム12をブロックとして抜き出して駆動側の機器
と共に一括して点検補修することができ、且つ、1つの
伝動軸20のサポートが容易となって配置が簡素化する
ため、安全で容易にメンテナンスすることができる。
剪断機にあっては、駆動モータ17を上回転ドラム13
のみに駆動連結し、この上回転ドラム13と下回転ドラ
ムとを作業側にて、水平可動枠52に装着した同調ギヤ
57,58が連動ギヤ29,30と常時噛み合うように
リンク59,60で連結して構成した回転ドラム同期機
構51により駆動連結している。そのため、駆動モータ
17と各回転ドラム13,14側とを連結する伝動軸2
0は1つとなり、この伝動軸20を駆動時に最小の振れ
角度とする駆動モータ17の設置位置を選択することで
伝動軸20の長さを短くすることが可能なり、駆動モー
タ17や伝動軸20を含む駆動系を小型化できる。ま
た、一方の同調ギヤ57,58を軸受フレーム12のフ
レームハウジング12a内に配設したことで、この軸受
フレーム12をブロックとして抜き出して駆動側の機器
と共に一括して点検補修することができ、且つ、1つの
伝動軸20のサポートが容易となって配置が簡素化する
ため、安全で容易にメンテナンスすることができる。
【0033】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明の回転ドラム式走間剪断機によれ
ば、外周部に剪断刃を有する一対の回転ドラムが軸受フ
レームに偏心スリーブを介して支持され、回転ドラム駆
動手段によって一方の回転ドラムを回転駆動可能とする
と共に、偏心スリーブ駆動手段によって偏心スリーブを
相対回転することで各回転ドラムを互いに接近離反可能
とし、一対の回転ドラムが接近したときに両回転ドラム
を連動させる回転ドラム連動手段を設け、この回転ドラ
ムの接近位置あるいは離反位置に拘らず一方の回転ドラ
ムと他方の回転ドラムを同期回転させる回転ドラム同期
手段を設け、回転ドラム連動手段を一対の回転ドラムの
軸端部に固定された一対の連動ギヤとし、回転ドラム同
期手段を、互いに噛み合った状態で各連動ギヤの軸心方
向にそれぞれ対向して軸受フレームに回転自在に支持さ
れた一対の同調ギヤと、各連動ギヤと各同調ギヤとの間
に介装されたオルダム継手とで構成したので、回転ドラ
ム駆動手段と回転ドラムとを連結する伝動系は1つとな
り、この伝動系をを小型化することができると共に、こ
の伝動系のサポートが容易となって配置を簡素化するこ
とができ、また、連動ギヤと同調ギヤとオルダム継手と
をユニット化して軸受フレームに配設することで、この
軸受フレームをブロックとして抜き出して一括して点検
補修することができ、その結果、安全で容易にメンテナ
ンスを実施することができる。
ように請求項1の発明の回転ドラム式走間剪断機によれ
ば、外周部に剪断刃を有する一対の回転ドラムが軸受フ
レームに偏心スリーブを介して支持され、回転ドラム駆
動手段によって一方の回転ドラムを回転駆動可能とする
と共に、偏心スリーブ駆動手段によって偏心スリーブを
相対回転することで各回転ドラムを互いに接近離反可能
とし、一対の回転ドラムが接近したときに両回転ドラム
を連動させる回転ドラム連動手段を設け、この回転ドラ
ムの接近位置あるいは離反位置に拘らず一方の回転ドラ
ムと他方の回転ドラムを同期回転させる回転ドラム同期
手段を設け、回転ドラム連動手段を一対の回転ドラムの
軸端部に固定された一対の連動ギヤとし、回転ドラム同
期手段を、互いに噛み合った状態で各連動ギヤの軸心方
向にそれぞれ対向して軸受フレームに回転自在に支持さ
れた一対の同調ギヤと、各連動ギヤと各同調ギヤとの間
に介装されたオルダム継手とで構成したので、回転ドラ
ム駆動手段と回転ドラムとを連結する伝動系は1つとな
り、この伝動系をを小型化することができると共に、こ
の伝動系のサポートが容易となって配置を簡素化するこ
とができ、また、連動ギヤと同調ギヤとオルダム継手と
をユニット化して軸受フレームに配設することで、この
軸受フレームをブロックとして抜き出して一括して点検
補修することができ、その結果、安全で容易にメンテナ
ンスを実施することができる。
【0034】
【0035】また、請求項2の発明の回転ドラム式走間
剪断機によれば、一対の同調ギヤを各回転ドラムが離間
位置にあるときに各連動ギヤと対向する位置に配設し、
オルダム継手を各連動ギヤの端面と一対の同調ギヤの端
面との間に配設したので、構造の簡素化及び製作コスト
の低減が図れる。
剪断機によれば、一対の同調ギヤを各回転ドラムが離間
位置にあるときに各連動ギヤと対向する位置に配設し、
オルダム継手を各連動ギヤの端面と一対の同調ギヤの端
面との間に配設したので、構造の簡素化及び製作コスト
の低減が図れる。
【0036】また、請求項3の発明の回転ドラム式走間
剪断機によれば、回転ドラム連動手段を一対の回転ドラ
ムの軸端部に固定された一対の連動ギヤとし、回転ドラ
ム同期手段を軸受フレームに水平方向移動自在に支持さ
れた水平可動枠と、互いに噛み合うと共に一対の連動ギ
ヤとそれぞれ噛み合った状態で水平可動枠に回転自在に
支持された一対の同調ギヤと、一対の同調ギヤと一対の
連動ギヤとの噛み合い状態を維持する一対のリンクとで
構成したので、連動ギヤと同調ギヤとをユニット化して
軸受フレームに配設することで、この軸受フレームをブ
ロックとして抜き出して一括して点検補修することがで
き、安全で容易にメンテナンスを実施することができる
と共に、構造の簡素化及び製作コストの低減を図ること
ができる。
剪断機によれば、回転ドラム連動手段を一対の回転ドラ
ムの軸端部に固定された一対の連動ギヤとし、回転ドラ
ム同期手段を軸受フレームに水平方向移動自在に支持さ
れた水平可動枠と、互いに噛み合うと共に一対の連動ギ
ヤとそれぞれ噛み合った状態で水平可動枠に回転自在に
支持された一対の同調ギヤと、一対の同調ギヤと一対の
連動ギヤとの噛み合い状態を維持する一対のリンクとで
構成したので、連動ギヤと同調ギヤとをユニット化して
軸受フレームに配設することで、この軸受フレームをブ
ロックとして抜き出して一括して点検補修することがで
き、安全で容易にメンテナンスを実施することができる
と共に、構造の簡素化及び製作コストの低減を図ること
ができる。
【0037】
【図1】本発明の第1実施形態に係る回転ドラム式走間
剪断機の概略構成図である。
剪断機の概略構成図である。
【図2】本実施形態の回転ドラム式走間剪断機の回転ド
ラム同期機構を表す要部断面図である。
ラム同期機構を表す要部断面図である。
【図3】オルダム継手を表す分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る回転ドラム式走間
剪断機の概略構成図である。
剪断機の概略構成図である。
【図5】本実施形態の回転ドラム式走間剪断機の回転ド
ラム同期機構を表す図4のV−V断面図である。
ラム同期機構を表す図4のV−V断面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】図5のVII−VII断面図である。
【図8】従来の回転ドラム式走間剪断機の概略図であ
る。
る。
12 軸受フレーム 13 上回転ドラム 14 下回転ドラム 13a,14a 剪断刃 15,16 偏心スリーブ 17 駆動モータ(回転ドラム駆動手段) 20 伝動軸 21,22,23 連結ギヤ 25 駆動モータ(偏心スリーブ駆動手段) 28 伝動軸 29,30 連動ギヤ(回転ドラム連動手段) 31 回転ドラム同期機構 33,34 同調ギヤ 41,42 オルダム継手 43,48 嵌合片 51 回転ドラム同期機構 52 水平可動枠 57,58 同調ギヤ 59,60 リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−125720(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 25/12
Claims (3)
- 【請求項1】 軸受フレームと、各軸端部が該軸受フレ
ームに回転自在に支持されると共に外周部に軸心方向に
沿って剪断刃を有する一対の回転ドラムと、該一対の回
転ドラムの一方を回転駆動する回転ドラム駆動手段と、
前記軸受フレームと前記一対の回転ドラムの各軸端部と
の間に互いに相対回転自在に介在された一対の偏心スリ
ーブと、該一対の偏心スリーブを相対回転することで前
記一対の回転ドラムを互いに接近離反させる偏心スリー
ブ駆動手段と、前記一対の回転ドラムが接近したときに
該一対の回転ドラムを連動させる回転ドラム連動手段
と、前記一対の回転ドラムの接近位置あるいは離反位置
に拘らず前記一方の回転ドラムと他方の回転ドラムを同
期回転させる回転ドラム同期手段とを具え、前記回転ド
ラム連動手段は、前記一対の回転ドラムの軸端部に固定
された一対の連動ギヤを有し、前記回転ドラム同期手段
は、互いに噛み合った状態で前記一対の連動ギヤの軸心
方向にそれぞれ対向して前記軸受フレームに回転自在に
支持された一対の同調ギヤと、前記一対の連動ギヤと該
一対の同調ギヤとの間に介装されたオルダム継手とを有
することを特徴とする回転ドラム式走間剪断機。 - 【請求項2】 請求項1記載の回転ドラム式走間剪断機
において、前記一対の同調ギヤは、前記一対の回転ドラ
ムが離間位置にあるときに前記一対の連動ギヤと対向す
る位置に配設され、前記オルダム継手は、前記一対の連
動ギヤの端面と前記一対の同調ギヤの端面との間に配設
されたことを特徴とする回転ドラム式走間剪断機。 - 【請求項3】 軸受フレームと、各軸端部が該軸受フレ
ームに回転自在に支持されると共に外周部に軸心方向に
沿って剪断刃を有する一対の回転ドラムと、該一対の回
転ドラムの一方を回転駆動する回転ドラム駆動手段と、
前記軸受フレームと前記一対の回転ドラムの各軸端部と
の間に互いに相対回転自在に介在された一対の偏心スリ
ーブと、該一対の偏心スリーブを相対回転することで前
記一対の回転ドラムを互いに接近離反させる偏心スリー
ブ駆動手段と、前記一対の回転ドラムが接近したときに
該一対の回転ドラムを連動させる回転ドラム連動手段
と、前記一対の回転ドラムの接近位置あるいは離反位置
に拘らず前記一方の回転ドラムと他方の回転ドラムを同
期回転させる回転ドラム同期手段とを具え、前記回転ド
ラム連動手段は、前記一対の回転ドラムの軸端部に固定
された一対の連動ギヤを有し、前記回転ドラム同期手段
は、前記軸受フレームに水平方向移動自在に支持された
水平可動枠と、互いに噛み合うと共に前記一対の連動ギ
ヤとそれぞれ噛み合った状態で該水平可動枠に回転自在
に支持された一対の同調ギヤと、該一対の同調ギヤと前
記一対の連動ギヤとの噛み合い状態を維持する一対のリ
ンクとを有することを特徴とする回転ドラム式走間剪断
機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12053098A JP3354867B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 回転ドラム式走間剪断機 |
PCT/JP1999/002989 WO2000074885A1 (fr) | 1998-04-30 | 1999-06-04 | Cisaille volante a tambour rotatif |
CN 99801027 CN1111460C (zh) | 1998-04-30 | 1999-06-04 | 滚筒式飞剪 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12053098A JP3354867B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 回転ドラム式走間剪断機 |
PCT/JP1999/002989 WO2000074885A1 (fr) | 1998-04-30 | 1999-06-04 | Cisaille volante a tambour rotatif |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11309619A JPH11309619A (ja) | 1999-11-09 |
JP3354867B2 true JP3354867B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=26440144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12053098A Ceased JP3354867B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 回転ドラム式走間剪断機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3354867B2 (ja) |
CN (1) | CN1111460C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110434601A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-11-12 | 中冶陕压重工设备有限公司 | 一种大型转鼓式飞剪无间隙同步机构的组装方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19953906A1 (de) * | 1999-11-10 | 2001-05-17 | Sms Demag Ag | Hochgeschwindigkeitsschere zum Querteilen von insbesondere dünnem Walzband |
NL1024915C2 (nl) * | 2003-12-01 | 2005-06-06 | Jean Henry Robert Madern | Inrichting voor het aanbrengen van een snede, ril en dergelijke, omvattende een plaatvormig stelsel. |
CN104741683B (zh) * | 2015-03-27 | 2017-12-01 | 宁波金田铜业(集团)股份有限公司 | 一种滚切式横剪装置 |
CN104874855A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-09-02 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种飞剪剪刃更换方法 |
CN108748360A (zh) * | 2018-06-06 | 2018-11-06 | 芜湖市奥尔特光电科技有限公司 | 一种能够精准导向且可避免水管脆断的水管切割装置 |
CN111097956B (zh) * | 2018-10-29 | 2021-08-24 | 本钢板材股份有限公司 | 一种在线飞剪引导辊道加固结构 |
CN114211043B (zh) * | 2021-12-13 | 2024-07-26 | 一重集团大连工程技术有限公司 | 一种短流程无头轧制生产线高速飞剪设备 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12053098A patent/JP3354867B2/ja not_active Ceased
-
1999
- 1999-06-04 CN CN 99801027 patent/CN1111460C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110434601A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-11-12 | 中冶陕压重工设备有限公司 | 一种大型转鼓式飞剪无间隙同步机构的组装方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11309619A (ja) | 1999-11-09 |
CN1302241A (zh) | 2001-07-04 |
CN1111460C (zh) | 2003-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020827 |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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