Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP3223468U - エレベータ巻上機構造 - Google Patents

エレベータ巻上機構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3223468U
JP3223468U JP2019002826U JP2019002826U JP3223468U JP 3223468 U JP3223468 U JP 3223468U JP 2019002826 U JP2019002826 U JP 2019002826U JP 2019002826 U JP2019002826 U JP 2019002826U JP 3223468 U JP3223468 U JP 3223468U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
main body
chamber
attached
input shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019002826U
Other languages
English (en)
Inventor
蔡振中
曹常俊
陳文振
張俊彦
姜宗佑
林彦伶
Original Assignee
長岡機電股▲分▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 長岡機電股▲分▼有限公司 filed Critical 長岡機電股▲分▼有限公司
Priority to JP2019002826U priority Critical patent/JP3223468U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3223468U publication Critical patent/JP3223468U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】全体の体積が小さく、取り付け易く、伝動効率が高く、安全性が高いエレベータ巻上機構造を提供する。【解決手段】エレベータ巻上機構造は、本体1を備える。本体内には、モータチャンバ及び減速チャンバが形成される。モータチャンバは、減速チャンバに連通する。モータチャンバ内には、モータユニット2が取り付けられる。減速チャンバ内には、減速ユニットが取り付けられる。モータユニットは、固定子21及びロータ22を含む。モータチャンバ内には、組立部が成形され、固定子は組立部の周壁に取り付けられる。ロータは、固定子に対応するように固定子の周囲に配置される。回転盤ベースをさらに備え、回転盤ベースの周壁には、ブレーキリング25が成形される。ブレーキリングの内壁にロータ22が取り付けられる。ブレーキリングの位置に対応するブレーキシュー43をさらに備える。【選択図】図1

Description

本考案は、エレベータ巻上機構造に関し、特に、全体の体積が小さく、取り付け易く、伝動効率が高く、安全性が高いエレベータ巻上機構造に関する。
例えば特許文献1の場合、減速及び高トルクの変成器がIPMモータと分離設置されているため、装置全体が大型となって小型化が困難であり、設置すると大きなスペースをとる上、部品が多すぎて設置に手間がかかるため、取り付けは容易でなかった。分離設置されている変成器とIPMモータとが回転軸により接続されていたため、運動エネルギーがロスし、センタリングが容易でなく、使用すると振動、騒音などが発生してしまうことがあった。そのため、鉄骨梁底板及びフランジを別途取り付けて回転軸を支えなくてはならなかったため、製造コスト及び組立時間が多くかかった。また、その変速減速機のブレーキが回転軸に固設され、変成器及びIPMモータから露出されているため、油汚れ、埃などが侵入して付着し、ブレーキが効かなくなってしまうことがあり、安全上も問題があった。
また、例えば特許文献2の場合、ウォーム歯車の減速機のウォームギア及びウォームホイールに、互いに垂直に設置する組立構造が採用されていたため、巻上機の体積を小型化することが困難で、ウォーム歯車の変換効率が約40〜50%であるため、低変換率で大パワーのモータ駆動が必要であり、巻上機が相対的に大きくなってしまうという欠点があり、設置が困難である上、ウォーム歯車にねじ山潰れが発生する危険性もあった。また、特許文献2では、ロータに対して直接ブレーキをかけるのではなく、アウターロータが形成したブレーキドラムに対してブレーキをかける間接ブレーキであったため、摩擦力のロスが増え、効率的にブレーキをかけることはできなかった。
台湾実用新案公告第M530306号公報 台湾特許第I453159号公報
本考案の目的は、全体の体積が小さく、取り付け易く、伝動効率が高く、安全性が高いエレベータ巻上機構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、本体を備えた、エレベータ巻上機構造であって、前記本体内には、モータチャンバ及び減速チャンバが形成され、前記モータチャンバは、前記減速チャンバに連通し、前記モータチャンバ内には、モータユニットが取り付けられ、前記減速チャンバ内には、減速ユニットが取り付けられ、前記モータユニットは、固定子及びロータを含み、前記本体の前記モータチャンバ内には、組立部が成形され、前記固定子が前記組立部の周壁に取り付けられ、前記ロータは、前記固定子に対応するように前記固定子の周囲に配置され、回転盤ベースをさらに備え、前記回転盤ベースの周壁には、ブレーキリングが成形され、前記ブレーキリングの内壁には、前記ロータが取り付けられ、前記回転盤ベースの中心部には、入力軸が接続され、前記入力軸の一端は、前記モータチャンバのチャンバ壁及び前記入力軸に対応した軸孔に回転可能に取り付けられ、前記入力軸の他端が前記減速チャンバまで延び、前記減速チャンバのチャンバ壁及び前記入力軸に対応した前記軸孔に回転可能に組み合わされ、前記入力軸には、前記減速ユニットの第1のはす歯ギアが取り付けられ、前記減速チャンバのチャンバ壁には、対応した2つの軸孔が形成され、2つの前記軸孔には、出力軸の両端が回転可能に取り付けられ、前記入力軸と前記出力軸とが平行に配設され、前記出力軸には、第2のはす歯ギアが固設され、前記第1のはす歯ギアと噛合し、前記出力軸の一端が前記本体の外側に延びてメインワイヤロープホイールと組み合わされ、前記本体の前記モータチャンバの少なくとも一側には、ブレーキ孔が形成され、ブレーキユニットをさらに備え、前記ブレーキユニットは、少なくとも1つのブレーキ動力源を含み、前記ブレーキ動力源は、前記本体に取り付けられ、前記ブレーキ動力源の伝動軸には、ブレーキシューが接続され、前記ブレーキシューは、前記本体の前記ブレーキ孔中に位置し、前記回転盤ベースの前記ブレーキリングの位置に対応することを特徴とする、エレベータ巻上機構造が提供される。
前記本体内には、分離プレートにより分離形成された互いに隣り合う前記モータチャンバ及び前記減速チャンバが形成され、前記モータチャンバの前記組立部は、前記分離プレートに接続され、前記組立部の中央部には、凹溝が形成され、前記凹溝の溝底中心部には、貫通孔が形成されて前記減速チャンバに連通し、前記回転盤ベースの前記入力軸の他端が前記貫通孔に挿通されてから前記減速チャンバ中まで延び、前記凹溝の溝底下には、少なくとも1つの油抜き溝が形成され、前記油抜き溝が前記本体の外部に連通し、前記本体の前記凹溝の溝底には、前記貫通孔を覆うオイルシールキャップが固設され、前記オイルシールキャップの中央部には、オイルシールが取り付けられ、前記オイルシールの中心部には、オイルシール孔が形成され、前記回転盤ベースの前記入力軸の他端は、前記貫通孔に取付けられた前記オイルシールの前記オイルシールキャップに挿通されて前記減速チャンバ中まで延びることが好ましい。
前記本体の前記モータチャンバの両側には、前記ブレーキ孔がそれぞれ形成され、前記ブレーキユニットは、前記ブレーキ動力源を有し、前記ブレーキ動力源には、2つの対応した前記伝動軸が設けられ、前記本体の両側には、2つのブレーキアームがそれぞれ設けられ、前記2つのブレーキアームは、上端が前記ブレーキ動力源の前記伝動軸にそれぞれ取り付けられ、底端が前記本体にそれぞれ枢着し、前記2つのブレーキアームの内面には、前記本体の両側の前記ブレーキ孔に対応するように前記ブレーキシューがそれぞれ取り付けられ、2つの前記ブレーキシューは、前記本体の2つの前記ブレーキ孔中にそれぞれ位置し、前記回転盤ベースの前記ブレーキリングの位置に対応し、前記ブレーキシューの上下両端間に弾性部材が設けられ、前記弾性部材及び前記ブレーキシューが前記本体に組み合わされることが好ましい。
前記本体は、前記モータチャンバの両側に形成された前記ブレーキ孔を有し、前記本体の2つの前記ブレーキ孔には、前記ブレーキ動力源がそれぞれ設けられ、2つの前記ブレーキ動力源は、前記伝動軸をそれぞれ有し、前記伝動軸には、磁性ブレーキシューがそれぞれ取り付けられ、前記磁性ブレーキシューは、前記本体の2つの前記ブレーキ孔中にそれぞれ位置し、前記回転盤ベースの前記ブレーキリングの位置に対応することが好ましい。
本考案のエレベータ巻上機構造は、エレベータ巻上機がオンされると、モータユニットの固定子に給電されてロータが回転して減速ユニットが稼働し、減速ユニットによりメインワイヤロープホイールが回転し、ワイヤロープによりエレベータかごの上昇・下降を行う。エレベータかごの動きを停めたいときは、ブレーキ動力源を駆動し、モータユニットのロータに接続されたブレーキリングにブレーキシューを押し当ててロータの回転を止め、エレベータかごを所望の階に停めることができる。
本考案の一実施形態に係るエレベータ巻上機構造を示す正面図である。 本考案の一実施形態に係るエレベータ巻上機構造を示す側面断面図である。 本考案の一実施形態に係るエレベータ巻上機構造の使用状態の説明図である。 本考案の他の実施形態に係るエレベータ巻上機構造を示す正面図である。 本考案の他の実施形態に係るエレベータ巻上機構造の使用状態の説明図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態に係るエレベータ巻上機構造は、少なくとも本体1、モータユニット2、減速ユニット3及びブレーキユニット4から構成されてなる。
本体1内には、分離プレート11により分離した互いに隣り合うモータチャンバ12及び減速チャンバ13が形成される。モータチャンバ12には、分離プレート11に接続した組立部14が設けられる。組立部14の中央部には、凹溝141が形成される。凹溝141は、溝底中心部に貫通孔142が形成されて減速チャンバ13に連通し(図2に示すように、凹溝141と減速チャンバ13とが連通する箇所が凹溝141の溝底位置に成形され、凹溝141の溝底の他方の箇所が凹溝141の溝口に成形される)、組立部14を凹溝141に位置させる溝口には、軸受座15が取り付けられ、軸受座15の中央部には軸受151が取り付けられ、凹溝141の溝底には、貫通孔142を覆うオイルシールキャップ16が固設される。
オイルシールキャップ16の中央部には、オイルシール161が取り付けられるとともに、オイルシール161中心部のオイルシール孔162と、軸受151中心部の軸受孔152とは位置が対応し、凹溝141の溝底下には、少なくとも1つの油抜き溝17が形成され、油抜き溝17が本体1の外部に連通し、本体1のモータチャンバ12の両側には、ブレーキ孔18がそれぞれ形成される。
モータユニット2は、本体1のモータチャンバ12内に取り付けられ、固定子21及びロータ22を含む。固定子21は、モータチャンバ12の組立部14の周壁に取り付けられる。ロータ22は、固定子21に対応するように固定子21の周囲に配置される。
回転盤ベース23をさらに備える。回転盤ベース23の中心部には、入力軸24が接続され、入力軸24の一端が、本体1のモータチャンバ12のチャンバ壁及び入力軸24に対応した軸孔121に回転可能に取り付けられ、入力軸24の他端が軸受孔152及びオイルシール孔162に挿通されて減速チャンバ13まで延び、減速チャンバ13のチャンバ壁と入力軸24に対応した軸孔131に回転可能に取り付けられる。回転盤ベース23の第2の端部の周側には、ブレーキリング25が成形され、ブレーキリング25の内壁にロータ22が取り付けられる。
減速ユニット3は、本体1の減速チャンバ13内に取り付けられ、第1のはす歯ギア31及び第2のはす歯ギア32を含む。第1のはす歯ギア31は、モータユニット2の入力軸24に固設される。減速チャンバ13のチャンバ壁には、対応した2つの軸孔132が形成され、出力軸33の両端が2つの軸孔132に回転可能に取り付けられ、入力軸24と出力軸33とが平行に配設される。出力軸33には、第2のはす歯ギア32が固設され、第1のはす歯ギア31と第2のはす歯ギア32とが噛合し、出力軸33の一端が本体1から外部に延び、メインワイヤロープホイール34と組み合わされる。
ブレーキユニット4は、ドラム式ブレーキ機構であるとともに、本体1に取り付けられたブレーキ動力源41を含む。ブレーキ動力源41は、電磁弁でもよい。ブレーキ動力源41には、2つの対応した伝動軸411が設けられる。2つのブレーキアーム42は、本体1の両側にそれぞれ位置する。2つのブレーキアーム42は、上端がブレーキ動力源41の伝動軸411にそれぞれ取り付けられ、底端が本体1にそれぞれ枢着する。
2つのブレーキアーム42の内面には、本体1の両側のブレーキ孔18に対応するようにブレーキシュー43がそれぞれ取り付けられ、2つのブレーキシュー43は、本体1の2つのブレーキ孔18中にそれぞれ位置し、回転盤ベース23のブレーキリング25の位置に対応し、ブレーキシュー43の上下両端間に弾性部材44が設けられ、弾性部材44及びブレーキシュー43が本体1と組み合わされる。
本考案のエレベータ巻上機構造がオンされると、モータユニット2の固定子21に給電されてロータ22間に回転磁場が発生し、ロータ22と、ロータ22に取り付けられた回転盤ベース23とが回転すると、回転盤ベース23に接続された入力軸24もこれに伴って回転する。軸受151及び軸受座15により支えられて、ロータ22、入力軸24などの動作の安定性を高める。入力軸24は、その上に固設した第1のはす歯ギア31を回転させ、第1のはす歯ギア31は、それに噛合した第2のはす歯ギア32を回転させ、第2のはす歯ギア32に接続した出力軸33を回転させ、出力軸33に接続したメインワイヤロープホイール34を作動し、メインワイヤロープホイール34に巻き掛けたワイヤロープによりエレベータかごの上昇・下降を行う。
図3を併せて参照する。図3に示すように、エレベータかごを所定の階で停める場合、ブレーキ動力源41を駆動し、ブレーキ動力源41の2つの伝動軸411により2つのブレーキアーム42をそれぞれ作動させると、2つのブレーキアーム42が取り付けられたブレーキシュー43が、本体1の両側のブレーキ孔18を介してモータチャンバ12内に進入し、ブレーキリング25に押し当てられてロータ22の回転を止め、エレベータかごを所望の階で止める。
モータユニット2のロータ22の制動を解除する場合、ブレーキ動力源41の2つの伝動軸411により2つのブレーキアーム42を復位させ、ブレーキリング25に押し当てている2つのブレーキアーム42上のブレーキシュー43をリリースすると、モータユニット2のロータ22が再び回転し、エレベータかごの上昇・下降を行う。
それによって、本考案はモータユニット2及び減速ユニット3を同一の本体1に組み合わせることにより、本考案のエレベータ巻上機構造の全体の体積を大幅に減らしてスペースを減らし、設置の手間を減らして設置し易くし、モータユニット2及び減速ユニット3を接続する入力軸24の長さを相対的に短くし、作動するときに振動、騒音などが発生することを減らして運動エネルギーのロスを減らし、組み立てるときにセンタリングが困難となる問題点を改善し、入力軸24が長すぎるときにフランジなどにより支える必要性を無くし、製造コスト及び組立時間を減らすことができる。
また、本考案のエレベータ巻上機は、ブレーキユニット4のブレーキシュー43によりモータユニット2のロータ22に対して直接ブレーキをかけるため、ブレーキが効かなくなる危険性を大幅に下げることができる。
本考案の油抜き溝17は、モータユニット2などに塗布する潤滑油を排出させ、それらの潤滑油がブレーキユニット4に進入してブレーキが効かなくなる危険性を無くすことができる。また、減速ユニット3に塗布したギア油が垂れたときに、オイルシールキャップ16及びオイルシール161により遮り、凹溝141の貫通孔142から凹溝141に流入することを防ぎ、オイルシール孔162を介して浸み入った少量のギア油をオイルシールキャップ16に沿って油抜き溝17へ案内し、外部へ排出させることができる。
図4及び図5を併せて参照する。図4及び図5に示すように、本考案の他の実施形態に係るエレベータ巻上機構造は、ブレーキユニット5を備える。ブレーキユニット5は、ディスクブレーキ機構であり、本体1の2つのブレーキ孔18には、ブレーキ動力源51がそれぞれ設けられる。
ブレーキ動力源51は、電磁弁でもよく、ブレーキ動力源51の伝動軸511に磁性ブレーキシュー52が取り付けられ、2つの磁性ブレーキシュー52が本体1の2つのブレーキ孔18中にそれぞれ位置し、回転盤ベース23のブレーキリング25の位置に対応する。これにより、2つのブレーキ動力源51をオンすると、2つの磁性ブレーキシュー52がブレーキリング25に近づき、磁性によりロータ22の回転を止め、磁性ブレーキ効果を得る。
また、本考案の本体1のブレーキ孔18の数は1つでもよいし、ブレーキユニット4,5にブレーキシュー43,52を対応して設け、ブレーキシュー43,52を本体1のブレーキ孔18中に位置させ、回転盤ベース23のブレーキリング25を対応させる。
1 本体
2 モータユニット
3 減速ユニット
4 ブレーキユニット
5 ブレーキユニット
11 分離プレート
12 モータチャンバ
13 減速チャンバ
14 組立部
15 軸受座
16 オイルシールキャップ
17 油抜き溝
18 ブレーキ孔
21 固定子
22 ロータ
23 回転盤ベース
24 入力軸
25 ブレーキリング
31 第1のはす歯ギア
32 第2のはす歯ギア
33 出力軸
34 メインワイヤロープホイール
41 ブレーキ動力源
42 ブレーキアーム
43 ブレーキシュー
44 弾性部材
51 ブレーキ動力源
52 磁性ブレーキシュー
121 軸孔
131 軸孔
132 軸孔
141 凹溝
142 貫通孔
151 軸受
152 軸受孔
161 オイルシール
162 オイルシール孔
411 伝動軸
511 伝動軸

Claims (4)

  1. 本体を備えた、エレベータ巻上機構造であって、
    前記本体内には、モータチャンバ及び減速チャンバが形成され、前記モータチャンバは、前記減速チャンバに連通し、前記モータチャンバ内には、モータユニットが取り付けられ、前記減速チャンバ内には、減速ユニットが取り付けられ、前記モータユニットは、固定子及びロータを含み、前記本体の前記モータチャンバ内には、組立部が成形され、前記固定子が前記組立部の周壁に取り付けられ、前記ロータは、前記固定子に対応するように前記固定子の周囲に配置され、
    回転盤ベースをさらに備え、前記回転盤ベースの周壁には、ブレーキリングが成形され、前記ブレーキリングの内壁には、前記ロータが取り付けられ、前記回転盤ベースの中心部には、入力軸が接続され、前記入力軸の一端は、前記モータチャンバのチャンバ壁及び前記入力軸に対応した軸孔に回転可能に取り付けられ、前記入力軸の他端が前記減速チャンバまで延び、前記減速チャンバのチャンバ壁及び前記入力軸に対応した前記軸孔に回転可能に組み合わされ、前記入力軸には、前記減速ユニットの第1のはす歯ギアが取り付けられ、前記減速チャンバのチャンバ壁には、対応した2つの軸孔が形成され、2つの前記軸孔には、出力軸の両端が回転可能に取り付けられ、前記入力軸と前記出力軸とが平行に配設され、前記出力軸には、第2のはす歯ギアが固設され、前記第1のはす歯ギアと噛合し、前記出力軸の一端が前記本体の外側に延びてメインワイヤロープホイールと組み合わされ、前記本体の前記モータチャンバの少なくとも一側には、ブレーキ孔が形成され、
    ブレーキユニットをさらに備え、前記ブレーキユニットは、少なくとも1つのブレーキ動力源を含み、前記ブレーキ動力源は、前記本体に取り付けられ、前記ブレーキ動力源の伝動軸には、ブレーキシューが接続され、前記ブレーキシューは、前記本体の前記ブレーキ孔中に位置し、前記回転盤ベースの前記ブレーキリングの位置に対応することを特徴とする、
    エレベータ巻上機構造。
  2. 前記本体内には、分離プレートにより分離形成された互いに隣り合う前記モータチャンバ及び前記減速チャンバが形成され、前記モータチャンバの前記組立部は、前記分離プレートに接続され、前記組立部の中央部には、凹溝が形成され、前記凹溝の溝底中心部には、貫通孔が形成されて前記減速チャンバに連通し、前記回転盤ベースの前記入力軸の他端が前記貫通孔に挿通されてから前記減速チャンバ中まで延び、前記凹溝の溝底下には、少なくとも1つの油抜き溝が形成され、前記油抜き溝が前記本体の外部に連通し、前記本体の前記凹溝の溝底には、前記貫通孔を覆うオイルシールキャップが固設され、前記オイルシールキャップの中央部には、オイルシールが取り付けられ、前記オイルシールの中心部には、オイルシール孔が形成され、前記回転盤ベースの前記入力軸の他端は、前記貫通孔に取付けられた前記オイルシールの前記オイルシールキャップに挿通されて前記減速チャンバ中まで延びることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ巻上機構造。
  3. 前記本体の前記モータチャンバの両側には、前記ブレーキ孔がそれぞれ形成され、前記ブレーキユニットは、前記ブレーキ動力源を有し、前記ブレーキ動力源には、2つの対応した前記伝動軸が設けられ、前記本体の両側には、2つのブレーキアームがそれぞれ設けられ、前記2つのブレーキアームは、上端が前記ブレーキ動力源の前記伝動軸にそれぞれ取り付けられ、底端が前記本体にそれぞれ枢着し、前記2つのブレーキアームの内面には、前記本体の両側の前記ブレーキ孔に対応するように前記ブレーキシューがそれぞれ取り付けられ、2つの前記ブレーキシューは、前記本体の2つの前記ブレーキ孔中にそれぞれ位置し、前記回転盤ベースの前記ブレーキリングの位置に対応し、前記ブレーキシューの上下両端間に弾性部材が設けられ、前記弾性部材及び前記ブレーキシューが前記本体に組み合わされることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ巻上機構造。
  4. 前記本体は、前記モータチャンバの両側に形成された前記ブレーキ孔を有し、前記本体の2つの前記ブレーキ孔には、前記ブレーキ動力源がそれぞれ設けられ、2つの前記ブレーキ動力源は、前記伝動軸をそれぞれ有し、前記伝動軸には、磁性ブレーキシューがそれぞれ取り付けられ、前記磁性ブレーキシューは、前記本体の2つの前記ブレーキ孔中にそれぞれ位置し、前記回転盤ベースの前記ブレーキリングの位置に対応することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ巻上機構造。
JP2019002826U 2019-07-30 2019-07-30 エレベータ巻上機構造 Active JP3223468U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019002826U JP3223468U (ja) 2019-07-30 2019-07-30 エレベータ巻上機構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019002826U JP3223468U (ja) 2019-07-30 2019-07-30 エレベータ巻上機構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3223468U true JP3223468U (ja) 2019-10-10

Family

ID=68159601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019002826U Active JP3223468U (ja) 2019-07-30 2019-07-30 エレベータ巻上機構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3223468U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116780815A (zh) * 2023-05-25 2023-09-19 浙江弗尔德驱动科技有限公司 一种改造梯用的永磁高效节能半直驱电机及运行方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116780815A (zh) * 2023-05-25 2023-09-19 浙江弗尔德驱动科技有限公司 一种改造梯用的永磁高效节能半直驱电机及运行方法
CN116780815B (zh) * 2023-05-25 2024-03-22 浙江弗尔德驱动科技有限公司 一种改造梯用的永磁高效节能半直驱电机及运行方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU696150B2 (en) Integrated elevator drive machine and brake assembly
US5769183A (en) Drive unit for a self-propelled elevator car
JP2017516697A (ja) 車両の電気ブレーキアクチュエータ
CN105155217A (zh) 双动力洗衣机驱动总成离合机构用复合离合圈
KR101080640B1 (ko) 모듈화된 호이스트 드라이브
JP3223468U (ja) エレベータ巻上機構造
JP6009210B2 (ja) 建設機械の駆動装置
JP5254232B2 (ja) 一体的な軸受およびブレーキ面を備えるエレベータ巻上機ブレーキ
KR20180133976A (ko) 전자식 주차 브레이크용 액추에이터
KR101085827B1 (ko) 자유낙하 기능이 구비된 마찰차 호이스트
CN210084818U (zh) 一种用于气动设备的外置式断气盘刹装置
JP4476809B2 (ja) エレベータの駆動装置
CA2217299A1 (en) Compact drive for lifts
KR100597523B1 (ko) 엘리베이터용 권상기
JP2002020064A (ja) エレベータ用巻上機
CN201545582U (zh) 电梯驱动装置
KR20180134460A (ko) 전자식 주차 브레이크용 액추에이터
CN203319624U (zh) 一种离合制动装置和包括该装置的卷扬机
JPH11335041A (ja) エレベータ用巻上機
JP3230349U6 (ja) エレベータ用巻上機の構造
TWI762871B (zh) 電梯捲揚機結構(一)
CN211599347U (zh) 一种防尘的制动底板
WO2005037702A1 (ja) エレベータの改造作業方法及びエレベータ
JP2003201082A (ja) エレベータ用巻上機
CN201647775U (zh) 电梯曳引机

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3223468

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250