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JP3121556B2 - フレーム材の組付け金具 - Google Patents

フレーム材の組付け金具

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JP3121556B2
JP3121556B2 JP09032637A JP3263797A JP3121556B2 JP 3121556 B2 JP3121556 B2 JP 3121556B2 JP 09032637 A JP09032637 A JP 09032637A JP 3263797 A JP3263797 A JP 3263797A JP 3121556 B2 JP3121556 B2 JP 3121556B2
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JP
Japan
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frame
base member
hook member
frame material
mounting bracket
Prior art date
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JP09032637A
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English (en)
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JPH10220430A (ja
Inventor
博 村角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のフレーム材
を所定の角度に連結するフレーム材の組付け金具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種産業用機械本体あるいはそれ
を覆うカバーなどには、フレームを構成するために押し
出し成形によって製造されるフレーム材が使用されてい
る。図9に示すように、このフレーム材30には、長手
方向に延びる各面に開口して嵌合溝31が形成されてお
り、この嵌合溝31にナットなどを嵌め通して所定の位
置に種々の機械器具を取付け可能に構成されている。な
お、この嵌合溝31の開口部分は、壁部によってその幅
が奥の幅よりも狭められており、ナットなどを嵌め通し
た場合にこれらの脱落を防止できるようになっている。
【0003】前記フレーム材30の使用にあたっては、
これを複数所定の角度で連結する必要があるが、その際
には、一般に組付け金具50が利用される。この組付け
金具50は、L字部材の両端側にそれぞれ連結用の穴5
1を形成したものであり、連結する各フレーム材30,
30の嵌合溝31にそれぞれ所定数のナット52を通し
ておき、このナット52と穴51との位置を合わせて後
に、ボルトなどのねじ53で連結することによって、フ
レーム材30を所定の角度に連結できるように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記フレーム
材の組付け金具においては、必要な数のナットをあらか
じめ嵌合溝に通しておかなければならないため、一本の
フレーム材に他のフレーム材を複数本組付ける場合に
は、ナット数の管理など作業が煩雑になってしまうとと
もに、組付け金具とナットとの位置合わせなども非常に
困難である等の問題が発生している。また例えば、ある
フレーム材に平行を成して連結された2本のフレーム材
の間に新たなフレーム材を追加連結するような場合にお
いては、そのままで連結位置までナットを通すことがで
きないため、一旦フレーム材を分解しなければならない
等の問題も発生している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
て創成されたものであり、極めて簡単にフレーム材を組
付け可能なフレーム材の組付け金具を提供することを目
的とするものである。この目的を達成するため、本発明
はフレーム材の組付け角度で配設されかつフレーム材の
嵌合溝に係合可能な少なくとも2つの係止辺部を有する
フック部材と、フレーム材の組付け角度で配設された少
なくとも2つの規定辺部を有するベース部材とを備えて
いる。このフック部材とベース部材とは対応する係止辺
部と規定辺部とが常時平行なすように配置され、しかも
フック部材は前記ベース部材に配置された往復駆動手段
の駆動によりベース部材に対して移動可能に設けられて
いる。このフック部材の移動によって前記各係止辺部は
一様に平行移動するように構成されている。なお、前記
往復駆動手段は、ベース部材に回転自在に支持されかつ
フック部材に螺入されるねじ部品であることが好まし
い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図8において、1はフ
レーム材の組付け金具であり、詳細を後述するフレーム
材の組付け角度(本発明の実施の形態では90゜とす
る)で配置される2つの係止辺部3,3を備えたフック
部材5と、このフック部材5の係止辺部3,3の角度と
同じ角度で配置される2つの規定辺部7,7を備えたベ
ース部材9とを有している。
【0007】前記フック部材5の係止辺部3,3は、そ
れぞれ同じ長さに形成されており、フック部材5の基準
平面11と直角を成すよう折り曲げられている。また、
このフック部材5には、底面13にねじ穴15が形成さ
れるととも、前記基準平面11に直角な逃げ穴17が貫
通して形成されており、前記ねじ穴15は、底面13の
対角線交点を中心として底面13に対して垂直に穿設さ
れている。
【0008】前記ベース部材9は、前記フック部材5の
底面13を覆うよう折り曲げられた基準壁部19を有し
ており、この基準壁部19には前記フック部材5のねじ
穴15に対応して案内穴21が形成されている。この案
内穴21には、フック部材5のねじ穴15に螺合される
ねじ部品23が挿通しており、フック部材5を往復移動
させる往復駆動手段を成すよう構成されている。このベ
ース部材9の案内穴21とフック部材5のねじ穴15と
は、フック部材5の基準平面11側から見ると、共通中
心線Cが、その延長上で係止辺部3,3の延長上交点P
1および規定辺部7,7の延長上交点P2とそれぞれ交
わるように見える位置に穿設される。従って、ねじ部品
23の締付け、緩めによってフック部材5が移動しても
各係止辺部3,3と対応する各規定辺部7,7とは常に
平行に保たれる。また、ベース部材9には、前記フック
部材5の逃げ穴17に通じてねじ穴25が形成されてお
り、フレーム材を連結してフレームを構築した後にカバ
ーなどをねじによって取付け可能に構成されている。な
お、このベース部材9と前記フック部材5とを組み立て
た時の厚みmは、後記するフレーム材30における嵌合
溝の開口部の幅よりも僅かに小さくなるよう設定するの
が望ましい。
【0009】上述の組付け金具1によって連結されるフ
レーム材30は、アルミ材を押し出し成形することによ
って長手方向に延びる各面にナット部材などを嵌合可能
な嵌合溝31を形成した構成である。このフレーム材3
0における嵌合溝31は前記面に開口する開口部31a
と、この開口部31aの奥に位置する嵌合部31bとを
有し、開口部31aは壁部31cによって嵌合部31b
よりも狭い幅になるように構成されている。
【0010】上記フレーム材30を2本連結する場合に
は、組付け金具1のフック部材5の各係止辺部3,3と
ベース部材9の各規定辺部7,7とを各フレーム材30
の嵌合溝31に嵌合させた後、ねじ部品23を回転駆動
する。この時、規定辺部7,7は嵌合溝の奥の面(開口
部に対向する面)に当接しているため、フック部材5が
その係止辺部3,3を嵌合溝31の壁部31cの内側に
係合させるように移動する。このようにして、フック部
材5およびベース部材9から嵌合溝31に引っ張り力を
作用させることによって、フレーム材30は連結保持さ
れる。また、ねじ部品23の連結位置の関係から、これ
を回転駆動することによって両係止辺部3,3が図4の
二点鎖線のように一様に平行移動する。このため、両フ
レーム材30,30に均等に力を作用して、フレーム材
30を安定して連結できる。
【0011】なお、往復移動手段は本発明の実施の形態
において示したねじ部品23に限定されるものではな
く、例えば組付け金具1が寸法的に大型化するような場
合は、空気圧あるいは油圧を利用したシリンダなどを利
用してもよい。また、係止辺部3,3および規定辺部
7,7それぞれの角度についてもフレーム材30の組付
け角度に応じて任意のものが選択できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフレーム材
の組付け金具によれば、フレーム材の嵌合溝にナットを
投入しておく必要がなく、ナットの数量管理、ナットの
位置合わせなどが不要になり、極めて簡単にフレーム材
を連結できるとともに、一度連結したフレーム材を分解
せずとも新たにフレーム材を追加組付けできる等の利点
がある。また、組付け作業に際してフレーム材にねじ穴
などを追加加工する必要もなく、フレーム材の迅速な組
付けが可能になる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレーム材の組付け金具の一部切
欠正面図である。
【図2】本発明に係るフレーム材の組付け金具の正面図
である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】本発明に係るフレーム材の組付け金具の正面説
明図である。
【図5】本発明に係るフレーム材の組付け金具の使用状
態を示す一部切欠断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図5のD−D線断面図である。
【図8】本発明に係るフレーム材の組付け金具の使用状
態を示す斜視図である。
【図9】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム材の組付け金具 3 係止辺部 5 フック部材 7 規定辺部 9 ベース部材 15 ねじ穴 21 案内穴 23 ねじ部品

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望部品が嵌合可能な幅を有するとともに
    その幅よりも狭い幅で一方が開口した嵌合溝を長手方向
    に渡って成形したフレーム材を複数所定の角度に組付け
    るフレーム材の組付け金具であって、前記 フレーム材の組付け角度で配設されかつ前記フレー
    ム材の嵌合溝に係合可能な少なくとも2つの係止辺部を
    有するフック部材、前記フレーム材の組付け角度で配
    設された少なくとも2つの規定辺部を有するベース部材
    とを備え、 このフック部材とベース部材とは対応する係止辺部と規
    定辺部とが常時平行なすように配置され、しかもフック
    部材は前記ベース部材に配置された往復駆動手段の駆動
    によりベース部材に対して移動可能に設けられ、これに
    よって各係止辺部が一様に平行移動するように構成され
    ていることを特徴とするフレーム材の組付け金具。
  2. 【請求項2】往復駆動手段は、ベース部材に回転自在に
    支持されかつフック部材に螺入されるねじ部品であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のフレーム材の組付け金
    具。
JP09032637A 1997-01-31 1997-01-31 フレーム材の組付け金具 Expired - Fee Related JP3121556B2 (ja)

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JP2008196168A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Okamura Corp パネル連結装置
JP4874883B2 (ja) * 2007-07-03 2012-02-15 スガツネ工業株式会社 パネル固定具及びパネル固定装置
JP2010014209A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Sus Corp 構造用枠材の連結具

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