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JP3233407U - パーテーション - Google Patents

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JP3233407U
JP3233407U JP2021000894U JP2021000894U JP3233407U JP 3233407 U JP3233407 U JP 3233407U JP 2021000894 U JP2021000894 U JP 2021000894U JP 2021000894 U JP2021000894 U JP 2021000894U JP 3233407 U JP3233407 U JP 3233407U
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義一 上田
義一 上田
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Abstract

【課題】パーテーションを折り畳むことなく、卓上、室内などに立設可能であって、設置スペースが少なくて済み、吸音効果を発揮でき、視界を遮ることなく、お互いの視線、存在が感じられる視認性があることで、対面でコミュニケーションが取れ、作業時の圧迫感を軽減でき、飛沫防止の効果も期待できる立設可能なパーテーションを提供する。【解決手段】パーテーション1は、吸音ボード2と、吸音ボード2を保持するための保持用部品3a、3bと、板状部材4a、4bとを備え、保持用部品3a、3bは吸音ボード2を挟持し、板状部材4a、4bは透光性を備え、板状部材4a、4bは吸音ボード2の一側面に配置される。【選択図】図1

Description

本考案は、パーテーションに関する。
従前より、オフィスなどで空間を簡単に間仕切りができる吸音素材のパーテーションが流通している。特許文献1には、吸音効果を発揮できる折り畳み衝立が開示されている。
特開2019−196640号公報
しかしながら、上記技術では、自立させることを想定すると、衝立を折り畳む必要があり、設置スペースを確保しなければならないという問題がある。また、上記技術では、視界が遮られてしまう。オフィスなどでは、お互いの視線、存在が確認できない場合、対面でのコミュニケーションが取れず、また、作業時に圧迫感を感じる場合がある。
本考案は、係る問題に鑑みてなされたものであり、設置スペースが少なくてすみ、吸音効果の発揮できるパーテーションを提供することを目的とする。また、対面でのコミュニケーションが取りやすく、作業時の圧迫感を軽減でき、飛沫を防止できるパーテーションを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本考案に係る様態は、吸音ボードと、吸音ボードを保持するための保持用部品と、板状部材とを備え、保持用部品は吸音ボードを挟持し、板状部材は透光性を備え、板状部材は吸音ボード2の一側面に配置されたパーテーションである。
上述の構成により、パーテーションを折り畳むことなく、卓上、室内などに立設可能であって、設置スペースが少なくて済み、吸音効果が発揮できる。また、視界を遮ることなく、お互いの視線、存在が感じられる視認性があることで、対面でコミュニケーションが取れ、作業時の圧迫感を軽減でき、飛沫防止の効果も期待できる立設可能であるという効果を持つ。
(a)本考案の第1の実施形態に係るパーテーション1の斜め左上方から見た斜視図、(b)本考案の第1の実施形態に係る吸音ボード2の上部の側面図である。 (a)本考案の第1の実施形態に係る保持用部品3を斜め右上方から見た斜視図、(b)図2(a)の正面図、(c)図2(a)の上面図、(d)図2(a)の側面図 本考案の第1の実施形態に係る固定挟持片32と可動挟持片33をボード保持部からみた側面図を模式的に表した図である。 (a)本考案の第1の実施形態の変形例に係る保持用部品3Rに吸音ボードを組み合わせた形態を斜め右上方から見て模式的に表した斜視図、(b)保持用部品3Rの正面図、(c)保持用部品3Rの一部上面図、(d)保持用部品3Rの一部側面図 (a)本考案の第2の実施形態に係るパーテーション5の斜め右上方から見た斜視図、(b)図3(a)の各ボードの組立て前の図である。 (a)本考案の第2の実施形態の変形例2に係るパーテーション5の斜め右上方から見た斜視図、(b)図3(a)の組立て前の図である。 (a)本考案の第3実施形態に係るパーテーション7の斜め右上方から見て模式的に表した斜視図、(b)図4(a)の上面図、(c)図4(a)の正面図である。 (a)本考案の第3の実施形態に係るパーテーション7の背面斜め左上方からみた斜視図、(b)図7(a)において、屈曲部81aの周辺を、屈曲しない状態で拡大した模式図である。 (a)本考案の第3実施形態に係るパーテーション7をテーブルに設置した状態を、斜め右上方から見て模式的に表した斜視図、(b)本考案の第3実施形態に係る固定クランプ9aの正面図、(c)固定クランプ9aの右側面図である。なお、図9(b)及び(c)については、説明を容易にするために、吸音ボード8及びテーブルTを記載している。
<第1の実施形態>
以下、本考案の第1の実施形態に係るパーテーション1について図面を参照しながら説明する。
本考案の第1実施形態に係るパーテーション1は、図1(a)に示すように、卓上などに設置される平板状のパーテーションである。パーテーション1は、吸音ボード2、透光性を有する板状部材4a及び板状部材4b、保持用部品3a及び保持用部品3bを備える。以下、板状部材4a及び板状部材4bを板状部材4と総称し、保持用部品3a及び保持用部品3bを保持用部品3と総称する場合がある。保持用部品3は、吸音ボード2を卓上などに立設させる部品である。本実施形態では、一例として、吸音ボード2の高さは約450mm、板状部材の露出部分の高さは約200mmであり、パーテーション1の全高は約650mmである。この構成によれば、オフィス、店舗などの卓上に簡単設置することができる。一般的なオフィスなどの机の高さは700mmから720mm程度であるので、オフィスなどの机上に設置すると、透光性を備える板状部材4が、ちょうど人の顔あたりに位置する。この高さにすることで、人の視界を遮ることなく視認性を確保したうえで、吸音ボード2の吸音効果と、吸音ボード2と板状部材4の組み合わせによる飛沫防止効果とを併せ持つことができる。また、パーテーション1は、保持用部材3により保持されて立設するので、立設させるのに折り畳む必要がない。
吸音ボード2は、吸音性を有する材質、例えば、ポリエステルをフェルト状に成型した平板状部材である。吸音ボード2の一側面である上辺部には、板状部材4を挿入し配置するための板状部材4の厚みに合わせた深さ約70mmの溝状の挿入部23が設けられている。挿入部23は、図1(b)に示すように、内側吸音板22を、2枚の外側吸音板(21a,21b)で挟み込み、相互に貼り合わせることで形成されている。本実施形態では、内側吸音板22も吸音性を有しているが、必ずしも吸音性を有さなくてもよい。
板状部材4は、アクリル製であって透光性を有する平板状部材である。透光性があることで、オフィスなどで視界を遮ることなく作業ができる。第1の実施形態では、材質はアクリル製で、平板状であるが、これに限らず透光性を備えれば足りる。例えば、ポリカーボネートなどの別の樹脂であってもよいし、ガラスでもよい。また、任意の拡散性があってもよいし、表面に凹凸があってもよい。板状部材4は、本実施形態のように複数枚配置してもよいし、1枚だけ配置してもよい。板状部材4は着脱可能に構成されており、板状部材4を洗浄する際に取り外せるため都合がよい。
また、吸音ボード2の下部には、図1(a)に示すように、保持用部品3を配置し、吸音ボード2と板状部材4を組み合わせた状態で立設することができる。
保持用部品3は、金属製であって、吸音ボード2を卓上などに設置する際に使用する部品である。保持用部品3は、図2(a)から(d)に示すように、プレート31、固定挟持片32、可動挟持片33を備える。固定挟持片32は、ボード保持部321、オスレール部(322a,322b)、保持ネジ穴323を備える。可動挟持片33は、ボード保持部331、メスレール部(332ai,332ao,332bi,332bo)、保持ネジ用貫通穴333を備える。以下、オスレール部(322a,322b)をオスレール部322、メスレール部(332ai,332ao,332bi,332bo)をメスレール部332と総称する場合がある。固定挟持片32は、図2(b)及び図2(c)に示すように、2本の固定ネジ35でプレート31に固定される。可動挟持片33は、図2(b)及び図2(c)に示すように、保持ネジ34を用いて固定挟持片32に固定される。保持ネジ34を締め込むことで固定挟持片32と可動挟持片33との間隔が狭まり、保持ネジ34を緩めることで固定挟持片32と可動挟持片33との間隔が広がる。ここで、オスレール部322は、ボード保持部321の内側の面から、その面に直交する向きに突出している。同様にメスレール部332は、ボード保持部331の内側の面から、その面に直交する向きに突出している。図3に示すように、オスレール部322とメスレール部332は、ちょうど篏合するような形状に形成されている。この構成により、保持用部材3は、可動挟持片33を、短手方向にずれることなく、プレート31の長手方向にスライドさせて、その位置を固定することができる。可動挟持片33がスライドすることで、固定挟持片32のボード保持部321と、可動挟持片33のボード保持部331との距離を可変することができ、吸音ボード2の厚みに応じて適宜調整し、ボード保持部321の内側の面と、ボード保持部331の内側の面とで吸音ボード2を適切に保持することができる。
なお、設置する際は、プレート31の底面にネジ用穴を設けてネジにより、設置する面に固定してもよい。本実施形態では、保持用部品3の材質は金属製であるが、適度な剛性があれば足り、樹脂などでもよい。
<第1の実施形態の変形例>
第1の実施形態では、保持用部品3は、固定挟持片32と可動挟持片33とで挟み込むことにより吸音ボード2を保持したが、これに限らず、吸音ボードが保持できれば足りる。例えば、図4(a)に保持用部品3Rで吸音ボード2Rを保持したパーテーション1Rを示す。保持用部品3Rは、レール状の形態であって、底部3R1、壁部(3R2a,3R2b)、折り返し部(3R3a,3R3b)、保持部(3R4a,3R4b)を備える。以下、壁部(3R2a,3R2b)を壁部3R2、折り返し部(3R3a,3R3b)を折り返し部3R3、保持部(3R4a,3R4b)を保持部3R4と総称する場合がある。図4(b)に示すように、底部3R1が形成する底面より、略垂直に壁部3R2が配され、折り返し部3R3を介して保持部3R4が配される。このように、部材が折り返された様な形状に成型されていることで、素材の弾性力と折り返し部によるバネ性によって、吸音ボード2Rを保持することができる。保持部3R4の吸音ボード2Rに接する部分は、ギザギザ形状になっている。このギザギザ形状の各先端は、底部方向に向いているため、吸音ボード2Rを装着したときに、吸音ボード2Rが外れにくくなっている。なお、保持用部品3Rの底部3R2にネジ用穴を設けてネジにより設置面に固定してもよい。本変形例では、保持用部品3Rの材質は樹脂製で、一体形状で成型されているが、適度な剛性と弾性があれば足り、金属などの素材でもよい。また弾性を備える部分、すなわち、壁部3R2、折り返し部3R3、保持部3R4のそれぞれは、底部3R1とは別個独立した部品としてもよい。
<第2の実施形態>
本考案の第2の実施形態は、図5に示すように、吸音ボードを相互に組み合わせ、コの字型にして自立可能としたパーテーションである。パーテーション5は、中間用ボード51、端用ボード(52a,52b)、中間支柱ボード53を備える。
中間用ボード51は、図5(a)及び(b)に示すように、切欠き部(511a,511b,511c)、配線通路(512a,512b)を備える。端用ボード(52a,52b)は、それぞれ、切欠き部(521a,521b)を備える。中間支柱ボード53は、切欠き部531cを備える。以下、切欠き部(511a,511b,511c)を切欠き部511、配線通路(512a,512b)を配線通路512、端用ボード(52a,52b)を端用ボード52、切欠き部(521a,521b)を切欠き部521と総称する場合がある。中間用ボード51の切欠き部511aに、端用ボード52aの切欠き部521aを、同様に、中間用ボード51の切欠き部511bに、端用ボード52bの切欠き部521bを、それぞれ篏合し装着させることにより、吸音ボードをコの字型の形態とし、机上や卓上などに立設することができる。パーテーション5の全高は約400mmである。この構成によれば、机上の正面に加えて、左側及び右側を仕切ることができる。このとき、中央の切欠き部511cに中間支柱ボード53の切欠き部531cを、同様に篏合し装着させることにより、中間ボードの強度を向上させ見栄えを良くすることができる。それぞれの切欠き部の高さ方向の長さは、各ボードの高さの半分程度の約200mmであり、各切欠き部の幅方向の長さは各ボードの厚み程度である。こうすることで、中間ボード51に対して、端用ボード52と中間支柱ボード53をずれることなく配置することができる。配線通路512は、卓上でディスプレイを使用するときなど、必要な配線を通すための通路である。なお、配線通路512は、配線の必要が無い場合には設けなくてもよい。
<第2の実施形態の変形例1>
本実施形態では、中間用ボード51には3つの切欠き部(511a,511b,511c)があり、端用ボード52には、それぞれ1つの切欠き部521を備えているが、これに限らず、切欠き部は各ボードに少なくとも1つあれば足りる。例えば、中間用ボード51の切欠き部511を1つにして、中間支柱ボード53を使用せずに、端用ボード52を1つ組み合わせて、L字型の形態とし、2方向に亘る仕切りとして立設してもよい。中間用ボード、端用ボード、中間支柱ボード、それぞれの大きさ、切欠き部の数を変更することにより、様々な形状に組み合わせることが可能となる。なお、端用ボード52、中間支柱ボード53は、必ずしも吸音性を備えなくともよい。
<第2の実施形態の変形例2>
第2の実施形態は、吸音ボードだけの組み合わせで構成されていた。この第2の実施形態に、第1の実施形態で示したような透光性を有する板状部材を組み合わせてもよい。一例として、第2の実施形態の中間用ボード51の上方に、ジョイント部材(55a,55b,55c)、板状部材54を配置したパーテーションを図6(a)及び(b)に示す。以下、ジョイント部材(55a,55b,55c)を、ジョイント部材55と総称する場合がある。ジョイント部材55は、上下に切欠き部を備え、下方に中間用ボード51、上方に板状部材54を挟持し、相互に保持するための部材である。本変形例では、板状部材54は、実施形態1で示した板状部材4と同様な透光性を有したアクリル製部材である。この構成によれば、第1の実施形態と同様に、人の視界を遮ることなく視認性を確保したうえで、吸音ボードの吸音効果と、吸音ボードと板状部材の組み合わせによる飛沫防止効果とを併せ持つことができる。なお、本変形例では、中間用ボード51の上方に板状部材54を配置したが、これに限らず、端用ボード52の上方に適合した板状部材を配置してもよい。
<第3の実施形態>
本考案の第3の実施形態は、図7(a)、(b)及び(c)並びに図8(a)及び図9(a)に示すように、平板状の吸音ボードを屈曲させ、テーブルなどに固定することができるパーテーションである。パーテーション7の全高は約600mmである。パーテーション7は、図7(a)、(b)及び(c)並びに図8(a)に示すように、屈曲部(81a,81b)を備えた吸音ボード8と固定クランプ(9a,9b,9c,9d)を備える。以下、屈曲部(81a,81b)を屈曲部81、固定クランプ(9a,9b,9c,9d)を固定クランプ9と総称する場合がある。
屈曲部81には、図8(a)及び(b)に示すように、表面がつっぱらずに屈曲できるよう、縦の切り込み811が多数設けてある。本実施形態では、一つの切り込み811は、長さ35mmで、数量は、縦方向に15個、横方向に21列となる。隣り合った列の切り込みは、適宜ずれて配置される。屈曲部81aの切り込み811がある面を外側にして屈曲することにより、吸音ボード8をコの字型の形態にすることができ立設も可能である。
吸音ボード8は、図9(a)に示すように、固定クランプ9により、テーブルなどに固定することができる。固定クランプ9は、ボード固定金具(93a,93b,93c,93d)、固定受け金具(91a,91b,91c,91d)、調整ネジ(92a,92b,92c,92d)、ボード固定ネジ(94a,94b,94c,94d)、緩衝パッド(95a,95b,95c,95d)を備える。図9(b)及び(c)に示すように、ボード固定ネジ(94a,94b,94c,94d)は、それぞれが2本1組である。例えば、ボード固定ネジ94aは、ボード固定ネジ(94al,94ar)を総称したものである。以下、ボード固定金具(93a,93b,93c,93d)をボード固定金具93、固定受け金具(91a,91b,91c,91d)を固定受け金具91、調整ネジ(92a,92b,92c,92d)を、調整ネジ92、ボード固定ネジ(94a,94b,94c,94d)をボード固定ネジ94、緩衝パッド(95a,95b,95c,95d)を鑑賞パッド95と総称する場合がある。調整ネジ92aは、ツマミ部921a、ネジ部922a、固定部923aを備える。他の調整ネジ(92b,92c,92d)についても同様に、ツマミ部(921b,921c,921d)、ネジ部(922b,922c,922d)、固定部(923b,923c,923d)を備える。以下、ツマミ部(922a,921b,921c,921d)をツマミ部921、ネジ部(922a,922b,922c,922d)をネジ部922、固定部(923a,923b,923c,923d)を固定部923と総称する場合がある。
図9(b)及び(c)に示すように、ボード固定金具93aと固定受け金具91aの間に吸音ボード8を挟み込み、ボード固定ネジ(94al,94ar)を固定受け金具91a側から挿入し、ボード固定金具93aと締結することにより、吸音ボード8に固定クランプ9aを適切な位置にずれることなく固定することができる。本実施形態では、4つの固定クランプ9を備える。この固定クランプ9は、図9(a)に示すように、テーブルの縁に沿うように配置されており、テーブルに対して吸音ボード8をずれることなく適切に設置することができる。テーブルに設置する際は、図9(b)及び(c)に示すように、固定受け金具91aと調整ネジ92aの固定部923aとの間にテーブルTを挟み込み、調整ネジ92aのツマミ部921aを回すことにより固定受け金具91aに向かって締め付けることができる。これによりテーブルの厚みに応じて適切に固定することができる。テーブルTに当接する部分には、固定金具91aにあっては、ゴム製の緩衝パッド95aが貼り付けされており、調整ネジ92aのゴム製の固定部923aを配しているため、テーブルTの表面の傷防止と、テーブルTを固定する際の滑り止めの効果を備えることができる。本実施形態では、屈曲部81は2箇所としているが、少なくとも1か所あればよい。例えば、屈曲部81を多数設けることにより、円形テーブルなどに設置することもできる。
<変形例>
各実施形態のパーテーションは、一例であり変更することが可能である。以下に例を挙げて説明する。
各実施形態の吸音ボードは、吸音効果を向上させるために、任意の凹凸があってもよく、その角は、勾配、面取りなどを施してもよい。また、ディスプレイの配線を通すため切欠き、穴などがあってもよい。
第1の実施形態で示した透光性を有する板状部材と保持用部品は、各実施形態と適宜組み合わせてもよい。
各実施形態は、机上や卓上などに設置されることを想定したものであるが、全高を高くして、室内、屋外に設置してもよい。
<考案の抽出>
以下、更に本考案の一実施形態としてのパーテーションの構成及びその変形例と効果について説明する。
(1)本考案の一実施形態に係るパーテーションは、吸音ボードと、前記吸音ボードを保持するための保持用部品と、板状部材とを備え、前記保持用部品は、前記吸音ボードを挟持し、前記板状部材は、透光性を備え、前記板状部材は、前記吸音ボードの一側面に配置されたパーテーションである。
この構成によれば、パーテーションを折り畳むことなく、卓上、室内などに立設可能であって、設置スペースが少なくて済む、吸音効果の発揮できるパーテーションを提供することができる。また、視界を遮ることなく、お互いの視線、存在が感じられる視認性があることで、対面でコミュニケーションが取れ、作業時の圧迫感を軽減でき、飛沫防止の効果も期待できる立設可能なパーテーションを提供することができる。
(2)吸音ボードと、前記吸音ボードを保持するための保持用部品とを備え、前記保持用部品は、バネ性を有した弾性部材で前記吸音ボードを挟持するパーテーションである。
この構成によれば、吸音ボードを簡単に保持しながら設置可能な吸音効果を発揮できるパーテーションを提供することができる。
(3)複数の吸音ボードを組み合わせたパーテーションであって、前記吸音ボードのそれぞれは、切欠き部を備え、前記複数の吸音ボードの切欠き部を相互に篏合することで立設可能であるパーテーションである。
この構成によれば、複数の吸音ボードを、簡単に組み合わせて、多種多用な形状にして、さらに立設可能な吸音効果を発揮できるパーテーションを提供することができる。
(4)表面に切り込みが設けられた屈曲部を備える吸音ボードを備えたパーテーション。
この構成によれば、1枚の吸音ボードを簡単に屈曲することが可能となり、正面だけでなく、簡単に側面も仕切ることが可能な吸音効果を発揮できる立設可能なパーテーションを提供することができる。
(5)吸音ボードと、透光性を有する板状部材とを備え、前記吸音ボードの一側面には溝が設けられ、前記板状部材が挿入されているパーテーションである。
この構成によれば、簡単に吸音ボードと透光性を有する板状部材とを、保持固定することが可能となり、吸音効果を発揮するとともに、視界を遮ることなく、お互いの視線、存在が感じられる視認性があることで、対面でコミュニケーションが取れ、作業時の圧迫感を軽減でき、飛沫防止の効果も期待できるパーテーションを提供することができる。
(6)また、テーブルの縁部に固定するためのクランプ部を備えた前記(4)または(5)に記載のパーテーションとしてもよい。
この構成によれば、1枚の吸音ボードを簡単に屈曲することが可能となり、正面だけでなく、簡単に側面も仕切ることが可能な吸音効果を発揮できるパーテーションを提供することができる。また、透光性を有する板状部材を備えたときには、視界を遮ることなく、お互いの視線、存在が感じられる視認性があることで、対面でコミュニケーションが取れ、作業時の圧迫感を軽減でき、飛沫防止の効果も期待できるパーテーションを提供することができる。
(7)吸音ボードの一側面に透光性を有する板状部材が配置された(3)に記載のパーテーションとしてもよい。
この構成によれば、複数の吸音ボードを、簡単に組み合わせて、多種多用な形状にして、さらに立設可能な吸音効果を発揮できるパーテーションを提供することができる。また、透光性を有する板状部材を備えたときには、視界を遮ることなく、お互いの視線、存在が感じられる視認性があることで、対面でコミュニケーションが取れ、作業時の圧迫感を軽減でき、飛沫防止の効果も期待できるパーテーションを提供することができる。
このように、本考案はここで記載していない様々な実施形態等を含むことはもちろんである。したがって、本考案の技術的範囲は、上記の説明から妥当な実用新案登録請求の範囲に係る考案特定事項によってのみ定められるものである。
1 パーテーション
2 吸音ボード
21,21a,21b 外側吸音板
22 内側吸音板
23 挿入部
3 保持用部品
31 プレート
32 固定挟持片
321 ボード保持部
322,322a,322b オスレール部
323 保持ネジ穴
33 可動挟持片
331 ボード保持部
332,332ai,332ao,332bi,332bo メスレール部
333 保持ネジ用穴
34 保持ネジ
35 固定ネジ
4,4a,4b 板状部材
1R パーテーション
3R 保持用部品
3R1 底部
3R2,3R2a,3R2b 壁部
3R3,3R3a,3R3b 折り返し部
3R4,3R4a,3R3b 保持部
2R 吸音ボード
5 パーテーション
51 中間用ボード
511,511a,511b,511c 切欠き部
512,512a,512b 配線通路
52,52a,52b 端用ボード
521,521a,521b 切欠き部
53 中間支柱ボード
531c 切欠き部
5V パーテーション
54 板状部材
541,541a,541b,541c 切欠き部
55,55a,55b,55c ジョイント部材
551,551a,551b,551c 板状部材用切欠き部
552,552a,552b,552c 中間ボード用切欠き部
7 パーテーション
8 吸音ボード
81,81a,81b 屈曲部
811 切り込み
82,82a,82b,82c,82d クランプ部品用穴
9,9a,9b,9c,9d 固定クランプ
91,91a,91b,91c,91d 固定受け金具
92,92a,92b,92c,92d 調整ネジ
921,921a,921b,921c,921d ツマミ部
922,922a,922b,922c,922d ネジ部
923,923a,923b,923c,923d 固定部
93,93a,93b,93c,93d ボード固定金具
94,94a,94b,94c,94d,94al,94ar ボード固定ネジ
95,95a,95b,95c,95d 緩衝パッド
T テーブル

Claims (7)

  1. 吸音ボードと、
    前記吸音ボードを保持するための保持用部品と、
    板状部材とを備え、
    前記保持用部品は、前記吸音ボードを挟持し、
    前記板状部材は、透光性を備え、
    前記板状部材は、前記吸音ボードの一側面に配置されたパーテーション。
  2. 吸音ボードと、
    前記吸音ボードを保持するための保持用部品とを備え、
    前記保持用部品は、バネ性を有した弾性部材で前記吸音ボードを挟持するパーテーション。
  3. 複数の吸音ボードを組み合わせたパーテーションであって、
    前記吸音ボードのそれぞれは、切欠き部を備え、
    前記複数の吸音ボードの切欠き部を相互に篏合することで立設可能であるパーテーション。
  4. 表面に切り込みが設けられた屈曲部を備える吸音ボードを備えたパーテーション。
  5. 吸音ボードと、
    透光性を有する板状部材とを備え、
    前記吸音ボードの一側面には溝が設けられ、前記板状部材が挿入されているパーテーション。
  6. テーブルの縁部に固定するためのクランプ部を備えた請求項4または請求項5に記載のパーテーション。
  7. 吸音ボードの一側面に透光性を有する板状部材が配置された請求項3に記載のパーテーション。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20240022105A (ko) * 2022-08-11 2024-02-20 주식회사 지엠파트너 높이 및 각도 조절 구조를 갖는 책상

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