JP3297033B2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
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- JP3297033B2 JP3297033B2 JP2000025566A JP2000025566A JP3297033B2 JP 3297033 B2 JP3297033 B2 JP 3297033B2 JP 2000025566 A JP2000025566 A JP 2000025566A JP 2000025566 A JP2000025566 A JP 2000025566A JP 3297033 B2 JP3297033 B2 JP 3297033B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/05—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by the image sensor, e.g. camera, being in the distal end portion
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
菌(高圧高温水蒸気滅菌)を支障なく可能とするよう改
良した内視鏡に関する。
細長な挿入部を挿入することによって体腔内の深部等を
観察したり、必要に応じて処置具を用いることにより治
療処置等を行なうことのできる内視鏡が広く用いられる
ようになっている。これら医療用内視鏡にあっては、使
用した内視鏡を確実に消毒滅菌することが感染症等を防
止するために必要不可欠である。
オキサイドガス等のガスや、消毒液に頼っていたが、周
知のように滅菌ガス類は猛毒であり、環境汚染防止のた
めに各国での規制が強まっている。また、このガス滅菌
は、滅菌後に機器に付着したガスを取り除くためのエア
レーションに時間がかかるため、滅菌後すぐに内視鏡を
使用できないという問題点がある。さらに、このような
ガス滅菌では、ランニングコストが高いという問題点が
ある。一方、消毒液による滅菌の場合は、消毒液の管理
が煩雑であり、消毒液の廃棄処理に多大な費用が必要と
なるといった問題がある。
して、煩雑な作業を伴わず、滅菌後にすぐに使用でき、
しかもランニングコストの安いオートクレーブ滅菌(高
圧高温水蒸気滅菌)が主流になりつつある。オートクレ
ーブ滅菌の代表的な条件としては、米国規格協会承認、
医療機器開発協会発行の米国規格ANSI/AAMI
ST37−1992があり、この条件はプレバキューム
タイプでは滅菌工程132℃、4分、またグラビティタ
イプでは滅菌工程で132℃、10分となっている。
高温水蒸気は、内視鏡を構成している部材であるゴム、
プラスチック等の高分子材料、接着剤等を透過する性質
を持っている。特に、従来一般に用いられる接着剤であ
るエポキシ樹脂は高温の水蒸気によって劣化し易く、接
着剤が剥離してしまうことにより、レンズ系内部に水蒸
気が浸入しやすくなる虞れが生じる。また、各材質の熱
膨張率の違いにより部品間に応力がかかるため、接着剤
が剥離することによるレンズ系内部への水蒸気の浸入も
懸念される。
いる内視鏡をオートクレーブ滅菌装置に投入して滅菌し
た場合は、Oリング、接着剤等の一般的な方法により水
密に構成された内視鏡構造の内部にも水蒸気が浸入して
くることになる。
工程前の真空工程時に、湾曲部における外皮チューブの
破裂を防止するため、内視鏡内外を連通させた状態でオ
ートクレーブ滅菌装置に投入する方法があるが、この場
合、積極的に内視鏡内部にオートクレーブ滅菌の水蒸気
が浸入することになる。例えば実願昭60−18808
1号に示すような、対物レンズを接着剤によって固定し
ている内視鏡をオートクレーブ滅菌にかけた場合は、前
記接着剤を介して対物光学系内部にまで水蒸気が浸入す
る。したがって、このような内視鏡をオートクレーブ滅
菌後、室内に取り出して接眼部から覗いてみると、レン
ズに曇りが発生し、白く霧がかかったように見える。こ
の霧は徐々に晴れて正常な観察像を得ることができる。
がかかっている間は、内視鏡を使用することができない
ので、内視鏡による検査がはかどらず、著しく不便であ
る。また、オートクレーブ滅菌を繰り返し行なったり、
長時間連続で行なうような場合は、この高圧高温蒸気滅
菌により、対物光学系の接合部が著しく劣化して該対物
光学系を構成するステンレス材料の各構成部品の接合部
位間が剥離する虞れが生じる。
用している内視鏡についても同じであり、撮像素子の画
像入射端の端面に配置された対物光学系を含む撮像ユニ
ットのステンレス材料の各構成部品が一般の接着剤によ
って接合されていると、この各構成部品の接合部を劣化
させて撮像ユニット内部に水蒸気が浸入し、モニタ上の
画像が対物レンズの曇り等により正常な画像を示さなく
なる。さらに、オートクレーブ滅菌を繰り返し行なった
り、長時間連続で行なうような場合は、該撮像ユニット
の各構成部品の接合部位間が剥離する虞れが生じる。
開平10−234649号公報に記載されている内視鏡
は、光学素子や絶縁部材を金属枠に半田によって気密に
接合した気密ユニットを設けることで外部から光学系内
部への水蒸気の浸入を防止することができる構造のもの
が提案されている。
D等の撮像素子やICなどの電子部品が内蔵されてお
り、レンズ等の光学部材や撮像ユニット等の組み立て時
には接着剤を用いてこれらを接合している。
開平10−234649号公報に記載の内視鏡は、撮像
ユニットが小さい場合に、レンズ等の光学部材や撮像ユ
ニット等の組み立て時に接着剤を用いて接合した気密ユ
ニットを構成すると、半田作業時にCCD等の撮像素子
やICなどの電子部品へ熱が伝わって破損したり、接着
剤が剥離する虞れが生じる。
のであり、確実に気密接合が可能で、電子部品等の破損
の虞れが無い光学系ユニットを構成した内視鏡を提供す
ることを目的とする。
本発明の内視鏡は、金属部材及び金属化表面処理を施し
た非金属部材を有し、前記金属部材と前記非金属部材の
前記金属化表面処理部分とをロウ接によって気密接合し
て複数のユニットを形成すると共に、前記複数のユニッ
トの金属部材同士を溶接により気密接合して一体にした
光学系ユニットを構成したことを特徴している。この構
成により、確実に気密接合が可能で、電子部品等の破損
の虞れが無い光学系ユニットを構成した内視鏡を実現す
る。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図7は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態を
備えた内視鏡を示す外観図、図2は本発明の第1の実施
の形態を備えた挿入部の先端部側を説明する断面図、図
3は図2の撮像ユニットを説明する断面図、図4は図3
の先端側ユニットを構成する先端カバーガラスと先端カ
バーガラス枠との接合を説明する説明図、図5は図3の
後端側ユニットを構成する後端カバーガラスと後端カバ
ーガラス枠との接合を説明する説明図、図6は図3の絶
縁ユニットを構成する絶縁枠とパイプ部材及びリング部
材との接合を説明する説明図、図7は光学系ユニットの
組立手順を説明する説明断面図である。
備えた電子内視鏡(単に、内視鏡)1は、例えば先端側
にCCD等の固体撮像素子を有する後述の撮像ユニット
(図2参照)を内蔵した細長な挿入部2と、この挿入部
2の後端部に設けた把持部を兼ねる操作部3、この操作
部3の後端部に基底部が接続されて延出したユニバーサ
ルコード4と、このユニバーサルコード4の後端部に図
示しない光源装置に接続されるライトガイドコネクタ
(以下、LGコネクタという)5と、このLGコネクタ
5の側部から延出されたカメラケーブル6と、このカメ
ラケーブル6の先端部に設けられ、図示しないビデオシ
ステムセンタに接続されるビデオコネクタ7とから主に
構成されている。尚、前記ビデオコネクタ7が接続され
る図示しないビデオシステムセンタには、図示しないモ
ニタが接続されるようになっていて、被検部の光学像を
前記固体撮像素子で撮像した後、前記ビデオシステムセ
ンタで信号処理しモニタでその被検部の画像を表示する
ようになっている。
含む先端部12と、この先端部12の後端側に連設する
硬性のシース13とから構成されている。前記操作部3
には、前記湾曲部11を湾曲自在に操作する湾曲操作レ
バー3aが設けられていて、この湾曲操作レバー3aを
操作することで前記湾曲部11を湾曲自在に操作するこ
とができるようになっている。また、前記LGコネクタ
5の側部には、内視鏡内外の連通状態を選択可能な通気
口金14が設けられていて、後述の逆止弁アダプタまた
は連通アダプタを着脱自在に接続可能である。また、前
記カメラコネクタ7には、その電気接点部7aを水密に
することが可能な防水キャップ15が着脱自在に設けら
れている。即ち、このような内視鏡1は、内部に水が浸
入しない水密構造とすることが可能な構成となってい
る。
2は、体腔内の被検部を照明するための照明光を導光し
て照明窓20aから照明する照明光学系としてのライト
ガイド20と、このライトガイド20からの照明光で照
明された被検部の光学像を先端カバーガラス31から取
り入れてCCD等の固体撮像素子32に結像する対物レ
ンズ群33及びこの対物レンズ群33に連設して、取り
込まれた光学像をフィルタレンズ群34及び後端カバー
ガラス35を介して前記固体撮像素子32で撮像し画像
を伝達する撮像ユニット30とを保持する硬質の先端構
成部40と、これら前記ライトガイド20と前記撮像ユ
ニット30及び前記先端構成部40を水密に構成し、前
記先端構成部40に対して接着剤により前記湾曲部11
の最先端の関節としての第1の関節51が接合固定され
ている先端硬質部50とから構成されている。尚、前記
先端硬質部50の後端側は、この先端硬質部50を任意
の方向に向けるための図示しない関節群が連設された湾
曲部11となっている。また、図示しないが先端部12
には、処置具を挿通する処置具チャンネルや送気・送水
チャンネルなども設けられるようになっている。
れる図示しない光源装置からの照明光は、前記先端構成
部40の照明窓20aから被検部の被写体を照明する。
照明された被写体の光学像は、前記先端構成部40の先
端側カバーレンズ31から取り込まれ対物レンズ群3
3、フィルタレンズ群34及び後端カバーガラス35を
介して固体撮像素子32で撮像されて光電変換される。
前記固体撮像素子32で光電変換された信号は、ケーブ
ル45を介して図示しないビデオシステムセンタで信号
処理を行いモニタに映し出すようになっている。
の詳細な構造を説明する。前記撮像ユニット30の先端
には、サファイヤ等の非金属部材で形成された前記先端
カバーガラス31が前記挿入部2の外表面に露出し、金
属部材で形成された先端カバーガラス枠36に組み付け
固定され、後述の半田付けによるロウ接によって気密に
接合された先端側ユニット36Uを構成している。ま
た、前記先端カバーガラス枠36は、前記先端構成部4
0に接合されている。
は、前記対物レンズ群33が対物レンズ枠37に組み付
け固定されていて、この対物レンズ枠37はセラミック
スなどの絶縁材料によって形成された絶縁枠38に接着
固定されている。前記絶縁枠38に用いられるセラミッ
クスは、光を透過しない材質で形成されており、図示し
ない照明光を伝送する光学繊維束などの漏れ光が絶縁枠
38の内部に透過しないブラックアルミナ等の遮光性・
電気的絶縁性であるものが有効である。尚、前記ブラッ
クアルミナは、Ti(チタン),N(窒素),C(炭
素)を配合したアルミナセラミックスである。前記先端
カバーガラス枠36の後端は、前記絶縁枠38に嵌合し
て後述の溶接により気密に接合されている。また、絶縁
枠38には、絞り39が接着固定されている。
形成された略円筒形状のパイプ部材41が嵌合して接合
されている。一方、前記絶縁枠38の後端側には、金属
部材で形成されたリング形状のリング部材42が嵌合し
て接合されている。これらパイプ部材41及びリング部
材42を前記絶縁枠38に後述の半田付けによるロウ接
によって気密に接合された絶縁ユニット38Uを構成し
ている。尚、前記絶縁枠38の前記パイプ部材41及び
リング部材42が嵌合、突き当てられる半田面には、後
述の表面処理(メタライズ)が施されている。
非金属部材で形成された後端カバーガラス35にレチク
ル等によって位置出しされて接着固定されている。ま
た、この後端カバーガラス35には、赤外カットフィル
タ等の前記フィルタレンズ群34が位置出しされて接着
固定されている。
形成された後端カバーガラス枠43に嵌合し、後述の半
田付けによるロウ接によって気密に接合された後端側ユ
ニット43Uを構成している。また、前記後端カバーガ
ラス枠43の基端は、前記絶縁枠38に嵌合して後述の
溶接により気密に接合されている。
てケーブル45に半田等によって電気的に接続されてい
る。前記基板44には、ICやコンデンサなどの電子部
品が組み付けられており、絶縁性を有する封止剤によっ
て封止されている。前記ケーブル45は、金属部材で形
成されたケーブル止め部材46に挿入され、このケーブ
ル止め部材46の図示しない切り欠き部分を介して糸又
はワイヤを巻いて固定する糸巻き固定部47で固定され
ている。更に、ケーブル止め部材46の内側は、蒸気透
過性の低い接着剤で充填しており、これらケーブル45
とケーブル止め部材46との間より前記固体撮像素子3
2が設けられた撮像ユニット30内部に蒸気が浸入しに
くい構造となっている。
ド枠48が前記後端カバーガラス枠43に溶接によって
気密に組み付けられている。また、シールド枠48とケ
ーブル止め部材46とは、溶接によって気密に組み付け
られている。また、前記絶縁枠38、前記後端カバーガ
ラス枠43及び前記シールド枠48は、ポリエチレンテ
レフタレート(PET;Polyethleneterephthdate)等
の収縮率の高い熱収縮チューブ49に覆われている。
31及び前記後端カバーガラス35等の非金属部材に表
面処理(メタライズ)を施し、これら非金属部材の表面
処理部分を前記先端カバーガラス枠36及び前記後端カ
バーガラス枠43等の金属部材に半田付けによるロウ接
によって気密に接合した先端側ユニット36U、後端側
ユニット43Uをそれぞれ構成すると共に、前記パイプ
部材41及びリング部材42を前記絶縁枠38に気密に
接合した絶縁ユニット38Uとの金属部材同士を溶接に
より気密に接合して光学系ユニット60を構成するよう
にしている。
を構成する前記先端カバーガラス31と前記先端カバー
ガラス枠36との接合を説明する。図4に示すように前
記先端カバーガラス31は、前記先端カバーガラス枠3
6に気密に組み付けられ、前記先端カバーガラス31の
先端カバーガラス枠36と嵌合する外周面に表面処理
(メタライズ)31mを施している。尚、本実施の形態
では、前記先端カバーガラス31をサファイヤで形成し
ているが、耐熱性・耐高温水蒸気性の高い材質であれば
ガラスで形成しても良い。先ず、この表面処理について
説明する。
ては、一番下の層(メタライズ層)にサファイヤやガラ
スとの付着性が高いCr(クロム)の膜を形成してい
る。このCr(クロム)の層は、付着性が高い真空中で
の蒸着もしくは真空でのスパッタリングによって形成さ
れている。最外層は、Ni(ニッケル)の層が真空での
蒸着もしくは真空でのスパッタリングもしくはめっきに
よって形成されている。また、別の方法にとしては、M
o(モリブデン)とMn(マンガン)との混合物を焼き
付けて、その上にNi(ニッケル)とAu(金)のめっ
きを行なう方法もあり、この場合耐熱性が高くなる。
少なくとも先端カバーガラス31が嵌合する内面部分に
Ni(ニッケル)の電気めっき処理を施している。そし
て、図示しない位置出し治具を用いて、前記先端カバー
ガラス枠36に対し、前記先端カバーガラス31の位置
を決め、半田付けして固定し先端側ユニット36Uを構
成している。半田付け時にフラックスを使用した場合
は、これを洗浄する。
を構成する前記後端カバーガラス35と前記後端カバー
ガラス枠43との接合を説明する。図5に示すように前
記後端カバーガラス35は、前記後端カバーガラス枠4
3に気密に組み付けられ、前記後端カバーガラス35の
後端カバーガラス枠43と嵌合する外周面に図4で説明
したのと同様な表面処理(メタライズ)35mを施して
いる。そして、図4で説明したのと同様に、図示しない
位置出し治具を用いて、前記後端カバーガラス枠43に
対し前記後端カバーガラス35の位置を決め、半田付け
して固定して後端側ユニット43Uを構成している。半
田付け時にフラックスを使用した場合は、これを洗浄す
る。
構成する前記絶縁枠38と前記パイプ部材41及びリン
グ部材42との接合を説明する。前記パイプ部材41の
表面には、Ni(ニッケル)の電気めっき処理が施され
ると共に、リング部材42の表面も同様に、Ni(ニッ
ケル)の電気めっき処理が施される。
及びリング部材42が嵌合し、突き当てられる半田面に
表面処理(メタライズ)38mが施されている。この表
面処理(メタライズ)は、下の層よりクロム、ニッケル
の膜を形成している。これら各膜は、真空蒸着もしくは
スパッタリングにより成膜して形成している。また、別
の方法としては、前記モリブデンとマンガンの混合物を
焼き付けて、その上にNi(ニッケル)のめっきを行な
う方法もあり、この場合耐熱性が高くなる。尚、この表
面処理は、前記絶縁枠38の前記半田面以外には施され
ていない。
と、パイプ部材41及びリング部材42を半田付けによ
って気密に接合した絶縁ユニット38Uを構成してい
る。半田付け時にフラックスを使用した場合は、これを
洗浄する。これにより、前記パイプ部材41及びリング
部材42は電気的に絶縁することができる。
前記先端カバーガラス枠36で気密に構成した先端側ユ
ニット36Uと、前記後端カバーガラス36及び前記後
端カバーガラス枠43で気密に構成した後端側ユニット
43Uと、前記絶縁枠38と前記パイプ部材41及びリ
ング部材42とで構成した絶縁ユニット38Uとを溶接
により気密に接合して光学系ユニット60を構成する。
順を説明する。図7に示すように、前記後端カバーガラ
ス36及び前記後端カバーガラス枠43で気密に構成し
た後端側ユニット43Uに前記固体撮像素子32及び前
記フィルタレンズ群34とを組み付けた後、前記絶縁枠
38と前記パイプ部材41及びリング部材42とで構成
した絶縁ユニット38Uとを組み付け、矢印A方向より
レーザーを全周照射する。この矢印A方向は、前記後端
カバーガラス枠43の先端部と前記リング部材42の突
き当て部である。この突き当て部を全周レーザーを照射
することで、リング部材42と後端カバーガラス枠43
を気密に溶接することができる(突き当て溶接)。
れた対物レンズ枠37を前記絶縁枠38と前記パイプ部
材41及びリング部材42とで構成した絶縁ユニット3
8Uに組み付けて、ピント出し後、接着固定する。
記先端カバーガラス枠36で気密に構成した先端側ユニ
ット36Uを前記絶縁枠38と前記パイプ部材41及び
リング部材42とで構成した絶縁ユニット38Uに外嵌
し、矢印B方向よりレーザーを全周照射する。この矢印
B方向は、先端カバーガラス枠36がパイプ部材41に
外嵌した部分であり、全周レーザーを照射することで、
このレーザーによる熱が先端カバーガラス枠36を貫通
してパイプ部材41も溶かし、先端カバーガラス枠36
とパイプ部材41とを気密に溶接することができる(貫
通溶接)。
ユニット30が小さい場合には溶接部における金属部品
の肉厚を薄くする必要があるため、レーザーの出力微調
整が可能なパルス波YAGレーザーを用いることが有効
である。また、気密を確保するためにパルスのオーバー
ラップ量を十分にとる必要がある。また、気密ユニット
に電子部品が組み付けられた後の気密接合には溶接にて
行っているため、洗浄が不要であり、熱による電子部品
への悪影響もない。
60を構成することが可能である。このように構成した
内視鏡1を用いて内視鏡検査を行い、検査終了後オート
クレーブ滅菌を行う。内視鏡1を図示しないオートクレ
ーブ滅菌装置のチャンバ(処理室)に投入する。滅菌前
工程としては、先ず、チャンバ内を真空に引く。滅菌工
程時には、チャンバ内は高温高圧水蒸気によって満たさ
れ、内視鏡1内部にも高温高圧水蒸気が浸入して湿度が
高くなる。乾燥工程時には、チャンバ内は真空となり、
多少は内視鏡内部も乾燥されるが完全ではない。対物レ
ンズ群33が存在する空間は、水蒸気が透過しない気密
に接合された部材によって気密に閉塞しているため、水
蒸気は全く浸入しない。
視鏡1を使用する場合、滅菌水を内視鏡1にかけて急冷
する場合があるが、この場合、外表面が急激に冷却され
るため、外表面に露出する先端カバーガラスが急激に冷
却されるが、内部の気体は水蒸気を含まないため、内部
で結露する(くもる)ことが無い。
では以下の効果を得る。 (1)対物レンズ群43や先端カバーガラス31、後端カ
バーガラス35などの光学部材がオートクレーブ滅菌
(高温高圧水蒸気滅菌)によって劣化することが無く、
水蒸気の浸入により生じる結露によって曇ることが無い
ため、繰り返しオートクレーブ滅菌を行うことができ
る。 (2)オートクレーブ滅菌後に内視鏡が急激に冷却されて
も、先端カバーガラス31内部で結露する(くもる)こ
とが無い。 (3)容易に対物レンズ群43と固体撮像素子32との距
離を調整する(ピント出し)ことが可能なため、鮮明な
画像によって観察することができる。 (4)撮像ユニット30のレンズ周辺の外径を抑えること
ができるためが、挿入部2外径を小さくすることが可能
で、患者への負担を軽減することができる。
の実施の形態に係る撮像ユニットを説明する断面図であ
る。図8に示すように本第2の実施の形態の撮像ユニッ
ト100は、先端レンズ101が先端側に露出して、金
属部材で形成された対物レンズ枠102に気密に組み付
け固定され、図4で説明したのと同様に半田付けによる
ロウ接によって気密に接合された先端側ユニット102
Uを構成している。また、この対物レンズ枠102に
は、対物レンズ群103が組み付けられている。
105が気密に組み付け固定され、図5で説明したのと
同様に半田付けによるロウ接によって気密に接合された
後端側ユニット104Uを構成している。このカバーガ
ラス105には、固体撮像素子106がレチクルなどで
光軸調整されて面接着により固定されている。この固体
撮像素子106は、ICやコンデンサーなどの電子部品
が実装された基板109を組み付けており、絶縁性を有
する接着剤によって封止されている。これら固体撮像素
子106もしくは基板109は、ケーブル108を電気
的に接続されている。このケーブル108は、図示しな
いコネクタ部で端子に接続されて図示しないビデオシス
テムセンタ等に接続されるようになっている。
突き当て部104aを設けていて、この突き当て部10
4aにパイプ部材107を突き当てて、少なくとも前記
カバーガラス枠104の端部を含んで、前記対物レンズ
枠102と前記カバーガラス枠104の外側を被嵌して
いる。前記カバーガラス枠104の後端側外周部から
は、前記ケーブル108の先端側端部までポリエチレン
テレフタレート(PET;Polyethleneterephthdate)
等の収縮率の高い熱収縮チューブ110で覆われてお
り、この熱収縮チューブ110内部には例えばエポキシ
系の接着剤111を充填している。
101及び前記対物レンズ枠102で気密に構成した先
端側ユニット102Uに、前記カバーガラス105及び
前記カバーガラス枠104で気密に構成した後端側ユニ
ット104Uを外嵌して組み付け、前記カバーガラス枠
104の外周面に設けた突き当て部104aにパイプ部
材107を突き当て、前記対物レンズ枠102と前記カ
バーガラス枠104の外側を被嵌して、これら金属部材
同士を溶接により気密に接合して光学系ユニット120
を構成する。
順を説明する。対物レンズ枠102に先端レンズ101
を半田付けして気密に構成した先端側ユニット102U
に、対物レンズ群103を組み付ける。次に、カバーガ
ラス枠104にカバーガラス105を半田付けして気密
に構成した後端側ユニット104Uのカバーガラス10
5に固体撮像素子106を接着し、基板109等を組み
付ける。そして、前記対物レンズ枠102に前記カバー
ガラス枠104を外嵌し、光軸方向に移動させること
で、前記対物レンズ群103と前記固体撮像素子106
とのピント調整を行い、前記対物レンズ枠102と前記
カバーガラス枠104とを接着固定する。
02とカバーガラス枠104に被せ、カバーガラス枠1
04の突き当て部104aまで挿入する。パイプ部材1
07とカバーガラス枠104の突き当て部104aとの
突き当て部分(矢印C)にレーザーを全周照射し、溶接
する。また、対物レンズ枠102とパイプ部材107の
嵌合部(矢印D)に全周照射し溶接する。
43を構成することが可能である。このように構成した
撮像ユニット100を有した内視鏡を図示しないオート
クレーブ滅菌装置のチャンバ(処理室)に投入して、オ
ートクレーブ滅菌する。対物レンズ群103が存在する
空間は、水蒸気が透過しない材質の部品・接合材料を使
用しており、これらを気密に接合しているので、水蒸気
は全く浸入しない。
は、先端カバーガラスを用いることなく、先端レンズ1
01を使用しているため、第1の実施の形態の内視鏡1
に比べ、画角が広い光学系を用いても挿入部先端外径が
太ることが無い。また、撮像ユニット100を画角・ピ
ント出しを行った後に溶接固定しているので、前記撮像
ユニット100外径を大きくすることなく、光学系ユニ
ット43内部を気密にすることができる。
入部2に湾曲部11を有する軟性内視鏡を用いて説明し
たが、本発明はこれに限定されず、硬性内視鏡や内視鏡
用外付けカメラなど、光学系を有する様々な装置に本発
明を適用しても構わない。
露出した先端カバーレンズ31又は対物レンズ101の
外表面を洗滌する機構として、洗滌シースを挿入部全体
に被せる内視鏡がある。このような内視鏡は、湾曲部を
設けている場合、洗滌シースにも湾曲部が必要である。
湾曲部を設けた内視鏡では、湾曲部を湾曲操作する際
に、より大きい操作力量が必要となり、操作性が悪くな
る虞れが生じる。また、内視鏡挿入部2に洗滌シースを
組み付けた後の挿入部2外形の増大(特に湾曲部固定部
において)という問題があった。更に、洗滌機構とし
て、例えば、吸引・送液用のチャンネルを挿入部2内部
に設けた場合、内視鏡検査使用後に、この長いチャンネ
ルを洗滌ブラシにて掃除する必要があり、煩雑であっ
た。そこで、湾曲操作性が良く、挿入部特に先端側の外
形が細く、使用後の洗滌が容易な内視鏡を実現する。
た対物レンズ101外表面の洗滌機構を設けた内視鏡を
説明する。図9に示すように内視鏡150は、挿入部2
の外側にシース151が組み付けられている。シース1
51の先端側は、湾曲部13より操作部3側に位置して
いる。シース151と挿入部2との間には、シール部材
152が設けられており、前記シース151の内面と前
記挿入部2の外表面との間を水密状態に保っている。
前記シース151が覆われた部分の挿入部2の外径は、
前記シース151が覆われていない部分や、湾曲部1
3及び先端部12より外径が大きくなっている。 ま
た、シース151の基端側には、シール部材153が設
けられており、前記操作部3の外表面と前記シース15
1の操作部側151aとを水密状態に保っている。前記
挿入部2内部には、チャンネル154が設けられてお
り、先端部12にて開口した開口部155が設けられて
いる。この開口部155には、ノズル156が対物レン
ズ101外表面方向に開口して設けられている。
側面には、チャンネル154の他端が開口した開口部1
57が設けられ、シース151の内部に位置している。
前記シース151の操作部側151aには、図示しない
チューブに着脱可能な口金158が設けられている。
尚、口金158は図9では1つしか示していないが、操
作部側151aに他の口金を設け、この口金に弁を設け
た構成にしても良い。
01外表面の洗滌機構の作用を説明する。口金158に
組み付けられた図示しないチューブに、図示しない送液
システム(例えば簡易なものではシリンジや加圧バッ
ク)を接続する。そして、この送液システムにより必要
に応じて送液することで、口金158、シース151と
挿入部2の外表面との間の管路、チャンネル154、ノ
ズル156を通じて対物レンズ101外表面に送水し、
対物レンズ101外表面に付着した汚物を洗浄すること
ができる。
金が設けられている場合は、この口金より送気すること
で、対物レンズ101外表面の残水を吹き飛ばして鮮明
な画像を得ることができる。また、挿入部2の湾曲部1
3や先端部12には、シースが設けられていないため、
外径を抑えることができる。これにより、患者への負担
を軽減することができると共に、小さな空間に挿入する
ことができるため診断性能を向上させることができる。
や湾曲部13の外径を小さくすることは、困難な場合が
多い。このような場合、図10に示すように外径を小さ
くできる挿入部2の一部を利用してシースを被せ、外表
面とシースとによってチャンネル(管路)を形成し、こ
のチャンネル(管路)は内蔵物のデッドスペースを利用
することで配置するように構成する。
ース161が内視鏡本体160aの挿入部2に着脱自在
に取り付けられている。このシース161は、その両端
において挿入部2の外表面とシール部材162,163
にて水密状態を保っている。また、シース161の操作
部側161aは、この操作部側161aの内面とシース
161の外周面、操作部3の外周面に挟まれたシール部
材164,165によって水密状態を保っている。
61に覆われていない部分の挿入部2の外径と、湾曲部
13及び先端部12とがほぼ同じ外径になっている。ま
た、挿入部2に設けられたチャンネル154、ノズル1
56は、図9と同じ構成である。
より取り外した際のシース161を説明する。図11は
シース161を内視鏡本体160aより取り外した際の
外観図を示す。前記シース161は側面にて開閉可能で
あり、薄肉部によって設けられたヒンジ171によって
開閉可能となっている。また、シース161の側面に
は、開口部付近の内面に長手軸方向に溝部172が形成
されている。一方、シース161外表面には、前記溝部
172に対応して嵌合する形状を有した凸部173が設
けられている。
取り付け、前記凸部173を前記溝部172に嵌合する
ことにより、前記シース161は内視鏡本体160aと
の間を水密を確保した状態で円筒状を有して組み付けら
れるようになっている。また、シース161の操作部側
周辺には、貫通穴174が形成されている。図10に示
すようにこの貫通穴174を通じて、シース161と挿
入部2の間の隙間と、操作部3とシース161の操作部
側161aとの間の隙間が連通している。
ンズ101外表面の洗滌機構の作用を説明する。挿入部
2の側面よりシース161を組み付け、このシース16
1の操作部側161aを挿入部2の先端より挿入して装
着する。そして、口金158に組み付けられた図示しな
いチューブに、図示しない送液システム(例えば簡易な
ものではシリンジや加圧バック)を接続する。そして、
この送液システムにより必要に応じて送液することで、
口金158、操作部側161a内面と操作部3の外表面
との間に形成される空間、貫通穴174、シース161
内面と挿入部2外表面との間の管路、チャンネル15
4、ノズル156を通じて対物レンズ101外表面に送
水し、対物レンズ101外表面に付着した汚物を洗浄す
ることができる。
成で、使用中に対物レンズ101外表面を洗浄すること
ができる洗滌機構を有しているため、患者への負担を軽
減することができ、小さな空間に挿入することができる
ため診断性能を向上させることができる。さらには鮮明
な画像を得ることができる。
金属部材を有し、前記金属部材と前記非金属部材の前記
金属化表面処理部分とをロウ接によって気密接合して複
数のユニットを形成すると共に、前記複数のユニットの
金属部材同士を溶接により気密接合して一体にした光学
系ユニットを構成したことを特徴とする内視鏡。
有し、前記金属部材と前記非金属部材とをロウ接によっ
て気密接合して複数のユニットを形成すると共に、前記
複数のユニットを溶接により気密接合して一体にした光
学系ユニットを構成したことを特徴とする内視鏡。
部材に組み付けた第1の金属枠と、前記第1の金属枠に
組み付けた第2の金属枠とによって構成され、気密に封
止された光学系ユニットを設けた内視鏡装置において、
前記非金属部材と前記第1の金属枠とをロウ接によって
接合し、前記第1の金属枠と前記第2の金属枠とを溶接
によって接合したことを特徴とする内視鏡。
クアルミナから形成されることを特徴とする付記項1〜
3に記載の内視鏡。
材であることを特徴とする付記項1〜3に記載の内視
鏡。
金属部材である先端カバーガラスに金属化表面処理を施
し、この金属化表面処理部分を金属部材である先端カバ
ーガラス枠にロウ接によって気密接合して気密に接合し
た先端側ユニットと、非金属部材である後端カバーガラ
スに金属化表面処理を施し、この金属化表面処理部分を
金属部材である後端カバーガラス枠にロウ接によって気
密接合して気密に接合した後端側ユニットと、を溶接に
より気密接合して一体にしたことを特徴とする付記項1
〜3に記載の内視鏡。
縁枠を気密に接合した絶縁ユニットの後端側に前記後端
側ユニットを組み付けると共に、先端側に前記先端側ユ
ニットを組み付けて、それぞれの金属部材同士を溶接に
より気密に接合して一体にしたことを特徴とする付記項
6に記載の内視鏡。
隔操作によって湾曲可能な湾曲部と、前記挿入部の先端
側に露出した光学部材と、少なくとも前記挿入部の一部
を覆う着脱自在な円筒状のシースと、を有する内視鏡に
おいて、一端は前記湾曲部より基端側の前記挿入部の側
面に前記シースに覆われる開口部を有すると共に、他端
は前記挿入部の先端側に先端開口部を有して、前記湾曲
部内部を挿通するチャンネルを形成したことを特徴とす
る内視鏡。
収縮チューブで覆う撮像ユニットを有する内視鏡におい
て、前記熱収縮チューブにポリエチレンテレフタレート
を用いたことを特徴とする内視鏡。
体撮像素子の近傍に配置したシールド筒と、前記固体撮
像素子に直接または電子部品を介して接続され、ケーブ
ル押さえ部材によって外嵌されるケーブルと、から構成
した撮像ユニットを有する内視鏡において、前記固体撮
像素子とケーブル及びケーブル押さえ部材を組み付けし
た後に、前記シールド筒を組み付け可能な構成としたこ
とを特徴とする内視鏡。
については、以下の効果を得る。 (付記項1〜3,5〜7) ・撮像ユニットのレンズ周辺の外径を抑えることができ
るためが、挿入部外径を小さくすることが可能で、患者
への負担を軽減することができる。 ・対物レンズやカバーガラスなど光学部材が高温水蒸気
によって劣化することが無く、水蒸気の浸入により生じ
る結露によって曇ること無く、繰り返しオートクレーブ
滅菌を行うことができる。 ・オートクレーブ滅菌後に急激に冷却されても、カバー
ガラス内部で結露する(くもる)ことが無い。 ・電子部品や光学素子が組み付けられたユニットに対
し、半田作業を行なっていないため、フラックスによる
影響(錆・曇り)を考慮する必要が無く、さらに洗浄も
必要ない。 ・レーザーによる加熱は局部・瞬時である為、接合部の
近くに高温耐性が無い部品(硝材・電子部品・接着剤)
が組み付けられた後でも接合加工を行うことができる。
一部品で遮光性、気密隔壁、絶縁の機能を有することが
できる。
面を洗浄することができる機構を有しているため、患者
への負担を軽減することができ、小さな空間に挿入する
ことができるため診断性能を向上させることができる。
さらには鮮明な画像を得ることができる。
タレートを用いることで、1つの部品で広範囲を覆うこ
とができる。
実に気密接合が可能で、電子部品等の破損の虞れが無い
光学系ユニットを構成した内視鏡を実現することができ
る。
す外観図
端部側を説明する断面図
ラスと先端カバーガラス枠との接合を説明する説明図
ラスと後端カバーガラス枠との接合を説明する説明図
部材及びリング部材との接合を説明する説明図
図
を説明する断面図
洗滌機構を設けた内視鏡を説明する説明断面図
外観図
Claims (1)
- 【請求項1】 金属部材及び金属化表面処理を施した非
金属部材を有し、前記金属部材と前記非金属部材の前記
金属化表面処理部分とをロウ接によって気密接合して複
数のユニットを形成すると共に、前記複数のユニットの
金属部材同士を溶接により気密接合して一体にした光学
系ユニットを構成したことを特徴とする内視鏡。
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