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JP3353921B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP3353921B2
JP3353921B2 JP28350692A JP28350692A JP3353921B2 JP 3353921 B2 JP3353921 B2 JP 3353921B2 JP 28350692 A JP28350692 A JP 28350692A JP 28350692 A JP28350692 A JP 28350692A JP 3353921 B2 JP3353921 B2 JP 3353921B2
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JP
Japan
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scanning
vertical
pulse
clock
imaging device
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哲夫 野本
力 中村
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インターレース走査
とノンインターレース走査のいずれの走査にも対応でき
るようにした固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、標準テレビ方式として一般に用い
られている2行混合インターレース走査方式(以下単に
インターレース走査と略称する)を、XYアドレス型イ
メージセンサに適用する場合の構成としては、例えば特
公昭58−53830号公報に開示されているように、
垂直走査回路と垂直選択線との間にインターレース回路
を設ける構成が知られている。図24に、その構成例を示
す。この構成例のイメージセンサは、2次元アレイ状に
並べられた光電変換素子からなる画素1,列選択のため
の水平走査回路2,水平選択線に接続された水平選択ス
イッチ3,出力信号線4,行選択のための垂直走査回路
5,及びインターレース回路6により構成されている。
そして垂直方向2列の画素に対して垂直走査回路5の1
ビットが対応しており、制御信号F1,F2で制御され
るインターレース回路6によってフィールド毎に組み合
わせの異なる垂直選択線V1,V2,V3,・・・ が選択
されるようになっている。
【0003】ところで、最近ビデオカメラの産業用ある
いは計測用への応用が盛んになされるようになってきて
おり、標準テレビ方式のインターレース走査以外に、各
垂直選択線を独立に選択できる順次走査、いわゆるノン
インターレース走査にも対応できるイメージセンサの必
要性が高まっている。
【0004】しかしながら図24に示したような標準テレ
ビ方式対応の構成のイメージセンサでは、ノンインター
レース走査を行うことはできない。そこでインターレー
ス走査とノンインターレース走査の2種類の走査モード
に対応できる垂直走査回路の構成が提案されている。例
えば特開昭63−292773号公報には、垂直走査回
路と垂直選択線との間に走査モード制御回路を設けた構
成のものが開示されている。図25にその構成を示す。図
24に示した構成のものと比較すると、垂直走査回路5と
垂直選択線V1,V2,V3,・・・ とを接続する走査モ
ード制御回路7の部分の構成のみが異なっている。すな
わち、垂直走査回路5の各出力端子にそれぞれ3個の選
択用MOSトランジスタQ1 ,Q2 ,Q3 の各ゲートが
接続され、MOSトランジスタQ1 は駆動バイアスB1
を垂直選択線V1,V3,V5,・・・ に、MOSトラン
ジスタQ2 は駆動バイアスB2を垂直選択線V2,V
4,V6,・・・ に、MOSトランジスタQ3 は駆動バイ
アスB3を垂直選択線V1,V3,V5,・・・ に順次転
送するように構成されており、したがって駆動バイアス
B1,B2,B3を適当に組み合わせて印加することに
より、走査モードを制御できるようになっている。また
全く同じ発想に基づいて、図26に示すように垂直走査回
路5の出力が直接、垂直選択線V1,V2,V3,・・・
を駆動するように構成した走査モード制御回路8を用い
ることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図25,26に
示した構成のイメージセンサを用い、インターレースと
ノンインターレースの2種類の走査モードによる撮像が
可能なビデオカメラシステムを構成した場合、走査モー
ドの切り替え時に垂直走査のタイミングと水平走査のタ
イミングの関係がくずれるという問題がある。すなわち
走査モードの切り替えの際に、垂直走査あるいは水平走
査のためのクロック周波数を変更する必要がある。例え
ば水平走査のためのクロック周波数を固定してイメージ
センサからの出力のデータレートを両走査モード間で同
一にする、すなわちフレームレートを揃える場合、ノン
インターレース走査時には垂直走査回路を駆動するクロ
ックの周波数をインターレース走査時の半分にしなくて
はいけない。そして、そのためのクロックの周波数制御
を含んだタイミングコントロール回路を、イメージセン
サの内部あるいは外部に設ける必要がある。
【0006】また図25,26に示した構成のイメージセン
サでは、垂直選択線V1,V2,V3,・・・ に接続され
ている選択用のMOSトランジスタの数が1線毎に異な
っている。すなわち奇数番目の垂直選択線V3,V5,
V7,・・・ には2個、偶数番目の垂直選択線V2,V
4,V6,・・・ には1個のMOSトランジスタが接続さ
れている。したがって、この構成では垂直選択線の寄生
容量が1線毎に異なることになり、横スジ状の固定パタ
ーンノイズの発生の要因となる。この現象は、インター
レース走査の場合と、ノンインターレース走査の場合と
で、現れ方が異なる。インターレース走査時は、必ず寄
生容量が異なる2本の垂直選択線がペアで選択されるた
め、寄生容量の違いの影響はかなりの程度緩和される
が、ノンインターレース走査時は各垂直選択線が独立に
選択されるため、寄生容量の違いの影響はまともに受け
ることになる。その結果、両走査モード間で画質に差が
生じてしまう。
【0007】更にはまた図26に示した構成のイメージセ
ンサでは、垂直走査回路5に含まれる垂直選択線を駆動
するバッファ回路の負荷が、走査モードによって異なる
という問題がある。インターレース走査の場合には、垂
直走査回路の1ビットの受け持つ垂直選択線は2本であ
るが、ノンインターレース走査の場合には1本となる。
このようにバッファ回路の負荷が異なることで、画素に
与えられるバイアスに違いを生じ、その結果走査モード
によって画質に差が生じてしまう。
【0008】本発明は、従来の走査モード切り替え可能
な固体撮像装置における上記問題点を解消するためにな
されたもので、簡単な制御で走査モードが切り替えら
れ、且つ走査モードによる画質の差異が生じないように
構成した固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、2次元アレイ状に配列された複
数個の光電変換素子と、列方向に配列された前記光電変
換素子に対応して設けられた水平選択線群と、該水平選
択線群を介して列方向に配列された光電変換素子の走査
を行う水平走査回路と、行方向に配列された前記光電変
換素子に対応して設けられた垂直選択線群と、該垂直選
択線群を介して行方向に配列された光電変換素子の走査
を行う第1及び第2の垂直走査回路とを有する固体撮像
装置において、前記第1及び第2の垂直走査回路はそれ
ぞれ複数段の走査ユニットによって構成されており、第
1の垂直走査回路の各走査ユニットを前記垂直選択線群
の奇数番目の各垂直選択線に対して1対1に対応させる
と共に、第2の垂直走査回路の各走査ユニットを前記垂
直選択線群の偶数番目の各垂直選択線に対して1対1に
対応させ、更に前記第1及び第2の垂直走査回路を駆動
するためのクロック群を制御して走査モードを切り替え
る制御クロック発生手段を設けて構成するものである。
【0010】このように第1及び第2の垂直走査回路を
設け、制御クロック発生手段において、両垂直走査回路
に入力するクロック群を制御することにより、インター
ス走査とノンインターレース走査が切り替えられ、
且つ走査モードの切り替え時に制御クロック発生手段に
外部から入力される駆動クロックの周波数を変更する必
要がなく、走査モードによって画質に差がでない固体撮
像装置が実現できる。
【0011】
【実施例】次に実施例について説明する。図1は、本発
明に係る固体撮像装置の第1実施例の概略構成を示す図
で、図25,26に示した従来例と同一又は対応する部材に
は同一符号を付して示し、その説明を省略する。本発明
は、図1の実施例に示すように、図25,26に示した従来
例と比較して、走査モード制御回路がないこと、及び垂
直走査回路が2つ設けられていることが特徴である。
【0012】次に、本発明の骨子である第1及び第2の
垂直走査回路5L,5Rの構成について具体的に説明す
る。なお、第1及び第2の垂直走査回路5L並びに5R
は同一の回路構成となっており、垂直選択線群への接続
のされかたが異なるだけである。すなわち第1の垂直走
査回路5Lは奇数行の垂直選択線L1,L2,・・・ に、
第2の垂直走査回路5Rは偶数行の垂直選択線R1,R
2,・・・ にそれぞれ接続されている。まず、これらの垂
直走査回路の説明に先立って、従来の垂直走査回路に用
いられているシフトレジスタの構成列を図2に基づいて
説明する。この構成例は、クロックド・インバータ2段
によって1ユニット9を構成する方式であり、これを模
式的な概念図で示すと図3のように表される。図4にそ
の動作タイミングを示す。クロックはΦ1,Φ2の2相
で、初段ユニット9の入力にスタートパルスΦSTが印加
されることにより、クロックΦ1の立ち上がりに同期し
て各シフトレジスタユニット9の出力端子SR1,SR
2,SR3,・・・ より、順次出力がなされるようになっ
ている。なお図2において、/Φ1,/Φ2は、Φ1,
Φ2の反転クロックを示している。
【0013】次に本発明の実施例における第1及び第2
の垂直走査回路5L,5Rに用いる走査回路の構成例の
一部を図5に示す。この走査回路を構成するユニット19
は、図2に示した従来のシフトレジスタと同様なクロッ
クド・インバータ2段によるパルスシフトユニット19A
と、該ユニット19Aのシフトパルスの立ち上がり遷移を
検出してパルスを発生する出力パルス生成ユニット19B
とで構成されている。図5においては、2段目のユニッ
トを代表的に示しており、SR2.5とはパルスシフトユ
ニット19Aを構成する2段のクロックド・インバータの
1段目の出力端子を示している。図6に、その動作タイ
ミングを示す。クロックはΦ0,Φ1,Φ2の3相で、
初段のパルスシフトユニット19Aの入力にスタートパル
スΦSTが印加されることにより、クロックΦ1の立ち上
がりに同期して各出力パルス生成ユニット19Bの出力端
子S1,S2,S3,・・・ より順次出力がなされるよう
になっている。図6においてΦ0がΦ1と同一のクロッ
クである場合は、図2及び図3に示した従来のシフトレ
ジスタのタイミング図(図4)で示した出力と同様の出
力となることは明らかである。
【0014】一方、本実施例のシフトレジスタは図6に
示した動作モード以外の異なった動作モードでも動作が
可能である。その動作タイミングの例を図7に示す。図
6のタイミング図に示した動作モードと異なる点は、3
相のクロックΦ0,Φ1,Φ2のうち、クロックΦ0と
Φ2は図6の動作モードと同様なタイミングでパルスが
印加されるものの、クロックΦ1は図6の動作モードと
異なりクロックΦ0の2倍の周期となっており、クロッ
クΦ0のハイレベルが1周期毎に失われたパルスがクロ
ックΦ1として印加されている点にある。このようなク
ロックΦ0,Φ1,Φ2を印加することにより、パルス
シフトユニット19AはクロックΦ1とΦ2により駆動さ
れるので、パルスシフトの周期はクロックΦ1の周期:
1 =2・T2 =2・T0 (T2 :クロックΦ2の周
期、T0 :クロックΦ0の周期)となり、一方、シフト
パルスの立ち上がり遷移を検出してパルスを発生する出
力パルス生成ユニット19BはクロックΦ0及びパルスシ
フトユニット19Aの出力により駆動されるので、シフト
レジスタの各出力パルス生成ユニット19Bの出力端子S
1,S2,S3,・・・ から出力される選択パルスの有効
パルス幅は、クロックΦ0とΦ2の周期:T0 =T2
1 /2となる。
【0015】次に、図6及び図7に示したシフトレジス
タの動作モードを図1に示した実施例の垂直走査回路に
適用する場合について説明する。図8は図1に示した実
施例に上記シフトレジスタの動作モードを適用する場合
の固体撮像装置の構成例を示す。図8では、動作の骨子
に関係する端子のみ図示しているが、第1フィールドと
第2フィールドを識別するフィールドインデックスパル
スFIと、第1及び第2の垂直走査回路5L,5Rを駆
動するための基本クロックΦ1,Φ2、及び垂直走査ス
タートパルスΦSTを入力する走査回路制御クロック発生
回路21を備え、該回路21に入力されたフィールドインデ
ックスパルスFI,クロックΦ1,Φ2,スタートパル
スΦSTは、第1及び第2の垂直走査回路5L,5Rに入
力されるパルス群Φ0−L,Φ1−L,Φ2−L,ΦST
−L及びΦ0−R,Φ1−R,Φ2−R,ΦST−Rにそ
れぞれ加工され、それぞれ第1及び第2の垂直走査回路
5L,5Rに入力されるように構成されている。
【0016】次に、このように構成された固体撮像装置
におけるインターレース走査時の動作を、図9に示すタ
イミング図を用いて説明する。インターレース・モード
においては、走査回路制御クロック発生回路21におい
て、基本クロックΦ1はそのままΦ0−L,Φ1−L、
及びΦ0−R,Φ1−Rとして出力され、また基本クロ
ックΦ2はそのままΦ2−L,Φ2−Rとして出力され
る。更に、フィールドインデックスパルスFIがローレ
ベルである第1フィールドにおいては、第1の垂直走査
回路5Lに入力されるスタートパルスΦST−Lは、第2
の垂直走査回路5Rに入力されるスタートパルスΦST−
Rよりも、基本クロックΦ1の1周期分先行して入力す
るように制御される。これにより第1の垂直走査回路5
L及び第2の垂直走査回路5Rのなかをシフトするパル
スは、基本クロックΦ1の1周期分の位相差を有するた
め、選択行すなわち垂直選択線はL1,L2とR1,L
3とR2,・・・ の順番に選択される。
【0017】一方、フィールドインデックスパルスFI
がハイレベルである第2フィールドにおいては、走査回
路制御クロック発生回路21において、第1の垂直走査回
路5Lに入力されるスタートパルスΦST−Lと、第2の
垂直走査回路5Rに入力されるスタートパルスΦST−R
の位相が同一となるように制御されて出力される。この
ため、第1の垂直走査回路5L及び第2の垂直走査回路
5Rのなかをシフトするパルスは同一のタイミングとな
り、選択行すなわち垂直選択線はL1とR1,L2とR
2,L3とR3,・・・ の順番に選択される。以上のよう
に垂直選択線を駆動することにより、最も一般的なイン
ターレース走査、つまり、フィールド毎に加算される垂
直方向の2画素の組み合わせが異なる2行混合読み出し
が実現される。
【0018】次に、図10に示すタイミング図を用いてノ
ンインターレース走査時の動作を説明する。第1及び第
2の垂直走査回路5L,5Rを駆動するための基本クロ
ックΦ1,Φ2及び垂直走査スタートパルスΦSTが、走
査回路制御クロック発生回路21に入力され、該回路21に
おいて第1及び第2の垂直走査回路5L,5Rに入力さ
れるパルス群Φ0−L,Φ1−L,Φ2−L,ΦST−L
及びΦ0−R,Φ1−R,Φ2−R,ΦST−Rにそれぞ
れ加工され、それぞれ第1及び第2の垂直走査回路5
L,5Rに入力される。ノンインターレース・モードに
おいては、基本クロックΦ1はそのままΦ0−L及びΦ
0−Rとして出力され、また基本クロックΦ2はそのま
まΦ2−L,Φ2−Rとして出力される。しかしながら
前述のインターレース走査時とは異なり、Φ1−L及び
Φ1−Rは基本クロックΦ1のハイレベルが1周期毎に
失われた形で供給される。しかも、Φ1−LとΦ1−R
はそれぞれの周期の半周期分、すなわち基本クロックΦ
1の1周期分だけ位相がずれたタイミングとなってい
る。このようなパルス群を第1及び第2の垂直走査回路
5L,5Rに印加することにより、各垂直走査回路5
L,5Rのシフトレジスタを構成するパルスシフトユニ
ット19AはΦ1−LないしΦ1−Rと、Φ2−Lないし
Φ2−Rにより駆動されるので、パルスシフトの周期は
Φ1−LないしΦ1−Rの周期:T1 =2・T2 =2・
0 となり、一方、シフトパルスの立ち上がり遷移を検
出してパルスを発生する出力パルス生成ユニット19Bは
Φ0−LないしΦ0−R及びパルスシフトユニット19A
の出力により駆動されるので、シフトレジスタの単位ユ
ニットから出力される選択パルスの幅は、Φ0−L,Φ
0−RとΦ2−L,Φ2−Rの周期:T0 =T2 =T1
/2となる。よって、選択行すなわち垂直選択線はL
1,R1,L2,R2,L3,R3,・・・ の順番に選択
される。以上のような垂直走査回路の駆動を行うことに
より、イメージセンサの全ての画素の信号を縦方向の隣
接画素の信号と混合することなく独立に、しかも逐次読
み出す、いわゆるノンインターレース読み出しが可能と
なる。
【0019】次に第2の実施例について説明する。第1
実施例において、パルスシフトユニット19Aの出力を受
けて行選択パルスを発生する出力パルス生成ユニット19
Bを一部変更することにより、第1実施例と同様にイン
ターレース走査及びノンインターレース走査が可能であ
るのと同時に、電子シャッター機能を実現することが可
能となる。
【0020】次に、本実施例における第1及び第2の垂
直走査回路5L,5Rに用いる走査回路の構成例の一部
を図11に示す。この走査回路を構成するシフトレジスタ
ユニット29は図2に示した従来のシフトレジスタと同様
なクロックド・インバータ2段によるパルスシフトユニ
ット29Aと、シフトパルスの立ち上がり及び立ち下がり
遷移を検出してパルスを発生する出力パルス生成ユニッ
ト29Bとで構成されており、図11においては、2段目の
ユニットを代表的に示している。図12に、その動作タイ
ミングを示す。クロックはΦ0,Φ1,Φ2の3相で、
初段のパルスシフトユニット29Aの入力にスタートパル
スΦSTが印加されることにより、クロックΦ1の立ち上
がり及び立ち下がりに同期して各出力パルス生成ユニッ
ト29Bの出力端子S1,S2,S3,・・・ より順次出力
がなされるようになっている。図12においてΦ0がΦ1
と同一のクロックである場合は、図6のタイミング図で
示した第1の実施例の場合と同様の出力に加え、シフト
パルスSR1,SR2,・・・ の立ち下がり位置でも、ク
ロックΦ2の立ち上がりからクロックΦ1の立ち上がり
までの間に、出力がなされる構成となっている。
【0021】一方、本実施例のシフトレジスタは図12に
示した動作モード以外の異なった動作モードでも動作が
可能である。その動作タイミングの例を図13に示す。図
12のタイミング図で示した動作モードと異なる点は、3
相のクロックΦ0,Φ1,Φ2のうち、クロックΦ0と
Φ2は図12に示した動作モードと同様なタイミングでパ
ルスが印加されるものの、クロックΦ1は図12の動作モ
ードと異なりクロックΦ0の2倍の周期となっており、
クロックΦ0のハイレベルが1周期毎に失われたパルス
がクロックΦ1として印加されている点にある。このよ
うなクロックΦ0,Φ1,Φ2を印加することにより、
パルスシフトユニット29AはクロックΦ1とΦ2により
駆動されるので、パルスシフトの周期はクロックΦ1の
周期:T1 =2・T2 =2・T0 となり、一方、シフト
パルスの立ち上がり及び立ち下がり遷移を検出してパル
スを発生する出力パルス生成ユニット29BはクロックΦ
0及びパルスシフトユニット29Aの出力により駆動され
るので、各出力パルス生成ユニット29Bの出力端子S
1,S2,S3,・・・ から出力される選択パルスの有効
パルス幅は、シフトパルスSR1,SR2,SR3,・・
・ の立ち上がり遷移においてはクロックΦ0とΦ2の周
期:T0 =T2 =T1 /2となり、シフトパルスSR
1,SR2,SR3,・・・ の立ち下がり遷移において
は、クロックΦ2の立ち上がりからクロックΦ0の立ち
上がりまでの間、並びにクロックΦ0の立ち下がりから
クロックΦ1の立ち上がりまでの間の2回、出力がなさ
れるようになっている。
【0022】次に、図12及び図13に示した動作モードを
もつシフトレジスタを図1に示した第1実施例の垂直走
査回路に適用して第2実施例の固体撮像装置を構成した
場合について説明する。第2実施例の固体撮像装置にお
いては、いわゆる電子シャッター機能を具備しており、
シャッタースピードの情報は垂直走査回路内をシフトす
るパルスのデューティ比に含まれており、該パルスの立
ち上がり及び立ち下がりを検出して画素の読み出しやリ
セットを行う素子構成となっている。このシフトパルス
の立ち上がり及び立ち下がりを利用する技術は、本件出
願人が特開平3−127567号において既に開示して
いるものを、本発明においても使用する。
【0023】図12及び図13の動作モードをもつシフトレ
ジスタを用いた場合の固体撮像装置の構成例は、第1及
び第2の垂直走査回路5L,5Rの内部構成を除いて、
図8に示した第1実施例と同様となるので、図8を利用
して第2実施例を説明する。第1フィールドと第2フィ
ールドを識別するフィールドインデックスパルスFI
と、第1及び第2の垂直走査回路5L,5Rを駆動する
ための基本クロックΦ1,Φ2、及び垂直走査スタート
パルスΦSTは、走査回路制御クロック発生回路21に入力
され、該回路において第1及び第2の垂直走査回路5
L,5Rに入力されるパルス群Φ0−L,Φ1−L,Φ
2−L,ΦST−L及びΦ0−R,Φ1−R,Φ2−R,
ΦST−Rにそれぞれ加工され、それぞれ第1及び第2の
垂直走査回路5L,5Rに入力されるように構成されて
いる。
【0024】次に、このように構成されている固体撮像
装置におけるインターレース走査時の動作を、図14,15
に示すタイミング図を用いて説明する。なお図14及び図
15は本来一体的なものを分割したもので、点線で示すタ
イミングは同一のタイミングを示している。インターレ
ース・モードにおいては、走査回路制御クロック発生回
路21において、基本クロックΦ1はそのままΦ0−L,
Φ1−L、及びΦ0−R,Φ1−Rとして出力され、ま
た基本クロックΦ2はそのままΦ2−L,Φ2−Rとし
て出力される。更に、フィールドインデックスパルスF
Iがローレベルである第1フィールドにおいては、第1
の垂直走査回路5Lに入力されるスタートパルスΦST−
Lは、第2の垂直走査回路5Rに入力されるスタートパ
ルスΦST−Rよりも、基本クロックΦ1の1周期分先行
して入力されるように制御される。これにより第1の垂
直走査回路5L及び第2の垂直走査回路5Rの中をシフ
トするパルスは、基本クロックΦ1の1周期分の位相差
を有するため、シフトパルスの立ち上がり遷移を検出し
て生成される、クロックΦ1の立ち上がりからクロック
Φ0の立ち上がりの間にわたるパルスS1−L,S2−
L,S3−L,・・・S1−R,S2−R,S3−Rで選
択される選択行すなわち垂直選択線はL1,L2とR
1,L3とR2,・・・ の順番となる。またシフトパルス
の立ち下がり遷移を検出して生成されるパルスはクロッ
クΦ2の立ち上がりからクロックΦ1の立ち上がりの間
にわたり、垂直選択線をL1,L2とR1,L3とR
2,・・・ の順番で選択するように出力される。
【0025】よって、クロックΦ1の立ち上がりからク
ロックΦ1の立ち上がりの間にわたる周期、つまり水平
走査期間1周期の中を、クロックΦ1がハイレベル期間
を画素からのデータの読み出しに、クロックΦ1がロー
レベルの期間を画素データのリセットに用いるようにイ
メージセンサを構成すれば、スタートパルスΦSTがハイ
レベルである期間だけ、第1の実施例に比べ画素信号を
得るための露光時間が短縮されることになる。
【0026】一方、フィールドインデックスパルスFI
がハイレベルである第2フィールドにおいては、走査回
路制御クロック発生回路21により、第1の垂直走査回路
5Lに入力されるスタートパルスΦST−Lと第2の垂直
走査回路5Rに入力されるスタートパルスΦST−Rの位
相が同一となるように制御されて入力される。このため
第1の垂直走査回路5L及び第2の垂直走査回路5Rの
なかをシフトするパルスは同一のタイミングとなり、シ
フトパルスの立ち上がり遷移を検出して生成される、ク
ロックΦ1の立ち上がりからクロックΦ0の立ち上がり
の間にわたる行選択パルスで選択される選択行、すなわ
ち垂直選択線はL1とR1,L2とR2,L3とR3,
・・・ の順番となる。またシフトパルスの立ち下がり遷移
を検出して生成される行選択パルスは、クロックΦ2の
立ち上がりからクロックΦ1の立ち上がりの間にわた
り、垂直選択線をL1とR1,L2とR2,L3とR
3,・・・ の順番で選択するように出力される。
【0027】よって、フィールドインデックスパルスF
Iがローレベルである第1フィールドの場合と同様に、
クロックΦ1の立ち上がりからクロックΦ1の立ち上が
りの間にわたる周期、つまり水平走査期間1周期の中
を、クロックΦ1がハイレベルの期間を画素からのデー
タの読み出しに、クロックΦ1がローレベルの期間を画
素データのリセットに用いるようにイメージセンサを構
成すれば、スタートパルスΦSTがハイレベルである期間
だけ、第1の実施例に比べ画素信号を得るための露光時
間が短縮されることになる。なお、この機能を実現する
ための垂直走査回路のユニットの具体的な構成例につい
ては、図19,図20,図21をもとに後述する。
【0028】以上のように垂直走査回路を駆動すること
により、最も一般的なインターレース走査、つまり、フ
ィールド毎に加算される垂直方向の2画素の組み合わせ
が異なる2行混合読み出しが実現され、しかもイメージ
センサに外部から印加するスタートパルスの幅を変える
ことにより、画像信号を出力するための露光時間を通常
のフィールド周期よりも短縮することが可能となるの
で、オンチップの電子シャッターが実現できることにな
る。
【0029】次に、図16及び図17に示すタイミング図を
用いノンインターレース走査時の動作を説明する。な
お、図16と図17は本来一体的なものを分割したもので、
点線で示しているタイミングは同一のタイミングであ
る。第1及び第2の垂直走査回路5L,5Rを駆動する
ための基本クロックΦ1,Φ2及び垂直走査スタートパ
ルスΦSTは、走査回路制御クロック発生回路21に入力さ
れ、該回路21において第1及び第2の垂直走査回路5
L,5Rに入力されるパルス群Φ0−L,Φ1−L,Φ
2−L,ΦST−L及びΦ0−R,Φ1−R,Φ2−R,
ΦST−Rにそれぞれ加工され、それぞれ第1及び第2の
垂直走査回路5L,5Rに入力される。ノンインターレ
ース・モードにおいては、基本クロックΦ1はそのまま
Φ0−L及びΦ0−Rとして出力され、また基本クロッ
クΦ2はそのままΦ2−L,Φ2−Rとして出力され
る。しかしながら前述のインターレース走査時とは異な
り、Φ1−L及びΦ1−Rは、基本クロックΦ1のハイ
レベルが1周期毎に失われた形で供給される。しかも、
Φ1−LとΦ1−Rはそれぞれの周期の半周期分、すな
わち基本クロックΦ1の1周期分だけ位相がずれたタイ
ミングとなっている。
【0030】このようなパルス群を第1及び第2の垂直
走査回路5L,5Rに印加することにより、各垂直走査
回路5L,5Rのシフトレジスタを構成するパルスシフ
トユニット29AはΦ1−LないしΦ1−RとΦ2−Lな
いしΦ2−Rにより駆動されるので、パルスシフトの周
期はΦ1−LないしΦ1−Rの周期:T1 =2・T2
2・T0 となり、一方、シフトパルスの立ち上がり遷移
を検出してパルスを発生する出力パルス生成ユニット29
Bは、Φ0−L又はΦ0−R、及びパルスシフトユニッ
ト29Aの出力により駆動されるので、シフトパルスの立
ち上がり遷移を検出して生成される選択パルスの幅は、
Φ0−L又はΦ0−RとΦ2−L又はΦ2−Rの周期:
0 =T2 =T1 /2となる。よって、シフトパルスの
立ち上がり遷移を検出して生成される選択パルスで選択
される行、すなわち垂直選択線はL1,R1,L2,R
2,L3,R3,・・・ の順番となる。またシフトパルス
の立ち下がり遷移を検出して生成される選択パルスは、
Φ2−L又はΦ2−Rの立ち上がりからΦ0−L又はΦ
0−Rの立ち上がりの間、及びΦ0−L又はΦ0−Rの
立ち下がりからΦ1−L又はΦ1−Rの立ち上がりの間
にわたり、垂直選択線をL1,R1,L2,R2,L
3,R3,・・・ の順番で選択するように出力される。
【0031】よって、クロックΦ1の立ち上がりからク
ロックΦ1の立ち上がりの間にわたる周期、つまり水平
走査期間1周期の中を、クロックΦ1がハイレベルの期
間を画素からのデータの読み出しに、クロックΦ1がロ
ーレベルの期間を画素データのリセットに用いるように
イメージセンサを構成すれば、スタートパルスΦSTがハ
イレベルである期間だけ、第1の実施例に比べ画素信号
を得るための露光時間が短縮されることになる。なお、
この機能を実現するための垂直走査回路のユニットの具
体的な構成例については、図19,図20,図21をもとに後
述する。
【0032】以上のように垂直走査回路を駆動すること
により、イメージセンサの全ての画素の信号を縦方向の
隣接画素の信号と混合することなく独立に、しかも逐次
読み出す、いわゆるノンインターレース読み出しが実現
され、しかもイメージセンサに外部から印加するスター
トパルスの幅を変えることにより、画像信号を出力する
ための露光時間を通常の露光周期よりも短縮することが
可能となるので、オンチップの電子シャッターが実現で
きることになる。
【0033】以上説明した各実施例における各走査モー
ドの切り替えのための走査回路制御クロック発生回路21
は、簡単な論理回路によって実現可能であり、例えば、
図18に示すような構成とすれば、センサと同一基板上
に、殆ど面積を増大させることなく形成することができ
る。特にCMDイメージセンサのようにCMOSFET
による走査回路を内蔵している場合には、クロック・ド
ライバーもCMOSFETで構成可能なため、上述の制
御クロック発生回路をCMOSFETで構成し、クロッ
ク・ドライバーと共にセンサと同一基板上に形成するこ
とは、極めて容易である。なお、図18において、INT
は走査モードを制御する信号であり、インターレース走
査の場合はローレベル、ノンインターレース走査の場合
はハイレベルに設定することにより、外部より簡単に走
査モードを切り替えることができる。
【0034】次に、本発明を増幅型固体撮像素子である
CMD受光素子を用いたイメージセンサに適用した場合
の垂直走査回路のユニットについて説明する。CMD受
光素子から映像信号を出力させる場合、2次元アレイ状
に配列されたCMD受光素子の各行の共通ゲートライン
に印加する信号としては、蓄積電圧VSS、オーバーフ
ロー電圧VOF、読み出し電圧VRD、リセット電圧V
RSTの4つの電圧を時系列に組み合わせたパルスが必
要とされる。まず、最も一般的な読み出し方式の場合を
説明する。非選択行においては、映像信号の水平有効期
間中は蓄積電圧VSS、水平帰線期間中はオーバーフロ
ー電圧VOFとなり、また、選択行においては、映像信
号の水平有効期間中は読み出し電圧VRD、水平帰線期
間中はリセット電圧VRSTが必要とされている。以上
のような信号をCMD受光素子のゲートに印加するため
に、前述した選択/非選択の2値の理論出力が各走査段
から得られる構成の回路と、図19に示すようなレベル・
ミックス回路とを備えた垂直走査回路が用いられる。図
19において、31がパルスシフトユニット、33がレベル・
ミックス回路である。この構成においてはクロックΦ1
のハイレベルが映像信号の有効期間に、ローレベルが水
平帰線期間に対応している。
【0035】しかしながら、図19に示したCMDイメー
ジセンサの一般的な垂直走査回路の構成例は、パルスシ
フトユニット内をシフトするクロックパルスの幅が1ク
ロック分であることを前提としており、本発明のような
パルスシフトユニット内をシフトするクロックパルスの
幅が1クロック分以上であることを前提とした場合に
は、図20に示すように、パルスシフトユニット31と、C
MD受光素子のゲートラインに印加するパルスが出力さ
れる端子Gi を有するレベル・ミックス回路33の間に、
出力パルス生成ユニット32を設けることが必要となる。
この図20に示す構成のパルスシフトユニット31と出力パ
ルス生成ユニット32及び出力パルス生成ユニット32の出
力にインバータを加えた部分を示し説明したのが、図5
に示した第1実施例の垂直走査回路の構成の一部であ
る。このように構成することにより、図21に示すよう
に、クロックΦ1のパルスのハイレベル期間中に映像信
号の有効期間が入るようなパルス位相の設定を行えば、
従来例と同様な選択シーケンスによりインターレース走
査における映像信号が得られると共に、ノンインターレ
ース走査における映像信号も得られることは明らかであ
る。
【0036】次に、図11に示した第2実施例の垂直走査
回路のパルスシフトユニットと出力パルス生成ユニット
にレベル・ミックス回路を接続した場合の構成を、図22
に基づいて説明する。図22において、31はパルスシフト
ユニット、42は出力パルス生成ユニット、33はレベル・
ミックス回路である。この場合、CMD受光素子のゲー
トラインに印加されるパルス波形は、図23に示すように
なるので、クロックパルスΦ1のハイレベル期間中に映
像信号の有効期間が入るようなパルス位相の設定を行え
ば、従来例と同様な選択シーケンスによりインターレー
ス走査における映像信号が得られると共に、ノンインタ
ーレース走査における映像信号も得られ、更には、両走
査モードにおいて垂直走査パルスの時間幅により、CM
D受光素子の露光時間を制御できるので電子シャッター
機能も実現できることは明らかである。
【0037】このレベル・ミックス回路は、本件出願人
が出願した特願平4−56076号において、従来例と
して開示している回路構成であるが、同出願における発
明の実施例として開示されている回路構成を始めとし
て、上記の4値のパルスを発生するレベル・ミックス回
路であれば、同様の接続により同様の効果が得られるこ
とは明らかである。
【0038】また、上記実施例では、出力パルス生成ユ
ニットとしては他の構成のダイナミック論理を用いた回
路を始め、スタティック論理を用いた回路構成を利用す
ることが可能であることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明に係る固体撮像装置によれば、従来どおりのイン
ターレース走査における映像信号が得られると共に、ノ
ンインターレース走査における映像信号も得られ、また
走査モードの切り替え時に走査回路制御クロック発生回
路に加えるクロックの変更をする必要がなく、走査モー
ドによって画質に差がでず、更には、両走査モードにお
いて電子シャッター機能をもたせた固体撮像装置を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像装置の第1実施例の概略
構成を示す回路構成図である。
【図2】一般的なシフトレジスタの構成例を示す回路構
成図である。
【図3】図2に示したシフトレジスタを模式的に示す概
念図である。
【図4】図2に示したシフトレジスタの動作を説明する
ためのタイミング図である。
【図5】第1実施例の垂直走査回路の一部を示す図であ
る。
【図6】図5に示した垂直走査回路の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【図7】図5に示した垂直走査回路の他の動作モードを
説明するためのタイミング図である。
【図8】図1に示した第1実施例の具体的な構成例を示
す図である。
【図9】図8に示した第1実施例のインターレース走査
時の動作を説明するためのタイミング図である。
【図10】図8に示した第1実施例のノンインターレース
走査時の動作を説明するためのタイミング図である。
【図11】第2実施例の垂直走査回路の一部を示す図であ
る。
【図12】図11に示した垂直走査回路の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【図13】図11に示した垂直走査回路の他の動作モードを
説明するためのタイミング図である。
【図14】第2実施例の固体撮像装置のインターレース走
査時の動作を説明するためのタイミングの一部を示す図
である。
【図15】第2実施例の固体撮像装置のインターレース走
査時の動作を説明するためのタイミングの他の部分を示
す図である。
【図16】第2実施例の固体撮像装置のノンインターレー
ス走査時の動作を説明するためのタイミングの一部を示
す図である。
【図17】第2実施例の固体撮像装置のノンインターレー
ス走査時の動作を説明するためのタイミングの他の部分
を示す図である。
【図18】走査回路制御クロック発生回路の構成例を示す
回路図である。
【図19】CMDイメージセンサに用いる一般的な垂直走
査回路の構成例を示す図である。
【図20】本発明をCMDイメージセンサに適用した実施
例における垂直走査回路の構成例を示す図である。
【図21】図20に示した垂直走査回路の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【図22】本発明をCMDイメージセンサに適用した実施
例における垂直走査回路の他の構成例を示す図である。
【図23】図22に示した垂直走査回路の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【図24】従来の固体撮像装置の構成例を示す構成図であ
る。
【図25】従来の走査モード切り替え可能な固体撮像装置
の構成例を示す構成図である。
【図26】従来の走査モード切り替え可能な固体撮像装置
の他の構成例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 画素 2 水平走査回路 3 水平選択スイッチ 4 出力信号線 5L 第1の垂直走査回路 5R 第2の垂直走査回路 19 シフトレジスタユニット 19A パルスシフトユニット 19B 出力パルス生成ユニット 21 走査回路制御クロック発生回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/335

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元アレイ状に配列された複数個の光
    電変換素子と、列方向に配列された前記光電変換素子に
    対応して設けられた水平選択線群と、該水平選択線群を
    介して列方向に配列された光電変換素子の走査を行う水
    平走査回路と、行方向に配列された前記光電変換素子に
    対応して設けられた垂直選択線群と、該垂直選択線群を
    介して行方向に配列された光電変換素子の走査を行う第
    1及び第2の垂直走査回路とを有する固体撮像装置にお
    いて、前記第1及び第2の垂直走査回路はそれぞれ複数
    段の走査ユニットによって構成されており、第1の垂直
    走査回路の各走査ユニットを前記垂直選択線群の奇数番
    目の各垂直選択線に対して1対1に対応させると共に、
    第2の垂直走査回路の各走査ユニットを前記垂直選択線
    群の偶数番目の各垂直選択線に対して1対1に対応さ
    せ、更に前記第1及び第2の垂直走査回路を駆動するた
    めのクロック群を制御して走査モードを切り替える制御
    クロック発生手段を設けたことを特徴とする固体撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御クロック発生手段は、前記第1
    及び第2の垂直走査回路を駆動するためのそれぞれの
    ロック群の一部の周波数を同様に変化させると共に、周
    波数を変化させた前記第1及び第2の垂直走査回路駆動
    用の各クロック間の位相関係を更に変化させて走査モー
    ドを切り替えることを特徴とする請求項1記載の固体撮
    像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の固体撮像装置において、
    周波数が変化するクロックの周波数は、その他のクロッ
    クの周波数の半分であることを特徴とする固体撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項記載の固体撮像装置において、
    位相関係が変化するクロックの位相差は、該クロックの
    周期の1/2であることを特徴とする固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記光電変換素子としてCMDを用い、
    前記制御クロック発生手段を前記第1及び第2の垂直走
    査回路と共に光電変換素子アレイと同一基板上に形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
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