JP3341628B2 - 側面衝突センサの取付構造 - Google Patents
側面衝突センサの取付構造Info
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- JP3341628B2 JP3341628B2 JP12577997A JP12577997A JP3341628B2 JP 3341628 B2 JP3341628 B2 JP 3341628B2 JP 12577997 A JP12577997 A JP 12577997A JP 12577997 A JP12577997 A JP 12577997A JP 3341628 B2 JP3341628 B2 JP 3341628B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は側面衝突センサの取
付構造に係り、特に、自動車等の車両のサイドドアに取
付けられる側面衝突センサの取付構造に関する。
付構造に係り、特に、自動車等の車両のサイドドアに取
付けられる側面衝突センサの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両のサイドドアに側
面衝突センサを取付けた側面衝突センサの取付構造が知
られており、その一例が、特開平5−93735号公報
に示されている。
面衝突センサを取付けた側面衝突センサの取付構造が知
られており、その一例が、特開平5−93735号公報
に示されている。
【0003】図6に示される如く、この側面衝突センサ
の取付構造では、サイドドア100の内部に車両前後方
向に沿ってインパクトビーム(補強ビーム)102が配
設されており、このインパクトビーム102に近接して
側面衝突センサ104が配設されている。この側面衝突
センサ104はブラケット106を介して、サイドドア
100のインナパネル108に固定されており、側面衝
突によって、インパクトビーム102が変形して、側面
衝突センサ104に接触した場合にのみ、側面衝突セン
サ104が作動するため、インパクトビーム102を変
形させないサイドドア100の軽度の変形では、側面衝
突センサ104が作動しないようになっている。
の取付構造では、サイドドア100の内部に車両前後方
向に沿ってインパクトビーム(補強ビーム)102が配
設されており、このインパクトビーム102に近接して
側面衝突センサ104が配設されている。この側面衝突
センサ104はブラケット106を介して、サイドドア
100のインナパネル108に固定されており、側面衝
突によって、インパクトビーム102が変形して、側面
衝突センサ104に接触した場合にのみ、側面衝突セン
サ104が作動するため、インパクトビーム102を変
形させないサイドドア100の軽度の変形では、側面衝
突センサ104が作動しないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この側
面衝突センサの取付構造では、衝突車両のバンパ高さの
違いによって、衝突位置が、インパクトビーム102に
対して上下方向へ移動した場合には、インパクトビーム
102の変形タイミングが遅くなる。このため、側面衝
突センサ104によって迅速に側面衝突を検出するに
は、インパクトビーム102と側面衝突センサ104と
の隙間を極めて微小にする必要があるが、インパクトビ
ーム102と側面衝突センサ104との隙間を極めて微
小にすると、サイドドア100の軽度の変形によって
も、側面衝突センサ104が容易に作動してしまうた
め、側面衝突センサ104の信頼性を損なう。
面衝突センサの取付構造では、衝突車両のバンパ高さの
違いによって、衝突位置が、インパクトビーム102に
対して上下方向へ移動した場合には、インパクトビーム
102の変形タイミングが遅くなる。このため、側面衝
突センサ104によって迅速に側面衝突を検出するに
は、インパクトビーム102と側面衝突センサ104と
の隙間を極めて微小にする必要があるが、インパクトビ
ーム102と側面衝突センサ104との隙間を極めて微
小にすると、サイドドア100の軽度の変形によって
も、側面衝突センサ104が容易に作動してしまうた
め、側面衝突センサ104の信頼性を損なう。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、衝突車両のバ
ンパ高さに関係なく側面衝突を迅速に検知でき、且つ、
側面衝突センサの信頼性を損なわない側面衝突センサの
取付構造を得ることが目的である。
ンパ高さに関係なく側面衝突を迅速に検知でき、且つ、
側面衝突センサの信頼性を損なわない側面衝突センサの
取付構造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、サイドドアにおけるインナパネルの前後方向略中央
部に固定した上下方向に延びるウインドレギュレータガ
イドレールと、該ウインドレギュレータガイドレールに
取付けられ、該ウインドレギュレータガイドレールに生
じる加速度を検出する側面衝突センサと、を有すること
を特徴としている。
は、サイドドアにおけるインナパネルの前後方向略中央
部に固定した上下方向に延びるウインドレギュレータガ
イドレールと、該ウインドレギュレータガイドレールに
取付けられ、該ウインドレギュレータガイドレールに生
じる加速度を検出する側面衝突センサと、を有すること
を特徴としている。
【0007】従って、衝突車両がサイドドアに衝突し、
サイドドアが所定量変形すると、ウインドレギュレータ
ガイドレールに加速度が発生し、この加速度を側面衝突
センサで検知する。また、ウインドレギュレータガイド
レールがサイドドアにおけるインナパネルの前後方向略
中央部において上下方向に延設されているため、衝突車
両のバンパ高さが異なる場合においても、ウインドレギ
ュレータガイドレールに発生する加速度の発生タイミン
グが遅れ難い。この結果、衝突車両のバンパ高さに関係
なく側面衝突を迅速に検知できる。且つ、サイドドアの
軽度の変形では、ウインドレギュレータガイドレールに
所定値以上の加速度が発生しないため、側面衝突センサ
の信頼性が損なわれることもない。
サイドドアが所定量変形すると、ウインドレギュレータ
ガイドレールに加速度が発生し、この加速度を側面衝突
センサで検知する。また、ウインドレギュレータガイド
レールがサイドドアにおけるインナパネルの前後方向略
中央部において上下方向に延設されているため、衝突車
両のバンパ高さが異なる場合においても、ウインドレギ
ュレータガイドレールに発生する加速度の発生タイミン
グが遅れ難い。この結果、衝突車両のバンパ高さに関係
なく側面衝突を迅速に検知できる。且つ、サイドドアの
軽度の変形では、ウインドレギュレータガイドレールに
所定値以上の加速度が発生しないため、側面衝突センサ
の信頼性が損なわれることもない。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
側面衝突センサの取付構造において、前記ウインドレギ
ュレータガイドレールの車両外側となる部位に、略車両
前後方向に沿って配設されたインパクトビームを有する
ことを特徴としている。
側面衝突センサの取付構造において、前記ウインドレギ
ュレータガイドレールの車両外側となる部位に、略車両
前後方向に沿って配設されたインパクトビームを有する
ことを特徴としている。
【0009】従って、衝突車両の衝突位置が前後方向に
ずれた場合においても、インパクトビームを介してウイ
ンドレギュレータガイドレールに加速度が発生するた
め、ウインドレギュレータガイドレールに発生する加速
度の発生タイミングが遅れ難い。この結果、衝突車両の
衝突位置が前後方向にずれた場合においても、側面衝突
を迅速に検知できる。
ずれた場合においても、インパクトビームを介してウイ
ンドレギュレータガイドレールに加速度が発生するた
め、ウインドレギュレータガイドレールに発生する加速
度の発生タイミングが遅れ難い。この結果、衝突車両の
衝突位置が前後方向にずれた場合においても、側面衝突
を迅速に検知できる。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
側面衝突センサの取付構造において、前記ウインドレギ
ュレータガイドレールの車室内側方向に配設され、作業
穴が穿設されたサイドドアインナパネルと、前記作業穴
を塞ぐシール部材と、を備え、前記側面衝突センサを前
記シール部材を挟んで車室内側から前記ウインドレギュ
レータガイドレールに取付けたことを特徴としている。
側面衝突センサの取付構造において、前記ウインドレギ
ュレータガイドレールの車室内側方向に配設され、作業
穴が穿設されたサイドドアインナパネルと、前記作業穴
を塞ぐシール部材と、を備え、前記側面衝突センサを前
記シール部材を挟んで車室内側から前記ウインドレギュ
レータガイドレールに取付けたことを特徴としている。
【0011】従って、シール部材により、側面衝突セン
サを雨水、埃等が侵入するサイドドアインナパネルの外
側の部位から隔離することができるため、側面衝突セン
サを湿気、埃等から保護することができる。
サを雨水、埃等が侵入するサイドドアインナパネルの外
側の部位から隔離することができるため、側面衝突セン
サを湿気、埃等から保護することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の側面衝突センサの取付構
造の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
造の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0013】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車室内側方向方向
を示す。
印UPは車両上方方向を、矢印INは車室内側方向方向
を示す。
【0014】図2に示される如く、本第1実施形態のフ
ロントサイドドア10内には、インパクトビーム12が
車両前後方向(ドア閉塞状態において)に沿って配設さ
れており、このインパクトビーム12の前後方向両端部
は図示省略したブラケットを介して、フロントサイドド
ア10の前部と後部とにそれぞれ結合されている。
ロントサイドドア10内には、インパクトビーム12が
車両前後方向(ドア閉塞状態において)に沿って配設さ
れており、このインパクトビーム12の前後方向両端部
は図示省略したブラケットを介して、フロントサイドド
ア10の前部と後部とにそれぞれ結合されている。
【0015】図1に示される如く、インパクトビーム1
2は、フロントサイドドア10のドアアウタパネル14
の上下方向中間部に配設されており、ドアアウタパネル
14の裏面14Aに近接している。また、フロントサイ
ドドア10のドアインナパネル16には、ドアガラス1
7を昇降するためのウインドレギュレータガイドレール
18がボルト等の固定部材20によって固定されてい
る。
2は、フロントサイドドア10のドアアウタパネル14
の上下方向中間部に配設されており、ドアアウタパネル
14の裏面14Aに近接している。また、フロントサイ
ドドア10のドアインナパネル16には、ドアガラス1
7を昇降するためのウインドレギュレータガイドレール
18がボルト等の固定部材20によって固定されてい
る。
【0016】図2に示される如く、ウインドレギュレー
タガイドレール18は、フロントサイドドア10におけ
る前後方向略中央部に上下方向に沿って配設されてお
り、フロントシートに着座した乗員の側部近傍に位置し
ている。また、ドアインナパネル16(図1参照)に
は、パワーウインドモータ22、フロントロワフレーム
24、リヤロワフレーム26が取付けられている。
タガイドレール18は、フロントサイドドア10におけ
る前後方向略中央部に上下方向に沿って配設されてお
り、フロントシートに着座した乗員の側部近傍に位置し
ている。また、ドアインナパネル16(図1参照)に
は、パワーウインドモータ22、フロントロワフレーム
24、リヤロワフレーム26が取付けられている。
【0017】図1に示される如く、ウインドレギュレー
タガイドレール18は、ドアインナパネル16に穿設さ
れた作業穴30を跨いで配設されている。また、ウイン
ドレギュレータガイドレール18の車室内側(ドア閉塞
状態において)となる面18A、即ち、フロントサイド
ドア10のドアトリム32側の面18Aの上下方向中間
部には、側面衝突センサとしての加速度センサ34が配
設されている。この加速度センサ34は、ウインドレギ
ュレータガイドレール18に溶接等で固定されたブラケ
ット36にボルト、ナット等の固定部材38で取付けら
れている。
タガイドレール18は、ドアインナパネル16に穿設さ
れた作業穴30を跨いで配設されている。また、ウイン
ドレギュレータガイドレール18の車室内側(ドア閉塞
状態において)となる面18A、即ち、フロントサイド
ドア10のドアトリム32側の面18Aの上下方向中間
部には、側面衝突センサとしての加速度センサ34が配
設されている。この加速度センサ34は、ウインドレギ
ュレータガイドレール18に溶接等で固定されたブラケ
ット36にボルト、ナット等の固定部材38で取付けら
れている。
【0018】次に、本第1実施形態の作用を説明する。
本第1実施形態では、衝突車両がフロントサイドドア1
0に衝突し、フロントサイドドア10が所定量変形する
と、ウインドレギュレータガイドレール18に加速度が
発生し、この加速度を加速度センサ34が検知する。ま
た、ウインドレギュレータガイドレール18がフロント
サイドドア10におけるドアインナパネル16の前後方
向略中央部において上下方向に延設されているため、衝
突車両のバンパ高さが異なる場合においても、ウインド
レギュレータガイドレール18に発生する加速度の発生
タイミングが遅れ難い。この結果、衝突車両のバンパ高
さに関係なく、側面衝突を迅速に検知できる。
本第1実施形態では、衝突車両がフロントサイドドア1
0に衝突し、フロントサイドドア10が所定量変形する
と、ウインドレギュレータガイドレール18に加速度が
発生し、この加速度を加速度センサ34が検知する。ま
た、ウインドレギュレータガイドレール18がフロント
サイドドア10におけるドアインナパネル16の前後方
向略中央部において上下方向に延設されているため、衝
突車両のバンパ高さが異なる場合においても、ウインド
レギュレータガイドレール18に発生する加速度の発生
タイミングが遅れ難い。この結果、衝突車両のバンパ高
さに関係なく、側面衝突を迅速に検知できる。
【0019】且つ、フロントサイドドア10の軽度の変
形では、ウインドレギュレータガイドレール10に所定
値以上の加速度が発生しないため、加速度センサ34の
信頼性が損なわれることもない。
形では、ウインドレギュレータガイドレール10に所定
値以上の加速度が発生しないため、加速度センサ34の
信頼性が損なわれることもない。
【0020】また、本第1実施形態では、ウインドレギ
ュレータガイドレール18の車両外側となる部位に、略
車両前後方向に沿ってインパクトビーム12が配設され
ているため、衝突車両の衝突位置がウインドレギュレー
タガイドレール18に対して車両前後方向にずれた場合
においても、インパクトビーム12がウインドレギュレ
ータガイドレール18を変形させ、ウインドレギュレー
タガイドレール18に加速度が発生する。この結果、ウ
インドレギュレータガイドレール18に発生する加速度
の発生タイミングが遅れ難い。従って、衝突車両の衝突
位置が、ウインドレギュレータガイドレール18から車
両前後方向にずれた場合においても、側面衝突を迅速に
検知できる。
ュレータガイドレール18の車両外側となる部位に、略
車両前後方向に沿ってインパクトビーム12が配設され
ているため、衝突車両の衝突位置がウインドレギュレー
タガイドレール18に対して車両前後方向にずれた場合
においても、インパクトビーム12がウインドレギュレ
ータガイドレール18を変形させ、ウインドレギュレー
タガイドレール18に加速度が発生する。この結果、ウ
インドレギュレータガイドレール18に発生する加速度
の発生タイミングが遅れ難い。従って、衝突車両の衝突
位置が、ウインドレギュレータガイドレール18から車
両前後方向にずれた場合においても、側面衝突を迅速に
検知できる。
【0021】なお、側面衝突時の衝撃力の周波数成分は
図3に示される如く、50Hz 未満となるため、加速度
センサ34の信頼性をさらに向上させるには、加速度セ
ンサ34で得た信号から、衝突成分以外の周波数領域の
信号(ノイズ)をフィルタ等によって取り除く必要があ
る。従って、加速度センサ34の取付部の共振周波数は
50Hz 以上とすることが好ましい。
図3に示される如く、50Hz 未満となるため、加速度
センサ34の信頼性をさらに向上させるには、加速度セ
ンサ34で得た信号から、衝突成分以外の周波数領域の
信号(ノイズ)をフィルタ等によって取り除く必要があ
る。従って、加速度センサ34の取付部の共振周波数は
50Hz 以上とすることが好ましい。
【0022】次に、本発明の側面衝突センサの取付構造
の第2実施形態を図4に従って説明する。
の第2実施形態を図4に従って説明する。
【0023】なお、第1実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】図4に示される如く、本第2実施形態で
は、作業穴30が樹脂シート等で構成されたシール部材
40によって閉塞されており、加速度センサ34は、こ
のシール部材40を挟んで車室内側から、予めドアイン
ナパネル16に固定されたウインドレギュレータガイド
レール18のブラケット36にボルト、ナット等の固定
部材38で取付けられている。
は、作業穴30が樹脂シート等で構成されたシール部材
40によって閉塞されており、加速度センサ34は、こ
のシール部材40を挟んで車室内側から、予めドアイン
ナパネル16に固定されたウインドレギュレータガイド
レール18のブラケット36にボルト、ナット等の固定
部材38で取付けられている。
【0025】なお、シール部材40は、その外周縁部4
0Aがドアインナパネル16の作業穴30の周縁部に貼
着されており、ドアアウタパネル14とドアインナパネ
ル16との間に侵入した雨水、埃等が、作業穴30か
ら、ドアインナパネル16とドアトリム32との間に入
るのを防止している。
0Aがドアインナパネル16の作業穴30の周縁部に貼
着されており、ドアアウタパネル14とドアインナパネ
ル16との間に侵入した雨水、埃等が、作業穴30か
ら、ドアインナパネル16とドアトリム32との間に入
るのを防止している。
【0026】従って、本第2実施形態では、シール部材
40により、加速度センサ34を雨水、埃等が侵入する
サイドドアインナパネル16の外側の部位から隔離する
ことができるため、加速度センサ34を湿気、埃等から
保護することができる。
40により、加速度センサ34を雨水、埃等が侵入する
サイドドアインナパネル16の外側の部位から隔離する
ことができるため、加速度センサ34を湿気、埃等から
保護することができる。
【0027】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、図5に示される如く、加速度センサ34
を、ブラケットを介せず、直接ウインドレギュレータガ
イドレール18にボルト、ナット等の固定部材38で取
付けた構成としても良い。また、ウインドレギュレータ
ガイドレールにブラケットを介してパワーウインドモー
タが取付けてある場合には、このブラケットを延長し
て、加速度センサを固定する構成としても良い。また、
本発明の側面衝突センサの取付構造は、リヤサイドドア
にも適用可能である。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、図5に示される如く、加速度センサ34
を、ブラケットを介せず、直接ウインドレギュレータガ
イドレール18にボルト、ナット等の固定部材38で取
付けた構成としても良い。また、ウインドレギュレータ
ガイドレールにブラケットを介してパワーウインドモー
タが取付けてある場合には、このブラケットを延長し
て、加速度センサを固定する構成としても良い。また、
本発明の側面衝突センサの取付構造は、リヤサイドドア
にも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、サイドドアに
おけるインナパネルの前後方向略中央部に固定した上下
方向に延びるウインドレギュレータガイドレールと、ウ
インドレギュレータガイドレールに取付けられ、ウイン
ドレギュレータガイドレールに生じる加速度を検出する
側面衝突センサと、を有するため、衝突車両のバンパ高
さに関係なく側面衝突を迅速に検知でき、且つ、側面衝
突センサの信頼性を損なわないという優れた効果を有す
る。
おけるインナパネルの前後方向略中央部に固定した上下
方向に延びるウインドレギュレータガイドレールと、ウ
インドレギュレータガイドレールに取付けられ、ウイン
ドレギュレータガイドレールに生じる加速度を検出する
側面衝突センサと、を有するため、衝突車両のバンパ高
さに関係なく側面衝突を迅速に検知でき、且つ、側面衝
突センサの信頼性を損なわないという優れた効果を有す
る。
【0029】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
側面衝突センサの取付構造において、ウインドレギュレ
ータガイドレールの車両外側となる部位に、略車両前後
方向に沿って配設されたインパクトビームを有するた
め、請求項1記載の効果に加えて、衝突車両の衝突位置
が前後方向にずれた場合においても側面衝突を迅速に検
知できるという優れた効果を有する。
側面衝突センサの取付構造において、ウインドレギュレ
ータガイドレールの車両外側となる部位に、略車両前後
方向に沿って配設されたインパクトビームを有するた
め、請求項1記載の効果に加えて、衝突車両の衝突位置
が前後方向にずれた場合においても側面衝突を迅速に検
知できるという優れた効果を有する。
【0030】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
側面衝突センサの取付構造において、ウインドレギュレ
ータガイドレールの車室内側方向に配設され、作業穴が
穿設されたサイドドアインナパネルと、作業穴を塞ぐシ
ール部材と、を備え、側面衝突センサをシール部材を挟
んで車室内側からウインドレギュレータガイドレールに
取付けたため、請求項1記載の効果に加えて、側面衝突
センサを湿気、埃等から保護することができるという優
れた効果を有する。
側面衝突センサの取付構造において、ウインドレギュレ
ータガイドレールの車室内側方向に配設され、作業穴が
穿設されたサイドドアインナパネルと、作業穴を塞ぐシ
ール部材と、を備え、側面衝突センサをシール部材を挟
んで車室内側からウインドレギュレータガイドレールに
取付けたため、請求項1記載の効果に加えて、側面衝突
センサを湿気、埃等から保護することができるという優
れた効果を有する。
【図1】本発明の第1実施形態に係る側面衝突センサの
取付構造を示す車両前方から見た断面図である。
取付構造を示す車両前方から見た断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る側面衝突センサの
取付構造の要部を示す車両斜め前方内側から見た斜視図
である。
取付構造の要部を示す車両斜め前方内側から見た斜視図
である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る側面衝突センサの
取付構造の側面衝突時の衝撃力と周波数との関係を示す
グラフである。
取付構造の側面衝突時の衝撃力と周波数との関係を示す
グラフである。
【図4】本発明の第2実施形態に係る側面衝突センサの
取付構造を示す車両前方から見た断面図である。
取付構造を示す車両前方から見た断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る側面衝突センサの
取付構造を示す車両前方から見た断面図である。
取付構造を示す車両前方から見た断面図である。
【図6】従来の実施形態に係る側面衝突センサの取付構
造を示す車両前方から見た断面図である。
造を示す車両前方から見た断面図である。
10 フロントサイドドア 12 インパクトビーム 14 ドアアウタパネル 16 ドアインナパネル 18 ウインドレギュレータガイドレール 30 作業穴 34 加速度センサ(側面衝突センサ) 40 シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−46836(JP,A) 特開 平5−254388(JP,A) 特開 平5−45371(JP,A) 特開 平4−368250(JP,A) 特開 平5−16757(JP,A) 特開 平5−319096(JP,A) 特開 平6−227359(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 15/00 - 15/13 B60J 5/04 B60R 21/22 B60R 21/32
Claims (3)
- 【請求項1】 サイドドアにおけるインナパネルの前後
方向略中央部に固定した上下方向に延びるウインドレギ
ュレータガイドレールと、 該ウインドレギュレータガイドレールに取付けられ、該
ウインドレギュレータガイドレールに生じる加速度を検
出する側面衝突センサと、 を有することを特徴とする側面衝突センサの取付構造。 - 【請求項2】 前記ウインドレギュレータガイドレール
の車両外側となる部位に、略車両前後方向に沿って配設
されたインパクトビームを有することを特徴とする請求
項1記載の側面衝突センサの取付構造。 - 【請求項3】 前記ウインドレギュレータガイドレール
の車室内側方向に配設され、作業穴が穿設されたサイド
ドアインナパネルと、 前記作業穴を塞ぐシール部材と、 を備え、前記側面衝突センサを前記シール部材を挟んで
車室内側から前記ウインドレギュレータガイドレールに
取付けたことを特徴とする請求項1記載の側面衝突セン
サの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12577997A JP3341628B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 側面衝突センサの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12577997A JP3341628B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 側面衝突センサの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10319032A JPH10319032A (ja) | 1998-12-04 |
JP3341628B2 true JP3341628B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=14918643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12577997A Expired - Fee Related JP3341628B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 側面衝突センサの取付構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3341628B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7884704B2 (en) | 2005-07-27 | 2011-02-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Body structure of vehicle having side-collision detection sensor |
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-
1997
- 1997-05-15 JP JP12577997A patent/JP3341628B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7884704B2 (en) | 2005-07-27 | 2011-02-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Body structure of vehicle having side-collision detection sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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