JP3252731B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JP3252731B2 JP3252731B2 JP34598096A JP34598096A JP3252731B2 JP 3252731 B2 JP3252731 B2 JP 3252731B2 JP 34598096 A JP34598096 A JP 34598096A JP 34598096 A JP34598096 A JP 34598096A JP 3252731 B2 JP3252731 B2 JP 3252731B2
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Description
る自動変速機の変速制御装置に係り、詳しくはアップシ
フトにてエンジンを制御する装置に関する。
制御する装置として、特開昭63−17130号公報に
示されるものがある。
達される、いわゆるパワーオン状態におけるアップシフ
トに際して、エンジントルク復帰と関連させて係合側摩
擦係合要素の油圧を低下させて、エンジントルク制御終
了時に出力軸トルクが上昇するという問題点の解消を図
ったものであるが、上記エンジントルク制御の開始は、
入力軸等の所定メンバーの回転数変化を検出することに
より行なっている(エンジントルクダウン)。
メンバーの回転数変化を検出した後にエンジントルクダ
ウン制御を開始するものであっては、上記回転変化を生
ずるための係合油圧の上昇が必要となり、係合初期(イ
ナーシャ相初期)にあっては、エンジン制御前に係る高
いエンジントルクが上昇した係合油圧に基づく摩擦係合
要素に作用し(イナーシャトルク)、該摩擦係合要素に
対する熱負荷を低減することができない。
ンジン制御が開始されてトルクダウンが行なわれるため
に係合初期にショックを発生する。
前の油圧上昇に同期してエンジン制御によるトルクダウ
ンを開始し、もって係合初期における熱負荷及びショッ
クを低減し得る自動変速機の変速制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
エンジン出力軸と車輪との間に介在して、入力側の回転
を複数の摩擦係合要素を断・接することにより伝動経路
を切換えて出力側に出力する自動変速機構と、前記摩擦
係合要素を断・接作動する油圧サーボ(9,10)への
油圧を切換える油圧回路と、を備えてなる自動変速機の
変速制御装置において、前記入力側の回転数を検出する
入力回転数検出手段(5)と、前記油圧サーボへの油圧
を調圧する調圧手段(SLS,SLU,11,12)
と、前記エンジンの出力トルクを操作するエンジン操作
手段(8)と、所定変速に際して前記自動変速機構の入
力側の回転変化が生じる前に、前記調圧手段に係合側摩
擦係合要素の油圧サーボへの油圧上昇指令を発する油圧
制御手段(1a)と、該油圧上昇指令に同期して、前記
エンジン操作手段(8)トルクダウン指令を発するエン
ジン制御手段(1b)と、を備えることを特徴とする自
動変速機の変速制御装置にある。
段(1a)は、前記自動変速機構への入力トルク(T
T )に応じて、入力側の回転変化を生じる直前の状態の
目標油圧(PTA)を算出する目標油圧算出手段(1a
1 )(S8)を有し、前記係合側摩擦係合要素の油圧サ
ーボへの油圧が前記目標油圧(PTA)に達することに同
期して、前記エンジン制御手段(1b)がトルクダウン
指令を発する、ことを特徴とする請求項1記載の自動変
速機の変速制御装置にある。
10に示すように、前記油圧制御手段は、前記目標油圧
(PTA)に達した時点での入力側回転変化の目標とする
目標回転変化率(ωa′)を算出する目標回転変化率算
出手段(S11)と、前記入力回転数検出手段(5)の
検出値に基づき、入力側回転数の回転変化開始時におけ
る回転変化率(ωs′)を算出する回転変化率算出手段
(S42)と、前記目標回転変化率(ωa′)と回転変
化率(ωs′)とに基づき、前記目標油圧を補正する学
習制御手段(S43〜S46)と、を備えることを特徴
とする請求項2記載の自動変速機の変速制御装置にあ
る。
段(1a)は、前記目標油圧(PTA)に達した時点での
入力側回転変化の目標とする目標回転変化率(ωa′)
を算出する目標回転変化率算出手段と、前記目標回転変
化率(ωa′)に基づき、前記係合側摩擦係合要素の油
圧サーボへの油圧上昇変化(δPTA)を算出する油圧変
化算出手段(S11)と、を有し、前記エンジン制御手
段(1b)は、前記油圧上昇変化(δPTA)に基づき前
記トルクダウンのスイープ勾配(δTC )を算出するス
イープ勾配算出手段(S32)を有する、ことを特徴と
する請求項2又は3記載の自動変速機の変速制御装置に
ある。
段(1a)は、前記目標油圧(PTA)に達した時点での
入力側回転変化の目標とする目標回転変化率(ωa′)
を算出する目標回転変化率算出手段(S11)を有し、
前記エンジン制御手段は、前記目標回転変化率(ω
a′)に基づきトルクダウン量(TCD)を算出するトル
クダウン量算出手段(S34)を有し、前記入力回転数
検出手段(5)に基づき入力側の回転変化を検出した状
態では、前記トルクダウン量算出手段にて算出されたト
ルクダウン量(TCD)になるように前記エンジン操作手
段(8)を操作してなる、ことを特徴とする請求項2な
いし4のいずれか記載の自動変速機の変速制御装置にあ
る。
御手段(1b)は、前記所定変速の変速制御終了後(S
37)、前記スイープ勾配算出手段(S32)にて算出
されたスイープ勾配にてトルクアップ指令を発する(S
36)、ことを特徴とする請求項4記載の自動変速機の
変速制御装置にある。
段(1a)は、前記目標油圧算出手段(S8)にて算出
された目標油圧(PTA)まで油圧を所定勾配でスイープ
アップする第1のスイープ部(S9)と、前記目標油圧
(PTA)から前記所定勾配より緩やかな勾配(δPTA)
でスイープアップする第2のスイープ部(S12)と、
を備えることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか
記載の自動変速機の変速制御装置にある。
際して、係合側摩擦係合要素用油圧サーボへの油圧(係
合油圧)PA は、例えば入力トルク(TT )に応じて算
出される、入力側の回転変化を生じる直前の状態の目標
油圧(PTA)に向って上昇し、更に該目標油圧から、入
力側の回転変化が入力回転数検出手段(5)の検出によ
り判断できるまで(ΔN≧dNS )、例えば目標回転変
化率(ωa′)に基づき算出される油圧変化(δPTA)
にて上昇する。
NS )、例えば上記係合油圧(PA)が目標油圧
(PTA)に達することに同期して、エンジン制御手段
(1b)はトルクダウン指令を発して、エンジン操作手
段(8)はエンジントルクを低下するように作動する。
するためのものであるが、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
圧の油圧上昇に同期してトルクダウンを開始すること
で、イナーシャトルクが発生する前にトルクダウンを開
始させることができるため、係合初期での出力軸トルク
の変動を抑制することができ、ショックを低減すること
ができる。また、係合油圧のみで回転変化を起こさせる
のではなく、係合油圧にトルクダウンが加わるため、係
合油圧が低い値で回転変化を起こさせることができ、従
って、係合初期の摩擦材の熱負荷を低減することができ
る。
に同期してトルクダウンを開始することで、トルク相に
おけるトルクの引き込みを抑えることができ、運転者に
不快なブレーキ感を与えることがなく良好な変速フィー
リングを得ることができる。
の大きい場合には、目標油圧に達する前に回転変化が生
じている場合であるためにエンジンのトルクダウンを行
うことでイナーシャ初期の変速ショックが生じ、また回
転変化率が小さい場合には、なかなか回転変化が生じな
いためにエンジンのトルクダウンを行うとトルク相での
引き込みが大きくなってしまうが、実際の回転変化率を
目標の回転変化率と比較しその比較値に基づき目標油圧
を学習補正することで、常に回転変化が生じる直前に目
標油圧を設定することがができるので、最適なトルクダ
ウン制御を行うことができる。
を生じさせる目標油圧からの油圧上昇変化にてトルクダ
ウンのスイープ勾配を設定するので、油圧上昇が緩やか
なときには回転変化も緩やかになるのに合わせてトルク
ダウン勾配も緩やかになるように設定し、油圧上昇が急
なときには回転変化も急におきるのでそれに合わせてト
ルクダウン勾配も急になるようにし、常に滑らかな出力
トルク変動にすることで変速フィーリングの向上を図る
ことができる。
ャ分のトルクダウンを行うため、イナーシャトルク分の
トルク変動を抑制することができ、変速ショックのない
スムーズな変速を行うことができる。
ウン時に設定したスイープ勾配にてトルクダウンを解除
するので、トルクダウン解除に伴う出力トルク変動を滑
らかにすることができ、変速ショックのないスムーズな
変速を行うことができる。
イープ部からイナーシャ相開始に合せて勾配の緩やかな
第2のスイープ部へ移行することで変速をすばやく開始
させかつ回転変化を滑らかに起こすことができるので、
油圧の上げ過ぎによる変速ショックを防止することがで
きると共に、油圧の低過ぎによる変速の間延びを防止す
ることができる。
又はブレーキ等の摩擦係合要素を有し、これら摩擦係合
要素を適宜断・接することによりプラネタリギヤの伝動
経路が選択される自動変速機構(図示せず)を備えてお
り、該自動変速機構の入力軸が、エンジン出力軸にトル
クコンバータを介して連結しており、またその出力軸が
駆動車輪に連結している。
り、1は、マイクロコンピュータ(マイコン)からなる
制御部(ECU)で、エンジン回転センサ2、ドライバ
のアクセルペダル踏み量を検出するスロットル開度セン
サ3、実際のエンジンにおけるスロットル開度を検出す
るセンサ4、トランスミッション(自動変速機構)の入
力軸回転数(=タービン回転数)を検出するセンサ5、
車速(=自動変速機出力軸回転数)センサ6及び油温セ
ンサ7からの各信号が入力しており、またエンジンのス
ロットルを制御する電子スロットルシステム8及び油圧
回路のリニアソレノイドバルブSLS及びSLUに出力
している。前記制御部1は、後述する目標油圧を算出
し、該目標油圧等により油圧サーボへの油圧を算出して
前記ソレノイドバルブSLS,SLUに出力する油圧制
御手段1aと、係合油圧が上記目標油圧に達する等の実
際に入力軸の回転変化を検出し得ない状態で電子スロッ
トルシステム8にトルクダウン信号を出力するエンジン
制御手段1bとを有している。
前記2個のリニアソレノイドバルブSLS及びSLUを
有すると共に、自動変速機構のプラネタリギヤユニット
の伝達経路を切換えて、例えば前進4速又は5速、後進
1速の変速段を達成する複数の摩擦係合要素(クラッチ
及びブレーキ)を断接作動する複数の油圧サーボ9、1
0を有している。また、前記リニアソレノイドバルブS
LS及びSLUの入力ポートa1 ,a2 にはソレノイド
モジュレータ圧が供給されており、これらリニアソレノ
イドバルブの出力ポートb1 ,b2 からの制御油圧がそ
れぞれプレッシャコントロールバルブ11,12の制御
油室11a,12aに供給されている。プレッシャコン
トロールバルブ11,12は、ライン圧がそれぞれ入力
ポート11b,12bに供給されており、前記制御油圧
にて調圧された出力ポート11c,12cからの調圧
が、それぞれシフトバルブ13,15を介して適宜各油
圧サーボ9,10に供給される。
のものであって、各油圧サーボ9,10及びシフトバル
ブ13,15は、象徴的に示すものであり、実際には、
自動変速機構に対応して油圧サーボは多数備えられてお
り、これら油圧サーボへの油圧を切換えるシフトバルブ
も多数備えている。また、油圧サーボ10に示すように
油圧サーボは、シリンダ16にオイルシール17により
油密状に嵌合するピストン19を有しており、該ピスト
ン19は、油圧室20に作用するプレッシャコントロー
ルバルブ12からの調圧油圧に基づき、戻しスプリング
21に抗して移動し、外側摩擦プレート22及び内側摩
擦材23を接触する。該摩擦プレート及び摩擦材は、ク
ラッチで示してあるが、ブレーキにも同様に対応するこ
とは勿論である。
め、従来の技術と同様なエンジン制御、即ち入力軸の回
転変化を検知することに基づきエンジントルクダウンを
開始する制御を、本発明に係る油圧制御に適用した参考
例について、図3、図4、図5に沿って説明する。な
お、上記油圧制御は、本出願人が特願平7−33089
5号(本出願時未公開)にて提案したものと同様なもの
であり、詳細は該出願に係る公報を参照されたい。
ロットル開度センサ3及び車速センサ6からの信号によ
り、制御部1内の変速マップに基づき変速判断、例えば
2→3変速のアップシフト判断がなされる。そして、所
定シフトバルブの操作等の前処理のための所定時間経過
後、係合油圧PA 及び解放油圧PB の変速制御が開始さ
れる。なお、該変速制御にあっては、ドライバは、アク
セルペダルを略々一定な操作を保持して、変速中、エン
ジンから車輪側へ動力伝達されるパワーオン状態でアッ
プシフト制御される。そして、係合側の油圧サーボへの
油圧(係合油圧)PA が所定圧PS1になるように所定信
号をリニアソレノイドバルブSLS(又はSLU)に出
力する(S2)。該所定圧(限界圧)PS1は、油圧サー
ボの油圧室20を満たすために必要な油圧に設定されて
おり、所定時間tSA保持される。該所定時間tSAが経過
すると(S3)、係合油圧PA は、所定勾配[(PS1−
PS2)/tSB]でスイープダウンし(S4)、係合油圧
PA が所定低圧PS2になると(S5)、該スイープダウ
ンが停止され、該所定低圧PS2に保持される(S6)。
該所定低圧PS2は、どのような状況にあっても、ピスト
ンストローク圧以上でかつ入力軸の回転変化を生じさせ
ない圧に設定されており、該所定低圧PS2は、計時tが
所定時間tSE経過するまで保持される(S7)。
所定関数[PTA=fPTA (TT )]に基づき、入力回転
数NT の回転変化が開始する直前(イナーシャ相の開始
直前)の係合目標油圧PTAを算定する(S8)。該イナ
ーシャ相開始時直前の係合側油圧PTAは、まず入力トル
クTT に対する係合側トルク分担トルクTA (=1/a
・TT ;a:トルク分担率)が算定され、更にPTA=
(TA /AA )+BA +dPTA[BA ;ピストンストロ
ーク圧(=スプリング荷重)、AA ;摩擦板有効半径×
ピストン面積×摩擦板枚数×摩擦係数、dPTA;油圧の
遅れ分の油圧量]にて該目標油圧PTAが算出される。そ
して、該入力トルクTT に応じて算定されたイナーシャ
相開始時直前の係合油圧PTAに基づき、予め設定された
所定時間tTAにより所定勾配が算定され[(PTA−
PS2)/tTA]、該勾配に基づき係合側油圧がスイープ
アップする(S9)。該比較的急な勾配からなる第1の
スイープアップにより、係合トルクが増加し、入力回転
数変化が開始する直前の状態、即ち前記算出された所定
目標係合油圧PTAまで油圧が上昇する(S10)。この
状態は、アップシフト前の状態にあって、出力軸トルク
TO が一時的に急降下((引き込み)するトルク相にな
る。
ク)は、車輌走行状況に基づき、マップによりスロット
ル開度とエンジン回転数に基づき線形補間してエンジン
トルクを求め、ついでトルクコンバータの入出力回転数
から速度比を計算し、該速度比によりマップによりトル
ク比を求め、そして前記エンジントルクに上記トルク比
を乗じて求められる。
と、即ち入力軸回転数の回転変化が開始されるイナーシ
ャ相に入ったと予測される時点で、前記油圧の変化δP
TAが入力軸回転数NT の回転変化開始時における目標と
する目標回転変化率(dωa/dt;ωa′と表記)に
応じた関数[δPTA=fδPTA (ωa′)]により算出
される(S11)。即ち、kを定数、taim を目標変速
開始時間、ωa′を目標回転変化率[目標回転数への勾
配]、Iをイナーシャ量とすると、前記油圧変化δPTA
=[I・ωa]/[k・taim ]にて算定される。そし
て、該油圧変化δPTAによる勾配でスイープアップされ
る(S12)。該第2のスイープアップは、回転変化開
始時の入力軸回転数NTSからの回転変化分ΔNが所定変
速開始判定回転数dNS に達するまで続けられる(S1
3)。
力軸回転数NT の関数として設定される。また、前記変
速開始判定回転数dNS は、実際に回転数変化を検出し
得る最小の回転数であり、入力軸回転数センサ5の検出
精度に依存するものであって、低回転では回転検出精度
が悪くなるため、検出回転数を大きくする必要があり、
従って、変速開始判定回転数dNS が大きくなるため、
目標変速開始時間taim も長くなる。
回転数センサ5の検出に基づく回転数の変化量ΔNにて
フィードバック制御されて設定され、該δPI の勾配に
よりスイープアップされる(S14)。該δPI による
スイープアップは、変速完了までの回転変化量ΔNのα
1 [%]、例えば70[%]まで続けられる(S1
5)。即ち、NTSを変速開始時の入力軸回転数、ΔNを
回転変化量、gi を変速前ギヤ比、gi+1 を変速後ギヤ
比とすると、[(ΔN×100)/NTS(gi −g
i+1 )]がα1 [%]になるまで続けられる。
ると、滑らかな入力軸回転数変化量ΔNに基づくフィー
ドバック制御により異なる油圧変化δPL が設定され、
該δPL の勾配によりスイープアップされる(S1
6)。該δPL は、一般にδPIより僅かにゆるい勾配
となり、該スイープアップは、変速完了近傍までの回転
数変化量のα2 [%]、例えば90[%]まで続けられ
る(S17)。上記δPI及びδPL によるスイープア
ップ目標変速時間tI は、油温による異なる複数のスロ
ットル開度・車速マップが選択され、該マップに基づき
設定される。
と、該計時時間tF が設定され(S18)、この状態は
イナーシャ相が終了した状態と略々対応している。更
に、比較的急な油圧変化δPF が設定されて、該油圧変
化により油圧が急激にスイープアップし(S19)、そ
して前記計時時間tF から、係合圧まで上昇するに充分
な時間に設定されている所定時間tFEが経過した状態で
(S20)、係合側の油圧制御が完了する。
アップシフト変速における解放側油圧PB の制御につい
て説明する。なお、図3は、係合及び解放の同時制御、
いわゆるクラッチtoクラッチ(具体的には2→3変速)
について示してあるが、解放側にワンウェイクラッチを
用いて、係合油圧のみによる制御(具体的には1→2変
速)についても同様に成立することは勿論である。
合側と同時に解放側油圧制御の計時が開始され(S2
1)、解放油圧PB は、係合圧からなる高い油圧PW が
供給されている(S22)。該高油圧PW の供給は、係
合油圧PA が第1のスイープアップを開始するまで(t
SE)保持される(S23)。
の関数[TB ’=fTB(PA ,TT)]により解放側ト
ルクTB ’が算定され(S24)、更に余裕率S1U,S
2Uが考慮されて(TB =S1U×TB ’+S2U)、解放側
トルクTB が算出される(S25)。そして、該解放側
トルクTB から解放油圧PB が算出される[PB =fPB
(TB )](S26)。即ち、まず、係合側摩擦係合要
素が分担するトルクTA が[TA =AA +PA +BA ]
にて算出され(AA ;有効半径×ピストン=面積×枚数
×摩擦係数、BB ;ピストンストローク圧)、更にこれ
により、解放側摩擦係合要素が分担するトルクTB ’
が、[TB ’=(1/b)TT −(a/b)TA ]にて
算出される。なお、ここで、bは解放側のトルク分担、
aは係合側のトルク分担、TT は入力軸トルクである。
そして、余裕率(タイアップ度合)S1U,S2Uにより、
係合側摩擦係合要素とのタイアップ度合を、ドライブフ
ィーリングを考慮して設定し、解放側トルクTB が[T
B =S1U×TB ’+S2U]にて算出される。上記余裕率
S1U,S2Uは、油温の相違により選択される多数のスロ
ットル開度・車速マップにて、ドライバーのフィーリン
グに合うように任意に設定されるものであって、一般
に、S1U>1.0、S2U>0.0からなる。更に、該余
裕率を考慮した解放側トルクTB から、解放油圧PB
が、[PB =(TB/AB )+BB ]にて算定される
(AB ;解放側摩擦係合要素の有効半径×ピストン面積
×枚数×摩擦係数,BB ;解放側ピストンストローク
圧)。
によるスイープダウンは係合油圧PA に依存するもので
あるため、入力軸回転数が変化を始めるイナーシャ相開
始時(tTA)にて屈曲する2段の勾配、即ち係合側の第
1のスイープアップに対応する比較的急勾配のスイープ
ダウンと、係合側の第2のスイープアップに対応する比
較的緩勾配のスイープダウンからなる。そして、該スイ
ープダウンは、係合側と同様に、入力軸回転変化量ΔN
が、所定回転変化開始判定回転数dNS になるまで続く
(S27)。ついで、解放油圧の変化δPE が設定さ
れ、該油圧変化による勾配でスイープダウンし(S2
8)、該スイープダウンは、解放側油圧PBが0になる
まで続き(S29)、これにより、解放側の油圧制御が
完了する。
ジン制御を適用すると、入力軸回転数センサ5が、実際
に回転変化を検出し得る最小回転数dNS を検出・判断
することにより、エンジン制御によるトルクダウンが開
始される。即ち、該エンジン制御によるエンジントルク
コントロール量TC は、上記最小回転数dNS を検出し
た時点(taim )にてダウンするように制御される。該
時点は、トルク相が終了して入力回転の変化を開始する
イナーシャ相の初期状態にあって、イナーシャトルクが
発生している状態で入力トルクがダウンすることになる
ため、自動変速機出力トルクTO が急激なピークTOPを
発生してショックを生じる。
実施の形態について説明する。なお、係合側及び解放側
油圧制御に関しては、図4及び図5に示した上述参考例
のものと同様である。
所定油圧PS1に上昇して、係合側摩擦係合要素がトルク
伝達する直前の状態になるようにピストン19を揺動
し、更に該油圧を所定低圧PS2に保持して待機し、そし
て変速制御開始(t=0)から該サーボ起動時間
(tSE)を経過した後、前記イナーシャ相開始直前の係
合油圧PTAが入力トルクに対する係合側摩擦係合要素の
トルク分担に基づき算定されて、係合油圧PA は、該算
定された目標油圧PTAに向って第1のスイープ勾配にて
上昇すると共に、該係合油圧の上昇に依存して、解放油
圧PB は、係合圧(PW)状態からスイープダウンす
る。
(入力回転数が回転変化を生ずる直前の油圧)PTAにな
る状態、即ち入力軸回転数の回転変化が開始されるイナ
ーシャ相に入った予測される時点(tSE+tTA)で、目
標回転変化率ωa′に基づき算定される油圧変化δPTA
による第2のスイープ勾配にて、係合油圧PA が上昇す
る。同時に、解放油圧PB は、該係合側油圧変化δPTA
に依存する油圧変化によりスイープダウンする。
まで上昇すると(S31)、即ち係合油圧PA の第2の
スイープ勾配δPTAによる油圧上昇の開始と同時(tSE
+tTA)に、エンジン制御によるトルクコントロール量
TC のダウンが開始される。該エンジントルクコントロ
ール量TC は、図8に示すように、前記第2のスイープ
勾配からなる係合油圧の油圧変化量δPTAに応じて算出
されたスイープ勾配dTC にてダウンする(S32)。
なお、エンジントルクコントロール量は制御部1のエン
ジン制御手段1bからの信号による電子スロットルシス
テム8により制御される。即ち、ドライバのアクセル操
作量に直結することなく、後述するように、油圧変化量
に基づきエンジンにおける実際のスロットル開度が制御
されて、その際のエンジン回転数と合せて算出されたエ
ンジントルクを出力する。
PTAによる上昇は、入力軸回転数センサ5が、実際に回
転数変化を検出し得る変速開始判定回転数dNS まで続
行するが、上述したように、係合(及び解放)油圧変化
δPTAと同時に、エンジントルクコントロール量TC が
スイープダウン(dTC )するので、入力軸回転数NT
は急速にダウンして、前記図3に示す場合より早期に上
記変速開始判定回転数dNS に達し、それ以降は、前述
したように、入力軸回転変化量ΔNに基づき係合油圧P
A はフィードバック制御される(δPI ,δPL )。
開始判定回転数dNS になったことを判断すると(S3
3)、上記エンジントルクコントロール量TC のスイー
プダウンが停止される。この際のエンジントルクダウン
量TCDは、前記イナーシャ量Iと目標回転変化率ωa′
に基づき算定され、各変速制御毎でかつ入力回転数によ
り目標トルクダウン量が設定される(S34)。
δPI ,δPL は、前述したように、各変速段のギヤ比
にて設定される回転変化量が所定割合α2 、例えば90
[%]を越えるまで続けられる。そして、入力軸回転数
センサ5により検出される回転変化量ΔNが所定割合α
2 、即ちNTSを変速開始時の入力回転数、gi を変速前
ギヤ比、gi+1 を変速後ギヤ比として、[(ΔN×10
0)/NTS(gi −gi+1 )]がα2 [%]を越える
と、エンジントルクコントロール量TC は、前記ステッ
プS32にて算定されたトルク変化量(dTC )に基づ
く勾配によりスイープアップする(S36)。そして、
エンジンコントロール量TC が0、即ち電子スロットル
システム8によるスロットル(エンジン)開度センサ4
がスロットル(ドライバ)開度センサ3と等しくなる
と、エンジン制御は停止される。また、係合油圧PA
は、前記フィードバック制御δPL 後、係合圧まで上昇
して油圧制御が完了する。
ャ相に入る時点を予測して、エンジンのトルクダウン制
御が開始されるので、図3に示すようにイナーシャ相に
入った後にトルクダウン制御するものに比して早くトル
クダウン開始され、出力トルクTO に、図3に示される
ようなピークトルクTOPの発生はない。なお、図6にお
ける点線は、図3に示す制御による場合を示す。
油圧との制御によるクラッチツークラッチの場合である
が、解放側をワンウェイクラッチとした場合、上述した
係合油圧の制御(図4参照)のみとなり、解放側の油圧
制御はなくなる。
た図6に示すアップシフト制御における係合油圧の学習
制御について説明する。
PTAは、前述したように入力トルクTT に応じて変化す
る所定関数に基づき算定されるが、これに所定学習補正
係数Sg を乗じて求める[PTA=Sg ×fPTA (T
T )]。また、前記第2のスイープ勾配δPTAにおける
前記算出された目標回転変化率ωa′(=dωa/d
t)の所定余裕幅、即ち上限ωa′max と下限ωa′
min が設定される。そして、入力軸回転数変化ΔNが前
記変速回転開始判定回転数dNS に達した状態で(S4
1)、該所定変速開始判定回転数dNS における実際に
入力軸回転数センサ5にて検出される回転変化率ωs′
(=dNS /dt)を算出する(S42)。
s′が前記目標回転変化率上限ωa′max より大きい場
合(S43)、前記学習補正係数Sg から所定変化量d
Sg を減じる(Sg =Sg −dSg )(S44)。ま
た、上記回転変化率ωs′が前記目標回転変化率下限ω
a′min より小さい場合(S45)、前記学習補正係数
Sg に所定変化量ΔSg を加える(Sg =Sg +dS
g )(S46)。上記回転変化率ωs′が上記目標回転
変化率の上限と下限との間にある場合(ωa′min <ω
s′<ωs′max )、前記学習補正係数Sg はその値に
保持される。
ωa′に比して大きい場合、目標油圧PTAに達する前に
入力軸回転変化が生じている場合であり、この状態でエ
ンジンのトルクダウン制御を行うことは、図3に示す参
考例と同様にイナーシャ相初期の変速ショックを発生す
ることになり、また実際の回転変化率ωs′が目標回転
変化率ωa′に比して小さい場合、実際の回転変化がな
かなか生じない状態でエンジンのトルクダウン制御を行
うこととなり、トルク相での出力トルクの低下(引き込
み)が大きくなってエンジンブレーキがかかったような
不快なショックを生じる。このため、上述したように、
実際の回転変化率ωs′と目標回転変化率ωa′とを比
較して、目標油圧PTAを学習補正し、常に目標油圧を回
転変化が生じる直前の油圧に設定して、適正なトルクダ
ウン制御を行う。
示すタイムチャート。
示すフロー図。
示すフロー図。
係を示す図。
ム) 9,10 油圧サーボ SLS,SLU 調圧手段(リニアソレノイドバルブ) 11,12 調圧手段(プレッシャコントロールバ
ルブ) PA 係合油圧 PB 解放油圧 PTA 目標油圧 δPTA 油圧変化 ωa′ 目標回転数変化率 ωs′ 回転数変化率 NT 入力(軸)回転数 ΔN 入力回転数変化分 dNS 変速開始判定回転数 TC エンジントルクコントロール量 dTC スイープ勾配(トルクダウン変化量) TCD トルクダウン量
Claims (7)
- 【請求項1】 エンジン出力軸と車輪との間に介在し
て、入力側の回転を複数の摩擦係合要素を断・接するこ
とにより伝動経路を切換えて出力側に出力する自動変速
機構と、前記摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボ
への油圧を切換える油圧回路と、を備えてなる自動変速
機の変速制御装置において、 前記入力側の回転数を検出する入力回転数検出手段と、 前記油圧サーボへの油圧を調圧する調圧手段と、 前記エンジンの出力トルクを操作するエンジン操作手段
と、 所定変速に際して前記自動変速機構の入力側の回転変化
が生じる前に、前記調圧手段に係合側摩擦係合要素の油
圧サーボへの油圧上昇指令を発する油圧制御手段と、 該油圧上昇指令に同期して、前記エンジン操作手段にト
ルクダウン指令を発するエンジン制御手段と、 を備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項2】 前記油圧制御手段は、前記自動変速機構
への入力トルクに応じて、入力側の回転変化を生じる直
前の状態の目標油圧を算出する目標油圧算出手段を有
し、 前記係合側摩擦係合要素の油圧サーボへの油圧が前記目
標油圧に達することに同期して、前記エンジン制御手段
がトルクダウン指令を発する、 ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の変速制御
装置。 - 【請求項3】 前記油圧制御手段は、前記目標油圧に達
した時点での入力側回転変化の目標とする目標回転変化
率を算出する目標回転変化率算出手段と、 前記入力回転数検出手段の検出値に基づき、入力側回転
数の回転変化開始時における回転変化率を算出する回転
変化率算出手段と、 前記目標回転変化率と回転変化率とに基づき、前記目標
油圧を補正する学習制御手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載の自動変速機の
変速制御装置。 - 【請求項4】 前記油圧制御手段は、前記目標油圧に達
した時点での入力側回転変化の目標とする目標回転変化
率を算出する目標回転変化率算出手段と、 前記目標回転変化率に基づき、前記係合側摩擦係合要素
の油圧サーボへの油圧上昇変化を算出する油圧変化算出
手段と、を有し、 前記エンジン制御手段は、前記油圧上昇変化に基づき前
記トルクダウンのスイープ勾配を算出するスイープ勾配
算出手段を有する、 ことを特徴とする請求項2又は3記載の自動変速機の変
速制御装置。 - 【請求項5】 前記油圧制御手段は、前記目標油圧に達
した時点での入力側回転変化の目標とする目標回転変化
率を算出する目標回転変化率算出手段を有し、 前記エンジン制御手段は、前記目標回転変化率に基づき
トルクダウン量を算出するトルクダウン量算出手段を有
し、 前記入力回転数検出手段に基づき入力側の回転変化を検
出した状態では、前記トルクダウン量算出手段にて算出
されたトルクダウン量になるように前記エンジン操作手
段を操作してなる、 ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか記載の自
動変速機の変速制御装置。 - 【請求項6】 前記エンジン制御手段は、前記所定変速
の変速制御終了後、前記スイープ勾配算出手段にて算出
されたスイープ勾配にてトルクアップ指令を発する、 ことを特徴とする請求項4記載の自動変速機の変速制御
装置。 - 【請求項7】 前記油圧制御手段は、前記目標油圧算出
手段にて算出された目標油圧まで油圧を所定勾配でスイ
ープアップする第1のスイープ部と、前記目標油圧から
前記所定勾配より緩やかな勾配でスイープアップする第
2のスイープ部と、 を備えることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか
記載の自動変速機の変速制御装置。
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