JP3231001B2 - 金属と木板材とを用いた固定具 - Google Patents
金属と木板材とを用いた固定具Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定具に関し、詳
しくは、家具、机、または棚等を固定するための固定具
に関するものである。
しくは、家具、机、または棚等を固定するための固定具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィスおよび住宅内には、各種収納
棚、机等の家具・備品が多数設置されている。このよう
な状況において、地震等の揺れが発生したときには、こ
れらの家具・備品等(以下「家具類」という)は移動し
たり、転倒したりするおそれがある。
棚、机等の家具・備品が多数設置されている。このよう
な状況において、地震等の揺れが発生したときには、こ
れらの家具・備品等(以下「家具類」という)は移動し
たり、転倒したりするおそれがある。
【0003】以上のような家具類の移動および転倒を防
止するためには、家具類を建物に固定する必要がある。
従来、家具類の固定は、図11に示すような固定具10
1を、家具類と建物とが接する部分の適当な位置に設け
ることによって行われている。ここで、固定具101
は、家具類を固定するために一定以上の強度が必要であ
るため、一般に金属を用いて形成されている。そして、
固定具101にはネジ孔102が穿孔されている。
止するためには、家具類を建物に固定する必要がある。
従来、家具類の固定は、図11に示すような固定具10
1を、家具類と建物とが接する部分の適当な位置に設け
ることによって行われている。ここで、固定具101
は、家具類を固定するために一定以上の強度が必要であ
るため、一般に金属を用いて形成されている。そして、
固定具101にはネジ孔102が穿孔されている。
【0004】図12は、固定具101を用いて建物に家
具類110を固定している状態を示したものである。こ
の図12においては、家具類110の固定は、家具類の
側面111と建物の床120とが接する部分の適当な位
置に固定具101を設け、固定具101に穿孔されてい
るネジ孔102を介して、家具類の側面111と床12
0とにネジ103を打ち込むことによって行われている
(以下「床固定」という)。
具類110を固定している状態を示したものである。こ
の図12においては、家具類110の固定は、家具類の
側面111と建物の床120とが接する部分の適当な位
置に固定具101を設け、固定具101に穿孔されてい
るネジ孔102を介して、家具類の側面111と床12
0とにネジ103を打ち込むことによって行われている
(以下「床固定」という)。
【0005】図13も図12と同様に、固定具101を
用いて建物に家具類110を固定している状態を示した
ものであるが、この図13における家具類110の固定
は、家具類の上面112(または側面)と建物の壁13
0とが接する部分の適当な位置に固定具101を設け、
固定具101に穿孔されているネジ孔102を介して、
家具類の上面112(または側面)と壁130とにネジ
103を打ち込むことによって行われている(以下「壁
固定」という)。細長い家具類を固定する場合には、こ
の図13に示すような壁固定が効果的である。
用いて建物に家具類110を固定している状態を示した
ものであるが、この図13における家具類110の固定
は、家具類の上面112(または側面)と建物の壁13
0とが接する部分の適当な位置に固定具101を設け、
固定具101に穿孔されているネジ孔102を介して、
家具類の上面112(または側面)と壁130とにネジ
103を打ち込むことによって行われている(以下「壁
固定」という)。細長い家具類を固定する場合には、こ
の図13に示すような壁固定が効果的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に係る固定具を用いて家具類を固定する場合にお
いては、床固定あるいは壁固定であっても、金属製の固
定具が外部から見えるため、木製の家具類を固定する際
には、見栄えが悪く、美観を損なう。また、固定具が金
属製であるために、木製の家具類を固定した場合には家
具類に傷がつきやすい。さらに、木製の家具類を固定す
る場合においては、金属(固定具)と木材(家具類)と
が接触するためにすべりが生じやすい。
来技術に係る固定具を用いて家具類を固定する場合にお
いては、床固定あるいは壁固定であっても、金属製の固
定具が外部から見えるため、木製の家具類を固定する際
には、見栄えが悪く、美観を損なう。また、固定具が金
属製であるために、木製の家具類を固定した場合には家
具類に傷がつきやすい。さらに、木製の家具類を固定す
る場合においては、金属(固定具)と木材(家具類)と
が接触するためにすべりが生じやすい。
【0007】そこで、本発明は、このような課題を解決
するためになされたもので、木製の家具類を固定する場
合において、美観を損なわず、傷がつきにくく、すべり
が生じにくい固定具を提供することを目的とする。
するためになされたもので、木製の家具類を固定する場
合において、美観を損なわず、傷がつきにくく、すべり
が生じにくい固定具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第一の構成に係る固定具は、金属製の芯板部
材と、少なくとも使用の際に前記芯板部材の露出する部
分を覆う木板製の化粧部材とを用いて構成されたことを
特徴とする。本発明に係る固定具は、金属製の芯板部材
の露出部分を木板製の化粧部材を用いて被覆して構成さ
れているため、一定以上の強度を有すると共に、木製の
家具類を固定する場合において、前記化粧部材が緩衝材
的な役割を果たし、家具類固定の際の家具類と固定具と
の一体性が向上し、さらに、見栄えが良く、美観を損な
うことがない。
の本発明の第一の構成に係る固定具は、金属製の芯板部
材と、少なくとも使用の際に前記芯板部材の露出する部
分を覆う木板製の化粧部材とを用いて構成されたことを
特徴とする。本発明に係る固定具は、金属製の芯板部材
の露出部分を木板製の化粧部材を用いて被覆して構成さ
れているため、一定以上の強度を有すると共に、木製の
家具類を固定する場合において、前記化粧部材が緩衝材
的な役割を果たし、家具類固定の際の家具類と固定具と
の一体性が向上し、さらに、見栄えが良く、美観を損な
うことがない。
【0009】また、本発明の第二の構成に係る固定具
は、金属製の芯板部材と、前記芯板部材の全体を覆う木
板製の化粧部材とを用いて構成されたことを特徴とす
る。本発明に係る固定具は、金属製の芯板部材を木板製
の化粧部材で包含して構成されているため、一定以上の
強度を有すると共に、木製の家具類を固定する場合であ
っても、美観を損なうことがない。また、本発明に係る
固定具によれば、家具類の側面(床固定の場合)や上面
(壁固定の場合)に接触する部分が木材であるため、木
材が緩衝材的な役割を果たし、傷がつきにくい。さら
に、本発明に係る固定具によれば、前述した通り、木材
と木材とが接触することとなり、金属と木材とが接触す
る場合よりもすべりが生じにくいため、より強固な固定
を行うことができる。
は、金属製の芯板部材と、前記芯板部材の全体を覆う木
板製の化粧部材とを用いて構成されたことを特徴とす
る。本発明に係る固定具は、金属製の芯板部材を木板製
の化粧部材で包含して構成されているため、一定以上の
強度を有すると共に、木製の家具類を固定する場合であ
っても、美観を損なうことがない。また、本発明に係る
固定具によれば、家具類の側面(床固定の場合)や上面
(壁固定の場合)に接触する部分が木材であるため、木
材が緩衝材的な役割を果たし、傷がつきにくい。さら
に、本発明に係る固定具によれば、前述した通り、木材
と木材とが接触することとなり、金属と木材とが接触す
る場合よりもすべりが生じにくいため、より強固な固定
を行うことができる。
【0010】また、前記本発明に係る固定具において
は、前記化粧部材が、その中心部分を刳り抜いた木板材
を用いて形成されていることが好ましい。この好ましい
例によれば、接合部分が少なく、美観に優れた固定具を
得ることができる。
は、前記化粧部材が、その中心部分を刳り抜いた木板材
を用いて形成されていることが好ましい。この好ましい
例によれば、接合部分が少なく、美観に優れた固定具を
得ることができる。
【0011】また、前記本発明に係る固定具において
は、前記化粧部材が、木板材を貼りあわせて形成されて
いることが好ましい。この好ましい例によれば、間伐材
や廃材等を利用して、適宜適当な大きさの部材を用いて
前記化粧部材を形成することができるので、比較的容易
に前記化粧部材を形成することが可能となり、コストダ
ウンを図ることもできる。
は、前記化粧部材が、木板材を貼りあわせて形成されて
いることが好ましい。この好ましい例によれば、間伐材
や廃材等を利用して、適宜適当な大きさの部材を用いて
前記化粧部材を形成することができるので、比較的容易
に前記化粧部材を形成することが可能となり、コストダ
ウンを図ることもできる。
【0012】また、前記本発明に係る固定具において
は、前記芯板部材と前記化粧部材とは一体化、すなわち
両者間が殆ど隙間なく構成されていることが好ましい。
この好ましい例によれば、前記芯板部材と前記化粧部材
との間に、いわゆる「遊び」が殆どないため、金属製の
前記芯板部材を木板製の前記化粧部材が包含する構成で
あっても、一定以上の強度を有する固定具を得ることが
できる。
は、前記芯板部材と前記化粧部材とは一体化、すなわち
両者間が殆ど隙間なく構成されていることが好ましい。
この好ましい例によれば、前記芯板部材と前記化粧部材
との間に、いわゆる「遊び」が殆どないため、金属製の
前記芯板部材を木板製の前記化粧部材が包含する構成で
あっても、一定以上の強度を有する固定具を得ることが
できる。
【0013】また、前記本発明に係る固定具において
は、前記芯板部材と前記化粧部材とを貫通する孔が形成
されており、前記化粧部材の孔の方が、前記芯板部材の
孔よりも小さく形成されていることが好ましい。この好
ましい例によれば、固定具の貫通孔が前記化粧部材の孔
で定まることとなるため、前記化粧部材の孔と前記芯板
部材の孔とのクリアランス等に特に配慮することなく、
美観に優れた固定具を比較的容易に製造することができ
る。
は、前記芯板部材と前記化粧部材とを貫通する孔が形成
されており、前記化粧部材の孔の方が、前記芯板部材の
孔よりも小さく形成されていることが好ましい。この好
ましい例によれば、固定具の貫通孔が前記化粧部材の孔
で定まることとなるため、前記化粧部材の孔と前記芯板
部材の孔とのクリアランス等に特に配慮することなく、
美観に優れた固定具を比較的容易に製造することができ
る。
【0014】また、前記本発明に係る固定具において
は、前記芯板部材と前記化粧部材とを貫通する孔が形成
されており、前記芯板部材の孔の方が、前記化粧部材の
孔よりも小さく形成されていることも好ましい。この好
ましい例によれば、前記芯板部材の孔がネジ孔として機
能するので、ネジと前記ネジ孔(前記芯板部材の孔)と
を螺合させて、家具類の固定を強固に行うことができ
る。
は、前記芯板部材と前記化粧部材とを貫通する孔が形成
されており、前記芯板部材の孔の方が、前記化粧部材の
孔よりも小さく形成されていることも好ましい。この好
ましい例によれば、前記芯板部材の孔がネジ孔として機
能するので、ネジと前記ネジ孔(前記芯板部材の孔)と
を螺合させて、家具類の固定を強固に行うことができ
る。
【0015】また、前記固定具が、L字材、T字材、I
字材、平L字材および平T字材から選ばれる少なくとも
一つであり、かつ金属製芯板部材が一体物で、木板製化
粧部材が接着により一体化されていることが好ましい。
この好ましい例によれば、家具類の種類、形状、設置場
所および固定方法(例えば、家具類の上面同士を固定す
る等)等に応じた固定具を選択することが可能となるた
め、適宜その状況に応じた固定を行うことができる。
字材、平L字材および平T字材から選ばれる少なくとも
一つであり、かつ金属製芯板部材が一体物で、木板製化
粧部材が接着により一体化されていることが好ましい。
この好ましい例によれば、家具類の種類、形状、設置場
所および固定方法(例えば、家具類の上面同士を固定す
る等)等に応じた固定具を選択することが可能となるた
め、適宜その状況に応じた固定を行うことができる。
【0016】以上のように構成された固定具を用いて、
建物の床、天井または壁の少なくとも一方に棚または家
具等を固定することにより、木製の家具類を固定する場
合においては、外見上、双方(家具類、固定具)共に木
製であるため、見栄えが良く、美観を損なうことがな
い。また、この固定方法によれば、家具類の側面(床固
定の場合)や上面(壁固定の場合)に接触する部分が木
材であるため、木材が緩衝材的な役割を果たし、傷がつ
きにくい。さらに、この固定方法によれば、前述した通
り、木材と木材とが接触することとなり、金属と木材と
が接触する場合よりもすべりが生じにくいため、より強
固な固定を行うことができる。
建物の床、天井または壁の少なくとも一方に棚または家
具等を固定することにより、木製の家具類を固定する場
合においては、外見上、双方(家具類、固定具)共に木
製であるため、見栄えが良く、美観を損なうことがな
い。また、この固定方法によれば、家具類の側面(床固
定の場合)や上面(壁固定の場合)に接触する部分が木
材であるため、木材が緩衝材的な役割を果たし、傷がつ
きにくい。さらに、この固定方法によれば、前述した通
り、木材と木材とが接触することとなり、金属と木材と
が接触する場合よりもすべりが生じにくいため、より強
固な固定を行うことができる。
【0017】また、前記化粧部材の孔の方が、前記芯板
部材の孔よりも小さく形成されている固定具と、ネジと
を用いて、建物の床、天井または壁の少なくとも一方に
家具を固定すると、ネジ孔(前記化粧部材の孔)と前記
ネジとが螺合し、家具類を適当に固定することができ
る。
部材の孔よりも小さく形成されている固定具と、ネジと
を用いて、建物の床、天井または壁の少なくとも一方に
家具を固定すると、ネジ孔(前記化粧部材の孔)と前記
ネジとが螺合し、家具類を適当に固定することができ
る。
【0018】また、前記芯板部材の孔の方が、前記化粧
部材の孔よりも小さく形成されている固定具と、ネジと
を用いて、建物の床、天井または壁の少なくとも一方に
家具を固定すると、ネジ孔(前記芯板部材の孔)と前記
ネジとが螺合し、家具類を適当に固定することができ
る。
部材の孔よりも小さく形成されている固定具と、ネジと
を用いて、建物の床、天井または壁の少なくとも一方に
家具を固定すると、ネジ孔(前記芯板部材の孔)と前記
ネジとが螺合し、家具類を適当に固定することができ
る。
【0019】また、以上のように構成された固定具を用
いて、建物の壁に設けられている棚板を固定すれば、美
観に優れた棚を得ることができる。さらに、前記化粧部
材の孔の方が、前記芯板部材の孔よりも小さく形成され
ている固定具と、ネジとを用いて棚板を固定すれば、ネ
ジ孔(前記化粧部材の孔)と前記ネジとが螺合し、ま
た、前記芯板部材の孔の方が、前記化粧部材の孔よりも
小さく形成されている固定具と、ネジとを用いて棚板を
固定すれば、ネジ孔(前記化粧部材の孔)と前記ネジと
が螺合し、棚板を適当に固定することが可能となり、美
観に優れた棚を得ることができる。
いて、建物の壁に設けられている棚板を固定すれば、美
観に優れた棚を得ることができる。さらに、前記化粧部
材の孔の方が、前記芯板部材の孔よりも小さく形成され
ている固定具と、ネジとを用いて棚板を固定すれば、ネ
ジ孔(前記化粧部材の孔)と前記ネジとが螺合し、ま
た、前記芯板部材の孔の方が、前記化粧部材の孔よりも
小さく形成されている固定具と、ネジとを用いて棚板を
固定すれば、ネジ孔(前記化粧部材の孔)と前記ネジと
が螺合し、棚板を適当に固定することが可能となり、美
観に優れた棚を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
固定具およびそれを用いた固定方法を、図面に基づいて
説明する。
固定具およびそれを用いた固定方法を、図面に基づいて
説明する。
【0021】図1は、本発明の第一の実施形態に係る固
定具の斜視図を示したものである。この図1に示すよう
に、本実施形態に係る固定具1は、金属製の芯板部材1
1を木板製の化粧部材12で包含して構成されている。
そして、この固定具1には、適当な位置に貫通孔2が穿
孔されている。
定具の斜視図を示したものである。この図1に示すよう
に、本実施形態に係る固定具1は、金属製の芯板部材1
1を木板製の化粧部材12で包含して構成されている。
そして、この固定具1には、適当な位置に貫通孔2が穿
孔されている。
【0022】図2は、本実施形態に係る固定具1を構成
する各部材の斜視図を示したものである。この図2に示
すように、固定具1を構成する芯板部材11には、適当
な位置に芯板部材11を貫通する孔(以下「貫通孔」と
いう)21が穿孔されている。そして、固定具1を構成
する化粧部材12は、第一の化粧部材12aと第二の化
粧部材12bと、各化粧部材12a,12bの上部を塞
ぐ封止部材4a,4bとを用いて構成されており、第一
の化粧部材12aおよび第二の化粧部材12bの適当な
位置にそれぞれの化粧部材12a,12bを貫通する孔
(以下「貫通孔」という)22が穿孔されている。芯板
部材11側の貫通孔21と各化粧部材12a,12b側
の貫通孔22とは、固定具1を構成した際に、対応する
各貫通孔同士の中心がほぼ一致するように形成されてお
り、これらが固定具1の貫通孔2を構成している。以
下、固定具1の具体的な構造について説明する。
する各部材の斜視図を示したものである。この図2に示
すように、固定具1を構成する芯板部材11には、適当
な位置に芯板部材11を貫通する孔(以下「貫通孔」と
いう)21が穿孔されている。そして、固定具1を構成
する化粧部材12は、第一の化粧部材12aと第二の化
粧部材12bと、各化粧部材12a,12bの上部を塞
ぐ封止部材4a,4bとを用いて構成されており、第一
の化粧部材12aおよび第二の化粧部材12bの適当な
位置にそれぞれの化粧部材12a,12bを貫通する孔
(以下「貫通孔」という)22が穿孔されている。芯板
部材11側の貫通孔21と各化粧部材12a,12b側
の貫通孔22とは、固定具1を構成した際に、対応する
各貫通孔同士の中心がほぼ一致するように形成されてお
り、これらが固定具1の貫通孔2を構成している。以
下、固定具1の具体的な構造について説明する。
【0023】化粧部材12を構成する第一の化粧部材1
2aおよび第二の化粧部材12bは、図2に示すよう
に、芯板部材11を包含可能な形状に木板材の中心部分
が刳り抜かれている。ここで、第一の化粧部材12aに
ついて説明すると、この第一の化粧部材12aの中心部
分は、芯板部材11の寸法(長辺寸法L1,短辺寸法t
1)に合わせて、芯板部材11が第一の化粧部材12a
に殆ど隙間なく収まるような寸法(長辺寸法L2,短辺
寸法t2)だけ刳り抜かれている。芯板部材11と第一
の化粧部材との長辺寸法の差(L2−L1)は1mm以
下であることが好ましく、短辺寸法の差(t2−t1)
についても1mm以下であることが好ましい。また、第
二の化粧部材12bについても第一の化粧部材12aと
同様に、包含する芯板部材11のその部分が第二の化粧
部材12bに殆ど隙間なく収まるような寸法だけ、木板
材の中心部分が刳り抜かれている。
2aおよび第二の化粧部材12bは、図2に示すよう
に、芯板部材11を包含可能な形状に木板材の中心部分
が刳り抜かれている。ここで、第一の化粧部材12aに
ついて説明すると、この第一の化粧部材12aの中心部
分は、芯板部材11の寸法(長辺寸法L1,短辺寸法t
1)に合わせて、芯板部材11が第一の化粧部材12a
に殆ど隙間なく収まるような寸法(長辺寸法L2,短辺
寸法t2)だけ刳り抜かれている。芯板部材11と第一
の化粧部材との長辺寸法の差(L2−L1)は1mm以
下であることが好ましく、短辺寸法の差(t2−t1)
についても1mm以下であることが好ましい。また、第
二の化粧部材12bについても第一の化粧部材12aと
同様に、包含する芯板部材11のその部分が第二の化粧
部材12bに殆ど隙間なく収まるような寸法だけ、木板
材の中心部分が刳り抜かれている。
【0024】固定具1は、以上のように形成された第一
の化粧部材12aと、第二の化粧部材12bと、芯板部
材11と、各化粧部材12a,12bの上部を塞ぐ封止
部材4a,4bとを組み合わせて構成されている。各部
材の接合部分は、フェノール樹脂、レゾルシン樹脂、フ
ラン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂等から成る熱硬化性樹脂接着剤
や、ポリ酢酸ビニル、ニトロセルロース等から成る熱可
塑性樹脂接着剤を用いて固着させている。
の化粧部材12aと、第二の化粧部材12bと、芯板部
材11と、各化粧部材12a,12bの上部を塞ぐ封止
部材4a,4bとを組み合わせて構成されている。各部
材の接合部分は、フェノール樹脂、レゾルシン樹脂、フ
ラン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂等から成る熱硬化性樹脂接着剤
や、ポリ酢酸ビニル、ニトロセルロース等から成る熱可
塑性樹脂接着剤を用いて固着させている。
【0025】本実施形態によれば、以上のように、金属
製の芯板部材11を木板製の化粧部材12で包含して固
定具1を構成しているので、外見上は木製で、かつ一定
以上の強度を有する固定具1を得ることができる。
製の芯板部材11を木板製の化粧部材12で包含して固
定具1を構成しているので、外見上は木製で、かつ一定
以上の強度を有する固定具1を得ることができる。
【0026】したがって、本実施形態に係る固定具1を
用いて木製の家具類の固定を行えば、外見上、双方共に
木製であるため、見栄えが良く、美観を損なうことがな
い。また、本実施形態に係る固定具1を用いて木製の家
具類の固定を行えば、家具類の側面(床固定の場合)や
上面(壁固定の場合)に接触する部分が木板材であるた
め、木板材が緩衝材的な役割を果たし、傷がつきにく
い。さらに、本実施形態に係る固定具1を用いて、木製
の家具類の固定を行えば、前述した通り、木材と木材と
が接触することとなり、金属と木材とが接触する場合よ
りもすべりが生じにくいため、より強固な固定を行うこ
とができる。
用いて木製の家具類の固定を行えば、外見上、双方共に
木製であるため、見栄えが良く、美観を損なうことがな
い。また、本実施形態に係る固定具1を用いて木製の家
具類の固定を行えば、家具類の側面(床固定の場合)や
上面(壁固定の場合)に接触する部分が木板材であるた
め、木板材が緩衝材的な役割を果たし、傷がつきにく
い。さらに、本実施形態に係る固定具1を用いて、木製
の家具類の固定を行えば、前述した通り、木材と木材と
が接触することとなり、金属と木材とが接触する場合よ
りもすべりが生じにくいため、より強固な固定を行うこ
とができる。
【0027】図3は、本発明の第二の実施形態に係る固
定具の斜視図を示したものである。本実施形態と第一の
実施形態とは、化粧部材を構成する各部材の形状が異な
る。図4に、本実施形態に係る化粧部材13を構成する
各部材の斜視図を示す。この図3および図4から明らか
なように、本実施形態に係る化粧部材は、第一の化粧部
材13a、第二の化粧部材13b、第三の化粧部材13
cおよび第四の化粧部材13dから構成されている。本
実施形態の他の構成および機能等は、基本的に第一の実
施形態と同様である。
定具の斜視図を示したものである。本実施形態と第一の
実施形態とは、化粧部材を構成する各部材の形状が異な
る。図4に、本実施形態に係る化粧部材13を構成する
各部材の斜視図を示す。この図3および図4から明らか
なように、本実施形態に係る化粧部材は、第一の化粧部
材13a、第二の化粧部材13b、第三の化粧部材13
cおよび第四の化粧部材13dから構成されている。本
実施形態の他の構成および機能等は、基本的に第一の実
施形態と同様である。
【0028】なお、本発明における化粧部材を構成する
各部材の形状は、以上の各実施形態で説明した形状に限
定されるものでない。したがって、例えば、間伐材等を
利用して、適当な形状に加工された木板材を貼り合わせ
て、化粧部材を構成してもよい。
各部材の形状は、以上の各実施形態で説明した形状に限
定されるものでない。したがって、例えば、間伐材等を
利用して、適当な形状に加工された木板材を貼り合わせ
て、化粧部材を構成してもよい。
【0029】また、以上の各実施形態においては、固定
具がL型である場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、図5に示すような
T型、図6に示すような平L型、図7に示すような平T
型、図8に示すようなI型およびその他の形状であって
もよい。すなわち、家具類の種類、形状、設置場所およ
び固定方法(例えば、家具類の上面同士を固定する等)
等に応じて、適当な型の固定具を選択すればよい。
具がL型である場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、図5に示すような
T型、図6に示すような平L型、図7に示すような平T
型、図8に示すようなI型およびその他の形状であって
もよい。すなわち、家具類の種類、形状、設置場所およ
び固定方法(例えば、家具類の上面同士を固定する等)
等に応じて、適当な型の固定具を選択すればよい。
【0030】また、以上の各実施形態においては、家具
類の固定をする際に、ネジと化粧部材12に穿孔されて
いる貫通孔22とを螺合させたい場合には、化粧部材1
2側の貫通孔22を芯板部材11側の貫通孔21よりも
小さく形成することが好ましい。また、ネジと芯板部材
11に穿孔されている貫通孔21とを螺合させたい場合
には、芯板部材11側の貫通孔21を化粧部材12側の
貫通孔22よりも小さく形成することが好ましい。つま
り、前者の場合は、化粧部材12側の貫通孔22がネジ
孔(貫通孔2)として機能し、後者の場合は、芯板部材
11側の貫通孔21がネジ孔(貫通孔2)として機能す
ることとなる。なお、ここでは、貫通孔2とネジとが螺
合する場合について説明したが、本発明はこの構成に限
定されるものではなく、貫通孔2をネジよりも大きく形
成して貫通孔2とネジとが螺合しないような構成とし
て、貫通孔2を通したネジを用いて家具類を固定しても
よい。
類の固定をする際に、ネジと化粧部材12に穿孔されて
いる貫通孔22とを螺合させたい場合には、化粧部材1
2側の貫通孔22を芯板部材11側の貫通孔21よりも
小さく形成することが好ましい。また、ネジと芯板部材
11に穿孔されている貫通孔21とを螺合させたい場合
には、芯板部材11側の貫通孔21を化粧部材12側の
貫通孔22よりも小さく形成することが好ましい。つま
り、前者の場合は、化粧部材12側の貫通孔22がネジ
孔(貫通孔2)として機能し、後者の場合は、芯板部材
11側の貫通孔21がネジ孔(貫通孔2)として機能す
ることとなる。なお、ここでは、貫通孔2とネジとが螺
合する場合について説明したが、本発明はこの構成に限
定されるものではなく、貫通孔2をネジよりも大きく形
成して貫通孔2とネジとが螺合しないような構成とし
て、貫通孔2を通したネジを用いて家具類を固定しても
よい。
【0031】さらに、以上の各実施形態においては、固
定具1に貫通孔2を設けて、ネジを用いて家具類を固定
する場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、ネジ孔(貫通孔)を設けずに
固定具と接着剤とを用いて家具類を固定したり、あるい
はネジ孔(貫通孔)を設けて固定具とネジと接着剤とを
用いて家具類を固定してもよい。
定具1に貫通孔2を設けて、ネジを用いて家具類を固定
する場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、ネジ孔(貫通孔)を設けずに
固定具と接着剤とを用いて家具類を固定したり、あるい
はネジ孔(貫通孔)を設けて固定具とネジと接着剤とを
用いて家具類を固定してもよい。
【0032】また、以上の各実施形態における固定具1
を構成する芯板部材11の形成材料としては、鉄、アル
ミニウム、ステンレス等が挙げられ、必要に応じて腐食
等を防止するために、鉄等に亜鉛メッキおよび塗装等の
表面処理を施してもよい。また、化粧部材12の形成材
料は、固定する家具類に合わせて適宜選択すればよく、
例えば、スギ、ヒノキおよびサクラ等が挙げられるが、
本発明はこれらの材料に限定されるものではない。
を構成する芯板部材11の形成材料としては、鉄、アル
ミニウム、ステンレス等が挙げられ、必要に応じて腐食
等を防止するために、鉄等に亜鉛メッキおよび塗装等の
表面処理を施してもよい。また、化粧部材12の形成材
料は、固定する家具類に合わせて適宜選択すればよく、
例えば、スギ、ヒノキおよびサクラ等が挙げられるが、
本発明はこれらの材料に限定されるものではない。
【0033】さらに、以上の各実施形態においては、芯
板部材11の全体を化粧部材12で覆う構成の固定具1
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。例えば、図10に示すように、家具類40を床
50に固定する場合において、芯板部材11が家具類4
0と床50とに接触しない部分、つまり芯板部材11の
露出する部分にのみ化粧部材12を被覆するような構成
の固定具1としてもよい。
板部材11の全体を化粧部材12で覆う構成の固定具1
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。例えば、図10に示すように、家具類40を床
50に固定する場合において、芯板部材11が家具類4
0と床50とに接触しない部分、つまり芯板部材11の
露出する部分にのみ化粧部材12を被覆するような構成
の固定具1としてもよい。
【0034】さらに、以上の各実施形態においては、固
定具の用途として家具類の固定をする場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、図9に示すような棚30を作製する際の棚板31を
固定する棚受け32として、第一の実施形態に係る固定
具を用いてもよい。このような用途とすることにより、
美観に優れた棚を作製することができる。
定具の用途として家具類の固定をする場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、図9に示すような棚30を作製する際の棚板31を
固定する棚受け32として、第一の実施形態に係る固定
具を用いてもよい。このような用途とすることにより、
美観に優れた棚を作製することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
木製の家具類を固定する場合において、美観を損なわ
ず、傷がつきにくく、すべりが生じにくく、かつ一体性
にも優れた固定具を得ることができる。
木製の家具類を固定する場合において、美観を損なわ
ず、傷がつきにくく、すべりが生じにくく、かつ一体性
にも優れた固定具を得ることができる。
【図1】本発明の第一の実施形態に係る固定具を示す斜
視図
視図
【図2】図1の固定具を構成している各部材を示す斜視
図
図
【図3】本発明の第二の実施形態に係る固定具を示す斜
視図
視図
【図4】図3の固定具を構成している各部材を示す斜視
図
図
【図5】本発明の他の実施形態に係る固定具(T型)を
示す斜視図
示す斜視図
【図6】本発明の他の実施形態に係る固定具(平L型)
を示す斜視図
を示す斜視図
【図7】本発明の他の実施形態に係る固定具(平T型)
を示す斜視図
を示す斜視図
【図8】本発明の他の実施形態に係る固定具(I型)を
示す斜視図
示す斜視図
【図9】本発明に係る固定具を用いて棚を構成している
状態を示す斜視図
状態を示す斜視図
【図10】本発明に係る固定具を用いて建物(床)に家
具類を固定している状態を示す断面図
具類を固定している状態を示す断面図
【図11】従来技術に係る固定具を示す斜視図
【図12】従来技術に係る固定具を用いて建物(床)に
家具類を固定している状態を示す斜視図
家具類を固定している状態を示す斜視図
【図13】従来技術に係る固定具を用いて建物(壁)に
家具類を固定している状態を示す斜視図
家具類を固定している状態を示す斜視図
1 固定具 2,21,22 貫通孔 11 芯板部材 12,13 化粧部材 12a,13a 第一の化粧部材 12b,13b 第二の化粧部材 13c 第三の化粧部材 13d 第四の化粧部材 30 棚 31 棚板 32 棚受け 40 家具類 50 床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 1/00 - 1/04 F16B 12/00 - 12/60 A47B 96/20,97/00
Claims (12)
- 【請求項1】 金属製の芯板部材と、前記芯板部材の全
体を覆う木板製の化粧部材とを用いて構成された、固定
具。 - 【請求項2】 前記化粧部材が、その中心部分を刳り抜
いた木板材を用いて形成されている、請求項1に記載の
固定具。 - 【請求項3】 前記化粧部材が木板材を貼り合わせて形
成されている、請求項1に記載の固定具。 - 【請求項4】 前記芯板部材と前記化粧部材とが一体化
されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の固
定具。 - 【請求項5】 前記芯板部材と前記化粧部材とを貫通す
る孔が形成されており、前記化粧部材の孔の方が前記芯
板部材の孔よりも小さく形成されている、請求項1から
4のいずれか1項に記載の固定具。 - 【請求項6】 前記芯板部材と前記化粧部材とを貫通す
る孔が形成されており、前記芯板部材の孔の方が前記化
粧部材の孔よりも小さく形成されている、請求項1から
4のいずれか1項に記載の固定具。 - 【請求項7】 固定具が、L字材、T字材、I字材、平
L字材および平T字材から選ばれる少なくとも一つであ
り、かつ金属製芯板部材が一体物で、木板製化粧部材が
接着により一体化されている、請求項1から6のいずれ
か1項に記載の固定具。 - 【請求項8】 金属製の芯板部材と、少なくとも使用の
際に前記芯板部材の露出する部分を覆う木板製の化粧部
材とを用いて構成され、 前記化粧部材が木板材を貼り合わせて形成されている、
固定具。 - 【請求項9】 金属製の芯板部材と、少なくとも使用の
際に前記芯板部材の露出する部分を覆う木板製の化粧部
材とを用いて構成され、 前記芯板部材と前記化粧部材とが一体化されている、固
定具。 - 【請求項10】 金属製の芯板部材と、少なくとも使用
の際に前記芯板部材の露出する部分を覆う木板製の化粧
部材とを用いて構成され、 前記芯板部材と前記化粧部材とを貫通する孔が形成され
ており、前記化粧部材の孔の方が前記芯板部材の孔より
も小さく形成されている、固定具。 - 【請求項11】 金属製の芯板部材と、少なくとも使用
の際に前記芯板部材の露出する部分を覆う木板製の化粧
部材とを用いて構成され、 前記芯板部材と前記化粧部材とを貫通する孔が形成され
ており、前記芯板部材の孔の方が前記化粧部材の孔より
も小さく形成されている、固定具。 - 【請求項12】 金属製の芯板部材と、少なくとも使用
の際に前記芯板部材の露出する部分を覆う木板製の化粧
部材とを用いて構成され、 L字材、T字材、I字材、平L字材および平T字材から
選ばれる少なくとも一つであり、かつ金属製芯板部材が
一体物で、木板製化粧部材が接着により一体化されてい
る、固定具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05206297A JP3231001B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 金属と木板材とを用いた固定具 |
CN98800232A CN1246784A (zh) | 1997-03-06 | 1998-04-07 | 采用金属和木板材的固定具 |
PCT/JP1998/001604 WO1999051125A1 (fr) | 1997-03-06 | 1998-04-07 | Dispositif de fixation constitue de metal et de bois |
US09/155,102 US6412745B1 (en) | 1997-03-06 | 1998-04-07 | Fastener using metal and wooden board |
TW91204345U TW526904U (en) | 1997-03-06 | 1998-09-03 | Fastener using metal and wooden board |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05206297A JP3231001B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 金属と木板材とを用いた固定具 |
PCT/JP1998/001604 WO1999051125A1 (fr) | 1997-03-06 | 1998-04-07 | Dispositif de fixation constitue de metal et de bois |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10246212A JPH10246212A (ja) | 1998-09-14 |
JP3231001B2 true JP3231001B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=26392668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05206297A Expired - Fee Related JP3231001B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 金属と木板材とを用いた固定具 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3231001B2 (ja) |
CN (1) | CN1246784A (ja) |
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