JP3224695B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP3224695B2 JP3224695B2 JP24477894A JP24477894A JP3224695B2 JP 3224695 B2 JP3224695 B2 JP 3224695B2 JP 24477894 A JP24477894 A JP 24477894A JP 24477894 A JP24477894 A JP 24477894A JP 3224695 B2 JP3224695 B2 JP 3224695B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/07—Details of compressors or related parts
- F25B2400/075—Details of compressors or related parts with parallel compressors
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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- F25B2600/021—Inverters therefor
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は１台の室外ユニットに複
数台の室内ユニットが並列に接続された所謂、マルチタ
イプの空気調和機に関する。
数台の室内ユニットが並列に接続された所謂、マルチタ
イプの空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種空気調和機の１例が図２及
び図３に示されている。図２において、１台の室外ユニ
ット１に複数台（図では３台）の室内ユニット２ａ、２
ｂ、２ｃが冷媒配管を介して互いに並列に接続されてい
る。室外ユニット１はインバータ制御圧縮機３、オン・
オフ制御圧縮機４、５、四方切換弁６、室外熱交換器
７、室外フアン１３、膨張弁８、逆止弁９等を備えてい
る。室内ユニット２ａ、２ｂ、２ｃは室内熱交換器１０
ａ、１０ｂ、１０ｃ、電子膨張弁からなる冷媒流量調整
機構１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、室内フアン１２ａ、１２
ｂ、１２ｃ等を備えている。
び図３に示されている。図２において、１台の室外ユニ
ット１に複数台（図では３台）の室内ユニット２ａ、２
ｂ、２ｃが冷媒配管を介して互いに並列に接続されてい
る。室外ユニット１はインバータ制御圧縮機３、オン・
オフ制御圧縮機４、５、四方切換弁６、室外熱交換器
７、室外フアン１３、膨張弁８、逆止弁９等を備えてい
る。室内ユニット２ａ、２ｂ、２ｃは室内熱交換器１０
ａ、１０ｂ、１０ｃ、電子膨張弁からなる冷媒流量調整
機構１１ａ、１１ｂ、１１ｃ、室内フアン１２ａ、１２
ｂ、１２ｃ等を備えている。
【０００３】冷房運転時、圧縮機３、４、５から吐出さ
れたガス冷媒は、実線矢印で示すように合流して四方切
換弁６を経て室外熱交換器７に入り、ここで室外フアン
13によって送られた外気に放熱することによって凝縮液
化する。
れたガス冷媒は、実線矢印で示すように合流して四方切
換弁６を経て室外熱交換器７に入り、ここで室外フアン
13によって送られた外気に放熱することによって凝縮液
化する。
【０００４】この液冷媒は逆止弁９を経て室内ユニット
2a、2b、2cに並列に流入し、冷媒流量調整機構11a 、11
b 、11c で絞られることによって断熱膨張した後、室内
熱交換器10a 、10b 、10c に入り、ここで室内フアン12
a 、12b 、12c によって送られた室内空気を冷却するこ
とによって蒸発気化する。このガス冷媒は室外ユニット
１に戻り、四方切換弁６を経て圧縮機３、４、５に並列
に吸入される。
2a、2b、2cに並列に流入し、冷媒流量調整機構11a 、11
b 、11c で絞られることによって断熱膨張した後、室内
熱交換器10a 、10b 、10c に入り、ここで室内フアン12
a 、12b 、12c によって送られた室内空気を冷却するこ
とによって蒸発気化する。このガス冷媒は室外ユニット
１に戻り、四方切換弁６を経て圧縮機３、４、５に並列
に吸入される。
【０００５】暖房運転時、四方切換弁６が破線で示すよ
うに切換えられ、圧縮機３、４、５から吐出されたガス
冷媒は、破線矢印で示すように合流して四方切換弁６を
経て室内ユニット2a、2b、2cの室内熱交換器10a 、10b
、10c に入り、ここで室内空気を加熱することによっ
て凝縮液化する。
うに切換えられ、圧縮機３、４、５から吐出されたガス
冷媒は、破線矢印で示すように合流して四方切換弁６を
経て室内ユニット2a、2b、2cの室内熱交換器10a 、10b
、10c に入り、ここで室内空気を加熱することによっ
て凝縮液化する。
【０００６】次いで、この液冷媒は冷媒流量調整機構１
１ａ、１１ｂ、１１ｃを経て室外ユニットに戻り、その
膨張弁８で断熱膨張した後、室外熱交換器７に入りここ
で蒸発気化する。このガス冷媒は四方切換弁６を経て圧
縮機３、４、５に並列に吸入される。
１ａ、１１ｂ、１１ｃを経て室外ユニットに戻り、その
膨張弁８で断熱膨張した後、室外熱交換器７に入りここ
で蒸発気化する。このガス冷媒は四方切換弁６を経て圧
縮機３、４、５に並列に吸入される。
【０００７】この空気調和機の制御ブロック図が図３に
示されている。室外ユニット１は室外制御装置20を備
え、その内部には運転周波数決定手段21、出力手段22、
23、24、インバータ25、オン・オフスイッチ26、27等が
収納されている。
示されている。室外ユニット１は室外制御装置20を備
え、その内部には運転周波数決定手段21、出力手段22、
23、24、インバータ25、オン・オフスイッチ26、27等が
収納されている。
【０００８】電源100 からの電流はインバータ25を介し
てインバータ制御圧縮機３に供給され、かつ、オン・オ
フスイッチ26、26を介してオン・オフ制御圧縮機４、５
に供給される。そして、これらインバータ25及びオン・
オフスイッチ26、27は運転周波数決定手段21から出力手
段22、23、24を介して出力される指令によって制御され
る。
てインバータ制御圧縮機３に供給され、かつ、オン・オ
フスイッチ26、26を介してオン・オフ制御圧縮機４、５
に供給される。そして、これらインバータ25及びオン・
オフスイッチ26、27は運転周波数決定手段21から出力手
段22、23、24を介して出力される指令によって制御され
る。
【０００９】室内ユニット2a、2b、2cはそれぞれ運転操
作盤32a 、32b 、32c 、室内温度センサ33a 、33b 、33
c 及び室内制御装置30a 、30b 、30c を備え、これら室
内制御装置の内部には要求周波数決定手段31a 、31b 、
31c が収納されている。
作盤32a 、32b 、32c 、室内温度センサ33a 、33b 、33
c 及び室内制御装置30a 、30b 、30c を備え、これら室
内制御装置の内部には要求周波数決定手段31a 、31b 、
31c が収納されている。
【００１０】運転操作盤32a 、32b 、32c の内部には室
内ユニットの運転／停止スイッチ34a 、34b 、34c 、冷
房・暖房・除湿・送風等の運転モードを選択する運転モ
ード切換スイッチ35ａ、35b 、35c 、室内温度設定器36
a 、36b 、36c 等が収納されている。運転／停止スイッ
チ34a 、34b 、34c からは運転又は停止指令が、運転モ
ード切換スイッチ35a 、35b 、35c からは選択された運
転モードが、室内温度設定器36a 、36b 、36c からは設
定された室内温度が要求周波数決定手段31a 、31b 、31
c に入力される。
内ユニットの運転／停止スイッチ34a 、34b 、34c 、冷
房・暖房・除湿・送風等の運転モードを選択する運転モ
ード切換スイッチ35ａ、35b 、35c 、室内温度設定器36
a 、36b 、36c 等が収納されている。運転／停止スイッ
チ34a 、34b 、34c からは運転又は停止指令が、運転モ
ード切換スイッチ35a 、35b 、35c からは選択された運
転モードが、室内温度設定器36a 、36b 、36c からは設
定された室内温度が要求周波数決定手段31a 、31b 、31
c に入力される。
【００１１】要求周波数決定手段31a 、31b 、31c は運
転／停止スイッチ34a 、34b 、34cから運転指令を受信
したとき、運転モード切換スイッチ35a 、35b 、35c で
選択された運転モード、室内温度設定器36a 、36b 、36
c で設定された設定室内温度及び室内温度センサ33a 、
33b 、33c の検出値に基づいて予め記憶している所定の
演算式により室内ユニット2a、2b、2cの負荷を求め、こ
れを要求周波数に変換して室外制御装置20の運転周波数
決定手段21に出力する。
転／停止スイッチ34a 、34b 、34cから運転指令を受信
したとき、運転モード切換スイッチ35a 、35b 、35c で
選択された運転モード、室内温度設定器36a 、36b 、36
c で設定された設定室内温度及び室内温度センサ33a 、
33b 、33c の検出値に基づいて予め記憶している所定の
演算式により室内ユニット2a、2b、2cの負荷を求め、こ
れを要求周波数に変換して室外制御装置20の運転周波数
決定手段21に出力する。
【００１２】これと同時に、図示を省略したが、要求周
波数は冷媒流量調整機構１１ａ、１１ｂ、１１ｃに出力
されその開度は要求周波数に応じて調整される。これに
よって、室内熱交換器１０ａ、１０ｂ、１０ｃを流過す
る冷媒流量が調整され、各室内ユニット２ａ、２ｂ、２
ｃはその負荷に見合った能力で運転される。
波数は冷媒流量調整機構１１ａ、１１ｂ、１１ｃに出力
されその開度は要求周波数に応じて調整される。これに
よって、室内熱交換器１０ａ、１０ｂ、１０ｃを流過す
る冷媒流量が調整され、各室内ユニット２ａ、２ｂ、２
ｃはその負荷に見合った能力で運転される。
【００１３】室内ユニットの負荷が零、即ち、要求周波
数がOHz となると、冷媒流量調整機構11a 、11b 、11c
の開度は冷房運転時には全閉となるが、暖房運転時には
微少開度となり室内フアン12a 、12b 、12c が運転され
る。この状態をサーモオフという。
数がOHz となると、冷媒流量調整機構11a 、11b 、11c
の開度は冷房運転時には全閉となるが、暖房運転時には
微少開度となり室内フアン12a 、12b 、12c が運転され
る。この状態をサーモオフという。
【００１４】このサーモオフ時に冷媒流量調整機構11a
、11b 、11c を全閉とせずに微少開度としているの
は、微少量の冷媒を循環させることにより、室内熱交換
器10a 、10b 、10c 内に液冷媒が溜まり込むのを防止す
るためである。なお、室内ユニットの停止時及び送風モ
ードの場合もサーモオフと同様の開度となる。
、11b 、11c を全閉とせずに微少開度としているの
は、微少量の冷媒を循環させることにより、室内熱交換
器10a 、10b 、10c 内に液冷媒が溜まり込むのを防止す
るためである。なお、室内ユニットの停止時及び送風モ
ードの場合もサーモオフと同様の開度となる。
【００１５】各室内ユニット２ａ、２ｂ、２ｃから出力
された要求周波数が室外ユニット１の運転周波数決定手
段２１に入力されると、この決定手段２１は予め記憶し
ている所定の演算式や制御マップに基づいて全圧縮機
３、４、５の合計能力を求め、これを周波数に換算して
運転周波数を決定する。
された要求周波数が室外ユニット１の運転周波数決定手
段２１に入力されると、この決定手段２１は予め記憶し
ている所定の演算式や制御マップに基づいて全圧縮機
３、４、５の合計能力を求め、これを周波数に換算して
運転周波数を決定する。
【００１６】決定された運転周波数は出力手段22を経て
インバータ25に出力され、インバータ制御圧縮機３はそ
の運転周波数で運転される。また、決定されたオン・オ
フ指令は出力手段23、24を経てオン・オフスイッチ26、
27に出力され、オン・オフ制御圧縮機４、５は運転又は
停止される。
インバータ25に出力され、インバータ制御圧縮機３はそ
の運転周波数で運転される。また、決定されたオン・オ
フ指令は出力手段23、24を経てオン・オフスイッチ26、
27に出力され、オン・オフ制御圧縮機４、５は運転又は
停止される。
【００１７】運転周波数（ＦＫ）と、圧縮機３の運転周
波数及び圧縮機４、５のオン・オフとの関係が表２に示
され、室内ユニット２ａ、２ｂ、２ｃの要求負荷に応じ
て３台の圧縮機３、４、５が運転制御され、これらの能
力が調整される。
波数及び圧縮機４、５のオン・オフとの関係が表２に示
され、室内ユニット２ａ、２ｂ、２ｃの要求負荷に応じ
て３台の圧縮機３、４、５が運転制御され、これらの能
力が調整される。
【００１８】運転周波数決定手段21に記憶されている演
算式の１例が下記の式（１）（２）に示されている。 冷房運転時 FK＝Σf ───（１） 暖房運転時 FK＝Σf ＋Ｙ ───（２） 但し、 FK；運転周波数 ｆ；各室内ユニットの要求周波数 Ｙ；サーモオフ及び送風状態にある室内ユニットの合計
台数に対応する加算分で、その１例が表３に示されてい
る。
算式の１例が下記の式（１）（２）に示されている。 冷房運転時 FK＝Σf ───（１） 暖房運転時 FK＝Σf ＋Ｙ ───（２） 但し、 FK；運転周波数 ｆ；各室内ユニットの要求周波数 Ｙ；サーモオフ及び送風状態にある室内ユニットの合計
台数に対応する加算分で、その１例が表３に示されてい
る。
【００１９】このように、運転周波数（FK) は冷房運転
時には各室内ユニットの要求周波数（f)を合計して求め
られるが、暖房運転時にはサーモオフ及び送風状態にあ
る室内ユニットには微少流量の冷媒が流れるので、その
合計台数に応じて加算周波数が加えられる。室内ユニッ
トの運転状態に対応する各機器の状態が表４にまとめて
示されている。
時には各室内ユニットの要求周波数（f)を合計して求め
られるが、暖房運転時にはサーモオフ及び送風状態にあ
る室内ユニットには微少流量の冷媒が流れるので、その
合計台数に応じて加算周波数が加えられる。室内ユニッ
トの運転状態に対応する各機器の状態が表４にまとめて
示されている。
【００２０】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、その暖房運転時、送風及びサーモオフ状態
にある室内ユニットの合計台数に対応する加算周波数を
要求周波数の合計に加算していたが、停止状態にある室
内ユニットは室内フアン12が停止していることから室内
熱交換器10内に流入する冷媒流量が送風又はサーモオフ
状態にある室内ユニットのそれより少なくなるため、停
止状態にある室内ユニットの合計台数に応じて運転周波
数の補正を行っていなかった。
においては、その暖房運転時、送風及びサーモオフ状態
にある室内ユニットの合計台数に対応する加算周波数を
要求周波数の合計に加算していたが、停止状態にある室
内ユニットは室内フアン12が停止していることから室内
熱交換器10内に流入する冷媒流量が送風又はサーモオフ
状態にある室内ユニットのそれより少なくなるため、停
止状態にある室内ユニットの合計台数に応じて運転周波
数の補正を行っていなかった。
【００２１】しかし、最近では１台の室外ユニットに接
続される室内ユニットの台数が増加しており、従って、
停止ユニットの台数が増加すると、運転中の他の室内ユ
ニットの暖房能力が低下するという問題が発生してき
た。
続される室内ユニットの台数が増加しており、従って、
停止ユニットの台数が増加すると、運転中の他の室内ユ
ニットの暖房能力が低下するという問題が発生してき
た。
【００２２】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、少なくとも１台のインバータ制御圧縮機、四方
切換弁、室外熱交換器、室外制御装置等を備えた１台の
室外ユニットに室内熱交換器、室内フアン、冷媒流量調
整機構、室内制御装置等を備えた複数台の室内ユニット
が冷媒配管を介して並列に接続され、上記各室内制御装
置は運転／停止スイッチ、運転モード切換スイッチ、室
内温度センサ、室内温度設定器の出力に基づいて要求周
波数を決定するとともに上記冷媒流量調整機構の開度を
調整し、暖房運転時には停止、送風及びサーモオフ状態
にある室内ユニットの冷媒流量調整機構を微少開度とし
てその室内熱交換器に微量の冷媒を循環させる空気調和
機において、上記室外制御装置は各室内ユニットから出
力された要求周波数を合計する要求周波数合計手段と、
送風及びサーモオフ状態にある室内ユニットの合計台数
に対応する加算周波数を算出する手段と、停止状態にあ
る室内ユニットの合計台数に対応する加算周波数を算出
する手段と、上記各手段で算出された周波数を合算する
運転周波数合算手段を備え、上記運転周波数合算手段に
よって合算された運転周波数に基づいて上記圧縮機の能
力を調整することを特徴とする空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、少なくとも１台のインバータ制御圧縮機、四方
切換弁、室外熱交換器、室外制御装置等を備えた１台の
室外ユニットに室内熱交換器、室内フアン、冷媒流量調
整機構、室内制御装置等を備えた複数台の室内ユニット
が冷媒配管を介して並列に接続され、上記各室内制御装
置は運転／停止スイッチ、運転モード切換スイッチ、室
内温度センサ、室内温度設定器の出力に基づいて要求周
波数を決定するとともに上記冷媒流量調整機構の開度を
調整し、暖房運転時には停止、送風及びサーモオフ状態
にある室内ユニットの冷媒流量調整機構を微少開度とし
てその室内熱交換器に微量の冷媒を循環させる空気調和
機において、上記室外制御装置は各室内ユニットから出
力された要求周波数を合計する要求周波数合計手段と、
送風及びサーモオフ状態にある室内ユニットの合計台数
に対応する加算周波数を算出する手段と、停止状態にあ
る室内ユニットの合計台数に対応する加算周波数を算出
する手段と、上記各手段で算出された周波数を合算する
運転周波数合算手段を備え、上記運転周波数合算手段に
よって合算された運転周波数に基づいて上記圧縮機の能
力を調整することを特徴とする空気調和機にある。
【００２３】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、空気調和機の暖房運転時、室外制御装置は各室内ユ
ニットから出力された要求周波数を合計して求められた
周波数にサーモオフ及び送風状態にある室内ユニットの
合計台数に対応する加算周波数及び停止状態にある室内
ユニットの合計台数に対応する加算周波数を合算して算
出された運転周波数に基づいて圧縮機の能力を調整す
る。
め、空気調和機の暖房運転時、室外制御装置は各室内ユ
ニットから出力された要求周波数を合計して求められた
周波数にサーモオフ及び送風状態にある室内ユニットの
合計台数に対応する加算周波数及び停止状態にある室内
ユニットの合計台数に対応する加算周波数を合算して算
出された運転周波数に基づいて圧縮機の能力を調整す
る。
【００２４】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。図
１に示すように、室外ユニット１の室外制御装置20は運
転周波数決定手段28を備え、この運転周波数決定手段28
には各室内ユニット2a、2b、2cの要求周波数決定手段31
a 、31b 、31c から出力された要求周波数と運転/ 停止
スイッチ34a、34b 、34c の設定状態( オン又はオフ)
が入力される。
１に示すように、室外ユニット１の室外制御装置20は運
転周波数決定手段28を備え、この運転周波数決定手段28
には各室内ユニット2a、2b、2cの要求周波数決定手段31
a 、31b 、31c から出力された要求周波数と運転/ 停止
スイッチ34a、34b 、34c の設定状態( オン又はオフ)
が入力される。
【００２５】この運転周波数決定手段２８は各室内ユニ
ット２ａ、２ｂ、２ｃの要求周波数決定手段３１ａ、３
１ｂ、３１ｃから出力された要求周波数を合計する要求
周波数合計手段２８Ａと、送風及びサーモオフ状態にあ
る室内ユニットの合計台数に対応する加算周波数を算出
する手段２８Ｂと、停止状態にある室内ユニットの合計
台数に対応する加算周波数を算出する手段２８Ｃと、上
記各手段２８Ａ，２８Ｂ、２８Ｃで算出された周波数を
合算する運転周波数合算品２８Ｄを具備している。
ット２ａ、２ｂ、２ｃの要求周波数決定手段３１ａ、３
１ｂ、３１ｃから出力された要求周波数を合計する要求
周波数合計手段２８Ａと、送風及びサーモオフ状態にあ
る室内ユニットの合計台数に対応する加算周波数を算出
する手段２８Ｂと、停止状態にある室内ユニットの合計
台数に対応する加算周波数を算出する手段２８Ｃと、上
記各手段２８Ａ，２８Ｂ、２８Ｃで算出された周波数を
合算する運転周波数合算品２８Ｄを具備している。
【００２６】なお、送風、サーモオフ及び停止状態にあ
る室内ユニットからは要求周波数として０Hzが出力され
る。
る室内ユニットからは要求周波数として０Hzが出力され
る。
【００２７】各室内ユニット２ａ、２ｂ、２ｃから運転
／停止スイッチ３４ａ、３４ｂ、３４ｃの設定状態、即
ち、オン・オフ信号と要求周波数が運転周波数決定手段
２８に入力されると、運転周波数決定手段２８は送風及
びサーモオフ状態にある室内ユニットの台数及び停止状
態にある室内ユニットの台数をカウントし、その内部に
記憶されている下記の式（１）、（３）に示す演算式に
よって運転周波数（ＦＫ）を算出する。 冷房運転時 ＦＫ＝Σｆ （１） 暖房運転時 ＦＫ＝Σｆ＋Ｙ＋Ｚ （３） 但し、 ｆ；各室内ユニットの要求周波数 Ｙ；サーモオフ及び送風状態にある室内ユニットの合計台数に 対応する加算分のその１例は表３に示されている。 Ｚ；停止状態にある室内ユニットの合計台数に対応する加算分 で、その１例が表１に示されている。
／停止スイッチ３４ａ、３４ｂ、３４ｃの設定状態、即
ち、オン・オフ信号と要求周波数が運転周波数決定手段
２８に入力されると、運転周波数決定手段２８は送風及
びサーモオフ状態にある室内ユニットの台数及び停止状
態にある室内ユニットの台数をカウントし、その内部に
記憶されている下記の式（１）、（３）に示す演算式に
よって運転周波数（ＦＫ）を算出する。 冷房運転時 ＦＫ＝Σｆ （１） 暖房運転時 ＦＫ＝Σｆ＋Ｙ＋Ｚ （３） 但し、 ｆ；各室内ユニットの要求周波数 Ｙ；サーモオフ及び送風状態にある室内ユニットの合計台数に 対応する加算分のその１例は表３に示されている。 Ｚ；停止状態にある室内ユニットの合計台数に対応する加算分 で、その１例が表１に示されている。
【００２８】このように運転周波数(FK)は冷房運転時に
は従来と同様であるが、暖房運転時には従来の演算方法
によって算出された運転周波数に停止状態にある室内ユ
ニットの合計台数に対応する加算周波数が加えられる。
他の構成は図２及び図３に示す従来のものと同様であ
り、対応する部材には同じ符号が付されている。
は従来と同様であるが、暖房運転時には従来の演算方法
によって算出された運転周波数に停止状態にある室内ユ
ニットの合計台数に対応する加算周波数が加えられる。
他の構成は図２及び図３に示す従来のものと同様であ
り、対応する部材には同じ符号が付されている。
【００２９】
【発明の効果】本発明においては、空気調和機の暖房運
転時、室外制御装置は各室内ユニットから出力された要
求周波数を合計して求められた周波数にサーモオフ及び
送風状態にある室内ユニットの合計台数に対応する加算
周波数及び停止状態にある室内ユニットの合計台数に対
応する加算周波数を合算して算出された運転周波数に基
づいて圧縮機の能力を調整する。この結果、暖房運転
時、圧縮機の能力は各室内ユニットから出力された要求
周波数を合計したものに見合う能力より停止、送風及び
サーモオフ状態にある室内ユニットの各熱交換器に微量
流れる冷媒循環量に対応する量だけ増大するので、運転
中の他の室内ユニットへの冷媒循環量不足に伴う暖房能
力の低下を防止することができる。
転時、室外制御装置は各室内ユニットから出力された要
求周波数を合計して求められた周波数にサーモオフ及び
送風状態にある室内ユニットの合計台数に対応する加算
周波数及び停止状態にある室内ユニットの合計台数に対
応する加算周波数を合算して算出された運転周波数に基
づいて圧縮機の能力を調整する。この結果、暖房運転
時、圧縮機の能力は各室内ユニットから出力された要求
周波数を合計したものに見合う能力より停止、送風及び
サーモオフ状態にある室内ユニットの各熱交換器に微量
流れる冷媒循環量に対応する量だけ増大するので、運転
中の他の室内ユニットへの冷媒循環量不足に伴う暖房能
力の低下を防止することができる。
【図１】本発明の１実施例に係る空気調和機の制御ブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】従来の空気調和機の冷媒回路図である。
【図３】従来の空気調和機の制御ブロック図である。
１ 室外ユニット ３ インバータ制御圧縮機 ４ オン・オフ制御圧縮機 ６ 四方切換弁 ７ 室外熱交換器 20 室外制御装置 2a、2b、2c 室内ユニット 10a 、10b 、10c 室内熱交換器 12a 、12b 、12c 室内フアン 11a 、11b 、11c 冷媒流量調整機構 30a 、30b 、30c 室内制御装置 31a 、31b 、31c 要求周波数決定手段 28 運転周波数決定手段 28A 要求周波数合計手段 28B 送風ユニット及びサーモオフユニットに対応する加
算周波数の算出手段 28C 停止ユニットに対応する加算周波数の算出手段 28D 運転周波数合算手段
算周波数の算出手段 28C 停止ユニットに対応する加算周波数の算出手段 28D 運転周波数合算手段
【表１】
【表２】
【表３】
【表４】
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−123474（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−312386（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−296594（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−155141（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−161764（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−193563（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−163727（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−137460（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 11/02 102
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも１台のインバータ制御圧縮
機、四方切換弁、室外熱交換器、室外制御装置等を備え
た１台の室外ユニットに室内熱交換器、室内フアン、冷
媒流量調整機構、室内制御装置等を備えた複数台の室内
ユニットが冷媒配管を介して並列に接続され、上記各室
内制御装置は運転／停止スイッチ、運転モード切換スイ
ッチ、室内温度センサ、室内温度設定器の出力に基づい
て要求周波数を決定するとともに上記冷媒流量調整機構
の開度を調整し、暖房運転時には停止、送風及びサーモ
オフ状態にある室内ユニットの冷媒流量調整機構を微少
開度としてその室内熱交換器に微量の冷媒を循環させる
空気調和機において、上記室外制御装置は各室内ユニッ
トから出力された要求周波数を合計する要求周波数合計
手段と、送風及びサーモオフ状態にある室内ユニットの
合計台数に対応する加算周波数を算出する手段と、停止
状態にある室内ユニットの合計台数に対応する加算周波
数を算出する手段と、上記各手段で算出された周波数を
合算する運転周波数合算手段を備え、上記運転周波数合
算手段によって合算された運転周波数に基づいて上記圧
縮機の能力を調整することを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24477894A JP3224695B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24477894A JP3224695B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882433A JPH0882433A (ja) | 1996-03-26 |
| JP3224695B2 true JP3224695B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=17123787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24477894A Expired - Lifetime JP3224695B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3224695B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105571079A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-05-11 | 广东美的暖通设备有限公司 | 一种多联外机应对内机容量变化时的控制方法及控制系统 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR0161217B1 (ko) * | 1996-05-06 | 1999-01-15 | 구자홍 | 멀티형 공기조화기의 제어방법 |
| JP3275870B2 (ja) * | 1999-02-19 | 2002-04-22 | ダイキン工業株式会社 | マルチ形空気調和機 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP24477894A patent/JP3224695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105571079A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-05-11 | 广东美的暖通设备有限公司 | 一种多联外机应对内机容量变化时的控制方法及控制系统 |
| CN105571079B (zh) * | 2016-01-28 | 2019-01-25 | 广东美的暖通设备有限公司 | 一种多联外机应对内机容量变化时的控制方法及控制系统 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0882433A (ja) | 1996-03-26 |
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