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JP3107803B2 - 自動利得制御装置 - Google Patents

自動利得制御装置

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Publication number
JP3107803B2
JP3107803B2 JP02018675A JP1867590A JP3107803B2 JP 3107803 B2 JP3107803 B2 JP 3107803B2 JP 02018675 A JP02018675 A JP 02018675A JP 1867590 A JP1867590 A JP 1867590A JP 3107803 B2 JP3107803 B2 JP 3107803B2
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JP
Japan
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output
level
gain control
automatic gain
variable amplifier
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JP02018675A
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JPH03222510A (ja
Inventor
文雄 石津
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、移動体通信システムなどにおいて、入力
信号の変動に拘らず一定出力が得られるように増幅器の
出力を制御する自動利得制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
3図は従来の自動利得制御装置を示し、図において、
1は入力端子、2は入力端子1から入力した信号を、制
御電圧によって利得を変化させて増幅する可変増幅器、
3は可変増幅器2の包絡線レベルを検出する包絡線検出
器、4は包絡線検出器3の出力を帯域制限するループフ
ィルタ、5は復調器である。
次に動作について説明する。入力端子1から入力した
信号は可変増幅器2に入力される。可変増幅器2は制御
電圧で決まる増幅率で入力信号を増幅する。増幅された
入力信号は2つに分岐され、一方は復調器5で復調さ
れ、もう一方は包絡線検出器3で入力レベルが検出され
る。包絡線検出器3の出力はループフィルタ4で帯域制
限された後、可変増幅器2の制御端子に入力される。可
変増幅器2はループフィルタ4の出力が大きければ増幅
率を小さくし、ループフィルタ4の出力が小さければ増
幅率を大きくして、復調器の入力レベルを一定に保つ。
なお、このように自動利得制御装置に類似する技術
が、企画センター発行の「ディジタルマイクロ波通信」
303ページにも記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の自動利得制御装置は以上のように構成されてい
るので、これを移動体通信システムに利用する場合に
は、大きなダイナミックレンジを補償しなければなら
ず、従って、ダイナミックレンジの大きな可変増幅器を
用いることが必要で、また、ループフィルタ4の帯域を
狭くすると、フェージングによる高速レベル変動に追随
できず、またループフィルタ4の帯域を広くすると、雑
音に対して誤動作し易くなるなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、大きなダイナミックレンジを補償し、高速か
つ安定した利得制御を行うことができる自動利得制御装
置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る自動利得制御装置は、可変増幅器が制
御電圧によって入力信号の利得を変え、この可変増幅器
の出力を包絡線レベルを包絡線検出器により検出し、一
方、上記可変増幅器の出力の搬送波周波数近傍の発振周
波数を発振器から出力させ、この発振器の出力と上記可
変増幅器の出力とを第1の乗算器で乗算し、この乗算出
力をアナログ/ディジタル変換器によりアナログ/ディ
ジタル変換し、この変換出力にもとづいてレベル検出器
により増幅度(利得)データを出力させ、これをメモリ
に蓄えた上記変換出力と第2の乗算器において乗算し、
出力するようにしたものである。
〔作用〕
この発明における可変増幅器、包絡線検出器およびル
ープフィルタは、第1の自動利得制御回路を構成して、
距離差などによる遅いレベルの変動を補償し、一方、メ
モリ,レベル検出器および第2の乗算器は第2の自動利
得制御回路を構成して、フェージングによる高速のレベ
ル変動を補償し、しかもこれらの2つに分けた自動利得
制御回路により、各分担するダイナミックレンジを小さ
くして、全体としてのダイナミックレンジを大きくし、
第2の自動利得制御回路を蓄積型とすることで、等価的
に高速動作を可能にする。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、20は第1の自動利得制御回路で、これが
第3図と同様構成の可変増幅器2,包絡線検出器3および
ループフィルタ4から構成されている。6は可変増幅器
2の出力の搬送波周波数近傍の発振周波数を出力する発
振器、7は発振器6と可変増幅器2の各出力を乗算して
準同期する第1の乗算器、8は第1の乗算器7の出力を
アナログ/ディジタル変換するアナログ/ディジタル変
換器、9はアナログ/ディジタル変換器8の出力を蓄え
るメモリ、10はアナログ/ディジタル変換器8の出力か
ら入力レベルを検出し、増幅度を出力するレベル検出
器、11はメモリ9の出力データとレベル検出器10の出力
を乗算する第2の乗算器、21はレベル検出器10,メモリ
9および第2の乗算器11より構成される第2の自動利得
制御回路である。
第2図は上記レベル検出器10の具体的構成を示し、30
は入力端子、31は入力信号から計算でその振幅を求め、
入力レベルとして出力するレベル変換器、32はレベル変
換器31の出力をある一定の時間にわたって平均化する平
均回路、33は平均回路32の出力にもとづき増幅度を決め
て出力する増幅度変換器、34は出力端子である。
次に動作について説明する。入力端子1から入力され
た信号は、第1の自動利得制御回路20で従来例と同様に
一定レベルになるように制御されて第1の乗算器7に入
力される。ここで、ループフィルタ4は帯域の狭いもの
を用いることができ、これにより移動体と基地局との距
離によるゆっくりとしたレベル変動を補償する。但し、
ここではフェージングによる高速なレベル変動には追随
できない。次に、第1の自動利得制御回路20出力は発振
器6と第1の乗算器7によって準同期検波され、アナロ
グ/ディジタル変換器8によってアナログ/ディジタル
変換される。このアナログ/ディジタル変換された信号
は2つに分岐され、一方はメモリ9へ蓄えられ、他方は
レベル検出器10に入力される。このレベル検出器10は第
2図に示す通りであり、このうち増幅度変換器33は簡単
な割算器で構成され、いま所望レベルをM,平均回路32の
出力をNとすると、増幅度Vは で決定される。
このようにして、レベル検出器10の出力が確定した
後、メモリ9からは蓄えられたデータが出力され、第2
の乗算器11でレベル検出器10の出力vと乗算される。こ
こで、第2の乗算器11の出力は一定の所望レベルになっ
ており、復調器5に入力される。また、平均回路32の平
均回数を1バースト以内にすることで、バースト単位で
の高速なレベル変動が検出でき、また、蓄積型を採用し
ているため、平均回路32の固定数を1バーストにして
も、バースト内で均一なレベルを保つことが可能とな
る。
また、自動利得制御回路を第1の自動利得制御回路20
と第2の自動利得制御回路21に分割したため、おのおの
のダイナミックレンジは小さくできる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、入力信号を入力電
圧によって利得を変えて増幅する可変増幅器と、この可
変増幅器の出力の包絡線レベルを検出する包絡線検出器
と、この包絡線検出器の出力の帯域制限を行って上記制
御電圧を出力し、移動体と基地局との距離によるレベル
変動を補償するループフイルタとを有する第1の自動利
得制御回路と、可変増幅器の出力の搬送波周波数近傍の
発信周波数を出力する発振器と、この発振器の出力と可
変増幅器の出力を乗算する第1の乗算器と、この第1の
乗算器の出力をアナログ/ディジタル変換するアナログ
/ディジタル変換器と、このアナログ/ディジタル変換
器の出力から入力レベルを検出して増幅度を検出するレ
ベル検出器と、上記アナログ/ディジタル変換器の出力
を一旦蓄えるメモリと、このメモリの出力と上記レベル
検出器の出力を演算する第2の乗算器とを有する第2の
自動利得制御回路とを備え、上記レベル検出器は、入力
信号から計算でその振幅を求め、入力レベルとして出力
するレベル変換器と、このレベル変換器の出力を平均化
する平均回路と、この平均回路の出力に基づいて増幅度
を決める増幅度変換器とで構成したので、各自動利得制
御回路に分担するダイナミックレンジを小さくしても、
回路全体としてのダイナミックレンジを大きくすること
ができる。また、レベル検出器の平均回路を平均回数を
1バースト以内とすることで、バースト単位での高速な
レベル変動が検出でき、遅速両方のレベル変動を補償で
き、高速かつ安定した利得制御が可能になるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による自動利得制御装置を
示すブロック図、第2図は第1図のレベル検出器の詳細
を示すブロック図、第3図は従来の自動利得制御装置を
示すブロック図である。 2は可変増幅器、3は包絡線検出器、4はループフィル
タ、6は発振器、7は第1の乗算器、8はアナログ/デ
ィジタル変換器、9はメモリ、10はレベル検出器、11は
第2の乗算器。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を制御電圧によって利得を変えて
    増幅する可変増幅器と、この可変増幅器の出力の包絡線
    レベルを検出する包絡線検出器と、この包絡線検出器の
    出力の帯域制限を行って上記制御電圧を出力するループ
    フイルタとを有する第1の自動利得制御回路と、 可変増幅器の出力の搬送波周波数近傍の発振周波数を出
    力する発振器と、この発振器の出力と可変増幅器の出力
    を乗算する第1の乗算器と、この第1の乗算器の出力を
    アナログ/ディジタル変換するアナログ/ディジタル変
    換器と、 このアナログ/ディジタル変換器の出力から入力レベル
    を検出して増幅度を検出するレベル検出器と、上記アナ
    ログ/ディジタル変換器の出力を一旦蓄えるメモリと、
    このメモリの出力と上記レベル検出器の出力を乗算する
    第2の乗算器とを有する第2の自動利得制御回路とを備
    え、 上記レベル検出器は、入力信号から計算でその振幅を求
    め、入力レベルとして出力するレベル変換器と、このレ
    ベル変換器の出力を平均化する平均回路と、この平均回
    路の出力に基づいて増幅度を決める増幅度変換器とで構
    成した自動利得制御装置。
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